JPH04264382A - 発熱体ユニット - Google Patents

発熱体ユニット

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Publication number
JPH04264382A
JPH04264382A JP2613691A JP2613691A JPH04264382A JP H04264382 A JPH04264382 A JP H04264382A JP 2613691 A JP2613691 A JP 2613691A JP 2613691 A JP2613691 A JP 2613691A JP H04264382 A JPH04264382 A JP H04264382A
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JP
Japan
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heating element
insulating film
current
current fuse
electrode body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2613691A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hayashi
武史 林
Masayuki Terakado
誠之 寺門
Kazunori Ishii
和典 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2613691A priority Critical patent/JPH04264382A/ja
Publication of JPH04264382A publication Critical patent/JPH04264382A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0263High current adaptations, e.g. printed high current conductors or using auxiliary non-printed means; Fine and coarse circuit patterns on one circuit board

Landscapes

  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、彩暖器具及び、一般の
加熱装置として有用な発熱体ユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の発熱体は、例えば特開昭
58−164187号公報に示されるように図7のよう
な構造となっていた。即ち、対向する一対の電極1,2
上に正の抵抗温度係数を有する発熱体(以下PTC発熱
体と称す)3が設けられ、その外表面は絶縁体4でチュ
ービンクされている。
【0003】このような構成に於いて、電極1,2が何
らかの状態で短絡状態になったときの対応、その時の外
部への影響等について、何らかのカバーするものはない
。例えば過電圧が印加されたとき、また、導電物質の混
入等で電極1,2が短絡状態になると、瞬間的に発火・
発煙状態になってPTC発熱体3の絶縁フイルム・絶縁
物が高温にさらされて、PTC発熱体3を構成する正の
抵抗温度係数を有する抵抗体(以下PTC抵抗体と称す
)PTCから出るガス等で絶縁物が膨らみ、破れ等の現
象が発生して非常に危険な状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成で特に電極1,2間の距離が近接している場合、この
PTC発熱体に外部からの押圧、屈曲、ねじれ等により
局部的に電極1,2間距離が小さくなったり、前記PT
C発熱体3の一部に導電性物質が誤って混入していたり
電極が断線した場合など、PTC発熱体全体の抵抗値が
ほとんど変らずその局部に電流が集中し、局部過熱、ア
ーク発生、さらには電極1,2間短絡などが生じ、やけ
ど、火災の発生などの危険性を有していた。又電極1,
2間の短絡に関しても、特に電極抵抗が大きい場合など
PTC発熱体全体に流れる電流値に大きな変化は生じな
いので、電流ヒューズ等で確実に通電を停止させること
は困難である。このようにPTC発熱体の抵抗値がほと
んど変わらず、変わってもPTC発熱体自身の自己制御
抵抗値範囲内レベルであり、その局部に電流が集中した
場合などは絶縁フィルムを破って、火花などが飛散して
