JPH04264681A - 二値化閾値の設定方法 - Google Patents

二値化閾値の設定方法

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JPH04264681A
JPH04264681A JP3047522A JP4752291A JPH04264681A JP H04264681 A JPH04264681 A JP H04264681A JP 3047522 A JP3047522 A JP 3047522A JP 4752291 A JP4752291 A JP 4752291A JP H04264681 A JPH04264681 A JP H04264681A
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明 松村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプリント基板
の配線パターン検査において使用され、被処理画像を二
値化する際の閾値を設定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理において濃淡画像をある閾値で
“0”と“1”とに二値化する処理は、画像中の対象を
背景から抽出する代表的な方法である。この二値化処理
においては、適切な閾値の決定法が特に重要である。閾
値決定に対してはこれまで数多くの手法が提案されてき
ており、閾値を変えながら二値化した結果をもとに何ら
かの判断基準で適切な閾値を決定する適応閾値法もその
一つである。
【0003】例えばある閾値で二値化した画像について
、“0”から“1”への変化点および“1”から“0”
への変化点の総数を算出して、これをその二値化画像の
複雑さを表わす評価値とし、この評価値を極小とする閾
値を求めるなどの手法が採られる。
【0004】また、二値化画像のラスターデータをラン
レングス圧縮し、その圧縮率を評価値とする手法もある
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの評価
値算出は、被処理画像を全ての閾値について二値化処理
し、その二値化画像のそれぞれについて算出を行うため
膨大な処理時間を要するという問題点があった。
【0006】この様な問題に対し、フィルタ演算を行う
ことによって閾値の数に依存しない演算量で、評価値を
高速に算出する方法も提案されているが、これを実現す
る場合、それに見合う多値画像メモリが必要となる。高
速化する場合、この多値画像メモリ部は大規模なシフト
レジスタ等となり、ハードウェアの肥大化という問題点
を招く。
【0007】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、比較的小規模なハードウェアにより、画
像データの数に対する依存度を低くして、実際に二値化
することなく閾値毎の評価値を高速に算出する方法を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明では、(a) 
それぞれが階調値を有する複数の画素の配列によって被
処理画像を表現する工程と、(b) 前記配列において
互いに隣接する画素対のそれぞれについて、その画素対
のうちの一方の画素の階調値と他方の画素の階調値との
差を求め、前記配列に含まれる各画素対についての前記
差の度数分布を得る工程と、(c) 仮の閾値を用いて
前記被処理画像を二値化した場合に得られるべき仮の二
値化画像において、第1の画像値を持つ領域と第2の画
像値を持つ領域との相互境界の総延長として定義される
変化点数を前記度数分布に基づいて求める工程と、(d
) 前記仮の閾値を変化させつつ前記(c) の工程を
実行することによって得られた前記変化点数に基づいて
、前記被処理画像の実際の二値化のための二値化閾値を
決定する工程と、を備える。
【0009】
【作用】この発明においては、階調値の差の度数分布に
基づいて仮の閾値ごとの変化点数を求めるので、度数分
布から変化点数を算出のに必要な計算量は、画像中の画
素数には依存せず、階調値の数に依存する。
【0010】
【実施例】A.基本的な考え方 本発明の実施例の具体的な説明の前に、まず基本的な考
え方を述べる。本発明では、ある着目している画素とそ
の1つ前の画素との階調値の変化(以下「階調値差」)
を調べ、この階調値差の度数分布を求め、これを用いて
仮の閾値毎の変化点数を求め、適応閾値法等により実際
の二値化に最適な閾値を得る。
【0011】図1は上記手順を模式的に示したものであ
る。今、閾値THによって二値化されるべき画像(以下
「原画像」)が28 =256階調値を有するとする。 原画像は複数の画素PIXから成っており、図1では一
つの方向(X方向)の画素PIXの列のみ示している。 (j−1)番目、j番目、(j+1)番目の画素Pj−
1 ,Pj ,Pj+1 についての階調値をそれぞれ
Lj−1 ,Lj ,Lj+1とする。但し
【0012
【数1】
【0013】とする(H は16進数表示を示す)。
