JPH04262136A - エラストマー製マウントのばね剛性変更方法とエンジンマウント - Google Patents

エラストマー製マウントのばね剛性変更方法とエンジンマウント

Info

Publication number
JPH04262136A
JPH04262136A JP3292222A JP29222291A JPH04262136A JP H04262136 A JPH04262136 A JP H04262136A JP 3292222 A JP3292222 A JP 3292222A JP 29222291 A JP29222291 A JP 29222291A JP H04262136 A JPH04262136 A JP H04262136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber body
mount
rubber
plate
mount according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3292222A
Other languages
English (en)
Inventor
Volker Dr Hartel
フオルカー　ヘルテル
Matthias Richter
マチアス　リヒター
Gerhard Hoeglinger
ゲルハルト　ヘグリンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Metzeler Gimetall AG
Original Assignee
Metzeler Gimetall AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE4130362A external-priority patent/DE4130362C3/de
Application filed by Metzeler Gimetall AG filed Critical Metzeler Gimetall AG
Publication of JPH04262136A publication Critical patent/JPH04262136A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K5/00—Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units
    • B60K5/12—Arrangement of engine supports
    • B60K5/1283—Adjustable supports, e.g. the mounting or the characteristics being adjustable
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00—Springs
    • F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/3615—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with means for modifying the spring characteristic
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/26—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F3/00—Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic
    • F16F3/08—Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of a material having high internal friction, e.g. rubber
    • F16F3/087—Units comprising several springs made of plastics or the like material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、少なくとも一時的に
直列に接続される二つのゴム体を備えている特に自動車
用のエンジンマウントとしてのエラストマー製マウント
のばね剛性変更方法及びこの種の弾性エンジンマウント
に関する。
【０００２】
【従来の技術】最近のエンジンマウントは、走行運転中
に生じる種々の静的及び動的エンジン保持力を受け入れ
、その結果生じるエンジンの低周波振動を減衰し、更に
エンジンからシャシへ従って車室へ伝播する音響振動の