安全性を確保することができないという問題点を有して
いた。そこで、本発明はとくにこの一対の電極間を接近
させた場合において、上記従来の問題点を解消するもの
で、安全で信頼性の高いものを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の発熱体ユニットは、 (1)正の抵抗温度係数を持つ抵抗体、その厚さ方向に
電圧を印加すべく設けられた一対の電極体、リード線及
びこれらの外装部に外部と電気絶縁すべく設けられた一
対の絶縁フイルムとからなる複数個の発熱体と、前記絶
縁フイルムの一方の表面に設けた絶縁フイルムより小さ
くて前記電極体より大きい保護板と、他方の絶縁フイル
ムの面に設けた放熱板とよりなるユニットに複数個の電
流ヒューズ機能体を具備し、前記発熱体のリード線と前
記電流ヒューズ機能体とは電気的に直列接続したもので
ある。 (2)電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形成され
た導電性材料の厚みが、電極体とほぼ同一材料で構成し
たものである。 (3)電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形成され
た導電性材料の巾は少なくとも電極体の巾よりも狭くし
た構成である。 (4)電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形成され
た導電性材料の厚みが電極体よりも薄く構成したもので
ある。 (5)正の抵抗温度係数を持つ抵抗体、その厚さ方向に
電圧を印加すべく設けられた一対の板厚を異にする電極
体、リード線及びこれらの外装部に外部と電気絶縁すべ
く設けられた絶縁フイルムとからなる。複数個の発熱体
と、前記絶縁フイルムの一方の表面に設けた絶縁フイル
ムより小さくて前記電極体より大きい保護板と、他方の
絶縁フイルムの面に設けた放熱板とよりなるユニットに
複数個の電流ヒューズ機能体を具備し、前記発熱体のリ
ード線と前記電流ヒューズ機能体とは電気的に直列接続
したものである。 (6)電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形成され
た導電性材料の厚みが電極の薄い側の材料で構成したも
のである。 (7)発熱体の電極体は放熱板側電極体と電流ヒューズ
機能体とを電気的に直列接続し構成したものである。 (8)正の抵抗温度係数を持つ抵抗体、その厚さ方向に
電圧を印加すべく設けられた一対の電極体、リード線及
びこれらの外装部に外部と電気絶縁すべく設けられた一
対の絶縁フイルムとからなる複数個の発熱体を備え、前
記絶縁フイルムの表面には絶縁フイルムより小さくて、
前記電極体より大きい保護板を少なくとも片面に設けた
ものである。 (9)保護板は、金属材料または不燃材料で形成された
ものである。 (10)抵抗体の厚みが3mm以下で構成されたもので
ある。
【0006】
【作用】上記構成によれば、発熱体のリード線と電流ヒ
ューズ機能体とは電気的に直列接続し局部的な電流集中
を検知し、通電を停止させて安全性を確保できると同時
に絶縁フイルムを破っての火花などの飛散を防止して安
全性を確保できる。
【0007】また電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上
に形成された導電性材料の厚みが、電極体とほぼ同一材
料で構成することにより、局部的な電流集中を検知し、
通電を停止させて安全性を確保できると同時に絶縁フイ
ルムを破っての火花などの飛散を防止して安全性を確保
できる。
【0008】また電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上
に形成された導電性材料の巾が少なくとも電極体の幅よ
りも狭くすることにより、電極体よりも先に電流ヒュー
ズ機能体が溶断して安全性を確保する。
【0009】また電流ヒューズ機能体は、印刷配線上に
形成された導電性材料の厚みが電極体よりも薄くするこ
とにより、電極体よりも先に電流ヒューズ機能体が溶断
して安全性を確保する。
【0010】また電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上
に形成された導電性材料の厚みが電極体の薄い側の材料
で構成することにより、電極体よりも先に電流ヒューズ
機能体が溶断して安全性を確保する。
【0011】また発熱体の電極体は放熱板側電極体と電
流ヒューズ機能体とを電気的に直列接続することにより
、放熱板に漏洩電流を流さない。
【0012】また保護板は、金属材料または不燃材料で
