JPH0425905B2 - - Google Patents

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JPH0425905B2
JPH0425905B2 JP60152125A JP15212585A JPH0425905B2 JP H0425905 B2 JPH0425905 B2 JP H0425905B2 JP 60152125 A JP60152125 A JP 60152125A JP 15212585 A JP15212585 A JP 15212585A JP H0425905 B2 JPH0425905 B2 JP H0425905B2
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JP
Japan
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concentric
structural
cylinder
gas
chamber
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JP60152125A
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JPS61108034A (ja
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Boriio Kurisutofuaa
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ATK Launch Systems LLC
Original Assignee
Morton Thiokol Inc
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Publication date
Application filed by Morton Thiokol Inc filed Critical Morton Thiokol Inc
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Publication of JPH0425905B2 publication Critical patent/JPH0425905B2/ja
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/12—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads which protect the occupants against personal attack from the inside or the outside of the vehicle
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/264—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
    • B60R21/2644—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic using only solid reacting substances, e.g. pellets, powder
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J7/00—Apparatus for generating gases
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42—AMMUNITION; BLASTING
    • F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B3/00—Blasting cartridges, i.e. case and explosive
    • F42B3/04—Blasting cartridges, i.e. case and explosive for producing gas under pressure

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、固体燃料ガス発生組成物の燃焼を利
