JPH04264823A - 判定帰還形自動等化器 - Google Patents
判定帰還形自動等化器Info
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- JPH04264823A JPH04264823A JP3045439A JP4543991A JPH04264823A JP H04264823 A JPH04264823 A JP H04264823A JP 3045439 A JP3045439 A JP 3045439A JP 4543991 A JP4543991 A JP 4543991A JP H04264823 A JPH04264823 A JP H04264823A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 5
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
- H04L25/03006—Arrangements for removing intersymbol interference
- H04L25/03012—Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
- H04L25/03019—Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
- H04L25/03057—Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a recursive structure
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
- H04L25/03006—Arrangements for removing intersymbol interference
- H04L2025/03433—Arrangements for removing intersymbol interference characterised by equaliser structure
- H04L2025/03535—Variable structures
- H04L2025/03541—Switching between domains, e.g. between time and frequency
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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- H04L2025/03566—Switching between time domain structures between different tapped delay line structures
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は判定帰還形自動等化器に
関し、特に、デジタル無線通信システムの復調装置にお
いて、フェージングによる伝送路の波形歪や他無線シス
テムからの干渉を自動的に除去する、デジタル判定帰還
形自動等化器に関する。
関し、特に、デジタル無線通信システムの復調装置にお
いて、フェージングによる伝送路の波形歪や他無線シス
テムからの干渉を自動的に除去する、デジタル判定帰還
形自動等化器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の判定帰還形自動等化器では、後置
トランスバーサルフィルタの入力信号として判定器の出
力信号(判定信号)が用いられている。この判定信号は
、前置及び後置トランスバーサルフィルタにより等化さ
れた信号(等化信号)を判定器により判定したものであ
る。このよく知られた判定帰還形自動等化器は、例えば
、マグロウヒル社(McGraw Hill)刊、ジ
ョン・ジー・プロアキス(John G. Pro
akis)著、『デジタル・コミュニケーションズ(D
IGITAL COMMUNICATIONS)』の
頁382〜頁382に詳細に述べられている。
トランスバーサルフィルタの入力信号として判定器の出
力信号(判定信号)が用いられている。この判定信号は
、前置及び後置トランスバーサルフィルタにより等化さ
れた信号(等化信号)を判定器により判定したものであ
る。このよく知られた判定帰還形自動等化器は、例えば
、マグロウヒル社(McGraw Hill)刊、ジ
ョン・ジー・プロアキス(John G. Pro
akis)著、『デジタル・コミュニケーションズ(D
IGITAL COMMUNICATIONS)』の
頁382〜頁382に詳細に述べられている。
【0003】図2を参照して、従来の判定帰還形自動等
化器について説明する。従来の判定帰還形自動等化器は
、アナログ・デジタル(A/D)変換器11と、前置ト
ランスバーサルフィルタ12と、後置トランスバーサル
フィルタ13と、加算器14と、判定器15と、差分回
路16と、相関回路17とを有する。
化器について説明する。従来の判定帰還形自動等化器は
、アナログ・デジタル(A/D)変換器11と、前置ト
ランスバーサルフィルタ12と、後置トランスバーサル
フィルタ13と、加算器14と、判定器15と、差分回
路16と、相関回路17とを有する。
【0004】本例では、簡単の為、前置トランスバーサ
