JPH04262043A - 自動チョーク装置及び方法 - Google Patents

自動チョーク装置及び方法

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JPH04262043A
JPH04262043A JP3297947A JP29794791A JPH04262043A JP H04262043 A JPH04262043 A JP H04262043A JP 3297947 A JP3297947 A JP 3297947A JP 29794791 A JP29794791 A JP 29794791A JP H04262043 A JPH04262043 A JP H04262043A
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JP
Japan
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choke
plate
throttle
engine
carburetor
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JP3297947A
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English (en)
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Thomas A Schmidt
トーマス・エー・シュミット
David A Overland
デヴィッド・エー・オーヴァランド
Paul F Huffman
ポール・エフ・ハフマン
Paige R Nelson
ペイジ・アール・ネルソン
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Onan Corp
Original Assignee
Onan Corp
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M1/00Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
    • F02M1/08Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/02Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning induction conduits
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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃エンジンの自動チ
ョーク装置に関する。より詳細には、本発明はエンジン
のガバナにより駆動される自動チョーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外気温度が低い中でエンジンを始動する
ときは、キャブレタへの空気量調節が必要とされること
がよくある。一般的に、冷たいエンジンを始動させる場
合には、燃料分の濃い混合気が必要とされ、一旦暖まれ
ば薄い混合気が必要となる。キャブレタへの空気の量を
調節するひとつの方法は、キャブレタ内部に回転自在に
取り付けられたチョークプレートの動きを制御すること
である。チョークプレートは、キャブレタへの空気流を
実質的に阻止する閉塞位置と、空気流を妨げない開放位
置との間を動くのが典型的である。チョークプレートが
閉塞位置に在るときにはより多くの燃料が吸引され、始
動中のエンジンに濃い混合気が供給される。回転自在な
チョークプレートを有するシステムにおいて、外気温度
が低い中でエンジンを始動する為には、エンジンへの燃
料供給量を増大すべく最初はチョークプレートが閉塞位
置に置かれる。エンジンが始動した後は、空気量を増や
すとともに燃料供給量を減らしてエンストを回避する必
要があることから、チョークプレートは開放位置側へ動
かされる。
【0003】これまでは、外気温度が低い中での始動に
際し、最初の段階ではチョークプレートを閉塞位置側に
自動的に動かすとともに、エンジンが始動した後はチョ
ークプレートを開放位置側に自動的に動かすべく、種々
の装置が使用されてきた。従来の自動チョーク装置及び
チョーク引張装置は、電気的に作動される構造及び真空
的に作動される構造を有する装置を含む。これらの装置
もまた、検知されたエンジン温度に応答してエンジンが
冷たいときの始動時はチョークプレートを閉塞位置に位
置せしめるとともにエンジンがスタートしてから暖まっ
たときにはチョークプレートを開放位置に位置せしめる
感温装置、を含むのが典型的である。しかし乍ら、これ
らの装置においては、感温装置の反応は遅く、従って、
エンストを防止すべく感温装置が反応する前に、チョー
クプレートを始動直後に部分的開放位置に動かす何等か
の付加的構造が必要とされる。これらの従来装置におい
て、斯かる付加的構造とは、エンストを回避すべくエン
ジン始動直後にチョークプレートを部分的開放位置に動
かす、電気的或いは真空的に作動される構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】その名称からも分かる
様に、従来の電気式作動装置はチョークプレートを動か
す為に、電源に接続される必要がある。同様に、従来の
真空式作動装置はチョークプレートを動かす為に、空気
圧差動装置を必要とする。又、電気式作動装置及び真空
