JPH0425740A - 液中ポンプの吐出配管の漏洩検出による運転制御方法及びその給油装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この尭明け、各種の石油類を貯蔵し給油する地下タンク
内に液中ポンプ′を装設し、この液中ポ〉プに連接した
吐出配管の漏洩の有無を検出する液中ボン１の吐出配管
の漏洩検出による運転制御方法及びその給油装置に間す
るしのである。

（従来の技術） 従来のこの種の石油貯ｔＬ＃ｉの地下タンクの漏洩を検
出して運転制御するものに於いては、第２図及第３図に
示す固定式計量機及び第４図及び第５図に示す懸垂式計
量機との方法及び装置が一般的に実施されている現状で
ある、 そして、前者における固定式計量機（ハ）による給油の
方法について説明すると、地下タンク（イ）に貯蔵され
た液体を固定式計量１１’ｌ（ハ）に内蔵されている吸
上ポンプ゛く本）で吸上管（ロ）を経由して搗渋し、フ
ィルター（ト）、抽圧逆止弁（チ）を経て流量計（す）
で計量し、ホース（ヌ）及び給油ノズル（ル）によって
各種車輌に給油する。また、給油量は流量計（す）から
流量表示部（ワ）に電送されて表示される　また、吸上
ポンプ（ホ）には、専用の電動機（へ）が設けられてい
る　吸上ポンプ（幻の吸込み開に逆止弁（噌を設けて吸
上ボ〉プ（ネ）が停止の状態のとき吸上管１口）内の液
が地下タンク（イ）に戻ることを阻止している。気泡分
離装置（オ）は。

吸上げられた液に気泡が混入したとき気泡を分離して気
体を大気中に放出する働きをするもので。

その内部にはフロートとフロートに連動する弁が設けて
あり、気泡分離装置（４）内の液体の量が多く溜った時
にフロートを浮かして弁を開き液体を吸上管（＋］）に
戻すものである。

該抽圧逆止弁（チ）は、給油が停止の状態のとき油圧逆
止弁Ｄ）から給油ノズル（ル）までの間が液封となる。

このとき周囲の温度によって液体が膨張して異常圧力が
発生した場合は、その圧力によって該抽圧逆止弁（チ）
がわずかに開いて膨張分の液体をフィルター（ト）、気
泡分離装置（オ）及び該吸上管（＋７）を経て地下タン
ク（イ）に戻すようになっている。

更に、後者に示す第４図及び第５図に示す懸垂式計量機
のものは、地上のボ〉ブ室内にポンプ計量部（Ｃ）を設
！し、ホースリール（Ｅ）を建物の天井に固定し、流量
表示部（旧を建物の壁等の見易い位置に設置するもので
、地下タンク（Ａ）に貯蔵された液をポンプ計量部＜Ｃ
）に内蔵されている吸上ポンプ（Ｋ）で吸上管（Ｂ）を
経由して揚液し、フィルター（Ｍ）、抽圧逆止弁（Ｎ）
を経て流量計（Ｐ）から流量し、送液配管（ＤＪを経て
ホースリール（Ｅｌに送りホース（Ｆ）から給油ノズル
（Ｇ）によって自動車等の車輌に給油する、 そして、給油量は流量計（Ｐ）から流量表示部（Ｈ）に
電送されて表示する。吸上ポンプ（Ｋｌ　　には、専用
の電動機（Ｌ）が設けられ、該吸上ポンプ（Ｋ）の吸込
み側に逆止弁（Ｊ）を設けて、吸上ポンプ〈に）が停止
の状態のとき吸上管（ＢＪ内の液体が地下タンク（Ａ）
に戻ることを阻止するものである。また、該気泡分離装
置（Ｑ）は、吸上げられた液体に気泡が混入したとき気
泡を分離して気体を大気中に放出する作用をし、該抽圧
逆止弁（Ｎ）は、給油が停止の状態のとき抽圧逆止弁（
Ｎ）から給油ノズル（Ｇ）　＊での間が液封となるもの
である５そして、温度により液体が異常圧力となった場
合は、その圧力によって抽圧逆止弁（Ｎ）がわずかに開
いて膨張分の液体をフィルター（Ｍ）、気泡分離装置（
Ｑ＞　７ｉび吸上管（Ｂ）に戻るようになっている。