ルフィルタ12として3タップ、後置トランスバーサル
フィルタ13として2タップのものを使用してるが、タ
ップ数に制限は無い。また、簡単の為、入力信号として
1次元のベースバンド信号を考えている。しかしながら
、直交多値変調信号を復調した場合に生じる同相及び直
交の2次元の成分を持つベースバンド信号である場合も
、本等化器を組み合わせることにより、等化システムを
簡単に構成することができる。
ルフィルタ12として3タップ、後置トランスバーサル
フィルタ13として2タップのものを使用してるが、タ
ップ数に制限は無い。また、簡単の為、入力信号として
1次元のベースバンド信号を考えている。しかしながら
、直交多値変調信号を復調した場合に生じる同相及び直
交の2次元の成分を持つベースバンド信号である場合も
、本等化器を組み合わせることにより、等化システムを
簡単に構成することができる。
【0005】入力端子1から供給される復調器(図示せ
ず)からの入力ベースバンド信号51は、A/D変換器
11で標本・量子化され、2進信号列の等化前信号52
に変換される。
ず)からの入力ベースバンド信号51は、A/D変換器
11で標本・量子化され、2進信号列の等化前信号52
に変換される。
【0006】判定帰還形自動等化器は、前置トランスバ
ーサルフィルタ12に主タップ及び前方タップを持ち、
前方タップを用いて主タップを通過する以前の信号(進
み波)による符号間干渉を除去する。また、後置トラン
スバーサルフィルタ13は後方タップを持ち、後方タッ
プを用いて主タップを通過した以後の信号(遅れ波)に
よる符号間干渉を除去する。
ーサルフィルタ12に主タップ及び前方タップを持ち、
前方タップを用いて主タップを通過する以前の信号(進
み波)による符号間干渉を除去する。また、後置トラン
スバーサルフィルタ13は後方タップを持ち、後方タッ
プを用いて主タップを通過した以後の信号(遅れ波)に
よる符号間干渉を除去する。
【0007】前置トランスバーサルフィルタ12は、等
化前信号52と相関回路17によって算出される各タッ
プのタップ係数制御信号61,62,及び63とを用い
て、前方等化信号53を作る。又、後置トランスバーサ
ルフィルタ13は、判定信号56と相関回路17によっ
て算出される各タップのタップ係数制御信号64及び6
5とを用いて、後方等化信号54を作る。加算器14は
、前方等化信号53と後方等化信号54とを加算して、
等化信号55を作る。判定器15は、入力ベースバンド
信号51から符号間干渉を除去した等化信号55より、
送信側で送った送信データの信号列を予測し、判定する
。判定器15はその結果を判定信号56として出力する
。差分回路16は、等化信号55と判定信号56との差
分をとって、誤差信号57を出力する。相関回路17は
、その入力信号として、等化前信号52、判定信号56
、及び誤差信号57を受ける。相関回路17は、これら
の信号を用いて、各タップに対応する相関値を算出し、
各タップのタップ係数制御信号61,62,63,64
,及び65として出力する。
化前信号52と相関回路17によって算出される各タッ
プのタップ係数制御信号61,62,及び63とを用い
て、前方等化信号53を作る。又、後置トランスバーサ
ルフィルタ13は、判定信号56と相関回路17によっ
て算出される各タップのタップ係数制御信号64及び6
5とを用いて、後方等化信号54を作る。加算器14は
、前方等化信号53と後方等化信号54とを加算して、
等化信号55を作る。判定器15は、入力ベースバンド
信号51から符号間干渉を除去した等化信号55より、
送信側で送った送信データの信号列を予測し、判定する
。判定器15はその結果を判定信号56として出力する
。差分回路16は、等化信号55と判定信号56との差
分をとって、誤差信号57を出力する。相関回路17は
、その入力信号として、等化前信号52、判定信号56
、及び誤差信号57を受ける。相関回路17は、これら
の信号を用いて、各タップに対応する相関値を算出し、
各タップのタップ係数制御信号61,62,63,64
,及び65として出力する。
【0008】図3に相関回路17の一例を示す。今、そ
のうちの1タップを用いて相関値の算出法について説明
する。タップの相関値は、データ信号と誤差信号を乗算
器22を用いて積算し、その積83を積分器21を用い
て平準化することにより求まる。積分器21としては、
可逆カウンタを用いても良いし、加算器を用いても良い
。図2の例では、前置トランスバーサルフィルタ12用
の前方データ信号85として等化前信号52を用い、後
置トランスバーサルフィルタ13用の後方データ信号8
6として判定信号56を用いている。
のうちの1タップを用いて相関値の算出法について説明
する。タップの相関値は、データ信号と誤差信号を乗算
器22を用いて積算し、その積83を積分器21を用い
て平準化することにより求まる。積分器21としては、
可逆カウンタを用いても良いし、加算器を用いても良い
。図2の例では、前置トランスバーサルフィルタ12用
の前方データ信号85として等化前信号52を用い、後
置トランスバーサルフィルタ13用の後方データ信号8
6として判定信号56を用いている。
【0009】しかしながら、前方データ信号85及び後
方データ信号86としては、等化前信号52,等化信号
55,判定信号56のどれを用いてもかまわない。また
、先の3つの信号を表すのに、1ビットの極性信号のみ
を用いても良いし、2ビット以上を用いても良い。
方データ信号86としては、等化前信号52,等化信号
