JPH09134809A - 安全保障機能付サージ吸収器 - Google Patents
安全保障機能付サージ吸収器Info
- Publication number
- JPH09134809A JPH09134809A JP29237095A JP29237095A JPH09134809A JP H09134809 A JPH09134809 A JP H09134809A JP 29237095 A JP29237095 A JP 29237095A JP 29237095 A JP29237095 A JP 29237095A JP H09134809 A JPH09134809 A JP H09134809A
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- surge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、雷などによるサージ電圧から機器
を保護するためのサージ吸収器に関するもので、特に継
続的過電流からサージ吸収素子をアーク放電が起こらな
いように完全に遮断し、サージ吸収素子および被保護回
路の損傷を防止することを目的とする。 【解決手段】 表裏に電極の有るサージ吸収素子２１に
リード線２３ａ，２３ｂを低融点金属２４によって機械
的電気的に接続する。サージ吸収素子２１の発熱で低融
点金属２４が溶融する時に支持体２７に固定されている
バネ２６の力で絶縁物２５を電極２２ａとリード線２３
ａの間に移動させサージ吸収素子２１を完全に遮断して
しまう。
を保護するためのサージ吸収器に関するもので、特に継
続的過電流からサージ吸収素子をアーク放電が起こらな
いように完全に遮断し、サージ吸収素子および被保護回
路の損傷を防止することを目的とする。 【解決手段】 表裏に電極の有るサージ吸収素子２１に
リード線２３ａ，２３ｂを低融点金属２４によって機械
的電気的に接続する。サージ吸収素子２１の発熱で低融
点金属２４が溶融する時に支持体２７に固定されている
バネ２６の力で絶縁物２５を電極２２ａとリード線２３
ａの間に移動させサージ吸収素子２１を完全に遮断して
しまう。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、雷などによるサー
ジ電圧から機器を保護するための安全保障機能付サージ
吸収器に関するものである。
ジ電圧から機器を保護するための安全保障機能付サージ
吸収器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のサージ吸収器は、図９に
示すような構造であった（例えば、特開昭５０−７６５
５１号公報に示されているようなサージ吸収器があ
る。）。図９において、１は円板状をしたサージ吸収素
子、２ａおよび２ｂはその両面に設けられた電極であ
り、弾性を有するリード線３，４が低融点半田５で電極
２ａに接続され、リード線６は高融点半田（図示せず）
で電極２ｂに接続されている。さらに、リード線３，
４，６は支持体７の接続端子８，９，１０にそれぞれ接
続固定されている。以上のように構成されたサージ吸収
器について、以下その動作について説明する。このサー
ジ吸収器は図１０のように使用する。すなわち、接続端
子８，９を電源１１に接続し、接続端子９，１０を被保
護回路１２に接続する。そして通常は接続端子８，１０
間は短絡、接続端子８，９間は高抵抗で解放に近い状態
になっており、電源ラインにサージ電圧が発生した場
合、サージ吸収素子１は低抵抗となり、接続端子８，９
間は短絡に近い状態になり、サージ電流は被保護回路１
２を流れずに接続端子８，９間を流れ、サージを吸収す
る。この回路において、継続的過電圧が電源ラインに印
加されると、継続的な過電流がサージ吸収素子１に流
れ、サージ吸収素子１が発熱して低融点半田５が溶け、
図１１に示すような弾性を有するリード線３，４が矢印
のように電極２ａから離れ、サージ吸収素子１および被
保護回路１２が電源１１から遮断されることとなる。
示すような構造であった（例えば、特開昭５０−７６５
５１号公報に示されているようなサージ吸収器があ
る。）。図９において、１は円板状をしたサージ吸収素
子、２ａおよび２ｂはその両面に設けられた電極であ
