JPH0425722Y2 - - Google Patents

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JPH0425722Y2
JPH0425722Y2 JP14618786U JP14618786U JPH0425722Y2 JP H0425722 Y2 JPH0425722 Y2 JP H0425722Y2 JP 14618786 U JP14618786 U JP 14618786U JP 14618786 U JP14618786 U JP 14618786U JP H0425722 Y2 JPH0425722 Y2 JP H0425722Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は据置きされたり或いは吊下げ使用され
る広告用、掲示用等の店頭、店内用表示体や絵画
等の室内表示体に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、広告用、掲示用の表示体は目的に合つた
表示を施した表示板に支持脚や吊持用杆材等の支
持要素を直接固定することによつて構成され、そ
の状態で販売も行われている。
この先行技術は表示板の周縁所望箇所に、前記
支持脚や吊持用杆材等の支持要素別に専用の固定
部を形成し、その専用の固定部に合致する支持脚
や吊持用杆材を個別に取付けて表示体とする生産
プロセスを採つている。
しかし、顧客の要望する多種類の支持要素に合
う固定部を有する表示板多種を、製造用意するの
は製造コスト、在庫管理の面で問題点を惹起させ
る。
また、絵画等の室内表示体は絵画の周縁に額縁
を周設すると共にその額縁にフツク等の固定部を
設け、この固定部を利用して室壁に掛止使用され
るのが一般的である。
しかし、この室内表示体を例えば壁掛止式では
なく室内の置き物として据置き式にしたい場合等
の顧客の要望する支持タイプを採用するに際して
その要望に対して対応できない問題点がある。
〔技術的課題〕
本考案の技術的課題は顧客の要望する多種類の
支持要素に合う固定部を備えた表面板個別に製作
用意せずとも旧来の支持要素や新規な支持要素を
容易に取付可能にすることにある。
〔技術的手段〕
上記技術的課題を達成する為に講じた技術的手
段は、表示板と、化粧フレームとからなり、該化
粧フレームは、上記表示板周縁各縁に対応する長
さに形成し且つ上記表示板の各縁と相対する内面
部分に嵌合溝を開溝した必要本の化粧用縁材で構
成され、各化粧用縁材の端面同工を接続し且つ嵌
合溝に表示板の各縁部を嵌合して表示板の周縁
に、上記化粧フレームを額縁状に嵌合し、上記化
粧用縁材夫々は外面部分に割り溝を、また前記嵌
合溝と割り溝との間に割り溝に連通し且つ化粧フ
レーム全長に渡る環状溝を構成する取付用溝部を
開溝し、所望な取付用溝部内に前記表示板を支持
する支持要素の一構成部材を嵌合保持させたこと
を要旨とする。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本考案表示体は表示板A、その表示板Aに周設
された形成フレームB、その化粧フレームB内に
内設された環状溝b3、その環状溝b3と連通するよ
うに化粧フレームB外周面に穿設された割り溝
b4、環状溝b3内に一構成部材を嵌合保持させるこ
とによつて表示板Aを支持する支持要素C、から
なる。
表示板Aは正面四角や三角等所望多角形状に形
成された鋼製や合成樹脂製等の基板の表裏両面或
いは片面に、広告用、掲示用の絵、文字を印刷や
貼着等の手段で施した店頭、店内用のもの或いは
絵画等の観賞を目的とした絵、柄紙とその裏打板
とで構成した室内装飾用のものであり、この表示
板A周縁を装飾の目的の他に支持要素Cの被支持
部として機能を有する化粧フレームBで縁取りす
る。
この化粧フレームBは前記表示板Aの各縁個々
と対応する適宜長さの化粧用縁材b1…必要本で構
成する。
化粧用縁材b1…はアルミ等の所望な材料を用い
て押出成形によつて一体成形され、図示するよう
に内部全長に取付用溝部b2を、外面全長にその溝
部b2に連通する割り溝b4を夫々有する塊条部1内
面から先端を表示板Aの突き当たり面2とする突
隆条部2′を突設する一方、突隆条部2′上下の塊
条部1内面部位から先端相互間を差込孔3とすべ
く断面円弧状の溝構成条部4を突設させた断面形
状に形成することによつて差込孔3から突き当た
