JP2003062072A - 医療用カテーテル内の流体置換方法および医療用カテーテル - Google Patents

医療用カテーテル内の流体置換方法および医療用カテーテル

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JP2003062072A JP2001259433A JP2001259433A JP2003062072A JP 2003062072 A JP2003062072 A JP 2003062072A JP 2001259433 A JP2001259433 A JP 2001259433A JP 2001259433 A JP2001259433 A JP 2001259433A JP 2003062072 A JP2003062072 A JP 2003062072A
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隆己 柿崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療用カテーテルにおいて、プライミング作
業を容易とする。 【解決手段】 医療用カテーテル1の管腔内の気体を液
体に置換するための方法において、医療用カテーテル1
のコネクタ3に設けられたポート5を介して管腔内に二
酸化炭素ガスを注入し、管腔内を二酸化炭素ガスで充填
するステップと、二酸化炭素ガスが充填された管腔内に
水性液体を注入することによって管腔内を水性液体で置
換するステップとを含むことを特徴とする医療用カテー
テル1内の流体置換方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用カテーテル
の管腔内の流体を置換する方法に関するものであり、詳
しくは、管腔内の空気を生理食塩水あるいはその他の医
療用水溶液等の水性液体により置換する方法とそれに適
した状態に準備された医療用カテーテルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】医療用カテーテルは、体腔内に挿入して
診断や治療等を行うためのチューブ状の医療器具の総称
であり、薬液の注入や体液の排出を始めとする様々な用
途に用いられている。
【0003】このような医療用カテーテルには、使用の
直前に管腔内を生理食塩水等で充填する必要のあるもの
がある。このような作業は一般にプライミングと呼ば
れ、特に血管用のカテーテル等では血液中への空気の混
入を無くすため、カテーテル管腔内の空気を排除する目
的で必要であるとされる。
【0004】また、近年、血管壁等の超音波断層像を得
ることができる超音波カテーテルが普及しているが、こ
のような超音波カテーテルにおいては、超音波振動子と
血管壁との間に超音波を伝搬する超音波伝搬物質が存在
しなければ映像信号を取得することが出来ないため、内
部を空気などの気体から生理食塩水等の液体へ置換する
ことが必須である。特に、このような超音波カテーテル
においては、超音波振動子の表面に微小な気泡が残った
場合でも、このような気泡が超音波を遮断または散乱さ
せるため画質を著しく乱すこととなり、好ましくない。
【0005】このようなプライミング作業は、従来医療
用カテーテルの内腔に直接生理食塩水あるいはその他の
医療用水溶液等を注射器等で注入していたため、医療用
カテーテルの内腔に気泡として残留した空気は、続けて
更なるプライミングを施しながら、取り除かなければな
らなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、超音波カテーテルのように、超音波振動子や
信号線、コイル状の駆動用シャフト等、内部に複雑な構
造を持つカテーテルにおいては、発生した気泡を十分取
り除くためには、プライミング作業のために非常に長時
