JPH04257181A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH04257181A
JPH04257181A JP3017980A JP1798091A JPH04257181A JP H04257181 A JPH04257181 A JP H04257181A JP 3017980 A JP3017980 A JP 3017980A JP 1798091 A JP1798091 A JP 1798091A JP H04257181 A JPH04257181 A JP H04257181A
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JP
Japan
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carrier
signal
pulse
reset
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Soichi Iwamura
岩村 総一
Hiroaki Nogami
野上 浩昭
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、HDTV(High 
DefinitionTV) 信号等の広帯域信号やV
HS(Video Tape Recorder)等の
ホームビデオ記録再生信号のように、リファレンス(カ
ラー)バースト信号が付加されていない映像信号を記録
再生する磁気記録再生装置に関するものであり、詳細に
は、水平同期部分対応のFMキャリアの位相を一定値に
位相リセットして記録し、このキャリアリセットされた
FMキャリア部を再生時にリファレンスバースト信号と
してジッタ検出に使用する磁気記録再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置で再生された映像信号
には、時間軸変動であるジッタが存在しており、このジ
ッタを補正することが再生画像の安定性を確保する上で
重要である。従って、NTSC信号等を直接的にFM変
調して記録再生する直接FM記録方式を採用した放送用
VTR等の磁気記録再生装置の場合には、映像信号の水
平走査期間毎に挿入されたカラーバースト信号をリファ
レンス信号とし、このカラーバースト信号の特定のゼロ
クロス点の時間軸変動からジッタ検出信号を形成してジ
ッタを補正するようになっている。
【0003】一方、低域変換色信号記録方式を採用した
家庭用VTR等の磁気記録再生装置の場合には、カラー
バースト信号が映像信号中に付加されていないため、通
常、水平同期信号の立上がりや立下がりの特定部分を検
出してジッタ検出信号とし、このジッタ検出信号を基に
してジッタを補正するようになっている。
【0004】ところが、水平同期信号には、不規則な位
相および電圧レベルのノイズが重畳されており、このノ
イズは、水平同期信号の特定部分を検出した際に形成さ
れるジッタ検出信号の精度を低下させる要因になってい
る。そして、このジッタ検出信号の精度の低下は、ジッ
タを充分に補正することを困難にし、ひいては再生画像
の不安定化を招来することになっている。
【0005】そこで、最近の磁気記録再生装置には、再
生FMキャリアのジッタが再生映像信号のジッタと同等
であることに着目し、再生FMキャリアからジッタ検出
信号を検出するようになっているものがある。この際、
上記のFMキャリアは、映像信号の位相とは全く無関係
な位相で記録再生されるため、従来の磁気記録再生装置
は、FMキャリアの位相を基準周波数信号の位相に一致
させるキャリアリセットを映像信号の水平同期パルス前
縁部で水平周期毎に実施しながら記録し、再生時にキャ
リアリセットされたFMキャリア部分をリファレンスバ
ースト信号として使用するようになっている。
【0006】これにより、従来の磁気記録再生装置は、
リファレンスバースト信号を再生FMキャリアから得る
ことができるため、直接FM記録方式の磁気記録再生装
置と同様にリファレンスバースト信号から形成されたジ
ッタ検出信号で高精度にジッタを補正することが可能に
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の磁気記録再生装置では、FMキャリアのキャリアリ
セットを水平同期パルス前縁部でFM変調時に実施する
ため、キャリアリセット時点でFMキャリアの不連続的
な位相シフトを生じることになる。
【0008】即ち、上記のキャリアリセットによる不連
続な位相変化について説明すると、先ず、図10に示す
ように、上記のキャリアリセットが水平パルス前縁部よ
り所定時間τだけ遅延して実施された場合には、或る水
平同期前縁時点の時刻がt0 ’ 、キャリアリセット
時刻がt0 、次の水平同期前縁時点の時刻がt1 ’
 、キャリアリセット時刻がt1 となる。
【0009】この際、図11にも示すように、FMキャ
リア振幅瞬時値をF(t) 、水平同期パルス先端部か
ら測定した映像振幅瞬時値をV(t) とし、このF(
t) とV(t) との関係を時間tの関数で表した場
合には、下記の関係式(1)のようになる。
【0010】
【数1】
【0011】尚、AはFMキャリア振幅、V0 は水平
同期先端部から測定した映像信号ピーク値、fTPは水
平同期パルス先端部のFMキャリア周波数、Δf は同
期パルス先端部のFMキャリア周波数fTPから映像信