伝達を抑制するという役目を有する。従ってこの種のマ
ウントは低周波領域及び高周波領域において剛性及び減
衰の損失角に関して異なる特性を有しなければならない
。このことはこの種のマウントの設計の際に、不利な条
件の場合にはそのときの最適状態からほど遠い妥協を強
いられるおそれがある。従来、低周波振動の高い減衰性
をもたらし同時に高周波振動の適切な減結合を可能にす
る公知の液圧減衰エンジンマウントを利用する場合に良
好な結果が得られた。しかしこの種のマウントの場合に
も低周波領域及び高周波領域における特性が相互に無関
係に調節できず、そのためそのつど要求される値への調
整が非常に厄介である。更にこの種の液圧減衰エンジン
マウントの場合には一般に動的剛性の変更が軸線方向す
なわち垂直方向にだけ可能であるにすぎず、他方では半
径方向にはほぼ不変のままであり、従ってそれぞれの運
転状態に適合する制御された剛性変更が不可能である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、純
粋なエラストマー製マウントを出発点として、この種の
マウントのばね剛性及び減衰性を所定の運転パラメータ
に関係して変更でき、しかもこの種のマウントが低い回
転速度従って特にアイドリング時の大きい振動振幅の場
合に比較的軟らかく、高い運転回転速度の場合に比較的
硬いというように変更できるような方法を提供すること
にある。
【０００４】これに関連して東ドイツ特許第１１１４４
７号明細書から、相前後して接続された中空円筒形の二
つのゴム体を備えるエラストマー製マウントが知られて
おり、これらのゴム体はそれぞれ異なるばね定数を有し
、大きい負荷の場合に一方のばね体は、このばね体を囲
む部分ケースが相互に接触しそれによりこのばね体が働
かなくなるまで圧縮される。それによりこの種のマウン
トのばね剛性の変更が可能であるが、しかしそのつどの
負荷に関係して可能であるにすぎず外からの補助的な干
渉可能性は存在しない。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題はこの発明に基
づき公知の従来技術を出発点として、直列に接続される
両ゴム体に関して、両ゴム体のうちの一方のゴム体が所
定の運転パラメータに関係して、外から加えられる別個
の力によりマウントの剛性の構成部品により一時的に橋
絡され、両ゴム体のうちの他方のゴム体だけが弾性的に
有効に作用荷重を受け入れることにより解決される。
【０００６】それにより純粋なゴム製マウントのばね剛
性を、軟らかい特性と硬い特性との間で所定の要求及び
運転パラメータに応じて変更することが可能である。
【０００７】その際第２のゴム体の橋絡がエンジン回転
速度に関係して行われるのが合目的的である。
【０００８】また第２のゴム体を中間に囲む剛性の二つ
の部分ケースが力結合的に相互に接触させられるように
、第２のゴム体の橋絡は液を供給される圧力クッション
により行うことができる。
【０００９】しかし第２のゴム体を中間に囲む二つの部
分ケースが支柱により力結合的に相互に接触させられる
ように、橋絡が機械的調節装置により行われることも可
能である。
【００１０】更にこの発明は直列に重なり合って配置さ
れた二つのゴム体を備えている弾性マウント特に自動車
用エンジンマウントに関し、その際この発明に基づき、
両ゴム体が回転対称に形成され、一方のゴム体がエンジ
ンマウント板と支持板との間に固定され、第２のゴム体
が支持板とシャシ側に結合された保持板との間に固定さ
れ、第２のゴム体がこのゴム体を部分的に抱える環状の
ケースにより囲まれ、ケースの一方の端面が第２のゴム
体を画成する両方の板のうちの一方の板と強固に結合さ
れ、ケースの他方の端面が他方の板の縁を間隙を保って
囲み、それにより両板の間に支え装置を挿入する場合に
、両板がケースへ力結合的に接触して第２のゴム体を橋
絡する。
【００１１】第２のゴム体が回転対称な中空体として形
成されているのが合目的的である。
【００１２】その際第２のゴム体が下側外周に、加硫接
着された金属リングから成り斜めに内向きに傾いた環状
の付加部を有し、この金属リングがシャシ側の保持板の
引き上げられた縁を囲み、環状のケースが上側を支持板
と強固に結合され、ケースの下側の斜めに引き込まれた
縁が環状の付加部の下面に対して垂直な自由道程を有す
ることができる。
【００１３】しかし第２のゴム体が上側のゴム体より大
きい外径を有し、環状のケースが下側ではシャシ側の保
持板と強固に結合され、上側では第２のゴム体の半径方
向へ突出する領域を、引き込まれた縁により垂直な自由
道程を形成しながら上方から囲むことも可能である。
【００１４】第２のゴム体の橋絡のために、支え装置が
液を供給可能な圧力クッションから成り、圧力クッショ
ンの一方の側は第２のゴム体とシャシ側の保持板との間