り面2に渉つて形作られる表示板A用の嵌合溝b5
と、取付用溝部b2とが背中合せとなるように成形
し、各嵌合溝b5内に、対応する表示板Aの各縁を
嵌合せしめると共に端面相互を接続要素Dを介し
て接続して内部に環状溝b3を構成する化粧フレー
ムBを形作る。
接続要素Dは化粧用縁材b1の長さ方向に直交す
る断面線上の突隆条部2′と、上下の溝構成条部
4,4との計3ケ所において2等辺3角形の各頂
点となる位置に接続用孔5,6,7を開孔し、こ
の接続用孔5,6,7と、隣接する化粧用縁材b1
における対応する接続用孔5,6,7に渉つて鋼
製や合成樹脂製等のL形接続棒8,9,10夫々
を嵌合係止することによつて構成する。
斯る接続要素Dを用いると、力学的に捩れに強
い接続構造となり、表示体としての耐久性が向上
する利点がある。
尚、各化粧用縁材b1…端面は相互を衝合させる
必要上、面当接する角度でカツトしたカツト面と
すること云うまでもない。
第1図乃至第27図は表示板Aに周設された化
粧フレームBと、支持要素Cとの接続関係を夫々
示したものである。支持要素Cは図示するように
用途、機能、顧客の要望する形態等を考慮した多
種の製作して対処する。次に支持要素C…別に前
記化粧フレームBとの接続関係を順を追つて説明
する。
第1図、第2図、第5図は支持要素Cを、座板
11と、その座板11両端から立脚する支持脚1
2とで両持状となるように構成したもので、その
支持脚12,12を一構成部材として表示板Aの
両側縁に縁取られる化粧フレームB内の突設用溝
部b2内に下端開溝部から嵌合せしめ、前記塊条部
1の割り溝b4に進退自在に螺合する止ネジ13先
端を、支持脚12,12に係合せしめて化粧フレ
ームBと支持要素Cとを接続する。
第6図及び第7図は支持要素Cを、座板11
と、その座板11から立脚する1本の支持脚12
とで構成したもので、支持脚12の上部に吊下げ
用杆14を水平条に接続し、この吊下げ用杆14
を、支持要素Cの一構成部材として表示板A上縁
に縁取られる縁材b1内の取付用溝部b2に嵌合せし
めることにより表示板Aを片持状に保持すると共
にその表示板Aをその吊下げ用杆14を中心にし
て揺動自在とする。
第8図及び第9図は支持要素Cを、ハンガー形
式にしたものである。この場合には支持要素Cを
衣服用ハンガーのような無端状とせずに山形状杆
15の下端に対向するように折曲杆部16を所望
長さ折曲形成し、この折曲杆部16を、支持要素
Cの一構成部材として表示板A上縁における縁材
b1の取付用溝部b2内に両端開溝部から嵌合せしめ
てその折曲杆部16を中心にして揺動可能に保持
する。尚、この例の場合には壁面等からフツク1
7を突出し、このフツク17に山形状杆15の頂
点を引つ掛けて使用する。
第10図乃至第13図は表示板A上縁に縁取ら
れる取付用縁材b1内の取付用溝部b2を利用して表
示板Aを紐や板材で吊持する例であり、第10図
及び第11図は支持要素Cを、取付用溝部b2に嵌
合する嵌合部18に割り溝b4を介して上方へ突出
する吊持板19を突設して形成し、第12図及び
第13図は上記と同様の小形な支持要素Cを左右
一対嵌合部18と、取付用溝部b2との嵌合関係で
取付け、吊持板19に吊下げ紐20を結着して表
示板Aを吊持可能とする。
第14図乃至第17図は表示板A側縁に縁取ら
れる取付用縁材b1内の取付用溝部b2を利用して表
示板Aを紐で吊持する例である。
この場合には第14及び第15図で示すように
前記第12図及び第13図の支持要素Cを表示板
A側縁に縁取られる取付用縁材b1内の取付用溝部
b2に嵌合係止させ、割り溝b4を介して側方へ突出
する吊持板19に吊下げ紐20を結着して対処し
たり、第16図及び第17図で示すように吊下げ
紐20を支持要素Cとして直接取付用溝部b2内に
嵌挿入し、割り溝b4に螺合する止ネジ13先端を
その吊下げ紐20に係合させて表示板Aを吊持す
る。
第18図乃至第23図は取付対象体から突設す
る支持要素Cで表示板Aを吊下げ式にした例であ
る。
第18図及び第19図、第20図及び第21図
は夫々取付対象箇所が相異する側方或いは上方の
取付対象箇所に固定した支持板21から吊下げ杆
22を水平に突設させて支持要素Cを構成し、そ
の吊下げ杆22を表示板Aの上縁を縁取る縁材b1
内の取付用溝部b2に嵌合させて表示板Aをその吊
下げ杆22を中心にして揺動可能に保持する。
第22図及び第23図は取付対象体に固定した
支持板21から鉛直に垂下する吊下げ杆22を利
