JPH04256896A - 燃料集合体内観察装置 - Google Patents
燃料集合体内観察装置Info
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- JPH04256896A JPH04256896A JP3016465A JP1646591A JPH04256896A JP H04256896 A JPH04256896 A JP H04256896A JP 3016465 A JP3016465 A JP 3016465A JP 1646591 A JP1646591 A JP 1646591A JP H04256896 A JPH04256896 A JP H04256896A
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- Japan
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- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 32
- 238000007689 inspection Methods 0.000 abstract description 7
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子炉等の原子
炉核燃料集合体内部を光学的に観察する燃料集合体内観
察装置に関する。
炉核燃料集合体内部を光学的に観察する燃料集合体内観
察装置に関する。
【0003】
【従来の技術】沸騰水型原子炉等の原子炉では多数の燃
料集合体が装荷されて原子炉炉心が構成されている。燃
料集合体は図4に示すように角筒状のチャンネルボック
ス1内に多数の燃料棒2がスペーサ3によって束ねられ
て所定の間隔に保持され、収容されたものである。各燃
料棒2の上下両端部は、上部タイプレート4および下部
タイプレート5によってそれぞれ結束される。
料集合体が装荷されて原子炉炉心が構成されている。燃
料集合体は図4に示すように角筒状のチャンネルボック
ス1内に多数の燃料棒2がスペーサ3によって束ねられ
て所定の間隔に保持され、収容されたものである。各燃
料棒2の上下両端部は、上部タイプレート4および下部
タイプレート5によってそれぞれ結束される。
【0004】このうち、下部タイプレート5はタイプレ
ート本体6と燃料棒支持部7とが一体成形されて構成さ
れる。各燃料棒2の下部端栓8は、燃料棒支持部7の孔
9に嵌合または螺合されて拘束される。さらに、燃料棒
支持部7には冷却材流路10が形成される。また、タイ
プレート本体6の下端部には冷却材流入口11が開口さ
れ、この冷却材流入口11から流入した冷却材は冷却材
流路10を通過してチャンネルボックス1内に案内され
る。
ート本体6と燃料棒支持部7とが一体成形されて構成さ
れる。各燃料棒2の下部端栓8は、燃料棒支持部7の孔
9に嵌合または螺合されて拘束される。さらに、燃料棒
支持部7には冷却材流路10が形成される。また、タイ
プレート本体6の下端部には冷却材流入口11が開口さ
れ、この冷却材流入口11から流入した冷却材は冷却材
流路10を通過してチャンネルボックス1内に案内され
る。
【0005】スペーサ3は図5に示すように燃料棒2相
互間の間隔Lを所定の距離に保持するとともに、燃料棒
2をその軸方向と直交方向の振動を抑止している。そし
て、例えば8行8列の正方格子状に配置した燃料棒2の
間隔は約4mm弱と狭い隙間となっている。
互間の間隔Lを所定の距離に保持するとともに、燃料棒
2をその軸方向と直交方向の振動を抑止している。そし
て、例えば8行8列の正方格子状に配置した燃料棒2の
間隔は約4mm弱と狭い隙間となっている。
【0006】ところで、原子炉の定期点検中に、原子炉
圧力容器の上蓋を開けて燃料集合体の交換を行っており
、この点検作業中には、作業に使用した針金等の金属片
が原子炉圧力容器内に落下することがある。また、原子
炉構造物が酸化または他の原因で一部剥離し、この剥離
片が原子炉圧力容器内に同様に落下する可能性も考えら
れる。これらの金属片や剥離片等の異物は通常重量が小
さいために、原子炉運転中に冷却材の流動に伴って炉心
へ導かれ、その一部が燃料集合体の下部タイプレート5
に流入し、燃料棒支持部7の冷却材流路10を通過する
。この冷却材流路10は流路面積が広いので大きな異物
以外は引掛からず、流路面積の最も狭いスペーサ3部に
小さな異物が引掛かる可能性が高い。このように、異物
がスペーサ3に引掛かかり、燃料棒2に接触すると燃料
棒2が損傷する可能性がある。
圧力容器の上蓋を開けて燃料集合体の交換を行っており
、この点検作業中には、作業に使用した針金等の金属片
が原子炉圧力容器内に落下することがある。また、原子
炉構造物が酸化または他の原因で一部剥離し、この剥離
片が原子炉圧力容器内に同様に落下する可能性も考えら
れる。これらの金属片や剥離片等の異物は通常重量が小
さいために、原子炉運転中に冷却材の流動に伴って炉心
へ導かれ、その一部が燃料集合体の下部タイプレート5
に流入し、燃料棒支持部7の冷却材流路10を通過する
。この冷却材流路10は流路面積が広いので大きな異物
