JPH04259A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JPH04259A JPH04259A JP9874690A JP9874690A JPH04259A JP H04259 A JPH04259 A JP H04259A JP 9874690 A JP9874690 A JP 9874690A JP 9874690 A JP9874690 A JP 9874690A JP H04259 A JPH04259 A JP H04259A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 13
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 13
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
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- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、直流−直流変換を行う電源装置に間するもの
である。
である。
従来より、直流−直流変換を行うこの種の電源装置とし
て、チョッパ回路と称する回路が知られている。たとえ
ば、昇圧型のチョッパ回路では、第10図に示すような
回路構成になるにの回路では、トランジスタよりなるス
イッチング素子Qは、制御回路1によってオン・オフ制
御され、スイッチング素子Qがオンであると、インダク
タLの両端は直流電WEに接続され、インダクタしには
電流■1が流れることになる。したがって、このときに
インダクタしにはエネルギーが蓄積される。一方、スイ
ッチング素子Qがオフになると、インダクタLに蓄積さ
れたエネルギーがダイオードDを介して平滑用コンデン
サCおよび負荷Rに放出され、ダイオードDに電流I2
が流れる。このとき、平滑用コンデンサCおよび負荷R
に対しては、直流電源Eの両端電圧である入力電圧とイ
ンダクタLの両端電圧とが加算されることになるから、
出力電圧が入力電圧よりら高てなるのである。 ”こで、スインチング素子QのオンデユーテイCIは、
入力電圧をVl、出力電圧7 V 2とすると、a−(
V2−V、)/V、で表す二とができる。したがって、
入力電圧V1が12V、出力電圧V2が24Vであると
すると、オンデユーテイdは0.5になり、電流B、1
2は第110に示すような変化をする。
て、チョッパ回路と称する回路が知られている。たとえ
ば、昇圧型のチョッパ回路では、第10図に示すような
回路構成になるにの回路では、トランジスタよりなるス
イッチング素子Qは、制御回路1によってオン・オフ制
御され、スイッチング素子Qがオンであると、インダク
タLの両端は直流電WEに接続され、インダクタしには
電流■1が流れることになる。したがって、このときに
インダクタしにはエネルギーが蓄積される。一方、スイ
ッチング素子Qがオフになると、インダクタLに蓄積さ
れたエネルギーがダイオードDを介して平滑用コンデン
サCおよび負荷Rに放出され、ダイオードDに電流I2
が流れる。このとき、平滑用コンデンサCおよび負荷R
に対しては、直流電源Eの両端電圧である入力電圧とイ
ンダクタLの両端電圧とが加算されることになるから、
出力電圧が入力電圧よりら高てなるのである。 ”こで、スインチング素子QのオンデユーテイCIは、
入力電圧をVl、出力電圧7 V 2とすると、a−(
V2−V、)/V、で表す二とができる。したがって、
入力電圧V1が12V、出力電圧V2が24Vであると
すると、オンデユーテイdは0.5になり、電流B、1
2は第110に示すような変化をする。
一方、入力電圧V1が12Vであるときに、出力電圧V
2を140Vに設定しようとすれば、オンデユーテイd
は約091になり、電流11.I2は第12図に示すよ
うな変化をする。すなわち、入力電圧と出力電圧との比
が大きいときには、スイッチング素子Qのオンデユーテ
イdを十分に大きくとって、インダクタLへの蓄積エネ
ルギーを大きくしなければならないのである。したがっ
て、スイッチング素子Qを、たとえば、100kHz(
周期は10V秒)でオン・オフさせようとすれば、スイ
ッチング素子Qのオン時間は約91J秒になる。 しかしながら、オンデユーテイが大きくなると、スイッ
