JPH04262850A - 鋳造装置 - Google Patents

鋳造装置

Info

Publication number
JPH04262850A
JPH04262850A JP2353091A JP2353091A JPH04262850A JP H04262850 A JPH04262850 A JP H04262850A JP 2353091 A JP2353091 A JP 2353091A JP 2353091 A JP2353091 A JP 2353091A JP H04262850 A JPH04262850 A JP H04262850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casting
mold
cavity
cast product
die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2353091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2908889B2 (ja
Inventor
Toshiya Watanabe
寿也 渡辺
Takushi Kondo
近藤 拓士
Yasuji Fujikake
藤掛 保司
Tamotsu Ninomiya
二宮 保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2353091A priority Critical patent/JP2908889B2/ja
Publication of JPH04262850A publication Critical patent/JPH04262850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2908889B2 publication Critical patent/JP2908889B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の鋳造品に対応す
るキャビテイが画成された鋳造用金型を保持手段により
保持したまま、鋳造品の連続鋳造を可能にした鋳造装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分割不可能な鋳造用金型を用いて
、例えば、スーパーチャージャのロータ等の鋳造品を製
造するには、図3に示す鋳造装置2および図4に示す離
型装置4が用いられている。
【0003】この鋳造装置2は、溶湯6が貯蔵されてい
る溶湯炉8上に載置され該溶湯炉8に連通する湯口10
が画成されたダイベース12と、この溶湯炉8から上方
へと延在する複数の支柱14a、14bと、該支柱14
a、14bに沿って上下に変位する定盤16と、前記ダ
イベース12と定盤16の間に配設され且つ内部に旋回
する溝状のキャビテイが画成された鋳造用金型18とか
らなる。
【0004】定盤16は、ダイベース12の湯口10に
臨んだ鋳造用金型18を押圧するための押え型20が係
止され、さらにシリンダ22のシリンダロッド24が係
合している。
【0005】そこで、螺旋形状をした鋳造品26の製造
に際しては、先ず、ダイベース12において湯口10と
鋳造用金型18のゲートを一致させて載置し、シリンダ
22の付勢作用下に、図において、下方に指向して変位
する押え型20で、前記鋳造用金型18のゲートと反対
側の開口を閉塞する。次に、溶湯炉8の内部に不活性ガ
スを導入し、そのガス圧で溶湯6を湯口10から鋳造用
金型18のゲートを介してキャビテイ内に供給する。所
定時間経過後に溶湯6は鋳造品26の形状に固化する。
【0006】次いで、シリンダ22を再び付勢し、定盤
16を上昇させて鋳造用金型18から押え型20を離間
させ、内部に鋳造品26が保持されたままの鋳造用金型
18を別途設けられている離型装置4に移送する。この
離型装置4は、図4に示すように、基台30に鋳造用金
型18のゲートより大きな開口部32が画成され、その
下方に鋳造品受取台34を装備した作業台36と、該作
業台36に立設された複数の支柱38a、38bと、こ
の支柱38a、38bの先端部に橋架されたフレーム3
9に固定されたシリンダ40とからなる。
【0007】以上のように構成される離型装置4におい
て、鋳造品26を鋳造用金型18から押圧して離型する
には、基台30の開口部32に鋳造用金型18のゲート
を一致させて載置し、この鋳造用金型18内の鋳造品2
6にシリンダロッド42を当接させて、該鋳造品26に
シリンダ40の押圧力を加える。この結果、螺旋状の鋳
造品26は鋳造用金型18内の溝に沿って回転しながら
そのゲート部位から押し出され、基台30の開口部32
から鋳造品受取台34の中に落下する。この鋳造品受取
台34から取り出された鋳造品26は、次なる加工工程
へと送給される。
【0008】前記のように、鋳造品26が取り出された
後、離型装置4の基台30上の鋳造用金型18を再び鋳
