JPH04263655A - プラテンの作動を改善した、特に、ソックスやストッキング等の製造用単一シリンダ型円形編機 - Google Patents
プラテンの作動を改善した、特に、ソックスやストッキング等の製造用単一シリンダ型円形編機Info
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- JPH04263655A JPH04263655A JP3297554A JP29755491A JPH04263655A JP H04263655 A JPH04263655 A JP H04263655A JP 3297554 A JP3297554 A JP 3297554A JP 29755491 A JP29755491 A JP 29755491A JP H04263655 A JPH04263655 A JP H04263655A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/18—Dials
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/94—Driving-gear not otherwise provided for
-
- D—TEXTILES; PAPER
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- D04B9/00—Circular knitting machines with independently-movable needles
- D04B9/06—Circular knitting machines with independently-movable needles with needle cylinder and dial for ribbed goods
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラテンの作動を改善
した、特に、ソックスやストッキング等を製造する単一
シリンダ型円形編機に関する。
した、特に、ソックスやストッキング等を製造する単一
シリンダ型円形編機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ソックスやストッキング
等を製造する単一シリンダ型円形編機は、一般に、その
軸線のまわりで回転運動するように駆動される垂直に配
置されたニードルシリンダにより構成され、このニード
ルシリンダは、その外面に形成された軸方向の溝に適合
する複数のニードルを支持する。前記ニードルは、ニー
ドルシリンダのまわりに配置されたカムによって個々に
駆動され、それらのカムは、ニードルシリンダが前記ガ
ムに対して回転する間、ニードルシリンダから突出する
ニードルのヒールが従動する通路を形成する。
等を製造する単一シリンダ型円形編機は、一般に、その
軸線のまわりで回転運動するように駆動される垂直に配
置されたニードルシリンダにより構成され、このニード
ルシリンダは、その外面に形成された軸方向の溝に適合
する複数のニードルを支持する。前記ニードルは、ニー
ドルシリンダのまわりに配置されたカムによって個々に
駆動され、それらのカムは、ニードルシリンダが前記ガ
ムに対して回転する間、ニードルシリンダから突出する
ニードルのヒールが従動する通路を形成する。
【0003】前記カムによって形成される通路は、上り
部分と下り部分を有し、それによって、ニードルシリン
ダの溝に沿ってニードルを往復移動をさせ、そして、そ
こへ送られてソックスやストッキングを編むステッチを
形成する糸を前記ニードルにつかませる。
部分と下り部分を有し、それによって、ニードルシリン
ダの溝に沿ってニードルを往復移動をさせ、そして、そ
こへ送られてソックスやストッキングを編むステッチを
形成する糸を前記ニードルにつかませる。
【0004】プラテンは、ニードルシリンダの上方に共
軸をなして配置され、その上面に放射方向の溝が形成さ
れ、編機の型や製造される製品によって、プラテンは複
数のニードル又はフックを摺動できるように収容する。
軸をなして配置され、その上面に放射方向の溝が形成さ
れ、編機の型や製造される製品によって、プラテンは複
数のニードル又はフックを摺動できるように収容する。
【0005】プラテンのニードル又はフックの数はニー
ドルシリンダに配置されたニードルの数に等しいので、
プラテンのニードル又はフックが編みを行う時、シリン
ダとプラテンは互いに剛な関係で回転されねばならず、
その時、プラテンの各フック又はニードルはシリンダの
2本の隣接するニードル間に配置され、互いに妨害しな
いように仕組まれている。
ドルシリンダに配置されたニードルの数に等しいので、
プラテンのニードル又はフックが編みを行う時、シリン
ダとプラテンは互いに剛な関係で回転されねばならず、
その時、プラテンの各フック又はニードルはシリンダの
2本の隣接するニードル間に配置され、互いに妨害しな
いように仕組まれている。
【0006】さらに、多くの型の編機では、プラテンは
、編みが終わる時糸を切断するために使用される共軸の
円形カッターをその上面に備えている。特に、糸の編み
が終了する時、その糸はそれを編んだ最後のニードルに
かかったままであり、それからその糸はニードルシリン
ダ内を下降する。その糸は、プラテン及びニードルシリ
ンダと共に回転するカッターの歯に引っかけられ、そし
て、ナイフと呼ばれる固定当接部へ送られ、そこでナイ
フはカッターと共働して糸を切断する。
、編みが終わる時糸を切断するために使用される共軸の
円形カッターをその上面に備えている。特に、糸の編み
が終了する時、その糸はそれを編んだ最後のニードルに
かかったままであり、それからその糸はニードルシリン
ダ内を下降する。その糸は、プラテン及びニードルシリ
ンダと共に回転するカッターの歯に引っかけられ、そし
て、ナイフと呼ばれる固定当接部へ送られ、そこでナイ
フはカッターと共働して糸を切断する。
【0007】このプラテンは、一般に、ニードルシリン
ダを駆動するトランスミッションへの歯車接続によって
回転され、ニードルシリンダとプラテンとの間の角変位
が回避される。
ダを駆動するトランスミッションへの歯車接続によって
回転され、ニードルシリンダとプラテンとの間の角変位
が回避される。
