JPH04263523A - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents
ダイバーシチ受信装置Info
- Publication number
- JPH04263523A JPH04263523A JP3024222A JP2422291A JPH04263523A JP H04263523 A JPH04263523 A JP H04263523A JP 3024222 A JP3024222 A JP 3024222A JP 2422291 A JP2422291 A JP 2422291A JP H04263523 A JPH04263523 A JP H04263523A
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- JP
- Japan
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- signals
- phase
- signal
- branch
- synthesized
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- Granted
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- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims abstract 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 10
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
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- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 4
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車電話システムのよ
うにフェージングがある伝搬環境において同じ端末から
送信された信号を複数の基地局のアンテナで受信してダ
シバーシチ合成する受信装置に関する。
うにフェージングがある伝搬環境において同じ端末から
送信された信号を複数の基地局のアンテナで受信してダ
シバーシチ合成する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信では通信品質の劣化確率を低減
するために図2に示すように同じ移動端末の送信信号を
別々の場所にある複数の基地局で受信し、これをダイバ
ーシチ合成することがある。従来、無線周波数上の信号
のままでダイバーシチ合成するときは、相互の信号が逆
相で足し合わされて打ち消し合うことがないように、図
3に示すように位相を検出し、移相器によって位相を制
御して同相にしてから合成していた。このダイバーシチ
合成受信法は昭和61年電子通信学会発行の単行本「移
動通信の基礎」の164ページから165ページに記載
されている。
するために図2に示すように同じ移動端末の送信信号を
別々の場所にある複数の基地局で受信し、これをダイバ
ーシチ合成することがある。従来、無線周波数上の信号
のままでダイバーシチ合成するときは、相互の信号が逆
相で足し合わされて打ち消し合うことがないように、図
3に示すように位相を検出し、移相器によって位相を制
御して同相にしてから合成していた。このダイバーシチ
合成受信法は昭和61年電子通信学会発行の単行本「移
動通信の基礎」の164ページから165ページに記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
電話等の無線通信が使われる伝搬環境においては、フェ
ージングによって激しく位相が変化するため移相器を制
御することが困難であり、無線周波数上の信号のままダ
シバーシチ合成すると、相互の信号が逆相で足し合わさ
れて相互を打ち消し合い通信品質が劣化することがある
という問題があった。
電話等の無線通信が使われる伝搬環境においては、フェ
ージングによって激しく位相が変化するため移相器を制
御することが困難であり、無線周波数上の信号のままダ
シバーシチ合成すると、相互の信号が逆相で足し合わさ
れて相互を打ち消し合い通信品質が劣化することがある
という問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のダイバーシチ受
信装置は、複数系統のアンテナが受信した信号をそれぞ
れ複数の分岐信号に分岐させる手段と、相異なる前記ア
ンテナ系統の分岐信号同士の集まりである複数の分岐信
号群のそれぞれの分岐信号に位相回転を与える手段と、
前記位相回転を与えた同じ分岐信号群の分岐信号同士を
それぞれ合成した複数の合成信号を得る手段と、前記複
数の合成信号の包絡線を比較する手段と、前記包絡線レ
ベルが最大の前記合成信号を選択して出力する手段とを
備えたことを特徴とする。
信装置は、複数系統のアンテナが受信した信号をそれぞ
れ複数の分岐信号に分岐させる手段と、相異なる前記ア
ンテナ系統の分岐信号同士の集まりである複数の分岐信
号群のそれぞれの分岐信号に位相回転を与える手段と、
前記位相回転を与えた同じ分岐信号群の分岐信号同士を
それぞれ合成した複数の合成信号を得る手段と、前記複
数の合成信号の包絡線を比較する手段と、前記包絡線レ
ベルが最大の前記合成信号を選択して出力する手段とを