【0014】画素PIXをX方向にそってその階調値を
調べてゆく。画素Pj に着目すると一つ前の画素は画
素Pj−1 であり、階調値はLj−1 からLj に
変化する。この変化の分布の様子をマトリクスMに記録
する。マトリクスMにおいて縦軸は一つ前の画素の階調
値を、横軸は着目している画素の階調値を示す。従って
今の例ではハッチングを施した部分の度数M(Lj−1
 ,Lj )の値を1だけ増す。この様にして全ての画
素について一つ前の画素の階調値との階調値差を調べて
ゆく。なお、度数分布を示すマトリクスM中、「*」で
示した部分は着目している画素と一つ前の画素との階調
値が等しい部分であり、階調値差が無い場合を示してい
る。本発明においてはこの部分のデータは用いない。
【0015】全ての画素についての階調値差が求まった
後、マトリクスMにおいて、例えば階調値64H (1
0進数100)から階調値6EH (同110)への変
化の回数として度数n646Eが求まる。更に階調値6
5H (同101)から階調値6FH (同111)へ
の変化の回数を度数n656Fとすると、閾値が100
〜110の範囲のときに、少なくとも、n646E+n
656F個の変化点が発生する。この様にして全ての変
化の組合せに対して累積加算してゆくと、ある閾値(仮
の閾値)で画像を二値化したときの二値化画像全体での
変化点の数を求めることができ、これを評価値として適
応閾値法により最適な閾値を求めることができる。
【0016】図2〜図6はこの様にして最適な閾値を求
める方法を示したものである。図3〜図5はプリント基
板の配線パターンの一種であるランドの二値化画像であ
る。但し簡単の為、3種類の閾値に対応する画像のみ示
した。図2は3種類の閾値に対応する画像を重ねたもの
、換言すれば原画像のうち3種類の階調値のみを抜き出
したものである。図3〜図5はそれぞれ閾値La,Lb
,Lc(図6)に対応した二値化画像である。但しこれ
ら3種類の閾値の間には
【0017】
【数2】
【0018】なる関係がある。図6は閾値と、変化点の
関係を示したグラフであり、図3〜図5についての閾値
La,Lb,Lc以外の閾値についてもプロットしたも
のである。変化点の数Ta,Tb,Tcはそれぞれ図3
〜図5における曲線の総長、いわゆるランレングス圧縮
処理した場合の圧縮率に対応する。図6から明らかなよ
うに、二値化の閾値としてLa程度を採用すれば変化点
の数が低く抑えられることがわかる。
【0019】図7〜図8は上記の考え方の手順の流れを
示すフローチャートである。まずステップS100によ
って直前画素データSをゼロクリアする。この直前画素
データSは、注目している画素の階調値である画素デー
タLj の1つ前の画素データLj−1 を記憶してお
くためのものである。原画像を走査する方向(ここでは
X方向)に走る画素PIXの列の1つを1ラインとして
、この1ラインの走査の最初には直前画素データSをゼ
ロクリアしておくのである。
【0020】次にステップS110により注目している
画素の画素データLj を読み込む。そして、ステップ
S120によってマトリクスMのデータを書き換えてい
く。即ち
【0021】
【数3】
【0022】として、階調値がSからLj に変化する
度数M(S,Lj )を1つだけ増加させるのである。
【0023】ステップS130によって、次の画素デー
タとの階調値差を調べるために
【0024】
【数4】
【0025】とする。更にステップS140によってス
テップS110〜S130の処理を原画像の1ラインの
全画素について行う。
【0026】1ラインにつき、階調値差を調べた後は、
ステップS150により、原画像の全てのラインについ
て上記処理を行う。このようにして求めたマトリクスM
の要素は既述のように階調値差の度数を表わすことにな
る。ここでは階調値の数としてFFH =256を選ん
でいるのでマトリクスMの要素数は256×256とな
るが、図1に示したように、対角成分は用いないので、
結局
【0027】
【数5】
【0028】のメモリを用意しておけばよい。
【0029】次に図8に示すフローチャートによってあ
る閾値に対しての評価値を求める。二値化の仮の閾値と
して階調値Lj を選ぶと、Lj−1 以下の階調値か
らLj 以上の階調値への変化、及びLj以上の階調値
からLj−1 以下の階調値への変化の度数の総和が二
値化画素の変化点の数となり、図9に示すマトリクスM
の、ハッチングを施した部分の度数の総和
【0030】
【数6】
【0031】を求めればよいことがわかる(16進表示
、ステップS170)。選択すべき仮の閾値は、階調値
と同数あるので数6の計算をFFH 回繰り返すことに
なり(ステップS160〜S180)、結局マトリクス
Mを求めた後の演算数は原画像の画素数即ち画像データ
数に依存せず、
【0032】
【数7】
【0033】の加算演算を行うことになる。この演算は
後述するようにソフト上で行っても良いし、ハード的に
計算を行ってもよい。
【0034】以上の様にして求めた仮の閾値Lj に対
する変化点の数T(j)を評価値として、適応閾値法な
どにより、最適に二値化を行える閾値THを求めること