に挟み込まれた可撓性の膜により画成され、また他方の
側は保持板自体により画成されるようにすることができ
る。
【００１５】その際保持板は作動液のための調節可能な
供給口を有するべきである。
【００１６】しかし支え装置がシャシ側の保持板と第２
のゴム体との間に配置された機械的な支柱から成り、こ
の支柱がサーボモータにより駆動可能なねじ軸と係合す
ることもできる。
【００１７】その際保持板の下方に皿形のフランジ板が
取り付けられ、このフランジ板が中央にサーボモータを
支持し、このサーボモータによりフランジ板及び保持板
を貫通するねじ軸が駆動され、このねじ軸が箱形に形成
された支柱と係合し、支柱の上側が第２のゴム体又は支
持板と力結合的に接触可能であるのが合目的的である。
【００１８】案内のために箱形の支柱がその下側に突出
する二つの桟を有し、これらの桟が保持板の案内スリッ
トを貫通すべきである。
【００１９】両ゴム体のショアＡ硬さはほぼ同じ大きさ
であるのが合目的的である。
【００２０】加えるべき支え力が静的支持荷重プラス動
的運転荷重の形で発生する全運転荷重より大きいことが
、規定どおりの運転に対して重要である。
【００２１】その際この力は約５ｂａｒとすべきである
。
【００２２】種々の条件に一層良好に適合するために、
マウントの軸方向剛性対半径方向剛性の比は約４．５で
あるのが合目的的である。
【００２３】更に二つのゴム体が種々の横方向において
異なる半径方向剛性を有するのが有利である。
【００２４】その際第１のゴム体が平面図で楕円形断面
又は楕円形外側輪郭を有することも可能である。
【００２５】
【実施例】次にこの発明に基づきエラストマー製マウン
トの複数の実施例を示す図面により、この発明を詳細に
説明する。
【００２６】図１に示すように、この発明に基づくマウ
ントでは二つのゴム体１、２が直列に接続され、その際
上側のゴム体１が図示されていないエンジンのためのス
タッド４を備えたマウント板３を支持し、下側のゴム体
２が相応のスタッド６を介してシャシに固定された保持
板５上に載っている。
【００２７】上側のゴム体１は円筒形の塊状ばねから成
り、このばねは平面図で円筒形又は楕円形の外側輪郭を
有することができる。ゴム体１の下側の端面は支持板７
に加硫接着され、支持板７は組み立ての際に下側のゴム
体２を間隔を置いて囲むつぼ形のケース８の上縁に巻き
込まれるか、又はその他の方法で機械的に結合されてい
る。下側のゴム体２はほぼ中空円錐形に構成され、下側
脚１０により保持板５の引き上げられた縁１１上に支え
られている。その際中空円錐形のゴム体２は下側の外周
に付加部１２を有し、付加部１２は保持板５の外側の縁
１１を囲むように斜めに内向きに傾いている。この付加
部１２は、ゴム体２に加硫接着され場合によってはゴム
ライニングを有する金属リング１３から成ることができ
る。
【００２８】ケース８は下縁に斜めに引き込まれた縁１
４を有し、しかもこの縁１４は付加部１２に対し半径方
向に自由道程を保って延びるようになっている。
【００２９】中空円錐形のゴム体２の脚１０と保持板５
の縁１１との間には波打った可撓性の膜１５が挟み込ま
れ、膜１５はそれ自体と保持板５との間に液密な中空室
１６従って実際上液圧クッションを形成する。スタッド
６は中央の孔１７を有し、孔１７を経て後述するように
作動液を中空室１６中へ押し込むことができる。
【００３０】図１に示した位置の場合には両ゴム体１、
２は直列に接続されて一緒に働き、その際両ゴム体１、
２が同じショア硬さの材料から作られているときにも、
特に下側のゴム体２の中空円錐形の形状のために比較的
軟らかいばね特性曲線が生じる。
【００３１】次に図２に示すように、流路１７を経て作
動液が中空室１６中へ押し込まれるときには、膜１５が
上に向かって膨張し、遂に膜１５が中空円錐形のゴム体
２の内側輪郭に接触するに至る。そして相応の圧力の場
合に支持板７と保持板５との間の間隔がゴム体２の相応
の伸びのもとに増大され、保持体５の縁１１がゴム体２
の環状の付加部１２と共にケース８の引き込まれた縁１
４に接触する。こうして保持板５とケース８との力結合
が中空室１６内の圧力を維持する場合に達成され、それ
によりゴム体２が橋絡され上側の塊状ゴム体１だけが働
く。それによりいまや急傾斜のばね特性曲線を有するマ
ウントの非常に硬いばね剛性が生じる。
【００３２】下側のゴム体２の永続的でかつ安定な橋絡
を保証するために、中空室１６中の液の圧力により生じ
る力をマウント上に働く運転荷重より大きくしなければ
ならない。すなわち静的荷重と動的運転荷重との和より
大きくしなければならない。このためには一般に約５ｂ
ａｒの圧力で十分であろう。
【００３３】図３にはこの種の弾性マウントの変形例が
示されている。その際まず同様に第１の円筒形ゴム体２
１がエンジンマウント板２３と支持板２４との間にはめ