形成されることよにより、絶縁フイルムを破っての火花
などの飛散を防止して安全性を確保できる。
【0013】さらに抵抗体の厚みが3mm以下で構成し
、PTC抵抗体を薄くすることによってPTC抵抗体の
内部熱抵抗が小さくなり、熱を外部に速く伝達すること
ができ大きな出力を取り出せる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0015】図1,図2,図3,図4,図5,図6にお
いて、一対の電解銅箔で成る電極体6,7間にPTC抵
抗体8を配し、その上下外装部に絶縁フイルム9,14
を配し、絶縁フイルム9,14の少なくとも片面の表面
に絶縁フイルム9,14より小さく、電極体6,7より
大きいアルミ箔で成る保護板16を具備して、PTC発
熱体5−aが構成されており、同様にPTC発熱体5−
b,5−c,5−dが構成されている。そしてPTC発
熱体5−aは銅箔製で成る電流ヒューズ12−a、また
PTC発熱体5−bは電流ヒューズ12−b、さらにP
TC発熱体5−cは電流ヒューズ12−cと電気的に直
列接続されている。
【0016】このようにPTC発熱体5は4本に分割さ
れており、1本のPTC発熱体に1個の電流ヒューズ、
又は複数個のPTC発熱体に1個の電流ヒューズを電気
的に直列接続することにより、前記の如くごく薄い厚み
の(実施例では0.5mm)PTC発熱体5では局所的
に電圧が集中しても各電流ヒューズが過電流によって動
作して通電を停止させ安全性を確保する事ができる。し
かし、PTC発熱体5に電圧が集中すれば短絡現象が発
生し発火・発煙に至るケースも当然考られる。この場合
にごく短時間での現象から相当長い時間までのケースが
ある。このような現象が起こるとPTC発熱体5を電気
的に絶縁している絶縁フイルム9,14などは瞬間的に
高温に触れるためにPTC抵抗体8で発生するガスなど
によって膨らみが生じ絶縁フイムル9,14を破ってガ
ス及び火花などが飛散するケースもあり、電流ヒューズ
12を動作させて通電を停止しても、防止できないケー
スも考えられ、これらの膨らみ破れなどを防止するため
に絶縁フイルム9,14より小さく、電極体6,7より
大きくした保護板16を絶縁フイルム9,14の表面に
貼り付けて使用した。このように絶縁フイムル9,14
より小さく、電極体6,7より大きくしたことは発火・
発煙現象等の時に、絶縁フイルム9,14が溶けて電極
体6,7と保護板16が接触した場合に放熱板13など
に漏電しないために絶縁フイルム9,14より小さくし
、膨らみを防止するためには電極体6,7よりも大きく
しておかなければならない。更に、前記電流ヒューズ1
2の接続する場所は、電極体7の近傍でもよし、又、温
度の少しでも低いコード接続部近傍でも良い。ここで、
PTC抵抗体8はカーボンブラックを中心とする粒子状
導電剤を含有させた高分子組成物であり、例えば、これ
に用いる樹脂としてはポリエチレン−酢酸ビニル共重合
体、ポリエチレン−エチルアクリレート共重合体、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンやポリア
ミド、ポリハロゲン化ビニリデン、ポリエステル等の結
晶性樹脂があり、各々の融点近傍で急激な正の温度係数
を示す。又一対の電極板6,7の距離は0.5mm程度
であり、PTC抵抗体8は高比抵抗の組成物でよく、自
己温度制御性のための正の抵抗温度特性(以下PTC特
性と称す)は容易に得られる。また、上記自己温度制御
性のためのPTC特性は、例えば図2に示すような抵抗
温度特性であり、このPTC発熱体の熱負荷状態により
、安定時の抵抗値は異なるが、一般の機器に用いられる
熱負荷状態では、突入時の抵抗値Rcと安定時の抵抗R
sの比Rs/Rcは15以下であることが多い。
【0017】例えば、Rs/Rcが6であり安定電力2
00Wの場合を考えてみると突入電力は1.2KWとな
る。この場合、電流ヒューズ12a〜dに通常の電流ヒ
ューズを設けると突入電流12Aとなり15Aの電流ヒ
ューズを1個設けたとすると、安定時には2Aの電流と
なっているので、前記局所電流集中が13A以上になら
なければ電流ヒューズは動作しないことになる。この場
合、電極体6,7の抵抗が大きければ電流ヒューズは働
かない場合が多く、また、電極体6,7の抵抗が小さく
ても10A以上の電流が局所に流れる前に殆ど異常加熱
、発火などが発生し、非常に危険になる。更に通常の電
流ヒューズの経年変化などで劣化するため、これらの安
全率を見ると電流容量が大きくなり、電流ヒューズとし
ては遅動溶断型を使用しなければ対応が困難となってく