以外は引掛からず、流路面積の最も狭いスペーサ3部に
小さな異物が引掛かる可能性が高い。このように、異物
がスペーサ3に引掛かかり、燃料棒2に接触すると燃料
棒2が損傷する可能性がある。
【0007】このため、燃料の健全性を保持するために
は、燃料集合体内に異物が引掛かっていないことを確認
する必要がある。そして、燃料集合体内を観察する手段
としては、燃料棒2間の狭い隙間に挿入することができ
、且つ比較的高い解像度が得られるファイバースコープ
を用いた観察が知られている。
は、燃料集合体内に異物が引掛かっていないことを確認
する必要がある。そして、燃料集合体内を観察する手段
としては、燃料棒2間の狭い隙間に挿入することができ
、且つ比較的高い解像度が得られるファイバースコープ
を用いた観察が知られている。
【0008】このファイバースコープを燃料バンドルに
設定するため従来は、図6に示すようにポール12の先
端にファイバースコープ13を取付け、人手によって燃
料バンドル14の燃料棒2間に挿入していた。燃料集合
体は図示のような燃料チャンネル着脱機15に載せてチ
ャンネルを取り外しておき、燃料バンドル14は燃料チ
ャンネル着脱機15上では回転および高さが任意の位置
に設定できるようになっている。
設定するため従来は、図6に示すようにポール12の先
端にファイバースコープ13を取付け、人手によって燃
料バンドル14の燃料棒2間に挿入していた。燃料集合
体は図示のような燃料チャンネル着脱機15に載せてチ
ャンネルを取り外しておき、燃料バンドル14は燃料チ
ャンネル着脱機15上では回転および高さが任意の位置
に設定できるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す手段ではファイバースコープ13を燃料棒2間の狭
い隙間に挿入するのに人手によって行うため、燃料集合
体内の観察したい目的の設定箇所に挿入することが困難
で、且つ燃料棒2にファイバースコープ13が衝突する
度に燃料棒2やファイバースコープ13を傷つけてしま
う可能性が高い。また、この手段では燃料集合体内の観
察したい箇所でファイバースコープ13の先端部を停止
させることに手間がかかる問題点があった。
示す手段ではファイバースコープ13を燃料棒2間の狭
い隙間に挿入するのに人手によって行うため、燃料集合
体内の観察したい目的の設定箇所に挿入することが困難
で、且つ燃料棒2にファイバースコープ13が衝突する
度に燃料棒2やファイバースコープ13を傷つけてしま
う可能性が高い。また、この手段では燃料集合体内の観
察したい箇所でファイバースコープ13の先端部を停止
させることに手間がかかる問題点があった。
【0010】そこで、本発明は上記事情を考慮してなさ
れたもので、その目的とするところは、燃料棒やファイ
バースコープを傷つけることなく、ファイバースコープ
を目的の設定箇所に容易かつスムーズに挿入することが
できるようにした燃料集合体内観察装置を提供すること
にある。 〔発明の構成〕
れたもので、その目的とするところは、燃料棒やファイ
バースコープを傷つけることなく、ファイバースコープ
を目的の設定箇所に容易かつスムーズに挿入することが
できるようにした燃料集合体内観察装置を提供すること
にある。 〔発明の構成〕
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、燃料棒の間隙にファイバースコープを
挿入して燃料集合体内を観察する燃料集合体内観察装置
において、上記ファイバースコープより厚く長尺に形成
したガイドと、このガイドおよびファイバースコープを
上記燃料集合体内に挿脱させる駆動手段とを有し、上記
ファイバースコープに先行させてガイドを挿入すること
を特徴とする。
めに、本発明は、燃料棒の間隙にファイバースコープを
挿入して燃料集合体内を観察する燃料集合体内観察装置
において、上記ファイバースコープより厚く長尺に形成
したガイドと、このガイドおよびファイバースコープを
上記燃料集合体内に挿脱させる駆動手段とを有し、上記
ファイバースコープに先行させてガイドを挿入すること
を特徴とする。
【0012】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、まずガ
イドが燃料棒の間隙に挿入されて燃料棒間の位置決めを
行い、次いでガイドより厚さが薄く短いファイバースコ
ープは燃料棒に接触することなく、燃料集合体内に挿入
されるようにしたので、ファイバースコープおよび燃料
棒の損傷を防止でき、ファイバースコープと燃料棒との
位置設定を正確に行うことができる。
イドが燃料棒の間隙に挿入されて燃料棒間の位置決めを
行い、次いでガイドより厚さが薄く短いファイバースコ
ープは燃料棒に接触することなく、燃料集合体内に挿入
されるようにしたので、ファイバースコープおよび燃料
棒の損傷を防止でき、ファイバースコープと燃料棒との
位置設定を正確に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0014】なお、従来の構成と同一または対応する部
分には図4〜図6と同一の符号を用いて説明する。
分には図4〜図6と同一の符号を用いて説明する。
