JPH0425959Y2 - - Google Patents

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JPH0425959Y2
JPH0425959Y2 JP1987049480U JP4948087U JPH0425959Y2 JP H0425959 Y2 JPH0425959 Y2 JP H0425959Y2 JP 1987049480 U JP1987049480 U JP 1987049480U JP 4948087 U JP4948087 U JP 4948087U JP H0425959 Y2 JPH0425959 Y2 JP H0425959Y2
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JP
Japan
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water supply
groove
hydroponic
water
overflow
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JP1987049480U
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JPS63155356U (ja
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    • Y02P60/216

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  • Hydroponics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水耕栽培に用いられる水槽に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来例を第8図に示す。図に示す水槽1の両内
側壁2,3の上部には段部4,5が形成され、該
段部4,5には挿入孔6を有するベツド7が差渡
されている。該水槽1は縦長であり、所定の個所
に水耕液8の給水管9が連絡せられ、所定の個所
に水耕液8の排水管10が連絡せられる。
上記水槽1は例えばポリスチレン発砲体等を材
料とし、ベツト7の挿入孔6に例えばポリウレタ
ン発砲体からなる栓11に種子を付着させて挿入
し、給水管9から水耕液8を水槽1内に充填して
該栓11を該水耕液8によつて浸漬して植物12
を成育せしめる。そして該水耕液8は排水管10
から排水され、再び給水管9に循環される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の水槽1にあつては水耕液8の給水お
よび排水が一個所で行われるから水耕液8の水槽
1内での水位、品質等にむらが生じ易く、その結
果として植物12の成育状態にむらが生じ易くな
り均質な植物12の栽培が困難になる。また給水
管や排水管が水槽の外部に配置されるので水耕栽
培室にそれだけ余分な空間を設けなければならな
い。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を解決する手段とし
て、縦長の槽本体の一側壁2Aには給水溝9Aが
沿設され、他側壁3Aには溢流溝53Aが沿設さ
れ、底部には排水溝14Aが沿設されている水耕
栽培用水槽を提供するものである。
〔作用〕
本考案の水槽において、給水溝に水耕液を供給
すると、該水耕液は該給水溝から水槽内に供給さ
れ、水槽内に充満してから溢流溝に溢水して排水
される。水槽内の水耕液を更新する時は排水溝か
ら排水する。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においては水槽の全長にわた
つて給水および排水が行われるから水槽内におけ
る水耕液の水位、品質等が均一になり、もつて植
物は均一に成育栽培される。また給水溝や溢流溝
は水槽内に組込まれるから水耕装置がコンパクト
化され、水耕栽培室に余分な空間を設ける必要が
なくなる。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第4図に示す一実施例によつ
て説明すれば、水槽1Aは縦長であり基脚1Bに
支持されており、該水槽1A内の両内側壁2A,
3Aには段部4A,5Aが形成され、段部4A内
縁からは給水堰41Aが立設されて給水溝9Aが
形成され、該給水溝9Aには給水パイプ42Aが
配置され、該給水パイプ42Aには所定の間隔を
もつて該水槽1Aの略全長にわたつて給水孔42
Bが設けられ、一方段部5Aが内縁からは溢流壁
51Aが立設されて溢流溝53Aが形成され、該
溢流壁51Aには所定の間隔をもつて該水槽1A
の略全長にわたつて溢流スリツト52Aが設けら
れている。該水槽1Aの底部には堰13を介して
蓄溜部13Aと排水溝14Aとが区画されてい
る。該水槽1Aは所定の長さで一単位として前後
には端板15A,16Aが閉着され、下部には暖
気配管17Aが配設され、給水パイプ42Aには
給水管92Aが連絡せられ、溢流溝53Aには排
水管10Aが連絡せられ、排水溝14Aには主排
水管18Aが連絡せられている。このような一単
位の水槽1Aを二個以上連結して水耕栽培装置が
組立てられるが、この際、連結部において給水パ
イプ42A相互、溢流溝53A相互、排水溝14
A相互を連結するにはフレキシブルホース19A
が用いられる(第3図参照)。
上記水槽1Aは例えばポリビニルリロライド,