用して車両用受動型拘束膨張可能衝突保護バツグ
を高速膨張させるためのガスを発生させるガス発
生器すなわち膨張器に関し、更に詳細にはかかる
ガス発生器用の改善されたハウジング構造体に関
する。
従来技術では、燃焼性固体燃料ガス発生組成物
を利用して膨張可能な衝突保護すなわちエアーバ
ツグ式拘束システムを膨張させるための多数の型
式のガス発生器すなわち膨張器が知られている。
このようなガス発生器の一例として、本願出願人
に譲渡された米国特許第4296084号に開示されて
いるように外側ケーシングすなわちハウジング構
造体に、境界が定められた同心配列の環状燃焼チ
ヤンバを主要部品として含むガス発生器がある。
燃焼チヤンバは、破裂可能な容器又はカートリツ
ジを収容し、このカートリツジは密閉され、内部
に環状フイルタで囲まれたペレツト状の固体ガス
発生剤を含む。このガス発生器は更に中心点火す
なわち起爆管および環状すなわちドーナツツ状フ
イルタチヤンバを含み、フイルタチヤンバは破裂
可能な容器に対して密に囲みかつ支持する状態の
内側ケーシング又はハウジング構造体により燃焼
チヤンバに隣接しこれを囲み、内側ケーシングは
一端に近い均一に離間した周辺ポート又はオリフ
イスを有するシリンダにより形成されている。こ
れらオリフイスは燃焼チヤンバからの膨張ガス硫
に対する出口孔となつている。
ガス発生器はガス発生中の短期間の間種々の熱
的および機械的応力に耐えなければならず、従つ
て、現在自動車又は他の車両衝突バツグに使用さ
れているガス発生器はケーシングおよび他のハウ
ジング構造部品が肉厚鋼鉄から製造され、これら
構造部品はねじ、ロールクリンプ又は溶接により
接合されていることから極めて重いものであつ
た。
しかしながら最近は、自動車の軽量化が強調さ
れるのに伴ない軽量衝突バツグ用ガス発生器に対
する要求が生じてきた。このことは重さが評価要
素となるハンドルにガス発生器が取付けられ、軽
量ガス発生器が利用できればハンドルおよびガス
発生器が取付けられるステアリングカラムの重量
低減が可能となるドライバ衝突保護用システムで
特に重要である。
米国特許第4296084号に開示されているタイプ
のガス発生器の改良型は、本願出願人に譲渡され
た米国特許出願第595774号（1984年４月２日出
願）に開示されている。米国特許出願第595774号
には、従来技術の鋼鉄製構造部品をアルミに置換
し、従つてガス発生器を大幅に軽量化できるよう
にする改良がなされている。これをより詳細に述
べれば、２つのサブアセンブリ、すなわち第１お
よび第２アルミ製構造部品から成り、第１部品は
拡散シエルで第２部品はベースシエルであるハウ
ジング構造体が得られる。第１構造部品すなわち
拡散シエルは３つの一体形成された同心状シリン
ダを有し、これらシリンダは発生器の構造壁を形
成すると共に内部に固体燃料すなわちガス発生
剤、点火剤およびフイルタを含むチヤンバを画定
し、チヤンバからチヤンバへ、次に保護エアーバ
ツグに膨張ガスを通過させるための出口開口すな
わちポート孔を設ける。第２構造部品すなわちベ
ースシエルは電気起爆器およびガス発生器取付フ
ランジを含み、拡散シエルに対する３つの同心状
嵌合面を設ける。拡散シエルのこれら３つの同心
状シエルは一回の慣性溶接操作により同時にベー
スシールドの同心状嵌合面に接合されるので、大
規模かつ安価なガス発生器の製造が容易となる。
しかしながら従来技術のガス発生器は、点火
剤、固体燃料、フイルタ手段および冷却手段を同
心状に順次配置したことを特徴とする。このよう
な構造は、かさばり、好ましい構造より重くなる
傾向があり、３つの同心状嵌合面をシール状態で
接合しなければならないという点で欠点を有して
いる。この従来技術の構造は、固定燃料、フイル
タ手段および冷却手段を上記のように順次配列し
た場合ガス発生器の外側ハウジングの所定高さお
よび径に対しては固体燃料の最大容積が得られな
いためかさばりかつ好ましい構造よりも重くなる
という傾向がある。従つて所定充填量の固体燃料
に対しては最大容積の固体燃料が得られるような
構造配例の場合よりもガス発生器の外側ハウジン
グの高さをより高くしなければならない。
本発明の目的は、従来技術のガス発生器の上記
欠点を克服するためガス発生器のハウジング構造
を改良することにある。
本発明のより詳細な目的は、所定のガス発生器