り、弾性を有するリード線３，４が低融点半田５で電極
２ａに接続され、リード線６は高融点半田（図示せず）
で電極２ｂに接続されている。さらに、リード線３，
４，６は支持体７の接続端子８，９，１０にそれぞれ接
続固定されている。以上のように構成されたサージ吸収
器について、以下その動作について説明する。このサー
ジ吸収器は図１０のように使用する。すなわち、接続端
子８，９を電源１１に接続し、接続端子９，１０を被保
護回路１２に接続する。そして通常は接続端子８，１０
間は短絡、接続端子８，９間は高抵抗で解放に近い状態
になっており、電源ラインにサージ電圧が発生した場
合、サージ吸収素子１は低抵抗となり、接続端子８，９
間は短絡に近い状態になり、サージ電流は被保護回路１
２を流れずに接続端子８，９間を流れ、サージを吸収す
る。この回路において、継続的過電圧が電源ラインに印
加されると、継続的な過電流がサージ吸収素子１に流
れ、サージ吸収素子１が発熱して低融点半田５が溶け、
図１１に示すような弾性を有するリード線３，４が矢印
のように電極２ａから離れ、サージ吸収素子１および被
保護回路１２が電源１１から遮断されることとなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、継続的な過電流がサージ吸収素子に流れた場合、
低融点半田が溶融し、リード線が接続されていた電極か
ら離れるが、大電流のために前記電極と離れた前記リー
ド線との間でアーク放電が起こり、過電流から前記サー
ジ吸収素子を完全に遮断できないという課題があった。
では、継続的な過電流がサージ吸収素子に流れた場合、
低融点半田が溶融し、リード線が接続されていた電極か
ら離れるが、大電流のために前記電極と離れた前記リー
ド線との間でアーク放電が起こり、過電流から前記サー
ジ吸収素子を完全に遮断できないという課題があった。
【０００４】本発明はこのような課題を解決するもの
で、継続的過電流から前記サージ吸収素子を完全に遮断
することを目的とする。
で、継続的過電流から前記サージ吸収素子を完全に遮断
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、サージ吸収素子の発熱で低融点金属が溶融
する時に前記サージ吸収素子と前記リード線またはリー
ド板の間に移動しサージ吸収素子とリード線またはリー
ド板を電気的に完全に遮断する絶縁物と、前記絶縁物を
低融点金属が溶融する時に前記サージ吸収素子と前記リ
ード線またはリード板の間に移動させるためのバネと、
このバネと前記リード線またはリード板を固定する支持
体とで構成し、初期の目的を達成するものである。
に本発明は、サージ吸収素子の発熱で低融点金属が溶融
する時に前記サージ吸収素子と前記リード線またはリー
ド板の間に移動しサージ吸収素子とリード線またはリー
ド板を電気的に完全に遮断する絶縁物と、前記絶縁物を
低融点金属が溶融する時に前記サージ吸収素子と前記リ
ード線またはリード板の間に移動させるためのバネと、
このバネと前記リード線またはリード板を固定する支持
体とで構成し、初期の目的を達成するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１の構成により、
継続的な過電圧が本発明の安全保障機能付サージ吸収器
に印加された場合、継続的な過電流がサージ吸収素子に
流れ、前記サージ吸収素子が発熱し、その熱によって前
記低融点金属が溶融し、前記絶縁物が前記バネによって
前記サージ吸収素子と前記リード線またはリード板の間
に移動することによって過電流を完全に遮断することが
できる。
継続的な過電圧が本発明の安全保障機能付サージ吸収器
に印加された場合、継続的な過電流がサージ吸収素子に
流れ、前記サージ吸収素子が発熱し、その熱によって前
記低融点金属が溶融し、前記絶縁物が前記バネによって
前記サージ吸収素子と前記リード線またはリード板の間
に移動することによって過電流を完全に遮断することが
できる。
【０００７】（実施形態１）以下本発明の実施形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の実
施形態による安全保障機能付サージ吸収器の構造を示す
斜視図であり、図２は同安全保障機能付サージ吸収器の