込まれ、加硫接着されている。その下に設けられた第２
のゴム体２２は中空円筒形に構成され、上側のゴム体２
１より大きい外径を有する。その際ゴム体２２は上側端
面を支持板２５に接着され、下側端面をシャシと結合さ
れた保持板２６に取り付けられている。
【００３４】下側のゴム体２２は中空円筒形のケース２
７により囲まれ、ケース２７は下側端部を保持板２６に
結合され、上側端部に水平な引き込み部２８を有し、こ
の引き込み部２８は第２のゴム体２２の突出縁２９を部
分的に覆い、その際引き込み部２８と縁２９との間には
垂直な間隙３０が残っている。
【００３５】図示の位置では両ゴム体２１、２２が相応
のばね特性曲線を備え直列接続されて協働する。
【００３６】図１及び図２に示す実施例の場合のように
、ここでも同じく保持板２６と第２のゴム体２２との間
に波打った可撓性の膜３１が挟み込まれ、膜３１はそれ
自体と保持板２６との間に中空室３２を圧力クッション
として囲む。保持スタッド３３は同様に中央の孔３４を
有し、孔３４を経て作動液を圧力を加えながら中空室３
２へ押し込むことができる。
【００３７】このようにして押し込むと膜３１が上向き
に膨張し、遂に膜３１が第２のゴム体２２の上面又は支
持板２５に接触し、その際ゴム体２２は突出縁２９がケ
ース２７の引き込み部２８に接触するような長さに伸び
るので、間隙３０が橋絡される。それにより結局第２の
ゴム体２２がケース２７により橋絡されて働かなくなる
ので、ゴム体２１だけが大きいばね剛性を伴って働いて
いる。
【００３８】機械的な手段による支えの別の可能性が図
４に示されている。この実施例のマウント構造は原理的
に図３に示す構造に相応する。ここでは保持板２６の上
方の第２のゴム体２２の内側にある中空室４０の中に、
下記のように操作される箱形の支柱４１が配置されてい
る。保持板２６の下方には皿形のフランジ板４２が取り
付けられ、フランジ板４２は中央外側にサーボモータ４
３を支持し、サーボモータ４３からねじ軸４４がフラン
ジ板４２及び保持板２６を貫通し箱形の支柱４１の横桟
４５に係合する。
【００３９】従ってサーボモータ４３を投入しねじ軸４
４を回す場合に支柱４１を下又は上に向かって移動させ
ることができ、遂に支柱４１の上側４６が第２のゴム体
２２又は支持板２４、２５に力結合的に接触し、突出縁
２９とケース２７の引き込まれたフランジ２８との間の
間隙が橋絡され、従って第２のゴム体２２が働かなくな
るまで同様に第２のゴム体２２を伸ばす。
【００４０】支柱４１の一層良好な案内のために支柱の
下面は突出する二つの桟４７、４８を有し、これらの桟
は保持板２６の相応の案内スリット４９、５０を貫通す
る。
【００４１】従って純粋なゴム製マウントのこの種の構
成と作動方式とにより、例えばアイドリング時の低い回
転速度の場合に両ゴム体が直列に接続されたマウントの
軟らかい特性を維持することが可能であり、他方では運
転回転速度及び自動車の走行の場合に下側のゴム体２又
は２２の橋絡による硬い特性が得られる。
【００４２】両ゴム体の相応の幾何学的形状の場合に、
両ゴム体は同じショア硬さを有することができる。
【００４３】このマウントのこの発明に基づく構成の別
の長所は、マウントの剛性を軸線方向すなわち垂直方向
ばかりでなく半径方向にも変更できるということにある
。なぜならばゴム体はゴムの剪断抵抗だけにより制限さ
れる比較的大きい半径方向自由道程を有するからである
。その際前記構成により約４．５の軸方向剛性対半径方
向剛性の剛性比を得ることが可能であり、この値はエン
ジンの所望の支持及び装架に対して特に有利であること
が判明している。
【００４４】更に下側のゴム体の場合にも種々の横方向
における異なる半径方向剛性が可能である。このことは
このゴム体が平面図で楕円形の外側輪郭を有し、内部に
相応に形成されかつ分散させられた中空室を備えること
により達成できる。
【００４５】従って総括するに、簡単な手段によりばね
剛性を変更し、軟らかい特性から硬い特性へ及びその逆
に調節することができる純粋なゴム製マウントが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に基づく弾性マウントの一実施例の縦
断面図である。
【図２】図１に示す弾性マウントの第２のゴム体が橋絡
された状態を示す縦断面図である。
【図３】弾性マウントの別の実施例の縦断面図である。
【図４】図３に示す弾性マウントの変形例において第２
のゴム体が橋絡された状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
１、２、２１、２２　　ゴム体 ３、２３　　エンジンマウント板 ５、２６　　保持板 ７、２４、２５　　支持板 ８、２７　　ケース １１、１４、２８　　縁 １２　　付加部 １５、３１　　膜 １６、３２　　中空室 １７、３４　　供給口 ２９　　領域 ３０　　自由道程 ４１　　支柱 ４２　　フランジ板 ４３　　サーボモータ ４４　　ねじ軸 ４６　　上側 ４７、４８　　桟 ４９、５０　　案内スリット