の高さおよび外側ハウジングの径に対して充填固
体燃料の容積を最大にし、これによりハウジング
構造体を構成する所定材料に対し、ガス発生器の
大きさおよび重量を低減できるガス発生器用の改
良されたハウジング構造体を提供することにあ
る。
本発明の別の詳細な目的は、２の同時慣性溶接
部により接合できる２のサブアセンブリを含む、
ガス発生器用の改良されたハウジング構造体を提
供することにある。
本発明の別の詳細な目的は従来技術で使用され
ている鋼鉄製構造部品をアルミ部品に置換するこ
とを容易にし、製造すべきガス発生器の重量を低
減できるガス発生器用の改良されたハウジング構
造体を提供するにある。
本発明の更に別の目的は、車両用受動型拘束膨
張可能衝突保護システム用の高信頼性の規格に合
致し、同時に低コストで高生産速度で製造できる
改良されたガス発生器用ハウジング構造体を提供
することにある。
本発明の上記およびそれ以外の目的を達成する
ため、ガス発生器には第１および第２構造部品す
なわちシエル、詳細には第１すなわち拡散シエル
および第２すなわちベースシエルから成るハウジ
ング構造体が提供される。いずれのシエルも鍛造
でき、熱処理し、次に最終機械加工できる。第１
シエルすなわち第１構造部品は、第１アセンブリ
を形成し、２つの同心状シリンダを含み、これら
シリンダは第１共通壁手段から延長してガス発生
器の構造壁を形成すると共に膨張させるべきエア
バツグ構造体に膨張ガスを通すための出口開口又
はポート孔を設ける。第２シエルすなわち第２構
造部品は、第２アセンブリを形成し、２つの同心
状シリンダを含み、これらシリンダは第２共通壁
手段から延長して膨張器の構造壁を形成すると共
に第１構造部品の同心状シリンダに対し嵌合面を
設け、シリンダの間に内蔵および外側同心チヤン
バを形成し、内側チヤンバは起爆手段および点火
剤を含む。
更に本発明の改良されたハウジング構造体では
いずれも環状で形状が実質的に平面状である第３
および第４構造部品すなわちバリアが設けられ
る。第４構造部品は、第２構造部品内のハウジン
グ構造体の外側チヤンバ内に位置し、第２共通壁
手段と協働して固定体充填燃料を含む第１環状チ
ヤンバを形成する。第１構造部品は、第１構成部
品内のハウジング構造体の外側チヤンバ内に位置
し、第１共通壁手段と協働してフイルタ手段を含
む第３環状チヤンバを形成する。第３構造部品す
なわちバリアと第４構造部品すなわちバリアとの
間に第１および第３環状チヤンバと同心状の第２
環状チヤンバが形成され、第３および第４構造部
品の各々には同心状環状チヤンバの間で膨張ガス
を通過するための均一に離間したポート孔が設け
られる。
上記本発明によれば、従来技術のガス発生器の
欠点が克服される。すなわち、所定の高さ及び所
定の直径のガス発生器に最大限のガス発生組成物
を備えることができ、従つて所定量のガス発生組
成物についてガス発生器の容積及び重さを最小に
することができる。
本発明によれば、２つの同時慣性溶接部により
２つのサブアセンブリを互いに接合できる。
以上で本発明を要約したので添附図面を参照し
て本発明をより詳細に説明する。
本発明に係るガス発生器アセンブリ１０は、第
１図および第２図に示すように一般に円筒状の外
形を有し、２つのサブアセンブリ１４および１６
から成るハウジング構造体１２を含む。第２図に
示すようなサブアセンブリは１４ａで表示される
第１構造金属部品すなわち上方シエルと１６ａで
表示される第２構造金属部品すなわち下方シエル
から成り、これらシエルは２つの同心状慣性溶接
部１８，２０により互いに接合されて発生器アセ
ンブリ１０のハウジング構造体１２を組立てる。
慣性溶接部１８および２０は１回の慣性溶接操作
により同時に形成される。
上方シエル１４ａは、第２図に示すように共通
の平らな第１上方壁２６から下方に延長する第１
および第２同心状シリンダ２２および２４を共に
鍛造することにより形成でき、下方シエル１６ａ
も同様に第３および第４同心状シエル２８および
３０と共に鍛造により形成でき。シリンダ２８お
よび３０の各々は共通の平らな第２壁３２から上
方に延長し、下方に延長するシリンダ２２および
２４のそれぞれ関連する端と別々の溶接境界部を
形成する。壁２６および３２と協働する内側シリ
ンダ２４および３０はガス発生器１０用の内側円
筒状点火チヤンバ３４を形成し、壁２６および３
２と協働する外側シリンダ２２および２８および