造装置2に戻し、前記の操作を繰り返して次の鋳造品2
6を製造する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、鋳造装置2の鋳造用金型18から鋳造
品26を取り出そうとする時、該鋳造装置2とは別体の
離型装置4で離型処理を行うため、鋳造品26が保持さ
れたままの鋳造用金型18を離型装置4まで移送しなけ
ればならない。そして、この移送に要する時間が多大で
あり、結果的に生産性がさほどに向上していない。また
、離型装置4で鋳造品26を取り出した後の鋳造用金型
18を、その都度、鋳造装置2の所定位置に返戻し、再
組み付けしなければならず、その設定の調整に多くの時
間を費やしていた。
【0010】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであり、鋳造装置と離型装置とを一体化し
、特に鋳造品に対して押出手段を金型内の鋳造品に当接
させて離型するよう構成し、これにより鋳造工程の効率
化と、装置自体の簡素化と低廉化とを達成することが可
能な鋳造装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、溶湯を供給する湯口が画成されたダイ
ベースと、前記ダイベースの湯口に係合し、所定の鋳造
品に対応するキャビテイが画成された金型と、前記金型
を前記ダイベースに接近させ、且つ、該ダイベースから
離間させる保持手段と、前記キャビテイに臨み且つ湯口
と反対側にあって前記保持手段に設けられ、前記キャビ
テイにより形成された鋳造品を湯口側へ押し出す押圧手
段と、からなることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に係る鋳造装置では、キャビテイの一部
を形成している押出手段により固化している鋳造品を押
圧すると、該鋳造品が鋳造用金型から押し出され、従っ
て、鋳造品を離型装置まで敢えて移送する必要もなく、
鋳造サイクルが短縮化し、しかも装置自体も簡素化する
【0013】
【実施例】本発明に係る鋳造装置について好適な実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する
【0014】図1において、参照符号50は、本実施例
にかかる鋳造装置を示す。この鋳造装置50は、鋳造用
金型52と、保持手段54と、押出手段56および搬送
機構58とから基本的に構成される。
【0015】前記鋳造用金型52が位置決め保持される
ダイベース60は、溶湯62が貯蔵されている溶湯炉6
4に固定保持され、略中央に前記溶湯炉64に連通する
漏斗状をした湯口66が画成されている。この湯口66
の下方にあってダイベース60には溶湯導入管68が固
着され、しかもダイベース60の一側に溶湯炉64内に
連通するガス導入管70が配設されている。溶湯炉64
から上方へと複数の支柱72a、72bが延在し、これ
らの支柱72a、72bの先端部に橋架されたフレーム
74にアクチュエータ、ここではシリンダ76が配設さ
れている。このシリンダ76のシリンダロッド78を介
して保持枠80が後述する定盤82に係合されている。
【0016】鋳造用金型52は、分割が不可能な一体金
型で、両端の周縁にフランジ部84a、84bを有し且
つゲート86に連通し内部において旋回する溝状のキャ
ビテイ88が画成されている。
【0017】保持手段54は、前記保持枠80の上下方
向の変位により支柱72a、72bに沿って変位する定
盤82と、この定盤82の下側に配設されたシリンダ9
0a、90bとからなる。定盤82の略中央下方に指向
して膨出形成された金型受座92が設けられ、前記金型
受座92の先端周囲にフランジ部94が形成され、且つ
その中央軸線に沿って開口部96が画成されている。シ
リンダ90a、90bのシリンダロッド98a、98b
の先端に金型受座92のフランジ部94と鋳造用金型5
2のフランジ部84a、84bに夫々嵌合し、これらを
握持するクランプ100a、100bが配設されている
【0018】押出手段56は、前記定盤82の上側に固
着されたシリンダ102と、このシリンダ102から延
在し、前記金型受座92に画成された開口部96に挿入
されるシリンダロッド104とからなる。そして、シリ
ンダロッド104の先端にスラスト軸受106が設けら
れている。該スラスト軸受106はキャビテイ88の一
画を形成する。
【0019】搬送機構58は、溶湯炉64から離れた位
置に設置された支柱110に組み込まれたサポートバー
112と、このサポートバー112に設けられたレール
114を摺動するハンドアーム116と、鋳造品受取部
118とからなる。支柱110はその下方に設けられた
複数の歯車列120を介して旋回用モータ122に連結
され、この旋回用モータ122の作動によりハンドアー
ム116もともに回動可能である。さらに、支柱110
の先端部には、ハンドアーム116に設けたラック12
4を介して鋳造用金型52のキャビテイ88に指向して
鋳造品受取部118の進退動作を行なわせるピニオン1