備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】複数の無線周波数上の信号を合成するとき、相
互の信号で打ち消し合うのは相互の信号の位相関係が逆
相になったときである。このときはあらかじめ信号が同
相となるように位相回転を与えておけば、足し合わせた
ときに打ち消し合うことがない。しかしながら、厳しい
フェージングが存在する環境のもとではどの程度位相回
転を与えれば同相で信号を合成できるかをあらかじめ知
ることは困難である。そこで本発明ではそれぞれのアン
テナ系統の信号をそれぞれ複数に分岐させ、異なったア
ンテナ系統の信号同士が合成されるときに相互の信号の
位相差が合成器ごとに異なるように、各々の信号群の各
々の信号に位相回転を与えておく。このようにすること
によってほぼ逆相で足し合わされた合成信号とほぼ同相
で足し合わされた合成信号が常に得られるので、合成信
号の包絡線を比較し、包絡線が最大の合成信号を選択す
れば、ほぼ同相で合成された信号を得ることができる。
互の信号で打ち消し合うのは相互の信号の位相関係が逆
相になったときである。このときはあらかじめ信号が同
相となるように位相回転を与えておけば、足し合わせた
ときに打ち消し合うことがない。しかしながら、厳しい
フェージングが存在する環境のもとではどの程度位相回
転を与えれば同相で信号を合成できるかをあらかじめ知
ることは困難である。そこで本発明ではそれぞれのアン
テナ系統の信号をそれぞれ複数に分岐させ、異なったア
ンテナ系統の信号同士が合成されるときに相互の信号の
位相差が合成器ごとに異なるように、各々の信号群の各
々の信号に位相回転を与えておく。このようにすること
によってほぼ逆相で足し合わされた合成信号とほぼ同相
で足し合わされた合成信号が常に得られるので、合成信
号の包絡線を比較し、包絡線が最大の合成信号を選択す
れば、ほぼ同相で合成された信号を得ることができる。
【0006】
【実施例】次に図面を参照して本発明について説明する
。
。
【0007】図1には本発明のダイバーシチ受信装置の
一実施例を示す。なお、説明を簡単にするため交換局4
0内部では移相器以外の伝送路等で生じる信号の位相回
転は無視できるものとする。
一実施例を示す。なお、説明を簡単にするため交換局4
0内部では移相器以外の伝送路等で生じる信号の位相回
転は無視できるものとする。
【0008】ある移動端末から送信された信号は基地局
1(10a),基地局2(10b)においてそれぞれ受
信される。受信された信号はそれぞれ電気・光変換器(
12a,12b)によって光信号に変換され、光伝送路
(50a,50b)を通して交換局(40)へ送られる
。交換局において2系統からなる光信号群は光・電気変
換器(30a,30b)により電気信号に変換される。 こうして電気信号に変換された2つの信号は分波器(3
1a,31b)によってそれぞれ2つに分岐させられ4
つの分岐信号となる。ここで相異なるアンテナ系統の分
岐信号同士の集まりを分岐信号群と呼ぶ。すなわち移相
器32a、32bの入力信号である2つの分岐信号が1
つの分岐信号群で、移相器32c、32dの入力信号で
ある2つの分岐信号が別の分岐信号群である。各々の分
岐信号群の各々の分岐信号は移相器32a(移相回転θ
11),移相器32b(移相回転θ12),移相器32
c(移相回転θ21),移相器32d(移相回転θ22
)によって位相回転が与えられる。このとき移相器入力
前の2つの分岐信号群内の初期位相差は同じであるが、
これがθ0であり、かつ移相器の位相回転量が例えばθ
11,θ12,θ21が0ラジアン,θ22がπラジア
ンに設定されていたとすると、移相器32a,32bの
出力での位相差はθ0、移相器32c,32dでの位相
差はθ0−πとなる。従って分岐信号群内の初期位相差
θ0が同相に近く0付近であっても逆相に近くπ付近で
あっても2つの合成器(33a,33b)の入力信号の
位相差はどちらかが0付近になり同相に近くなる。
1(10a),基地局2(10b)においてそれぞれ受
信される。受信された信号はそれぞれ電気・光変換器(
12a,12b)によって光信号に変換され、光伝送路
(50a,50b)を通して交換局(40)へ送られる
。交換局において2系統からなる光信号群は光・電気変
換器(30a,30b)により電気信号に変換される。 こうして電気信号に変換された2つの信号は分波器(3
1a,31b)によってそれぞれ2つに分岐させられ4
つの分岐信号となる。ここで相異なるアンテナ系統の分
岐信号同士の集まりを分岐信号群と呼ぶ。すなわち移相
器32a、32bの入力信号である2つの分岐信号が1
つの分岐信号群で、移相器32c、32dの入力信号で
ある2つの分岐信号が別の分岐信号群である。各々の分
岐信号群の各々の分岐信号は移相器32a(移相回転θ
11),移相器32b(移相回転θ12),移相器32
c(移相回転θ21),移相器32d(移相回転θ22
)によって位相回転が与えられる。このとき移相器入力
前の2つの分岐信号群内の初期位相差は同じであるが、
これがθ0であり、かつ移相器の位相回転量が例えばθ
11,θ12,θ21が0ラジアン,θ22がπラジア
ンに設定されていたとすると、移相器32a,32bの
出力での位相差はθ0、移相器32c,32dでの位相
差はθ0−πとなる。従って分岐信号群内の初期位相差
θ0が同相に近く0付近であっても逆相に近くπ付近で
あっても2つの合成器(33a,33b)の入力信号の
位相差はどちらかが0付近になり同相に近くなる。
【0009】このように位相回転が与えられた2つの分
岐信号群は各々合成回路33a,33bにより同じ分岐