内側シリンダ２４および３０は、環状すなわちド
ーナツツ形状を有する外側チヤンバ３６を形成す
る。下方シエル１６ａは、境界部取付フランジ１
９を含むが、このフランジは、搭乗者を保護すべ
き車両にこのガス発生器アセンブリ１０を取付け
るのに使用される。
この点火チヤンバ３４内には、点火剤４２を含
む破裂自在な密閉アルミ容器４０から成る点火剤
充填アセンブリ３８が設けられている。容器４０
は、湿気の影響を受けないよう密閉され、その底
部４６に溝すなわちキヤビテイ４４が形成され、
係止リング４８によりチヤンバ３４内に係止され
ている。係止リング４８は、容器４０の底部４６
の形状に対応した形状を有し、下方シエル１６ａ
の内側シリンダ３０内に圧ばめ状態にて挿入され
ている。容器４０は、適当な方法、例えば適当な
接着剤５０により係止リング４８に取付けでき
る。容器４０の上端と壁３６の内面５４との間に
は空気スペース５２が設けられており、サブアセ
ンブリ１４と１６を共に慣性溶接する際、間隙が
得られるようになつている。
点火剤４２には各種の花火材料が使用できる
が、25重量％のホウ素と75重量％の窒化りんの粒
状混合物が好ましい。この混合物は、以下述べる
ようにガス発生器１０で使用される固体燃料ガス
発生材料を点火するのに適した極めて高温の火炎
により燃焼することが判つている。
容器４０の溝４４内には起爆器５６が延長し、
この起爆器５６は、図示するように円錐形状の下
方部分を有し、さらに嵌合用円錐形状の上方部分
を有する孔５８に取付けられている。この孔５８
は壁３２の中央部に設けられている。この起爆器
５６はクリンプ６０により孔５８内に係止されて
いる。クリンプ６０は孔５８の上端にてシリンダ
３０の内面に形成され、起爆器５６の円錐状上方
部分に重なりこれと係合する。起爆器５６は、一
対の附勢用電気ターミナル（６２で表示されるよ
うに一つしか示してない）を有する従来の電気式
導火爆管でよく、ターミナルは外部の衝突センサ
手段（図示せず）にプラグイン接続される。
環状すなわちドーナツツ状のチヤンバ３６の内
部には第３および第４の構造状部品すなわちバリ
ア６４および６６が配置されている。バリア６４
および６６の各々は、環状の金属部材から成り、
この部材はアルミから構成でき、実質的に平面状
になつているがバリア６４は中央部に短に円筒部
６８を含む。バリア６４は、図示するように第１
構造部品すなわち上方シエル１４の内に圧ばめ状
態で配置され、円筒状部分６８の端部は壁２４の
外面７０に係合している。バリア６６は、バリア
６４と離間した状態にて第２構造部品すなわち下
方シエル１６ａ内に圧力ばめされる。このような
配列により、外方チヤンバ３６は３つの別々のタ
ンデム状に配例された同心環状すなわちドーナツ
ツ状チヤンバに分割される。これらチヤンバは図
解のためそれぞれ番号７２，７４および７６が付
けてある。特にチヤンバ７２の容積はシリンダ２
８の全内部径まで延長しているので、チヤンバ７
２の容積は所定高さに対して最大になつているこ
とが判る。
下方シエル１６ａの内側シリンダ、構造部品６
４および６６および上方シエル１４ａの外側シリ
ンダ２２の各々には複数の均一に離間された出口
開口すなわちポートが設けられ、発生したガスは
ガス発生器のチヤンバからこれらポートを通つ
て、膨張すべき保護用エアーバツグ（図示せず）
に流れ込む。特にシリンダ３０には複数のポート
７８が設けられており、これらポートはシリンダ
の周辺のまわりに均一に離間し、点火チヤンバ３
４の点火ガス流を環状チヤンバ７２へ流す連通用
通路となつている。チヤンバ７２，７４および７
６の間で発生ガスを流すためバリア６４および６
６に複数の均一に離間したポート８２および８０
がそれぞれ設けられている。
ポート８０および８２は中心に点火チヤンバ３
４の長手方向軸を有する円上に配置され、ポート
８０が配置された円は、ポート８２が配置された
円よりも実質的に大きな径となつている。従つて
ポート８０は図示するようにシリンダ３０よりも
シリンダ２８の近くに設けられ、ポート８２はシ
リンダ２２よりもシリンダ２４の近くに設けられ
ている。第１共通平坦壁２６に隣接する外側シリ
ンダ２２の上端の外周には複数のポート８４が均
一に離間されている。
環状チヤンバ７２内には、均一に分散されたガ
ス発生組成物のペレツト８６が収容され、この組
成物は、燃焼速度、無毒性および火炎温度の条件