式作動装置は、チョークプレートを動かす為の多数の部
品を要する複雑且つ脆弱な構造を採用することも多い。 その結果、いずれの型の装置も、製造コストが嵩む一方
、故障し易くなり、後者の問題は、多くのエンジン用途
における苛酷な条件において顕著である。
【0005】この様に、従来技術においては、上述の如
き問題或いは類似の問題を解決せんとして、外気温度が
低い中での始動時にチョークプレートの動きを自動的に
制御する自動チョーク装置及び方法が長い間求められて
きたが、満足するには至っていないことが明らかである
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、チョークプレ
ートの回転軸心を形成するチョーク軸部材の回りに回動
可能に取り付けられたチョークプレートを備えたキャブ
レタに用いられるチョーク引張装置を提供する。キャブ
レタは更に、スロットルプレートの回転軸心を形成する
スロットル軸部材の回りに回転可能に取り付けられたス
ロットルプレートを備えて成る。上記チョーク引張装置
は、チョークプレートをその回転軸心回りに回動せしめ
るべくチョーク軸部材に取り付けられたチョーク軸アー
ムを含む。上記チョーク引張装置は更に、スロットルプ
レートをその回転軸心回りに回動せしめるべくスロット
ル軸部材に取り付けられたスロットルレバーを含む。こ
のスロットルレバーは、スロットルプレートが回動する
ときにチョーク軸アームと係合してチョークプレートを
回動せしめる機械的リンク構造を含む。この様にして、
上記チョーク引張装置では、スロットルレバーとチョー
ク軸アームとの間の機械的な相互作用によりチョークプ
レートが動かされる。
【0007】本発明はまた、エンジンの始動に用いられ
る自動チョーク装置を提供する。該自動チョーク装置は
、空気取入口、燃料取入口、及び、混合気吐出口を有す
るキャブレタを含む。該自動チョーク装置は更に、空気
取入口の近傍にてキャブレタ内部に取り付けられて、キ
ャブレタへの空気流を実質的に阻止する閉塞位置とキャ
ブレタへの空気流を妨げない開放位置との間で様々に回
動するチョークプレートを含む。該チョークプレートは
、チョークプレート自身を回動するチョーク軸アームを
有している。上記自動チョーク装置は更に、キャブレタ
内部において種々の回転位置を取るべくチョークプレー
ト及び燃料取入口の下流に取り付けられたスロットルプ
レートであって、キャブレタを出る混合気流が最大とな
る開放位置と混合気流が最小となる閉塞位置との間で回
動し得る様に取り付けられたスロットルプレートを含む
。該スロットルプレートは、該スロットルプレート自身
を回動するスロットルレバーを有している。又、エンジ
ンが始動した後、上記チョークプレートは開放位置に回
動し得、スロットルプレートは閉塞位置に回動し得る。 上記スロットルレバーは、上記スロットルプレートが閉
塞位置に回動するときにチョーク軸アームと係合し、チ
ョークプレートを開放位置へ回動する。
【0008】本発明は更に、自動チョークを有するエン
ジンを提供する。該エンジンは、当該キャブレタへの取
入口の内部においてチョーク軸部材の回りを回動すべく
取り付けられたチョークプレートを有するキャブレタを
含む。上記チョーク軸部材は、該チョーク軸部材及びチ
ョークプレートを回動するチョーク軸アームを有してい
る。上記キャブレタは更に、空気及び燃料を混合の為に
該キャブレタの内部に供給する構造を備えて成る。該キ
ャブレタは更に、チョークプレート及び燃料供給構造の
下流において、キャブレタ内部のスロットル軸部材の回
りに回動可能に取り付けられたスロットルプレートを有
している。上記スロットル軸部材は、該スロットル軸部
材及び上記スロットルプレートを回動するスロットルレ
バーを有している。該スロットルレバーは、該スロット
ルレバーが上記スロットルプレートを回動するときに上
記チョーク軸アームと係合してチョークプレートを回動
する。上記キャブレタは更に、エンジンの燃焼構造へ混
合気を供給する構造を有している。
【0009】上記エンジンは、キャブレタの他にも、エ
ンジンの温度が高くなったときにチョークプレートを開
放位置に動かす温度応答構造を含む。この温度応答構造
は、エンジンの温度が低下したときにはチョークプレー
トを閉塞位置に動かすものである。上記燃焼構造は、キ
ャブレタから供給された混合気をエンジン出力軸の回転
運動に変換する為に配備されている。エンジンの始動後
にスロットルプレートを開放位置から閉塞位置に付勢し
、これによりエンジン出力軸の最大回転速度を制限する
為に、スロットルレバー及びスロットルプレートを動か
すガバナ構造が配備される。温度応答構造がチョークプ
レートを開く前に、スロットルレバーは回動するときに
チョークプレートを開放位置へ動かすチョーク軸アーム
と係合し、該チョーク軸アームを回動する。この様に、
チョークプレートが温度応答構造によって開放位置まで
十分に動かされていなければ生じるであろうエンストは
、起こらなくなる。
【0010】本発明はまた、外気温度が低い中でのエン
ジン始動におけるエンスト防止方法をも提供する。該方
法は、その内部に回動可能に取り付けられたチョークプ
レート及びスロットルプレートを有するキャブレタを配
備する段階を有する。チョークプレートには、該チョー
クプレートを回動するチョーク軸アームが接続される。 スロットルプレートには、該スロットルプレートを回動
するスロットルレバーが接続される。このスロットルレ
バーは、スロットルプレートが回動するときにチョーク
軸アームと機械的にリンクされ、チョークプレートの回