号ピーク値V0 のキャリア周波数までの周波数変移量
である。
【0012】従って、キャリアリセットの前後における
水平同期先端部のキャリア周波数fcの位相差φ1 が
下記の式(2)で表されることになる。
【0013】
【数2】
【0014】また、水平同期パルス先端部FMキャリア
周波数fTPは、水平走査周波数fH の整数倍である
ため、 fc(t1 −t0 ) が整数となり、位相
差の場合には、省略することが可能であるため、上記の
位相差φ1 を下記の式(3)で表すことが可能になる
【0015】
【数3】
【0016】これにより、図10のFMキャリアを磁気
テープに記録した場合には、例えば図12に示す磁化パ
ターン(i)・(ii)・(iii) ・(iv)・(
v) ・(vi)・(vii) ・(viii)を生じ
るが、水平同期先端部から測定した映像信号積分値が水
平走査期間毎にランダムに変化するため、キャリアリセ
ット時点のFMキャリアの位相シフト量は、上記の磁化
パターン(i)・(ii)・(iii) ・(iv)・
(v) ・(vi)・(vii) ・(viii)の順
に変化するのではなく、水平走査期間毎にランダムに変
化することになる。
【0017】従って、上記の磁化パターンをFMキャリ
アとして読み出してFM復調した場合には、キャリアリ
セット時点でのFMキャリアの位相シフト量がランダム
に変化するため、図13に示すように、オーバーシュー
ト(ii)・(iii) ・(iv)やアンダーシュー
ト(v) ・(vi)・(vii) ・(viii)が
発生することになる。このため、再生映像信号のクラン
プ方式が同期先端クランプの場合、クランプエラーを招
来する要因となる。
【0018】次に、キャリアリセット時点を水平同期パ
ルス前縁部と一致させた場合には、上記のオーバーシュ
ート(ii)・(iii) ・(iv)やアンダーシュ
ート(v) ・(vi)・(vii) ・(viii)
が、図14に示すように、FM復調した水平同期パルス
前縁部で過度歪みを発生させることになり、この過度歪
みは、水平同期パルス前縁部の立ち上がり時間を変動さ
せるため、水平同期パルス前縁部の位相精度を消失させ
ることになる。
【0019】また、この場合には、水平同期パルス後縁
部でFMキャリアの位相が揃っているため、通常の動作
で特に支障を来すことはないが、ジッタを補正する際の
処理動作が水平同期パルス後縁部に限定されるため、補
正動作が水平同期パルス前縁部から水平同期パルス後縁
部までのパルス幅分遅延することになる。また、上記の
過度歪みは、水平同期パルス幅を変動させるため、水平
同期パルス前縁部と水平同期パルス後縁部との相関を消
失させることにもなっている。
【0020】このように、従来の磁気記録再生装置は、
リファレンスバースト信号を再生FMキャリアから得る
ことができるため、高精度にジッタを補正することが可
能になっているが、キャリアリセット時点でFMキャリ
アが不連続的な位相変化を生じるため、復調後の水平同
期信号にオーバーシュートやアンダーシュート等の過度
歪みを生じさせるという問題がある。
【0021】そこで、最近においては、キャリアリセッ
トによる水平同期パルス部の過度歪みを防止するため、
図15に示すように、映像信号のフロントポーチ部に位
相補償パルスを挿入可能な記録系を有した磁気記録再生
装置が提案されている。即ち、この磁気記録再生装置の
記録系は、図16に示すように、FM変調器から出力さ
れる映像信号のフロントポーチ部におけるFMキャリア
の位相を検出し、この検出した位相に対応して位相補償
パルス高さを予測して発生させ、FM変調器に入力して
映像信号に挿入するようになっている。
【0022】ところが、この磁気記録再生装置では、フ
ロントポーチ部のFMキャリアの位相を検出した後、即
座に位相補償パルスを挿入するため、高速度のフィード
バックが必要となり、結果として高度および高価な回路
構成が必要となる。また、上記の磁気記録再生装置では
、フロントポーチ部のFMキャリアの位相が水平走査期
間毎に任意に変化し、1水平走査期間前のFMキャリア
の位相を位相補償パルスの予測に使用できない。従って
、位相補償パルス振幅は、予測が困難となり、上記の高
度および高価な回路構成の割りには、位相歪みを充分に
除去する位相補償パルスを得ることが困難になっている
【0023】従って、本発明においては、復調後の水平
同期信号へのオーバーシュートやアンダーシュート等の
過度歪みの発生を簡単な回路構成で充分に防止すること
ができる磁気記録再生装置を提供することを目的として
いる。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、上記課題を解決するために、映像信号のFMキャ
リアの位相を基準周波数信号の位相に一致させるキャリ
アリセットを水平走査周期毎に実施しながら記録し、再
生時にキャリアリセットされたFMキャリアの水平同期
パルス先端部対応部分をリファレンスバースト信号とし
て使用する磁気記録再生装置において、以下のように構
成されていることを特徴としている。
【0025】即ち、請求項1の構成の磁気記録再生装置
は、基準周波数信号が、映像信号のフロントポーチ部に
対応するFMキャリア周波数に設定され、上記フロント
ポーチ部をキャリアリセットするフロントポーチ基準周
波数信号と、映像信号の水平同期パルス部に対応するF
Mキャリア周波数に設定され、上記水平同期パルス部を
キャリアリセットする水平同期基準周波数信号とからな