を満す多数の組成物のうちの一つでよい。米国特
許第4203787号には、利用できる一つの組成物が
開示されており、米国特許第4369079号には好ま
しく利用できる別の組成物が開示されている。上
記米国特許第4203787号および第4369079号のいず
れも本発明の出願人に譲渡されたものである。チ
ヤンバ７２は所定のチヤンバ径および高さに対し
て容積を最大とするので、当業者であれば、チヤ
ンバ７２で所定のチヤンバ高さ、従つてガス発生
アセンブリ１０の容積に対してペレツト８６の最
大ガス発生充填量がられることが明らかとなろ
う。図示してないが、所望すればペレツト８６を
湿気の影響から保護するようにチヤンバ７２の形
状に順応したーナツツ形状の破裂自在な密閉され
たアルミカートリツジ内にガス発生用ペレツト８
６を入れてもよいと解されよう。
環状チヤンバ７４および７６内には冷却および
ろ過用装置８８および９０が設けられている。こ
れら装置８８および９０の各々は、適当な方法で
形成できるワイヤスクリーンの環状層から構成で
きる。例えば、これら装置は圧延スクリーン、ド
ーナツツ状スクリーンの積層体又は金属発泡体の
プリフオームのいずれかでよい。サブアセンブリ
１４および１６の慣性溶接の間の間隙のため装置
８８とバリア６４の下方面との間に空気スペース
が設けられる。
慣性溶接部１８および２０の形成の際、嵌合外
側同心状シリンダ２２および２８および内側同心
状シリンダ２４および３０の端部のまわりにフラ
ツシング９４および９６が形成される。
本発明によれば、ガス発生器アセンブリ１０は
全体に負荷がかけられた状態で溶接される。慣性
溶接操作中、点火充填剤３８、起爆器５６、ガス
発生用ペレツト８６、環状バリア部材６６および
冷却およびろ過装置８８を含む負荷のかけられた
サブアセンブリ１６は慣性溶接機内にて倒立した
状態に静止される。装置８８は適当な方法、例え
ば適当な接着剤９８によりバリア部材６６に固定
できる。
慣性溶接中、冷却ろ過装置７６および内部に固
定されたサブアセンブリ６４を含むサブアセンブ
リ１４は動力被動クラツチ手段（図示せず）によ
り倒立された負荷のかかつたサブアセンブリ１６
の下方で、所定速度、一般には毎分3000回転され
る。このような速度に達すると、クラツチが作動
して動力源を切り、自由に回転するサブアセンブ
リ１４を上昇し、外側シリンダ２２および内側シ
リンダ２４の同心状端部をそれぞれサブアセンブ
リ１６の外側シリンダ２８および内側シリンダ３
０の同心状端部に接触させる。この結果生じる摩
擦により、１秒の何分の一の間に回転軸が止まる
が、接触面の温度が充分に上がり、サブアセンブ
リ１４と１６の金属がそこでで合体する。短時
間、例えば１秒又は２秒の間圧力を維持すれば、
溶接部１８と２０が凝固する。
上記のような溶接中、サブアセンブリ１４およ
び１６の外側シリンダ間および内側シリンダ間の
境界部にフラツシング９４および９６が形成され
る。
この溶接フラツシング９４および９６は金属バ
リア６６を所定位置に係止するのに利用される。
ガス発生器アセンブリ１０の作動は、衝突セン
サ（図示せず）から起爆器５６への電気信号によ
り開始する。起爆器５６が爆発すると、点火剤４
２を保持していた破裂自在な容器４０が破れる。
次に点火剤４２が燃焼し、その結果生じた火炎は
出口開口又はポート孔７８を通つて環状燃焼室７
２内へ進入する。この高温の点火ガスはガス発生
用ペレツト８６に点火し、ペレツトは急速に窒素
ガスを放出する。この結果生じるチヤンバ７２内
の圧力により金属バリア６６は冷却ろ過装置８８
を押圧し、この装置８８を移動してバリア６４に
接触させる。これによりスペース９２は閉じ、ガ
スは出口開口８０および冷却ろ過用装置８８を通
り、次に金属バリア６４内の出口開口８２を通つ
て冷却ろ過用装置９０内に流入する。この装置は
発生ガスを更に冷却し、これをろ過し、これから
粒状残留物を除去する。次に発生したガスは出口
開口すなわちポート８４を通つて半径外方向へ流
れ、膨張させるべき保護用エアーバツグ（図示せ
ず）内に流入する。
よつて本発明によれば、ハウジング構造体を製
造する所定材料に対してガス発生器アセンブリの
大きさと重さを減減できるよう固体燃料ガス発生
用組成物に対する容積を最大にしたことを特徴と
するガス発生器のハウジング構造体が改良され
た。本発明は更に形状が簡単なこと、構造が頑丈
であることおよび低コストで多量に製造できるこ