動を引き起こす。上記方法は更に、始動時のエンジンに
対してチョークプレートが開放位置に在るときよりも多
くの燃料を供給する閉塞位置にチョークプレートを位置
せしめる段階と、キャブレタから出る混合気流がスロッ
トルプレートが閉塞位置に在るときよりも多くなる開放
位置にスロットルプレートを位置せしめる段階と、エン
ジンを始動する段階と、エンジン始動後に、キャブレタ
から出る混合気流が減少する閉塞位置へスロットルプレ
ートを回動する段階を更に含み、該スロットルプレート
の回動がスロットルレバーを起動してチョーク軸部材を
起動し、これにより、エンジンへの燃料が減少する開放
位置にチョークプレートは回動される。
【0011】
【作用】エンジンが一旦始動されて回転速度が高くなれ
ば、ガバナによりスロットルプレートは直ちに閉塞位置
側に回動されるが、ガバナの動きをスロットルプレート
に伝達するスロットルレバーと、チョークプレートを回
動するチョーク軸アームとの間に機械的リンク構造を配
備したことから、エンジンが一旦始動されればチョーク
プレートが開放位置側に直ちに且つ確実に回動される。
【0012】
【実施例】図1乃至図7に関し、自動チョーク装置或い
は自動チョークの好適実施例10は、本発明の原理に従
って示されている。図1及び図2に示される如く、自動
チョーク10は内燃エンジン14に取り付けられている
。該好適実施例において、エンジン14は、発電機(不
図示)を機械的に駆動する出力軸16をエンジンが有す
るという、発電機セットの一部となっている。本発明の
自動チョーク10が発電機セットに関する他にも、他の
用途における他のエンジンに使用され得ることは理解さ
れる。
【0013】本発明の自動チョーク10は、エンジン1
4の吸気マニフォルド18に混合気を供給するキャブレ
タ20を含む。部分的に拡大した図3乃至図7に最も良
く示される如く、矢印30により表される空気流は空気
取入口22からキャブレタ20に入り、且つ、矢印32
により表される燃料は燃料取入口24からキャブレタ2
0に入る。空気流及び燃料は、キャブレタ20の内部通
路28を通る間に混合される。矢印34により表される
混合気は、キャブレタ20の吐出口26を出て、エンジ
ン14の吸気マニフォルド18に入る。この混合気は、
エンジン内部の燃焼構造により燃焼され、エンジン出力
軸16の回転運動に変換される。
【0014】始動時においてエンジン14に入る燃料の
量を制御すべく、キャブレタ20の空気取入口22に隣
接して、通路28内にはチョークプレート40が回動可
能に取り付けられる。このチョークプレート40は、図
5及び図6に示された如き、キャブレタ20への空気流
が殆ど妨げられない開放位置と、図3に示された如き、
キャブレタへの空気流が実質的に阻止される閉塞位置と
の間を回動することが可能である。閉塞位置におけるキ
ャブレタ20及びエンジン14への燃料の流れは、開放
位置におけるものよりも大きい。チョークプレート40
は、開放位置と閉塞位置との間の種々の位置を取る事が
可能であり、又、該チョークプレート40は、該チョー
クプレート40の回転軸心46(図7参照)を形成する
チョーク軸部材42を介して、キャブレタ20に回転可
能に取り付けられる。該チョーク軸部材42は、キャブ
レタの壁部から外部まで貫通伸延しており、一方、チョ
ークプレート40を回動する為のチョーク軸アーム44
がキャブレタの外部に配備されている。これらのチョー
ク軸アーム44、チョーク軸部材42、及び、チョーク
プレート40は堅固に接続されていることから、チョー
ク軸アーム44を動かすことにより、チョークプレート
40は開放位置と閉塞位置との間を回動することが可能
となる。
【0015】チョークプレート40及び燃料取入口24
の下流において、キャブレタ20の通路28内には、キ
ャブレタ20の吐出口26を出る混合気の量を調節する
為のスロットルプレート60が回動可能に取り付けられ
ている。該スロットルプレート60は、該スロットルプ
レート60の回転軸心66(図7参照)を形成するスロ
ットル軸部材62を介して、キャブレタ20に取り付け
られている。又、スロットルプレート60は、図3に示
された如き、キャブレタ20の吐出口26を出る混合気
が最大となる開放位置と、図5に示された如き、キャブ
レタを出る混合気が最小となる閉塞位置との間を回動す
ることが可能である。スロットルプレート60は、開放
位置と閉塞位置との間の種々の位置を取る事が可能であ
り、一方、スロットル軸部材62はキャブレタの壁部か
ら外部まで貫通伸延し、其処でスロットルレバー64が
取り付けられる。これらのスロットルレバー64、スロ
ットル軸部材62、及び、スロットルプレート60は堅
固に接続されていることから、スロットルレバーを動か
すことにより、スロットルプレートは開放位置と閉塞位
置との間を回動することが可能となる。
【0016】以下において説明する様に、スロットルプ
レート60の回動がチョークプレート40の幾らかの回
動を引き起こす様に、スロットルレバー64とチョーク
軸アーム44とはエンジンの作動中に相互に作用すべく
互いに機械的にリンクされる。エンジンの作動中に相互
作用を行なわせる好適な構造は、両部材の一方のカム面
と、該カム面に摺動自在に係合して作動中にカム面に追
従する他方の部材の長寸部とを含む。実施例においては
、スロットルレバー64にはカム面70が設けられ、且
つ、チョーク軸アーム44には、カム面70に追従する
長寸部49が備えられる。スロットルレバー64は、ス
ロットル軸部材62から該部材62の略直角方向に延伸
するカムプレート部68を含むのが好適であり、カム面