55,判定信号56のどれを用いてもかまわない。また
、先の3つの信号を表すのに、1ビットの極性信号のみ
を用いても良いし、2ビット以上を用いても良い。
【0010】相関回路17内の或いは外部の遅延回路を
用いる事により、各タップに固有に存在するデータ信号
と誤差信号との間の遅延時間差を調整する。この遅延差
は、例えば、各種の演算遅延時間を用いても良いし、特
別に遅延回路を設けても良い。
用いる事により、各タップに固有に存在するデータ信号
と誤差信号との間の遅延時間差を調整する。この遅延差
は、例えば、各種の演算遅延時間を用いても良いし、特
別に遅延回路を設けても良い。
【0011】以上述べたタップ係数を算出する方法は、
ゼロフォーシング(ZF)形アルゴリズム又は最小誤差
(ME)形アルゴリズムと呼ばれる。これらアルゴリズ
ムは、電子通信学会編「ディジタル信号処理」第11章
、表11.2(頁241)に、詳細な説明があるので、
ここでは、これ以上の説明を省略する。
ゼロフォーシング(ZF)形アルゴリズム又は最小誤差
(ME)形アルゴリズムと呼ばれる。これらアルゴリズ
ムは、電子通信学会編「ディジタル信号処理」第11章
、表11.2(頁241)に、詳細な説明があるので、
ここでは、これ以上の説明を省略する。
【0012】以上の様にして作られた等化信号55は、
出力端子2より等化器出力信号として出力される。
出力端子2より等化器出力信号として出力される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の判定帰
還形自動等化器は、後置トランスバーサルフィルタ13
の入力信号として判定信号56を用いている。この判定
信号56は等化信号55により一意的に定まる。前置及
び後置トランスバーサルフィルタ12及び13が収束し
、正常に動作している場合には、等化器は等化前信号5
2に含まれる伝送路上で加わる波形歪等を除去する。 この状態を等化器が収束しているという。又、波形歪が
大きくそれをトランスバーサルフィルタによって除去で
きない場合、等化器は発散し、等化信号55も発散する
。等化前信号52に加わる波形歪は、符号間干渉が主成
分である。ところが、発散した等化器は、等化信号55
に付加的な歪を与える。この等化信号55が判定器15
という非線形要素を通過するので、発散した判定信号5
6も非線形要素を持つ。つまり、発散した判定信号56
を再び等化器で等化するのは非常に困難である。等化器
が発散した状態から収束した状態となる動作を引き込み
といい、波形歪の大きさに対して引き込み能力を引き込
み特性という。以上の理由により、従来の判定帰還形自
動等化器は、引き込み特性が悪いという欠点を有する。
還形自動等化器は、後置トランスバーサルフィルタ13
の入力信号として判定信号56を用いている。この判定
信号56は等化信号55により一意的に定まる。前置及
び後置トランスバーサルフィルタ12及び13が収束し
、正常に動作している場合には、等化器は等化前信号5
2に含まれる伝送路上で加わる波形歪等を除去する。 この状態を等化器が収束しているという。又、波形歪が
大きくそれをトランスバーサルフィルタによって除去で
きない場合、等化器は発散し、等化信号55も発散する
。等化前信号52に加わる波形歪は、符号間干渉が主成
分である。ところが、発散した等化器は、等化信号55
に付加的な歪を与える。この等化信号55が判定器15
という非線形要素を通過するので、発散した判定信号5
6も非線形要素を持つ。つまり、発散した判定信号56
を再び等化器で等化するのは非常に困難である。等化器
が発散した状態から収束した状態となる動作を引き込み
といい、波形歪の大きさに対して引き込み能力を引き込
み特性という。以上の理由により、従来の判定帰還形自
動等化器は、引き込み特性が悪いという欠点を有する。
【0014】本発明の目的は、引き込み特性の良好な判
定帰還形自動等化器を提供することにある。
定帰還形自動等化器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の判定帰還形自動
等化器は、デジタル無線通信方式の復調装置に用いられ
、前記復調装置の復調器からのベースバンド信号を自動
等化し自動等化されたデジタル信号を出力する判定帰還
形自動等化器であって、前記ベースバンド信号を受けて
、該ベースバンド信号をデジタル形式の等化前信号に変
換するアナログ・デジタル変換器と、前記等化前信号と
n個のタップ係数制御信号とを受け、nタップから成る
前置トランスバーサルフィルタと、選択された信号とm
個のタップ係数制御信号とを受け、mタップから成る後
置トランスバーサルフィルタと、前記前置トランスバー
サルフィルタの出力信号と前記後置トランスバーサルフ
ィルタの出力信号とを加算して等化信号を出力する加算
器と、前記等化信号を判定して、前記判定信号を出力す
る判定器と、前記判定信号の発散を検出してセレクタ制
御信号を出力する同期外れ検出回路と、前記セレクタ制
御信号により前記判定信号と前記等化前信号との一方を
選択して前記選択された信号を出力するセレクタと、前
記等化信号と前記判定信号との差分をとって誤差信号を
出力する差分回路と、前記等化前信号と前記判定信号と
前記誤差信号とを受け、前記前置トランスバーサルフィ
ルタ用の前記n個のタップ係数制御信号と前記後置トラ
ンスバーサルフィルタ用の前記m個のタップ係数制御信
号とを出力する相関回路と、を有する。
等化器は、デジタル無線通信方式の復調装置に用いられ