とを特徴とする。
上記説明では起爆器５６は外部衝突センサと連
動する従来の電気導火爆管であるとしたが、所望
であればこの起爆器５６およびそれに関連するセ
ンサを米国特許出願第569861号（1984年１月11日
出願、本願出願人に譲渡）に記載されているよう
なタイプの起爆器および衝突センサに置換しても
よい。このような改良された装置では、起爆器お
よび衝突センサはいずれもサブアセンブリ１６に
収容され、これらへの外部配線は不要となり、起
爆器は衝撃応答タイプのもので、センサは慣性質
量を含む。
以上で本発明の特定の実施態様を詳細に述べて
本発明の原理の適用性を示したが、これら原理か
ら逸脱することなく本発明は他の態様で実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明を具現化した改良されたガス
発生器の平面図、第２図は第１図の２−２線に沿
つて取つた第１図のガス発生器の横断面図であ
る。 １４ａ……第１構造部材すなわち上方シエル、
１６ａ……第２構造部材すなわち下方シエル、１
８，２０……溶接部、２２……第１シリンダ、２
４……第２シリンダ、２６……第１共通壁、３４
……内側チヤンバ、３６……外側チヤンバ、５６
……起爆器、６４……第３構造部品すなわちバリ
ア、６６……第４構造部品すなわちバリア、７
２，７４，７６……チヤンバ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 固体燃料を使つて車両用受動型拘束膨張可能
    衝突保護バツクを膨張させるガスを発生させるガ
    ス発生器用ハウジング構造体において、 第１、第２、第３および第４構造部品を含み、 前記第１構造部品は第１サブアセンブリを形成
    すると共に第１および第２同心状シリンダを含
    み、各々のシリンダは一つの端部を有し、これら
    シリンダは第１共通壁手段から延長して発生器の
    構造壁を形成し、前記第１同心状シリンダはガス
    通過用出口孔を有し、 前記第２構造部品は第２サブアセンブリを形成
    すると共に第３および第４同心状シリンダを含
    み、各々のシリンダは一つの端部を有し、これら
    シリンダは第２共通壁手段から延長して発生器の
    構造壁を形成し、前記第４同心状シリンダはガス
    通過用出口孔を有し、 前記第１および第３ならびに第２および第４同
    心状シリンダの端部は突き合わせ面となり、これ
    ら突き合わせ面は前記第１および第２共通壁手段
    と協働して両者の間に内側および外側同心状チヤ
    ンバを形成し、 前記第３および第４構造部品は環状で形状は実
    質的に平らであり、前記外側同心状チヤンバ内に
    設けられてチヤンバ内に３つの別々の環状チヤン
    バを形成し、これら環状チヤンバは前記同心状シ
    リンダのすべてと同心状であり、第１環状チヤン
    バは前記第２共通壁手段に隣接し、第３環状チヤ
    ンバは前記第１共通壁手段に隣接し、第２環状チ
    ヤンバは前記第１環状チヤンバと第３環状チヤン
    バとの間に位置し、前記第３および第４構造部品
    は前記第１、第２および第３環状チヤンバの一つ
    から他方へガスを通過させるための出口孔を有
    し、 更に前記第１および第３ならびに前記第２およ
    び第４同心状シリンダの突き合わせ面にて前記第
    １構造部品と第２構造部品を接合する手段を含
    む、ことを特徴とするハウジング構造体。 ２ 前記第２共通壁手段と協働する前記第４構造
    部品は前記第１環状チヤンバを形成し、 前記第３および第４構造部品の出口孔は前記同
    心状のシリンダと同心の円上に配置され、前記第
    ４構造部品の出口孔の同心円の径は前記第３構造
    部品の出口孔の同心円の径よりも実質的に大き
    い、特許請求の範囲第１項記載のハウジング構造
    体。 ３ 前記第４同心状シリンダの出口孔は前記内側
    同心状チヤンバと前記第１環状チヤンバとの間を
    連通し、前記第１同心状シリンダの出口孔は前記
    第１共通壁手段に隣接して設けられる、特許請求
    の範囲第２項記載のハウジング構造体。 ４ 前記第２同心状シリンダに隣接する円上に前
    記第３構造部品の出口孔が配置され、前記第３同
    心状シリンダに隣接する円上に前記第４構造部品