っており、上記フロントポーチ基準周波数信号と水平同
期基準周波数信号とは、FMキャリア周波数が水平走査
周波数の整数倍に設定されていると共に、位相が水平同
期パルス前縁部で一致されていることを特徴としている
【0026】また、請求項2の構成の磁気記録再生装置
は、請求項1の構成において、水平同期基準周波数信号
を発生する発生器にAFC回路が備えられていることを
特徴としている。
【0027】また、請求項3の構成の磁気記録再生装置
は、請求項1の構成において、フロントポーチ基準周波
数信号を発生する発生器にAFC回路が備えられている
ことを特徴としている。
【0028】また、請求項4の構成の磁気記録再生装置
は、請求項1の構成において、フロントポーチ基準周波
数信号によりフロントポーチ部の後半部のみをキャリア
リセットすると共に、水平同期基準周波数信号により水
平同期パルス部の後半部のみをキャリアリセットするこ
とを特徴としている。
【0029】また、請求項5の構成の磁気記録再生装置
は、基準周波数信号が、映像信号の水平同期パルス先端
部に対応するFMキャリア周波数に設定され、フロント
ポーチ部をキャリアリセットするフロントポーチリセッ
トパルスと、FMキャリア周波数が水平走査周波数の整
数倍に設定されていると共に、位相が水平同期パルス前
縁部で一致されている水平同期基準周波数信号とからな
っていることを特徴としている。
【0030】
【作用】上記の請求項1ないし請求項5の構成によれば
、映像信号は、フロントポーチ部がフロントポーチ基準
周波数信号またはフロントポーチリセットパルスでキャ
リアリセットされた後、水平同期パルス部が水平同期基
準周波数信号でキャリアリセットされることになる。
【0031】従って、水平同期基準周波数信号でキャリ
アリセットされた水平同期パルス部では、フロントポー
チ部をキャリアリセットしたフロントポーチ基準周波数
信号およびフロントポーチリセットパルスの位相と水平
同期基準周波数信号の位相とが水平同期パルス前縁部で
一致されているため、フロントポーチ部のFMキャリア
と水平同期パルス部のFMキャリアとで位相差を生じる
ことがない。
【0032】これにより、上記のフロントポーチ部と水
平同期パルス部とをキャリアリセットして記録された映
像信号を再生した場合には、再生映像信号のフロントポ
ーチ部に位相差が存在するため、このフロントポーチ部
に過度歪みが発生することになるが、位相差の無い水平
同期パルス部で過度歪みの発生を防止することが可能に
なる。そして、この水平同期パルス部での過度歪み防止
は、水平同期パルス部でのクランプエラーの防止を可能
にすることになると共に、水平同期パルス前縁部の位相
精度を向上させることになる。
【0033】
【実施例】〔実施例1〕請求項1ないし請求項3の発明
の一実施例を図1ないし図6に基づいて説明すれば、以
下の通りである。
【0034】本実施例に係る磁気記録再生装置は、AF
C回路を構成するFM変調器と、時間軸補正のためのデ
ータを書き込むメモリを有する時間軸補正回路と、基準
周波数正弦波及びパルス信号発生手段と、FMキャリア
位相を基準位相にリセットするタイミンング信号発生手
段と、再生時に、再生FMキャリアをFM復調するFM
復調器と、FM復調器出力から水平同期パルスを検出し
て出力する水平同期パルス検出手段と、水平同期パルス
検出手段からの水平同期パルスの前縁を使ってFM変調
器で位相リセットされたキャリア部分をバースト信号と
してゲートするゲート手段と、水平同期パルス検出手段
からの水平同期パルスの前縁または後縁でバースト信号
中の所定のゼロクロス点を検出し、時間軸補正回路のメ
モリ書き込みトリガパルスを出力するメモリ書込トリガ
パルス発生手段とを備えており、再生したFMキャリア
をヘッドアンプ、イコライザを通してFM復調器に加え
、その復調出力映像信号を時間軸補正装置に入力するよ
うに構成し、これらの手段の組み合わせにより時間軸補
正された映像信号を再生するようになっている。
【0035】そして、上記の基準周波数正弦波及びパル
ス信号発生手段は、記録時に、上記のFM変調器の第1
および第2の基準周波数を同一の原発振器から導き出し
、それぞれ入力映像信号の水平走査周波数の整数倍に設
定し、且つ水平同期パルス前縁でそれらの基準位相を一
致させるようになっている。
【0036】また、タイミンング信号発生手段は、少な
くとも一方にAFCが構成された第1タイミンング信号
発生手段と第2タイミンング信号発生手段とからなって
おり、第1タイミンング信号発生手段は、FM変調器に
おいて第1の基準周波数を映像信号水平同期先端部対応
のFMキャリア周波数に設定し、水平同期パルスでゲー
トした第1の基準周波数パルス列の一部より作成したリ
セットパルスで、水平周期毎に、水平同期パルス先端部
対応のFMキャリア位相を第1基準周波数の基準位相に
リセットするようになっている。また、第2タイミンン
グ信号発生手段は、FM変調器において第2の基準周波
数を映像信号フロントポーチ部対応のFMキャリア周波
数に設定し、水平ブランキングパルスでゲートして得た
第2の基準周波数パルス列の一部から作成したリセット
パルスにより、水平周期毎にフロントポーチ部対応のF
Mキャリア位相を第2の基準周波数の基準位相にリセッ
トするようになっている。
【0037】上記の構成を詳細に説明すると、磁気記録
再生装置は、図1に示すように、映像信号をFM変調す
