JPH04259455A - 超音波アプリケータ - Google Patents

超音波アプリケータ

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Publication number
JPH04259455A
JPH04259455A JP3020187A JP2018791A JPH04259455A JP H04259455 A JPH04259455 A JP H04259455A JP 3020187 A JP3020187 A JP 3020187A JP 2018791 A JP2018791 A JP 2018791A JP H04259455 A JPH04259455 A JP H04259455A
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JP
Japan
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ultrasonic
vibration
gallbladder
vibrating
injection
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3020187A
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English (en)
Inventor
Seiji Iwasaki
岩▲さき▼ 誠二
Yukiko Nagaoka
長岡 由希子
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04259455A publication Critical patent/JPH04259455A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、胆石や血栓等の体内の
凝塊物の溶解治療を行なう溶解治療装置等に用いられる
超音波アプリケータに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、超音波を発生する超音波
アプリケータは、様々な装置に組込まれて利用されてお
り、例えば、医療分野においては、生体内の胆のう等の
治療部位へモノオクタノイン、d−リモネン、あるいは
メチルtブチルエーテル(MTBE)等の結石溶解剤で
ある薬液を注入するとともに、生体外から超音波を生体
内に向かって照射し、治療部位に存在する結石(胆石)
等の凝塊物を薬液に溶解して治療を行なう溶解治療装置
等に組込まれている。
【0003】前記溶解治療装置においては、前記超音波
アプリケータの性能によって凝塊物の溶解効率が左右さ
れるため、従来より、前記超音波アプリケータの性能を
向上させる提案が種々なされている。
【0004】例えば、本出願人は、特願平1−1983
05号において、超音波振動子と振動部材とを一体的に
結合したランジュバン形振動子に、振動板の付いた先細
のホーンを設け、振動エネルギーを増幅することにより
凝塊物の溶解を促進するようにした技術を提案しており
、また、特願平2−129834号においては、超音波
アプリケータにカテーテルを挿通し、このカテーテル先
端に振動波を発生させることにより、溶解促進を図る技
術を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特願平1−198305号における超音波アプリケータ
では、先細のホーンにより振動エネルギーを増幅するた
め超音波の照射面積(振動子の開口面積)が小さくなっ
ており、生体の体表面から深部にある胆石等の治療部位
に超音波を照射する際、振動面より離れた位置では超音
波が発散して音圧が小さくなり、超音波振動子の駆動効
率が低下するという問題がある。
【0006】また、通常、超音波アプリケータは、前述
の特願平2−129834号等にも記載されているよう
に、水等の超音波伝達液を充填したウオータバックを介
して人体表面に接触させて体内の治療部位に超音波を照
射するようになっており、この場合、前記ウオータバッ
クを液密に保つため、超音波アプリケータの振動部材が
、振動面及び側面共に超音波伝達液に接する構造となっ
ており、振動面への拘束が大きくなって超音波振動子へ
の負荷が大きくなる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、超音波振動子への負荷を軽減し、駆動効率を向上させ
ることのできる超音波アプリケータを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波アプリケ
ータは、超音波を発生する超音波振動子と、この超音波