    の出口孔が配置される特許請求の範囲第３項記載
    のハウジング構造体。 ５ 固体燃料を使つて車両用受動型拘束膨張可能
    衝突バツクを膨張させるガスを発生させるガス発
    生器において、 第１、第２、第３および第４構造部品を含み、 前記第１構造部品は第１サブアセンブリを形成
    すると共に第１および第２同心状シリンダを含
    み、各々のシリンダは一つの端部を有し、これら
    シリンダは第１共通壁手段から延長して発生器の
    構造壁を形成し、前記第１同心状シリンダはガス
    通過用出口孔を有し、 前記第２構造部品は第２サブアセンブリを形成
    すると共に第３および第４同心状シリンダを含
    み、各々のシリンダは一つの端部を有し、これら
    シリンダは第２共通壁手段から延長して発生器の
    構造壁を形成し、前記第４同心状シリンダはガス
    通過用出口孔を有し、 前記第１および第３ならびに第２および第４同
    心状シリンダの端部は突き合わせ面となり、これ
    ら突き合わせ面は前記第１および第２共通壁手段
    と協働して両者の間に内側および外側同心状チヤ
    ンバを形成し、 前記第３および第４構造部品は環状で形状は実
    質的に平らであり、前記外側同心状チヤンバ内に
    設けられてチヤンバ内に３つの別々の環状チヤン
    バを形成し、これら環状チヤンバは前記同心状シ
    リンダのすべてと同心状であり、第１環状チヤン
    バは前記第２共通壁手段に隣接し、第３環状チヤ
    ンバは前記第１共通壁手段に隣接し、第２環状チ
    ヤンバは前記第１環状チヤンバと第３環状チヤン
    バとの間に位置し、前記第３および第４構造部品
    は前記第１、第２および第３環状チヤンバの一つ
    から他方へガスを通過するための出口孔を有し、 更に前記第１および第３ならびに前記第２およ
    び第４同心状シリンダの突き合わせ面にて前記第
    １構造部品と第２構造部品を接合する手段を含
    み、 前記第２共通壁手段と協働する前記第４構造部
    品は前記第１環状チヤンバを形成し、 前記第３および第４構造部品の出口孔は前記同
    心状のシリンダと同心の円上に配置され、前記第
    ４構造部品の出口孔の同心円の径は前記第３構造
    部品の出口孔の同心円の径よりも実質的に大き
    く、 前記第４同心状シリンダの出口孔は前記内側同
    心状チヤンバと前記第１環状チヤンバとの間を連
    通し、前記第１同心状シリンダの出口孔は前記第
    １共通壁手段に隣接して設けられ、 前記第３構造部品の前記出口孔は前記第２同心
    状シリンダに隣接する円上に配置され、前記第４
    構造部品の前記出口孔は前記第３同心状シリンダ
    に隣接する円上に配置され、 前記ガス発生器は、点火剤、起爆手段、ガス発
    生手段、第１および第２冷却ろ過手段を更に含
    み、 前記点火剤及び起爆手段は前記内側同心状チヤ
    ンバ内の前記第２構造部品に固着され、前記ガス
    発生手段は前記第４構造部品により係止された状
    態で前記第１環状チヤンバ内に位置し、前記第４
    構造部品は前記第２構造部品に固定され、前記第
    １冷却ろ過手段は第４構造部品に固定された状態
    で前記第２環状チヤンバ内に位置し、前記第２冷
    却ろ過手段は前記第３構造部品に係止された状態
    で前記第３環状チヤンバ内に位置し、 前記第３構造部品は前記第１構造部品に固定さ
    れている、ことを特徴とするガス発生器。 ６ 前記第１構造部品と前記点火剤と起爆手段と
    の間に間隔スペースが設けられ、 前記第１冷却ろ過手段と前記第３構造部品との
    間に間隔スペースが設けられている特許請求の範
    囲第５項記載のガス発生器。 ７ 前記第１および第３ならびに前記第２および
    第４同心状シリンダの突き合わせ面にて前記第１
    構造部品と第２構造部品を接合する手段は、慣性
    溶接部である特許請求の範囲第６項記載のガス発
    生器。 ８ 前記第１、第２、第３および第４構造部品は
    すべてアルミからなる特許請求の範囲第１項記載
    のハンジング構造体。
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