、前記復調装置の復調器からのベースバンド信号を自動
等化し自動等化されたデジタル信号を出力する判定帰還
形自動等化器であって、前記ベースバンド信号を受けて
、該ベースバンド信号をデジタル形式の等化前信号に変
換するアナログ・デジタル変換器と、前記等化前信号と
n個のタップ係数制御信号とを受け、nタップから成る
前置トランスバーサルフィルタと、選択された信号とm
個のタップ係数制御信号とを受け、mタップから成る後
置トランスバーサルフィルタと、前記前置トランスバー
サルフィルタの出力信号と前記後置トランスバーサルフ
ィルタの出力信号とを加算して等化信号を出力する加算
器と、前記等化信号を判定して、前記判定信号を出力す
る判定器と、前記判定信号の発散を検出してセレクタ制
御信号を出力する同期外れ検出回路と、前記セレクタ制
御信号により前記判定信号と前記等化前信号との一方を
選択して前記選択された信号を出力するセレクタと、前
記等化信号と前記判定信号との差分をとって誤差信号を
出力する差分回路と、前記等化前信号と前記判定信号と
前記誤差信号とを受け、前記前置トランスバーサルフィ
ルタ用の前記n個のタップ係数制御信号と前記後置トラ
ンスバーサルフィルタ用の前記m個のタップ係数制御信
号とを出力する相関回路と、を有する。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1に本発明の一実施例による判定帰還形
自動等化器を示す。図示の実施例の判定帰還形自動等化
器は、セレクタ18と同期外れ検出回路19とが付加さ
れている点を除いて、図2に示したものと同様の構成を
有する。従って、図1に示した判定帰還形自動等化器に
おいて、図2の構成要素と同様の機能を有するものには
同一の参照符号を付してそれらの説明を省略する。
て説明する。図1に本発明の一実施例による判定帰還形
自動等化器を示す。図示の実施例の判定帰還形自動等化
器は、セレクタ18と同期外れ検出回路19とが付加さ
れている点を除いて、図2に示したものと同様の構成を
有する。従って、図1に示した判定帰還形自動等化器に
おいて、図2の構成要素と同様の機能を有するものには
同一の参照符号を付してそれらの説明を省略する。
【0017】同期外れ検出回路19は、本等化器の発散
・収束を検出する回路で、入力端子3に供給される非同
期信号71を監視している。この同期外れ検出回路19
の一例としては、特開昭48−17661号公報に開示
されている回路がある。この例では、入力端子3に、非
同期信号71として、復調器の搬送波再生回路(図示せ
ず)より送られる搬送波再生制御信号が供給される。こ
の搬送波再生制御信号を監視することにより、同期外れ
検出回路19はセレクタ制御信号72として搬送波非同
期検出信号を出力する。従って、この場合、搬送波非同
期検出信号に基づき、セレクタ18は、後述するように
、後置トランスバーサルフィルタ13の入力信号59を
切替選択する。その他、非同期信号として、例えば、フ
レーム非同期信号、誤り率警報信号等の、回線の状況を
監視して警報を発する信号を用いることができる。
・収束を検出する回路で、入力端子3に供給される非同
期信号71を監視している。この同期外れ検出回路19
の一例としては、特開昭48−17661号公報に開示
されている回路がある。この例では、入力端子3に、非
同期信号71として、復調器の搬送波再生回路(図示せ
ず)より送られる搬送波再生制御信号が供給される。こ
の搬送波再生制御信号を監視することにより、同期外れ
検出回路19はセレクタ制御信号72として搬送波非同
期検出信号を出力する。従って、この場合、搬送波非同
期検出信号に基づき、セレクタ18は、後述するように
、後置トランスバーサルフィルタ13の入力信号59を
切替選択する。その他、非同期信号として、例えば、フ
レーム非同期信号、誤り率警報信号等の、回線の状況を
監視して警報を発する信号を用いることができる。
【0018】セレクタ18は、等化前信号58と判定信
号56とを受け、セレクタ制御信号72に基づき、後置
トランスバーサルフィルタ13の入力信号59を切替選
択する機能を持つ。もっと詳細に述べると、等化器が収
束し、判定信号56も収束している場合には、セレクタ
18は入力信号59として判定信号56を選択し、等化
器も判定信号56も発散している場合には、セレクタ1
8は入力信号59として等化前信号58を選択する。本
実施例では、等化前信号52と判定信号56との間の遅
延時間差を前置トランスバーサルフィルタ12に含まれ
る遅延回路を用いて調整している。
号56とを受け、セレクタ制御信号72に基づき、後置
トランスバーサルフィルタ13の入力信号59を切替選
択する機能を持つ。もっと詳細に述べると、等化器が収
束し、判定信号56も収束している場合には、セレクタ
18は入力信号59として判定信号56を選択し、等化
器も判定信号56も発散している場合には、セレクタ1
8は入力信号59として等化前信号58を選択する。本
実施例では、等化前信号52と判定信号56との間の遅
延時間差を前置トランスバーサルフィルタ12に含まれ
る遅延回路を用いて調整している。
【0019】先にも述べたように、等化前信号52に大
きな波形歪が加わった場合、等化器は発散する。その結
果、判定信号56も発散する。伝送路上等で加わる歪が
再び小さくなった場合には、等化前信号52に含まれる
波形歪も小さくなり等化器で除去することが可能である
。ところが、一度発散した判定信号56は、それが再び