チング素子Qのオン期間にインダクタしに蓄積されたエ
ネルギーをスイッチング素子Qのオフ期間に十分に放出
することができなくなる。すなわち、上述したように、
インダクタしに蓄積されたエネルギーは、スイッチング
素子Qかオフである期間にダイオードDを介して放出さ
れるのであって、スイッチング素子Qのオフ期間が約1
++秒であるから、ダイオードDの逆回復時閉(01〜
lp秒)に比較して余裕がなく、平滑用コンデンサCや
負vrRに対してエネルギーを放出する時間が短くなり
、極端な場合には、出力がまったく得られない場合もあ
る。また、電流I、の流れる時間が短いとダイオードD
のスイッチングノイズが増大するという問題もある。さ
らに、スイッチング素子Qがバイポーラトランジスタで
あって、パルストランス等を介してオン・オフ制御され
ているときには、オンデユーテイが大きくなるとオフで
きなくなる恐れもある。 このような問題を解決するには、スイッチング素子Qを
低周波数て駆動することも考えられるが、インダクタL
が大型化するなどの問題が生じることになる。 上述したような問題を解決するには、第13図に示すよ
うな回路構成が考えられる。すなわち、第10図の回路
に対してスイッチング素子QとダイオードDとの間に別
途にインダクタL2を挿入した構成を有している。この
構成では、スインチング素子Qの両端間(エミッターコ
レクタ間)の電圧Vceは第14図(c)のように変化
し、インダクタL2の存在によって、インダクタしには
第14図(a)のような電流■1が流れ、ダイオードD
には第14図<b>のような電流I2が流れるがら、オ
ンデユーテイが大きくなっても平滑用コンデンサCおよ
び負荷Rに十分なエネルギーと供給できることになる。 しかしながら、インダクタLの蓄積エネルギーによって
インダクタL2に電流が流れる際に、スイッチング素子
Qの両端間に過大な電圧が印加されることになり、高耐
圧のスイッチング素子Qが要求されるという間窟が生じ
る。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、入
力電圧と出力電圧との比が大きい堝りや比が1に近い場
合であっても、高耐圧のスイッチング素子を用いたりす
ることなく確実な動作が得られるようにした電源装置を
提供しようとするものである。
2を140Vに設定しようとすれば、オンデユーテイd
は約091になり、電流11.I2は第12図に示すよ
うな変化をする。すなわち、入力電圧と出力電圧との比
が大きいときには、スイッチング素子Qのオンデユーテ
イdを十分に大きくとって、インダクタLへの蓄積エネ
ルギーを大きくしなければならないのである。したがっ
て、スイッチング素子Qを、たとえば、100kHz(
周期は10V秒)でオン・オフさせようとすれば、スイ
ッチング素子Qのオン時間は約91J秒になる。 しかしながら、オンデユーテイが大きくなると、スイッ
チング素子Qのオン期間にインダクタしに蓄積されたエ
ネルギーをスイッチング素子Qのオフ期間に十分に放出
することができなくなる。すなわち、上述したように、
インダクタしに蓄積されたエネルギーは、スイッチング
素子Qかオフである期間にダイオードDを介して放出さ
れるのであって、スイッチング素子Qのオフ期間が約1
++秒であるから、ダイオードDの逆回復時閉(01〜
lp秒)に比較して余裕がなく、平滑用コンデンサCや
負vrRに対してエネルギーを放出する時間が短くなり
、極端な場合には、出力がまったく得られない場合もあ
る。また、電流I、の流れる時間が短いとダイオードD
のスイッチングノイズが増大するという問題もある。さ
らに、スイッチング素子Qがバイポーラトランジスタで
あって、パルストランス等を介してオン・オフ制御され
ているときには、オンデユーテイが大きくなるとオフで
きなくなる恐れもある。 このような問題を解決するには、スイッチング素子Qを
低周波数て駆動することも考えられるが、インダクタL
が大型化するなどの問題が生じることになる。 上述したような問題を解決するには、第13図に示すよ
うな回路構成が考えられる。すなわち、第10図の回路
に対してスイッチング素子QとダイオードDとの間に別
途にインダクタL2を挿入した構成を有している。この
構成では、スインチング素子Qの両端間(エミッターコ
レクタ間)の電圧Vceは第14図(c)のように変化