構造を示す側面図である。図１および図２において、２
１は例えばバリスタ素体を用いたサージ吸収素子で、電
極２２ａ，２２ｂを有し、その電極２２ａ，２２ｂにリ
ード線２３ａ，２３ｂが接続されている。２４ａ，２４
ｂは例えば錫、鉛の共晶半田のような低融点金属であ
り、この低融点金属２４ａ，２４ｂによって電極２２
ａ，２２ｂとリード線２３ａ，２３ｂが機械的電気的に
接続されている。２５は低融点金属２４ａ，２４ｂが溶
融した時に２６のバネの力によって電極２２ａとリード
線２３ａの間に移動しサージ吸収素子２１を電気的に遮
断する絶縁物である。２７はバネ２６とリード線２３
ａ，２３ｂを支持する支持体であり、本発明品の外装ケ
ースとしての役割も兼ねている。また、本発明品は防湿
効果のためサージ吸収素子２１と電極２２ａ，２２ｂと
リード線２３ａ，２３ｂと低融点金属２４ａ，２４ｂの
全部（もしくは一部）を無機非金属材料からなる絶縁物
でコーティングしている場合が多いが、図１および図２
には示していない。
いて、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の実
施形態による安全保障機能付サージ吸収器の構造を示す
斜視図であり、図２は同安全保障機能付サージ吸収器の
構造を示す側面図である。図１および図２において、２
１は例えばバリスタ素体を用いたサージ吸収素子で、電
極２２ａ，２２ｂを有し、その電極２２ａ，２２ｂにリ
ード線２３ａ，２３ｂが接続されている。２４ａ，２４
ｂは例えば錫、鉛の共晶半田のような低融点金属であ
り、この低融点金属２４ａ，２４ｂによって電極２２
ａ，２２ｂとリード線２３ａ，２３ｂが機械的電気的に
接続されている。２５は低融点金属２４ａ，２４ｂが溶
融した時に２６のバネの力によって電極２２ａとリード
線２３ａの間に移動しサージ吸収素子２１を電気的に遮
断する絶縁物である。２７はバネ２６とリード線２３
ａ，２３ｂを支持する支持体であり、本発明品の外装ケ
ースとしての役割も兼ねている。また、本発明品は防湿
効果のためサージ吸収素子２１と電極２２ａ，２２ｂと
リード線２３ａ，２３ｂと低融点金属２４ａ，２４ｂの
全部（もしくは一部）を無機非金属材料からなる絶縁物
でコーティングしている場合が多いが、図１および図２
には示していない。
【０００８】以上のように構成された安全保障機能付サ
ージ吸収器について、以下その動作を説明する。本安全
保障機能付サージ吸収器は図３のように使用する。図３
において２８は本安全保障機能付サージ吸収器である。
２９は電源あるいは信号源で、３０は被保護回路であ
る。本安全保障機能付サージ吸収器２８のリード線２３
ａ，２３ｂはこの回路に対して並列に接続されている。
電源ラインあるいは信号ラインにサージ電圧が発生した
場合、本サージ吸収器を構成するサージ吸収素子２１は
低抵抗となり、リード線２３ａ，２３ｂの間は短絡に近
い状態となり、サージ電流は被保護回路３０を流れずに
リード線２３ａ，２３ｂの間を流れ、サージは吸収され
る。この回路で、高圧線の混触などにより連続的な過電
圧が電源ラインあるいは信号ラインに印加されると、連
続的な過電流がサージ吸収素子２１に流れ、サージ吸収
素子２１は次第に発熱し、この熱によって低融点金属２
４ａ，２４ｂが溶融する。これと同時に今まで低融点金
属によって妨げられていた絶縁物２５の電極２２ａとリ
ード線２３ａ間への移動が可能となり、バネ２６の力に
よって絶縁物２５が図４のように電極２２ａとリード線
２３ａの間に移動し、サージ吸収素子は回路から遮断さ
れる。また、本発明品に防湿効果のためサージ吸収素子
２１と電極２２ａ，２２ｂとリード線２３ａ，２３ｂと
低融点金属２４ａ，２４ｂの全部（もしくは一部）を無
機非金属材料からなる絶縁物でコーティングしている場
合でもコーティング材の強度が弱いため、絶縁物２５の
電極２２ａとリード線２３ａ間への介入に影響は無い。
すなわち、サージ吸収素子２１を流れていた過電流は、
絶縁物２５の電極２２ａとリード線２３ａの間への介入
によって、アーク放電することもなく完全に遮断され
る。従って、サージ吸収素子２１の発熱は止み、発火を
防止することができる。以上のように本実施形態の安全
保障機能付サージ吸収器は連続的な過電圧によるサージ
吸収素子２１の損傷を防止できる効果がある。