振動子の前方で振動の節に相当する部位に設けたフラン
ジ部と、このフランジ部を支持することで前記超音波振
動子を内蔵固定するケーシングと、前端面が振動の腹で
ある振動面となるよう前記フランジ部に連結した振動体
と、この振動体の振動面に対して相対移動可能に密着さ
せた振動伝達体とを備えたものである。
【0009】
【作用】本発明の超音波アプリケータでは、ケーシング
にフランジ部で支持されて内蔵固定された超音波振動子
から超音波が発生すると、この超音波の振動の節が前記
フランジ部になるとともに、振動の腹である振動面が前
記フランジ部に連結した振動体の前端面となり、この振
動体の振動面に対して相対移動可能に密着させた振動伝
達体を介して超音波が照射される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1〜図4は本発明の第1実施例に係わり、図1
は超音波アプリケータの要部構造を示す説明図、図2は
結石溶解治療装置の構成図、図3はカテーテル先端の正
面図、図4はカテーテル先端の長手方向断面図である。
【0011】図2に示すように、結石溶解治療装置1に
よる治療を受ける人体2は、治療台3の上に載っており
、治療部位である人体2内の胆のう4内には、結石(胆
石)5が生じている。この胆のう4に向かって、経皮的
にカテーテル6の先端部が挿入されている。
【0012】このカテーテル6は、図3及び図4に示す
ように、注入口30と吸入口31との間がふっ素樹脂等
からなる薄い仕切膜32により仕切られ、注入管路6a
,吸引管路6bの2つのルーメンが形成されている。 さらに、前記吸引管路6bの先端部の側方には側孔33
が数カ所あいている。
【0013】前記カテーテル6の仕切膜32は、胆のう
4内に溶解剤を注入しないときは図3の破線の位置にあ
り、また、注入管路6aを通して溶解剤を注入口30よ
り胆のう4内に注入するときは、注入管路6aを通る溶
解剤の圧力に押されて実線の位置にくるようになってい
る。
【0014】すなわち、患者の負担を少なくするため、
カテーテルの外径はできるだけ小さいことが望ましく、
このため、従来、例えば本出願人による特願平2−10
3572号に記載されているように、吸入・吸引を行う
2孔のカテーテルの2つの管路の隔壁(仕切膜)を形状
記憶樹脂(SMP)で形成したカテーテルが提案されて
いる。
【0015】この従来のカテーテルでは、仕切膜内に加
熱用のワイヤを通し、このワイヤにより仕切膜を加熱し
て仕切膜の形状を変形させることにより注入・吸引管路
の径を使用時に大きくするようになっているが、カテー
テルの外径を小さくしようとすると仕切膜内にワイヤを
通すことが困難となり、また、たとえ、ワイヤを通した
としてもカテーテルの径がその分大きくなることは免れ
ない。
【0016】これに対し、本実施例におけるカテーテル
6は、簡単な構造でカテーテルの注入管路6a及び吸引
管路6bの内径を大きくすることができ、カテーテル6
の外径を小さくして生体への浸襲を低くすることができ
るのである。
【0017】そして、前記カテーテル6は、図2に示す
ように、2つの管路がカテーテル後端で分岐し、注入管
路6aはコネクタ7aを介して注入用ポンプチューブ8
aに接続され、吸引管路6bはコネクタ7bを介して吸
引用ポンプチューブ8bに接続されている。
【0018】前記注入用ポンプチューブ8aには、その
中間部に注入ポンプ10が配設され、注入用ポンプチュ
ーブ8aのコネクタ7aとは反対側の他端は、結石溶解
剤、例えばモノオクタノイン,d−リモネン,メチルt
ブチルエーテル(MTBE)を入れた液槽12に接続さ
れている。
【0019】また、前記吸引用ポンプチューブ8bには
、その中間部に吸引ポンプ11が配設され、吸引用ポン
プチューブ8bのコネクタ7bとは反対側の他端は、治
療部位から回収された液体を入れるための排液槽13に
接続されている。
【0020】さらに、前記注入ポンプ10及び吸引ポン
プ11は、コントロールユニット19を介して入力・制
御装置20に接続され、前記コントロールユニット19
により各ポンプ10,11の回転数が自由に設定される
とともに、入力・制御装置20によって各ポンプ10,
11の駆動時間や各ポンプ10,11の切換動作が設定
され、その設定に応じて各ポンプ10,11が動作する
ようになっている。
【0021】また、前記人体2に対向するように、強力
超音波を発生する超音波アプリケータ14が設けられて
いる。図1に示すように、この超音波アプリケータ14
は、振動体としての円筒形の振動部材41とバックマス
42との間に、超音波振動子40が挾持され、これらが
図示しないボルト等により一体的に結合されたランジュ
バン形振動子を内蔵したものであり、前記振動部材41
に連結されるフランジ部43がネジ44によりケーシン