ができる。即ち図6に示した様なグラフを求め、変化点
の数T(j)が極小値をとる閾値THを求めるなどすれ
ばよい。
【0035】B.具体的構成 以下に本発明の一実施例の具体的構成について説明する
【0036】(B−1) 全体構成と概略動作図10は
、この発明の一実施例を適用するプリント基板のパター
ン検査装置の全体構成を示すブロック図である。
【0037】ステージ10上には、検査対象となるプリ
ント基板11が配置される。基板11は、ライン方向X
ごとに、そのイメージを読取装置20によって走査線順
次に読みとられながら、搬送方向Yに送られる。読取装
置20は、数千素子を有するCCD複数個をライン方向
Xに直列配列したものであり、画素ごとに基板11のパ
ターンを読み取り、所定の階調値の原画像信号GSを求
める。読み取られた原画像信号GSは、2値化回路21
a,21b及び後述する閾値設定回路34に送られる。 2値化回路21a,21bはそれぞれ二値化閾値TH1
,TH2を以て原画像信号GSを2値化し、それぞれ後
述するホールイメージ原信号PIS0 、パターンイメ
ージ原信号PIS0 を生成する。信号HIS0 ,P
IS0 は共に、パターン検査回路30に入力される。
【0038】パターン検査回路30は、後述する機能を
有し、配線パターン(ランドを含む)や、これとスルー
ホールとの相対的位置関係を検査し、その結果を中央演
算装置(MPU)50に与える。
【0039】MPU50は、制御系51を介して、装置
全体を制御する。制御系51は、パターン検査回路30
において得られたデータのアドレスを特定するためのX
−Yアドレスなどを生成する。また、このX−Yアドレ
スをステージ駆動系52にも与えて、ステージ10の搬
送機構を制御する。更に2値化回路21a、21bの閾
値TH1,TH2を制御する。
【0040】CRT60は、MPU50からの指令を受
けて、各種の演算結果、例えばホールイメージなどを表
示する。キーボード70は、MPU50に対して種々の
命令を入力するために用いられる。
【0041】オプション部80には、欠陥確認装置81
,欠陥品除去装置82および欠陥位置マーキング装置8
3などが配置される。欠陥確認装置81は、検出された
欠陥を、例えばCRT60上に拡大して表示するための
装置である。また、欠陥品除去装置82は、欠陥を有す
るプリント基板11を検出したら、そのプリント基板1
1を不良品用トレーなどに搬送するための装置である。 また、欠陥位置マーキング装置83は、プリント基板1
1上の欠陥部分に直接、または、その部分に該当するシ
ート上の点にマーキングを行うための装置である。 これらの装置は必要に応じて取り付けられる。
【0042】(B−2) 読取り光学系図11は、図1
0に示すステージ10,基板11および読取装置20な
どによって構成される読取り光学系の一例を示す図であ
る。
【0043】図11において、光源22からの光は、ハ
ーフミラー23で反射されてステージ10上のプリント
基板11上に照射される。プリント基板11上には、下
地となるベースB,ラインL,スルーホールHおよびそ
のまわりのランドRが存在する。プリント基板11から
の反射光はハーフミラー23を通過し、さらにレンズ2
5を介して、読取装置20内に設けられたCCD24に
入射される。CCD24は、搬送方向Yに送られるプリ
ント基板11上のベースB,ラインL,スルーホールH
,ランドRなどからの反射光を線順次に読取っていく。
【0044】図12は図11のA−A′線において読み
取られた信号波形を示すグラフと、この信号波形を合成
して得られるパターンの一例を示す図である。
【0045】図12の信号波形に示すように、ベースB
においては反射光は比較的少く、配線パターンP(ライ
ンL及びランドR)は、銅などの金属によって形成され
ているので、この部分での反射光は多い。また、スルー
ホールHにおいては、反射光はほとんど無い。従ってホ
ールHの位置を知るための2値化閾値としてTH1を、
パターンPの位置を知るための2値化閾値としてTH2
を、それぞれ図12のレベルに設定すればよい。既述の
ように本発明はこれら閾値を最適に設定するためのもの
である。また、通常スルーホールHとランドRとの間や
、ラインLと下地Bとの間には、エッジEが存在する。 この部分にはガタつきや傾斜が存在し、この部分での反
射光レベルは、特に一定の値を取らないが、種々閾値T
H1と閾値TH2の値を変えることによってエッジEの
形状が、ひいてはホールH、パターンPの形状も変化し
、種々の二値化画像が得られることになる。
【0046】2値化回路21aは、スルーホールHを示
すホールイメージHIを生成し、2値化回路21bは配
線パターンP(ラインL及びランドR)を示すパターン
イメージPIを生成する。この2つのイメージHI,P
Iが、後述する処理に必要な信号として用いられる。
【0047】図13は、読取光学系の他の例を示す図で
ある。光源22aからの光は、図11に示す例と同様に
、反射光としてハーフミラー23およびレンズ25を介
して読取装置20内のCCD24上に照射される。この
