JPH04257208A - コイルユニット部品 - Google Patents

コイルユニット部品

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Publication number
JPH04257208A
JPH04257208A JP3018567A JP1856791A JPH04257208A JP H04257208 A JPH04257208 A JP H04257208A JP 3018567 A JP3018567 A JP 3018567A JP 1856791 A JP1856791 A JP 1856791A JP H04257208 A JPH04257208 A JP H04257208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
coils
core
coil unit
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP3018567A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Hatanaka
畠中 哲夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH04257208A publication Critical patent/JPH04257208A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルストランス、DC
−DCコンバータ用トランス、コモンモードチョークコ
イル等として使用されるコイルユニット部品に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来のトランスやコモンモードチ
ョークコイル等の多くは、トロイダルコアに巻線を巻き
回したものである。このため、トロイダルコアを固定す
る樹脂ケースやこの樹脂ケースに突設した電極端子等に
よって部品サイズが大きくなる。しかも、トロイダルコ
アに巻線を巻き回す際は、自動巻線機が使用できないた
め、煩雑な手巻き作業に頼らざるを得なかった。従って
、量産性が悪く、生産コストも高かった。
【0003】そこで、本発明の課題は、コアに巻線を巻
き回す際に手巻き作業をしなくてすむ小型のコイルユニ
ット部品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係るコイルユニット部品は、胴部と
該胴部の端部に設けられた鍔部とで構成されるコアと、
前記コアの胴部に巻き回された巻線とを備えた複数個の
コイルを、各コイルの鍔部が密着するように組み合わせ
て、外部電極となるリードフレームに前記電極を固着し
、電気的に接続したことを特徴とする。
【0005】組み合わされる前の状態の各コイルは単体
毎に自動巻線機によって巻線作業が行なわれる。自動巻
線作業が終了した各コイルは、鍔部が密着するように組
み合わされてリードフレームに固着される。このリード
フレームはコイルユニット部品の外部電極として使用さ
れる。また、コア内に発生する磁束が、鍔部が密着する
部分で漏れないようにするため、例えば鍔部の密着面が
鏡面仕上げされる。さらに、必要であれば密着部分が接
着剤で補強される。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係るコイルユニット部品の実
施例を添付図面を参照して説明する。 [第1実施例、図1〜図4]第1実施例は、3個のコイ
ルを組み合わせてトランスを製作した場合の例である。
【0007】図1及び図2はトランスを構成する2種類
のコイル1及び11を示すものである。コイル1は、胴
部3とこの胴部3の両端部に設けられた上鍔部4、下鍔
部5とから構成されるコア(好ましくは磁性体コア)2
を有し、このコア2の胴部3に巻線6が巻き回されてい
る。上鍔部4と下鍔部5とは同じサイズの矩形状をして
おり、それぞれの端面4A,5Aは平削り盤及びラップ
盤によって平面鏡面加工が施されている。下鍔部5の底
面の左右端部には真空蒸着やスパッタ等の手段にて電極
7,8が設けられている[図1(C)参照]。巻線6の
両終端部6a,6bは下鍔部5に設けた溝5a,5bに
沿って引き回され、下鍔部5の底面に回り込んで半田付
け等の手段にて電極7,8にそれぞれ電気的に接続され
ている。
【0008】同様に、コイル11は胴部13と上鍔部1
4と下鍔部15とから構成されるコア12を有し、この
コア12の胴部13に巻線16が巻き回されている。上
鍔部14と下鍔部15とは同じサイズの矩形状をしてお
り、それぞれの端面14A,15Aは平面鏡面加工が施
されている。下鍔部15の底面の上下側部には電極17
,18が設けられている[図2(C)参照]。巻線16
の両終端部16a,16bは、下鍔部15に設けた溝1