グ45に固定されて支持されるようになっている。
【0022】この場合、前記フランジ部43は、前記振
動部材41と一体的に形成しても、また、別部材で形成
しても良く、前記超音波振動子40で発生する超音波の
振動の節に相当する部位に設けられている。さらに、前
記振動部材41は、前記人体2の体表面側の前端面が振
動の腹である振動面46となるよう配置されている。ま
た、前記振動部材41は、前記超音波振動子40の径に
対して若干大きいかあるいは等しい径に形成されており
、超音波の照射面積(振動子の開口面積)が小さくなっ
て振動面46から離れた位置で超音波が発散することを
防止し、治療部位に十分な音圧の超音波を照射すること
ができるようになっている。
【0023】また、前記振動部材41の振動面46側に
、振動伝達体としてのウォータバック47が配設されて
おり、このウォータバック47は、軟性樹脂材等からな
る内膜48と、同様に軟性樹脂材等からなる外膜49と
の間に、水等の超音波伝達液50が充填されて構成され
ている。
【0024】前記内膜48は、中央部が前記振動面46
に接着される一方、この振動面46に対し相対移動可能
なように外周部が前記フランジ部43によって押圧され
て前記ケーシング45に固定されており、同じく前記フ
ランジ部43によって押圧されて前記ケーシング45に
固定された前記外膜49の外周部とで液密を保つように
なっている。
【0025】そして、前記超音波アプリケータ14は、
図2に示すように、支持アーム15の先端部に配設され
た支持部材21によって支持及び固定されており、電気
ケーブル16を介してアンプ17に接続され、さらに、
このアンプ17が発振器18に接続されている。
【0026】前記発振器18は、コントロールユニット
19を介して入力・制御装置20に接続され、この入力
・制御装置20によって設定された周波数,パルス数,
パルス間隔,駆動時間に応じた信号が前記発振器18よ
り出力されると、前記アンプ17によって信号が増幅さ
れ、前記超音波アプリケータ14から超音波が発生して
人体2の胆のう4内に存在する結石5の近傍に照射され
るようになっている。また、前記支持部材21には、こ
の支持部材21の中心軸を中心として対称な位置に観測
用超音波プローブ22が着脱自在に保持され、この観測
用超音波プローブ22と前記超音波アプリケータ14と
を前記支持部材21を中心に180°回動することによ
り、観測用超音波プローブ22の観測範囲の中心軸と超
音波アプリケータ14の超音波照射領域の中心軸が一致
するようになっている。
【0027】尚、前記観測用超音波プローブ22は、超
音波観測装置23に接続され、人体2の胆のう4を含む
超音波画像がモニタ24に映し出されるようになってい
る。また、電源に接続される電源スイッチ25が設けら
れ、この電源スイッチ25は、絶縁トランス26を介し
て、注入ポンプ10,吸引ポンプ11,アンプ17,発
振器18,コントロールユニット19,入力・制御装置
20に接続されている。  そして、前記電源スイッチ
25をオンにすることにより、前記注入ポンプ10,吸
引ポンプ11,アンプ17,発振器18,コントロール
ユニット19,入力・制御装置20に電源が供給される
ようになっている。
【0028】また、前記コネクタ7a,7b,注入ポン
プ10,吸引ポンプ11,液槽12,排液槽13,アン
プ17,発振器18,コントロールユニット19,入力
・制御装置20,電源スイッチ25,絶縁トランス26
は、本体ラック28上に設置または固定された構成にな
っている。
【0029】次に、本実施例の作用について説明する。 まず、観測用超音波プローブ22の先端を人体2に当接
し、人体2内の治療部位である胆のう4及び胆のう4内
に生じた凝塊物である結石5を探査し、超音波アプリケ
ータ14を前記胆のう4の方向に支持部材21を調整し
て固定する。
【0030】次に、カテーテル6の先端を体内の治療部
位すなわち前記胆のう4内へ挿入し、電源スイッチ25
をオンにして結石溶解治療装置1を起動させる。続いて
、モニタ24を見ながら超音波アプリケータ14の中心
軸が結石5と一致するように体表にセットし、吸引ポン
プ11を回転させて胆汁(溶解剤や溶解物を含む)を排
出させる。
【0031】そして、入力・制御装置20にて、溶解剤
の注入時間、超音波の照射時間の1回当たりのシーケン
スと、そのシーケンスの繰返し回数の設定を行ない、こ
の設定に従って結石溶解治療装置1が駆動されると、溶
解剤が注入され、電気ケーブル16を通してアンプ17
から超音波アプリケータ14の超音波振動子40に電圧
が印加され、超音波振動子40が駆動されて縦方向に振
動を開始する。
【0032】前記超音波振動子40に発生した振動は振
動部材41に伝達され、この振動部材41の振動面46