例においては、さらにステージ10の裏側に光源22b
が備えられており、スルーホールHを通過した光もCC
D24上に照射される。従って、スルーホールHにおい
て信号レベルが最も高く、配線パターンP(ラインL及
びランドR)において信号レベルが中程度、ベースBお
よびエッジEにおいて信号レベルが比較的低くなる。
【0048】さらに、他の例として、CCD24を2列
以上用意し、光源22aによって、配線パターンP(ラ
インL及びランドR)を検出し、光源22bによってス
ルーホールHのみを検出し、それらのデータを別々に後
段の2値化回路に出力するように構成してもよい。
【0049】(B−3) パターン検査回路図14は、
図10に示すパターン検査回路30の内部構成を示すブ
ロック図である。
【0050】図10の2値化回路21a,21bで生成
されたホールイメージ原信号HIS0 ,パターンイメ
ージ原信号PIS0 は、図14においてインターフェ
ース31を介してノイズフィルタ32a,32bにそれ
ぞれ与えられる。ノイズフィルタ32a,32bは平滑
化処理などを行って、ノイズを除去し、ホールイメージ
信号HIS,パターンイメージ信号PISをそれぞれ生
成する。
【0051】ホールイメージ信号HISとパターンイメ
ージ信号PISはどちらも、比較検査回路33,DRC
(Design Rule Check) 回路36,
スルーホール検査回路35のすべてに与えられる。
【0052】比較検査回路33は、ホールイメージ信号
HIS及びパターンイメージ信号PISと、あらかじめ
準備された基準プリント基板について得られたイメージ
信号とを比較照合し、それらが相互に異なる部分を欠陥
として特定する回路である。基準プリント基板としては
、検査対象となるプリント基板11と同一種類で、かつ
あらかじめ良品であると判定されたプリント基板が用い
られる。この方法(比較法)はたとえば本出願人による
特開昭60−263807号公報に開示されている。
【0053】スルーホール検査回路35は、プリント基
板11上のランドRとホールHとの相対的位置関係を検
出し、これが設計上の値から逸脱しているかどうかを判
定することによってプリント基板11の良否検査を行う
回路である。この検査方法については、たとえば本出願
人による特願平1−82117号に開示されている。
【0054】DRC回路36は、良品サンプル基板の特
徴、例えば線幅、角度、連続性等の条件を基にして、検
査対象基板が前記条件から逸脱するか否を判定する回路
である。この検査方法については、たとえば特開昭57
−149905号に開示されている。
【0055】(B−4) 閾値設定回路図15は閾値設
定回路34の内部構成の概要を示すブロック図である。 詳細には各部の説明において述べるので、クロック等の
細かい部分は省いてある。
【0056】サンプリング部34aはデータバスDBを
介して原画像信号GSを受けて、階調値差をメモリアド
レスHADRとしてデータ計数部34gへ出力する。デ
ータ計数部34gではマトリクス(度数分布)Mを記憶
するメモリを設けており、階調値差に対応するメモリア
ドレスHADRに対して度数M(S,Lj )の値を計
算してゆく。メモリゼロクリア部34fとデータ計数部
34gはアドレスバスとデータバスによってメモリ読み
出し/書き込みバッファ34dに接続されており、バッ
ファ34dはデータ計数部34g中のマトリクスMを読
み出す役割等を果たす。
【0057】チャンネル/データセレクト部34cは本
発明を実施するか、従来通りの反射率ヒストグラムを作
成するかを選別するモード選択信号HMODEを出力す
る。
【0058】これらサンプリング部34a,データ計数
部34g,メモリゼロクリア部34f,メモリ読み出し
/書き込みバッファ34d,チャンネル/データセレク
ト部34cは、コントロール部34bによって制御され
ている。また、コントロール部34bはMPU50から
の制御信号CTLによって制御されている。
【0059】更にメモリ読み出し/書き込みバッファ3
4d,チャネル/データセレクト部34c,コントロー
ル部34b,サンプリング部34aは、システム入力バ
スDTIN上に載っている。この入力バスDTIN上の
マトリクスMを用いて、MPU50がソフト的に図8に
示したフローチャートにのっとって計算を行う。
【0060】以下、各部についての詳細な動作について
説明する。
【0061】(B−5) サンプリング部図16にサン
プリング部34aの回路構成例を示す。
【0062】8ビットラッチ102は直前データSを格
納するレジスタである。このラッチ102のクリア端子
CLRは、電源リセット信号RST*(「*」は負論理
を意味する。以下同様)の他、後述するモード選択信号
HMODEによっても働く。しかし、図7のステップS
100、即ち直前データSのゼロクリアの際には、原画
像信号GSを走査する1ラインの前に必ず“0”とする
ことにより、クリア端子CLRを用いることなくゼロク
リアを行う。
【0063】次にステップS110の手順は、ハード上
では8ビットラッチ101へと
【0064】
【数8】
【0065】の階調値を有する原画像信号GSがデータ