る。例えば、電極体6,7間で短絡現象が発生した場合
に、実施例では、電極体6に35μmの電解銅箔、電極
体7にも35μmの電解銅箔を使用している。
【0018】今、電極体6,7間で短絡した場合を考え
ると短絡電流は現象によって約100〜200A程度の
電流が0〜20mS程度流れ電極体6の電解銅箔がこの
短絡電流によって部分的に破壊しながら発火・発煙に至
る。この状態では遅動溶断型電流ヒューズでは溶断せず
に発火・発煙が持続して非常に危険な状態となる。本発
明では電流ヒューズ12a〜dは電極体6,7とほぼ同
一の板厚35μmの電解銅箔を使用した印刷配線板に1
.25mm巾のパターンを作成した。35μmの電解銅
箔で1.25mm巾の破壊電流は約14Aである。
【0019】実施例では電流ヒューズ12a〜dのパタ
ーン図は図5に示すようにパターンとして3種類、箔巾
として6種類で実験をした。
【0020】上記構成において、複数個のPTC発熱体
5と複数個の電流ヒューズ12とを具備し、前記電流ヒ
ューズ12と前記PTC発熱体5の電極体6,7とを電
気的に直列接続することによって、電極体6,7間での
短絡現象、又は、局部的な電流集中現象では電極体7側
、即ち下電解銅箔側は放熱板13に接着材15で固定さ
れているために破壊しにくい構造にしている。又電極体
6側、即ち上電解銅箔側の作用によって先に電極体6が
破壊するときに絶縁フイルム9,14が溶けて電極体6
,7に穴があき、発火・発煙現象を未然に防止すると同
時に電流ヒューズ12をも破壊して、通電を停止させて
安全性を確保できる効果がある。
【0021】更に、実施例では、電極体6に35μmの
電解銅箔、電極体7にも70μmの電解銅箔を使用して
いる。今、電極体6,7間で短絡した場合を考えると短
絡電流は現象によって約100〜200A程度の電流が
0〜20mS程度流れ電極体6の電解銅箔がこの短絡電
流によって部分的に破壊しながら発火・発煙に至る。こ
の状態では遅動溶断型電流ヒューズでは溶断せずに発火
・発煙が持続して非常に危険な状態となる。本発明では
電流ヒューズ12a〜dは電極体6とほぼ同一の板厚3
5μm電解銅箔を使用した印刷配線板に1.25mm巾
のパターンを作製した。35μmの電解銅箔で1.25
mm巾の破壊電流は約14Aである。
【0022】実施例では電流ヒューズ12a〜dのパタ
ーン図は図5に示すようにパターンとして3種類、箔巾
として6種類で実験をした。
【0023】上記構成において、複数個のPTC発熱体
5と複数個の電流ヒューズ12とを具備し、前記電流ヒ
ューズ12と前記PTC発熱体5の電極体7とを電気的
に直列接続することによって、電極体6,7間での短絡
現象、又は、局部的な電流集中現象では電極体7側、即
ち下電解銅箔は70μmと電極体6よりも板厚を厚くし
更に放熱板13に接着材15で固定されているために破
壊しにくい構造にしている。又電極体6側、即ち上電解
銅箔側の作用によって先に電極体6が破壊するときに絶
縁フイルム9,14が溶けて電極体6,7に穴があき、
発火・発煙現象を未然に防止すると同時に電流ヒューズ
12をも破壊して、通電を停止させて安全性を確保でき
る効果がある。
【0024】更に、実施例では、電極体6に70μmの
電解銅箔、電極体7にも70μmの電解銅箔を使用して
いる。今、電極体6,7間で短絡した場合を考えると短
絡電流は現象によって約100〜200A程度の電流が
0〜20mS程度流れ電極体6の電解銅箔がこの短絡電
流によって部分的に膨らみ破壊しながら発火・発煙に至
る。この状態では遅動溶断型電流ヒューズでは溶断せず
に発火・発煙が持続して非常に危険な状態となる。本発
明では電流ヒューズ12a〜dは板厚35μmの電解銅
箔を使用した印刷配線板に1.25mm巾のパターンを
作製した。35μmの電解銅箔で1.25mm巾の破壊
電流は約14Aである。
【0025】実施例では電流ヒューズ12a〜dのパタ
ーン図は図5に示すようにパターンとして3種類、箔巾
として6種類で実験をした。
【0026】上記構成において、複数個のPTC発熱体
5と複数個の電流ヒューズ12とを具備し、前記電流ヒ
ューズ12と前記PTC発熱体5の電極体7とを電気的
に接続することによって、電極体6,7間での短絡現象
、又は、局部的な電流集中現象では電極体7側、即ち下
電解銅箔は70μmと電極体6とほぼ同一の板厚で構成
し更に放熱板13に接着材15で固定されているために
破壊しにくい構造にしている。電流ヒューズの板厚の2
倍にしているために発火・発煙現象を未然に防止すると
同時に電流ヒューズ12をも破壊して、通電を停止させ
て安全性を確保できる効果がある。
