JPH04258595A - グローブ弁 - Google Patents
グローブ弁Info
- Publication number
- JPH04258595A JPH04258595A JP3018923A JP1892391A JPH04258595A JP H04258595 A JPH04258595 A JP H04258595A JP 3018923 A JP3018923 A JP 3018923A JP 1892391 A JP1892391 A JP 1892391A JP H04258595 A JPH04258595 A JP H04258595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve seat
- flow
- cylindrical body
- upstream side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000005192 partition Methods 0.000 abstract description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグローブ弁に係り、特に
キャビテーションの発生を抑えるべく改良されたグロー
ブ弁に関するものである。
キャビテーションの発生を抑えるべく改良されたグロー
ブ弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2にグローブ弁の従来構造を示す。図
示するようにグローブ弁1は本体9が球状に形成され、
流入口2と流出口3とが一直線状に配置されている。グ
ローブ弁1の内部にはこれを上流側4と下流側5とに仕
切るよう湾曲した隔壁6が設けられている。隔壁6の中
央部にはリング状の弁座7が上記流入口2乃至流出口3
の軸方向と平行に設けられている。本体9には下流側5
の側壁を貫通させて弁座7に当接する弁プラグ8が設け
られており、弁プラグ8を移動させることにより弁開度
が調節される。
示するようにグローブ弁1は本体9が球状に形成され、
流入口2と流出口3とが一直線状に配置されている。グ
ローブ弁1の内部にはこれを上流側4と下流側5とに仕
切るよう湾曲した隔壁6が設けられている。隔壁6の中
央部にはリング状の弁座7が上記流入口2乃至流出口3
の軸方向と平行に設けられている。本体9には下流側5
の側壁を貫通させて弁座7に当接する弁プラグ8が設け
られており、弁プラグ8を移動させることにより弁開度
が調節される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のグロ
ーブ弁1にあっては上述の如く流路が湾曲形成されてい
るため弁座7の直上流に旋回渦10が発生する。この渦
10の発生により渦中心部にひも状のキャビティ(空間
)11が形成され、これにより特有な騒音が発生すると
いう問題があった。また、弁の中高開度における大流量
高差圧運転時に短周期の流量変動が発生し、計画最大流
量まで流量を制御することができないという問題や、渦
による運動量の損失により計画された以上の圧力損失が
生じ、計画の流量特性を得られないという問題もあった
。
ーブ弁1にあっては上述の如く流路が湾曲形成されてい
るため弁座7の直上流に旋回渦10が発生する。この渦
10の発生により渦中心部にひも状のキャビティ(空間
)11が形成され、これにより特有な騒音が発生すると
いう問題があった。また、弁の中高開度における大流量
高差圧運転時に短周期の流量変動が発生し、計画最大流
量まで流量を制御することができないという問題や、渦
による運動量の損失により計画された以上の圧力損失が
生じ、計画の流量特性を得られないという問題もあった
。
【0004】本発明は上記課題を解消すべく創案された
ものであり、その目的は運転騒音が小さく円滑な流量調
節ができるグローブ弁を提供することにある。
ものであり、その目的は運転騒音が小さく円滑な流量調
節ができるグローブ弁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明のグローブ弁にあっては弁座の直上流に渦による
キャビテーションを防止するための多孔ケ−ジを備えて
いるものである。
本発明のグローブ弁にあっては弁座の直上流に渦による
キャビテーションを防止するための多孔ケ−ジを備えて
いるものである。
【0006】
【作用】上述の運転騒音や流量変動はこれが発生する弁
開度において流れが二つの形態を交番的にとることによ
って生じるもので、その切替わりのトリガはひも状キャ
ビテーションを伴う弁上流室旋回流れによるものである
。本発明はこのような実験考察に基き創案されたもので
あり、実際に弁座の直上流に多孔ケ−ジを設けることに
よって上記ひも状キャビテーションの発生が抑えられ円
滑な流れが形成されることが確認されている。従って本
発明によれば、多孔ケ−ジを設けるという簡単な構造で
運転騒音を小さく抑えることができると共に円滑な流量
調節ができるようになる。
開度において流れが二つの形態を交番的にとることによ
って生じるもので、その切替わりのトリガはひも状キャ
ビテーションを伴う弁上流室旋回流れによるものである
。本発明はこのような実験考察に基き創案されたもので
あり、実際に弁座の直上流に多孔ケ−ジを設けることに
よって上記ひも状キャビテーションの発生が抑えられ円
滑な流れが形成されることが確認されている。従って本
発明によれば、多孔ケ−ジを設けるという簡単な構造で
運転騒音を小さく抑えることができると共に円滑な流量
調節ができるようになる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1に基づき説明
する。
する。
【0008】図において、9はグローブ弁本体、6は隔
壁、7は弁座、8は弁プラグであり、これらの構成要素
並びに弁の開閉動作は図2に示したものと同様である。 本実施例のグローブ弁1にあっては、弁座7の直上流に
キャビテーションを防止するための多孔ケージ12が設
けられている。多孔ケージ12は、リング状の弁座7の
下部周縁に固定され本体9の上流側4の内壁近傍に延び
る円筒体13と、円筒体13にその下端開口部を閉塞す
べく設けられた端板14とから成る。円筒体13は弁プ
ラグ8乃至弁座7の開口部7aと同軸上に配置されてお
り、所定の大きさの多数の孔15を有している。それぞ
れの孔15は円筒体13の半径方向に向けて開口されて
いる。
壁、7は弁座、8は弁プラグであり、これらの構成要素
並びに弁の開閉動作は図2に示したものと同様である。 本実施例のグローブ弁1にあっては、弁座7の直上流に
キャビテーションを防止するための多孔ケージ12が設
けられている。多孔ケージ12は、リング状の弁座7の
下部周縁に固定され本体9の上流側4の内壁近傍に延び
る円筒体13と、円筒体13にその下端開口部を閉塞す
べく設けられた端板14とから成る。円筒体13は弁プ
ラグ8乃至弁座7の開口部7aと同軸上に配置されてお
り、所定の大きさの多数の孔15を有している。それぞ
れの孔15は円筒体13の半径方向に向けて開口されて
いる。
【0009】次に、本実施例の作用について説明する。
【0010】弁を開くと、流体fは孔15より多孔ケー
ジ12内へ侵入したのち、弁座7の開口部7aを通って
下流側へ流れる。孔15が多孔ケージ12の半径方向に
開口されているので、流体fは孔15を通過することに