からウォータバック47の超音波伝達液50を介して超
音波が人体2に伝達される。
【0033】この際、前記超音波振動子40は振動の節
の位置のフランジ部43でケーシング45に支持されて
おり、また、前記フランジ部43に連結する前記振動部
材41の振動面46に対し、前記ウォータバック47の
内膜48が相対移動可能となっているため、振動の腹で
あるところの前記振動面46に対する拘束が少なく、振
動を抑制することがない。
【0034】すなわち、本発明の超音波アプリケータ1
4では、超音波振動子40への負荷が非常に小さいため
、駆動効率を大幅に向上して治療部位に高い音圧の超音
波を照射することが可能となり、結石5の溶解効果を促
進させ治療時間を短縮することができるのである。
【0035】その後、前述した設定に従って駆動された
結石溶解治療装置1が停止した時点で、前記胆のう4内
の前記結石5が溶解されたか否かの状況を超音波観測装
置23で確認し、前記結石5が未だに存在する場合は、
前述した操作を繰り返す。
【0036】[第2実施例]図5〜図9は本発明の第2
実施例に係わり、図5は超音波アプリケータの要部構造
を示す説明図、図6は振動板の正面図、図7は制御系の
構成を示すブロック図、図8は検出圧力の時間変化を示
す説明図、図9は注入量の時間変化を示す説明図である
【0037】尚、以下の各実施例において、前述した第
1実施例と同一のものについては、同一の符号を用いて
説明を省略する。
【0038】本実施例における超音波アプリケータ60
は、図5に示すように、ケーシング61にフランジ部4
3を介して支持される超音波振動子40に対し、振動部
材41に振動板62が固定されており、この場合、前記
振動板62前端の振動面63が前記超音波振動子40で
発生する超音波の振動の腹となるようになっている。さ
らに、前記振動板62の振動面63側に、内部に水等の
超音波伝達液50が充填されたウォータバック64が配
設されており、このウォータバック64は、軟性樹脂材
等からなる外膜65及び内膜66の外周部が、ネジ67
により前記ケーシング61に押圧・固定されて液密が保
たれている。
【0039】また、図6に示すように、前記振動板62
の振動面63には、複数の細孔62aが開口されており
、これらの細孔62aは前記振動板62の内部で互いに
連通され、前記振動板62側方に設けたチューブ68に
接続されている。そして、このチューブ68が図示しな
い排気ポンプに接続され、この排気ポンプを作動させな
い状態では、前記ウォータバック64の内膜66は、前
記振動板62に対して固定されず、接触ないし僅かに離
れた状態となっている。
【0040】このような構成の超音波アプリケータ60
を駆動するには、まず、図示しない排気ポンプを駆動し
て振動板62の空気を排出し、負圧によりウォータバッ
ク64の内膜66を振動板62に吸引して密着固定させ
る。
【0041】次に、電気ケーブル16を通してアンプ1
7から超音波振動子40に電圧を印加すると、前記超音
波振動子40が縦方向に振動を開始し、超音波が振動板
62からウォータバック64の超音波伝達液50を介し
て人体2に伝達される。
【0042】このとき、第1実施例同様、ウォータバッ
ク64の内膜66は振動板62に対して相対移動可能で
あり、振動を抑制することがないため、超音波振動子4
0に対する負荷が小さく、駆動効率を大幅に向上するこ
とができる。
【0043】また、本実施例の超音波アプリケータ60
では、振動板62とウォータバック64の内膜66とを
密着固定させるのに接着剤等を使用する必要がないため
、剥離を生じることなく確実に固定することができる。 さらに、内膜66に穴があいたときには、膜を取換える
だけでよいのでメンテナンスが簡単である。
【0044】ところで、本実施例における結石溶解治療
装置100は、溶解剤の注入量をより効率的に設定して
治療を行うものであり、従来、この種の装置における溶
解剤の注入量の設定については、例えば本出願人による
特願平1−265460号に記載されているように、治
療部位である胆のうの内圧測定下において胆汁吸引を行
なった後、わずかに負圧(1atm以下)となったとこ
ろで吸引を停止して検出圧力値の上限を1atmに設定
し、溶解剤を注入して測定内圧が1atmを越えた時点
までの注入量を最大量として次回以降の注入量を制御す
る方式がある。しかしながら、この方式では、例えば、
胆汁吸引時に胆汁の全量を吸引せずに内壁を吸引して負
圧(1atm以下)を示した場合には、その状態を基準
にして胆のう内の検出圧力値の上限1atmが設定され
るため、このときの検出圧力の設定値1atmは、絶対
値では胆汁の全量を吸引した時に設定される1atmを
上回ることになる。従って、それに伴って溶解剤の注入