【0027】又、電圧が低い(50V以下)場合などは
短絡現象による発火・発煙なども小規模で起こるため電
流ヒューズ12が不要な場合もあるが、絶縁フイルム9
,14の膨らみ、破れなどの現象も起こるために絶縁フ
イルム9,14の両面に保護板16が必要となる場合と
片面に保護板16、他の面には放熱板13となって安全
性の確保に大きな効果がある。
【0028】電解銅箔は通常の電流ヒューズに比べて経
年変化が少なく信頼性は極めて高い商品の提供が可能と
なる。更に図6のように電流ヒューズ12を発熱体5か
ら離して雰囲気温度の低い例えばコードの接続場所に配
設する事によって熱劣化を少なくして信頼性を向上させ
ることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の発熱ユニットによ
れば、外部よりの押圧、屈曲、ねじり等により局部的に
電極体間の距離が少なくなったり、PTC抵抗体に誤っ
て導電性物質が混入していたり、電極体自身が断線しか
かっていたりする場合等に生じる電極体間の短絡現象等
による局部過熱、異常過熱、発火、感電などを未然に防
止することができ、さらに次の効果が得られる。 (1)正の抵抗温度係数を持つ抵抗体、その厚さ方向に
電圧を印加すべく設けられた一対の電極体、リード線及
びこれらの外装部に外部と電気絶縁すべく設けられた一
対の絶縁フイルムとからなる。複数個の発熱体と、前記
絶縁フイルムの一方の表面に設けた絶縁フイルムより小
さくて前記電極体より大きい保護板と、他方の絶縁フイ
ルムの面に設けた放熱板とよりなるユニットに複数個の
電流ヒューズ機能体を具備し、前記発熱体のリード線と
前記電流ヒューズ機能体とは電気的に直列接続したので
、局部的な電流集中を検知し、通電を停止させて安全性
を確保できると同時に絶縁フイルムを破っての火花など
の飛散を防止して安全性を確保できる効果がある。 (2)電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形成され
た導電性材料の厚みが、電極体とほぼ同一材料で構成し
たので、局部的な電流集中で溶断し、通電を停止させて
安全性を確保できると同時に絶縁フイルムを破っての火
花などの飛散を防止して安全性を確保できる効果がある
。 (3)電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形成され
た導電性材料の巾は少なくとも電極体の巾よりも狭くし
たので、電極体よりも先に電流ヒューズ機能体が溶断し
て安全性を確保する効果がある。 (4)電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形成され
た導電性材料の厚みが電極体よりも薄くしたので、電極
体よりも先に電流ヒューズ機能体が溶断して安全性を確
保する効果がある。 (5)正の抵抗温度係数を持つ抵抗体、その厚さ方向に
電圧を印加すべく設けられた一対の板厚を異にする電極
体、リード線及びこれらの外装部に外部と電気絶縁すべ
く設けられた絶縁フイルムとからなる複数個の発熱体と
、前記絶縁フイルムの一方の表面に設けた絶縁フイルム
より小さくて前記電極体より大きい保護板と、他方の絶
縁フイルムの面に設けた放熱板とよりなるユニットに複
数個の電流ヒューズ機能体を具備し、前記発熱体のリー
ド線と前記電流ヒューズ機能体とは電気的に直列接続し
たので、局部的な電流集中で溶断し、通電を停止させて
安全性を確保できると同時に電極体の板厚を異にして絶
縁フイルムを破っての火花などの飛散を一方向にして保
護板にて安全性を確保できる効果がある。 (6)電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形成され
た導電性材料の厚みが電極体の薄い側の材料で構成した
ので、電極体よりも先に電流ヒューズ機能体が溶断して
安全性を確保する効果がある。 (7)発熱体の電極体は放熱板側電極体と電流ヒューズ
機能体とを電気的に直列接続したので、放熱板に漏洩電
流を流さない効果がある。 (8)正の抵抗温度係数を持つ抵抗体、その厚さ方向に
電圧を印加すべく設けられた一対の電極体、リード線及
びこれらの外装部に外部と電気絶縁すべく設けられた一
対の絶縁フイルムとからなる複数個の発熱体とを備え、
前記絶縁フイルムの表面には絶縁フイルムより小さくて
前記電極体より大きい保護板を少なくとも片面に設けた
ユニットに複数個の電流ヒューズ機能体を具備し、前記
発熱体のリード線と前記電流ヒューズ機能体とは電気的
に直列接続したので、局部的な電流集中で溶断し、導電
を停止させて安全性を確保できると同時に絶縁フイルム
を破っての火花などの飛散を防止して安全性を確保でき
る効果がある。 (9)保護板は、金属材料または不燃材料で形成された
ので、絶縁フイルムを破っての火花などの飛散を防止し
て安全性を確保できる効果がある。 (10)抵抗体の厚みが3mm以下で構成したので、P
TC抵抗体を薄くすることによってPTC抵抗体の内部
熱抵抗が小さくなり、熱を外部に速く伝達することがで
き大きな出力を取り出せる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す発熱体ユニットの構成図
【図2】同発熱体ユニットのPTCの抵抗体のPTC特
性図
【図3】同発熱体ユニットの発熱体の構成図
【図4】同
発熱体ユニットの発熱体の断面図
【図5】同発熱体ユニ
ットの電流ヒューズのパターン図
【図6】同発熱体ユニ
ットの構成図
【図7】従来例の構成図
【符号の説明】
5−a〜d  PTC発熱体 6,7  電極体 8  PTC抵抗体 12−a〜d  電流ヒューズ 16  保護板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正の抵抗温度係数を持つ抵抗体、その厚さ
    方向に電圧を印加すべく設けられた一対の電極体、リー
    ド線及びこれらの外装部に外部と電気絶縁すべく設けら
    れた絶縁フイルムとからなる複数個の発熱体と、前記絶
    縁フイルムの一方の表面に設けた絶縁フイルムより小さ
    くて前記電極体より大きい保護板と、他方の絶縁フイム
    ルの面に設けた放熱板とよりなるユニットに複数個の電
    流ヒューズ機能体を具備し、前記発熱体のリード線と前
    記電流ヒューズ機能体とは電気的に直列接続された発熱
    体ユニット。
  2. 【請求項2】電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形
    成された導電性材料の厚みが、電極体とほぼ同一材料で
    構成した請求項1記載の発熱体ユニット。
  3. 【請求項3】電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形
    成された導電性材料の巾は少なくとも電極体の巾よりも
    狭い請求項1記載の発熱体ユニット。
  4. 【請求項4】電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形
    成された導電性材料の厚みが電極体よりも薄く構成した
    請求項1記載の発熱体ユニット。
  5. 【請求項5】正の抵抗温度係数を持つ抵抗体、その厚さ
    方向に電圧を印加すべく設けられた一対の板厚を異にす
    る電極体、リード線及びこれらの外装部に外部と電気絶
    縁すべく設けられた絶縁フイルムとからなる複数個の発
    熱体と、前記絶縁フイルムの一方の表面に設けた絶縁フ
    イルムより小さくて前記電極体より大きい保護板と他方
    の絶縁フイルムの面に設けた放熱板とよりなるユニット
    に複数個の電流ヒューズ機能体を具備し、前記発熱体の
    リード線と前記電流ヒューズ機能体とは電気的に直列接
    続された発熱体ユニット。
  6. 【請求項6】電流ヒューズ機能体は、印刷配線板上に形
    成された導電性材料の厚みが電極体の薄い側の材料で構
    成した請求項5記載の発熱体ユニット。
  7. 【請求項7】発熱体の電極体は放熱板側電極体と電流ヒ
    ューズ機能体とを電気的に直列接続した請求項5記載の
    発熱体ユニット。
  8. 【請求項8】正の抵抗温度係数を持つ抵抗体、その厚さ
    方向に電圧を印加すべく設けられた一対の電極体、リー
    ド線及びこれらの外装部に外部と電気絶縁すべく設けら
    れた絶縁フイルムとからなる複数個の発熱体を備え、前
    記絶縁フィルムの表面には絶縁フイルムより小さくて前
    記電極体より大きい保護板を少なくとも片面に設けたユ
    ニットに複数個の電流ヒューズ機能体を具備し、前記発
    熱体のリード線と前記電流ヒューズ機能体とは電気的に
    直列接続された発熱体ユニット。
  9. 【請求項9】保護板は、金属材料または不燃材料で形成
    された請求項8記載の発熱体ユニット。
  10. 【請求項10】抵抗体の厚みが3mm以下である請求項
    8記載の発熱体ユニット。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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