70はカムプレート部68の縁部を形成している。チョ
ーク軸アーム44は、チョーク軸部材42に対して略直
角に延伸する第1の長寸部材50と、チョーク軸部材に
対して略平行に該第1長寸部材から延在する第2の長寸
部材52とを有するのが好適である。スロットルプレー
ト60を開放位置から閉塞位置へ動かすべくスロットル
レバー64が回転運動する間、スロットルレバー64の
カム面70はチョーク軸アーム44の第2長寸部材52
に摺動自在に係合し、チョークプレート40を閉塞位置
から開放位置へと動かす。尚、スロットルプレートの動
きがチョークプレートの動きへと変換されるのであれば
、スロットルレバー64とチョーク軸アーム44とは好
適実施例に示された以外の種々の手法にても機械的にリ
ンクされ得る。更に、好適実施例においてはスロットル
レバー64とチョーク軸アーム44との間の相互作用が
キャブレタ20の外部において生ずるが、斯かる相互作
用がキャブレタの内部で生ずる様に上記自動チョーク1
0を構成しても良い。
【0017】上記カム面70及びカムプレート部68は
、エンジン14の種々の負荷及びスロットルプレート状
態に対して最適なチョークプレートの位置を達成する如
き形状とされている。これらのカムプレート部68及び
カム面70が、エンジン14の特性及び条件に依存して
種々の形状を取り得る事は理解される。カムプレート部
68を取り外さずにその形状を変化させるひとつの方法
としては、該カムプレート部をバイメタルで構成するこ
とが挙げられる。その結果とし得られるカムプレート部
は、温度により変形可能な形状を有することとなる。
【0018】上記好適実施例においては、エンジン温度
を検出し、斯く検出されたエンジン温度に基づいてチョ
ークプレート40の位置決めを行なう為の、温度応答装
置74が配備されている。外気温度が低い中でのエンジ
ン14の始動を容易化する為に、温度応答装置74は、
エンジン14に入る空気流を阻止することにより流入燃
料を増大すべく、チョークプレート40を閉塞位置へ自
動的に位置せしめる。エンジン14が始動して暖まった
後は流入燃料を増大する必要がなくなることから、温度
応答装置74は自動的にチョークプレート40を開放位
置に位置せしめる。
【0019】エンジン14が作動する間、チョークプレ
ート40の位置は、或るときは温度応答装置74により
決定され、又、それ以外のときはチョーク軸アーム44
とスロットルレバー64との間の相互作用により決定さ
れる。温度応答装置74自体は、エンジン始動時、及び
、エンジンが暖まった後もチョークプレート40の位置
決めを行なう。一方、エンジンの始動直後から暖まるま
では、チョーク軸アーム44とスロットルレバー64と
の間の相互作用によりチョークプレート40の位置決め
が行なわれる。上述した如くこの相互作用は必須である
、というのも、温度応答装置74は、エンストを回避す
べくチョークプレート40を開放位置側へ動かすに十分
なほど素早く応答しないからである。温度応答装置74
が十分に作動する必要のある時点であってチョークプレ
ート40を更に開放位置側へ動かす事が必要な場合、チ
ョーク軸アーム44はエンジン始動直後にスロットルレ
バー64のカム面70により回動せしめられる。
【0020】図1及び図2を参照するに、温度応答装置
74は、エンジン14の温度を検出するバイメタル片7
6を含んでおり、該バイメタル片76は、その第1端9
4にてエンジン14に堅固に接続されるとともに第2端
96にてチョークロッド84に接続されている。該チョ
ークロッド84は、チョーク軸部材42の回りに回動す
べく取り付けられたチョークロッドアーム82に接続さ
れている。好適実施例においては、バイメタル片76は
コイル形状とされ、エンジン排気により加熱された空気
に晒されている。排気マニフォルド80により加熱され
た空気をバイメタル片76まで運ぶ為の通路は、管78
により提供される。冷たい外気中での作動において、エ
ンジン始動後にバイメタル片76により検出されるエン
ジン温度が上昇するにつれ、該バイメタル片はチョーク
ロッドアーム84を該バイメタル片自身の方へ引張る力
を加える。図5に最も良く示される如く、チョークロッ
ドアーム82はチョーク軸アーム44の屈曲股部48に
係合して該チョーク軸アーム44の回動を引き起こし、
この回動により、チョーク軸部材42を回動してチョー
クプレート40を開放位置に位置せしめる。一方、バイ
メタル片76により検出されるエンジン温度が低下する
につれ、該バイメタル片は、該バイメタル自身から離間
する方向の力をチョークロッド84及びチョークロッド
アーム82に加える。この状態では、チョークロッドア
ーム82は上記屈曲股部48に係合してチョークプレー
ト40を開く作用を最早有していない。チョーク軸アー
ム44の屈曲股部48は、チョークプレート40を閉塞
位置側に回動する方向に向けて、スプリング92により
チョークロッドアーム82に向けて付勢されており、こ
れにより、次のエンジン再始動が容易化される。好適に
は、所定温度におけるチョークプレート位置の調節を可
能なものとすべく、バイメタル片76は調節可能にエン
ジン14に固着される。
【0021】好適実施例の自動チョーク10は、エンジ
ンの作動中にスロットルレバー64及びスロットルプレ
ート60を自動的に動かす構造を含んでいる。好適実施
例においては、スロットルレバー64及びスロットルプ
レート60を動かしてエンジン14及び出力軸16の最
大速度を制限すべく、エンジンの調速装置或いはガバナ
86が配備されている。好適には、該ガバナ86は、ス
プリングにより負荷が掛けられた軽量錘(不図示)を採