し、インダクタL2の存在によって、インダクタしには
第14図(a)のような電流■1が流れ、ダイオードD
には第14図<b>のような電流I2が流れるがら、オ
ンデユーテイが大きくなっても平滑用コンデンサCおよ
び負荷Rに十分なエネルギーと供給できることになる。 しかしながら、インダクタLの蓄積エネルギーによって
インダクタL2に電流が流れる際に、スイッチング素子
Qの両端間に過大な電圧が印加されることになり、高耐
圧のスイッチング素子Qが要求されるという間窟が生じ
る。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、入
力電圧と出力電圧との比が大きい堝りや比が1に近い場
合であっても、高耐圧のスイッチング素子を用いたりす
ることなく確実な動作が得られるようにした電源装置を
提供しようとするものである。
本発明では、上記目的を達成するために、少なくともス
イッチング素子とインダクタとダイオードと平滑コンデ
ンサとを有するチヨ・ソバ回路を備え、スイッチング素
子をオン・オフ制御することにより、オン時にはインダ
クタにエネルギーを蓄積し、オフ時にはインダクタに蓄
積されたエネルギーを放出して、平滑コンデンサの両端
電圧を入力された直流電源とは異なる直流電圧に変換す
る電源装置において、インダクタを、スイッチング素子
のオン時にエネルギーを蓄積するときのインダクタンス
と、スイッチング素子のオフ時にエネルギーを放出する
ときのインダクタンスとが異なる値になるように接続し
た準巻型トランスで構成しているのである。
イッチング素子とインダクタとダイオードと平滑コンデ
ンサとを有するチヨ・ソバ回路を備え、スイッチング素
子をオン・オフ制御することにより、オン時にはインダ
クタにエネルギーを蓄積し、オフ時にはインダクタに蓄
積されたエネルギーを放出して、平滑コンデンサの両端
電圧を入力された直流電源とは異なる直流電圧に変換す
る電源装置において、インダクタを、スイッチング素子
のオン時にエネルギーを蓄積するときのインダクタンス
と、スイッチング素子のオフ時にエネルギーを放出する
ときのインダクタンスとが異なる値になるように接続し
た準巻型トランスで構成しているのである。
上記構成によれば、インダクタを、スイッチング素子の
オン時にエネルギーを蓄積するときのインダクタンスと
、スイッチング素子のオフ時にエネルギーを放出すると
きのインダクタンスとが異なる値になるように接続した
単巻型トランスで構成しているので、エネルギーの蓄積
時と放出時とのインダクタンスを適宜設定すれば、入力
電圧と出力電圧との比が非常に大きい場合や1に近い場
合においても、スイッチング素子のオンデユーテイを5
0%付近に設定することができて、スイッチング素子が
オフにならなかったり、ダイオードが導通できなかった
りするなどの問題が生じないのであって、確実な動作が
期待できるのである。 また、スイッチング素子を高周波でオン・オフ制御でき
るから、インダクタを小型化でき、しかも、低ノイズと
することができるのである。さらに、単巻型トランスを
用いていているから、スイッチング素子の切換時にスイ
ッチング素子の両端に高電圧が印加されたりすることが
なく、スイッチング素子を高耐圧にする必要もないので
ある。
オン時にエネルギーを蓄積するときのインダクタンスと
、スイッチング素子のオフ時にエネルギーを放出すると
きのインダクタンスとが異なる値になるように接続した
単巻型トランスで構成しているので、エネルギーの蓄積
時と放出時とのインダクタンスを適宜設定すれば、入力
電圧と出力電圧との比が非常に大きい場合や1に近い場
合においても、スイッチング素子のオンデユーテイを5
0%付近に設定することができて、スイッチング素子が
オフにならなかったり、ダイオードが導通できなかった
りするなどの問題が生じないのであって、確実な動作が
期待できるのである。 また、スイッチング素子を高周波でオン・オフ制御でき
るから、インダクタを小型化でき、しかも、低ノイズと
することができるのである。さらに、単巻型トランスを
用いていているから、スイッチング素子の切換時にスイ
ッチング素子の両端に高電圧が印加されたりすることが
なく、スイッチング素子を高耐圧にする必要もないので
ある。
【実施例1】
本実施例は昇圧型の電源装置であって、インダクタLと
して単巻型トランスを用いたものである。 すなわち、インダクタしにはタップが設けられ、インダ