バスDBを介してまず1画素分入力されることに対応す
る。この入力のタイミングは基本クロックUNCK8*
によってラッチ101のクロック端子CKで制御されて
いる。
【0066】又、基本クロックUNCK8*はラッチ1
02のクロック端子CKによってラッチ102のタイミ
ングをも制御しているので、ラッチ101に原画像信号
GSが1画素分、即ち8ビット入力する度に、ラッチ1
01の内容はラッチ102へと移し変えられる。これは
図7のステップS110,S130に対応する。このよ
うにしてラッチ101にはj番目の画素データLj が
、ラッチ102には直前画素データS即ちj−1 番目
の画素データLj−1 が記憶されることになる。ラッ
チ101,102に記憶された隣り合う画素の画素デー
タは、8ビット+8ビット=16ビットのデータとして
16ビットバッファ103へ送られ、後述する制御信号
HACK1*によってその制御入力ENBにトリガがか
かるのを待って、階調値差がメモリアドレスHADRと
して出力される。(図中<15..0>は0番目のビッ
トから15番目の16ビットを有する信号であることを
示す。以下同様。)即ちデータ計数部34gに送られる
図1のマトリクスMの行Sと列Ljを指定するのである
【0067】8ビットカウンタ106は所定のサンプリ
ング間隔を保持する役割を担う。このサンプリング間隔
を保持することにより、データ計数部34gでの度数分
布の計算処理に必要な時間を確保するのである。具体的
にはデータ有効信号HENABL*によってカウンタ1
06の制御入力ENBにトリガがかかることを前提とし
て、基本クロックUNCK8*に従ってある初期値から
カウントダウンしてゆき、“0”となった時リップルキ
ャリィアウト端子RCOから計数許可信号HSAMPL
*をデータ計数部34gへ出力するのである。
【0068】上記初期値はシステム出力バスDTOT及
び8ビットラッチ105を介してMPU50からカウン
タ106の入力端子DATAに入力される。この初期値
がラッチ105に取り込まれるタイミングは書込信号W
105*によって制御されている。また、カウンタ10
6に取り込まれるタイミングはカウンタ106のロード
端子LDによって制御され、1ライン走査を終了した場
合(ブラックホールドパルスBHP)やメモリクリア時
(メモリゼロクリア信号ZCL*)の他計数許可信号H
SAMPL*を出力した場合に取り込まれる。これらに
よってサイクリックに計数処理が行われる。なお、この
初期値は8ビットバッファ107を介して、ラッチ10
5の読出信号R105*によってシステム入力バスDT
INへ載せられる。
【0069】ラッチ105及びカウンタ106もラッチ
101と同様、電源リセット信号RST*によってクリ
アされる。
【0070】なお、ラッチ102の内容をゼロにし続け
ることにより、メモリアドレスHADRの下位8ビット
は次々送られてくる原画像信号GSの階調値そのものを
示すことになり、データ計数部34gにおいては階調値
Lj を有する画素がいくつあるかを、即ち通常の反射
率ヒストグラムを生成することが可能となる。換言すれ
ば従来の反射率ヒストグラム生成回路にラッチ102を
付加するだけで本発明の実施が可能となる。本実施例で
はこのためモード選択信号HMODEを生成し、前述の
様に電源リセット信号RST*とともにラッチ102の
クリアを制御させている。このモード選択信号HMOD
Eは、上記カウンタ106の初期値の最下位ビットを以
て兼用しており、メモリゼロクリア信号ZCL*によっ
てトリガされる1ビットラッチ104によって出力され
続ける。
【0071】(B−6) データ計数部図17にデータ
計数部34gの回路構成例を示す。16ビットバッファ
201はメモリ202中の指定されたメモリアドレスH
ADRの新しい内容を保持するものであり、16ビット
ラッチ204はその古い内容を保持するものである。以
下、図7のステップS120に対応する手順について説
明する。
【0072】サンプリング部34aによって生成された
16ビットのアドレスHADRは64kワード(ここで
は1ワードが16ビットに相当する)のメモリ202の
アドレスを指定する。メモリ202の書込み許可端子W
Eにメモリ書込み信号HWE*が入力されることにより
、図7の度数M(S,Lj )に対応するデータが16
ビットラッチ204へ送られる。ラッチ204はトラン
スペアレントラッチが用いられ、基本クロックUNCK
8によって制御されるタイミングでメモリ202の内容
を加算器203に送る。
【0073】メモリアドレスHADRがデータ計数部3
4gに送られてきたということは、新たに階調値Sから
階調値Lj への階調値変化(但しSはHADRの上位
8ビット、Lj はHADRの下位8ビットである)を
検出したということであるから、加算器203において
1を加算する。加算されたデータ、即ち新しくメモリ2
02に、メモリアドレスHADRのデータとして格納さ
れるべきデータは、一旦16ビットバッファ201に貯
えられて、格納のタイミングを待つ。
【0074】この新データ格納のタイミングは制御信号