信号群の分岐信号同士で合成され、合成信号となる。そ
してこれらの合成信号の包絡線は包絡線比較器34で比
較され、その結果は選択合成器35に送られ、包絡線最
大、すなわち最も同相に近い位相差で合成された信号が
選択され、受信機36へ送られる。
岐信号群は各々合成回路33a,33bにより同じ分岐
信号群の分岐信号同士で合成され、合成信号となる。そ
してこれらの合成信号の包絡線は包絡線比較器34で比
較され、その結果は選択合成器35に送られ、包絡線最
大、すなわち最も同相に近い位相差で合成された信号が
選択され、受信機36へ送られる。
【0010】なお、本実施例ではアンテナ系統の数、及
び分岐信号群の数はともに2であったが、両者の数は同
じ必要はなく、それぞれ2以上の任意の数で同様に実現
できる。また、伝送路も光伝送路に限られることはない
。
び分岐信号群の数はともに2であったが、両者の数は同
じ必要はなく、それぞれ2以上の任意の数で同様に実現
できる。また、伝送路も光伝送路に限られることはない
。
【0011】
【発明の効果】以上、詳細に説明した本発明によれば厳
しいフェージングが存在する伝搬環境であっても、位相
を検出して制御することなく、無線周波数の信号のまま
でのダイバーシチ合成を実現し、良好なダイバーシチ効
果を常に容易に得ることができる。
しいフェージングが存在する伝搬環境であっても、位相
を検出して制御することなく、無線周波数の信号のまま
でのダイバーシチ合成を実現し、良好なダイバーシチ効
果を常に容易に得ることができる。
【図1】本発明のダイバーシチ受信装置の一実施例を示
す図
す図
【図2】移動端末の信号を複数の基地局で受信しダイバ
ーシチ合成する様子を示す図
ーシチ合成する様子を示す図
【図3】従来のダイバーシチ受信装置の構成図
10a 基地局
10b 基地局
11a アンテナ
11b アンテナ
12a 電気・光変換器
12b 電気・光変換器
30a 光・電気変換器
30b 光・電気変換器
31a 分波器
31b 分波器
32a 移相器
32b 移相器
32c 移相器
32d 移相器
33 合成回路
34 包絡線比較器
35 選択合成回路
36 受信機
40 交換局
50a 光伝送路
50b 光伝送路
210 基地局
220 基地局
230 移動端末
240 交換局
310a アンテナ
310b アンテナ
320a 位相検出器
320b 位相検出器
330a 移相器
330b 移相器
340 合成回路
350 受信機
Claims (1)
- 【請求項1】 複数系統のアンテナが受信した信号を
それぞれ複数の分岐信号に分岐させる手段と、相異なる
前記アンテナ系統の分岐信号同士の集まりである複数の
分岐信号群のそれぞれの分岐信号に位相回転を与える手
段と、前記位相回転を与えた同じ分岐信号群の分岐信号
同士をそれぞれ合成した複数の合成信号を得る手段と、
前記複数の合成信号の包絡線を比較する手段と、前記包
絡線レベルが最大の前記合成信号を選択して出力する手
段とを備えたことを特徴とするダイバーシチ受信装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024222A JP2705325B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | ダイバーシチ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024222A JP2705325B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | ダイバーシチ受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04263523A true JPH04263523A (ja) | 1992-09-18 |
JP2705325B2 JP2705325B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12132255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3024222A Expired - Lifetime JP2705325B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | ダイバーシチ受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2705325B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100299596B1 (ko) * | 1992-12-01 | 2001-10-22 | 요트.게.아. 롤페즈 | 다이버시티전송시스템및시스템에사용되는수신기및결합수단 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3024222A patent/JP2705325B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100299596B1 (ko) * | 1992-12-01 | 2001-10-22 | 요트.게.아. 롤페즈 | 다이버시티전송시스템및시스템에사용되는수신기및결합수단 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2705325B2 (ja) | 1998-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |