JPH04259158A - 網制御装置 - Google Patents

網制御装置

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JPH04259158A
JPH04259158A JP1995491A JP1995491A JPH04259158A JP H04259158 A JPH04259158 A JP H04259158A JP 1995491 A JP1995491 A JP 1995491A JP 1995491 A JP1995491 A JP 1995491A JP H04259158 A JPH04259158 A JP H04259158A
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Toshihiko Kawai
利彦 河合
Jun Onodera
潤 小野寺
Hiroto Uyama
浩人 宇山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に端末装置を
接続し、該端末装置からの電話回線への発信および電話
回線から端末装置への着信を制御する網制御装置に関す
る。
【0003】
【従来の技術】この種の網制御装置は、例えば電気、ガ
ス、水道等のメータを検針する端末装置を電話回線に接
続し、該端末装置で検針した水道、ガス、電気等の使用
量データを電話回線を介して中央のデータ収集管理装置
であるセンタ装置に送信し、該センタ装置で使用量デー
タを収集するデータ収集システムに使用される。なお、
このデータ収集システムとしては、例えばセンタ装置か
ら端末装置を呼び出す方式のものと、端末装置からセン
タ装置を呼び出す端末発呼方式のもの等があるが、以下
の説明では、端末発呼方式のものについて説明する。
【0004】図7はこのような端末発呼方式のデータ収
集システムのシステム構成図である。このデータ収集シ
ステムにおいて、端末装置21に接続された端末側網制
御装置23は端末側電話回線31を介して電話交換機2
5に接続され、該電話交換機25から更にセンタ側電話
回線33および自動着信機能付センタ側網制御装置27
を介して端末発呼用センタ装置29に接続されている。 また、端末側網制御装置23が接続されている端末側電
話回線31には、端末側網制御装置23を介して電話機
35が接続されている。すなわち、端末側網制御装置2
3は、電話回線接続端子L1,L2および他端末装置接
続端子T1,T2を有し、電話回線接続端子L1,L2
に端末側電話回線31が接続され、他端末装置接続端子
T1,T2に電話機35が接続されるようになっている
。なお、この電話機35は端末側網制御装置23のよう
な別の網制御装置であってもよい。
【0005】このように構成されるデータ収集システム
において、端末装置21は、端末側網制御装置23を介
して電話交換機25の端末側電話回線31を捕捉し、端
末発呼用センタ装置29の電話番号をダイヤルし、端末
発呼用センタ装置29の応答を検出する等のような端末
発呼用センタ装置29を呼び出す一連の処理を行って、
端末発呼用センタ装置29を呼び出した後、端末発呼用
センタ装置29に検針データ等を送信し、これにより端
末発呼用センタ装置29でデータを収集するようになっ
ている。
【0006】ところで、端末装置21が端末側網制御装
置23を介して端末側電話回線31を捕捉する発呼動作
を行うには、端末側電話回線31が空きであることを、
すなわち同じ端末側電話回線31に接続されている電話
機35が端末側電話回線31を使用中でないこと、電話
交換機25から着信呼がないこと等を端末側網制御装置
23によって識別する必要がある。そして、端末側電話
回線31が空きであることを端末側網制御装置23によ
って確認してから発呼動作を行っている。
【0007】端末側網制御装置23は、上述した端末側
電話回線31が使用中であるか否か、および端末側電話
回線31に着信があるか否かを検出するために、従来、
図8に示すような回路を使用している。すなわち、端末
側電話回線31が接続される電話回線接続端子L1,L
2の一方の接続端子L2に2個のフォトカプラ41,4
3の発光ダイオード41d,43dが並列にかつ互いに
逆方向に接続されている。これらのフォトカプラ41,
43のフォトトランジスタ41t,43tの両エミッタ
は互いに共通アースに接続され、両コレクタは抵抗41
r,43rを介して電源Vdに接続されるとともに、両
コレクタからはそれぞれ検出信号S1,S2が出力され
ている。また、電話回線接続端子L1,L2間には、前
記並列接続されたフォトカプラ41,43の発光ダイオ
ード41d,43dを介してチェック用スイッチ45お
よび抵抗47からなる直列回路が接続されるとともに、
更にこれらのチェック用スイッチ45および抵抗47か
らなる直列回路にはオフフック兼ダイヤル用スイッチ4
9および抵抗51からなる直接回路が並列に接続されて
いる。なお、前記他端末装置接続端子T1,T2はフォ
トカプラ41,43の発光ダイオード41d,43dを
介して電話回線接続端子L1,L2間に、すなわちチェ
ック用スイッチ45と抵抗47の直列回路に並列に接続
されている。
【0008】このように構成される従来の端末側網制御
装置23が発呼動作を行うに当たって行う端末側電話回
線31の使用中のチェックおよび着信呼の有無のチェッ
クについて説明する。まず、端末側電話回線31が使用
中であるか否かについてであるが、これは、端末側網制
御装置23の他端末装置接続端子T1,T2を介して同
じ端末側電話回線31に接続されている電話機35がオ
フフックしている状態を検出すればよいわけであり、電
話機35がオフフックしている場合には、電話交換機2
5からの電源により端末側電話回線31および電話機3
5のオフフックを介して発光ダイオード41d,43d
のいずれかに電流が流れ、これによりいずれかが導通し
ていることを検出すればよい。具体的には、電話回線接
続端子L1には対応する電話回線を介して電話交換機2
5においてアースが接続され、電話回線接続端子L2に
は対応する電話回線を介して電話交換機25において−
48vの直流電圧が供給されているので、電話機35が
オフフックすると、電話交換機25のアースから電話回
線、電話回線接続端子L1、端末側網制御装置23、他
端末装置接続端子T1、オフフック中の電話機35、他
端末装置接続端子T2、端末側網制御装置23、発光ダ
イオード41d、電話回線接続端子L2、電話回線を介
して電話交換機25の−48vの電源に電流が流れ、こ
れによりフォトカプラ41のフォトトランジスタ41t
から検出信号S1が出力され、電話機35が使用中であ
ることがわかるようになっている。なお、電話機35が
オフフックしていない非使用中の場合には、前記電流は
流れず、これによりフォトカプラ41,43のフォトト
ランジスタ41t,43tは両者とも非導通であるので
、非使用中であることがわかる。
【0009】また、端末装置21の呼出しのために電話
交換機25から着信がある場合には、電話交換機25か
ら端末側電話回線31を介して呼出信号が供給されると
ともに、電話交換機25からの端末側電話回線31に対
する電圧極性は反転して、端末装置21の電話回線接続
端子L1には対応する電話回線を介して電話交換機25
から−48vが供給され、電話回線接続端子L2には対
応する電話回線を介して電話交換機25からアースが供
給された状態になっている。従って、端末側網制御装置
23はこの状態を検出することにより着信があるか否か
を検出することができるので、端末側網制御装置23は
このためにチェック用スイッチ45をオンにし、電話交
換機25がループを検出しない程度の比較的大きな抵抗
47を介して電話回線接続端子L1,L2に対する大き
な抵抗によるループを形成する。この結果、電話交換機
25から上述した反転極性で着信がある場合には、電話
交換機25のアースから対応する電話回線、電話回線接
続端子L2、端末側網制御装置23のフォトカプラ43
の発光ダイオード43d、抵抗47、チェック用スイッ
チ45、電話回線接続端子L1、対応する電話回線を介
して電話交換機25の−48vに電流が流れ、これによ
りフォトカプラ43のフォトトランジスタ43tから検
出信号S2が出力され、着信が電話交換機25からある
ことがわかるようになっている。
【0010】また、センタ装置から端末装置を呼び出す
方式としては、ノーリンギング着信による方式が使用さ
れ、このノーリンギング着信方式用にはノーリンギング
着信用網制御装置がある。このノーリンギング着信用網
制御装置におけるノーリンギング着信信号の検出回路は
、例えば特願平第2−121889号に記載されたもの
がある。この特許のノーリンギング着信用網制御装置の
特徴は、電話回線の極性に関係なく、ノーリンギング着
信信号を検出できることである。
【0011】従って、この特許のノーリンギング着信用
網制御装置に上述した図8の回路を付加すれば、ノーリ
ンギング着信信号の検出機能および端末発呼機能の両機
能を有した網制御装置を構成することが可能である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、前記
ノーリンギング着信用網制御装置に図8の回路を付加し
て、端末発呼機能を実現する方法は、複数のフォトカプ
ラ、スイッチ素子等の高価な部品を必要とし、非経済的
であるという問題がある。
【0013】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、端末発呼機能を比較的簡単な
構成に達成することができる網制御装置を提供すること
にある。
【0014】[発明の構成]
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の網制御装置は、電話回線と端末装置との間に
接続され、端末装置からの発呼要求により電話回線に発
呼する端末発呼機能を有する網制御装置であって、電話
回線の電圧極性を一定方向に揃えるように電話回線間に
接続されたダイオードブリッジと、該ダイオードブリッ
ジの出力に接続され、回線チェック用制御信号を供給さ
れた場合、導通状態となって前記ダイオードブリッジの
出力電圧を通過させるスイッチ手段と、該スイッチ手段
を通ったダイオードブリッジの出力電圧で作動し、該出
力電圧が所定電圧以上の場合に電圧検出信号を発生する
電圧検出手段と、前記スイッチ手段に前記回線チェック
用制御信号を供給し、該回線チェック用制御信号の供給
時における前記電圧検出手段からの電圧検出信号に基づ
いて電話回線が使用中であるか否かを判定する制御手段
と、前記スイッチ手段の出力側に接続され、前記制御手
段からのオフフック制御信号によって作動して電話回線
を閉結する回線閉結手段と、前記制御手段からのオン/
オフ制御信号に従って前記スイッチ手段を導通状態およ
び非導通状態に制御するオン/オフ制御手段とを有する
ことを要旨とする。
【0016】
【作用】本発明の網制御装置では、制御手段から回線チ
ェック用制御信号をスイッチ手段に供給して、スイッチ
手段を導通せしめ、これによりダイオードブリッジの出
力電圧をスイッチ手段を介して電圧検出手段に供給し、
該電圧検出手段の電圧検出信号に基づいて電話回線が使
用中であるか否かを判定するとともに、制御手段からの
オフフック制御信号で回線閉結手段を作動して電話回線
を閉結し、更に制御手段からのオン/オフ制御信号によ
ってオン/オフ制御信号を介してスイッチ手段を導通お
よび非導通状態に制御している。
【0017】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0018】図1は本発明の一実施例に係わる網制御装
置の構成を示すブロック図である。同図に示す網制御装
置は、電話回線に接続される電話回線接続端子1a,1
bを有し、該電話回線接続端子1a,1bはダイオード
ブリッジ2の入力に接続されている。このダイオードブ
リッジ2は電話回線接続端子1a,1bから供給される
電話回線からの直流電圧の極性を一定方向に変換するも
のであり、該ダイオードブリッジ2で極性を一定方向に
されたダイオードブリッジ2からの出力電圧、すなわち
電話回線からの直流電圧は高耐圧スイッチ回路3に供給
される。この高耐圧スイッチ回路3は、ダイオードブリ
ッジ2からの直流出力電圧が第2の所定電圧以上に上昇
すると、導通状態となり、以降は直流出力電圧が第2の
所定電圧よりも低い電圧になっても導通状態を保持し続
けるようになっている。
【0019】また、高耐圧スイッチ回路3は、導通状態
にある時、ダイオードブリッジ2からの直流出力電圧が
前記第2の所定電圧よりも大きな第1の所定電圧以上に
なると、遮断状態となり、以降は直流出力電圧が第1の
所定電圧よりも低い電圧になっても遮断状態を保持し続
けるようになっている。更に、高耐圧スイッチ回路3は
、導通状態にある時、外部から遮断信号9または12が
入力されると、遮断状態となり、以降は遮断信号9が解
除された後も遮断状態を保持し続けるようになっている
【0020】高耐圧スイッチ回路3が導通状態になると
、ダイオードブリッジ2からの直流出力電圧は該高耐圧
スイッチ回路3を介して後段の電圧検出回路4に供給さ
れる。電圧検出回路4は、この直流電圧から供給される
電力によって動作を開始し、該直流電圧が前記第2の所
定電圧よりも小さな第3の所定電圧以上になると、検出
信号8を出力する。従って、高耐圧スイッチ回路3が遮
断状態から導通状態になると、電圧検出回路4も必ず検
出信号8を発生する。この検出信号8は、タイマ回路5
およびノーリンギング信号検出回路6に供給され、これ
ら回路を起動する。
【0021】タイマ回路5は、電圧検出回路4からの検
出信号8で起動されると、一定時間後に遮断信号9を出
力し、該遮断信号9を高耐圧スイッチ回路3に供給し、
これにより高耐圧スイッチ回路3を遮断状態にする。ま
た、タイマ回路5は、遮断信号9を出力する前に、制御
回路7から解除信号16を供給されると、タイマ動作を
停止して、遮断信号9を出力しないようになっている。
【0022】ノーリンギング信号検出回路6は、高耐圧
スイッチ回路3の出力にコンデンサ15を介して交流的
に接続されており、電圧検出回路4からの検出信号8で
起動されると、高耐圧スイッチ回路3を介したダイオー
ドブリッジ2からの直流電圧に重畳されてくるノーリン
ギング着信信号(NRS信号)を検出し、この検出信号
を制御回路7に供給する。制御回路7は、ノーリンギン
グ信号検出回路6から検出信号を供給されると、自己が
呼び出されたものと判断し、タイマ回路5に解除信号1
6を供給し、これによりタイマ回路5の動作を停止し、
タイマ回路5が遮断信号9を発生しないようにしている
【0023】また、前記高耐圧スイッチ回路3の出力側
には、回線閉結回路17が接続され、該回線閉結回路1
7は制御回路7からのオフフック制御信号14によって
作動して高耐圧スイッチ回路3の出力側を短絡し、これ
により電話回線を閉結し、オフフック状態にする。
【0024】更に、前記高耐圧スイッチ回路3は、制御
回路7からの回線チェック用制御信号11によって導通
状態にされるとともに、また制御回路7からのオン/オ
フ制御信号であるDP制御信号13によって導通状態お
よび非導通状態にされるように構成されている。
【0025】前記電圧検出回路4は、前記高耐圧スイッ
チ回路3からの前記第2の所定電圧よりも大きな第1の
所定電圧以上の電圧を検出し、この電圧検出信号10を
制御回路7に供給するようになっている。
【0026】図2は図1の網制御装置の詳細な回路図で
ある。同図に詳細に示すように、高耐圧スイッチ回路3
は、ダイオードブリッジ2の出力に直列に接続されたス
イッチングトランジスタQ31を有し、該トランジスタ
Q31のエミッタに接続されているダイオードブリッジ
2の出力は、抵抗R34およびR35、前記第2の所定
電圧に相当するツェナー電圧を有するツェナーダイオー
ドZD31、トランジスタQ32を介してアースに接続
されている。また、ツェナーダイオードZD31の両端
にはトランジスタQ34が並列に接続されている。該ト
ランジスタQ34のベースはダイオードD33および抵
抗R36を介して前記トランジスタQ31のコレクタに
接続され、トランジスタQ34のベースとエミッタとの
間には抵抗R38が接続されている。
【0027】また、ダイオードブリッジ2の出力は、抵
抗R32およびトランジスタQ33を介してアースに接
続されるとともに、抵抗R31、ダイオードD31およ
びコンデンサC31を介してアースに接続され、トラン
ジスタQ33のコレクタは前記トランジスタQ32のベ
ースに接続されている。更に、抵抗R31とダイオード
D31との接続点はダイオードD32を介して前記トラ
ンジスタQ32のコレクタに接続されている。ダイオー
ドD31とコンデンサC31との接続点は、前記トラン
ジスタQ33のベースに接続されるとともに、抵抗R3
3を介してダイオードD36およびD37のカソードに
接続されている。該ダイオードD36のアノードは前記
タイマ回路5に接続され、該タイマ回路5から前記遮断
信号9が供給され、またダイオードD37のアノードは
制御回路7に接続され、制御回路7から前記遮断信号1
2が供給されるようになっている。
【0028】更に、トランジスタQ31のコレクタは、
抵抗R37、前記第1の所定電圧に相当するツェナー電
圧を有するツェナーダイオードZD32およびダイオー
ドD35を介して前記抵抗R33とダイオードD36と
の接続点に接続されている。また、前記電圧検出回路4
は、前記トランジスタQ31を介して供給されるダイオ
ードブリッジ2からの直流出力電圧、すなわち電話回線
からの直流電圧を供給されて動作する安定化電源41を
有し、該安定化電源41からの電圧で動作する電圧比較
回路43を有する。また、前記トランジスタQ31のコ
レクタ、すなわち前記安定化電源41の入力は抵抗R4
1およびR42を介してアースに接続され、これにより
トランジスタQ31を介して供給される直流電圧を分圧
し、この分圧した両抵抗R41,R42の接続点の電圧
を前記電圧比較回路43の一方の入力に供給し、該電圧
比較回路43の他方の入力に供給されている基準電圧源
V41の前記第3の所定電圧に等しい基準電圧と比較す
るようになっている。電圧比較回路43は、抵抗R41
,R42の分圧電圧を基準電圧源V41からの第3の所
定電圧と比較し、分圧電圧が第3の所定電圧よりも大き
い場合、前記検出信号8を出力する。
【0029】また、前記高耐圧スイッチ回路3のトラン
ジスタQ31のコレクタは、前記回線閉結回路17の抵
抗R171を介して回線閉結用のトランジスタQ171
のコレクタを介してアースに接続され、該トランジスタ
Q171は制御回路7からのオフフック制御信号14に
よって作動して高耐圧スイッチ回路3の出力側のトラン
ジスタQ31のコレクタをアースに接続し、これにより
電話回線を閉結し、オフフック状態にする。
【0030】更に、前記高耐圧スイッチ回路3は、制御
回路7からの回線チェック用制御信号11によって導通
状態にされるとともに、また制御回路7からのオン/オ
フ制御信号であるDP制御信号13を抵抗R138を介
してベースに供給されるトランジスタQ35を有する。 該トランジスタQ35のコレクタは直接前記トランジス
タQ31のベースに接続されるとともに、抵抗R34を
介して該トランジスタQ31のエミッタに接続され、ま
たトランジスタQ35のエミッタはアースに接続されて
いる。そして、該トランジスタQ35のベースに制御回
路7からDP制御信号13が供給されると、該DP制御
信号13のオン/オフに従ってトランジスタQ35がオ
ン/オフし、これにより高耐圧スイッチ回路3のトラン
ジスタQ31が導通状態および非導通状態になり、後述
するようにこれによりダイヤルパルスを発生することが
できるようになっている。
【0031】前記電圧検出回路4は、前記高耐圧スイッ
チ回路3の前記ツェナーダイオードZD32のアノード
とダイオードD35のアノードとの間に非反転入力が接
続された電圧比較回路42を有し、この電圧比較回路4
2の他方の入力である反転入力には基準電圧源V42の
前記第1の所定電圧に相当する基準電圧が供給され、こ
れにより電圧比較回路42は高耐圧スイッチ回路3のツ
ェナーダイオードZD32のアノードからの電圧を前記
基準電圧と比較し、該アノードからの電圧が基準電圧よ
りも大きい場合、電圧検出信号10を出力し、これによ
り前記第2の所定電圧よりも大きな第1の所定電圧以上
の電圧を検出し、この電圧検出信号10を制御回路7に
供給するようになっている。
【0032】次に、以上のように構成される網制御装置
の作用を説明する。
【0033】最初に、ノーリンギング着信時の作用につ
いて説明する。
【0034】まず、電話回線接続端子1a,1b間に供
給される電話回線からの電圧が低い電圧から前記ツェナ
ーダイオードZD31のツェナー電圧である第2の所定
電圧以上に極性に関係なく上昇すると、この電圧はダイ
オードブリッジ2で極性を一定方向に揃えられ、高耐圧
スイッチ回路3に正極性の電圧として供給される。そし
て、この電圧は、高耐圧スイッチ回路3の抵抗R31お
よびダイオードD31を介してトランジスタQ33のベ
ースに供給されるとともに、抵抗R32を介してトラン
ジスタQ32のベースに供給され、両トランジスタを付
勢しようとするが、トランジスタQ33のベースにはコ
ンデンサC31が接続されていて、トランジスタQ33
のベースに供給された電圧はコンデンサC31に充電さ
れるため、トランジスタQ33のベースの電圧は上昇せ
ず、従ってトランジスタQ33は導通しない。一方、ト
ランジスタQ32のベースにはトランジスタQ33のコ
レクタが接続されているが、該トランジスタQ33は導
通しないため、トランジスタQ32のベース電位は上昇
し、トランジスタQ32は導通する。この結果、ダイオ
ードD32を介して抵抗R31の電位が低下し、トラン
ジスタQ33のベース電位がVf電圧以下になるため、
トランジスタQ33は遮断状態に抑えられ、トランジス
タQ32のみが導通状態で安定する。
【0035】一方、ダイオードブリッジ2からの直流電
圧は、トランジスタQ31のエミッタに接続されている
抵抗R34およびR35、ツェナーダイオードZD31
、導通状態のトランジスタQ32の経路でツェナーダイ
オードZD31に供給されるが、この時の直流電圧がツ
ェナーダイオードZD31のツェナー電圧である第2の
所定電圧よりも大きいため、ツェナーダイオードZD3
1は導通状態となって電流が流れ、抵抗R34の両端に
電圧が発生し、この電圧がトランジスタQ31のVf電
圧となると、トランジスタQ31は導通する。トランジ
スタQ31が導通すると、該トランジスタQ31を介し
てコレクタ側に電圧が発生し、これにより抵抗R36お
よびダイオードD33を介して抵抗R38に電流が流れ
、この抵抗R38の両端の電圧によりトランジスタQ3
4も導通する。トランジスタQ34が導通すると、ツェ
ナーダイオードZD31をバイパスする電流ルートが形
成され、以降はダイオードブリッジ2およびトランジス
タQ31を介した電話回線からの直流電圧が低下しても
、トランジスタQ31は導通状態となり続ける。
【0036】トランジスタQ31が導通状態になると、
該トランジスタQ31を介して電圧検出回路4に直流電
圧が供給され、これにより安定化電源41が動作し、電
圧比較回路43および42に動作電圧を供給するととも
に、電圧比較回路43の一方の入力端子が抵抗R41,
R42の接続点からの分圧電圧が供給され、電圧比較回
路43において第3の所定電圧の基準電圧と比較される
。該第3の所定電圧は前記第2の所定電圧よりも低く設
定されているため、電圧比較回路43は前記検出信号8
を出力する。
【0037】電圧比較回路43からの検出信号8は、タ
イマ回路5、ノーリンギング信号検出回路6および制御
回路7に供給されて、これらの回路を起動する。ノーリ
ンギング信号検出回路6は、検出信号8で起動されると
、コンデンサ15、高耐圧スイッチ回路3、ダイオード
ブリッジ2を介して電話回線から直流電圧に重畳されて
供給されてくるノーリンギング着信信号を検出し、該検
出信号を端末装置7に供給する。
【0038】一方、タイマ回路5は、電圧比較回路43
からの検出信号8で起動されると、計時動作を開始し、
一定時間後に遮断信号9を発生する。この遮断信号9は
、ダイオードD36および抵抗R33を介してC31を
充電し、これによりトランジスタQ33のベース電位が
Vf電圧になると、トランジスタQ33は導通する。 トランジスタQ33が導通すると、トランジスタQ32
のベース電位が低下し、トランジスタQ32は遮断状態
になる。トランジスタQ32が遮断状態になると、トラ
ンジスタQ31のベース電流が流れなくなるため、トラ
ンジスタQ31は遮断状態になる。また、トランジスタ
Q32が遮断状態になると、ダイオードD32の電位が
上がるため、ダイオードD32に電流が流れなくなり、
これにより遮断信号9が停止した後も、トランジスタQ