【0008】1986年4月8日に特許された米国特許
4,580,420号は、プラテンとニードルシリンダ
との間の回転接続が、その上端がプラテンに枢着され、
ニードルシリンダの内部を伸長する振動レバーによって
得られる円形のソックス製造用の編機を開示している。 前記レバーの下端は、ニードルシリンダの内面に形成さ
れた軸方向の溝に、その振動能力を使用することによっ
て制御されて係合するので、プラテンはニードルシリン
ダにより回転される。前記ロッドは、ソックスを編み終
わる時のみ、それを外部へ取外すことができるようにニ
ードルシリンダから外される。
4,580,420号は、プラテンとニードルシリンダ
との間の回転接続が、その上端がプラテンに枢着され、
ニードルシリンダの内部を伸長する振動レバーによって
得られる円形のソックス製造用の編機を開示している。 前記レバーの下端は、ニードルシリンダの内面に形成さ
れた軸方向の溝に、その振動能力を使用することによっ
て制御されて係合するので、プラテンはニードルシリン
ダにより回転される。前記ロッドは、ソックスを編み終
わる時のみ、それを外部へ取外すことができるようにニ
ードルシリンダから外される。
【0009】この解決法はプラテンを作動するギアトラ
ンスミッションを使用しないですむけれども、いくつか
の欠点を有する。
ンスミッションを使用しないですむけれども、いくつか
の欠点を有する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記の編機では、ソッ
クスは、それが編まれる間プラテンをシリンダに接続す
るロッドのまわりを下降するので、そのロッドは適度の
長さを有していなければならない。この事実により、ロ
ッドのねじりによる変形がシリンダとプラテンとの間で
望ましくない変位を生じさせるので、シリンダのニード
ルとプラテンのフックとの間で干渉が生じる危険がある
。さらに、ロッドはいかなる場合でも一般に製品より短
いので、ソックスに折り目やしわが生じ、或る種の糸で
は、それにアイロンをかけた後でさえ、折り目やしわが
とれない。この方法に伴うもうひとつの欠点は、製造中
にソックスが受ける空気による吸引が減小することであ
る。
クスは、それが編まれる間プラテンをシリンダに接続す
るロッドのまわりを下降するので、そのロッドは適度の
長さを有していなければならない。この事実により、ロ
ッドのねじりによる変形がシリンダとプラテンとの間で
望ましくない変位を生じさせるので、シリンダのニード
ルとプラテンのフックとの間で干渉が生じる危険がある
。さらに、ロッドはいかなる場合でも一般に製品より短
いので、ソックスに折り目やしわが生じ、或る種の糸で
は、それにアイロンをかけた後でさえ、折り目やしわが
とれない。この方法に伴うもうひとつの欠点は、製造中
にソックスが受ける空気による吸引が減小することであ
る。
【0011】他の型の編機においては、ニードルシリン
ダとプラテンとの間の接続は輻輳したものとなっている
。事実、前述の特許に記載された型のロッドが使用され
ているが、それは、ニードルとプラテンとの間に正確な
接続を与えるために短かく作られる。さらに、前記の接
続方式が使用されない時には、プラテンは、トランスミ
ッションでプラテンに接続された独立したモータにより
、シリンダの速度に実質上等しい速度で回転される。
ダとプラテンとの間の接続は輻輳したものとなっている
。事実、前述の特許に記載された型のロッドが使用され
ているが、それは、ニードルとプラテンとの間に正確な
接続を与えるために短かく作られる。さらに、前記の接
続方式が使用されない時には、プラテンは、トランスミ
ッションでプラテンに接続された独立したモータにより
、シリンダの速度に実質上等しい速度で回転される。
【0012】この場合、一般に、フックの駆動が必要と
されるソックスの編み始め、即ち、トリミングの編みを
行う間にのみプラテンとシリンダとの間の正確な接続が
行われる。一方、フックが編みを行わない時には、プラ
テンの回転と糸の切断にカッターを使用することは、独
立のモータにより可能となる。
されるソックスの編み始め、即ち、トリミングの編みを
行う間にのみプラテンとシリンダとの間の正確な接続が
行われる。一方、フックが編みを行わない時には、プラ
テンの回転と糸の切断にカッターを使用することは、独
立のモータにより可能となる。
【0013】しかしながら、この方式でさえ、欠点を免
れない。事実、前に説明した方式に比べて費用が高くつ
く。この費用は主に、独立したモータの費用であり、そ
の他、その駆動に必要なエネルギーの消費が高くなるこ
とに対する追加費用である。さらに、モータをプラテン
の上方に、しかも、そのプラテンに対して横方向に配置
すると、編機へ供給する糸スプールを支持する領域に、
望ましくないかさばりが生じるので、プラテンを持ち上
げることがむづかしくなる。
れない。事実、前に説明した方式に比べて費用が高くつ
く。この費用は主に、独立したモータの費用であり、そ
の他、その駆動に必要なエネルギーの消費が高くなるこ
とに対する追加費用である。さらに、モータをプラテン
の上方に、しかも、そのプラテンに対して横方向に配置
すると、編機へ供給する糸スプールを支持する領域に、
望ましくないかさばりが生じるので、プラテンを持ち上
げることがむづかしくなる。
【0014】いづれにしても、種々の歯車間の遊びによ
って、ニードルシリンダとプラテンの正確な相互の配置
が変化するので、ニードルシリンダとプラテンを歯車で
接続させる限り、種々の問題が生じる。
って、ニードルシリンダとプラテンの正確な相互の配置
が変化するので、ニードルシリンダとプラテンを歯車で
接続させる限り、種々の問題が生じる。
【0015】そこで、本発明のねらいは、従来の編機よ
り生産費及び経費が安いにも拘らず、このプラテンの作
動が種々の編み要件を充足させるようにすることができ
るソックス、ストッキング等の製造用円形編機を提供す
ることによって前述の問題を解決することである。
り生産費及び経費が安いにも拘らず、このプラテンの作
動が種々の編み要件を充足させるようにすることができ
るソックス、ストッキング等の製造用円形編機を提供す
ることによって前述の問題を解決することである。
【0016】このねらいの範囲内で、本発明の目的は、
プラテンの作動部材がこの編機の他の部材に関してかさ