クタLの一端からタップに至る第1の巻線N1とトラン
ジスタよりなるスイッチング素子Qとの直列回路が直流
電源Eの両端間に接続される。 また、インダクタLの他端にはダイオードDを介して平
滑用コンデンサCおよび負荷Rが接続される。すなわち
、スイッチング素子Qの一端とダイオードDのアノード
との間にインダクタLの他端からタップに至る第2の巻
線N2が挿入される。 スイッチング素子Qは、従来構成と同様に、制御回路1
からの制御信号によってオン・オフ制御される。 この構成によれば、第2図に示すように、スイッチング
素子Qのオン期間には、直流電源EよりインダクタLの
第1の巻線N1に電流11が流れる。 このとき、インダクタしにエネルギーが蓄積される。次
に、スイッチング素子Qがオフになると、インダクタし
に蓄積されたエネルギーによりダイオードDに電流I2
が流れる。ここにおいて、平滑用コンデンサCおよび負
荷Rに対して供給されるエネルギーは、スイッチング素
子Qがオンのときに第1の巻線N、に流れたエネルギー
量に対応しているが、スイッチング素子Qがオフになる
と、第1の巻線N、に第2の巻線N2が直列接続される
ことによって、インダクタLの巻数が増加したことにな
るから、電流I2のピーク値は電流11のピーク値より
も小さくなり、しかも、インダクタLのインダクタンス
が大きくなることによって、電流I2の変化が緩やかに
なる(第2図(b)における傾きの絶対値が小さくなる
)。すなわち、スイッチング素子Qがオフになったとき
に、スイッチング素子Qの両端間に印加される電圧を第
12図構成よりも小さくすることができ、スイッチング
素子Qの耐圧を下げる二とができるのである。要するに
、インダクタLを単巻型トランスとしたことにより、エ
ネルギーの蓄積と放出とにおける鉄芯の総量が等しくな
り、インダクタンスのみが変化するから、スイッチング
素子Qへの高電圧の印加を防止できるのである。 ここにおいて、第1の巻線N、と第2の巻線N2との巻
数をそれぞれn l + n 2とし、n、=n、+n
。 とすれば、入力電圧V1に対して出力電圧V2を得るた
めのスイッチング素子Qのオンデユーテイdは、d =
(V2− V l)/[V2+ !(n 3/n +
>−11V l]になる。したがって、入力電圧■、を
12V、出力電圧■2を140Vとする場合には、第1
の巻線N+の巻数n、を10ターン、第2の巻線N2の
巻数02を96ターンに設定すれば、オンデユーテイd
を0.5に設定することができるのである。 すなわち、入力電圧■、と出力電圧V2との比が比較的
大きい場合でも、インダクタLの第1の巻線N、と第2
の巻線N2との巻比を上記条件式に従って適宜選択すれ
ば、オンデユーテイdを50%程度に設定することがで
きるのであって、スイッチング素子Qを高周波でオン
オフ制御するこヒができ、しかも、負荷Rに対して確実
に給電することができるのである。また、上述したよう
にスイ・ソチング素子Qとして高耐圧のものを用いる一
e要もないのである。
して単巻型トランスを用いたものである。 すなわち、インダクタしにはタップが設けられ、インダ
クタLの一端からタップに至る第1の巻線N1とトラン
ジスタよりなるスイッチング素子Qとの直列回路が直流
電源Eの両端間に接続される。 また、インダクタLの他端にはダイオードDを介して平
滑用コンデンサCおよび負荷Rが接続される。すなわち
、スイッチング素子Qの一端とダイオードDのアノード
との間にインダクタLの他端からタップに至る第2の巻
線N2が挿入される。 スイッチング素子Qは、従来構成と同様に、制御回路1
からの制御信号によってオン・オフ制御される。 この構成によれば、第2図に示すように、スイッチング
素子Qのオン期間には、直流電源EよりインダクタLの
第1の巻線N1に電流11が流れる。 このとき、インダクタしにエネルギーが蓄積される。次
に、スイッチング素子Qがオフになると、インダクタし
に蓄積されたエネルギーによりダイオードDに電流I2
が流れる。ここにおいて、平滑用コンデンサCおよび負
荷Rに対して供給されるエネルギーは、スイッチング素
子Qがオンのときに第1の巻線N、に流れたエネルギー
量に対応しているが、スイッチング素子Qがオフになる
と、第1の巻線N、に第2の巻線N2が直列接続される
ことによって、インダクタLの巻数が増加したことにな
るから、電流I2のピーク値は電流11のピーク値より