HACK1*,HACK2によって制御される。制御信
号HACK1*はデータ計数部34gへのアクセスを許
可するものであり、(B−5) で述べた様にサンプリ
ング部34aの16ビットバッファ103をも制御して
いるので、制御信号HACK1*によってステップS1
20のタイミングが制御されているのである。
【0075】一方、制御信号HACK2*はメモリのゼ
ロクリアを許可するものであり、メモリ202の内容に
もかかわらず、加算器203はクリア端子CLRに入力
された制御信号HACK2*によって常に“0”を出力
し、この“0”は同じく制御信号HACK2*のタイミ
ングで16ビットバッファ201を経由してメモリ20
2の入力端子DIに至る。この場合、メモリアドレスH
ADRのデータは“0”に書き換えられる。
【0076】メモリ202の入力端子DIには上記タイ
ミングによって新しく格納されるべきデータが入力し、
制御信号HACK1*が働いている場合には、メモリ2
02のアドレスHADRの内容が1加算されたデータに
書きかえられたことになる。
【0077】なお、加算器203での所要処理速度及び
メモリ202のアクセスタイムとの調整を行うため、位
相が反転している基本クロックUNCK8、UNCK8
*を用い、更に遅延素子DELAYを設けている。以下
これについて説明する。
【0078】メモリ書込み信号HWE*は、コントロー
ル部34bの説明で後述するように、データ計数部34
g自身に備えるゲート205によって生成される計数部
書込み信号HWE1*を元にして生成される。よってま
ず計数部書込み信号HWE1*について説明する。
【0079】今、サンプリング部34aから計数許可信
号HSAMPL*がゲート205を開いている場合、計
数部書込み信号HWE1*は基本クロックUNCK8*
と、遅延素子DELAYによって遅延された基本クロッ
クUNCK8dの論理積となる。これらの信号の位相関
係を図18に示す。結局計数部書込み信号HWE1*は
遅延素子DELAYの遅延量dの幅を有するパルスとな
る。
【0080】この書込み信号HWE1*はコントロール
部34bにおいて制御信号HACK1*との論理積がと
られてメモリ書込み信号HWE*となる。即ち制御信号
HACK1*によってデータ計数部34gへのアクセス
が許可されている場合に限り、メモリ202は幅dのパ
ルスをトリガとして書き換えられるのである。
【0081】メモリ202の出力端子DOにはデータバ
スDBが接続されており、度数生成後にマトリクスMの
内容を読みとることができる。
【0082】(B−7) メモリ読み出し/書き込みバ
ッファ図19にメモリ読み出し/書き込みバッファ34
dの構成例を示す。16ビットカウンタ301の出力は
、16ビットバッファ302,303に入力しており、
これらのバッファ302,303からそれぞれ、後述す
るMPU50の指定するアドレスをシステム入力バスD
TINに、メモリアドレスHADRをデータ計数部34
gへ出力する。
【0083】まずメモリのゼロクリアを行う際の動作に
ついて説明する。後述する調停回路においてゼロクリア
信号ZCL*によって制御信号HACK2*が動作し、
バッファ303を介してカウンタ301の内容がメモリ
アドレスHADRとなる。一方、ゼロクリア信号ZCL
*によってクリアされていたカウンタ301は、ゼロク
リア信号ZCL*の動作が終了するとクロック発生回路
304が出力するシステムクロックPCKM2によりカ
ウントアップしてゆく。なおこのシステムクロックPC
KM2はクロック発生回路304に入力されており、共
にクロック発生回路304に入力する制御信号HACK
2*によって出力を制御される。
【0084】カウンタ301は最大値FFFFH まで
カウントアップするとリップルキャリーアウト端子RC
Oから終了信号HSTOPを出力する。即ち、メモリの
ゼロクリアを行う際、カウンタ301はメモリの全ての
アドレスを順に出力してゆくことになる。この時、デー
タ計数部34gにおいては、(B−6) で述べた様に
、図17の加算器203が、“0”を出力し続けている
。従ってメモリ202の内容は、カウンタ301の出力
に従って全てのアドレスに“0”が書き込まれ、メモリ
のゼロクリアが行なわれている。即ち、この構成例では
バッファ34dはメモリゼロクリア34fをも兼ねてい
る。
【0085】一方、全ての画素についての階調値差が求
められ、生成された度数を有するマトリクスMがメモリ
202に貯えられたあとは、これをMPU50へと読み
出すことになる。
【0086】制御信号HACK3*によって16ビット
バッファ303,305が動作する。バッファ303を
介してカウンタ301の内容がメモリアドレス信号HA
DRとしてデータ計数部34gへ送られる。メモリ読取
信号MEMR*をトリガとしてカウンタ301のカウン
トアップにより、メモリアドレス信号HADRによって
指定されたメモリ202の内容、即ちマトリクスMの要
素(度数)が順にバッファ305へ送られてくるので、
これを介してメモリ202の内容、即ちマトリクスMが
システム入力バスDTINに載り、MPU50はこれを
拾う。