ばり問題を生じさせることのない編機を提供することで
ある。
プラテンの作動部材がこの編機の他の部材に関してかさ
ばり問題を生じさせることのない編機を提供することで
ある。
【0017】本発明のもうひとつの目的は、ニードルシ
リンダとプラテンとの間に歯車による接続を必要とする
ことなしにプラテンの作動を適切に正確にすることがで
きる編機を提供することである。
リンダとプラテンとの間に歯車による接続を必要とする
ことなしにプラテンの作動を適切に正確にすることがで
きる編機を提供することである。
【0018】本発明のもうひとつの目的は、プラテンの
作動部材がそのプラテンの操作性を損わないようにした
編機を提供することである。
作動部材がそのプラテンの操作性を損わないようにした
編機を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段、作用】このねらいやこれ
らの目的、さらには後文から明らかとなるその他の目的
は、以下に示すようなプラテンの作動を改善した、特に
、ソックス、ストッキング等の製造用単一シリンダ型円
形編機によって達成される。この編機は、それ自体の軸
線のまわりで回転駆動され、かつ、ニードルシリンダの
外側スカート部に形成された軸方向の溝内に配置されて
ニードルシリンダの軸線に平行な方向へ個々に移動可能
な複数のニードルを支持する実質上垂直方向のニードル
シリンダと、前記ニードルシリンダの上方に共軸的に配
置され、前記軸線のまわりで回転可能に編機の支持構造
体により支持されたプラテンを備えた単一シリンダ型円
形編機において、前記軸線のまわりで前記プラテンを前
記ニードルシリンダに剛に回転自在に接続するように、
制御されて作動され又は作動が解除される第1接続装置
と、ニードルシリンダの内側を伸長するプラテンのウィ
ング上で前記ウィングに対面するニードルシリンダの内
面の部分とに配置される第2接続装置とを有し、前記第
2接続装置は互いに磁力で作用してニードルシリンダの
回転運動を前記プラテンへ伝達することを特徴とする。
らの目的、さらには後文から明らかとなるその他の目的
は、以下に示すようなプラテンの作動を改善した、特に
、ソックス、ストッキング等の製造用単一シリンダ型円
形編機によって達成される。この編機は、それ自体の軸
線のまわりで回転駆動され、かつ、ニードルシリンダの
外側スカート部に形成された軸方向の溝内に配置されて
ニードルシリンダの軸線に平行な方向へ個々に移動可能
な複数のニードルを支持する実質上垂直方向のニードル
シリンダと、前記ニードルシリンダの上方に共軸的に配
置され、前記軸線のまわりで回転可能に編機の支持構造
体により支持されたプラテンを備えた単一シリンダ型円
形編機において、前記軸線のまわりで前記プラテンを前
記ニードルシリンダに剛に回転自在に接続するように、
制御されて作動され又は作動が解除される第1接続装置
と、ニードルシリンダの内側を伸長するプラテンのウィ
ング上で前記ウィングに対面するニードルシリンダの内
面の部分とに配置される第2接続装置とを有し、前記第
2接続装置は互いに磁力で作用してニードルシリンダの
回転運動を前記プラテンへ伝達することを特徴とする。
【0020】本発明では、プラテンのフックの駆動が必
要なソックスやストッキング等の編み作業が始まる時等
、即ち、トリミング又は縁部の編みを行う時等において
は、第1接続手段によってニードルシリンダとプラテン
とは剛に接続されて、プラテンはニードルシリンダの回
転に伴ってニードルシリンダとの間に相対的な変位がな
く正確な回転を行う。
要なソックスやストッキング等の編み作業が始まる時等
、即ち、トリミング又は縁部の編みを行う時等において
は、第1接続手段によってニードルシリンダとプラテン
とは剛に接続されて、プラテンはニードルシリンダの回
転に伴ってニードルシリンダとの間に相対的な変位がな
く正確な回転を行う。
【0021】前記以外の場合においては、互いに磁力で
作用する第2接続手段によって、プラテンはニードルシ
リンダの回転に従って回転を行う。
作用する第2接続手段によって、プラテンはニードルシ
リンダの回転に従って回転を行う。
【0022】このように、本発明では、歯車接続を用い
たトランスミッションやモータを使用することなく、プ
ラテンをニードルシリンダによって必要な正確さをもっ
て回転させることが可能である。
たトランスミッションやモータを使用することなく、プ
ラテンをニードルシリンダによって必要な正確さをもっ
て回転させることが可能である。
【0023】本発明のその他の特徴および効果は、添付
図面の非制限実施例で示す本発明の編機の好ましいがそ
れに制限されない実施例の記載から明らかとなるであろ
う。
図面の非制限実施例で示す本発明の編機の好ましいがそ
れに制限されない実施例の記載から明らかとなるであろ
う。
【0024】
【実施例】図面を参照すれば、全体を符号1で示す本発
明の編機は、従来のように、軸線2aのまわりで回転す
ることができるように編機の支持構造体によって支持さ
れ、垂直に配置されたニードルシリンダ2を有する。そ
のニードルシリンダの外側スカート部には、複数の軸方
向の溝3が形成され、その各溝には、ニードル4が摺動
自在にはまりこむ。
明の編機は、従来のように、軸線2aのまわりで回転す
ることができるように編機の支持構造体によって支持さ
れ、垂直に配置されたニードルシリンダ2を有する。そ
のニードルシリンダの外側スカート部には、複数の軸方
向の溝3が形成され、その各溝には、ニードル4が摺動
自在にはまりこむ。
【0025】ニードルシリンダ2の上方には、プラテン
5が備えられ、そのプラテン5には、複数の放射方向の
溝6が形成される。各溝6には、フック7が摺動自在に
嵌合する。プラテン5の放射方向の溝6の数はシリンダ
の軸溝3の数と同数である。プラテンは、シリンダ2と
共軸的に配置され、そして編機の支持構造体のアーム8
によって、軸線2aのまわりを回転できるように支持さ
れる。
5が備えられ、そのプラテン5には、複数の放射方向の
溝6が形成される。各溝6には、フック7が摺動自在に
嵌合する。プラテン5の放射方向の溝6の数はシリンダ
の軸溝3の数と同数である。プラテンは、シリンダ2と
共軸的に配置され、そして編機の支持構造体のアーム8
によって、軸線2aのまわりを回転できるように支持さ
れる。