ージ吸収器について、以下その動作を説明する。本安全
保障機能付サージ吸収器は図３のように使用する。図３
において２８は本安全保障機能付サージ吸収器である。
２９は電源あるいは信号源で、３０は被保護回路であ
る。本安全保障機能付サージ吸収器２８のリード線２３
ａ，２３ｂはこの回路に対して並列に接続されている。
電源ラインあるいは信号ラインにサージ電圧が発生した
場合、本サージ吸収器を構成するサージ吸収素子２１は
低抵抗となり、リード線２３ａ，２３ｂの間は短絡に近
い状態となり、サージ電流は被保護回路３０を流れずに
リード線２３ａ，２３ｂの間を流れ、サージは吸収され
る。この回路で、高圧線の混触などにより連続的な過電
圧が電源ラインあるいは信号ラインに印加されると、連
続的な過電流がサージ吸収素子２１に流れ、サージ吸収
素子２１は次第に発熱し、この熱によって低融点金属２
４ａ，２４ｂが溶融する。これと同時に今まで低融点金
属によって妨げられていた絶縁物２５の電極２２ａとリ
ード線２３ａ間への移動が可能となり、バネ２６の力に
よって絶縁物２５が図４のように電極２２ａとリード線
２３ａの間に移動し、サージ吸収素子は回路から遮断さ
れる。また、本発明品に防湿効果のためサージ吸収素子
２１と電極２２ａ，２２ｂとリード線２３ａ，２３ｂと
低融点金属２４ａ，２４ｂの全部（もしくは一部）を無
機非金属材料からなる絶縁物でコーティングしている場
合でもコーティング材の強度が弱いため、絶縁物２５の
電極２２ａとリード線２３ａ間への介入に影響は無い。
すなわち、サージ吸収素子２１を流れていた過電流は、
絶縁物２５の電極２２ａとリード線２３ａの間への介入
によって、アーク放電することもなく完全に遮断され
る。従って、サージ吸収素子２１の発熱は止み、発火を
防止することができる。以上のように本実施形態の安全
保障機能付サージ吸収器は連続的な過電圧によるサージ
吸収素子２１の損傷を防止できる効果がある。
【０００９】（実施形態２）次に本発明の第２の実施形
態について、図面を参照しながら説明する。図５は本発
明の第２の実施形態による安全保障機能付サージ吸収器
の構造を示す斜視図であり、図６は同安全保障機能付サ
ージ吸収器の構造を示す側面図である。図５および図６
において、３１は例えばバリスタ素体を用いたサージ吸
収素子で、電極３２ａ，３２ｂを有し、その電極３２
ａ，３２ｂにリード板３３ａ，３３ｂが接続されてい
る。３４ａ，３４ｂは例えば錫、鉛の共晶半田のような
低融点金属であり、この低融点金属３４ａ，３４ｂによ
って電極３２ａ，３２ｂとリード板３３ａ，３３ｂが機
械的電気的に接続されている。３５は低融点金属３４
ａ，３４ｂが溶融した時に３６の板バネの力によって電
極３２ａ，３２ｂとリード板３３ａ，３３ｂの間双方に
移動しサージ吸収素子３１を電気的に遮断する絶縁物で
ある。３７は板バネ３６とリード板３３ａ，３３ｂを支
持する支持体であり、本発明品の外装ケースとしての役
割も兼ねている。また、本発明品は防湿効果のためサー
ジ吸収素子３１、電極３２ａ，３２ｂ、リード板３３
ａ，３３ｂ、低融点金属３４ａ，３４ｂの全部（もしく
は一部）を無機非金属材料からなる絶縁物でコーティン
グしている場合が多いが、図５および図６には示してい
ない。
態について、図面を参照しながら説明する。図５は本発
明の第２の実施形態による安全保障機能付サージ吸収器
の構造を示す斜視図であり、図６は同安全保障機能付サ
ージ吸収器の構造を示す側面図である。図５および図６
において、３１は例えばバリスタ素体を用いたサージ吸
収素子で、電極３２ａ，３２ｂを有し、その電極３２
ａ，３２ｂにリード板３３ａ，３３ｂが接続されてい
る。３４ａ，３４ｂは例えば錫、鉛の共晶半田のような
低融点金属であり、この低融点金属３４ａ，３４ｂによ
って電極３２ａ，３２ｂとリード板３３ａ，３３ｂが機
械的電気的に接続されている。３５は低融点金属３４
ａ，３４ｂが溶融した時に３６の板バネの力によって電
極３２ａ，３２ｂとリード板３３ａ，３３ｂの間双方に
移動しサージ吸収素子３１を電気的に遮断する絶縁物で
ある。３７は板バネ３６とリード板３３ａ，３３ｂを支
持する支持体であり、本発明品の外装ケースとしての役
割も兼ねている。また、本発明品は防湿効果のためサー
ジ吸収素子３１、電極３２ａ，３２ｂ、リード板３３