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】　　少なくとも一時的に直列に接続される
    二つのゴム体（１、２、２１、２２）を備えているエン
    ジンマウントとしてのエラストマー製マウントのばね剛
    性変更方法において、直列に接続される両ゴム体（１、
    ２、２１、２２）に関して、両ゴム体のうちの一方のゴ
    ム体（２、２２）が所定の運転パラメータに関係して、
    外から加えられる別個の力によりマウントの剛性の構成
    部品（８、２７）により一時的に橋絡され、両ゴム体の
    うちの他方のゴム体（１、２１）だけが弾性的に有効に
    作用荷重を受け入れることを特徴とするエラストマー製
    マウントのばね剛性変更方法。
  2. 【請求項２】　　第２のゴム体（２、２２）の橋絡がエ
    ンジン回転速度に関係して行われることを特徴とする請
    求項１記載の方法。
  3. 【請求項３】　　第２のゴム体（２、２２）を中間に囲
    む剛性の二つの部分ケース（８、５、２８、２５）が力
    結合的に相互に接触させられるように、橋絡が液を供給
    される圧力クッション（１６、３２）により行われるこ
    とを特徴とする請求項１記載の方法。
  4. 【請求項４】　　第２のゴム体（２、２２）を中間に囲
    む二つの部分ケース（２７、２５）が支柱により力結合
    的に相互に接触させられるように、橋絡が機械的調節装
    置（４１、４３）により行われることを特徴とする請求
    項１記載の方法。
  5. 【請求項５】　　直列に重なり合って配置された二つの
    ゴム体（１、２、２１、２２）を備えているエンジンマ
    ウントにおいて、両ゴム体（１、２、２１、２２）が回
    転対称に形成され、一方のゴム体（１、２１）がエンジ
    ンマウント板（３、２３）と支持板（７、２４）との間
    に固定され、第２のゴム体（２、２２）が支持板（７、
    ２４）とシャシ側に結合された保持板（５、２６）との
    間に固定され、第２のゴム体（２、２２）がこのゴム体
    を部分的に抱える環状のケース（８、２７）により囲ま
    れ、ケースの一方の端面が第２のゴム体（２、２２）を
    画成する両方の板のうちの一方の板（７、２６）と強固
    に結合され、ケースの他方の端面が他方の板（５、２５
    ）の縁を間隙を保って囲み、それにより両板（５、７、
    ２６、２５）の間に支え装置（１５、４１）を挿入する
    場合に、両板がケース（８、２７）へ力結合的に接触し
    て第２のゴム体（２、２２）を橋絡することを特徴とす
    るエンジンマウント。
  6. 【請求項６】　　第２のゴム体（２、２２）が回転対称
    な中空体として形成されていることを特徴とする請求項
    ５記載のマウント。
  7. 【請求項７】　　第２のゴム体（２）が下側外周に、加
    硫接着された金属リングから成り斜めに内向きに傾いた
    環状の付加部（１２）を有し、この金属リングがシャシ
    側の保持板（５）の引き上げられた縁（１１）を囲み、
    環状のケース（８）が上側を支持板（７）と強固に結合
    され、ケースの下側の斜めに引き込まれた縁（１４）が
    環状の付加部（１２）の下面に対して垂直な自由道程を
    有することを特徴とする請求項５又は６記載のマウント
    。
  8. 【請求項８】　　第２のゴム体（２２）が上側のゴム体
    （２１）より大きい外径を有し、環状のケース（２７）
    が下側ではシャシ側の保持板（２６）と強固に結合され
    、上側では第２のゴム体（２２）の半径方向へ突出する
    領域（２９）を、引き込まれた縁（２８）により垂直な
    自由道程（３０）を形成しながら上方から囲むことを特
    徴とする請求項５又は６記載のマウント。
  9. 【請求項９】　　支え装置が液を供給可能な圧力クッシ
    ョン（１５、３１）から成り、圧力クッションの一方の
    側は第２のゴム体（２、２２）とシャシ側の保持板（５
    、２６）との間に挟み込まれた可撓性の膜（１５、３１
    ）により画成され、また他方の側は保持板（５、２６）
    自体により画成されていることを特徴とする請求項５な
    いし８の一つに記載のマウント。
  10. 【請求項１０】　　保持板（５、２６）が作動液のため
    の調節可能な供給口（１７、３４）を有することを特徴
    とする請求項９記載のマウント。