以上の様な、液体の吐出制一方法及び装置を使用するも
のが知られているものである。

（発明が解決しようとする課題） 従来の技術で述べた。前者及びｒ＆者のいづれの場合ら
、地上に設置された吸上ポンプでｔｌ！液することと、
一系統の吸上配管に各々一系統のポンプ、ストレーナ−
１抽圧逆止弁、流量計、流量表示部、気泡分離装置、電
動ｆｉ及びホースを得た給油ノズルを装設したことを詩
歌としている然し、これ等の装置では、近年保安のＷ＆
保のための消防法の改正により、地下タンクの最大容積
が現在のｌ０ＫＬから３＠の３０ＫＬに改正され、地下
タンクの容積が大変に大きくなり、地上設置型のポンプ
では揚程が大変に不足してタンク底部ｆ寸近まで吸い上
げることが不可能であると云う問題点が生じたしのであ
る。

この発明は、このような従来の技術の有する問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とする所は、ガソリ
ンスタンド等の給油装置における地下タンク内部の液中
ポンプを収納段！したことによって、地下タンクの内底
部の液体を確実に吸出できるようにしたものである、ま
た、液中ポンプの吐出配管に漏洩が生じ、圧力が変ｆヒ
した時に自動的に検出して電源回路を遮断し、異常発生
時の液中ポ〉ブを自動的に確実浮止するようにした、吐
出配管の漏洩を検出するボ〉プの運転制御方法及びその
給油装置を提供するものである。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、この発明のポンプ゛の制御
方法と給油装置は、地下夕〉′りの内部に液中ボ〉ブを
挿入設置すると共に、液中ポンプに吐出配管を連結しで
ある。この吐出配管が漏洩した時には、該吐出配管の先
端部分に設けた圧力発信器で液中ポンプ゛が駆動停止時
に該吐出配管の内圧を連続して自動的に検出し、圧力数
値が変動したときには、該圧力発信器で該液中ポンプの
電源を遮断して液中ポンプを自動的に停止するものであ
“る　。

また、この発明の給油装置としては、地下タンクの内部
に液中ポンプを挿装すると共に、該液中ポンプに地中に
埋設した吐出配管を連結し、該吐出配管の先端に逆止弁
を設け、この逆止弁の手前の吐出配管に分岐管を設け、
その途中に圧力発信器を装設しである、この圧力発信器
には、内部に信号増幅変換器、リレー及び電源遮断器を
配設した制御盤に接続しである。該制御盤にはポンプ起
動スイッチを接続しである。また、逆止弁には、計量部
を連接すると共に、内部の流量計に送液配管、ホースを
介した給油ノズルを連繋してなるしのである。

（作　　用） この発明は、上記のように構成されているので、地下タ
ンク内の液体は、液中ポンプの起動によって内底部の液
体まで吐出配管を経て計量部を通じて給油ノズルより車
輌等に供給することができる。そして、ポンプの起動停
止時にこの地中に埋設されている吐出配管が万一にも漏
洩している場合は、常時作動している該圧力発信器が自
動的に検出して液中ポ〉・１を自動的に停止するよう作
動する。従って、微少の漏れであっても確実に発見でき
安全を確医できる。

〈実　　施　　例） 次に、この発明の実施例を図面について説明すると、先
ず第１発明である液中ポンプの運転制御方法について説
明すると、地中タンク（１）の液体（２４）中に装設し
た液中ポンプ（２Ｉは、吸込み口（２５）を有する筒状
体を以て形成され、その液中ポンプ（２）には、地下に
埋設される吐出配管１３［を連結すると共に、その先端
に逆止弁（２）を装設しである。この逆止弁４）は、計
量部（２０）に送油された液体が液中ポンプ（２）の駆
動が停止したときに閉止して、吐出配管（３）内の液体
を地下夕〉・り（１）に戻ることを阻止する１ヤ用をす
る。この液中ポンプ（２の駆動が停止の状態で、埋設さ
れた吐出配管（３；が漏れない場合は、吐出配管（３）
内の液体（２４）は地下タンク（１）に戻ろうとするが
逆止弁４が密閉状態で吐出配管（３）の内部に大気圧が
働かないために、吐出配管（３）内は負圧の状態を保持
する。