る際に、映像信号のフロントポーチ部と水平同期パルス
前縁部とに2段階に分けてキャリアリセットするダブル
リセットを行うFM変調回路を有している。このFM変
調回路には、上記の映像信号が入力される同期分離回路
1が設けられており、この同期分離回路1は、映像信号
から水平同期パルス部を分離し、この水平同期パルス部
から水平同期パルス信号aを出力するようになっている
【0038】上記の同期分離回路1は、同期盤クロック
発生器2に接続されており、この同期盤クロック発生器
2は、図示しない原発振器を有している。この原発振器
は、第1基準周波数信号fTPO と、色差ペデスタル
レベルの周波数に一致した第2基準周波数信号fFPO
 とを出力するようになっており、これらの第1基準周
波数信号fTPO と第2基準周波数信号fFPO と
は、水平走査周波数fH の整数倍に設定され、且つ水
平同期パルス前縁部で位相が一致するように設定されて
いる。
【0039】また、上記の同期盤クロック発生器2は、
図3に示すように、上述のダブルリセットに必要な処理
パルス信号となる水平新同期パルス信号a1、水平ブラ
ンキングパルス信号b、映像信号のフロントポーチ部を
示すフロントポーチパルス信号e、および各種のゲート
パルス信号を出力するようになっており、水平新同期パ
ルス信号a1 は、水平同期パルス信号aに同期して形
成されるようになっている。また、フロントポーチパル
ス信号eは、水平ブランキングパルス信号bの立ち下が
りエッジと水平同期パルス信号aの立ち下がりエッジと
で形成されるようになっている。
【0040】上記の各種の処理パルス信号a1 ・b・
e・fTPO ・fFPO を出力する同期盤クロック
発生器2は、周波数誤差電圧ホールド回路7、同期パル
ス先端部対応FMキャリア周波数比較回路9、fFPゲ
ート回路3、およびfTPゲート回路4に接続されてお
り、fFPゲート回路3に第2基準周波数信号fFPO
 とフロントポーチパルス信号eとを出力するようにな
っている一方、fTPゲート回路4に第1基準周波数信
号fTPO と水平新同期パルス信号a1 とを出力す
るようになっている。
【0041】そして、上記のfFPゲート回路3は、リ
セットパルス合成加工回路5に接続されており、フロン
トポーチパルス信号eが入力されている期間、第2基準
周波数信号fFPO をフロントポーチ・キャリアリセ
ットパルス信号cとしてリセットパルス合成加工回路5
に出力させるようになっている。
【0042】また、上記のリセットパルス合成加工回路
5には、fTPゲート回路4も接続されており、このf
TPゲート回路4は、第1基準周波数信号fTPO を
同期先端キャリアリセットパルス信号dとしてリセット
パルス合成加工回路5に入力させるようになっている。 そして、このリセットパルス合成加工回路5は、フリッ
プフロップからなるFM発振器8に接続されており、こ
のFM発振器8にフロントポーチ・キャリアリセットパ
ルス信号cと同期先端キャリアリセットパルス信号dと
を合成したFMキャリアリセットパルス信号fを出力す
るようになっている。
【0043】上記のFM発振器8は、入力されたFMキ
ャリアリセットパルス信号fに位相を一致させて発振す
るようになっており、入力側には、AFC誤差加算回路
6が接続されている一方、出力側には、出力増幅回路1
0および同期先端キャリア周波数比較回路9が接続され
ている。そして、同期先端キャリア周波数比較回路9は
、周波数誤差電圧ホールド回路7を介してAFC誤差加
算回路6に接続されており、AFC回路を構成するよう
になっている。
【0044】上記の構成において、磁気記録再生装置が
図2の周波数アロケーションを有する映像信号を記録再
生する際の動作について説明する。
【0045】先ず、図2の映像信号は、水平同期パルス
先端部に対応するFMキャリア周波数がfTP、フロン
トポーチ部に対応するFMキャリア周波数がfFP、映
像信号ピーク値に対応するFMキャリア周波数がfP 
=(fTP+Δf)に設定されており、水平ブランキン
グパルスが水平同期パルス部の前縁よりフロントポーチ
期間分先行しているものとする。
【0046】そして、磁気記録再生装置が上記の映像信
号を記録する場合には、図1に示すように、映像信号g
がFM変調回路11に入力されることになる。FM変調
回路11に入力された映像信号gは、同期分離回路1と
AFC誤差加算回路6とに入力されることになり、同期
分離回路1は、入力された映像信号gから水平同期パル
ス信号aを抜き出し同期盤クロック発生器2へ出力する
ことになる。
【0047】同期盤クロック発生器2に入力された水平
同期パルス信号aにより、この水平同期パルス信号aに
位相同期した水平新同期パルス信号a1 を形成した後
、fTPゲート回路4へ出力されることになる。また、
同期盤クロック発生器2からは、フロントポーチパルス
信号eが出力され、このフロントポーチパルス信号eは
、fFPゲート回路3へ出力されることになる。
【0048】また、同期盤クロック発生器2は、図示し
ない原発振器を有しており、この原発振器は、第1基準
周波数信号fTPO と、色差ペデスタルレベルの周波
数に一致した第2基準周波数信号fFPO とを出力し
ている。 そして、第1基準周波数信号fTPO は、水平新同期
パルス信号a1 をゲート信号とするfTPゲート回路
4へ出力される一方、第2基準周波数信号fFPO は
、フロントポーチパルス信号eをゲート信号とするfF
Pゲート回路3へ出力されることになる。