量も実際の胆のうの容量をはるかに越えてしまい、胆の
うから溶解剤が漏れるおそれがあった。
【0045】さらに、本出願は、特願平1ー20919
6号において、胆のう内への生理食塩水(生食水)の注
入・排出を繰返して行ない、注入・排出量が等しくなる
時の胆のうの大きさを画像情報として記憶することより
、溶解剤の注入量を制御する装置を提案しているが、こ
の装置は、溶解剤の注入量を正確に設定できる半面、胆
のうへの生食水の注入・排出を幾度も繰返さねばならな
い。
【0046】本実施例における結石溶解治療装置100
は、このような事情を考慮したものであり、前述の第1
実施例の結石溶解治療装置1に対し、注入管路101a
,吸引管路101b,圧力管路101cの3つのルーメ
ンを有するカテーテル101を用い、前記圧力管路10
1cに接続される圧力センサ102と、注入用ポンプチ
ューブ8aの端部に接続される電磁バルブ103と、こ
の電磁バルブ103に、チューブ104,105を介し
てそれぞれ接続される薬液(モノオクタノイン、d−リ
モネン、MTBE)を貯蔵した液槽106、生食水を貯
蔵した液槽107を有するものである。
【0047】以下、本実施例の結石溶解治療装置100
の制御系の構成を図7を用いて説明する。本実施例のコ
ントロールユニット110は、信号増幅器111、オフ
セット調整手段112、ローパスフィルタ113、圧力
表示回路114、オフセット表示回路115、A/D変
換器116,117、動作調整回路118,119、流
量測定回路120、回転数表示回路121,122、出
力調整回路123等から構成されている。
【0048】前記圧力センサ102は、信号増幅器11
1及びローパスフィルタ113を介し、A/D変換器1
16と、治療部位等のオフセット調整後の圧力を表示す
る圧力表示回路114と、オフセット調整に用いるオフ
セット圧力を表示するオフセット表示回路115とに接
続されている。
【0049】また、前記信号増幅器111には、ヘリカ
ル・ポテンショメータ等によるオフセット調整手段11
2が接続され、前記圧力センサ102による検出圧力の
圧力信号は、前記信号増幅器111において増幅される
とともに、前記オフセット調整手段112からの補正量
であるオフセット信号により補正され、前記ローパスフ
ィルタ113を介して前記A/D変換器116、前記圧
力表示回路114、前記オフセット表示回路115へ入
力されるようになっている。
【0050】さらに、前記A/D変換器116の出力端
がI/Oインタフェース130の入力端に接続され、こ
のI/Oインタフェース130は、例えばパラレルバス
であるバスライン140を介して入力・制御装置20に
接続されている。前記A/D変換器116では、前述の
補正された圧力信号をアナログ量からデジタル量へ変換
し、順次、前記I/Oインタフェース130及び前記バ
スライン140を介して前記入力・制御装置20へ出力
するようになっている。
【0051】前述の補正された圧力信号は、また、前記
圧力表示回路114及び前記オフセット表示回路115
に入力されるようになっており、前記圧力表示回路11
4及び前記オフセット表示回路115には、前記ローパ
スフィルタ113による減衰特性を加味した値が表示さ
れるようになっている。
【0052】また、注入ポンプ10及び吸引ポンプ11
の入力端は、各々、動作調整回路118,119の出力
端に接続されており、これらの動作調整回路118,1
19は、その入力端に前記I/Oインタフェース130
の出力端が接続されるとともに、その出力端に回転数表
示回路121,122が各々接続されている。
【0053】さらに、前記注入ポンプ10は、前記動作
調整回路118を介して流量測定回路120に接続され
ており、この流量測定回路120の出力端にはA/D変
換器117が接続されている。前記流量測定回路120
は、前記動作調整回路118からの動作信号により、薬
液、または生食水の注入量を測定し、前記A/D変換器
117へ注入量信号を出力するようになっている。
【0054】さらに、前記A/D変換器117の出力端
は前記I/Oインタフェース130の入力端に接続され
ており、前記A/D変換器117では、前記流量測定回
路120からの注入量信号をアナログ量からデジタル量
へ変換し、デジタル化した注入量信号を、順次、前記I
/0インタフェース130及び前記バスライン140を
介して前記入力・制御装置20へ出力するようになって
いる。
【0055】また、出力調整回路123は、その入力端
に発信器18の出力端が接続される一方、制御端が前記
I/Oインタフェース130及び前記バスライン140
を介して前記入力・制御装置20に接続され、出力端が
超音波アプリケータ60を駆動するアンプ17の入力端
に接続されている。前記発振器18からの信号は、前記