【0026】特に、プラテン5は、それと共軸をなす軸
9の下端に固定され、前記軸9は、軸線2aのまわりで
回転できるように、軸受10,11を介してアーム8に
よって支持される。糸を切断するディスク形カッター1
5は、それ自体公知の方法でプラテン5に共軸的に取付
けられる。
9の下端に固定され、前記軸9は、軸線2aのまわりで
回転できるように、軸受10,11を介してアーム8に
よって支持される。糸を切断するディスク形カッター1
5は、それ自体公知の方法でプラテン5に共軸的に取付
けられる。
【0027】本発明によれば、編機は全体を符号12で
示す第1接続装置と、全体を符号13で示す第2接続装
置とを有し、前記第1接続装置12は、軸線2aのまわ
りで回転する時、プラテン5とニードルシリンダ2とを
剛に関連ずけるため制御されて作動され又は作動を解除
され、前記第2接続装置13は、ニードルシリンダの内
側を伸長するプラテン5のウィング14上とそのウィン
グ14に対面するニードルシリンダの内側の部分上に配
置され、相互に磁力で作用し、回転運動をニードルシリ
ンダ2からプラテン5へ伝える。
示す第1接続装置と、全体を符号13で示す第2接続装
置とを有し、前記第1接続装置12は、軸線2aのまわ
りで回転する時、プラテン5とニードルシリンダ2とを
剛に関連ずけるため制御されて作動され又は作動を解除
され、前記第2接続装置13は、ニードルシリンダの内
側を伸長するプラテン5のウィング14上とそのウィン
グ14に対面するニードルシリンダの内側の部分上に配
置され、相互に磁力で作用し、回転運動をニードルシリ
ンダ2からプラテン5へ伝える。
【0028】第1接続装置12は、キー16を有し、こ
のキー16はニードルシリンダに対して放射方向へ摺動
することができるように、ウィング14に形成された通
路17に嵌合する。
のキー16はニードルシリンダに対して放射方向へ摺動
することができるように、ウィング14に形成された通
路17に嵌合する。
【0029】ニードルシリンダ2の内面には、座18が
形成され、その中にキー16の端部が連結する。前記座
18は、ニードルシリンダとプラテンとの間で相対的な
軸方向の動きができるようにニードルシリンダの軸線2
aに平行な方向へ伸長する。
形成され、その中にキー16の端部が連結する。前記座
18は、ニードルシリンダとプラテンとの間で相対的な
軸方向の動きができるようにニードルシリンダの軸線2
aに平行な方向へ伸長する。
【0030】キー16を放射方向へ移動させて座18に
着座、離座を行わせるために、作動手段が設けられ、同
作動手段は軸9の上端の近くで編機の支持構造に形成さ
れた流体で作動するシリンダ19で成る。シリンダ19
のピストン20は、軸9内を軸方向へ摺動するロッド2
1の上端に作用し、軸方向の相対移動が生じないように
なっている。
着座、離座を行わせるために、作動手段が設けられ、同
作動手段は軸9の上端の近くで編機の支持構造に形成さ
れた流体で作動するシリンダ19で成る。シリンダ19
のピストン20は、軸9内を軸方向へ摺動するロッド2
1の上端に作用し、軸方向の相対移動が生じないように
なっている。
【0031】ロッド21の下端はキー16に連続してい
るので、ロッド21が軸方向へ摺動すると、キー16は
放射方向へ移動する。特に、ロッド21の下端は軸線2
aに対して傾斜面の如き形を有する2部分21a,21
bによってキー16の穴22の内部に接触する。これら
2部分21a,21bは軸線2aに沿ってロッド21が
往復移動することによりキー16を放射方向へ移動させ
るためにキー16の摺動方向に沿う穴22の両端と接触
する。
るので、ロッド21が軸方向へ摺動すると、キー16は
放射方向へ移動する。特に、ロッド21の下端は軸線2
aに対して傾斜面の如き形を有する2部分21a,21
bによってキー16の穴22の内部に接触する。これら
2部分21a,21bは軸線2aに沿ってロッド21が
往復移動することによりキー16を放射方向へ移動させ
るためにキー16の摺動方向に沿う穴22の両端と接触
する。
【0032】ロッド21の下端には、弾性手段43がさ
らに作用し、これがピストン20の作用に弾力的に反作
用し、流体で作動されるシリンダ19が作動されない時
、ロッド21の戻りを生じさせる。
らに作用し、これがピストン20の作用に弾力的に反作
用し、流体で作動されるシリンダ19が作動されない時
、ロッド21の戻りを生じさせる。
【0033】第2接続装置は、図示の実施例において、
磁気材料で成るブロック23によって構成され、このブ
ロック23はニードルシリンダの内面に固定され、かつ
、プラテンのウィング14のまわりに配置されており、
ブロック23によって生じる磁場内に位置するウィング
14の部分24は、公知の方法で作動されるシリンダ2
の回転時、前記磁場を使って軸線2aのまわりでプラテ
ン5の回転を生じさせる。
磁気材料で成るブロック23によって構成され、このブ
ロック23はニードルシリンダの内面に固定され、かつ
、プラテンのウィング14のまわりに配置されており、
ブロック23によって生じる磁場内に位置するウィング
14の部分24は、公知の方法で作動されるシリンダ2
の回転時、前記磁場を使って軸線2aのまわりでプラテ
ン5の回転を生じさせる。
【0034】図1ないし図4に示すように、環状の形を
有する部分24は、ブロック23に対面し、強磁性材で
形成されるが、ウィング14のコアは例えばアルミニウ
ムのような非磁性材で形成され、例えばニードルのよう
な隣接部材の帯磁を防ぐ。
有する部分24は、ブロック23に対面し、強磁性材で
形成されるが、ウィング14のコアは例えばアルミニウ
ムのような非磁性材で形成され、例えばニードルのよう
な隣接部材の帯磁を防ぐ。
【0035】好都合なことに、ブロック23は、前記ニ
ードルシリンダとそのニードルシリンダの内側に配置さ
れそれに対して共軸をなす従来の型の軸方向のダクト2
5との間で、ニードルシリンダの内面に装着される。編
み操作中、ソックスやストッキングは前記ダクト内を下
降するが、前記部分24は前記ダクトの内部に配置され
る。
ードルシリンダとそのニードルシリンダの内側に配置さ
れそれに対して共軸をなす従来の型の軸方向のダクト2
5との間で、ニードルシリンダの内面に装着される。編
み操作中、ソックスやストッキングは前記ダクト内を下