用した習用の機械的ガバナとされる。図1及び図2に最
も良く示される如く、ガバナ86は、スロットルレバー
64に結着されたガバナロッド90に結着されたガバナ
アーム88を含んでいる。エンジン14の始動時におい
て、スロットルプレート60は開放位置に在るのが典型
的である。始動後、ガバナ86が作動するまでエンジン
速度は増大する。次に、ガバナアーム88及びガバナロ
ッド90は、スロットルプレート60を開放位置から閉
塞位置側へ動かして、エンジンの最大速度を制限する。 スロットルレバー64がスロットルプレート60を回動
するとき、そのカム面70はチョーク軸アーム44の第
2長寸部材52に摺動自在に係合してチョークプレート
40を回動する。上述した如く、この相互作用は、温度
応答装置74がチョークプレート40を十分な開放位置
に位置せしめないときにチョークプレート40を適切に
位置せしめるべく、エンジン始動時に生ずるものである
。もしエンジンに対し、エンジン速度を減少し従って混
合気量の増大を必要とせしめる如き更なる負荷が加わっ
た場合には、ガバナ86はスロットルプレート60を開
放位置側へ戻す動きをする。
【0022】好適実施例においては、エンジン始動直後
の短時間だけ往復揺動する如くチョークプレート40は
設計されている。この往復揺動は、温度応答装置74に
より決定される位置と、これよりも開放位置側の位置と
の間で行なわれる。斯かる往復揺動によりエンジン14
には更なる空気が供給され、従って、エンジン出力はガ
バナ86を起動するに十分なくらいに速くなり、直ちに
スロットルプレート60は閉塞位置側に向けて回動され
るが、この回動によりチョークプレート40は直ちに開
放位置側へ回動される。この往復揺動が無いものとすれ
ば、エンジン始動直後にチョークプレート40が開放位
置側へ動かない限り、エンジン14はエンストを起こし
易くなる。斯かるチョークプレート40の往復揺動は、
チョークプレート40の回転軸心46が該チョークプレ
ート40に対して偏置される如く、チョーク軸部材42
をチョークプレート40の主要面54に対して平行とし
乍らも該主要面54に対して偏置することにより達成さ
れる。この様にすると、キャブレタ20の内部に対して
不均衡な空気圧がキャブレタ20の外部に加わった場合
、キャブレタ20に入る空気を増大すべく、チョークプ
レート40は一時的に閉塞位置から開放位置側へ動く。 即ち、斯かる不均衡な空気圧は始動時におけるエンジン
14からの脈動的な吸引或いは吸入により引き起こされ
るが、上記スプリング92は、温度応答装置74により
決定される位置に押し戻す様に、チョークプレート40
を付勢しているのである。従って、スプリングによる付
勢力よりも圧力差が大きい間、往復揺動が生ずることと
なる。
【0023】図3乃至図6は、エンジン14の作動中に
おける種々の時点におけるチョークプレート40及びス
ロットルプレート60の位置を示している。図3は、始
動時の自動チョーク10を示している。外気温度が低い
ときの始動時に、温度応答装置74は、始動を容易なも
のとすべくチョークプレート40を閉塞位置に位置せし
め、一方、スロットルプレート60は最初は開放位置に
在る。スロットルプレート60は、始動の以前から開放
位置に置かれていても良く、或いは、その代わりに、始
動時に開放位置に置かれても良い。図3に示されるごと
く、スロットルレバー64はチョーク軸アーム44と係
合しないが、チョークロッドアーム82はチョーク軸ア
ーム44の屈曲股部48に係合する。始動直後及び始動
中は、周期的なエンジン14の空気吸込みに応じて、チ
ョークプレート40は往復揺動を開始する。エンジン1
4の一時的な吸込みにより、スプリング付勢力に打ち勝
つ不均衡な力がチョークプレート40に一時的に加わり
、チョークプレート40は開放位置側へ一時的に回動さ
れる。この様な往復揺動の結果として、エンジンの最大
速度を制限するガバナ86の起動がより迅速に行なわれ
る様になる。
【0024】図4は始動時よりも少し後の自動チョーク
10を示している。上述した如く図4に示された構成要
素の夫々の位置は、上述の往復揺動を行なうという特徴
の故に、直ちに生ずるものであり、ガバナ86はスロッ
トルプレート60を閉塞位置側に既に動かしている。ス
ロットルレバー64の動きによりカム面70はチョーク
軸アーム44に摺動自在に係合し、チョークプレート4
0を開放位置側へ回動せしめる。図4に示される如く、
チョークロッドアーム82と屈曲股部48との間には間
隙が存在している。この状態こそが、温度応答装置74
に依っては達成され得ないという開放位置側へのチョー
クプレート40の動きを達成する為にはスロットルレバ
ー64とチョーク軸アーム44との間の相互作用が必要
であることを示しているのである。
【0025】図5は、エンジン14が一旦始動され、軽
負荷で或る程度の時間だけ作動し続けた状態を示してい
る。ガバナ86は、スロットルプレート60が図4の位
置よりも閉塞位置側に在る如く、スロットルレバー64
を既に動かしている。一方、温度応答装置74はエンジ
ン温度の上昇を検出し、チョークプレート40を開放位
置に位置せしめるべく作用している。図5に示される如
く、屈曲股部48はチョークロッドアーム82に係合し
ているが、スロットルレバー64はチョーク軸アーム4
4と係合していない。
【0026】図6は、エンジン14が高負荷で或る程度
の時間だけ作動し続けた状態を示している。図示される
如く、温度応答装置74はエンジン温度の上昇を検出し
、チョークプレート40を開放位置に位置せしめるべく
作用している。しかし、エンジンには図5におけるより