【0015】図1および図2において、本実施例に係る
燃料集合体内観察装置は、装置本体20を吊り下げるポ
ール21と、装置本体20と燃料集合体との大まかな位
置決めを行うコ字状係合部22と、ファイバースコープ
13を燃料棒2と接触させず且つ装置本体20と燃料棒
2の位置決めを行うガイド23と、ファイバースコープ
13およびガイド23を燃料棒2の間隙に挿脱させる駆
動手段としての水密モータ24とこの駆動を制御する駆
動制御装置25とから構成されている。
燃料集合体内観察装置は、装置本体20を吊り下げるポ
ール21と、装置本体20と燃料集合体との大まかな位
置決めを行うコ字状係合部22と、ファイバースコープ
13を燃料棒2と接触させず且つ装置本体20と燃料棒
2の位置決めを行うガイド23と、ファイバースコープ
13およびガイド23を燃料棒2の間隙に挿脱させる駆
動手段としての水密モータ24とこの駆動を制御する駆
動制御装置25とから構成されている。
【0016】ガイド23は全体として櫛歯状をなし、各
ガイドプレート23a〜23cはファイバースコープ1
3より厚く長尺に形成され、ファイバースコープ13に
先行して燃料棒2の間隙にファイバースコープ13と一
体化して挿入され、ファイバースコープ13の挿入を案
内している。また、ガイド23はの各ガイドプレート2
3a〜23cは長さが例えば段階に異なっており、最も
長いガイドプレートを23a、次に長いガイドプレート
を23b、そして最も短いガイドプレートを23cとし
ている。最も長いガイドプレート23aは燃料棒2間に
挿入されて装置本体20と燃料棒2との間の位置決めを
行い、他のガイドプレート23b,23cは燃料棒2間
に挿入され易くするために同一の長さにしないで、長さ
を変えている。ガイドプレート23a〜23cの先端は
滑かになっている。
ガイドプレート23a〜23cはファイバースコープ1
3より厚く長尺に形成され、ファイバースコープ13に
先行して燃料棒2の間隙にファイバースコープ13と一
体化して挿入され、ファイバースコープ13の挿入を案
内している。また、ガイド23はの各ガイドプレート2
3a〜23cは長さが例えば段階に異なっており、最も
長いガイドプレートを23a、次に長いガイドプレート
を23b、そして最も短いガイドプレートを23cとし
ている。最も長いガイドプレート23aは燃料棒2間に
挿入されて装置本体20と燃料棒2との間の位置決めを
行い、他のガイドプレート23b,23cは燃料棒2間
に挿入され易くするために同一の長さにしないで、長さ
を変えている。ガイドプレート23a〜23cの先端は
滑かになっている。
【0017】水密モータ24はファイバースコープ13
およびガイド23を燃料棒2の間隙に挿入したり抜出さ
せたりし、この挿脱制御は駆動制御装置25によって行
なわれる。
およびガイド23を燃料棒2の間隙に挿入したり抜出さ
せたりし、この挿脱制御は駆動制御装置25によって行
なわれる。
【0018】ファイバースコープ13は、図3に示すよ
うにライトガイド31とイメージガイド32とそれを囲
む被覆材33で構成されており、イメージガイド32は
細いファイバーを数千〜数万本束ね、先端部の対物レン
ズ34で集光された画像イメージを末端まで光で伝達す
る。ライトガイド31はファイバーを数百本束ね、光源
よりファイバー先端部に光を伝達し、観察したい目的対
象物を照明する。
うにライトガイド31とイメージガイド32とそれを囲
む被覆材33で構成されており、イメージガイド32は
細いファイバーを数千〜数万本束ね、先端部の対物レン
ズ34で集光された画像イメージを末端まで光で伝達す
る。ライトガイド31はファイバーを数百本束ね、光源
よりファイバー先端部に光を伝達し、観察したい目的対
象物を照明する。
【0019】図3に示すファイバースコープ13は、先
端部にプリズム35を取付けて光の方向を90°変換し
て見る方向を変えている。末端部では先端部でとらえた
画像イメージが映し出され、通常は画像を記録させるた
めにテレビカメラ36を末端に取付け、画像を映像信号
に変換している。
端部にプリズム35を取付けて光の方向を90°変換し
て見る方向を変えている。末端部では先端部でとらえた
画像イメージが映し出され、通常は画像を記録させるた
めにテレビカメラ36を末端に取付け、画像を映像信号
に変換している。
【0020】次に、本実施例に係る燃料集合体内観察装
置を使用して燃料バンドル内を観察する手順について説
明する。
置を使用して燃料バンドル内を観察する手順について説
明する。
【0021】まず、燃料集合体を図示しない燃料チャン
ネル着脱機に載せ、チャンネルボックスを取外す。この
燃料チャンネル着脱機は燃料集合体を相対的に上下動可
能であって回転可能な装置である。次いで、装置本体2
0をポール21で吊り下げて所定の高さに設定した後に
チャンネルボックスを取り外した燃料バンドル近傍に配
置する。この燃料バンドル4面の内、観察したい面を装
置本体20側に向ける。ポール21を燃料バンドルに静
かに接近させてコ字状係合部22に燃料バンドルを係合
させる。この係合により、装置本体20は燃料バンドル
に対して大まかに位置決めされる。
ネル着脱機に載せ、チャンネルボックスを取外す。この