33は導通状態を維持し、トランジスタQ32は遮断状
態で安定する。
【0039】なお、タイマ回路5は、上述した計時動作
の間に、制御回路7から解除信号16が供給されると、
計時動作を停止し、遮断信号9も出力しなくなる。制御
回路7からの解除信号16は、制御回路7にノーリンギ
ング信号検出回路6から検出信号が供給され、これによ
り制御回路7が呼び出されたと判断した時、制御回路7
から出力される。従って、上述したように、タイマ回路
5が遮断信号9を出力する前に、ノーリンギング信号検
出回路6から制御回路7に検出信号が供給されると、こ
れにより制御回路7から解除信号16がタイマ回路5に
供給され、タイマ回路5は計時動作を停止し、遮断信号
9を出力しないので、トランジスタQ32が導通し、か
つトランジスタQ31が導通している状態は継続する。
【0040】また、電話回線の直流電圧がツェナーダイ
オードZD32のツェナー電圧である第1の所定電圧以
上に上昇すると、ツェナーダイオードZD32に電流が
流れ、この電流はR37、ツェナーダイオードZD32
、ダイオードD35、抵抗R33を介してコンデンサC
31を充電し、前述した遮断信号9が供給された時と同
様に動作するとともに、この第1の所定電圧以上の電圧
はツェナーダイオードZD32のアノードから電圧比較
回路42に供給され、基準電圧V42と比較され、電圧
検出信号10が制御回路7に供給される。
【0041】上述した網制御装置においては、電話回線
の電圧の極性反転と端末装置選択信号によるノーリンギ
ング着信により呼び出しとがあった場合には、ダイオー
ドブリッジ2の出力の電圧が変化し、低い電圧から第2
の所定電圧以上に回線電圧が上昇するため、高耐圧スイ
ッチ回路3が導通状態となり、電圧検出回路4が起動し
、検出信号8を出力する。そして、この検出信号8によ
りタイマ回路5およびノーリンギング信号検出回路6が
起動され、ノーリンギング信号検出回路6は正規のノー
リンギング着信信号を検出し、制御回路7に検出信号を
供給する。制御回路7は正規の呼び出しであると判断す
ると、タイマ回路5に解除信号を供給して、タイマ回路
5からの遮断信号9の発生を停止する。このため、高耐
圧スイッチ回路3は遮断状態にならない。
【0042】次に、図3に示すタイミングチャートを参
照して、端末発呼動作を行う場合の回線使用中チェック
処理について説明する。なお、図3は電話回線が空き状
態、すなわち未使用状態の場合の処理を示している。
【0043】電話回線が未使用状態では、電話回線接続
端子1a,1b間の電圧は−48Vであるので、ダイオ
ードブリッジ2から出力される図2に示す接続点3a−
3b間の電圧は図3の(イ)に示すように48Vであり
、ツェナーダイオードZD31の第2の所定電圧よりも
高くなっている。
【0044】制御回路7は、まず解除信号16をタイマ
回路5に供給し、タイマ回路5の動作を停止する。これ
は高耐圧スイッチ回路3を導通状態とした時にタイマ回
路5が動作し、電圧検出動作が中断するのを防止するた
めである。
【0045】また、制御回路7は、図3の(ロ)に示す
ように回線チェック用制御信号11を高耐圧スイッチ回
路3に供給し、これによりトランジスタQ32を導通さ
せる。トランジスタQ32が導通すると、電話回線接続
端子1a,1b間の電圧に等しい接続点3a−3b間の
電圧によってトランジスタQ31、抵抗R35、ツェナ
ーダイオードZD31、導通状態のトランジスタQ32
に電流が流れ、これによりトランジスタQ31が導通し
、すなわち高耐圧スイッチ回路3が導通し、ダイオード
ブリッジ2からの直流電圧が電圧検出回路4に供給され
る。なお、この状態で、回線チェック用制御信号11が
なくなっても、ダイオードブリッジ2の出力から抵抗R
32を介してトランジスタQ32のベースに電流が流れ
続け、トランジスタQ32が継続して導通し、これによ
りトランジスタQ31の導通状態を保持し続ける。
【0046】導通した高耐圧スイッチ回路3を介してダ
イオードブリッジ2からの直流電圧が電圧検出回路4に
供給されると、ノーリンギング着信時と同様に電圧比較
回路43から電圧検出信号8が図3の(ハ)に示すよう
に制御回路7に供給されるが、他方の電圧比較回路42
は、ツェナーダイオードZD32のアノードから入力電
圧を取っているとともに回線電圧が第1の所定電圧以上
になっていないので、図3の(ニ)に示すように電圧検
出信号10を出力しない。
【0047】制御回路7は、図3の(ハ)および(ニ)
に示すように、電圧検出回路4から電圧検出信号8を供
給され、電圧検出信号10が供給されないという状態が
連続して2秒以上存在することを識別し、これにより電
話回線が未使用中であると判断する。なお、2秒以上連
続して存在することを識別するのは、交換機から電話機
に供給される75V,16Hzの呼び出し信号が1秒送
出2秒休止の繰り返しで送出されるからである。
【0048】次に、図4に示すタイミングチャートを参
照して、並列接続の電話機によって電話回線が使用中で
