JPH0426178Y2 - - Google Patents

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JPH0426178Y2
JPH0426178Y2 JP9097586U JP9097586U JPH0426178Y2 JP H0426178 Y2 JPH0426178 Y2 JP H0426178Y2 JP 9097586 U JP9097586 U JP 9097586U JP 9097586 U JP9097586 U JP 9097586U JP H0426178 Y2 JPH0426178 Y2 JP H0426178Y2
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tank
water
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water tank
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本考案は、ワイヤカツト放電加工機(以下単に
加工機とする)での使用済となつた加工液を集合
処理し、汚物フロツクと浄水に分離した後、この
浄水を更に清浄して清澄水なし、この清澄水を複
数台の加工機に供給するようにした排水循環集合
処理装置に関するものである。
『従来の技術及びその問題点』 従来この種加工機の加工液を取り扱う加工機メ
ーカーでは、ペーパーフイルターによるろ過方法
とかイオン交換樹脂を主体としたイオン交換樹脂
方法とかで処理しており、通常は加工機にそれぞ
れ個別に排水処理装置が配備されている場合が多
い、それが為に設備機器が増加し、設備費が嵩む
と共に、合理化、経営改善上においても少なから
ず問題があること、及び広い据付面積を要し、合
理化、作業環境上等於て問題があること。また加
工液の使用回数が増えることにより当然のことな
がら、その汚濁濃度が増大してくる。したがつて
チツプの処理及びペーパーフイルター、イオン交
換樹脂の寿命に大きな障害となつていること。尚
一部で集合排水処理装置を採用している工場も散
見されるが、この場合自然沈降分離方式であるの
で、極めて広い据付面積を要し、合理化、作業上
等の面で問題があること。
『問題点を解決するための手段』 そこで本考案は、加工液を集合配管処理すると
共に、コンパクトな処理装置を提供しようとする
もので、その要旨は、複数台のワイヤカツト放電
加工機に、配管を介して連通される原水槽と、 この原水槽に、配管を介して連通され、かつ隔
壁をもつて、複数室に、区画された沈澱分離槽
と、 この沈澱分離槽に、配管を介して連通される浄
水ろ過用のろ過器と、 このろ過器に、配管を介して連通される処理水
槽と、 この処理水槽に、配管を介して連通される複数
の加工液供給槽と、 この各加工液供給槽に、配管を介して連通され
る前記複数台のワイヤカツト放電加工機と、 前記処理水槽の清澄水を、前記ろ過器の逆洗水
として利用するために、この処理水槽と、前記原
水槽との間に設けられ、かつ当該ろ過器を介在し
た配管と、 で構成されており、 前記処理水槽の清澄水を、加工液供給槽に導
き、この加工液供給槽に導かれた清澄水を、ワイ
ヤカツト放電加工機の加工液として再使用するこ
と、またこの加工液供給槽に導かれた清澄水を、
ろ過器の逆洗水として利用すること、を特徴とす
るワイヤカツト放電加工機の排水循環集合処理装
置である。
『作用』 次に本考案の作用を説明すると、複数台の加工
機より原水槽に汚濁された加工液(以下原水とす
る)が流入され一定レベルに達すると、この原水
は先ず沈澱分離装置の反応槽に導かれここれてれ
薬品槽より流入された高分子凝集剤と混合される
と共に、攪拌翼を回転せしめて積極的に沈澱性の
よいフロツクに転化せしめ、望ましくはSSの粒
径をμからmm単位に変換しつつ、原水の供給と薬
品溶剤との添加をしていく。そうするとフロツク
化された原水は、反応槽と沈澱槽との隔壁をオー
バーフローしていき沈澱槽へと溢流されていく。
このようにして沈澱槽に供給された原水は、その
比重差により汚物フロツクと浄水とに分離されて
いき、汚物フロツクは沈澱槽の底部へと沈降して