用して表示板Aを水平方向に回動可能に支持する
もので、この場合には吊下げ杆22に、前記第1
2図及び第13図と同様な支持要素Cを取付け、
この支持要素Cの嵌合部18を表示板A側縁を縁
取る縁材b1内の取付用溝部b2に嵌合させて対処す
る。
第24図乃至第27図は据置きタイプの他の変
形例を示すものである。第24図及び第25図は
前記第1図に示す支持要素Cの単なる変形例であ
るが第26図及び第27図は両持状の据置きタイ
プでありながら、水平線を中心にして表示板Aを
回動可能にしたものである。この場合には座枠2
3と、その座枠23両端から突出し先端を表示板
A側縁方向に折曲した支持脚24とで構成した支
持要素Cの他に治具棒25と、止ネジ26を用い
る。即ち、支持脚24,24の先端夫々に止ネジ
26を外嵌状に接続し、この止ネジ26を、表示
板A側縁の取付用溝部b2内に嵌合されている治具
棒25に螺合することによつて表示板Aを水平線
に対して回動可能に保持する。
第28図乃至第31図は据置きタイプの更に他
の変形例を示すものである。
〔考案の作用効果〕
本考案は以上のように、表示板と、化粧フレー
ムとからなり、該化粧フレームは、上記表示板周
縁各縁に対応する長さに形成し且つ上記表示板の
各縁と相対する内面部分に嵌合溝を開溝した必要
本の化粧用縁材で構成され、各化粧用縁材の端面
同士を接続し且つ嵌合溝に表示板の各端部を嵌合
して表示板の周縁に、上記化粧フレームを額縁状
に嵌合し、上記化粧用縁材夫々は外面部分に割り
溝を、また前記嵌合溝と割り溝との間に割り溝に
連通し且つ化粧フレーム全長に渡る環状溝を構成
する取付用溝部を開溝し、所望な取付用溝部内に
前記表示板を支持する支持要素の一構成部材を嵌
合保持させたので、多種の支持要素を嵌合保持で
きる環状溝や、その環状溝に嵌合された支持要素
によつては必要となる固定具を取着できる割り溝
を有する表示体を形成する。
従つて、顧客の要望や掲示目的で自ずと異なる
支持要素に合致する表示体を個別に製作せずとも
その要望や掲示目的にて対処でき、製造コストの
低廉化、在庫管理の簡略化は勿論のこと、成形型
も最小限度で済み、製造上の諸問題を解決できる
表示体を提供する。依つて、所期の目的を達成で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案表示体の各実施例を示し、第1図
は正面図で一部切欠する。第2図は2−2拡大断
面図、第3図は化粧用縁材の斜視図、第4図は化
粧用縁材相互の接続状態を示す部分拡大斜視図、
第5図は表示板に対して支持要素を取付ける状態
を示す斜視図、第6図、第8図、第10図、第1
2図、第14図、第16図、第18図、第20
図、第22図、第24図、第26図、第28図、
第30図は他の表示体の斜視図、第7図、第9
図、第11図、第13図、第15図、第17図、
第19図、第21図、第23図、第25図、第2
7図、第29図、第31図は夫々の図に沿える7
−7,9−9,11−11,13−13,15−
15,17−17,19−19,21−21,2
3−23,25−25,27−27,29−2
9,31−31拡大断面図である。 尚図中、A……表示板、b1……化粧用縁材、B
……化粧フレーム、b2……取付用溝部、C……支
持要素、b3……環状溝、b4……割り溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示板と、化粧フレームとからなり、該化粧フ
    レームは、上記表示板周縁各縁に対応する長さに
    形成し且つ上記表示板の各縁と相対する内面部分
    に嵌合溝を開溝した必要本の化粧用縁材で構成さ
    れ、各化粧用縁材の端面同士を接続し且つ嵌合溝
    に表示板の各縁部を嵌合して表示板の周縁に、上
    記化粧フレームを額縁状に嵌合し、上記化粧用縁
    材夫々は外面部分に割り溝を、また前記嵌合溝と
    割り溝との間に割り溝に連通し且つ化粧フレーム
    全長に渡る環状溝構成用の取付用溝部を開溝し、
    所望な取付用溝部内に前記表示板を支持する支持
    要素の一構成部材を嵌合保持させたことを特徴と
    する表示体。
JP14618786U 1986-09-22 1986-09-22 Expired JPH0425722Y2 (ja)

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