帰還して後置トランスバーサルフィルタ13に供給され
るので、等化器が収束するのが非常に困難になる。つま
り、等化器が発散している場合には、後置トランスバー
サルフィルタ13の入力信号59としては等化前信号5
2すなわち58が望ましい。又、等化器が収束している
場合には、判定信号56は等化前信号52に含まれる波
形歪が除去されたものである。つまり、この場合には、
後置トランスバーサルフィルタ13の入力信号59とし
ては判定信号56が望ましいことが明らかである。 従来の判定帰還形自動等化器も同様の方法を用いている
。
きな波形歪が加わった場合、等化器は発散する。その結
果、判定信号56も発散する。伝送路上等で加わる歪が
再び小さくなった場合には、等化前信号52に含まれる
波形歪も小さくなり等化器で除去することが可能である
。ところが、一度発散した判定信号56は、それが再び
帰還して後置トランスバーサルフィルタ13に供給され
るので、等化器が収束するのが非常に困難になる。つま
り、等化器が発散している場合には、後置トランスバー
サルフィルタ13の入力信号59としては等化前信号5
2すなわち58が望ましい。又、等化器が収束している
場合には、判定信号56は等化前信号52に含まれる波
形歪が除去されたものである。つまり、この場合には、
後置トランスバーサルフィルタ13の入力信号59とし
ては判定信号56が望ましいことが明らかである。 従来の判定帰還形自動等化器も同様の方法を用いている
。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、後置トラ
スバーサルフィルタの入力信号を非同期信号を用いて判
定信号と等化前信号との2つから切替選択することによ
り、等化器の発散時には従来のものより高い引き込み特
性を得ることが可能である。又、等化器の収束時には、
従来の判定帰還形自動等化器と同等の等化特性を得るこ
とができる。
スバーサルフィルタの入力信号を非同期信号を用いて判
定信号と等化前信号との2つから切替選択することによ
り、等化器の発散時には従来のものより高い引き込み特
性を得ることが可能である。又、等化器の収束時には、
従来の判定帰還形自動等化器と同等の等化特性を得るこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例による判定帰還形自動等化器
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】従来の判定帰還形自動等化器を示すブロック図
である。
である。
【図3】図1及び図2中の相関回路の詳細を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
11 A/D変換器
12 前置トランスバーサルフィルタ13 後置ト
ランスバーサルフィルタ14 加算器 15 判定器 16 差分回路 17 相関回路 18 セレクタ 19 同期外れ検出回路 21 積分器 22 乗算器 23 遅延回路
ランスバーサルフィルタ14 加算器 15 判定器 16 差分回路 17 相関回路 18 セレクタ 19 同期外れ検出回路 21 積分器 22 乗算器 23 遅延回路
Claims (3)
- 【請求項1】 デジタル無線通信方式の復調装置に用
いられ、前記復調装置の復調器からのベースバンド信号
を自動等化し自動等化されたデジタル信号を出力する判
定帰還形自動等化器であって、前記ベースバンド信号を
受けて、該ベースバンド信号をデジタル形式の等化前信
号に変換するアナログ・デジタル変換器と、前記等化前
信号とn個のタップ係数制御信号とを受け、nタップか
ら成る前置トランスバーサルフィルタと、選択された信
号とm個のタップ係数制御信号とを受け、mタップから
成る後置トランスバーサルフィルタと、前記前置トラン
スバーサルフィルタの出力信号と前記後置トランスバー
サルフィルタの出力信号とを加算して等化信号を出力す
る加算器と、前記等化信号を判定して、前記判定信号を
出力する判定器と、前記判定信号の発散を検出してセレ
クタ制御信号を出力する同期外れ検出回路と、前記セレ
クタ制御信号により前記判定信号と前記等化前信号との
一方を選択して前記選択された信号を出力するセレクタ
と、前記等化信号と前記判定信号との差分をとって誤差
信号を出力する差分回路と、前記等化前信号と前記判定
信号と前記誤差信号とを受け、前記前置トランスバーサ
ルフィルタ用の前記n個のタップ係数制御信号と前記後
置トランスバーサルフィルタ用の前記m個のタップ係数
制御信号とを出力する相関回路とを有する判定帰還形自
動等化器。 - 【請求項2】 前記セレクタは、前記セレクタ制御信
号に基づき、前記選択された信号として、前記判定信号
が収束している場合には前記判定信号を、前記判定信号
が発散している場合には前記等化前信号を出力すること
を特徴とする請求項1に記載の判定帰還形自動等化器。 - 【請求項3】 前記セレクタに供給される前記等化前
信号は、前記前置トランスバーサルフィルタ内に含まれ
る遅延回路を用いて前記判定信号との遅延時間が調整さ
れている請求項1又は2に記載の判定帰還形自動等化器
。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
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DE69213045T DE69213045T2 (de) | 1991-02-19 | 1992-02-18 | Schnell-konvergierender, entscheidungsrückgekoppelter Entzerrer |
US07/838,058 US5285475A (en) | 1991-02-19 | 1992-02-19 | Decision-feedback equalizer capable of producing an equalized signal at high speed |
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---|---|---|---|
JP3045439A JP2611557B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 判定帰還形自動等化器 |
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JPH04264823A true JPH04264823A (ja) | 1992-09-21 |
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Family Applications (1)
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EP (1) | EP0500041B1 (ja) |
JP (1) | JP2611557B2 (ja) |
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Cited By (2)
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US5812737A (en) * | 1995-01-09 | 1998-09-22 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Harmonic and frequency-locked loop pitch tracker and sound separation system |
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GB2069296B (en) * | 1980-01-31 | 1984-07-11 | Marconi Co Ltd | Signal receivers |
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DE3231768A1 (de) * | 1982-08-26 | 1984-03-01 | Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart | Entzerrer mit adaptiver quantisierter rueckkopplung |
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CA1278347C (en) * | 1987-09-22 | 1990-12-27 | Shoichi Mizoguchi | Correlation detecting circuit operable in a low frequency |
JP2616152B2 (ja) * | 1990-06-15 | 1997-06-04 | 日本電気株式会社 | 自動等化器 |
-
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- 1991-02-19 JP JP3045439A patent/JP2611557B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
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- 1992-02-18 EP EP92102674A patent/EP0500041B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-02-18 DE DE69213045T patent/DE69213045T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-02-19 US US07/838,058 patent/US5285475A/en not_active Expired - Fee Related
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EP0500041A2 (en) | 1992-08-26 |
EP0500041A3 (en) | 1992-11-25 |
EP0500041B1 (en) | 1996-08-28 |
DE69213045D1 (de) | 1996-10-02 |
JP2611557B2 (ja) | 1997-05-21 |
US5285475A (en) | 1994-02-08 |
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---|---|---|---|
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