間を費やしていた。例えば、通常超音波振動子は窪みの
中に形成されているため、気泡が残りやすい。また、駆
動用シャフトの表面にはコイル特有の凹凸が存在するた
め、この隙間に気泡が存在しやすく、繰り返しプライミ
ングの注入作業を行っても、駆動用シャフトの気泡が超
音波振動子の表面に移動して捕捉され、プライミング作
業が困難な原因となりやすい。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、プライミング作業を容易にし、気泡
の残留を極力抑えることのできる流体置換方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】また、プライミング作業を容易にし、気泡
の残留を極力抑えることのできる医療用カテーテルを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下の
(1)〜(4)によって達成される。
【0010】(1)内部に少なくとも1つの管腔を有す
る医療用カテーテルにおける前記管腔内の気体を液体に
置換するための方法において、前記医療用カテーテルが
先端と基端を有し、該基端にコネクタを有し、該コネク
タは前記管腔に連通するポートを有するものであり、前
記ポートを介して前記管腔内に二酸化炭素ガスを注入
し、前記先端から前記管腔内の空気を排気することによ
って、前記管腔内を二酸化炭素ガスで充填するステップ
と、前記二酸化炭素ガスが充填された管腔内に水性液体
を注入することによって前記管腔内を該水性液体で置換
するステップとを含むことを特徴とする医療用カテーテ
ル内の流体置換方法。
【0011】(2)前記医療用カテーテルが超音波カテ
ーテルであり、前記管腔内に超音波振動子および回転駆
動力を伝達するための駆動シャフトを備えることを特徴
とする上記(1)に記載の医療用カテーテル内の流体置
換方法。
【0012】(3)密封包装された状態で滅菌された内
部に少なくとも1つの管腔を有する医療用カテーテルに
おいて、該医療用カテーテルが先端と基端を有し、前記
先端に前記管腔と連通する開口部を有し、前記基端にコ
ネクタを有し、該コネクタは前記管腔に連通するポート
を有するものであり、密封包装が丸められたチューブ型
容器によりなされたものであり、前記コネクタ以外の部
分が該チューブ型容器内に密封されてなり、少なくとも
前記チューブ型容器内が二酸化炭素ガスで充填されてな
ることを特徴とする医療用カテーテル。
【0013】(4)前記医療用カテーテルが超音波カテ
ーテルであり、前記管腔内に超音波振動子および回転駆
動力を伝達するための駆動シャフトを備えることを特徴
とする上記(3)に記載の医療用カテーテル。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、図面を参照
しながら本発明の実施の形態を本発明を機械的ラジアル
式血管内超音波カテーテルに適用した例に基づいて説明
する。
【0015】図1は本発明に係る超音波カテーテルを示
す部分透視側面図である。
【0016】図2は図1に示した実施の形態に係る超音
波カテーテルの基端部の部分断面図である。
【0017】図3は図1に示した実施の形態に係る超音
波カテーテルの先端部の部分断面図である。
【0018】図1において、超音波カテーテル1は、体
腔あるいは管腔内に挿入されるカテーテルシース2と、
図示しない外部駆動源と接続するためのコネクタ3とか
らなる。また、カテーテルシース2の先端にはガイドワ
イヤ用ルーメン4が備えられている。
【0019】カテーテルシース2は、例えばポリイミ
ド、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリウ
レタン等の樹脂の多層構造からなる管状体であり、管腔