あるときに端末発呼動作を行うための回線使用中チェッ
ク処理について説明する。
【0049】並列接続電話機が使用中の状態では、電話
回線接続端子1a,1b間の電圧は6V以下であるので
、ダイオードブリッジ2から出力される図2に示す接続
点3a−3b間の電圧は図4の(イ)に示すように6V
であり、ツェナーダイオードZD31の第2の所定電圧
よりも低くなっている。
【0050】制御回路7は、まず上述した場合と同様に
解除信号16をタイマ回路5に供給し、タイマ回路5の
動作を停止する。それから、制御回路7は、図4の(ロ
)に示すように回線チェック用制御信号11を高耐圧ス
イッチ回路3に供給し、これによりトランジスタQ32
を導通させる。トランジスタQ32が導通しても、ダイ
オードブリッジ2の出力電圧はツェナーダイオードZD
31の電圧よりも低いので、トランジスタQ31、抵抗
R35、ツェナーダイオードZD31、導通状態のトラ
ンジスタQ32の経路には電流が流れない。この結果、
高耐圧スイッチ回路3は導通しないので、電圧比較回路
43から電圧検出信号8は出力されない。従って、制御
回路7は電話回線が電話機によって使用中であることを
識別することができる。
【0051】次に、図5に示すタイミングチャートを参
照して、電話機呼び出し信号(75V,16Hz)が着
信中であるときに端末発呼動作を行うための回線使用中
チェック処理について説明する。
【0052】呼び出し信号が着信中の状態では、電話回
線接続端子1a,1b間の電圧に等しいダイオードブリ
ッジ2から出力される図2に示す接続点3a−3b間の
電圧は図5の(イ)に示すように呼び出し信号の2秒休
止1秒送出に同期して48Vおよびこの48Vに75V
,16Hzが重畳された電圧の繰り返しとなっていて、
同図に(イ)に示すように75V,16Hzの呼び出し
信号の負周期部分において前記ツェナーダイオードZD
31の第2の所定電圧よりも低くなっている。
【0053】制御回路7は、まず上述した場合と同様に
解除信号16をタイマ回路5に供給し、タイマ回路5の
動作を停止する。それから、制御回路7は、図5の(ロ
)に示すように回線チェック用制御信号11を高耐圧ス
イッチ回路3に供給し、これによりトランジスタQ32
を導通させる。
【0054】トランジスタQ32が導通すると、図5の
(イ)に示すダイオードブリッジ2の出力電圧がトラン
ジスタQ31、抵抗R35、ツェナーダイオードZD3
1、導通状態のトランジスタQ32の経路に供給され、
この結果高耐圧スイッチ回路3のトランジスタQ31は
ダイオードブリッジ2の出力電圧が48Vのところでは
導通し、これによりダイオードブリッジ2の出力電圧は
高耐圧スイッチ回路3を介して電圧検出回路4に供給さ
れ、電圧検出回路4の電圧比較回路43は図5の(ハ)
に示すように電圧検出信号8を制御回路7に出力する。 しかしながら、この状態では、電圧検出回路4の電圧比
較回路42は図5の(ニ)に示すように電圧検出信号1
0を出力しない。
【0055】呼び出し信号が48Vから75V,16H
zに変化し、ツェナーダイオードZD32のツェナー電
圧、すなわち第1の所定電圧以上になると、電圧検出回
路4の電圧比較回路42から電圧検出信号が図5の(ニ
)に示すように制御回路7に出力されるとともに、ツェ
ナーダイオードZD32を通った電流が抵抗R33を介
してコンデンサC31を充電するので、この充電電圧が
トランジスタQ33のVBE電圧以上になると、トラン
ジスタQ33が導通し、これによりトランジスタQ32
が非導通状態となり、またトランジスタQ31、すなわ
ち高耐圧スイッチ回路3が非導通状態になる。
【0056】なお、トランジスタQ33が一旦導通する
と、直流48Vに重畳された75V,16Hzによる回
線電圧が変動しても、トランジスタQ33のベースに接
続されたコンデンサC31によってトランジスタQ33
は導通状態を保持され、高耐圧スイッチ回路3が導通す
ることはない。
【0057】従って、呼び出し信号の着信中においては
、2秒を超えると、電圧検出信号10が出力されるとと
もに、電圧検出信号8は出力なくなるので、これらの信
号を識別することにより電話回線の使用中を識別するこ
とができる。
【0058】次に、図6に示すタイミングチャートを参
照して、上述した回線使用中チェックによって回線が使
用中でないことが識別された後において端末発呼を行う
時の回線閉結動作およびダイヤルパルスの発生動作につ
いて説明する。
【0059】図3に示したように、回線が未使用中であ
ることを識別し、端末発呼が可能であることを確認する
と、制御回路7は、まず図6の(ロ)に示すようにオフ
フック制御信号14を回線閉結回路17に供給し、これ
により回線閉結回路17のトランジスタQ171をオン
し、これにより抵抗R171の例えば50Ω〜300Ω
の低い抵抗を介して高耐圧スイッチ回路3の出力を短絡
し、回線を閉結する。また同時に、制御回路7は、図6
の(ハ)に示すように、高耐圧スイッチ回路3にDP制
御信号13を供給し、これにより高耐圧スイッチ回路3