5a,15bを通って電極17,18にそれぞれ電気的
に接続されている。
【0009】コイル1及び11は、巻線6,16を胴部
3,13に巻き回す際には、自動巻線機が使用でき、手
巻き作業をしなくてすむ。こうして下鍔部5,15の底
面に設けた電極7,8及び電極17,18の位置で特定
される2種類のコイル1,11が準備される。次に、2
種類のコイル1,11は、図3に示すように、下鍔部5
,15の端面5A,15Aが接合するように組み合わさ
れて金属製リードフレーム21に固着される。この場合
コイル11は2個用いられている。なお、下鍔部5,1
5の端面5A,15Aが接合されると、これに合わせて
上鍔部4,14の端面4A,14Aも接合されることに
なるが、図3では示されていない。リードフレーム21
は長尺状の2本のフレーム部22,23を有し、この2
本のフレーム部22,23は支持部24によって保持さ
れている。フレーム部22,23にはリード部25,2
6がそれぞれ対向して設けられている。さらに、フレー
ム部22,23には送り孔28が一定のピッチで設けら
れている。コイル1は、下鍔部5の底面に設けた電極7
,8及び底面中央部がリード部25に半田や接着剤を介
して固着され、電極7,8とリード部25とが電気的に
接続されている。
【0010】一方、コイル11は下鍔部15の底面に設
けた電極17,18がリード部26に半田を介して固着
され、電気的に接続されている。各コイル1,11は、
上鍔部4,14及び下鍔部5,15の端面4A,14A
及び5A,15Aが平面鏡面仕上げされているため、接
合部分が密着される。従って、コア2,12に発生した
磁束は周囲に漏れることなくコア2,12内部に閉じ込
められる。なお、接合部分の密着が不十分である場合は
接着剤を利用して密着性をアップさせる等の対策がとら
れる。
【0011】次に、リードフレーム21に固着されたコ
イル1,11は、樹脂にてモールドされ、外装材29に
よって被覆される。こうして、コイル1,11は、外装
材29によってさらに接合部分の密着が補強される。こ
の後、リードフレーム21のリード部25,26がカッ
トされ製品とされる。カットされたリード部25,26
は整形され、表面実装タイプの外部電極とされる。
【0012】こうして得られたトランスは、樹脂ケース
を必要としないため、この樹脂ケースに突設した電極端
子もなく、従来のトランスと比較してサイズを小さくで
きる。図4は本実施例のトランスの等価電気回路図であ
る。[第2実施例、図5及び図6]図5に示すトランス
は、前記第1実施例のトランスより入出力数が多く、コ
イル1,11をそれぞれ2個及び4個使用している。各
コイル1,11は、下鍔部5,15の平面鏡面処理され
た端面5A,15Aを密着させた状態で(同様に、上鍔
部4,14の端面4A,14Aも密着されるが、図5で
は示されていない)、電極7,8,17,18及び下鍔
部5の底面中央部がリード部25,26に固着され、電
極7,8,17,18がそれぞれリード部25,26に
電気的に接続されている。図6は第2実施例のトランス
の等価電気回路図である。
【0013】[第3実施例、図7及び図8]本実施例は
、図1に示すコイル1を2個組み合わせて構成したコモ
ンモードチョークコイルである。2個のコイル1は、下
鍔部5の平面鏡面処理された端面5Aを密着させた状態
で(同様にして、上鍔部4の端面4Aも密着されるが、
図7では示されていない)、電極7,8がリード部25
,26に半田付け等の手段にて固着され、電気的に接続
されている。
【0014】リードフレーム21に固着されたコイル1
は、樹脂にてモールドされた後、リードフレーム21の
リード部25,26がカットされ、製品とされる。図8
は本実施例のコモンモードチョークコイルの等価電気回
路図である。 [第4実施例、図9及び図10]本実施例は、図1に示
すコイル1を4個組み合わせて構成したトランスである
。4個のコイルは下鍔部5の平面鏡面処理された端面5
Aを密着させた状態で(同様にして、上鍔部4の端面4
Aも密着されるが、図9では示されていない)、電極7
,8及び下鍔部5の底面中央部がリード部25,26に
固着され、電極7,8がリード部25,26に電気的に
接続されている。
【0015】リードフレーム21に固着されたコイル1
は、樹脂にてモールドされた後、リード部25,26が
カットされ、製品とされる。図10は本実施例のトラン
スの等価電気回路図である。 [第5実施例、図11及び図12]本実施例は、図1に
示すコイル1を5個並置してコイルアレイを構成したも
のである。5個のコイル1は下鍔部5の平面鏡面処理さ
れた端面5Aを密着させた状態で(同様にして、上鍔部
4の端面4Aも密着されるが、図11では示されていな
い)、電極7,8がリード部25,26に固着され、電
気的に接続されている。
【0016】リードフレーム21に固着されたコイル1
は、樹脂にてモールドされた後、リード部25,26が