内の超音波振動子が存在し得る位置より基端には、樹脂
層の間に金属製の編組や平板コイル等の補強体が設けら
れる。
【0020】カテーテルシース2の内部には、カテーテ
ルシース2のほぼ全長にわたって付設され、しかもカテ
ーテルシース2に対して回転可能に内蔵された駆動シャ
フト10が設けられている。駆動シャフト10は、柔軟
でしかも手元側から先端側まで回転をよく伝達できる特
性をもつ、例えば、ステンレス等の金属線からなる多重
多層密着コイル等で構成されている。具体的には、駆動
シャフト10としては太さと強度の観点から、3重巻き
コイルが好適に用いられる。3重のコイルのそれぞれ
は、互い違いに巻き方向を変えたものが使用される。駆
動シャフト10の先端には超音波振動子13を備えたハ
ウジング11が装着されており、ここから体腔内組織に
向けて超音波の送受信が行われる。駆動シャフト10内
には、2本のリード線8a,8bをよった信号線8を内
蔵している。信号線8のカテーテル1の先端側は、超音
波振動子13に接続され、基端側(手元側)はコネクタ
5内のレセプタクル21に接続されている。
【0021】コネクタ3は、図1および図2に示すよう
な形状および構造を有している。コネクタ3には、プラ
イミング用の注入ポート5が形成されている。注入ポー
ト5は、シース2内に気体および液体を注入するために
用いられる。
【0022】コネクタ3は、具体的には、コネクタハウ
ジング6、ロータ20、ロータ20内に固定されたレセ
プタクル21、Oリング22、耐キンクチューブ23を
備えている。ロータ20は、駆動シャフト10と回転不
能に連結されている。図示しない外部駆動装置によって
与えられた回転力はロータ20を介して駆動シャフト1
0に伝達される。また、レセプタクル21の後端は、ロ
ータ20の後端より突出する筒状体20cとなってお
り、外部駆動装置の接続部を内部に収納可能となってい
る。そして、内部に外部駆動装置の接続部を収納した状
態において、レセプタクル21を介して信号線8は、外
部駆動装置と電気的に接続される。また、Oリング22
内を駆動シャフト10が挿通しており、Oリング22に
より、プライミング作業で注入されたカテーテル内の液
体(超音波音波伝播に最適な脱気ヘパリン加した生理食
塩水)を手元側開口へ漏出するのを防止している。ま
た、駆動シャフト10はコネクタハウジング6に対して
回転可能となっている。
【0023】ガイドワイヤ用ルーメン4は、超音波カテ
ーテル1の最も先端位置となるガイドワイヤ挿入口4a
と超音波振動子13よりも先端位置に設けられたガイド
ワイヤ出口4bとの間に延在し、カテーテルシース2の
先端部に接着された長さ15〜40mm程度の樹脂製の
管状部材よりなる。
【0024】カテーテルシース2の管腔内先端には樹脂
製の補強チップ7が設けられ、補強チップ7の中心部分
には流路9が形成されている。流路9は、カテーテルシ
ース2の管腔内と外部とに連通し、プライミングの際に
ガス抜用の排気開口として用いられる。12は、体腔内
挿入時にX線透視下で超音波カテーテル1の先端位置を
確認するためのX線不透過マーカであり、Pt、Au、
Ir等のX線不透過性の高い金属コイルから構成され
る。
【0025】次に、以上の構成からなる超音波カテーテ
ル1に対して、本発明の流体置換方法を実施する工程を
説明する。
【0026】初期の状態で、カテーテルシース2の管腔
内は空気で満たされている。従来、このような管腔内の
空気を医療用の液体(例えば生理食塩水)で置換する際
には、注入ポート5に注射器のシリンジなどを取り付
け、注入する形で行っている。すると、超音波振動子1
3の表面に、高確率で気泡が発生・付着し、これを取り
除くために更なるプライミングを施すが、再び高確率で
駆動シャフト10の表面に発生した気泡が超音波振動子
13に付着することとなる。