も小さくなり、しかも、インダクタLのインダクタンス
が大きくなることによって、電流I2の変化が緩やかに
なる(第2図(b)における傾きの絶対値が小さくなる
)。すなわち、スイッチング素子Qがオフになったとき
に、スイッチング素子Qの両端間に印加される電圧を第
12図構成よりも小さくすることができ、スイッチング
素子Qの耐圧を下げる二とができるのである。要するに
、インダクタLを単巻型トランスとしたことにより、エ
ネルギーの蓄積と放出とにおける鉄芯の総量が等しくな
り、インダクタンスのみが変化するから、スイッチング
素子Qへの高電圧の印加を防止できるのである。 ここにおいて、第1の巻線N、と第2の巻線N2との巻
数をそれぞれn l + n 2とし、n、=n、+n
。 とすれば、入力電圧V1に対して出力電圧V2を得るた
めのスイッチング素子Qのオンデユーテイdは、d =
(V2− V l)/[V2+ !(n 3/n +
>−11V l]になる。したがって、入力電圧■、を
12V、出力電圧■2を140Vとする場合には、第1
の巻線N+の巻数n、を10ターン、第2の巻線N2の
巻数02を96ターンに設定すれば、オンデユーテイd
を0.5に設定することができるのである。 すなわち、入力電圧■、と出力電圧V2との比が比較的
大きい場合でも、インダクタLの第1の巻線N、と第2
の巻線N2との巻比を上記条件式に従って適宜選択すれ
ば、オンデユーテイdを50%程度に設定することがで
きるのであって、スイッチング素子Qを高周波でオン
オフ制御するこヒができ、しかも、負荷Rに対して確実
に給電することができるのである。また、上述したよう
にスイ・ソチング素子Qとして高耐圧のものを用いる一
e要もないのである。
【実施例2】
本実施例は、直流電源Eとして、商用交流電源ACを全
波整流回路2によって整流した脈流を入力しているもの
であって、入力電圧のピーク電圧Vゆに比較して出力電
圧V2をほぼ等しくする場合の構成を示している。 すなわち、第9図に示した回路構成に対して、直流電源
Eとして脈流を入力する場合、入力電圧のピーク電圧を
Vp、出力電圧をV2とすれば、ピーク電圧が印加され
ているときのオンデユーテイをdは、d−(V2−■、
)/V2になる。したがって、100Vの商用交流電源
ACでは脈流のピーク電圧V2は約140Vであって、
出力電圧V、を150Vに設定しようとすれば、オンデ
ユーテイdは、dミ(150140)/15040.0
7になる。 このようにオンデユーテイが小さいときには、スイ・ソ
チング素子Qを安定して制御てきない場合がある。 しかるに、本実施例は、このような問題を解決できるよ
うに構成しているのであって、インダクタLの両巻線N
+ 、 N 2の極性を第3図のようにした昇圧型チ
ョッパ回路を形成している。 この構成によれば、スイッチング素子Qがオンになった
ときに、インダクタLの第1の巻線Nに電流が流れ、イ
ンダクタしにエネルギーが蓄積される。一方、スイッチ
ング素子Qがオフになれば、インダクタしはエネルギー
を放出するが、このとき、両巻線N、、N、が逆極性に
なっているから、巻数が(n 、 −n =)になった
のと等価になる。 すなわち、第4図および第5図に示すように、エネルギ
ーを放出する際のインダクタンスが低減されるから、電
流■2のピーク値が高くなるが、エネルギーの放出に要
する時間が短縮される結果、オンデユーテイを大きくと
ることができるのである。ここに、第4121は入力電
圧がピーク電圧であるとき、第5図は入力電圧がピーク
電圧以外であるときを示している。
波整流回路2によって整流した脈流を入力しているもの
であって、入力電圧のピーク電圧Vゆに比較して出力電
圧V2をほぼ等しくする場合の構成を示している。 すなわち、第9図に示した回路構成に対して、直流電源
Eとして脈流を入力する場合、入力電圧のピーク電圧を
Vp、出力電圧をV2とすれば、ピーク電圧が印加され
ているときのオンデユーテイをdは、d−(V2−■、
)/V2になる。したがって、100Vの商用交流電源
ACでは脈流のピーク電圧V2は約140Vであって、
出力電圧V、を150Vに設定しようとすれば、オンデ
ユーテイdは、dミ(150140)/15040.0
7になる。 このようにオンデユーテイが小さいときには、スイ・ソ
チング素子Qを安定して制御てきない場合がある。 しかるに、本実施例は、このような問題を解決できるよ