も大きい負荷が加わっていることから、ガバナ86はエ
ンジン速度を一定の最大値に維持せんとしてスロットル
プレート60を開放位置まで動かし、これにより、キャ
ブレタを出る混合気の量を増大せしめている。
【0027】次の例は、本発明の自動チョーク10が、
如何にしてエンジン14と組み合わされ、発電機セット
の発電機を駆動すべく用いられるのかを説明するもので
ある。使用可能な発電機セットのひとつのタイプとして
は、3,600rpmのエンジン速度で4,000ワッ
トの電力を発生する2極ブラシタイプの発電機を駆動す
る、単気筒且つ空冷式の4ストロークエンジンが挙げら
れる。斯かるエンジンにおいては、華氏32度にて図3
の閉塞位置にチョークプレート40が来るとともに、華
氏120度にて図5及び図6の開放位置にチョークプレ
ート40が来る様に温度応答装置74が作用すればエン
ジンが良好に作動することが分かっている。
【0028】
【発明の効果】外気温度が低い中でのエンジン14の始
動後に、温度応答装置74がエンジン14の温度上昇を
検知してチョークプレート40を十分な開放位置に位置
せしめる以前に、ガバナ86により回動されるスロット
ルレバー64との簡素且つ堅固な構造の機械的リンクに
よりチョーク軸アーム44は回動されてチョークプレー
ト40は開放位置側に回動されてエンジンへ供給される
混合気中の燃料分が減少し、従って、エンストが回避さ
れる。この様に、故障が無く、苛酷な条件下においても
確実に自動的に作動するチョークプレート引張装置10
が低コストで提供される。
【0029】上記においては、本発明の構造及び機能の
詳細とともに本発明の多くの特徴及び利点を述べてきた
が、この開示は例示的なものに過ぎず、細かい点、特に
、部品の形状、寸法及び配置等に関しては、添付の特許
請求の範囲に記述された語句の広範囲な一般的意味が及
ぶ限りにおいて、本発明の原理範囲内で種々の変更が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係る、エンジンに取り付
けられた自動チョーク装置の平面図である。
【図2】図1の自動チョーク装置の前面図である。
【図3】エンジンが始動されるときにおける図1の自動
チョーク装置の幾つかの要素の位置を示す、該装置の部
分的拡大平面図である。
【図4】エンジンが始動された直後における図1の自動
チョーク装置の幾つかの要素の位置を示す、該装置の部
分的拡大平面図である。
【図5】エンジンが低負荷で作動し且つ暖まったときの
図1の自動チョーク装置の幾つかの要素の位置を示す、
該装置の部分的拡大平面図である。
【図6】エンジンが高負荷で作動し且つ暖まったときの
図1の自動チョーク装置の幾つかの要素の位置を示す、
該装置の部分的拡大平面図である。
【図7】図1の自動チョーク装置の部分的拡大前面図で
ある。
【符号の説明】
10  自動チョーク装置或いはチョーク引張装置14
  内燃エンジン 16  エンジン出力軸 18  吸気マニフォルド 20  キャブレタ 22  空気取入口 24  燃料取入口 26  キャブレタの混合気吐出口 28  キャブレタの内部通路 30  空気流を示す矢印 32  燃料の流れを示す矢印 34  混合気を示す矢印 40  チョークプレート 42  チョーク軸部材 44  チョーク軸アーム 46  チョークプレートの回転軸心 48  屈曲股部 50  第1長寸部材 52  第2長寸部材 54  チョークプレートの主要面 60  スロットルプレート 62  スロットル軸部材 64  スロットルレバー 66  スロットルプレートの回転軸心68  カムプ
レート部 70  カム面 74  温度応答装置 76  バイメタル片 80  排気マニフォルド 82  チョークロッドアーム 86  ガバナ 92  スプリング 94  バイメタルの第1端 96  バイメタルの第2端

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  当該チョークプレートの回転軸心を形
    成するチョーク軸部材の回りに回動可能に取り付けられ
    たチョークプレートを備えたキャブレタであって、当該
    スロットルプレートの回転軸心を形成するスロットル軸
    部材の回りに回転可能に取り付けられたスロットルプレ
    ートを更に備えて成るキャブレタに用いられるチョーク
    引張装置であって、上記チョークプレートをその回転軸
    心回りに回動せしめるべく上記チョーク軸部材に取り付
    けられたチョーク軸アームと、上記スロットルプレート
    をその回転軸心回りに回動せしめるべく上記スロットル
    軸部材に取り付けられたスロットルレバーとを備えて成
    り、且つ、該スロットルレバーは、上記スロットルプレ
    ートが回動するときに上記チョーク軸アームと係合して
    チョークプレートを回動せしめる機械的リンク手段を含
    む、チョーク引張装置。
  2. 【請求項2】  前記機械的リンク手段は、前記スロッ
    トルプレートの回動時に前記チョーク軸アームに摺動自
    在に係合して前記チョークプレートを回動せしめる前記
    スロットルレバーを含む、請求項1のチョーク引張装置
  3. 【請求項3】  前記スロットルレバーは、前記チョー
    ク軸アームと係合し得るカム面を含む、請求項2のチョ
    ーク引張装置。
  4. 【請求項4】  前記スロットルレバーは、前記スロッ
    トルプレートの前記回転軸心に対して略直交するととも
    にその縁部で前記カム面を形成するカムプレート部を含