いきそのスラツジ排出口より外部に排出され、そ
の一部を再び反応槽に戻してこの反応槽で原水と
の凝集フロツク化の促進を図る。一方浄水は沈澱
槽の上方へ向つて上昇していき隔壁をオーバーフ
ローしていき溢水槽へと溢流され一定レベルに達
すると、この浄水はろ過器へと導かれていく。こ
のろ過器を介して更に清澄化して処理水槽へと導
かれ、この処理水槽に到つた清澄水は、各加工液
供給槽を介して複数台の加工機へ供給されて再使
用されるのである。このような循環経路をもつて
加工液は循環集合処理と再使用がなされるのであ
る。尚ろ過器の目詰を解消する目的で処理水槽の
清澄水を逆洗の水とし、その汚水を原水槽へと導
くようにする。
『実施例』 図面は本考案の一実施例を示しており、図にお
いて1は隔壁2,3をもつて反応槽4、沈澱槽
5、溢水槽6とに区画された沈澱分離槽で、反応
槽4に流入された原水が反応槽4より沈澱槽5へ
と溢水し、この沈澱槽5で分離された浄水が沈澱
槽5より溢水槽6へと溢水するように前記隔壁
2,3の高さが設定されている。また反応槽4に
は攪拌翼7が装置されていると共に、この反応槽
4と高分子凝集剤が充填されている薬品槽8とは
ポンプ9を備えた配管10を介して連通されてい
る。図中11は薬品槽8に装置された薬剤攪拌用
の攪拌翼である。更に反応槽4は沈澱槽5の底部
に接続されたスラツジ排出口5aとポンプ12を
備えた配管13を介して連通されており、後述す
るように汚物フロツクの一部を反応槽4へと逆送
するように構成されている。図中15はスラツジ
排出用の配管である。16は原水槽で、この原水
槽16は複数台の加工機Aとそれぞれ配管17,
18,19を介して連通されており、原水槽16
に流入された原水が一定レベルに達するとレベル
スイツチ20の作動を介して原水を沈澱分離槽1
の反応槽4へ供給すると共に、これと同時に加工
機Aより原水が図示しない原水貯留槽より配管1
7〜19を介してこの原水槽16に流入されるの
である。図中21は原水槽16と沈澱分離槽1の
反応槽4とを連通するポンプ23を備えた配管で
ある。24は前記溢水槽6に装備したレベルスイ
ツチで、このレベルスイツチ24の作動を介して
溢水槽6の浄水レベルを検出し、一定のレベルに
達したときポンプ25を作動し配管26を介して
ろ過器27へ浄水を供給する構成となつている。
28は処理水槽で、この処理水槽28にはろ過器
27よりの清澄水が配管30を介して供給され、
この清澄水はポンプ31,32,33を備えた配
管35,36,37を介して加工液供給槽38,
39,40へと供給される。図中、41,42,
43はレベルスイツチである。44は逆洗用ポン
プで、このポンプ44により配管45及び30を
介して処理水槽28の清澄水をろ過器27に圧送
し、ろ過器27のフイルター(図示せず)を逆洗
して、その汚物を配管46を介して原水槽16に
導入する構成となつている。図中48,49,5
0は、加工液供給槽38〜40と各加工機Aとを
連通する配管である。
次に本考案の作用状態を説明すると、複数台の
加工機Aより原水槽16に原水が流入され一定レ
ベルに達すると、レベルスイツチ20の作動でポ
ンプ23を駆動する。したがつてこの原水は配管
22を介して先ず沈澱分離装置1の反応槽4に導
かれここで薬品槽8より流入された高分子凝集剤
と混合されると共に、攪拌翼7を回転せしめて積
極的に沈澱性のよいフロツクに転化せしめ、望ま
しくはSSの粒径からμからmm単位に変換しつつ、
原水の供給と薬品溶剤との添加をしていく。そう
するとフロツク化された原水は、反応槽4と沈澱
槽5との隔壁2にオーバーフローしていき沈澱槽
5へと溢流されていく。このようにして沈澱槽5
に供給された原水は、それ比重差により汚物フロ
ツクと浄水とに分離されていき、汚物フロツクは
沈澱槽5の底部へと沈降していきそのスラツジ排
出口5aより外部に排出され、その一部をポンプ
12及び配管13を介して再び反応槽4に戻して
この反応槽4で原水との凝集フロツク化の促進を
図る。一方浄水は沈澱槽5の上方へ向つて上昇し
ていき隔壁3をオーバーフローしていき溢水槽6
へと溢流され一定レベルに達すると、レベルスイ
ツチ24の作動でポンプ25を駆動する。したが