のトランジスタQ35をオンし、これによりトランジス
タQ31のベース電流を確保し、トランジスタQ31を
導通させる。
【0060】それから、制御回路7がDP制御信号13
を図6の(ハ)に示すようにダイヤルパルスに合わせて
オン−オフすると、これによりトランジスタQ35もオ
ン−オフし、これにより高耐圧スイッチ回路3のトラン
ジスタQ31もオン−オフし、これによりダイヤルパル
スを発生することができる。
【0061】この場合に、制御回路7は、図6の(ニ)
に示すように、遮断信号12を高耐圧スイッチ回路3に
供給し、これによりトランジスタQ33を前述したよう
に導通させる。これは、ダイヤルパルスの発生時に、電
話回線の電圧が図6の(イ)に示すように6Vから48
Vに上昇した場合に、トランジスタQ31、抵抗R35
、ツェナーダイオードZD31、トランジスタQ32の
経路で電流が流れ、これにより高耐圧スイッチ回路3の
トランジスタQ32が導通するのを防止するためである
【0062】なお、上記実施例において、電圧検出回路
4の電圧検出回路42を設け、これにより高電圧検出を
行い、制御回路7は、図5で説明したように、この電圧
比較回路42からの電圧検出信号10および他方の電圧
比較回路43からの電圧検出信号8に基づいて呼び出し
信号の着信の有無をチェックしているが、この呼び出し
信号の着信時には、上述したように、コンデンサC31
と抵抗R33の時定数による時間遅れの後にトランジス
タQ33が導通し、これにより高耐圧スイッチ回路3は
非導通状態となり、結果として電圧比較回路43からの
電圧検出信号8は出力されなくなるので、この電圧検出
信号8のみをチェックするだけで、回線の使用状態をチ
ェックすることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御手段から回線チェック用制御信号をスイッチ手段に
供給して、スイッチ手段を導通せしめ、これによりダイ
オードブリッジの出力電圧をスイッチ手段を介して電圧
検出手段に供給し、該電圧検出手段の電圧検出信号に基
づいて電話回線が使用中であるか否かを判定するととも
に、制御手段からのオフフック制御信号で回線閉結手段
を作動して電話回線を閉結し、更に制御手段からのオン
/オフ制御信号によってオン/オフ制御手段を介してス
イッチ手段を導通および非導通状態に制御しているので
、端末発呼に必要な回線使用状態のチェック、交換機か
らの着信の検出、回線の閉結状態の生成、ダイヤルパル
スの発生を比較的簡単な回路構成で経済的に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる網制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の網制御装置の詳細な回路図である。
【図3】図1,2の作用を示すタイミングチャートであ
る。
【図4】図1,2の作用を示すタイミングチャートであ
る。
【図5】図1,2の作用を示すタイミングチャートであ
る。
【図6】図1,2の作用を示すタイミングチャートであ
る。
【図7】端末発呼方式のデータ収集システムの構成図で
ある。
【図8】回線使用状態をチェックするための従来の回路
図である。
【符号の説明】
1a,1b  電話回線接続端子 2  ダイオードブリッジ 3  高耐圧スイッチ回路 4  電圧検出回路 5  タイマ回路 6  ノーリンギング信号検出回路 7  制御回路 17  回線閉結回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電話回線と端末装置との間に接続され
    、端末装置からの発呼要求により電話回線に発呼する端
    末発呼機能を有する網制御装置であって、電話回線の電
    圧極性を一定方向に揃えるように電話回線間に接続され
    たダイオードブリッジと、該ダイオードブリッジの出力
    に接続され、回線チェック用制御信号を供給された場合
    、導通状態となって前記ダイオードブリッジの出力電圧
    を通過させるスイッチ手段と、該スイッチ手段を通った
    ダイオードブリッジの出力電圧で作動し、該出力電圧が
    所定電圧以上の場合に電圧検出信号を発生する電圧検出
    手段と、前記スイッチ手段に前記回線チェック用制御信
    号を供給し、該回線チェック用制御信号の供給時におけ
    る前記電圧検出手段からの電圧検出信号に基づいて電話
    回線が使用中であるか否かを判定する制御手段と、前記
    スイッチ手段の出力側に接続され、前記制御手段からの
    オフフック制御信号によって作動して電話回線を閉結す
    る回線閉結手段と、前記制御手段からのオン/オフ制御
    信号に従って前記スイッチ手段を導通状態および非導通
    状態に制御するオン/オフ制御手段とを有することを特
    徴とする網制御装置。
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