【0049】上記のfFPゲート回路3に入力された第
2基準周波数信号fFPO は、フロントポーチパルス
信号eが入力されている期間、リセットパルス合成加工
回路5へフロントポーチ・キャリアリセットパルス信号
cとして出力されることになる。また、fTPゲート回
路4に入力された第1基準周波数信号fTPO は、同
期先端キャリアリセットパルス信号dを得るため、使用
されることになり、この同期先端キャリアリセットパル
ス信号dは、映像キャリアhのキャリアリセットに最適
なパルス数に設定して、キャリアリセットを高精度に実
行させる。つまり、フロントポーチ・キャリアリセット
パルス信号cと同期先端キャリアリセットパルス信号d
とを合成し、FMキャリアリセット信号fとされた後、
FM発振器8へ出力されることになる。
【0050】上記のFMキャリアリセット信号fがFM
発振器8に入力されると、FM発振器8は、FMキャリ
アリセット信号fに位相同期した映像キャリアhを出力
することになり、このキャリアリセットされた映像キャ
リアhは、出力増幅回路10および同期先端キャリア周
波数比較回路9へ出力されることになる。そして、この
映像キャリアhは、同期先端キャリア周波数比較回路9
と周波数誤差電圧ホールド回路7とAFC誤差加算回路
6とで構成されるAFC回路でFM発振周波数を安定化
し、出力増幅回路10を介して後段の記録系に出力され
、図示しない磁気テープへ記録されることになる。
【0051】尚、上記のAFC回路による発振周波数の
安定化は、映像キャリアhの水平同期パルス部に対応す
るキャリア周波数と第1基準周波数信号fTPO との
周波数比較を行い、誤差電圧を1ライン分保持し、次の
水平同期パルス部にフィードバックすることで実施され
るようになっていても良いし、或いは、フロントポーチ
部に対応するキャリア周波数と第2基準周波数信号fF
PO との周波数比較で実施されるようになっていても
良い。
【0052】これにより、フロントポーチ部でキャリア
リセットされたFMキャリアは、水平同期パルス部対応
FMキャリアと位相同期しており、不連続敵な位相差を
生じることがなく、さらに、水平同期パルス前縁部に位
相同期したものになっている。
【0053】そして、このようにして記録された映像キ
ャリアhを再生した場合には、図4に示すように、再生
映像キャリアのフロントポーチ部にキャリア位相の不連
続点が存在するため、このフロントポーチ部に過度歪み
が発生することになるが、キャリア位相が連続的に変化
する水平同期パルス前縁部のFM復調出力では、過度歪
みを発生しない。従って、磁気記録再生装置は、再生映
像信号のクランプ方式が同期先端クランプ方式であった
場合、水平同期パルス部でのクランプエラーを生じるこ
とがない。
【0054】また、上記のフロントポーチ部は、色差ペ
デスタルレベルに一致させても良く、図5に示すように
、TCI(Time−Compressed Inte
gration)信号では、色差ペデスタルレベルが映
像信号の中間レベル(50%)に設定されている。従っ
て、フロントポーチ部に発生する過度歪みは、水平同期
パルス部のレベルにまで達する負方向へのアンダーシュ
ートは起こらず、水平同期分離回路でその過度歪ノイズ
を水平パルス前縁部として見誤ることはない。
【0055】尚、上記のキャリアリセットは、フロント
ポーチ・キャリアリセットパルス信号cと同期先端キャ
リアリセットパルス信号dとを連続させた図6のFMキ
ャリアリセット信号fで実施されるため、映像信号gを
プリエンファシス処理しないで記録する場合に好適なも
のである。
【0056】〔実施例2〕次に、請求項4の発明の一実
施例としてプリエンファシス処理した映像信号g’で変
調記録し、再生時にデエンファシス処理する場合に好適
なキャリアリセット方式を図6に基づいて説明する。
【0057】本実施例に係る磁気記録再生装置は、AF
C回路を構成するFM変調器と、時間軸補正のためのデ
ータを書き込むメモリを有する時間軸補正回路と、基準
周波数正弦波及びパルス信号発生手段と、FMキャリア
位相を基準位相にリセットするタイミンング信号発生手
段と、再生時に、再生FMキャリアをFM復調するFM
復調器と、FM復調器出力から水平同期パルスを検出し
て出力する水平同期パルス検出手段と、水平同期パルス
検出手段からの水平同期パルスの前縁を使ってFM変調
器で位相リセットされたキャリア部分をバースト信号と
してゲートするゲート手段と、水平同期パルス検出手段
からの水平同期パルスの前縁または後縁でバースト信号
中の所定のゼロクロス点を検出し、時間軸補正回路のメ
モリ書き込みトリガパルスを出力するメモリ書込トリガ
パルス発生手段とを備えており、再生したFMキャリア
をヘッドアンプ、イコライザを通してFM復調器に加え
、その復調出力映像信号を時間軸補正装置に入力するよ
うに構成し、これらの手段の組み合わせにより時間軸補
正された映像信号を再生するようになっている。
【0058】そして、上記の基準周波数正弦波及びパル
ス信号発生手段は、記録時に、上記のFM変調器の第1
および第2の基準周波数を同一の原発振器から導き出し
、それぞれ入力映像信号の水平走査周波数の整数倍に設
定し、且つ水平同期パルス前縁でそれらの基準位相を一
致させるようになっている。
【0059】また、タイミンング信号発生手段は、第3
タイミンング信号発生手段と第4タイミンング信号発生
手段とからなっており、第3タイミンング信号発生手段
