JPH0425690Y2 - - Google Patents

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JPH0425690Y2
JPH0425690Y2 JP15373886U JP15373886U JPH0425690Y2 JP H0425690 Y2 JPH0425690 Y2 JP H0425690Y2 JP 15373886 U JP15373886 U JP 15373886U JP 15373886 U JP15373886 U JP 15373886U JP H0425690 Y2 JPH0425690 Y2 JP H0425690Y2
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aperture
diaphragm
holes
optical path
lens
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JP15373886U
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JPS6360116U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、双眼実体顕微鏡における光量調節装
置に関する。
[従来の技術] 一般に双眼実体顕微鏡では、被検体が暗くてそ
のままでは観察できないので、照明光学系を設け
て被検体を照明し、明るくして観察している。そ
して、被検体表面での照明光の反射率は表面の状
態により異なるので、照明は、反射率の低い物体
も良く見えるように強力に設定されている。従つ
て、反射率の高い被検体は明るくなり過ぎて却つ
て観察し難くなる。そのために、被検体からの反
射光の光量調節用の絞りが必要となる。
この絞り装置として従来から採用されているも
のに、顕微鏡の二分割された各光路の適当な位置
にアイリス絞りを置き、1本のレバーの操作で両
方のアイリス絞りを同時に駆動できるようになし
たものがある。しかしながら双眼実体顕微鏡の光
路は細い(通常直径10〜12mm程度)ので、一般カ
メラ用と同様の構造のアイリス絞りは機構が複雑
になり、製造が困難でコストアツプを生じてい
る。
そこで簡易な絞りとして、2枚羽根絞り装置が
考えられる。この装置は、機構が簡単で部品点数
も少なく、コストも低い。しかしながら2枚羽根
絞り装置は、絞りの開口が円またはこれに近似し
た形状にならず、通常矩形に近い形状になる。矩
形は、同面積の円形と比べると、対角線の長さが
直径よりも長い。従つて、矩形の開口の角度付近
では、画角外からの光が入り易く、光量の調節が
困難である。また、光軸から離れたレンズの周辺
部を通る光線も使用するので収差の影響を受け易
く、絞り込んでもこの収差を排除できないという
問題がある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は前記問題点を解決し、機構が簡単で且
つ絞りの開口形状を円形に維持できる絞り装置を
提供するものである。
[問題点を解決するための手段] そこで本考案は、双眼実体顕微鏡において、2
系統に分割された左右の各光路途中に、光路を横
断する絞り板を回動自在に設け、当該両絞り板
に、絞り板の回動軸を中心とした前記光路の光軸
を通る円周上に中心が位置する絞り孔を径を変え
て複数設け、さらに両絞り板の対応する絞り孔の
中心が同時に各光路の光軸と一致するように両絞
り板を連動させる連動機構を設けてなるものであ
る。
[作用] 上記本考案によれば、絞りを回動自在な絞り板
に設けた複数の絞り孔によつて形成し、回動操作
によつて切り替えることができるので構造が簡易
である。しかも絞り孔の形状をきわめて容易に円
形に形成できるので、レンズの周辺収差による像
の劣化も最小に留めることができる。
[実施例] 以下本考案の実施例について添付図面を基に説
明する。
第1図は本考案の一実施例の要部を示した平面
図、第2図は第1図のA−A線断面図である。図
中10は双眼実体顕微鏡の鏡筒、12は鏡筒10
の内側に回動自在に装着された絞りリング、12
L,12Rは絞りリング12に植設された左右の
絞り作動ピン、14は絞りリング12に植設さ
れ、鏡筒10に形成された長孔から外部に突出し
た絞り操作レバーである。絞りリング12の内周
には凹部12aを設け、この凹部12aに鏡筒1
0に固着したピン16を臨ませて絞りリング12
の回動範囲を規制してある。18は鏡筒10に取
付けた保持板である。
20L,20Rは双眼実体顕微鏡の左右のズー
ム系の固定レンズで、22L,22Rは同ズーム
系のコンペンセータである。コンペンセータ22
L,22Rは変倍レンズ枠24に固着され、変倍
レンズ枠24は鏡筒10内に固着されたガイドポ
ール26に摺動自在に取り付けられている。コン
ペンセータ22L,22Rは、図示しないバリエ
ータと連動してズーミングを行なう。
固定レンズ20L,20Rの上方には図示しな
い接眼光学系があり、コンペンセータ22L,2
2Rの下方には前述のバリエータが、さらにバリ
エータの下方にはこれも図示しない対物光学系が
ある。