ａ，３３ｂ、低融点金属３４ａ，３４ｂの全部（もしく
は一部）を無機非金属材料からなる絶縁物でコーティン
グしている場合が多いが、図５および図６には示してい
ない。
【００１０】このように構成された安全保障機能付サー
ジ吸収器の動作時の状態を示す斜視図を図７に、同側面
図を図８に示す。同安全保障機能付サージ吸収器の作用
は第１の実施形態と同様であるが、第１の実施形態に比
べ、絶縁物３５が電極２２ａ，２２ｂとリード板２３
ａ，２３ｂそれぞれの間に移動し、２ヵ所で過電流を遮
断するため実施形態１に比べより確実にサージ吸収素子
を回路から遮断することができる。さらに、リード線の
代わりにリード板を使用して、その大きさや形状を変え
ることでサージ吸収素子の温度上昇を制御し、遮断電流
および遮断温度を任意に変えることができる。また、バ
ネに板バネを使用することも可能である。
ジ吸収器の動作時の状態を示す斜視図を図７に、同側面
図を図８に示す。同安全保障機能付サージ吸収器の作用
は第１の実施形態と同様であるが、第１の実施形態に比
べ、絶縁物３５が電極２２ａ，２２ｂとリード板２３
ａ，２３ｂそれぞれの間に移動し、２ヵ所で過電流を遮
断するため実施形態１に比べより確実にサージ吸収素子
を回路から遮断することができる。さらに、リード線の
代わりにリード板を使用して、その大きさや形状を変え
ることでサージ吸収素子の温度上昇を制御し、遮断電流
および遮断温度を任意に変えることができる。また、バ
ネに板バネを使用することも可能である。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明は、表裏に電極を有
するサージ吸収素子と、前記サージ吸収素子を支持する
リード線またはリード板と、前記サージ吸収素子と前記
リード線またはリード板を機械的電気的に接続する低融
点金属と、前記サージ吸収素子の発熱で低融点金属が溶
融する時に前記サージ吸収素子と前記リード線またはリ
ード板を電気的に遮断する絶縁物と、前記絶縁物を低融
点金属が溶融する時に前記サージ吸収素子と前記リード
線またはリード板の間に移動させるためのバネと、前記
バネと前記リード線またはリード板を固定する支持体と
で構成されていることにより、継続的な過電圧によるサ
ージ吸収素子および被保護回路の損傷を防止できるとい
う効果が得られる。
するサージ吸収素子と、前記サージ吸収素子を支持する
リード線またはリード板と、前記サージ吸収素子と前記
リード線またはリード板を機械的電気的に接続する低融
点金属と、前記サージ吸収素子の発熱で低融点金属が溶
融する時に前記サージ吸収素子と前記リード線またはリ
ード板を電気的に遮断する絶縁物と、前記絶縁物を低融
点金属が溶融する時に前記サージ吸収素子と前記リード
線またはリード板の間に移動させるためのバネと、前記
バネと前記リード線またはリード板を固定する支持体と
で構成されていることにより、継続的な過電圧によるサ
ージ吸収素子および被保護回路の損傷を防止できるとい
う効果が得られる。
【図１】本発明における安全保障機能付サージ吸収器の
第１の実施形態による構造を示す斜視図
第１の実施形態による構造を示す斜視図
【図２】同実施形態による構造を示す側面図
【図３】同実施形態による使用例を示す回路図
【図４】同実施形態による動作時の状態を示す側面図
【図５】本発明の第２の実施形態を示す斜視図
【図６】同実施形態による構造を示す側面図
【図７】同実施形態による動作時の状態を示す斜視図
【図８】同実施形態による動作時の状態を示す側面図
【図９】従来のサージ吸収器の構造を示す正面図
【図１０】同サージ吸収器の使用例を示す回路図
【図１１】同サージ吸収器の動作時の状態を示す正面図
２１ 表裏に電極を有するサージ吸収素子 ２３ａ，２３ｂ リード線 ２４ 低融点金属 ２５ 絶縁物 ２６ バネ ２７ 支持体
Claims (1)
- 【請求項１】 表裏に電極を有するサージ吸収素子と、
このサージ吸収素子を支持するリード線またはリード板
と、前記サージ吸収素子と前記リード線またはリード板
を機械的電気的に接続する低融点金属と、前記サージ吸
収素子の発熱で低融点金属が溶融した時に前記サージ吸
収素子と前記リード線またはリード板を電気的に遮断す
る絶縁物と、この絶縁物を低融点金属が溶融する時に前