次に、埋設されている吐出配管（３）に漏洩の原因とな
るピンホール等が発生した場合は、このピンホール等の
穴から吐出配管（３）の内部に大気が侵入して吐出配管
（３）の内部負圧の状態が保持できなくなり吐出配管（
３）の内部の液体は地下タンク（１）に戻り、やがて吐
出配管（３）内の圧力は大気圧まで上昇する。そこで、
該逆止弁（４）の少し手前の吐出配管（３）から圧力を
検出する配管を分岐して圧力発信器（５に接続して吐出
配管（３）の内部の圧力を検出し、圧力値を電気信号で
圧力発信器（５）から信号増幅変換器（１５）に伝送さ
せる。そして、予め設定した圧力値以上の圧力の電気信
号が発せられたとき該信号増幅換器（１５）はリレー（
１６）の回路をＯＦＦにして液中ポンプ（２）の電源を
遮断する、リレー（１ｂ）がＯＦＦになり液中ポンプ１
２）の電源が遮断された状態のときポンプ起動スイッチ
＜１８ａ）及び（１８ｂ）のいずれをＯＮにしてもｔＳ
遮断器（１７）はＯＮにはならないものである。従って
、埋設された吐出配管（３）にピンホール等の漏洩の原
因が発生した場合は、その後の液中ポンプ（２）の駆動
は不可能となる。

なお、ポンプ起動スイッチ（１８ａ）及び（１８ｂ）の
回路は並列配線でリレー（１６）と電源遮断器（１７）
に接続されているので、吐出配管（３）に異常がない場
合は、リレー（１６）は常時ＯＮになっているからボン
プ起動スイッチ（１８ａ）及び（１８ｂ）の両方をＯＦ
Ｆにしない限り液中ポンプ（２）の駆動は停止しないよ
うになる。

次に、第２発明である液中ポンプを用いた給油装置につ
いて説明すると、第１図に示す如く、地下タンク（１）
の底部近くに吸込み口（２５）を設けた液中ポンプ（２
）に固定装設する。該液中ポンプ（２）には、内部又は
外部に電動機を装設すると共に、地中に埋設した吐出配
管（３）を連結しである７該吐出配管（３）には、地上
の先端部分に計量部（２０）に内蔵された逆止弁Ｃ−＆
）を装設すると共に、該逆止弁（４）の手前位置に分岐
管を設けて圧力発信器（５）を装設しである。該逆止弁
（４）を押し開いて送られる液体は、内部に設けたフィ
ルター１６）で濾過され油圧送止弁（７）を押し開いて
流動し、該計量部（２０）に分岐されて配設された定流
量弁（８ａ）及び（８ｂ）で一定の流量に調節され、各
々流量計（９ａ）及び（９ｂ）を通過し、外部に配設し
た送液管＜１０ａ）及び（ｌ　Ｑ　ｔ＋　）を通り、該
送液管＜１ｃｌａ）及び（１１）ｂ）には、ホース収納
部（ｌｌａ）及び（ｌｌｂ）とホース（１２ａ）及び＜
１２ｂ）とを順次連接し、該ホース＜１２ａ）及び（１
２ｂ）に各々給油ノズル（１３ａ）及び（１３ｂ）を連
結して各種車輌等に給油するようになっている。

なお、前記定流量弁（８ａ）及び（８ｂ）からの給油ノ
ズル（１３ａ）及び（１３ｂ）までの系統は、一系統の
場合、又は、第１図に示す二系統に限らず、抽圧逆止弁
（７１の二次側配管の分岐数を増やすことにより、系統
数を増やすことも当然可能であるまた、前記ホース収納
部（ｌｌａ）及び（１１Ｅ＋　）を設置する位置は、建
物の天井や壁面、畑面及びホール吊下げる。地上に固定
するもの地盤面に埋め込む等の、各種車輌等が浸入して
給油しやすい位置に固定設置するものである。

次に、前記圧力発信器＋５）は、内部の圧力を検出し、
これを電気信号に変える制御盤（１９）に接続され、該
制御盤（１９）には、内部に信号増幅変換器（１５）、
リレー（１６）及びｔｆＲ遮断器（１７）を配設しであ
る。符号（２））は、気泡分離装置であって、液中ポン
プ（２から送り込まれてくる液体に気泡が含まれている
とき、気体を分離して大気中に放出する働きをするもの
で、その内部には、フロートとそのフロートに連動する
上下二個の弁が装設され、その内部の液体の量が増加し
たときはフロートが浮き上がって下方の弁が開き、液体
は戻り配管（２２）を経て地下タンク１１）に戻るもの
である。