降するが、前記部分24は前記ダクトの内部に配置され
る。
【0036】第2接続装置は、ニードルシリンダの内面
に固定され、しかも、ウィング14のまわりに配置され
た磁場発生手段と、ウィング14に配置され軸線2aの
まわりでプラテンの回転を生じさせるためにニードルシ
リンダの回転によって回転される磁場の作用を受けるの
に適した手段によって構成することができる。
に固定され、しかも、ウィング14のまわりに配置され
た磁場発生手段と、ウィング14に配置され軸線2aの
まわりでプラテンの回転を生じさせるためにニードルシ
リンダの回転によって回転される磁場の作用を受けるの
に適した手段によって構成することができる。
【0037】図5に示す変形実施例によって示されるよ
うに、ブロック23によって生じた磁場の作用を受ける
のに適した手段は、導電性材で構成されウィング14に
固定された構造体で成り、この構造体は棒26で構成さ
れ、これらの棒26はニードルシリンダに共軸をなす円
筒面に沿って配置される。これらの棒26は、その両端
部が2個のリングにより相互に接続される。実際に、前
記構造体は、かご形(squirrel−cage)の
非同期電気モータのローターのように作動し、電気絶縁
材で成るウィング14の部分に固定される。
うに、ブロック23によって生じた磁場の作用を受ける
のに適した手段は、導電性材で構成されウィング14に
固定された構造体で成り、この構造体は棒26で構成さ
れ、これらの棒26はニードルシリンダに共軸をなす円
筒面に沿って配置される。これらの棒26は、その両端
部が2個のリングにより相互に接続される。実際に、前
記構造体は、かご形(squirrel−cage)の
非同期電気モータのローターのように作動し、電気絶縁
材で成るウィング14の部分に固定される。
【0038】図6の変形実施例で示すように、ブロック
23によって生じる磁場の作用を受けるのに適した手段
は、導電性材で成る巻線を有する金属ストリップ27で
構成され、これは巻線ローターをもつ非同期電気モータ
のローターと同じ働きをもち、プラテンのウィング14
に固定されていて、ブロック23によって生じる磁場内
に位置する。
23によって生じる磁場の作用を受けるのに適した手段
は、導電性材で成る巻線を有する金属ストリップ27で
構成され、これは巻線ローターをもつ非同期電気モータ
のローターと同じ働きをもち、プラテンのウィング14
に固定されていて、ブロック23によって生じる磁場内
に位置する。
【0039】図7は、ブロック23によって生じる磁場
の作用を受けるのに適した手段のもうひとつの変形実施
例を示す。前記手段は、ウィング14の非磁性コアの直
径方向に対向する位置に固定された少くとも2枚の磁石
板31により構成される。この2枚の板31は、ウィン
グ14と剛に接続した磁気双極子を形成するように配置
され、この磁気双極子はブロック23によって生じる磁
場内に配置される。
の作用を受けるのに適した手段のもうひとつの変形実施
例を示す。前記手段は、ウィング14の非磁性コアの直
径方向に対向する位置に固定された少くとも2枚の磁石
板31により構成される。この2枚の板31は、ウィン
グ14と剛に接続した磁気双極子を形成するように配置
され、この磁気双極子はブロック23によって生じる磁
場内に配置される。
【0040】図1ないし図4及び7に示す実施例におい
て、ウィング14に固定される強磁性材又は磁石材に対
してブロック23によって生じる磁場が直接作用する。 これに対して図5及び図6に示す実施例では、ブロック
23によって発生し、ニードルシリンダの回転によって
回転される磁場は、プラテンのウィング14に装着され
た導電性体に電流を発生させ、その結果、その導電性体
に、プラテンを回転させる機械的力を発生する。
て、ウィング14に固定される強磁性材又は磁石材に対
してブロック23によって生じる磁場が直接作用する。 これに対して図5及び図6に示す実施例では、ブロック
23によって発生し、ニードルシリンダの回転によって
回転される磁場は、プラテンのウィング14に装着され
た導電性体に電流を発生させ、その結果、その導電性体
に、プラテンを回転させる機械的力を発生する。
【0041】また、ニードルシリンダの回転中、キー1
6を座18に連結させることができるように、プラテン
制動手段が設けられ、このプラテン制動手段はニードル
シリンダに対して軸線のまわりでプラテンの回転率を低
下させる。
6を座18に連結させることができるように、プラテン
制動手段が設けられ、このプラテン制動手段はニードル
シリンダに対して軸線のまわりでプラテンの回転率を低
下させる。
【0042】特に、前記制動手段は、アーム8に摺動自
在に接続されたスライダー29により構成されるクラッ
チ28で成り、前記スライダーは流体で作動されるシリ
ンダ30によって駆動される。スライダー29は軸9を
摩擦で減速するためにその軸9の一部に接触する。
在に接続されたスライダー29により構成されるクラッ
チ28で成り、前記スライダーは流体で作動されるシリ
ンダ30によって駆動される。スライダー29は軸9を
摩擦で減速するためにその軸9の一部に接触する。
【0043】本発明の編機の作動は次の通りである。
【0044】ソックスやストッキングの編み作業が始ま
る時、トリミングが行われる間、即ちフック7の使用が
必要とされる時、プラテン5はニードルシリンダ2と同
一回転速度駆動され、かつそのニードルシリンダに対し
て正しく配置されねばならない。この理由で、流体作動
式シリンダ19が作動し、ロッド21によってキー16
を座18に結合させる。
る時、トリミングが行われる間、即ちフック7の使用が
必要とされる時、プラテン5はニードルシリンダ2と同
一回転速度駆動され、かつそのニードルシリンダに対し
て正しく配置されねばならない。この理由で、流体作動
式シリンダ19が作動し、ロッド21によってキー16
を座18に結合させる。
【0045】キー16の自由な長さは非常に短いので、
そのねじり変形が生じることはない。従って、この編み
工程で必要とされるように、プラテンの牽引が非常に正
確に行われる。
そのねじり変形が生じることはない。従って、この編み
工程で必要とされるように、プラテンの牽引が非常に正
確に行われる。
【0046】ソックスやストッキングのトリミング又は
縁部の編みが終わる時、その長さはキー16に達するよ