    み、且つ、前記チョーク軸アームは、前記チョークプレ
    ートの前記回転軸心に略直交して延在する第1長寸部材
    と、上記チョークプレートの上記回転軸心に対して略平
    行に上記第1長寸部材から延出するとともに上記スロッ
    トルプレートの回動時に上記カム面と係合して上記チョ
    ークプレートを回動せしめる第2長寸部材とを含む、請
    求項3のチョーク引張装置。
  5. 【請求項5】  前記チョーク軸アーム及び前記スロッ
    トルレバーは、前記キャブレタの外部に配置されている
    、請求項1のチョーク引張装置。
  6. 【請求項6】  空気取入口、燃料取入口、及び、混合
    気吐出口を有するキャブレタと、上記空気取入口の近傍
    にて上記キャブレタ内部に取り付けられて、キャブレタ
    への空気流を実質的に阻止する閉塞位置と上記キャブレ
    タへの空気流を妨げない開放位置との間で様々に回動す
    るチョークプレートであって、始動後に開放位置に回動
    し得るとともに該チョークプレート自身を回動するチョ
    ーク軸アームを有するチョークプレートと、上記キャブ
    レタ内部において種々の回転位置を取るべく上記チョー
    クプレート及び上記燃料取入口の下流に取り付けられた
    スロットルプレートであって、キャブレタを出る混合気
    流が最大となる開放位置と混合気流が最小となる閉塞位
    置との間で回動し得る様に取り付けられ、且つ、始動後
    に閉塞位置に回動し得るとともに該スロットルプレート
    自身を回動するスロットルレバーを有し、更に、自身が
    回動するときに上記チョーク軸アームと係合して該チョ
    ーク軸アームを回動するスロットルプレートとを備えて
    成る、エンジンの始動に用いられる自動チョーク装置。
  7. 【請求項7】  前記エンジンの温度を検出し、斯く検
    出されたエンジン温度に基づいて前記チョークプレート
    の位置決めを行なうとともに、斯く検出されたエンジン
    温度が低下するにつれて上記チョークプレートを前記閉
    塞位置側に位置せしめるとともにエンジン温度が上昇す
    るにつれて上記チョークプレートを前記開放位置側に位
    置せしめる温度応答手段を更に備えて成り、前記スロッ
    トルレバーとチョーク軸アームとの係合は、上記温度応
    答手段が作動して上記チョークプレートを十分に開く前
    に、該チョークプレートを上記開放位置に動かす、請求
    項6の自動チョーク装置。
  8. 【請求項8】  前記温度応答手段は、前記エンジンに
    取り付けられた第1端と前記チョークプレートに取り付
    けられた第2端とを含むバイメタル片を含む、請求項7
    の自動チョーク装置。
  9. 【請求項9】  前記チョークプレートを前記閉塞位置
    に向けて押圧する付勢手段であって、前記検出エンジン
    温度が低下するときに前記温度応答手段と協働して上記
    チョークプレートを上記閉塞位置に動かすとともに、始
    動の間は、上記温度応答手段により決定される位置とこ
    れよりも開放側の位置との間における上記チョークプレ
    ートの往復揺動を許容し、且つ、前記スロットルレバー
    と前記チョーク軸アームとの係合による上記チョークプ
    レートの開放側位置への動きを許容する付勢手段、を更
    に備えて成る、請求項8の自動チョーク装置。
  10. 【請求項10】  前記チョークプレートは該チョーク
    プレートを前記キャブレタに枢着する為のチョーク軸部
    材を有し、且つ、該チョーク軸部材は上記チョークプレ
    ートの主要面に対して略平行であり乍らも該主要面に対
    して偏置された回転軸心を形成し、キャブレタ内部の空
    気圧よりも大きいキャブレタ外部の空気圧は上記チョー
    クプレートに対する不均衡な力を生み出し、この外部空
    気圧は、前記付勢手段から加えられる付勢力よりも気圧
    差により生み出される上記不均衡な力が大きいときに上
    記チョークプレートを開放位置側に回動する、請求項9
    の自動チョーク装置。
  11. 【請求項11】  前記付勢手段はスプリングを含む、
    請求項10の自動チョーク装置。
  12. 【請求項12】  前記スロットルプレートを動かすこ
    とにより前記エンジンの最大速度を制限するガバナ手段
    であって、前記スロットルレバーが前記チョーク軸アー
    ムと係合して前記チョークプレートを開放位置に回動せ
    しめる如く、エンジン始動後に上記スロットルプレート
    を閉塞位置に向けて付勢するガバナ手段を更に備えて成
    る、請求項6の自動チョーク装置。
  13. 【請求項13】  前記ガバナ手段は機械的ガバナであ
    る、請求項12の自動チョーク装置。
  14. 【請求項14】  前記スロットルレバーは前記チョー
    ク軸アームと係合可能なカム面を含む、請求項6の自動
    チョーク装置。
  15. 【請求項15】  前記スロットルレバーは、前記スロ
    ットルプレートの回転軸心に対して略直交するとともに
    その縁部で前記カム面を形成するカムプレート部を含み
    、且つ、前記チョーク軸アームは、前記チョークプレー
    トの回転軸心に略直交して延在する第1長寸部材と、上
    記チョークプレートの上記回転軸心に対して略平行に上
    記第1長寸部材から延出する第2長寸部材とを含み、上
    記カム面は該第2長寸部材と係合可能である、請求項1