ポリエチレン,ポリプロピレン,アクリロニトリ
ルブタジエンスチレン樹脂等の汚れが付着しにく
い材料により製造される。
上記構成において、例えばポリスチレン発砲体
ボードからなるベッド7Aを第4図に示すように
水槽1Aの内壁に延設された支持段部1Cに差渡
して支持させ、該ベッド7Aの挿入孔6Aには例
えばポリウレタン発砲体からなる栓11Aに種子
を付着させて挿入し、給水管92から水耕液を給
水パイプ43Aに供給し、該給水パイプ43Aか
ら給水孔42Bを介して給水溝9Aに水耕液8A
を充満させ、該水耕液8Aを給水堰41Aを介し
て溢流させることにより水槽1A内に水耕液8A
を充填する。水槽1Aに充填された該水耕液8A
は溢流壁51Aの溢流スリツト52Aから溢流溝
53Aに溢流し、排水管10Aから排水されて再
び給水管92へ循環される。このようにして水耕
液8Aは水槽1Aの全長にわたつて給水溝9Aか
ら均等に水槽1A内に供給されるから水槽1A内
の水位、品質は均一化され、そして水位は溢流壁
51Aの溢流スリツト52Aの下端の高さによつ
て決まる。上記給水とともに暖気配管17A内に
は暖気を送通しあるいは温室室内等へ暖気を吹出
して施設全体の温調にあてる。このようにして栓
11Aに水耕液8Aを浸漬して種を発芽させ植物
12Aを成育する。水槽1A内の水耕液8Aを抜
いて、植物の根を所定の周期で空気にさらす必要
がある場合には、その周期毎に排水溝14Aを介
して主排水管18Aから排水する。この時、水槽
1Aの底部には堰13が設けられているので蓄溜
部13Aに溜つている水耕液8Aは排除されな
い。したがつて該水耕液8Aが蒸発して植物12
Aの根が水耕液更新中に過度に乾燥することを防
いで植物成長に好結果をもたらす。
第5図には本考案の他の実施例が示される。本
実施例においては側壁2Aの段部4A内縁からは
取付壁95Aが立設されて取付溝96Aが形成さ
れ、該取付溝96Aには給水溝97Aが嵌合配置
され、該給水溝97Aには所定の間隔をもつて水
槽1Aの略全長にわたつて給水孔98Aが設けら
れている。本実施例にあつては給水管92から水
耕液を給水溝97Aに供給し、該給水溝97Aか
ら給水孔98Aを介して水槽1A内に水耕液8A
を充填する。
第6図には本考案の更に他の実施例が示され
る。本実施例においては溢流壁51Aの内側には
スライド溝54Aが形成され、該スライド溝54
Aにはスライド板55Aが上下スライド可能に挿
着されている。そして該スライド板55Aを上下
摺動することにより、植物の種類あるいは成育過
程において望まれる水位に調節することが出来
る。
第7図には更に他の実施例が示される。本実施
例においては水槽1Aの一外側壁と基脚1Bの一
側端に支持具60A,60Aが設けられ、外支持
具60A、60Aによつて支柱61Aが支持され
て水槽1A上に差かけられる。該支柱61Aは水
耕のために自立出来ない様な丈の高い果菜・果実
等の植物を支持させるために取付けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第1図,第2図は部分斜視図、第3図は
連結状態斜視図、第4図は横断面図、第5図は他
の実施例の部分斜視図、第6図は更に他の実施例
の部分斜視図、第7図は更に他の実施例の連結状
態斜視図、第8図は従来例の一部省略斜視図であ
る。 図中、1A……水槽、2A,3A……側壁、9
A……給水溝、14A……排水溝、53A……溢
流溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦長の槽本体の一側壁には給水溝が沿設され、
    他側壁には溢流溝が沿設され、底部には排水溝が
    沿設されていることを特徴とする水耕栽培用水
    槽。
JP1987049480U 1987-03-31 1987-03-31 Expired JPH0425959Y2 (ja)

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JP1987049480U JPH0425959Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP1987049480U JPH0425959Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JPS63155356U JPS63155356U (ja) 1988-10-12
JPH0425959Y2 true JPH0425959Y2 (ja) 1992-06-23

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EP2572570B1 (en) * 2010-05-19 2015-11-04 Suntory Holdings Limited Planting container
JP5456605B2 (ja) * 2010-07-09 2014-04-02 日本山村硝子株式会社 衛生管理を簡易化した植物栽培機およびその清掃方法
JP2016154473A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 タキロン株式会社 中空栽培槽

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JPS63155356U (ja) 1988-10-12

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