出力調整回路123に入力され、この出力調整回路12
3において前記入力・制御装置20からの制御信号によ
り調整を受けた後、前記アンプ17で増幅され、前記超
音波アプリケータ60を駆動するようになっている。
【0056】次に、このような構成の結石溶解治療装置
100の動作について説明する。まず、前述の等1実施
例と同様、電源スイッチ25をオンにして装置を起動さ
せ、電磁バルブ103を切換えて生食水側のチューブ1
05と注入用ポンプチューブ8aとを接続し、注入ポン
プ10を回転させて注入管路101a内に生食水を充填
することによって注入管路101a内の空気を除去する
【0057】次に、カテーテル101の先端を大気開放
の状態にして、コントロールユニット110内のオフセ
ット調整手段112とオフセット表示回路115とを用
いて、初期的な圧力オフセットの調整を行う。
【0058】前記オフセット調整手段112による具体
的な調整は、信号増幅器111にて圧力センサ102か
らの信号にオフセット調整手段112からのオフセット
信号を加算するとともに増幅することにより、あるいは
、信号増幅器111の増幅度をオフセット調整手段11
2からのオフセット信号により可変することによって行
うようにしている。
【0059】その後、カテーテル101の先端を体内の
胆のう4内へ挿入し、前述の第1実施例と同様に胆汁を
排出させる。さらに前記オフセット調整手段112によ
り、胆のう4内の検出圧力値を調整して零とする。次に
、動作調整回路118の図示しない入力部で前記注入ポ
ンプ10の回転数を所定の値に設定し、液槽107の生
食水を、チューブ105,電磁バルブ103,注入用ポ
ンプチューブ8a,カテーテル101を通して胆のう4
へ注入すると同時に、流量測定回路120により注入量
を計測し、圧力センサ102により胆のう4内の圧力を
検出する。
【0060】ここで、胆のう4内の圧力変化、及び、注
入開始後の注入量について、図8及び図9を用いて説明
する。図8は注入開始後の胆のう4内の検出圧力の時間
的変化、図9は同じく注入開始後の注入量の時間的変化
を示したものである。
【0061】注入開始後、注入ポンプ10は前述のよう
に所定の回転数で一定に回転しているため、図9に示す
ように、注入量は時間に比例して増加してゆく。一方、
検出圧力は、胆のう4内が生食水で充填されないうちは
前述のようにオフセット調整後の零付近であるが、充填
されると圧力が急上昇し、やがて、生食水は胆管へ漏れ
出すようになる。
【0062】従って、胆のう4内の圧力が急上昇する時
点での生食水の充填量を胆のう4の容量とみなすことが
でき、この胆のう4内の圧力の急上昇点を検出すること
により、胆のう4の容量を知ることができる。
【0063】具体的には、微少な変動がローパスフィル
タ113により取り除かれて図8のグラフのようになる
検出圧力に対し、例えば、この検出圧力の単位時間毎の
圧力の増加の割合(図8におけるグラフの傾き)を、検
出された圧力データ(n+1)と、その直前のデータn
とによって計算する。次いで、保持されている直前のデ
ータ(n−1)とデータnとから計算された増加の割合
と比較し、この増加の割合が大きければデータnの時点
を圧力の急上昇点とすることができる。
【0064】前記入力・制御装置20では、流量測定回
路120からA/D変換器117を経て出力される注入
量信号と、圧力センサ102から信号増幅器111,ロ
ーパスフィルタ113,A/D変換器116を経て出力
される圧力信号とが、I/Oインタフェース130及び
バスライン140を介して入力されると、これらの信号
に基づいて胆のう4の容量を決定した後、この胆のう4
の容量に対し、治療時の溶解剤の注入量を胆のう4の容
量以下(例えば、80%)に設定し、溶解剤の注入を制
御する。
【0065】すなわち、本実施例の結石溶解治療装置1
00では、胆のう4の内圧測定下において、胆汁吸引後
、胆のう4内へ生食水を注入して充填する際に、胆のう
4内の圧力が急上昇する時点を検出し、その時点での生
食水の充填量を胆のう4の容量とするため、圧力の設定
ミスや誤差に左右されることなく正確に胆のう4の容量
を知ることができる。
【0066】そして、溶解剤の注入量を胆のう4の容量
以下に設定することにより、より安全に治療を行うこと
ができ、また、生食水の注入・排出を幾度も繰返す必要
がないことから、より効率的に溶解剤の注入量を設定し
て治療を行なうことができるという利点がある。
【0067】さらに、治療を胆のう4内の圧力測定下で
行ない、溶解剤の注入時に圧力上昇したとき注入を停止
させるようにすると、溶解剤が吸収しきれずに胆のう4
内に残っている状態から注入を始めても、圧力の上昇に
より注入量を制御できるため、胆のう4から溶解剤が漏