  11. 【請求項１１】　　支え装置がシャシ側の保持板（２６
    ）と第２のゴム体（２２）との間に配置された機械的な
    支柱（４１）から成り、この支柱がサーボモータ（４３
    ）により駆動可能なねじ軸（４４）と係合することを特
    徴とする請求項５ないし８の一つに記載のマウント。
  12. 【請求項１２】　　保持板（２６）の下方に皿形のフラ
    ンジ板（４２）が取り付けられ、このフランジ板が中央
    にサーボモータ（４３）を支持し、このサーボモータに
    よりフランジ板（４２）及び保持板（２６）を貫通する
    ねじ軸（４４）が駆動され、このねじ軸（４４）が箱形
    に形成された支柱（４１）と係合し、支柱の上側（４６
    ）が第２のゴム体（２６）又は支持板（２５）と力結合
    的に接触可能であることを特徴とする請求項１１記載の
    マウント。
  13. 【請求項１３】　　箱形の支柱（４１）がその下側に突
    出する二つの桟（４７、４８）を有し、これらの桟が保
    持板（２６）の案内スリット（４９、５０）を貫通する
    ことを特徴とする請求項１０記載のマウント。
  14. 【請求項１４】　　両ゴム体（１、２、２１、２２）の
    ショアＡ硬さがほぼ同じ大きさであることを特徴とする
    請求項５記載のマウント。
  15. 【請求項１５】　　支え力が静的支持荷重プラス動的運
    転荷重の形で発生する全運転荷重より大きいことを特徴
    とする請求項５記載のマウント。
  16. 【請求項１６】　　押し込み圧力が約５ｂａｒであるこ
    とを特徴とする請求項１２記載のマウント。
  17. 【請求項１７】　　マウントの軸方向剛性対半径方向剛
    性の比が約４．５であることを特徴とする請求項５ない
    し１５の一つに記載のマウント。
  18. 【請求項１８】　　二つのゴム体（２、２２）が種々の
    横方向において異なる半径方向剛性を有することを特徴
    とする請求項５記載のマウント。
  19. 【請求項１９】　　ゴム体（２、２２）が平面図で楕円
    形断面を有することを特徴とする請求項１６記載のマウ
    ント。
  20. 【請求項２０】　　第１のゴム体（１、２１）が平面図
    で楕円形外側輪郭を有することを特徴とする請求項５記
    載のマウント。
JP3292222A 1990-10-12 1991-10-11 エラストマー製マウントのばね剛性変更方法とエンジンマウント Pending JPH04262136A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4032503.2 1990-10-12
DE4032503 1990-10-12
DE4130362A DE4130362C3 (de) 1990-10-12 1991-09-13 Elastisches Lager
DE4130362.8 1991-09-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04262136A true JPH04262136A (ja) 1992-09-17

Family

ID=25897672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3292222A Pending JPH04262136A (ja) 1990-10-12 1991-10-11 エラストマー製マウントのばね剛性変更方法とエンジンマウント

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5221078A (ja)
EP (1) EP0480459A1 (ja)
JP (1) JPH04262136A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101488375B1 (ko) * 2014-03-14 2015-01-30 현대자동차주식회사 엔진마운트

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4114879A1 (de) * 1991-05-07 1992-11-12 Freudenberg Carl Fa Federratenumschaltbares motorlager
DE4322958C2 (de) * 1993-07-09 1996-11-21 Freudenberg Carl Fa Aktives Stellelement
FR2713297B1 (fr) * 1993-12-02 1996-02-23 Hutchinson Perfectionnements aux dispositifs antivibratoires hydrauliques.