は、FM変調器において第1の基準周波数を映像信号水
平同期先端部対応のFMキャリア周波数に設定し、AF
Cを構成すると同時に、水平同期パルスの後半部のみで
ゲートした第1の基準周波数パルス列の一部より作成し
たリセットパルスで、水平周期毎に、水平同期パルス先
端部対応のFMキャリア位相を基準位相にリセットする
ようになっている。
【0060】また、第4タイミンング信号発生手段は、
FM変調器において第2の基準周波数を映像信号フロン
トポーチ部対応のFMキャリア周波数に設定し、フロン
トポーチ部の後半部のみでゲートして得た第2の基準周
波数パルス列の一部から作成したリセットパルスにより
、水平周期毎にフロントポーチ部対応のFMキャリア位
相を基準位相にリセットするようになっている。
【0061】上記の構成において、磁気記録再生装置の
動作について説明する。
【0062】先ず、図6に示すように、プリエンファシ
ス処理した映像信号g’には、フロントポーチ前縁部お
よび水平同期パルス前縁部でサグA・Aが生じることに
なり、このサグA・Aを生じた部分では、FMキャリア
の周波数が変化することになる。従って、上述の実施例
1で述べた連続したFMキャリアリセット信号f(参考
のため図6中で示す)では、位相誤差を生ずるので、上
記のサグA・Aによる周波数の変化が所定内に収まった
段階で出力されるフロントポーチ・キャリアリセットパ
ルス信号c’と同期先端キャリアリセットパルス信号d
’とからなるFMキャリアリセット信号f’を形成し、
このFMキャリアリセット信号f’で映像キャリアh’
をキャリアリセットして記録させることになる。
【0063】そして、上記のFMキャリアリセット信号
f’でキャリアリセットして記録された映像FMキャリ
アh’が再生されるとき、キャリアリセットされた部分
は、同期検出専用FM復調器で形成された水平同期パル
ス信号からバーストゲートパルス信号jを形成し、この
バーストゲートパルス信号jでリファレンスバースト信
号kを取り出すことができる。
【0064】また、上記のFMキャリアリセット信号f
’でキャリアリセットして記録された映像キャリアh’
を再生し復調した場合には、サグA・Aと共にフロント
ポーチ部にキャリア位相不連続性による過度歪みを生じ
たデエンファシス処理前の再生映像信号g”を得ること
になるが、この再生映像信号g”の水平同期パルス部分
に対応する映像FMキャリアh’の位相連続性は保たれ
ており、且つサグAによる周波数変化が収まった段階で
のキャリアリセットであるため、水平同期パルス前縁部
での過度歪みの発生も、また、水平同期先端部キャリア
リセット開始点での過度歪みの発生もない。この後、上
記の再生映像信号g”をデエンファシス処理することで
、サグA・Aが補正されると共に過度歪みも軽減された
再生映像信号g’’’ が得られることになる。
【0065】尚、上記の水平同期パルス前縁部の過度歪
みは、フロントポーチ・キャリアリセットパルス信号の
位相と同期先端キャリアリセットパルス信号の位相とを
調整することで、より確実に発生を防止できる場合もあ
る。 〔実施例3〕次に、請求項5の発明の一実施例を図7な
いし図9に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0066】本実施例に係る磁気記録再生装置は、図7
に示すように、映像信号フロントポーチ部対応FMキャ
リア位相をリセットする信号源として第2基準周波数f
FPO (図1参照)を用いる代わりに、第1基準周波
数fTPO を代用させるようになっているものである
。但し、この場合には、単発パルスでFMキャリアリセ
ットができる必要がある。
【0067】即ち、本実施例に係る磁気記録再生装置は
、AFC回路を構成するFM変調器と、時間軸補正のた
めのデータを書き込むメモリを有する時間軸補正回路と
、基準周波数正弦波及びパルス信号発生手段と、FMキ
ャリア位相を基準位相にリセットするタイミンング信号
発生手段と、再生時に、再生FMキャリアをFM復調す
るFM復調器と、FM復調器出力から水平同期パルスを
検出して出力する水平同期パルス検出手段と、水平同期
パルス検出手段からの水平同期パルスの前縁を使ってF
M変調器で位相リセットされたキャリア部分をバースト
信号としてゲートするゲート手段と、水平同期パルス検
出手段からの水平同期パルスの前縁または後縁でバース
ト信号中の所定のゼロクロス点を検出し、時間軸補正回
路のメモリ書き込みトリガパルスを出力するメモリ書込
トリガパルス発生手段とを備えており、再生したFMキ
ャリアをヘッドアンプ、イコライザを通してFM復調器
に加え、その復調出力映像信号を時間軸補正装置に入力
するように構成し、これらの手段の組み合わせにより時
間軸補正された映像信号を再生するようになっている。
【0068】そして、上記の基準周波数正弦波及びパル
ス信号発生手段は、記録時に、上記のFM変調器におい
て、入力映像信号の水平走査周波数の整数倍に設定し、
且つ水平同期パルス前縁でそれらの基準位相を一致させ
るようになっている。
【0069】また、タイミンング信号発生手段は、第5
タイミンング信号発生手段と第6タイミンング信号発生
手段とからなっており、第5タイミンング信号発生手段
は、FM変調器において基準周波数を映像信号水平同期
先端部対応のFMキャリア周波数に設定し、AFCを構
成すると同時に、水平同期パルスの後半部のみでゲート
した第1の基準周波数パルス列の一部より作成したリセ