れることなくより安全な治療を行うことができる。
【0068】[第3実施例]図10〜図14は本発明の
第3実施例に係わり、図10は超音波アプリケータの要
部構造を示す説明図、図11は制御系の構成を示すブロ
ック図、図12はカテーテル先端の正面図、図13及び
図14はカテーテル先端の長手方向断面図である。
【0069】本実施例における超音波アプリケータ15
0は、図10に示すように、ケーシング151にフラン
ジ部43を介して支持される振動部材41の振動面46
に、振動方向の動きに対して相対移動可能な蛇腹152
が固着されたものであり、この蛇腹152がウオータバ
ック154の内膜となるものである。
【0070】そして、内部に水等の超音波伝達液50が
充填された前記ウオータバック154に対し、軟性樹脂
材等からなる前記蛇腹152及び外膜153の外周部が
、ネジ155により前記ケーシング151に固定されて
液密が保たれるようになっている。
【0071】このような構成による超音波アプリケータ
150においても、前記振動部材41の振動面46に対
して前記蛇腹152が振動を抑制することがないため、
前述の第1実施例と同様の作用・効果が得られることは
いうまでもない。
【0072】一方、本実施例における結石溶解治療装置
200は、前述した第2実施例に対し、2孔チューブで
形成されたカテーテル201を用い、胆のう4内の圧力
検出は行わず、X線撮影下において図示しないモニタに
よる胆のう4の観察を行いながら造影剤を注入する。
【0073】すなわち、図11に示すように、本実施例
の結石溶解治療装置200では、第2実施例における生
食水の液槽107を造影剤の液槽202に代え、第2実
施例のコントロールユニット110から圧力測定系を除
いたコントロールユニット210を用い、I/Oインタ
フェース130と動作調整回路118との中間部に、流
量測定回路120において注入量信号をホールドするた
めのスイッチ203を設けている。
【0074】この結石溶解治療装置200の動作は、前
述の第2実施例とほぼ同様であるが、前述した第2実施
例では胆のう4内の圧力が急上昇する時点での生食水の
充填量を胆のう4の容量と設定したのに対し、本実施例
ではモニタ上で造影剤が胆のう4から漏れ出すのを確認
した時点での注入量を、スイッチ203を使用して胆の
う4の容量とする。
【0075】すなわち、スイッチ203をオンすること
により、動作調整回路118を介して注入ポンプ10を
停止するとともに流量測定回路120をホールドし、胆
のう4から造影剤が漏れる時点での注入量信号を保持す
る。
【0076】第2実施例と同様に、流量測定回路120
から出力された注入量信号は、A/D変換器117にて
アナログ量からデジタル量に変換され、I/Oインタフ
ェース130及びバスライン140を介して入力・制御
装置20へ入力される。この入力・制御装置20では、
前述の第2実施例と同様に、保持された注入量を胆のう
4の容量として、溶解剤の注入量を、それ以下に設定し
、制御するようになっている。
【0077】すなわち、本実施例の結石溶解治療装置2
00では、モニタにより胆のう4を実際に観察すること
で溶解剤の注入量を設定することができ、より安全な治
療を行なうことができるという利点がある。
【0078】また、本実施例のカテーテル201は、図
12及び図13に示すように、第1実施例のカテーテル
6の仕切膜32を、加熱されると(例えば33℃以上)
図12の破線の位置に動き、冷却されると(例えば30
℃以下)実線の位置に動く2方向性のSMPからなる仕
切膜204としたものである。
【0079】すなわち、吸引ポンプ11を駆動し、カテ
ーテル201先端の吸引口205や側孔207より胆の
う4内の胆汁を吸引管路201bを通して排液槽13に
排出するとき、人体2内の胆汁等は人体2により約36
℃に暖められているので、胆汁の熱が仕切膜204を加
温して破線の状態に変形させる。また、注入ポンプ10
を駆動し、液槽106に入っている溶解剤を注入管路2
01aを通して注入口206より胆のう4内に注入する
際には、前記仕切膜204は、注入管路201aを通る
溶解剤により冷却されて実線で描いた状態に変形する。
【0080】従って、第1実施例同様、カテーテル20
1の外径を大きくせず注入管路201a及び吸引管路2
01bの内径を大きくすることができるので、カテーテ
ル201の外径を小さくして生体への侵襲を低くするこ
とができる。
【0081】さらに、前記カテーテル201に代えて、
図14に示すカテーテル208を採用しても良く、この
カテーテル208では、注入管路208aの中に、加熱
されると膨張し、冷却されると収縮する2方向性のSM
Pからなる吸引管209を設けた二重管の構造となって
いる。