30L,30Rは円板状の絞り板であつて、固
定レンズ20L,20Rとコンペンセータ22
L,22Rとの間に位置させて鏡筒10に固着さ
れた保持板18にそれぞれ軸32L,32Rを介
して回動自在に取り付けてある。この絞り板30
L,30Rの外周寄りには、固定レンズ20L,
20Rを透過する光量を調節するための円形の絞
り孔34L,35L,36L,37L及び同34
R,35R,36R,37Rを穿つてある。各絞
り孔34L,…,34R,…の中心は、各軸32
L,32Rを中心として固定レンズ20L,20
Rの光軸を通る円周上に位置するように設けてあ
る。そしてこれら絞り孔の面積は、最大の絞り孔
34L,34Rが絞り値で開放に相当する大きさ
で、35L,35R以降任意の比率で小さくなる
が、本実施例の場合1/2づつ小さくなるように形
成してある。すなわち、絞り孔34L,34Rを
「1」とすれば、同35L,35Rは「1/2」、同
36L,36Rは「1/4」、同37L,37Rは
「1/8」である。そしてこれらの絞り孔34L,
…,34R,…は、絞り円板30L,30Rを軸
32L,32Rを中心に回転すると、順々に固定
レンズ20L,20Rの光路中にはいり且つ中心
が光軸と一致するように設けてある。
また、絞り板30L,30Rには長孔38L,
38Rを穿ち、この長孔38L,38Rに絞り作
動ピン12L,12Rを嵌入してある。絞り作動
ピン12L,12Rは絞りリング12に植設して
あるので、絞り操作レバー14を手で摘んで動か
すことにより絞りリング12は凹部12aの範囲
内で回動し、同時に両絞り板30L,30Rも回
動する。
第1図において絞り操作レバー14を左方向に
回動すると、絞り円板30L,30Rが夫々左方
向に回動して同じ大きさの絞り孔35L,…,同
35R,…が順次固定レンズ20L,20Rの光
路内に入る。夫々の絞り孔34L,…,34R,
…の中心と固定レンズ20L,20Rの光軸とが
一致する位置で止まるようにクリツクストツプ部
材40を設けておけば、絞り孔の選択操作が容易
になる。
なお本実施例では、絞り板30L,30Rと絞
り操作レバー14との連動機構を絞り板30L,
30Rに穿つた長孔38L,38Rに絞りリング
12に植設した絞り作動ピン12L,12Rを嵌
入した構成を示したが、これと反対に絞り作動ピ
ンを絞り円板に設け、長孔を絞りリングに穿つて
もよい。さらに、公知のギア機構によつて連動さ
せてもよい。
[考案の効果] 上記本考案によれば、絞りを回動自在な絞り板
に設けた複数の絞り孔によつて形成し、回動操作
によつて切り替えるように成してあるので部品点
数が少なく、構造が簡単である。しかも絞り孔の
形状をきわめて容易に円形に形成できるので、レ
ンズの周辺収差による像の劣化も最小に留めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示した平面
図、第2図は第1図のA−A線に沿つた縦断面図
である。 10……鏡筒、12……絞りリング、12L,
12R……絞り作動ピン、14……絞り操作レバ
ー、30L,30R……絞り板、34L,35
L,36L,37L,34R,35R,36R,
37R……絞り孔、38L,38R……長孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 双眼実体顕微鏡において、 2系統に分割された左右の各光路途中に光路を
    横断する絞り板を回動自在に設け、 この両絞り板に、絞り板の回動軸を中心とした
    前記光路の光軸を通る円周上に中心が位置する絞
    り孔を径を変えて複数設け、 さらに両絞り板の対応する絞り孔の中心が同時
    に各光路の光軸と一致するように両絞り板を連動
    させる連動機構を設けたこと、 を特徴とする双眼実体顕微鏡の光量調節装置。
JP15373886U 1986-10-08 1986-10-08 Expired JPH0425690Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15373886U JPH0425690Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15373886U JPH0425690Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6360116U JPS6360116U (ja) 1988-04-21
JPH0425690Y2 true JPH0425690Y2 (ja) 1992-06-19

Family

ID=31072888

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JP15373886U Expired JPH0425690Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

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JPS6360116U (ja) 1988-04-21

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