うに構成しているのであって、インダクタLの両巻線N
+ 、 N 2の極性を第3図のようにした昇圧型チ
ョッパ回路を形成している。 この構成によれば、スイッチング素子Qがオンになった
ときに、インダクタLの第1の巻線Nに電流が流れ、イ
ンダクタしにエネルギーが蓄積される。一方、スイッチ
ング素子Qがオフになれば、インダクタしはエネルギー
を放出するが、このとき、両巻線N、、N、が逆極性に
なっているから、巻数が(n 、 −n =)になった
のと等価になる。 すなわち、第4図および第5図に示すように、エネルギ
ーを放出する際のインダクタンスが低減されるから、電
流■2のピーク値が高くなるが、エネルギーの放出に要
する時間が短縮される結果、オンデユーテイを大きくと
ることができるのである。ここに、第4121は入力電
圧がピーク電圧であるとき、第5図は入力電圧がピーク
電圧以外であるときを示している。
【実施例3】
本実施例は降圧型のチョッパ回路を有した電源装置であ
って、通常は、ダイオードDのカソードと平滑用コンデ
ンサCとの間にインダクタLが挿入されるものであるが
、本実施例では、第6図に示すように、スイッチング素
子Qと平滑用コンデンサCの一端との間に挿入されたイ
ンダクタLのタップにダイオードのカソードを接続した
構成としている。 従来の構成では、オンデユーテイdは、入力電圧をVI
、出力電圧をV2としたときに、a=V2/V1となる
から、入力電圧V1が140V、出力電圧V2が12V
であれば、オンデユーテイdは約0.08になるのであ
って、昇圧型の場合と同機に入力電圧と出力電圧との比
が大きい場合に問題が生じる。 しかるに、本実施例では、第6図の構成とじたことによ
り、第7図に示すように、スイ・・ノチング素子Qのオ
ン時とオフ時とでインダクタLのインダクタンスが変化
することによって、第1の巻線N1と第2の巻線N2と
の巻数を適宜選択すれば、入力電圧と出力電圧との比に
かかわらず、オンデユーテイをほぼ50%に設定するこ
とができるのである。
って、通常は、ダイオードDのカソードと平滑用コンデ
ンサCとの間にインダクタLが挿入されるものであるが
、本実施例では、第6図に示すように、スイッチング素
子Qと平滑用コンデンサCの一端との間に挿入されたイ
ンダクタLのタップにダイオードのカソードを接続した
構成としている。 従来の構成では、オンデユーテイdは、入力電圧をVI
、出力電圧をV2としたときに、a=V2/V1となる
から、入力電圧V1が140V、出力電圧V2が12V
であれば、オンデユーテイdは約0.08になるのであ
って、昇圧型の場合と同機に入力電圧と出力電圧との比
が大きい場合に問題が生じる。 しかるに、本実施例では、第6図の構成とじたことによ
り、第7図に示すように、スイ・・ノチング素子Qのオ
ン時とオフ時とでインダクタLのインダクタンスが変化
することによって、第1の巻線N1と第2の巻線N2と
の巻数を適宜選択すれば、入力電圧と出力電圧との比に
かかわらず、オンデユーテイをほぼ50%に設定するこ
とができるのである。
【実施例4】
本実施例は、実施例3と同様に、降圧型のチョッパ回路
を用いた電源装置であって、第8図に示すように、ダイ
オードDのカソードと平滑用コンデンサCとの間にイン
ダクタLを挿入し、インダクタLのタップにスイッチン
グ素子Qの一端を接続した構成としている。 この構成は、オンデユーテイが大きくなるときに用いる
回路であって、たとえば、入力電圧VがIOV、出力電
圧V2が9Vであれば、従来構成では、オンデユーテイ
dが約0.9になっていたが、本実施例では、第9図に
示すように、スイッチング素子Qのオン時とオフ時とで
インダクタLのインダクタンスを変化させるから、第1
の巻線N、と第2の巻線N2との巻数を適宜選択すれば
、オンデユーテイをほぼ5096に設定することができ
るのである。 上記各実施例では昇圧型のチョッパ回路や降圧型のチョ
ッパ回路についての実施例を示したが、反転量などと称
されるチョッパ回路に本発明の技術思想を適用するのを
妨げるものではない。
を用いた電源装置であって、第8図に示すように、ダイ
オードDのカソードと平滑用コンデンサCとの間にイン
ダクタLを挿入し、インダクタLのタップにスイッチン
グ素子Qの一端を接続した構成としている。 この構成は、オンデユーテイが大きくなるときに用いる
回路であって、たとえば、入力電圧VがIOV、出力電