26を設けた移動用モータ128が連結されている。鋳
造品受取部118はハンドアーム116の先端に取り付
けられ、さらに、鋳造品受取部118を、図において上
下方向に変位させるためのシリンダ130が配設されて
いる。
【0020】次に、上記のように構成される鋳造装置5
0の作用について説明する。螺旋形状の鋳造品の製造に
先立って、先ず、鋳造用金型52のゲート86と湯口6
6とを一致させてダイベース60上に裁置し、シリンダ
76の付勢作用下に、図において下方に指向して変位す
る定盤82の金型受座92の下面を鋳造用金型52に当
接し、該金型受座92のフランジ部94と鋳造用金型5
2のフランジ部84a、84bを夫々一致させ、シリン
ダ90a、90bを付勢してシリンダロッド98a、9
8bの先端のクランプ100a、100bを前記夫々の
フランジ部84a、84b、94に嵌合し両者を握持す
る。
【0021】次に、ガス導入管70から溶湯炉64内に
不活性ガスを圧送し、そのガス圧で溶湯62を溶湯導入
管68を介して湯口66からキャビテイ88内に供給す
る。この時、金型受座92に画成された開口部96は、
押出手段56を形成しているシリンダ102のシリンダ
ロッド104先端のスラスト軸受106でその一部が閉
塞されている。所定時間経過後にキャビテイ88内の溶
湯62はそれに対応する形状に固化され、鋳造品が得ら
れる。
【0022】次いで、シリンダ76を再び付勢し、定盤
82を所定高さまで上方に変位させる。この時、鋳造用
金型52は金型受座92とクランプ100a、100b
で握持されており、両者は一体的に上方に変位する。
【0023】そして、図2に示すように、搬送機構58
の旋回用モータ122を作動して支柱110を回動し、
サポートバー112を鋳造用金型52に指向させ、移動
用モータ128を作動してピニオン126の回転により
ラック124を介して、ハンドアーム116を鋳造用金
型52のキャビテイ88に指向させてレール114上を
移動させる。同時に、ハンドアーム116の先端の鋳造
品受取部118をシリンダ130の付勢作用下に鋳造用
金型52のゲート86に臨ませる。
【0024】次に、シリンダ102を付勢して、鋳造品
に当接しているシリンダロッド104のスラスト軸受1
06にシリンダ102の押圧力を加えると、スラスト軸
受106は回転し、螺旋状の鋳造品は鋳造用金型52内
の溝に沿って回転しながらそのゲート86から押し出さ
れ、鋳造品受取部118内に落下する。そして、搬送機
構58を再び作動させることで、すなわち、移動用モー
タ128を反転動作せしめ、鋳造品受取部118を退動
させて鋳造品を次工程に搬送する。
【0025】そして、鋳造品が取り外された鋳造用金型
52のゲート86を再びダイベース60の湯口66に一
致させて載置し、前記の操作を繰り返して鋳造品を連続
的に製造する。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る鋳造装置によれば、以下の
効果が得られる。
【0027】鋳造用金型のキャビテイで形成された鋳造
品は、キャビテイの一部を形成する押出手段により鋳造
用金型から押し出され、次いで、搬送機構で搬送される
ので、鋳造品を連続して得ることができ、従って、鋳造
工程の効率化と装置自体の簡素化および鋳造品の低廉化
が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋳造装置の概略縦断面図である。
【図2】鋳造装置における鋳造品の取り出し状態の概略
縦断面図である。
【図3】従来技術に係る鋳造装置の概略縦断面図である
【図4】従来技術に係る離型装置の概略縦断面図である
【符号の説明】
50…鋳造装置 52…鋳造用金型 54…保持手段 56…押出手段 58…搬送機構 60…ダイベース 64…溶湯炉 66…湯口 76、102…シリンダ 82…定盤 84a、84b、94…フランジ部 86…ゲート 88…キャビテイ 92…金型受座 104…シリンダロッド 106…スラスト軸受 110…支柱 112…サポートバー 116…ハンドアーム 118…鋳造品受取部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶湯を供給する湯口が画成されたダイベー
    スと、前記ダイベースの湯口に係合し、所定の鋳造品に
    対応するキャビテイが画成された金型と、前記金型を前
    記ダイベースに接近させ、且つ、該ダイベースから離間
    させる保持手段と、前記キャビテイに臨み且つ湯口と反
    対側にあって前記保持手段に設けられ、前記キャビテイ
    により形成された鋳造品を湯口側へ押し出す押出手段と
    、からなることを特徴とする鋳造装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の鋳造装置において、押出手
    段はキャビテイにより形成された鋳造品と接触離間自在