燃料チャンネル着脱機は燃料集合体を相対的に上下動可
能であって回転可能な装置である。次いで、装置本体2
0をポール21で吊り下げて所定の高さに設定した後に
チャンネルボックスを取り外した燃料バンドル近傍に配
置する。この燃料バンドル4面の内、観察したい面を装
置本体20側に向ける。ポール21を燃料バンドルに静
かに接近させてコ字状係合部22に燃料バンドルを係合
させる。この係合により、装置本体20は燃料バンドル
に対して大まかに位置決めされる。
【0022】この状態で水密モータ24を駆動させてガ
イド23とファイバースコープ13を燃料棒2の間隙に
挿入させる。すると、まずガイド23のドプレート23
aが燃料棒2間に入り、装置本体20と燃料集合体の位
置決めを行う。続いてガイドプレート23bが入り、ガ
イドプレート24cと続く。
イド23とファイバースコープ13を燃料棒2の間隙に
挿入させる。すると、まずガイド23のドプレート23
aが燃料棒2間に入り、装置本体20と燃料集合体の位
置決めを行う。続いてガイドプレート23bが入り、ガ
イドプレート24cと続く。
【0023】これらのガイド23が燃料集合体内に挿入
されることで、燃料集合体と装置本体20との水平方向
の位置決めが行われる。これにより、ファイバースコー
プ13は燃料棒2の間隙のほぼ中央付近を移動すること
で、燃料棒2と接触せずに移動できる。したがって、こ
れは計画された水平位置をファイバースコープ13の目
が通過し、観察したい箇所をもれなく見ることによって
観察もれを生じさせない。
されることで、燃料集合体と装置本体20との水平方向
の位置決めが行われる。これにより、ファイバースコー
プ13は燃料棒2の間隙のほぼ中央付近を移動すること
で、燃料棒2と接触せずに移動できる。したがって、こ
れは計画された水平位置をファイバースコープ13の目
が通過し、観察したい箇所をもれなく見ることによって
観察もれを生じさせない。
【0024】また、ファイバースコープ13は燃料集合
体の中央の4本目と5本目まで挿入する。これにより、
燃料集合体の半分のエリアの検査が行える。ここで、図
1(A)および図2に示す燃料集合体は中央に燃料棒2
より太いウォータロッド2aを配置しているために、燃
料棒2aとの隙間は狭くてファイバースコープ13が貫
通できない。このタイプの燃料集合体の検査では半分の
エリアの検査を行った後、その反対側より再度ファイバ
ースコープ13を挿入することで、残りのエリアの検査
を行って、この面の検査を終了させる。他方、ファイバ
ースコープ13がウォータロッド2aに妨げられずに貫
通してしまうタイプの燃料集合体では、この限りでなく
、一回でこの面の検査が可能である。
体の中央の4本目と5本目まで挿入する。これにより、
燃料集合体の半分のエリアの検査が行える。ここで、図
1(A)および図2に示す燃料集合体は中央に燃料棒2
より太いウォータロッド2aを配置しているために、燃
料棒2aとの隙間は狭くてファイバースコープ13が貫
通できない。このタイプの燃料集合体の検査では半分の
エリアの検査を行った後、その反対側より再度ファイバ
ースコープ13を挿入することで、残りのエリアの検査
を行って、この面の検査を終了させる。他方、ファイバ
ースコープ13がウォータロッド2aに妨げられずに貫
通してしまうタイプの燃料集合体では、この限りでなく
、一回でこの面の検査が可能である。
【0025】さらに、ファイバースコープ13の観察距
離は通常数十mmから∞までであるが、光が到達しある
程度の大きさで見えないと、検査できないことから観察
範囲は限定される。そのため、ある面の観察が終了した
らファイバースコープ13とガイド23を燃料集合体よ
り引き抜き、且つ装置本体20を燃料集合体より離反さ
せて燃料チャンネル着脱機にて上下に移動させた後、高
さの異なる面のファイバースコープ13による観察を繰
り返すことにより、軸方向の全ての面の燃料バンドルひ
いては燃料集合体の観察が可能となる。
離は通常数十mmから∞までであるが、光が到達しある
程度の大きさで見えないと、検査できないことから観察
範囲は限定される。そのため、ある面の観察が終了した
らファイバースコープ13とガイド23を燃料集合体よ
り引き抜き、且つ装置本体20を燃料集合体より離反さ
せて燃料チャンネル着脱機にて上下に移動させた後、高
さの異なる面のファイバースコープ13による観察を繰
り返すことにより、軸方向の全ての面の燃料バンドルひ
いては燃料集合体の観察が可能となる。
【0026】このように本実施例によれば、ガイド23
の長さが異なっているので、燃料棒2間に挿入され易く
なる。
の長さが異なっているので、燃料棒2間に挿入され易く
なる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る燃料
集合体内観察装置によれば、燃料棒やファイバースコー
プを傷つけず、ファイバースコープと燃料棒との位置設
定が正確になり、ファイバースコープの挿入範囲内の任
意の位置での観察が容易に行えることとなる。その結果
、燃料集合体の構成材に発生した傷の有無や異物の有無
が判断でき、燃料健全性に関わる外観検査が可能となる
。
集合体内観察装置によれば、燃料棒やファイバースコー
プを傷つけず、ファイバースコープと燃料棒との位置設