記サージ吸収素子と前記リード線またはリード板の間に
移動させるためのバネと、前記バネと前記リード線また
はリード板を固定する支持体を備えた安全保障機能付サ
ージ吸収器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29237095A JPH09134809A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 安全保障機能付サージ吸収器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29237095A JPH09134809A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 安全保障機能付サージ吸収器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09134809A true JPH09134809A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17780928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29237095A Pending JPH09134809A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 安全保障機能付サージ吸収器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09134809A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008283061A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Otowa Denki Kogyo Kk | 電源用ｓｐｄ |
| CN101986399A (zh) * | 2009-07-28 | 2011-03-16 | 菲尼克斯电气公司 | 过电压保护元件 |
| CN102024542A (zh) * | 2009-08-05 | 2011-04-20 | 菲尼克斯电气公司 | 过电压保护元件 |
| CN103533753A (zh) * | 2013-10-23 | 2014-01-22 | 江苏彤明高科汽车电器有限公司 | 防止器件短路的印刷电路板 |
| JP2014535170A (ja) * | 2011-11-04 | 2014-12-25 | メルセン ユーエスエー ニューベリーポート—エムエー，エルエルシー | 回路保護デバイス |
| WO2017009355A1 (de) * | 2015-07-13 | 2017-01-19 | Phoenix Contact Gmbh & Co.Kg | Varistor mit einer abtrennvorrichtung |
| US9570260B2 (en) | 2011-06-17 | 2017-02-14 | Littelfuse, Inc. | Thermal metal oxide varistor circuit protection device |
| JP2018063945A (ja) * | 2016-10-10 | 2018-04-19 | フェニックス コンタクト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトＰｈｏｅｎｉｘ Ｃｏｎｔａｃｔ ＧｍｂＨ ＆ Ｃｏ．ＫＧ | サージ防護素子 |
| DE102017112429A1 (de) * | 2017-06-06 | 2018-12-06 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Überspannungsschutzelement |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP29237095A patent/JPH09134809A/ja active Pending
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