よって多孔ケージ12の中心へ向かう流れに整流される
。また、多孔ケージ12の下部は端板14で閉塞されて
いるので、弁座7の直下からの急激な上昇流の発生が抑
えられて貫通流型の安定した流れになる。これにより、
弁座7の上流における高速旋回流の発生が阻止され、騒
音の原因となる上記ひも状キャビテーションの発生が効
果的に抑えられる。
ジ12内へ侵入したのち、弁座7の開口部7aを通って
下流側へ流れる。孔15が多孔ケージ12の半径方向に
開口されているので、流体fは孔15を通過することに
よって多孔ケージ12の中心へ向かう流れに整流される
。また、多孔ケージ12の下部は端板14で閉塞されて
いるので、弁座7の直下からの急激な上昇流の発生が抑
えられて貫通流型の安定した流れになる。これにより、
弁座7の上流における高速旋回流の発生が阻止され、騒
音の原因となる上記ひも状キャビテーションの発生が効
果的に抑えられる。
【0011】ところで、本実施例の如く流路内に多孔ケ
ージ12が設けられている構造は、一見逆に流体抵抗の
増加を招いて弁機能を低下させることになるかのように
思われる。しかしながら実験によれば、上記ひも状キャ
ビテーションの発生を防止することによる利得の方が多
孔ケージ12自体による抵抗よりもはるかに大きいこと
が確かめられている。然るが故に、弁座7の直上流に多
孔ケージ12を設けるという簡単な構造でもって運転騒
音の発生を防止でき且つ円滑な流量調節ができる。
ージ12が設けられている構造は、一見逆に流体抵抗の
増加を招いて弁機能を低下させることになるかのように
思われる。しかしながら実験によれば、上記ひも状キャ
ビテーションの発生を防止することによる利得の方が多
孔ケージ12自体による抵抗よりもはるかに大きいこと
が確かめられている。然るが故に、弁座7の直上流に多
孔ケージ12を設けるという簡単な構造でもって運転騒
音の発生を防止でき且つ円滑な流量調節ができる。
【0012】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次の如き
優れた効果が発揮できる。
優れた効果が発揮できる。
【0013】(1) 弁座の上流におけるひも状キャビ
テーションの発生が防止できるので、運転騒音の発生を
防止すると共に円滑な流量調節が達成できる。
テーションの発生が防止できるので、運転騒音の発生を
防止すると共に円滑な流量調節が達成できる。
【0014】(2) 構造が簡単である。
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】従来例を示す縦断面図である。
【符合の説明】1 グローブ弁
7 弁座
12 多孔ケージ
Claims (1)
- 【請求項1】 弁座の直上流に渦によるキャビテーシ
ョンを防止するための多孔ケ−ジを備えていることを特
徴とするグローブ弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018923A JPH04258595A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | グローブ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018923A JPH04258595A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | グローブ弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04258595A true JPH04258595A (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=11985142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3018923A Pending JPH04258595A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | グローブ弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04258595A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06109164A (ja) * | 1992-09-29 | 1994-04-19 | Yamatake Honeywell Co Ltd | アングル弁 |
GB2409259A (en) * | 2003-12-10 | 2005-06-22 | Danfoss As | Refrigerant valve arrangement |
JP2006090556A (ja) * | 1995-11-15 | 2006-04-06 | Fisher Controls Internatl Llc | 絞り弁の流量安定装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6142154A (ja) * | 1984-08-02 | 1986-02-28 | Toshiba Corp | 半導体基板の製造方法 |
JPH0253661A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-22 | Hitachi Cable Ltd | 移動給電用ブラシ |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP3018923A patent/JPH04258595A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6142154A (ja) * | 1984-08-02 | 1986-02-28 | Toshiba Corp | 半導体基板の製造方法 |
JPH0253661A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-22 | Hitachi Cable Ltd | 移動給電用ブラシ |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06109164A (ja) * | 1992-09-29 | 1994-04-19 | Yamatake Honeywell Co Ltd | アングル弁 |
JP2006090556A (ja) * | 1995-11-15 | 2006-04-06 | Fisher Controls Internatl Llc | 絞り弁の流量安定装置 |
GB2409259A (en) * | 2003-12-10 | 2005-06-22 | Danfoss As | Refrigerant valve arrangement |
US7328593B2 (en) | 2003-12-10 | 2008-02-12 | Danfoss A/S | Refrigerant valve arrangement |
GB2409259B (en) * | 2003-12-10 | 2008-12-31 | Danfoss As | Refrigerant valve arrangement |
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