うにはなっておらず、流体作動式シリンダ19の作動は
解除され、キー16は座18から離座する。
縁部の編みが終わる時、その長さはキー16に達するよ
うにはなっておらず、流体作動式シリンダ19の作動は
解除され、キー16は座18から離座する。
【0047】キー16が座18から離座する間、プラテ
ンはいかなる場合でも、ブロック23によって生じる磁
場の作用を受ける第2接続装置によってシリンダ2に接
続され、軸線2aのまわりで回転する。正確さが若干低
くても、プラテンの回転は、必要時に糸が切断されるよ
うにディスク形カッター15の正確な使用を可能にする
。キー16が座18から離座すると、製品は軸方向のダ
トク25に沿って正しく下降する。
ンはいかなる場合でも、ブロック23によって生じる磁
場の作用を受ける第2接続装置によってシリンダ2に接
続され、軸線2aのまわりで回転する。正確さが若干低
くても、プラテンの回転は、必要時に糸が切断されるよ
うにディスク形カッター15の正確な使用を可能にする
。キー16が座18から離座すると、製品は軸方向のダ
トク25に沿って正しく下降する。
【0048】本編機は、本発明の範囲内で多くの変形や
変更が可能であり、例えば、ブロック23をウィング1
4に配置し、ブロック23に対面するニードルシリンダ
部分を強磁性材にすることもできる。
変更が可能であり、例えば、ブロック23をウィング1
4に配置し、ブロック23に対面するニードルシリンダ
部分を強磁性材にすることもできる。
【0049】その他の全て部分は技術的に同等の部材に
置きかえることもできる。
置きかえることもできる。
【0050】また、本発明の実施に当っては、個々の用
途に適合する限り、使用される材料と寸法は、要求や技
術上の水準に従って選択することができる。
途に適合する限り、使用される材料と寸法は、要求や技
術上の水準に従って選択することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、特許請求の範囲の
各請求項に記載された構成をもつ本発明の編機は、次の
理由で意図する目的を完全に達成することが分った。即
ち、編機の外部にモーターを配設する必要がなく、複雑
なギアトランスミッションを使用する必要がなく、ニー
ドルシリンダの内側で製品の下降の妨害も生じることが
なく、またその空気圧による引っぱりも妨害されること
なしに、編み要件を充足したプラテンの回転駆動が可能
となる。
各請求項に記載された構成をもつ本発明の編機は、次の
理由で意図する目的を完全に達成することが分った。即
ち、編機の外部にモーターを配設する必要がなく、複雑
なギアトランスミッションを使用する必要がなく、ニー
ドルシリンダの内側で製品の下降の妨害も生じることが
なく、またその空気圧による引っぱりも妨害されること
なしに、編み要件を充足したプラテンの回転駆動が可能
となる。
【図1】本発明に従った編機の上方部分の軸方向の概略
断面図である。
断面図である。
【図2】図1に示される部分の拡大部分図である。
【図3】図1に示されるもうひとつの部分の拡大部分図
である。
である。
【図4】図3のIV−IV線に沿ってとった断面図であ
る。
る。
【図5】図4に類似する図面であって、本発明の第2接
続装置の変形実施例の概略断面図である。
続装置の変形実施例の概略断面図である。
【図6】図4に類似する図面であって、本発明に従った
第2接続装置のもうひとつの変形実施例の概略断面図で
ある。
第2接続装置のもうひとつの変形実施例の概略断面図で
ある。
【図7】図4に類似する図面であって、本発明に従った
第2接続装置の更に他の変形実施例の概略断面図である
。
第2接続装置の更に他の変形実施例の概略断面図である
。
1 編機
2 ニードルシリンダ
2a ニードルシリンダの軸線
3 軸方向の溝
4 ニードル
5 プラテン
6 放射方向の溝
7 フック
8 アーム
9 軸
10,11 軸受
12 第1接続装置
13 第2接続装置
14 ウィング
15 カッター
16 キー
17 通路
18 座
19 シリンダ
20 ピストン
21 ロッド
21a,21b ロッドの部分
22 キーの穴
23 ブロック
24 ウィングの部分
25 ダクト
26 棒
27 金属ストリップ
28 クラッチ
29 スライダー
30 シリンダ
31 磁石板
Claims (16)
- 【請求項1】 それ自体の軸線のまわりで回転駆動さ
れ、かつ、ニードルシリンダの外側スカート部に形成さ
れた軸方向の溝内に配置されてニードルシリンダの軸線
に平行な方向へ個々に移動可能な複数のニードルを支持
する実質上垂直方向のニードルシリンダと、前記ニード
ルシリンダの上方に共軸的に配置され、前記軸線のまわ
りで回転可能なように編機の支持構造体により支持され
たプラテンを備えた単一シリンダ型円形編機において、
前記軸線のまわりで前記プラテンを前記ニードルシリン
ダに剛に回転自在に接続するように、制御されて作動さ
れ又は作動が解除される第1接続装置と、ニードルシリ
ンダの内側を伸長するプラテンのウィング上と前記ウィ
ングに対面するニードルシリンダの内面の部分とに配置
される第2接続装置とを有し、前記第2接続装置は互い
に磁力で作用してニードルシリンダの回転運動を前記プ
ラテンへ伝達することを特徴とするプラテンの作動を改
善した、特に、ソックスやストッキング等を製造する単
一シリンダ型円形編機。 - 【請求項2】 前記第1接続装置は、前記プラテンの
ウィングによって支持されたキーを有し、同キーは、前
記ウィングに対面するニードルシリンダの内面に形成さ
れた座に係合するようにニードルシリンダに対して実質
上放射方向に沿って制御されて移動可能であることを特
徴とする請求項1に記載の編機。 - 【請求項3】 前記座はニードルシリンダの軸線に平
行な方向に沿って伸長することを特徴とする請求項2に
記載の編機。 - 【請求項4】 ニードルシリンダの回転速度に対して
前記軸線のまわりのプラテンの回転速度を低下させるた
めにプラテン制動手段をさらに有し、それによって前記
キーを前記座に連結させることができるようになってい
ることを特徴とする請求項1に記載の編機。 - 【請求項5】 前記制動手段は、前記プラテンと剛に
接続しそれと共軸をなす軸の部分に制御されて接触する
クラッチで成り、前記軸はプラテンの上方へ伸長し、そ
れ自体の軸のまわりで回転することができるように編機