【0027】本発明においては、液体を注入する前に、
二酸化炭素ガスをボンベ等の二酸化炭素源から注入ポー
ト5へと適当なチューブによって注入し、カテーテル内
を二酸化炭素で満たす。その後、二酸化炭素源を外し、
カテーテル内の二酸化炭素ガスが抜けないうちに速やか
に先ほどと同じ注入ポート5から従来の方法で生理食塩
水をプライミングする。このとき、カテーテル内に発生
する気泡の成分は大部分二酸化炭素である。二酸化炭素
ガスは、生体への悪影響の無い安全な気体であり、ま
た、体積比で空気の約50倍以上水に溶ける性質があるた
め、プライミングされた生理食塩水に気泡が溶けこんで
行き、結果的に気泡の発生を押さえたことになる。 (実施形態2)図4は、本発明の実施形態2の密封包装
された超音波カテーテルを説明する図である。本実施形
態2においては、超音波カテーテル1の構造自体は実施
形態1のものと共通であるため、その説明を省略する。
【0028】図4において、超音波カテーテル1のカテ
ーテルシース部分は、チューブ型容器であるホルダチュ
ーブ30内に挿入されている。ホルダチューブ30は、
取り扱いやすいサイズに丸められた構造を有する。ホル
ダチューブ30の先端31(超音波カテーテル1の先端
側)は、栓により密封されており、基端32(超音波カ
テーテル1のコネクタ3側)はカテーテルシース2の基
端を締め付けるようにリング状の弾性体で密封固定され
ている。複数の止め具33は、ホルダチューブ30の丸
められた形態を維持するためのものである。
【0029】図5は、ホルダチューブ30の基端32の
構造を説明する部分断面図である。図5において、34
はシリコンゴム等によるリング状の弾性体であり、ネジ
止め式の押圧部35をねじ込むことによって、内側に隆
起し、カテーテルシース2を押さえ、密封する。
【0030】このような形態でカテーテルシース2部分
を密封された超音波カテーテル1は、弾性体34を開放
した状態で注入ポート5から二酸化炭素ガスを注入し、
ホルダチューブ30の容積を満たす程度の所定量注入の
後、押圧部35を締め付けると共に注入ポート5へ図示
しないゴム栓等で栓を行い、内部を密封する。
【0031】次いで、図示しない包装袋に封入された
後、滅菌処理される。滅菌処理は、二酸化炭素ガス封入
時にも行えるガンマ線滅菌が好ましく用いられる。
【0032】なお、包装袋をガスバリア性の高いものと
し、包装袋内も二酸化炭素ガスで満たしておけば、注入
ポート5のゴム栓を省略することもできる。
【0033】また、樹脂の変質等の問題からガンマ線滅
菌が利用できず、EOG滅菌のような、ガスを用いた滅
菌方法を行う必要がある場合には、包装袋をガス透過性
かつ菌不透過性のものとし、注入ポート5にゴム栓を取
り付けない状態で滅菌を行い、次いで二酸化炭素ガス雰
囲気下でガスバリア性の高い包装袋で二重包装すること
によって、同様の効果を得ることができる。
【0034】以上の形態で密封包装された超音波カテー
テル1は、医療現場において、包装を解くと同時に速や
かに生理食塩水等のプライミング処理を行うことによ
り、管腔内の気泡が速やかに溶解し、結果的に気泡が発
生せず、作業の効率が向上することとなる。
【0035】
【実施例】以下に、超音波カテーテル1への二酸化炭素
ガスの好ましい注入方法の実施例を具体的に示すが、本
発明はこれに限られるものではない。
【0036】初めに、二酸化炭素ガス注入用に内容量1
0mlのシリンジを準備し、押し子をいっぱいに押し込
んだ状態で、三方活栓に接続する。
【0037】次いで、圧力の調整が可能な二酸化炭素ガ
スボンベを準備し、除菌フィルタを介して先程準備した
三方活栓を接続する。なお、本実施例においては、二酸
化炭素ガスボンベとして、株式会社カテックスにより販
売されているガスター(商品名)を用いた。
【0038】次に、二酸化炭素ガスボンベの圧力を0.