つてこの浄水は配管26を介してろ過器27へと
導かれていく。このろ過器27を介して更に清澄
化して処理水槽28へと導かれていき、この処理
水槽28に到つた清澄水は、各加工液供給槽38
〜40に装備するレベルスイツチ41〜43の作
動で、ポンプ31〜33を駆動させ、配管35〜
37を介してこの加工液供給槽38〜40へと導
かれる。この導かれた清澄水はポンプを装備する
配管48〜50を介して複数台の加工機Aへ供給
されて再使用されるのである。このような循環経
路をもつて加工液は循環集合処理と再使用がなさ
れるのである。尚前述の如くろ過器27の目詰を
解消する目的で処理水槽28の清澄水を逆洗の水
とし、その汚水を原水槽16へと導くようにす
る。
『考案の効果』 本考案は以上詳述する構成とし、複数台の加工
機より原水槽を介して原水を沈澱分離槽に導き、
ここで原水に薬品処理をなし汚物フロツクと浄水
とに分離した後、ろ過器を介して清澄水になし、
この清澄水を複数台の加工機に循環供給する集合
処理方式であり、設備の簡略化、小型化が達成さ
れること。また集合排水循環処理方式が可能とな
り、処理作業の迅速化、簡易化が図れる。更に清
澄水を利用してろ過器を逆洗し、しかもこの逆洗
水を原水槽へ導く構成であるので、ろ過器のろ過
流量の減少とか目詰を回避することができる卓効
があるし、処理作業の効率化が達成されるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す模式図である。 1……沈澱分離槽、2,3……隔壁、4……反
応槽、5……沈澱槽、6……溢水槽、7,11…
…攪拌翼、8……薬品槽、9,12,23,2
5,31,32,33,44……ポンプ、10,
13,15,17,18,19,22,26,3
0,35,36,37,45,46……配管、1
6……原水槽、27……ろ過器、28……処理水
槽、38,39,40……加工液供給槽、A……
加工機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数台のワイヤカツト放電加工機に、配管を
    介して連通される原水槽と、 この原水槽に、配管を介して連通され、かつ
    隔壁をもつて、複数室に、区画された沈澱分離
    槽と、 この沈澱分離槽に、配管を介して連通される
    浄水ろ過用のろ過器と、 このろ過器に、配管を介して連通される処理
    水槽と、 この処理水槽に、配管を介して連通される複
    数の加工液供給槽と、 この各加工液供給槽に、配管を介して連通さ
    れる前記複数台のワイヤカツト放電加工機と、 前記処理水槽の清澄水を、前記ろ過器の逆洗
    水として利用するために、この処理水槽と、前
    記原水槽との間に設けられ、かつ当該ろ過器を
    介在した配管と、 で構成されるワイヤカツト放電加工機の排水循
    環集合処理装置。 沈澱分離槽が反応槽、沈殿槽、溢水槽とでな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のワイヤ
    カツト放電加工機の排水循環集合処理装置。
JP9097586U 1986-06-13 1986-06-13 Expired JPH0426178Y2 (ja)

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JPS62201624U JPS62201624U (ja) 1987-12-22
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JPH0763574B2 (ja) * 1989-07-13 1995-07-12 マルティネッツ ムジカ フェルナンド 浮遊粒子含有液体の濾過装置
JP2574470Y2 (ja) * 1990-07-05 1998-06-11 有限会社テクノ・ワーク 放電加工機などの加工液の濾過装置
JP5465627B2 (ja) * 2010-07-13 2014-04-09 株式会社橋本テクニカル工業 放電加工方法および放電加工装置

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