    4の自動チョーク装置。
  16. 【請求項16】  前記チョーク軸アーム前記スロット
    ルレバーは、前記キャブレタの外部に配置されている、
    請求項6の自動チョーク装置。
  17. 【請求項17】  自動チョーク装置を有する内燃エン
    ジンであって、該エンジンは、キャブレタと、該キャブ
    レタは、該キャブレタの内部に取り付けられた当該チョ
    ークプレートが種々に回転する為の軸心を形成するチョ
    ーク軸部材と、該チョーク軸部材に接続されて該チョー
    ク軸部材及び当該チョークプレートを回動するチョーク
    軸アームとを有するチョークプレートと、上記キャブレ
    タに空気を供給する手段と、上記キャブレタ内にて上記
    空気と混合されるべき燃料をキャブレタに供給する手段
    と、上記チョークプレート及び上記燃料供給手段よりも
    下流にて上記キャブレタの内部にとりつけられて当該ス
    ロットルプレートが種々に回転する為の軸心を形成する
    スロットル軸部材と、該スロットル軸部材に接続されて
    該スロットル軸部材及び当該スロットルプレートを回動
    せしめるとともに当該スロットルプレートを回動すると
    きに上記チョーク軸アームと係合し得るスロットルレバ
    ーとを有するスロットルプレートと、上記キャブレタか
    ら当該エンジンに混合気を供給する手段とを含み、検出
    されたエンジン温度が上昇したときに上記チョークプレ
    ートを開放位置に位置せしめるとともに検出されたエン
    ジン温度が低下したときに上記チョークプレートを閉塞
    位置に位置せしめる温度応答手段と、上記混合気をエン
    ジン出力軸の回転運動に変換する燃焼手段と、エンジン
    出力軸と、上記スロットルレバーを動かすことにより上
    記スロットルプレートの位置決めを行なって上記エンジ
    ン出力軸の最大回転速度を制限するガバナ手段であって
    、上記温度応答手段が作動して上記チョークプレートを
    十分に開く前に、上記チョークプレートを回動する上記
    チョーク軸アームを上記スロットルレバーが開放位置に
    向けて回動する如く、エンジンの始動後に上記スロット
    ルプレートを開放位置から閉塞位置に向けて付勢するガ
    バナ手段と、を備えて成る、内燃エンジン。
  18. 【請求項18】  前記温度応答手段は、前記エンジン
    に取り付けられた第1端と前記チョーク軸部材に取り付
    けられた第2端とを含むバイメタル片を含む、請求項1
    7の内燃エンジン。
  19. 【請求項19】  前記ガバナ手段は機械的ガバナであ
    る、請求項17の内燃エンジン。
  20. 【請求項20】  前記スロットルレバーは、前記スロ
    ットル軸部材から延出するとともにカム面を有するカム
    プレート部を含み、上記カム面は上記カムプレート部の
    縁部を形成し、前記チョーク軸アームは前記チョーク軸
    部材から延出する長寸部材を含み、該長寸部材は、前記
    スロットルプレートが回動するときに上記カム面に摺動
    自在に係合する、請求項17の内燃エンジン。
  21. 【請求項21】  前記キャブレタは、始動時において
    、前記温度応答手段により決定される開度の小さい開放
    位置に戻る以前にこれよりも開度の大きい開き位置への
    前記チョークプレートの一時的な往復揺動を許容する手
    段を更に含む、請求項17の内燃エンジン。
  22. 【請求項22】  冷たい外気中でのエンジン始動時の
    エンストを防止する方法であって、エンジンに取り付け
    可能であるとともに空気取入口、燃料取入口及び混合気
    吐出口を有するキャブレタを配備する段階と、該キャブ
    レタは該キャブレタの内部に回動可能に取り付けられた
    チョークプレートと該チョークプレートに接続されたチ
    ョーク軸アームとを更に有し、該チョーク軸アームは上
    記チョークプレートを回動し、該キャブレタは、上記チ
    ョークプレートよりも下流において該キャブレタの内部
    に回動可能に取り付けられたスロットルプレートと、該
    スロットルプレートに接続されて該スロットルプレート
    を回動するスロットルレバーとを更に有し、該スロット
    ルレバーは上記スロットルプレートの回動時に上記チョ
    ーク軸アームと機械的にリンクして上記チョークプレー
    トの回動を引き起こし、それが開放位置に在るときより
    も上記エンジンに入る燃料分が多くなる閉塞位置に上記
    チョークプレートを位置せしめる段階と、それが閉塞位
    置に在るときよりも上記混合気吐出口にて上記キャブレ
    タから吐出される混合気が多くなる開放位置に上記スロ
    ットルプレートを位置せしめる段階と、上記エンジンを
    始動する段階と、エンジン始動後、上記キャブレタから
    吐出される混合気が減少する閉塞位置に上記スロットル
    プレートを回動せしめる段階であって、該スロットルプ
    レートの回動は上記チョーク軸アームに対する上記スロ
    ットルレバーの摺動自在な係合を引き起こし、該チョー
    ク軸アームの回動は、上記エンジンへ入る燃料が減少す
    る開放位置に向けて上記チョークプレートを回動せしめ
    る段階とから成る、エンスト防止方法。
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