ットパルスで、水平周期毎に、水平同期パルス先端部対
応のFMキャリア位相を基準周波数の基準位相にリセッ
トするようになっている。
【0070】また、第6タイミンング信号発生手段は、
FM変調器において基準周波数の1サイクルをフロント
ポーチ信号でゲートすると同時に、その位相を遅延させ
て映像信号フロントポーチ部対応のFMキャリア周波数
位相に一致させて作成したリセットパルスで、水平周期
毎に、フロントポーチ部対応のFMキャリア位相を基準
位相にリセットするようになっている。
【0071】上記の構成において、磁気記録再生装置の
動作について説明する。
【0072】図7ないし図9に示すように、同期盤クロ
ック発生器2のフロントポーチ信号eからゲート回路2
0と単発パルス発生回路21とで第1基準周波数信号f
TPO の1サイクルを抜き出し、単発パルス信号Cs
を得る。そして、この単発パルス信号Csをデレー回路
22で遅らせてリセットパルス合成加工回路5に出力し
、第2基準周波数信号fFPO の位相に合わせてから
フロントポーチ対応キャリア位相のリセットを先行させ
、次いで、水平パルス先端部対応キャリア位相をリセッ
トする。これにより、水平パルス先端部FMキャリア位
相の不連続変化を防止でき、FM復調出力再生映像信号
g’’’の水平同期パルスでの過度歪みの発生を防止で
きることになる。
【0073】
【発明の効果】請求項1の磁気記録再生装置は、以上の
ように、基準周波数信号が、映像信号のフロントポーチ
部に対応するFMキャリア周波数に設定され、上記フロ
ントポーチ部をキャリアリセットするフロントポーチ基
準周波数信号と、映像信号の水平同期パルス部に対応す
るFMキャリア周波数に設定され、上記水平同期パルス
部をキャリアリセットする水平同期基準周波数信号とか
らなっており、上記フロントポーチ基準周波数信号と水
平同期基準周波数信号とは、FMキャリア周波数が水平
走査周波数の整数倍に設定されていると共に、位相が水
平同期パルス前縁部で一致されている構成である。
【0074】これにより、映像信号のフロントポーチ部
をフロントポーチ基準周波数信号でキャリアリセットし
た後、水平同期パルス部を水平同期基準周波数信号でキ
ャリアリセットすることになり、このフロントポーチ部
と水平同期パルス部とをキャリアリセットして記録され
た映像信号は、水平同期パルス部でキャリアリセットに
よる位相差が発生しないことから、水平同期パルス部で
の過度歪みの発生を防止することが可能になると共に、
位相精度を向上させることになるという効果を奏する。
【0075】また、請求項2の磁気記録再生装置は、以
上のように、請求項1の構成において、水平同期基準周
波数信号を発生する発生器にAFC回路が備えられてい
る構成である。
【0076】これにより、請求項1の効果と同様に、水
平同期パルス部でキャリアリセットによる位相差が発生
しないことから、水平同期パルス部での過度歪みの発生
を防止することが可能になると共に、位相精度を向上さ
せることになるという効果を奏する。
【0077】また、請求項3の磁気記録再生装置は、以
上のように、請求項1の構成において、フロントポーチ
基準周波数信号を発生する発生器にAFC回路が備えら
れている構成である。
【0078】これにより、請求項1の効果と同様に、水
平同期パルス部でキャリアリセットによる位相差が発生
しないことから、水平同期パルス部での過度歪みの発生
を防止することが可能になると共に、位相精度を向上さ
せることになるという効果を奏する。
【0079】また、請求項4の磁気記録再生装置は、以
上のように、請求項1の構成において、フロントポーチ
基準周波数信号によりフロントポーチ部の後半部のみを
キャリアリセットすると共に、水平同期基準周波数信号
により水平同期パルス部の後半部のみをキャリアリセッ
トする構成である。
【0080】これにより、請求項1の効果と同様に、水
平同期パルス部でキャリアリセットによる位相差が発生
しないことから、水平同期パルス部での過度歪みの発生
を防止することが可能になると共に、位相精度を向上さ
せることになるという効果を奏する。
【0081】また、請求項5の磁気記録再生装置は、以
上のように、基準周波数信号が、映像信号の水平同期パ
ルス先端部に対応するFMキャリア周波数に設定され、
フロントポーチ部をキャリアリセットするフロントポー
チリセットパルスと、FMキャリア周波数が水平走査周
波数の整数倍に設定されていると共に、位相が水平同期
パルス前縁部で一致されている水平同期基準周波数信号
とからなっている構成である。
【0082】これにより、映像信号のフロントポーチ部
をフロントポーチリセットパルスでキャリアリセットし
た後、水平同期パルス部を水平同期基準周波数信号でキ
ャリアリセットすることになり、このフロントポーチ部
と水平同期パルス部とをキャリアリセットして記録され
た映像信号は、水平同期パルス部でキャリアリセットに
よる位相差が発生しないことから、水平同期パルス部で
の過度歪みの発生を防止することが可能になると共に、
位相精度を向上させることになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すものであり、FM変調回路のブ
ロック図である。
【図2】映像FMキャリアの周波数アロケーションを示
す説明図である。
【図3】FM変調回路の信号状態を示す波形図である。
【図4】映像FMキャリアの周波数アロケーションを示
す説明図である。