    な回転手段を有することを特徴とする鋳造装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の鋳造装置において
    、該鋳造装置はさらに前記金型のキャビテイに指向して
    移動し、前記押出手段の付勢作用下にキャビテイから離
    脱する鋳造品を受容する搬送機構を有することを特徴と
    する鋳造装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の鋳造装
    置において、保持手段は定盤を含み、さらに前記定盤と
    金型とを一体的に係合させるクランプ手段を有すること
    を特徴とする鋳造装置。
JP2353091A 1991-02-18 1991-02-18 鋳造装置 Expired - Fee Related JP2908889B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2353091A JP2908889B2 (ja) 1991-02-18 1991-02-18 鋳造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2353091A JP2908889B2 (ja) 1991-02-18 1991-02-18 鋳造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04262850A true JPH04262850A (ja) 1992-09-18
JP2908889B2 JP2908889B2 (ja) 1999-06-21

Family

ID=12113007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2353091A Expired - Fee Related JP2908889B2 (ja) 1991-02-18 1991-02-18 鋳造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2908889B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2908889B2 (ja) 1999-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0751296Y2 (ja) 自動連続循環成形装置
JPS5953170B2 (ja) 二種の材料で複合物品を成形する装置
US2929105A (en) Ejection apparatus for molding machines
US4886106A (en) Die cast machine with a turret
US3507012A (en) Mold closing apparatus for an injection molding machine
CH504261A (fr) Installation de moulage mécanique
US3547181A (en) Casting apparatus
US6821109B2 (en) Resin material supply apparatus and method
JPH04262850A (ja) 鋳造装置
US3608622A (en) Machine for moulding under pressure metal connecting members of rotors of electric motors
EP0995521B1 (de) Giesserei-Formmaschine, Verfahren sowie Verwendung der Formmaschine zur Herstellung kastengebundener Sandformen
US4044818A (en) Apparatus for forming sand molds
GB2338921A (en) A closed die briquetting machine
CN217370411U (zh) 压铸机用自动化取件机构
CN220500048U (zh) 吲达帕胺缓释片压片装置
JPS62161451A (ja) 射出成形品のせき折り装置
JPH06210496A (ja) 給粉装置および給粉方法
JPS6237700Y2 (ja)
SU1069939A1 (ru) Установка дл лить под давлением
JPH10504274A (ja) プレス方法によるガラス成形品の製造法及び該方法の実施に特に適切な装置
JP2847690B2 (ja) 粉末成形装置におけるシューボックス
CN112517843A (zh) 一种定位精度高的铸钢用覆膜砂模具
JPH0546901Y2 (ja)
JPH02125709A (ja) プラスチックの成形装置、成形方法および移送用治具
JPS6367441B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees