JPH0425984Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0425984Y2
JPH0425984Y2 JP2633087U JP2633087U JPH0425984Y2 JP H0425984 Y2 JPH0425984 Y2 JP H0425984Y2 JP 2633087 U JP2633087 U JP 2633087U JP 2633087 U JP2633087 U JP 2633087U JP H0425984 Y2 JPH0425984 Y2 JP H0425984Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
exhaust
gas supply
valve
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2633087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63165475U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2633087U priority Critical patent/JPH0425984Y2/ja
Publication of JPS63165475U publication Critical patent/JPS63165475U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0425984Y2 publication Critical patent/JPH0425984Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は青果物、例えばリンゴ、その他の果
物、野菜、茶等の長期保存、鮮度保持を目的とし
たCA(Controlled Atmosphereの略、通称ガス
冷)貯蔵倉庫における前室内へのガス供給・排気
装置に関するものである。
(従来技術) 従来、ガス冷貯蔵自動倉庫等における前室内へ
のガス(例えばN2ガスのようなもの)供給は、
第6図示のように前室30にN2ガス発生機31
からのガス供給管32を接続し、前記N2ガス発
生機31からのN2ガスを開口33から前記前室
30内に供給し、前室30内がガス化された時に
N2ガスの供給を停止するようにしていたもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記のようなガス供給手段によると
きは、前室30を通じて庫内への荷の出し入れの
都度、前記前室30内に外気が大量に入り込み、
このような状態の前室30内にN2ガスを供給し
て前室30内をN2ガス化するには時間がかかり、
作業能率が悪いばかりでなく、一気に大量のN2
ガスを送り込んで前室30内のN2ガス化を計ろ
うとすると、急激なガス圧の増加により、前室内
の構造物が破壊または変形されるという問題点が
あつた。
本考案は上記問題点を解決し、前記前室内への
N2ガスの供給を短時間に効率よく、しかもガス
圧力の変動により前室内の構造物が破壊されたり
変形されたりすることなく迅速に行うことができ
るガス冷貯蔵自動倉庫における前室内へのガス供
給・排気装置を提供することを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、荷の搬入出
を行うための自動倉庫設備を備えたガス冷可能な
冷凍庫本室と、前記冷蔵庫本室と庫外との間に設
けられた搬送装置を備えた前室と、前記前室の冷
蔵庫本室側および庫外側に設けられ前室内に気密
に保持し得るゴムパイプ方式のインフレートシー
ルを備えた開閉可能な防熱扉を具備してなるガス
冷貯蔵自動倉庫において、前記前室に複数の排気
管とガス供給管をそれぞれ接続するとともに前記
ガス供給管に流量調整用仕切弁、ガス供給用電動
弁を介してガス供給源を接続し、さらに前記複数
の排気管にそれぞれ排気用電動弁を介して排気用
フアンを接続するとともに前記一方の排気管に電
磁弁および逆止弁を備えたバイパス管部を設けた
ことを特徴とするものである。
(作用) 第1図示の状態にて前室2内にN2ガスを供給
する場合は、制御盤(図示せず)よりガス供給指
令があると、まず排気管1,1′の排気用電動弁
4,4′が「開」となり、それからガス供給管7
のガス供給用電動弁10が「開」となつてガス供
給源8から加湿器11を通つて加湿されたN2
スが前室2内に供給されるものである。またこの
時、前記排気管1,1′に接続された排気用フア
ン3,3′が回転し、前記前室2内の外気を積極
的に前室2外へ排出するので、ガス供給は短時間
に効率よく行われるものであるとともに前記前室
2内が所定のガス濃度に達すると前記排気フアン
3,3′は自動的に停止し、排気用電動弁4,
4′およびガス供給用電動弁10は「閉」となり、
前室2内へのガス供給は停止するものである。
また排気に際し、何らかの原因で排気用電動弁
4,4′が「開」とならないようなことがあつた
場合でも、バイパス管部の電磁弁5および逆止弁
6から排気を行うことができるものであり、また
ガス供給管7に設けられた流量調整用仕切弁9は
常時開放状態となつていて、ガス供給源8からの
ガス流量を所定量に調整することができるもので
ある。
(実施例) 第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は本考案ガス供給・排気装置の説明図、第
2図は本考案を実施せるガス冷貯蔵自動倉庫の平
面図、第3図は同立面図、第4図は前室部分の一
部拡大平面図、第5図は同立面図である。
第1図において1,1′は複数の排気管であつ
て、一端は前室2の天井に開口し、他端は排気用
フアン3,3′に接続している。4,4′は前記排
気管1,1′の所要位置に設けられた排気用電動
弁、1″は前記排気管1,1′のうちの一方(本実
施例においては排気管1側)に設けられたバイパ
ス管部、5,6は前記バイパス管部1″に設けら
れた電磁弁と逆止弁である。7はガス供給管であ
つて、一端はガス供給源8(ガスタンク、その他
適宜のもの)に接続され、他端は前室2内の両内
側壁下方部位に開口している。9は前記ガス供給
管7に設けた流量調整用仕切弁であつて、常時開
放されているものである。10は前記ガス供給管
7に設けたガス供給用電動弁(例えばエアー駆動
によるシリンダーバルブのようなもの、その他適
宜のものでもよい。)、11は加湿器であつて、前
記ガス供給源8に貯蔵されたN2ガスを加湿して
前室2内へ供給するようになつている。なお前記
排気管1,1′のガス排気用電動弁4,4′、排気
用フアン3,3′、バイパス管部1″の電磁弁5と
逆止弁6およびガス供給管7のガス供給用電動弁
10は、それぞれ図示してないが周知の電気的回
路をもつて連絡され、制御盤(図示せず)よりの
ガス供給指令によつて、それぞれ所定の作動を行
い、所期の目的を達成し得るよう構成されている
ことは勿論のことである。12は冷蔵庫本室であ
つて、内部に荷の格納棚13、スタツカークレー
ン14、入出庫コンベヤ15およびトラバーサ1
6を設備している。2は前記本室12と庫外17
との間に設けられた前室であつて、前記前室2内
にはコンベヤ18を配設し、庫外17に、コンベ
ヤ18との間で荷を授受するコンベヤライン19
を設けている。20は前記各装置を作動させる制
御盤であつて、庫外17の所要位置に配設されて
いる。また前室2の本室12側および庫外17側
にはそれぞれ防熱扉21を、ガイドレール22に
沿いガイド車輪23を介して昇降し得るよう配設
し、各防熱扉21の上方にアーム24を突設し、
前記アーム24を上下に延びる無端状のチエーン
25に連結し、前記チエーン25を図示してない
駆動装置により駆動し得るようにする。また前記
防熱扉21の前室2に対向した面にはインフレー
トシールの外側、内側ゴムパイプ部26,27が
2重に取付けられている。28は荷である。
なお本考案は上述の実施例に限定されるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更を加え得ることは勿論である。
(効果) 以上説明したように本考案によれば、荷の搬入
出を行うための自動倉庫設備を備えたガス冷可能
な冷蔵庫本室と、前記冷蔵庫本室と庫外との間に
設けられた搬送装置を備えた前室と、前記前室の
冷蔵庫本室側および庫外側に設けられ前室内を気
密に保持し得るゴムパイプ方式のインフレートシ
ールを備えた開閉可能な防熱扉を具備してなるガ
ス冷貯蔵自動倉庫において、前記前室に複数の排
気管とガス供給管をそれぞれ接続するとともに前
記ガス供給管に流量調整用仕切弁、ガス供給用電
動弁を介してガス供給源を接続し、さらに前記複
数の排気管にそれぞれ排気用電動弁を介して排気
用フアンを接続するとともに前記一方の排気管に
電磁弁および逆止弁を備えたバイパス管部を設け
たものであるから、前室内へのガス供給に際して
は、排気用フアンの作用により一定の排気量と供
給量のバランスを保持した状態で前室内へのガス
供給および外気の排出を行うことができ、その結
果前記前室内への所定量のガス供給を短時間に効
率よく行い得、前室内を迅速かつ完全に所定濃度
にガス化して荷の出入れ作業を高能率に行うこと
ができるものであるとともにガス圧力の変動によ
る前室内の構造物の破壊、変形を防止することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図はガス供給・排気装置の説明図、第
2図は本考案を実施せるガス冷貯蔵自動倉庫の平
面図、第3図は同立面図、第4図は前室部分の一
部拡大平面図、第5図は同立面図、第6図は従来
のガス供給装置を実施した前室部分の一部拡大平
面図である。 1,1′……排気管、1″……バイパス管部、2
……前室、3,3′……排気用フアン、4,4′…
…排気用電動弁、5……電磁弁、6……逆止弁、
7……ガス供給管、8……ガス供給源、9……流
量調整用仕切弁、10……ガス供給用電動弁、1
1……加湿器、12……冷蔵庫本室、13……格
納棚、14……スタツカークレーン、15……入
出庫コンベヤ、16……トラバーサ、17……庫
外、18……コンベヤ、19……コンベヤライ
ン、20……制御盤、21……防熱扉、22……
ガイドレール、23……ガイド車輪、24……ア
ーム、25……チエーン、26,27……インフ
レートシールの外側・内側ゴムパイプ部、28…
…荷。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷の搬入出を行うための自動倉庫設備を備えた
    ガス冷可能な冷凍庫本室と、前記冷凍庫本室と庫
    外との間に設けられた搬送装置を備えた前室と、
    前記前室の冷凍庫本室側および庫外側に設けられ
    前室内を気密に保持し得るゴムパイプ方式のイン
    フレートシールを備えた開閉可能な防熱扉を具備
    してなるガス冷貯蔵自動倉庫において、前記前室
    に複数の排気管とガス供給管をそれぞれ接続する
    とともに前記ガス供給管に流量調整用仕切弁、ガ
    ス供給用電動弁を介してガス供給源を接続し、さ
    らに前記複数の排気管にそれぞれ排気用電動弁を
    介して排気用フアンを接続するとともに前記一方
    の排気管に電磁弁および逆止弁を備えたバイパス
    管部を設けたことを特徴とするガス冷貯蔵自動倉
    庫における前室内へのガス供給・排気装置。
JP2633087U 1987-02-26 1987-02-26 Expired JPH0425984Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2633087U JPH0425984Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2633087U JPH0425984Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63165475U JPS63165475U (ja) 1988-10-27
JPH0425984Y2 true JPH0425984Y2 (ja) 1992-06-23

Family

ID=30827315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2633087U Expired JPH0425984Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0425984Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63165475U (ja) 1988-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6615908B1 (en) Method of transporting or storing perishable produce
WO2020220494A1 (zh) 一种可移动式果蔬气调库
US5054291A (en) Multi-bay system for the forced air postharvest conditioning of agricultural crops
JPH0776660B2 (ja) 輸送可能な冷蔵コンテナ
US6457402B1 (en) Automated fresh air exchanger for mobile container
JPH0425984Y2 (ja)
US5172558A (en) Cooling process and refrigerated container
CN212921062U (zh) 冷链物流用运输卡车温度控制装置
CN211575583U (zh) 笼式压缩液态气体冷媒制冷系统装置
JPH033907Y2 (ja)
JPS63160909A (ja) ガス冷貯蔵自動倉庫
CN211391083U (zh) 一种冷链运输车的车厢送风装置
CN211567776U (zh) 端式压缩液态气体冷媒制冷系统装置
CN107042783A (zh) 一种具有干冰制冷功能的快递车
JPH09249288A (ja) コンテナ
CN215096909U (zh) 带热量回收的厢式冷藏车新风系统
CN215604531U (zh) 一种用于保证药材质量的阴凉储存室
JPH06321307A (ja) ガス冷貯蔵自動倉庫の改良
CN212387006U (zh) 一种冷藏运输设备
CN215500540U (zh) 一种真空粮食存储设备
DK180928B1 (en) Transport unit and method of controlling an atmosphere therein
CN217946287U (zh) 一种具有通风除尘功能冷藏集装箱
JP6989456B2 (ja) 入出庫システムおよび入出庫システムの使用方法
JPH079830Y2 (ja) 低温用コンテナ
KR20030045327A (ko) 터널식 차압 예냉장치 및 그 제어방법