【図5】映像FMキャリアの周波数アロケーションを示
す説明図である。
【図6】実施例2を示すものであり、プリエンファシス
処理した再生映像信号の説明図である。
【図7】実施例3を示すものであり、FM変調回路のブ
ロック図である。
【図8】図7のFM変調回路の信号状態を示す波形図で
ある。
【図9】プリエンファシス処理した再生映像信号の説明
図である。
【図10】キャリアリセットの状態を示す説明図である
【図11】映像FMキャリアの周波数アロケーションを
示す説明図である。
【図12】FMキャリアを磁気テープに記録した磁化パ
ターンの状態を示す説明図である。
【図13】再生FMキャリア位相のキャリアリセット時
点でのFM復調映像信号水平パルス部の過度歪みの発生
を示す説明図である。
【図14】再生FMキャリア位相のキャリアリセット時
点でのFM復調映像信号水平パルス部の過度歪みの発生
を示す説明図である。
【図15】映像信号フロントポーチ部にFMキャリア位
相調整用パルスを挿入する方式の説明図である。
【図16】FMキャリア位相調整用パルス発生を用いた
磁気記録再生装置の記録系のブロック図である。
【符号の説明】
1    同期分離回路 2    同期盤クロック発生器 3    fFPゲート回路 4    fTPゲート回路 5    リセットパルス合成加工回路6    AF
C誤差加算回路6 7    周波数誤差電圧ホールド回路8    FM
発振器 9    同期先端キャリア周波数比較回路10   
 出力増幅回路 11    FM変調回路 a    水平同期パルス信号 a1   水平新同期パルス信号 b    水平ブランキングパルス信号c    フロ
ントポーチ・キャリアリセットパルス信号d    同
期先端キャリアリセットパルス信号e    フロント
ポーチパルス信号 f    FMキャリア信号リセットパルス信号f’ 
 FMキャリア信号リセットパルス信号f”  FMキ
ャリア信号リセットパルス信号g    映像信号 h    映像キャリア h1   映像キャリア h2   映像キャリア j    バーストゲートパルス信号 k    リファレンスバースト信号 fTPO 第1基準周波数信号 fFPO 第2基準周波数信号 fTp  水平同期パルス先端部対応FMキャリア周波
数fFP  フロントポーチ部対応FMキャリア周波数
Δf   周波数変移量 V0   映像信号ピーク値

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号のFMキャリアの位相を基準周波
    数信号の位相に一致させるキャリアリセットを水平走査
    周期毎に実施しながら記録し、再生時にキャリアリセッ
    トされたFMキャリアの水平同期パルス先端部対応部分
    をリファレンスバースト信号として使用する磁気記録再
    生装置において、上記基準周波数信号は、映像信号のフ
    ロントポーチ部に対応するFMキャリア周波数に設定さ
    れ、上記フロントポーチ部をキャリアリセットするフロ
    ントポーチ基準周波数信号と、映像信号の水平同期パル
    ス部に対応するFMキャリア周波数に設定され、上記水
    平同期パルス部をキャリアリセットする水平同期基準周
    波数信号とからなっており、上記フロントポーチ基準周
    波数信号と水平同期基準周波数信号とは、FMキャリア
    周波数が水平走査周波数の整数倍に設定されていると共
    に、位相が水平同期パルス前縁部で一致されていること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】水平同期基準周波数信号を発生する発生器
    にAFC回路が備えられていることを特徴とする請求項
    1の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】フロントポーチ基準周波数信号を発生する
    発生器にAFC回路が備えられていることを特徴とする
    請求項1の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】フロントポーチ基準周波数信号によりフロ
    ントポーチ部の後半部のみをキャリアリセットすると共
    に、水平同期基準周波数信号により水平同期パルス部の
    後半部のみをキャリアリセットすることを特徴とする請
    求項1の磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】映像信号のFMキャリアの位相を基準周波
    数信号の位相に一致させるキャリアリセットを水平走査
    周期毎に実施しながら記録し、再生時にキャリアリセッ
    トされたFMキャリアの水平同期パルス先端部対応部分
    をリファレンスバースト信号として使用する磁気記録再
    生装置において、上記基準周波数信号は、映像信号の水
    平同期パルス先端部に対応するFMキャリア周波数に設
    定され、フロントポーチ部をキャリアリセットするフロ
    ントポーチリセットパルスと、FMキャリア周波数が水
    平走査周波数の整数倍に設定されていると共に、位相が
    水平同期パルス前縁部で一致されている水平同期基準周
    波数信号とからなっていることを特徴とする磁気記録再
    生装置。
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