カットされ、製品とされる。図12は本実施例のコイル
アレイの等価電気回路図である。 [他の実施例]なお、本発明に係るコイルユニット部品
は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲
内で種々に変形することができる。
【0017】コアの鍔部に設ける電極の形状や、巻線を
引き回すためにコアの鍔部に設ける溝の位置は任意であ
る。また、外装材の材料に磁粉混入樹脂を使用してもよ
く、この場合はコイルユニット部品は磁気シールド性を
有するものになる。なお、外装材は必ずしも必要なもの
ではなく、仕様によっては外装材を有さない場合もある
【0018】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、複数個のコイルを各コイルの鍔部が密着するよ
うに組み合わせてコイルユニット部品を構成したため、
組み合わされる前の状態の各コイルは単体毎に自動巻線
機によって巻線作業ができ、従来のように手巻き作業を
する必要がなくなる。その結果、量産性がよく、生産コ
ストも低いコイルユニット部品が得られる。
【0019】また、従来のように、樹脂ケースやこの樹
脂ケースに突設した電極端子を必要としないので、部品
のサイズが小型になる。そして、コイル単体毎にコアの
材質、巻線の線径や巻数等を種々選択することによって
様々の用途に対応できるコイルユニット部品が得られる
。また、コアの鍔部に設けた電極の位置で特定される1
種類又は2種類のコイルを組み合わせるだけで、コイル
ユニット部品のインダクタンス、入出力数、巻数比、極
性等が簡単に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコイルユニット部品を構成する巻
線型コイルを示すもので、(A)は正面図、(B)は右
側面図、(C)は底面図である。
【図2】本発明に係るコイルユニット部品を構成する別
の巻線型コイルを示すもので、(A)は正面図、(B)
は右側面図、(C)は底面図である。
【図3】本発明に係るコイルユニット部品の第1実施例
を示す正面図。
【図4】図3に示したコイルユニット部品の等価電気回
路図。
【図5】本発明に係るコイルユニット部品の第2実施例
を示す底面図。
【図6】図5に示したコイルユニット部品の等価電気回
路図。
【図7】本発明に係るコイルユニット部品の第3実施例
を示す底面図。
【図8】図7に示したコイルユニット部品の等価電気回
路図。
【図9】本発明に係るコイルユニット部品の第4実施例
を示す底面図。
【図10】図9に示したコイルユニット部品の等価電気
回路図。
【図11】本発明に係るコイルユニット部品の第5実施
例を示す底面図。
【図12】図11に示したコイルユニット部品の等価電
気回路図。
【符号の説明】
1…コイル 2…コア 3…胴部 4,5…鍔部 4A,5A…端面 6…巻線 7,8…電極 11…コイル 12…コア 13…胴部 14,15…鍔部 14A,15A…端面 16…巻線 17,18…電極 21…リードフレーム 25,26…リード部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  胴部と該胴部の端部に設けられた鍔部
    とで構成されるコアと、前記コアの胴部に巻き回された
    巻線とを備えた複数個のコイルを、各コイルの鍔部が密
    着するように組み合わせて、外部電極となるリードフレ
    ームに前記電極を固着し、電気的に接続したことを特徴
    とするコイルユニット部品。
JP3018567A 1991-02-12 1991-02-12 コイルユニット部品 Pending JPH04257208A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3018567A JPH04257208A (ja) 1991-02-12 1991-02-12 コイルユニット部品

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JP3018567A JPH04257208A (ja) 1991-02-12 1991-02-12 コイルユニット部品

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JPH04257208A true JPH04257208A (ja) 1992-09-11

Family

ID=11975207

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JP3018567A Pending JPH04257208A (ja) 1991-02-12 1991-02-12 コイルユニット部品

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