また、該油圧送止弁口は、給油が停止状態のとき抽圧送
止弁ｒ７１から給油ノズル（１３ａ）及び（１３ｂ）ま
での間は液封となる。この時周囲の温度によって液体が
膨張して異常圧力が発生した場合は、その圧力によって
抽圧送止弁ｍがわずかに開いて膨張分の液体をフィルタ
ー（６）、気泡分離装置（２））及び戻り配管（２２）
を経て地下タンク（１）に戻るものである、符号＜１４
ａ）及び（１４ｂ）は、建物の壁面や天井から吊下げる
流量表示部を示すものである２（発明の効果） この発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏する地下タンクの液中
ポンプに連結された吐出配管にｉ＊少なピ〉ホールが発
生した場合でも吐出配管内部に確実に大気が浸入するか
ら吐出配管の圧力は必ず上昇し、逆止弁の手前に分岐し
て設けた圧力発信器によって容易に圧力の微少な上昇を
検出して液中ポンプの駆動停止を確実に制御することが
できる。そして、逆止弁は液中ポンプ゛の駆動が停止し
てＭ体の吐出が停止状態の場合は確実に閉弁するもので
ある。また、この発明のものが地下タンクの内部に液中
ポンプを装設したことによって、従来の地上設置型のポ
ンプでは揚程が不足してタンク底部付近までの吸上げが
不可能であったものを可能にすると共に１年々大型「ヒ
する地下タンクに対してら揚程を特徴とする特性がある
更に、この発明によれば、間欠的に発生する液中ポンプ
の停止状態の時に常時継続して漏洩の発生の有無を検出
することができるため漏洩による事故の発生を未然に防
止することが可能になるまた。従来の一台の給油装置に
一台のポンプを設けた装置に比較して、地上の設置面積
が少なくてよく敷地面積の有効利用が可能であり、且つ
一台の液中ボ〉プで複数の給油ノズルを装設することが
できる等の特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に１系る地下タンクの装置全体を示す
側面図、第２図は従来の固定式計量機の全体開面図、第
３図は同じく要部の拡大側面図、第４図は従来の懸垂式
計量機の全体側面図、第５ＱＩＱは同じく要部の拡大側
面図である。符号（１）は地下タンク、　（２）は液中
ポンプ、（３）は吐出配管、４）は逆止弁、（５）は圧
力発信器、１６）はフィルター、口は抽圧逆止弁、（８
ａ）は定流量弁、（９ａ）は流量計、（１，Ｏａ）は送
液配管、（ｌｌａ＞はホース収納部、（１２ａ）はホー
ス、（１３ａ）は給油ノズル、＜１４ａ）は流量表示部
、　（１５）は信号増幅変換器、（１６）はりし−、（
１７）は電源遮断器、（１９）は制御盤である。 第 凶 第２ 図 第３ 図 （ロ） 第４ 図 第５ 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、地下タンク（１）の内部に液中ポンプ（２）を
   位置させ、該液中ポンプ（２）には吐出配管（３）を連
   結すると共に、該吐出配管（３）に漏洩が発生した時に
   生ずる該吐出配管（３）の内圧力の変化を逆止弁（４）
   の手前に設けた圧力発信器（５）で検出し、液中ポンプ
   （２）が駆動停止時に該吐出配管（３）の内部の圧力変
   化を連続して自動的に検出し、予め設定された圧力の数
   値が超過変動したときに該圧力発信器（５）から発信さ
   れる電気信号によつて該液中ポンプ（２）の電源回路を
   遮断させ、異常発生後の該液中ポンプ（２）の起動を自
   動的に停止することを特徴とする液中ポンプの吐出配管
   の漏洩検出による運転制御方法。
2. （２）、地下タンク（１）の内部に液中ポンプ（２）を
   設定し、該液中ポンプ（２）には、地中に埋設した吐出
   配管（３）を連結すると共に、その吐出配管（３）の地
   上の先端に逆止弁（４）を装設し、該逆止弁（４）の手
   前の該吐出配管（３）に分岐管を設けて圧力発信器（５
   ）を装設し、該圧力発信器（５）は、信号増幅変換器（
   １５）、リレー（１６）及び電源遮断器（１７）を配設
   した制御盤（１９）に接続し、該制御盤（１９）には、
   ポンプ起動スイッチ（１８ａ）を接続し、且つ前記逆止
   弁（４）は、定流量弁（８ａ）及び流量計（９ａ）を設
   けた計量部（２０）と接続すると共に、該流量計（９ａ
   ）に送液配管（１０ａ）、ホース（１２ａ）を介在した
   給油ノズル（１３ａ）に連繋したことを特徴とする地下
   タンクの給油装置。