04MPa(約0.4kg/cm2)に調整し、シリンジ
へ二酸化炭素ガスを満たして行く。シリンジの押し子が
持ち上がり、シリンジ内に二酸化炭素ガスが充填された
ことが確認されたら、ボンベを止める。
【0039】次に、片側に超音波カテーテル1の注入ポ
ート5との接続手段、もう片側には三方活栓のついたチ
ューブを超音波カテーテル1の注入ポート5と接続し、
この三方活栓の空いている2つのポートのうち、一つに
はあらかじめ脱気ヘパリン加した生理食塩水を充填した
内容量5mlのシリンジを接続し、もう片方には先程の
二酸化炭素ガスを充填した10mlシリンジを接続す
る。
【0040】まず、二酸化炭素ガスを充填した10ml
シリンジ側の三方活栓のコックを開けた状態にし、二酸
化炭素ガスを充填した10mlシリンジの押し子を押す
ことによりシリンジ内の二酸化炭素ガスを超音波カテー
テル1の中に充填していく。
【0041】この時、超音波カテーテル1の管腔内に存
在していた空気は、先端の開口から押し出されて行く。
【0042】10秒程度かけて、二酸化炭素ガスを充填
した10mlシリンジの押し子を最後まで押し切って、
シリンジ内の二酸化炭素ガスをすべて注入し、押し子が
戻ろうとする抵抗が無くなったら、二酸化炭素ガスシリ
ンジ側の三方活栓のコックを閉じる。同時に生理食塩水
の入った5mlシリンジのコックが開くので、そのまま
生理食塩水の入った5mlシリンジの押し子を押すこと
により、カテーテル1の管腔内を生理食塩水でプライミ
ングする。
【0043】超音波カテーテル1の先端開口から1滴以
上生理食塩水が出てきたら、プライミングの完了であ
る。
【0044】このようにして行ったプライミングの結
果、超音波振動子の表面には気泡の発生は全く認められ
なかった。
【0045】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明の医療用カテ
ーテルのプライミング方法によれば、気泡の発生を極力
抑えたプライミングを効率良く行うことが可能となり、
手術の効率が向上し、ひいては作業者の不快感や疲労感
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超音波カテーテルを示す部分透
視側面図である。
【図2】 本発明に係る超音波カテーテルの基端部の部
分断面図である。
【図3】 本発明に係る超音波カテーテルの先端部の部
分断面図である。
【図4】 本発明の実施形態2に係る超音波カテーテル
の包装状態を説明する図である。
【図5】 実施形態2のホルダチューブ30の基端部の
構造を説明する部分断面図である。
【符号の説明】
1…超音波カテーテル 2…カテーテルシース 3…コネクタ 5…注入ポート 8…信号線 10…ドライブシャフト 13…超音波振動子 30…ホルダチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C066 FF01 LL09 4C167 AA01 BB04 BB51 HH21 4C301 BB28 BB30 EE13 FF09 GA01 GA06 GA15 GC01 GC02 JA17 JA19 4C601 BB05 BB09 BB11 BB12 BB14 EE11 FE03 GA01 GA06 GA11 GA14 GC01 GC02 GD11 GD12 GD18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に少なくとも1つの管腔を有する医
    療用カテーテルにおける前記管腔内の気体を液体に置換
    するための方法において、 前記医療用カテーテルが先端と基端を有し、該基端にコ
    ネクタを有し、該コネクタは前記管腔に連通するポート
    を有するものであり、 前記ポートを介して前記管腔内に二酸化炭素ガスを注入
    し、前記先端から前記管腔内の空気を排気することによ
    って、前記管腔内を二酸化炭素ガスで充填するステップ
    と、 前記二酸化炭素ガスが充填された管腔内に水性液体を注
    入することによって前記管腔内を該水性液体で置換する
    ステップとを含むことを特徴とする医療用カテーテル内
    の流体置換方法。
  2. 【請求項2】 前記医療用カテーテルが超音波カテーテ
    ルであり、前記管腔内に超音波振動子および回転駆動力
    を伝達するための駆動シャフトを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の医療用カテーテル内の流体置換方
    法。
  3. 【請求項3】 密封包装された状態で滅菌された内部に
    少なくとも1つの管腔を有する医療用カテーテルにおい
    て、該医療用カテーテルが先端と基端を有し、前記先端
    に前記管腔と連通する開口部を有し、前記基端にコネク
    タを有し、該コネクタは前記管腔に連通するポートを有
    するものであり、 密封包装が丸められたチューブ型容器によりなされたも
    のであり、前記コネクタ以外の部分が該チューブ型容器
    内に密封されてなり、少なくとも前記チューブ型容器内
    が二酸化炭素ガスで充填されてなることを特徴とする医
    療用カテーテル。
  4. 【請求項4】 前記医療用カテーテルが超音波カテーテ
    ルであり、前記管腔内に超音波振動子および回転駆動力
    を伝達するための駆動シャフトを備えることを特徴とす
    る請求項3に記載の医療用カテーテル。
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