の支持構造体によって支持されることを特徴とする請求
項4に記載の編機。 - 【請求項6】 前記キーの作動手段を有し、この作動
手段は前記プラテンの上方に配設されることを特徴とす
る請求項2に記載の編機。 - 【請求項7】 前記作動手段は、前記プラテンの上方
に配設された支持構造の一部分に配置される流体作動式
シリンダで成り、この流体作動式シリンダのピストンは
、前記軸内で軸方向へ摺動可能で、かつ、その下端が前
記キーに連結されたロッドを作動することを特徴とする
請求項1に記載の編機。 - 【請求項8】 前記ロッドの下端は、そのロッドが軸
方向へ摺動する時、前記キーを放射方向へ移動させるた
め摺動方向に対して傾斜した面が形成された部分を有す
ることを特徴とする請求項7に記載の編機。 - 【請求項9】 前記ロッドの下端は、前記キーに形成
された穴を貫通すると共にその摺動方向に対して傾斜し
た2つの部分を有し、前記2個の傾斜部分は前記ロッド
が軸方向へ往復移動する時、前記キーを放射方向へ往復
移動させるためキーの摺動方向に沿う前記穴の2つの両
端に当接することを特徴とする請求項7に記載の編機。 - 【請求項10】 前記第2接続装置は、ニードルシリ
ンダの内面に固定された磁気材料で成る複数のブロック
を有し、それらのブロックはニードルシリンダの内側を
伸長するプラテンの前記ウィング部分のまわりに配置さ
れ、ウィングの前記部分は少くとも一部強磁性材料で形
成されることを特徴とする請求項1に記載の編機。 - 【請求項11】 ニードルシリンダの内側を伸長する
前記プラテンウィングは非磁性材料のコアによって構成
され、前記コアは、磁気材料で構成された前記ブロック
に面して強磁性材料で成る環状部分によってカバーされ
ることを特徴とする請求項1に記載の編機。 - 【請求項12】 磁力板が前記ウィング上に配置され
て磁気双極子を形成し、その磁気双極子は前記ウィング
に剛に接続され、前記ブロックにより生じる磁場内に置
かれていることを特徴とする請求項1に記載の編機。 - 【請求項13】 前記第2接続装置は、ニードルシリ
ンダの内面に固定され、前記プラテンウィングのまわり
に配置された磁場発生手段と、前記ウィング上に配置さ
れ、プラテンを前記軸線のまわりで回転させるためニー
ドルシリンダの回転時に回転する前記磁場の作用を受け
るのに適した手段とで成ることを特徴とする請求項1に
記載の編機。 - 【請求項14】 前記磁場の作用を受けるのに適した
前記手段は、導電性材でつくられた構造体で成り、同構
造体は、ニードルシリンダに共軸をなす円筒形面に沿っ
て配置され、その2つの両端が2個のリングにより相互
に接続されるバーにより構成され、導電性材で成る前記
構造体は、電気絶縁材でつくられた前記ウィング部分に
剛に接続され、前記磁場内に置かれていることを特徴と
する請求項13に記載の編機。 - 【請求項15】 前記磁場の作用を受けるのに適した
前記手段は、非同期の巻線ローター型電気モータのロー
ターによって構成され、前記ローターは、前記プラテン
と共軸をなして前記プラテンウィングの一部分に固定さ
れ前記磁場内に置かれていることを特徴とする請求項1
3に記載の編機。 - 【請求項16】 前記ウィングは編まれた製品が下降
するダクト内を伸長し、前記ダクトは前記ニードルシリ
ンダの内部にそれと共軸的に配置され、前記磁場発生装
置は前記ダクトの外面とニードルシリンダの内面との間
に配置されることを特徴とする請求項1に記載の編機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT22063A/90 | 1990-11-15 | ||
IT02206390A IT1245837B (it) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | Macchina circolare monocilindrica con azionamento del platorello perfezionato in particolare per la produzione di calze |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04263655A true JPH04263655A (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=11190924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3297554A Pending JPH04263655A (ja) | 1990-11-15 | 1991-11-14 | プラテンの作動を改善した、特に、ソックスやストッキング等の製造用単一シリンダ型円形編機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5203184A (ja) |
EP (1) | EP0485924A1 (ja) |
JP (1) | JPH04263655A (ja) |
CS (1) | CS345491A3 (ja) |
IT (1) | IT1245837B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008525648A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | サントニ エッセ.ピ.ア. | 2床式のメリヤス丸編機等において針床の一の群の針で編んだ編物の部分を他の群の針に移す方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1284002B1 (it) * | 1996-04-22 | 1998-05-08 | Lonati Spa | Macchina circolare monocilindrica per calzetteria o maglieria particolarmente per la produzione di manufatti chiusi in |