US5566919A (en) * 1994-10-13 1996-10-22 Norfolk Scientific, Inc. Motor mount for reducing vibration and noise and method of using thereof
DE19812837C2 (de) * 1998-03-24 2000-02-24 Mannesmann Boge Gmbh Hydraulisch dämpfendes Motorlager
DE10016705B4 (de) * 2000-04-05 2004-05-06 Contitech Vibration Control Gmbh Befestigungselement zur elastischen Lagerung von Baugruppen
DE102004015036B4 (de) * 2004-03-26 2006-01-26 Audi Ag Hydraulisch gedämpftes Aggregatelager für Kraftfahrzeuge
DE102004024084B4 (de) * 2004-05-14 2006-06-29 Audi Ag Vorrichtung zur schwingungsdämpfenden Lagerung
US7347437B1 (en) * 2006-09-28 2008-03-25 Gm Global Technology Operations, Inc. Damper assembly
US8672080B2 (en) * 2009-07-29 2014-03-18 Honda Motor Co., Ltd. Vibration source attachment structure for vehicles
CN102616124B (zh) * 2012-04-27 2015-08-05 长城汽车股份有限公司 发动机右悬置总成
CN104421373B (zh) * 2013-08-30 2016-06-08 北汽福田汽车股份有限公司 可调式橡胶减振器
RU2653321C1 (ru) * 2017-01-09 2018-05-07 Вадим Алексеевич Чигвинцев Амортизатор безрезонансный
CN109505962B (zh) * 2018-12-28 2023-10-24 西南交通大学 一种可变支撑橡胶刚度的齿轮箱c形支架
RU2751730C1 (ru) * 2020-02-13 2021-07-16 Акционерное общество "Военно-промышленная корпорация "Научно-производственное объединение машиностроения" Амортизатор электронного прибора

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2272857B1 (ja) * 1974-05-27 1978-08-04 Peugeot & Renault
DE3048888C2 (de) * 1980-12-23 1982-11-04 Audi Nsu Auto Union Ag, 7107 Neckarsulm Vorrichtung zur elastischen Lagerung von Maschinen oder Maschinenteilen, beispielsweise einer Brennkraftmaschine in einem Kraftfahrzeug
DE3431117A1 (de) * 1984-08-24 1986-03-06 Adam Opel AG, 6090 Rüsselsheim Elastisches lager und lagerung eines motors
DE3433421A1 (de) * 1984-09-12 1986-03-20 Continental Gummi-Werke Ag, 3000 Hannover Elastisches motorlager
JPS62215141A (ja) * 1986-03-14 1987-09-21 Bridgestone Corp 防振装置
US4756513A (en) * 1986-11-10 1988-07-12 General Motors Corporation Variable hydraulic-elastomeric mount assembly
FR2609766B1 (fr) * 1987-01-20 1989-05-19 Peugeot Support elastique, notamment pour la suspension d'un moteur de vehicule

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101488375B1 (ko) * 2014-03-14 2015-01-30 현대자동차주식회사 엔진마운트

Also Published As

Publication number Publication date
EP0480459A1 (de) 1992-04-15
US5221078A (en) 1993-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04262136A (ja) エラストマー製マウントのばね剛性変更方法とエンジンマウント
US4645189A (en) Hydraulic damping rubber engine mount
JPH04272531A (ja) エラストマー製マウントのばね剛性変更方法とエンジンマウント
KR100491848B1 (ko) 엔진 기어 장치의 베어링
US5058866A (en) Hydraulically damped mount
JPH0517415B2 (ja)
JP4922871B2 (ja) 流体封入式防振装置
JPH05196086A (ja) 弾性エンジンマウント
JPS63167142A (ja) 液圧減衰形エンジンマウント
JP2004505843A (ja) 流体減衰軸受
EP0178652B1 (en) Liquid-filled type vibration damping structure
JPH0510373A (ja) 防振装置
US4941544A (en) Bearing arrangement for a drive assembly of a motor vehicle
KR100365222B1 (ko) 자동차용 다이나믹 댐퍼
KR200194941Y1 (ko) 부싱타입의 액체봉입형 마운팅장치
EP0953788B1 (en) Hydraulically damped mounting device
KR100487088B1 (ko) 방진용지지장치와그지지장치를포함하는자동차
JPH07208535A (ja) 液圧減衰式マウント
KR200148176Y1 (ko) 자동차의 유체식 엔진 마운팅
JP4286200B2 (ja) 液体封入式防振マウント装置
KR100255609B1 (ko) 자동차의 액체봉입형 마운팅장치
JPH08258725A (ja) ステアリングホイールの振動減衰装置
JPH04296235A (ja) 防振装置
JP2005241016A (ja) 防振装置
KR20190049252A (ko) 이음 저감구조를 가지는 차량용 엔진마운트