【0087】また、これとは別に、必要であればMPU
50からの指令によって、必要なアドレスのデータのみ
を得ることもできる。MPU50は指定すべきアドレス
をシステム出力バスDTOTに載せる。カウンタ書込み
信号W301*が働くと、カウンタ301のロード端子
LDが働き、出力バスDTOT上の指定アドレスがカウ
ンタ301にロードされる。これは更にバッファ303
を介して、メモリアドレスHADRとしてデータ計数部
34gへ送られる。
【0088】また、カウンタ読出し信号R301*によ
ってバッファ302を介してシステム入力バスDTIN
において、このメモリアドレスHADRをモニタするこ
ともできる。
【0089】(B−8) チャンネル/データセレクト
部チャンネル/データセレクト部34cは、階調値差の
ヒストグラムを作成するか、従来の反射率ヒストグラム
を作成するかの選別を行う部分であり、前記選別につい
ての命令をモード選択信号HMODEとして出力する(
図15)。なお(B−5) で既述したように、本実施
例では従来の反射率ヒストグラムを作成する回路に図1
6の8ビットラッチ102および1ビットラッチ104
を加える程度の構成となっており、1ビットラッチ10
4がモード選択信号HMODEを出力する。
【0090】(B−9) コントロール部図20にコン
トロール部34bの主要部である調停回路400の構成
例を示す。この回路は主として要求信号発生回路401
と、3つの1ビットラッチ402,403,404とか
ら成る。これらはそれぞれ計数要求、ゼロクリア要求、
MPUからのアクセス要求を調停する。 調停方法は先着優先の排他制御であり、ゼロクリア信号
ZCL*により初期化されるか、電源リセット信号RS
T*により受け付け可能状態になる。
【0091】受け付け可能状態で、どれか1つのアクセ
ス要求が発生すると対応するラッチが反転して、直ちに
アクセス許可信号を出力すると共に他のラッチに強制的
にリセッをかけ、遅れて発生したアクセス要求が受け付
けられないようにする。この状態は受け付けられたアク
セス要求が取下げられるまで続き、要求の取下げによっ
て反転していたラッチにリセットをかけ、他のラッチの
リセットを解除して元の受け付け可能状態に戻る。もし
、このとき既に別のアクセス要求が発生していたとして
も、要求信号のポジティブエッジでしか受け付けられな
いので、この要求が許可されることはない。
【0092】この調停回路400の働きを説明すること
により、併せて既に説明した各部が、実際の評価値算出
の手順の中でどのように働くかを説明する。
【0093】まず画素データ(階調値)の取り込みに先
立ち、図17のメモリ202の内容をゼロクリアしなけ
ればならない(ゼロクリア要求)。
【0094】図20においてゼロクリア信号ZCL*が
一旦働くと、要求信号発生回路401は要求信号HRE
Q2を出力する。要求信号HREQ2はラッチ403の
クロック端子CKに入力し、制御信号HACK2(HA
CK2*)を出力させる。
【0095】(B−7) で述べたように、制御信号H
ACK2*が活性化すると、ゼロクリア信号ZCL*が
不活性化したあと図19のカウンタ301がカウントア
ップし、最大値までカウントすると、終了信号HSTO
Pを出力する。終了信号HSTOPは図20の要求信号
発生回路401へと入力され、ゼロクリア要求はとり下
げられる。この間中、図17の加算器203は、制御信
号HACK2*の活性化により“0”を出力し続け、ま
た図20からわかるように、システムクロックPCKM
2とメモリ書込信号HWE*とは同期しているので、メ
モリ202の全てのアドレスのデータがゼロクリアされ
る。
【0096】次に画素データ(階調値)を調べて度数を
生成してゆく過程について説明する。図20において計
数要求信号UNENが働くと、要求信号発生回路401
は要求信号HREQ1を出力する。要求信号HREQ1
はラッチ404のクロック端子CKに入力し、制御信号
HACK1(HACK1*)を出力させる。又、制御信
号HACK1*は計数部書込み信号HWE1*との論理
積によってメモリ書込み信号HWE*を生成する。
【0097】メモリ書込み信号HWE*は図17のデー
タのデータ計数部34gのメモリ202の許可端子WE
に入力され、メモリ202の書き換えを許可する。一方
、制御信号HACK1*バッファは201を動作させる
ので、メモリアドレスHADRにあるデータを書き換え
ることになる。
【0098】以上の様にして原画像信号GSが調べられ
てゆき、1ライン分の原画像信号GSが調べられると(
図7のステップS140)、ブラックホールドパルスB
HPが要求信号発生回路401に入力される。これによ
り、計数要求は一旦とり下げられるが、再度計数要求信
号UNENが入力されて次のラインの走査が始まる(ス
テップS150)。
【0099】全画素を走査し、度数生成が終了した後は
、マトリクスMの要素である度数がMPU50に伝えら
れて最適閾値法による閾値の決定(図8のステップS1
60〜S190)に用いられる。MPU50からのアク
セス要求信号MEMR*が要求信号発生回路401に入
力され、要求信号HREQ3が得られる。要求信号HR
EQ3はラッチ402のクロック端子CKに入力し、制
御信号HACK3(HACK3*)を出力させる。制御
信号HACK3*は図19のバッファ305を動作させ
、マトリクスMの内容をシステム入力バスDTINへと
載せ、MPU50へ送る。
【0100】以上に説明した様に、図15にその構成を
示した閾値設定回路34は格構成部の連係した動作によ
り、図7のステップS100〜S150を実行する。図
8のステップS160〜S190は、MPU50にてソ
フト上の処理を行うが、加算器等を用いてハード上で処
理してもよい。
【0101】
【発明の効果】以上に述べた様に、この発明によれば、
被処理画像について、画素対のそれぞれにおける階調値
の差の度数分布を求め、この度数分布を用いて仮の閾値
毎の変化点数を求めて二値化閾値を設定する。
【0102】従って、被処理画像についての度数分布は
一度求めればよい。また、度数分布からの上記仮の閾値
毎の変化点数の計算においては、実際に閾値毎に二値化
を行う必要がないため画素数に依存しない。変化点数の
計算量は階調値の数に依存し、比較的小規模なハードウ
ェアで、上記変化点数の計算を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図2】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図3】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図4】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図5】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図6】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図7】本発明の基本的な考え方を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の基本的な考え方を示すフローチャート
である。
【図9】本発明の基本的な考え方を示すフローチャート
である。
【図10】本発明を適用するプリント基板検査装置の構
成を示すブロック図である。
【図11】光電走査による読取を示す概念図である。
【図12】読み取られた信号波形及びそれを合成して得
られるパターンを示す図である。
【図13】光電走査による読取を示す概念図である。
【図14】パターン検査回路30の構成を示すブロック
図である。
【図15】DRC回路34の構成を示すブロック図であ
る。
【図16】サンプリング部34aの構成を示す回路図で
ある。
【図17】データ計数部34gの構成を示す回路図であ
る。
【図18】メモリ書込み信号HEW1*の生成の様子を
示す波形図である。
【図19】メモリ読出し/書込みバッファ34dの構成
を示す回路図である。
【図20】調停回路400の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
Pj−1               画素Pj  
               画素Pj+1    
           画素PIX         
     画素GS                
原画像信号Lj−1               画
素データ(階調値)Lj              
   画素データ(階調値)Lj+1        
       画素データ(階調値)S       
           直前画素データM      
            マトリクス(度数分布)M(
Lj−1 ,Lj )  度数 M(S,Lj )      度数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理画像を二値化する際の二値化閾値を
    設定する方法であって、(a)   それぞれが階調値
    を有する複数の画素の配列によって前記被処理画像を表
    現する工程と、(b)   前記配列において互いに隣
    接する画素対のそれぞれについて、その画素対のうちの
    一方の画素の階調値と他方の画素の階調値との差を求め
    、前記配列に含まれる各画素対についての前記差の度数
    分布を得る工程と、(c)   仮の閾値を用いて前記
    被処理画像を二値化した場合に得られるべき仮の二値化
    画像において、第1の画像値を持つ領域と第2の画像値
    を持つ領域との相互境界の総延長として定義される変化
    点数を前記度数分布に基づいて求める工程と、(d) 
      前記仮の閾値を変化させつつ前記(c) の工程を
    実行することによって得られた前記変化点数に基づいて
    、前記被処理画像の実際の二値化のための二値化閾値を
    決定する工程と、を備えることを特徴とする二値化閾値
    の設定方法。
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