【0082】すなわち、同様に、胆汁等を前記吸引管2
09から吸引し、この吸引管209が内部から加温され
ると、膨脹により吸引管路208bの内径が大きくなり
、溶解剤により前記吸引管209が外部から冷却される
と収縮して注入管路208aが拡大するようになってい
る。
【0083】尚、前記カテーテル201,208は、生
体外からマイクロ波や超音波を照射して加熱しても良い
【0084】[第4実施例]図15は本発明の第4実施
例に係わり、超音波アプリケータの要部構造を示す説明
図である。
【0085】図15に示すように、本実施例における超
音波アプリケータ250では、ケーシング251にフラ
ンジ部43を介して支持される超音波振動子40に対し
、振動部材41に磁性体からなる振動板252が固定さ
れており、この振動板252前端の振動面253が前記
超音波振動子40で発生する超音波の振動の腹となるよ
うになっている。
【0086】また、断面がコの字状の磁石254が前記
振動板252の外周部を包むようにして前記ケーシング
251に固定され、前記磁石254と前記振動板252
との間には磁性流体255が介在している。そして、前
記磁性流体255により、外周部が前記ケーシング25
1にネジ256で押圧・固定された外膜257と前記振
動板252との間に充填された水等の超音波伝達液50
が漏れないようになっている。
【0087】すなわち、この実施例における超音波アプ
リケータ250は、前述した各実施例におけるウオータ
バック47,64,154の内膜を省略して前記振動板
252に超音波伝達液50を直接接触させ、前記ケーシ
ング251と前記振動板252外周部との間に介在させ
た磁性流体255により、前記振動板252の振動方向
の動きを抑制することなく前記超音波伝達液50をシー
ルするものであり、前述の各実施例同様、超音波振動子
40に対する負荷を小さくして駆動効率を向上すること
ができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波振動子を振動の節の位置でフランジ部を介してケー
シングに支持するとともに、前記フランジ部に振動体の
振動面が振動の腹となるよう連結し、この振動面に対し
て振動伝達体を相対移動可能に密着させたため、前記振
動面に対する拘束が少なく振動が抑制されることがない
。従って、超音波振動子の駆動効率を大幅に向上して高
い音圧の超音波を照射することが可能となるなど優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わり、超音波アプリケ
ータの要部構造を示す説明図
【図2】本発明の第1実施例に係わり、超音波治療装置
のシステム構成図
【図3】本発明の第1実施例に係わり、カテーテル先端
の正面図
【図4】本発明の第1実施例に係わり、カテーテル先端
の長手方向断面図
【図5】本発明の第2実施例に係わり、超音波アプリケ
ータの要部構造を示す説明図
【図6】本発明の第2実施例に係わり、振動板の正面図
【図7】本発明の第2実施例に係わり、制御系の構成を
示すブロック図
【図8】本発明の第2実施例に係わり、検出圧力の時間
変化を示す説明図
【図9】本発明の第2実施例に係わり、注入量の時間変
化を示す説明図
【図10】本発明の第3実施例に係わり、超音波アプリ
ケータの要部構造を示す説明図
【図11】本発明の第3実施例に係わり、制御系の構成
を示すブロック図
【図12】本発明の第3実施例に係わり、カテーテル先
端の正面図
【図13】本発明の第3実施例に係わり、カテーテル先
端の長手方向断面図
【図14】本発明の第3実施例に係わり、カテーテル先
端の長手方向断面図
【図15】本発明の第4実施例に係わり、超音波アプリ
ケータの要部構造を示す説明図
【符号の説明】
14  超音波アプリケータ 40  超音波振動子 41  振動部材 43  フランジ部 45  ケーシング 47  ウオータバック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  超音波を発生する超音波振動子と、こ
    の超音波振動子の前方で振動の節に相当する部位に設け
    たフランジ部と、このフランジ部を支持することで前記
    超音波振動子を内蔵固定するケーシングと、前端面が振
    動の腹である振動面となるよう前記フランジ部に連結し
    た振動体と、この振動体の振動面に対して相対移動可能
    に密着させた振動伝達体とを備えたことを特徴とする超
    音波アプリケータ。
JP3020187A 1991-02-13 1991-02-13 超音波アプリケータ Withdrawn JPH04259455A (ja)

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