IT1289504B1 (it) * | 1996-12-20 | 1998-10-15 | Lonati Spa | Procedimento per la produzione di manufatti tubolari,del tipo calze o simili,con una macchina circolare monocilindrica |
DE102007012868A1 (de) * | 2007-03-17 | 2008-09-18 | Schaeffler Kg | Rundstrickmaschinenantrieb |
ITBS20070104A1 (it) * | 2007-07-24 | 2009-01-25 | Santoni & C Spa | Macchina circolare monocilindro per calze da uomo con aghi sul platorello |
DE102015103639B4 (de) * | 2015-03-12 | 2020-04-23 | Terrot Gmbh | Nadelzylinder und Rundstrickmaschine |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR675852A (fr) * | 1929-05-28 | 1930-02-15 | Système sustentateur pour aéronef | |
FR757242A (fr) * | 1933-06-20 | 1933-12-22 | Roue d'automobile | |
GB1042430A (en) * | 1963-09-04 | 1966-09-14 | Billi Giorgio | Welt hook cams control device in circular knitting hoseiery machines |
IT992223B (it) * | 1973-08-07 | 1975-09-10 | Billi Spa | Congegno di trasmissione del moto al disco o platorello degli uncini con innesto di sfasamento del plato rello |
IT1007256B (it) * | 1974-02-06 | 1976-10-30 | Lonati Cost Mecc | Macchina circolare per calze par ticolarmente per la fabbricazione di calze chiuse in punta diretta mente sulla macchina |
IT1099924B (it) * | 1978-10-13 | 1985-09-28 | Lonati Cost Mecc | Macchina perfezionata per la produzione di tessuto tubolare,in particolare di calze |
IT1138774B (it) * | 1981-05-08 | 1986-09-17 | Lonati Spa | Macchina circolare per maglieria del tipo a cilindro e platorello,in particolare per la fabbricazione di calze |
IT1153330B (it) * | 1982-10-29 | 1987-01-14 | Lonati Spa | Macchina circolare per maglieria a cilindro e platorello, in particolare atta alla fabbricazione di calze |
IT1185432B (it) * | 1985-10-14 | 1987-11-12 | Lonati Spa | Macchina per maglieria o simile con dispositivo per il sollevamento e l'abbassamento del platorello |
US5052196A (en) * | 1988-02-17 | 1991-10-01 | Francesco Turini | Pneumatically sock tensioning and reversing device for knitting machine |
-
1990
- 1990-11-15 IT IT02206390A patent/IT1245837B/it active IP Right Grant
-
1991
- 1991-11-11 EP EP91119178A patent/EP0485924A1/en not_active Withdrawn
- 1991-11-12 US US07/790,622 patent/US5203184A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-14 JP JP3297554A patent/JPH04263655A/ja active Pending
- 1991-11-14 CS CS913454A patent/CS345491A3/cs unknown
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---|---|---|---|---|
JP2008525648A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | サントニ エッセ.ピ.ア. | 2床式のメリヤス丸編機等において針床の一の群の針で編んだ編物の部分を他の群の針に移す方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5203184A (en) | 1993-04-20 |
CS345491A3 (en) | 1992-06-17 |
EP0485924A1 (en) | 1992-05-20 |
IT9022063A0 (it) | 1990-11-15 |
IT9022063A1 (it) | 1992-05-15 |
IT1245837B (it) | 1994-10-24 |
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