圧V2が9Vであれば、従来構成では、オンデユーテイ
dが約0.9になっていたが、本実施例では、第9図に
示すように、スイッチング素子Qのオン時とオフ時とで
インダクタLのインダクタンスを変化させるから、第1
の巻線N、と第2の巻線N2との巻数を適宜選択すれば
、オンデユーテイをほぼ5096に設定することができ
るのである。 上記各実施例では昇圧型のチョッパ回路や降圧型のチョ
ッパ回路についての実施例を示したが、反転量などと称
されるチョッパ回路に本発明の技術思想を適用するのを
妨げるものではない。
本発明は上述のように、インダクタを、スイッチング素
子のオン時にエネルギーを蓄積するときのインダクタン
スと、スイッチング素子のオフ時にエネルギーを放出す
るときのインダクタンスとが異なる値になるように接続
した単巻型トランスで構成しているので、エネルギーの
蓄積時と放出時とのインダクタンスを適宜設定すれば、
入角電圧と出力電圧との比が非常に大きい場合や1に近
い場合においても、スイッチング素子のオンデユーテイ
を50%付近に設定することができて、スイッチング素
子がオフにならなかったり、ダイオードが導通できなか
ったりするなどの問題が生じないのであって、確実な動
作が期待できるという利点がある。また、スイッチング
素子を高周波でオン・オフ制御できるから、インダクタ
を小型化でき、しかも、低ノイズとすることがてきると
いう効果を奏するのである。さらに、単巻型トランスを
用いていているから、インダクタへのエネルギーの蓄積
時と放出時とで鉄芯の総量に変化がなく、インダクタン
スのみが変化するのであり、スイッチング素子の切換時
に高電圧が印加されることがなく、高耐圧のスイッチン
グ素子を必要としないという利点を有するのである。
子のオン時にエネルギーを蓄積するときのインダクタン
スと、スイッチング素子のオフ時にエネルギーを放出す
るときのインダクタンスとが異なる値になるように接続
した単巻型トランスで構成しているので、エネルギーの
蓄積時と放出時とのインダクタンスを適宜設定すれば、
入角電圧と出力電圧との比が非常に大きい場合や1に近
い場合においても、スイッチング素子のオンデユーテイ
を50%付近に設定することができて、スイッチング素
子がオフにならなかったり、ダイオードが導通できなか
ったりするなどの問題が生じないのであって、確実な動
作が期待できるという利点がある。また、スイッチング
素子を高周波でオン・オフ制御できるから、インダクタ
を小型化でき、しかも、低ノイズとすることがてきると
いう効果を奏するのである。さらに、単巻型トランスを
用いていているから、インダクタへのエネルギーの蓄積
時と放出時とで鉄芯の総量に変化がなく、インダクタン
スのみが変化するのであり、スイッチング素子の切換時
に高電圧が印加されることがなく、高耐圧のスイッチン
グ素子を必要としないという利点を有するのである。
第1図は本発明の実施Fs1を示す回路図、第2図は同
上の動作説明図、第3図は本発明の実施例2を示す回路
図、第4図および第5図は同上の動作説明図、第6図は
本発明の実施例3を示す回路図、第7図は同上の動作説
明図、第8図は本発明の実施例4を示す回路図、第9図
は同上の動作説明図、第10図は従来例を示す回路図、
第11図および第12図は同上の動作説明図、第13図
は他の従来例を示す回路図、第1・1図は同上の動作説
明図である。 1・・・制御回路、C・・・平滑用コンデンサ、D・・
・ダイオード、E・・・直流電源、L・・・インダクタ
、N・・・第1の巻線、N2・・・第2の巻線、Q・・
・スイ・・戸チング素子、R・・・負荷。 第0図 第11図 代理人 弁理士 石 1)長 七 第12図 片泊1 i←
上の動作説明図、第3図は本発明の実施例2を示す回路
図、第4図および第5図は同上の動作説明図、第6図は
本発明の実施例3を示す回路図、第7図は同上の動作説
明図、第8図は本発明の実施例4を示す回路図、第9図
は同上の動作説明図、第10図は従来例を示す回路図、
第11図および第12図は同上の動作説明図、第13図
は他の従来例を示す回路図、第1・1図は同上の動作説
明図である。 1・・・制御回路、C・・・平滑用コンデンサ、D・・
・ダイオード、E・・・直流電源、L・・・インダクタ
、N・・・第1の巻線、N2・・・第2の巻線、Q・・
・スイ・・戸チング素子、R・・・負荷。 第0図 第11図 代理人 弁理士 石 1)長 七 第12図 片泊1 i←