定が正確になり、ファイバースコープの挿入範囲内の任
意の位置での観察が容易に行えることとなる。その結果
、燃料集合体の構成材に発生した傷の有無や異物の有無
が判断でき、燃料健全性に関わる外観検査が可能となる
。
【図1】(A)および(B)は本発明に係る燃料集合体
内観察装置の一実施例を示す平面図および側面図。
内観察装置の一実施例を示す平面図および側面図。
【図2】燃料棒間にガイドを挿入した状態を示す拡大図
。
。
【図3】図1のファイバースコープを示す概略構成図。
【図4】燃料集合体の構成を示す部分断面図。
【図5】燃料集合体における燃料棒を示す配置図。
【図6】従来の観察装置による燃料集合体内の観察状態
を示す説明図。
を示す説明図。
2 燃料棒
13 ファイバースコープ
20 装置本体
23 ガイド
23a,23b,23c ガイドプレート24 水
密モータ(駆動手段) 25 駆動制御装置
密モータ(駆動手段) 25 駆動制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料棒の間隙にファイバースコープを
挿入して燃料集合体内を観察する燃料集合体内観察装置
において、上記ファイバースコープより厚く長尺に形成
したガイドと、このガイドおよびファイバースコープを
上記燃料集合体内に挿脱させる駆動手段とを有し、上記
ファイバースコープに先行させてガイドを挿入すること
を特徴とする燃料集合体内観察装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3016465A JP3001652B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 燃料集合体内観察装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3016465A JP3001652B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 燃料集合体内観察装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04256896A true JPH04256896A (ja) | 1992-09-11 |
JP3001652B2 JP3001652B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=11917007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3016465A Expired - Lifetime JP3001652B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 燃料集合体内観察装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001652B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007333602A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 燃料検査装置の強制退避装置 |
JP2007333601A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 燃料検査装置 |
JP2010091403A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 燃料棒酸化膜厚測定装置 |
JP2010145362A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Global Nuclear Fuel-Japan Co Ltd | 燃料交換機 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP3016465A patent/JP3001652B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007333602A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 燃料検査装置の強制退避装置 |
JP2007333601A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 燃料検査装置 |
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JP2010145362A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Global Nuclear Fuel-Japan Co Ltd | 燃料交換機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3001652B2 (ja) | 2000-01-24 |
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