Claims (1)
- (1)少なくともスイッチング素子とインダクタとダイ
オードと平滑コンデンサとを有するチョッパ回路を備え
、スイッチング素子をオン・オフ制御することにより、
オン時にはインダクタにエネルギーを蓄積し、オフ時に
はインダクタに蓄積されたエネルギーを放出して、平滑
コンデンサの両端電圧を入力された直流電源とは異なる
直流電圧に変換する電源装置において、上記インダクタ
は、スイッチング素子のオン時にエネルギーを蓄積する
ときのインダクタンスと、スイッチング素子のオフ時に
エネルギーを放出するときのインダクタンスとが異なる
値になるように接続した単巻型トランスで構成されて成
ることを特徴とする電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9874690A JPH04259A (ja) | 1990-04-14 | 1990-04-14 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9874690A JPH04259A (ja) | 1990-04-14 | 1990-04-14 | 電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04259A true JPH04259A (ja) | 1992-01-06 |
Family
ID=14228038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9874690A Pending JPH04259A (ja) | 1990-04-14 | 1990-04-14 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04259A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07111778A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-04-25 | Nec Corp | Dc−dcコンバータ |
US5773969A (en) * | 1993-05-12 | 1998-06-30 | Komatsu Ltd. | DC-DC converter circuit and inductive load drive device using DC-DC converter circuit |
JP2005287291A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Marvell World Trade Ltd | 電圧調整器 |
US7381111B2 (en) | 2004-10-18 | 2008-06-03 | Mirae Corporation | Method of manufacturing flat fluorescent lamp |
-
1990
- 1990-04-14 JP JP9874690A patent/JPH04259A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5773969A (en) * | 1993-05-12 | 1998-06-30 | Komatsu Ltd. | DC-DC converter circuit and inductive load drive device using DC-DC converter circuit |
JPH07111778A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-04-25 | Nec Corp | Dc−dcコンバータ |
JP2005287291A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Marvell World Trade Ltd | 電圧調整器 |
US7381111B2 (en) | 2004-10-18 | 2008-06-03 | Mirae Corporation | Method of manufacturing flat fluorescent lamp |
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