JPH0425652Y2 - - Google Patents

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JPH0425652Y2
JPH0425652Y2 JP1985025892U JP2589285U JPH0425652Y2 JP H0425652 Y2 JPH0425652 Y2 JP H0425652Y2 JP 1985025892 U JP1985025892 U JP 1985025892U JP 2589285 U JP2589285 U JP 2589285U JP H0425652 Y2 JPH0425652 Y2 JP H0425652Y2
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robot
probe
tube
eddy current
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば原子力プラントの蒸気発生器や
管巣式熱交換器などの多数の細管を備えた装置に
適用される渦電流探傷制御装置に関し、特に全自
動化手段に関する。
〔従来の技術〕
PWR型原子力プラントの蒸気発生器(以下
S/Gと略称する)における細管については、定
期検査毎にその全数を渦電流探傷(以下ECTと
略称する)装置により検査することが義務づけら
れている。
第3図は従来のECT装置の構成を示した図で
ある。このECT装置はS/G1の管板2にロボ
ツト3を取付け、このロボツト3によりプローブ
4を中空部内に収容しているプローブガイド5を
所定の細管6まで案内し、プツシヤ7でケーブル
8を駆動することにより、プローブ4を細管6内
に挿入または引抜し、上記プローブ4により
ECTデータを採取するものとなつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
1本の細管探傷毎に次の細管のアドレスを設定
し、ロボツト3で案内後プツシヤ7を作動させる
操作を人為的に行なつている。したがつて探傷作
業が煩雑であり、能率が悪いという欠点があつ
た。特に原子力プラントの細管探傷においては、
放射線管理区域内において昼夜連続で行なわれる
状況にあるので、人手を介することは人体の安全
管理上および健康管理上、種々問題があり、その
改善が強く望まれていた。
そこで本考案は装置の全自動化をはかることに
より、極めて簡単な操作で能率よく、しかも安全
かつ適確に探傷作業を行なえる渦電流探傷制御装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決し、かつ目的を達成
するために、次の如き手段を講じたことを特徴と
している。すなわち探傷すべき細管の位置に基い
て探傷順序を予め設定された探傷パターンデータ
をメモリに記憶させ、このメモリに記憶させた探
傷パターンデータを読出し手段により適時読出し
可能とする。そして読出された探傷パターンデー
タに示された順序に従つて探傷プローブを所定ア
ドレスの細管位置までロボツトにより案内させ
る。そして案内された位置でプローブを自動操作
し、当該細管の渦電流探傷を行ない、探傷により
得られた結果を例えば表示器等の報知手段により
報知するようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
上記手段を講じたことにより、細管全数につい
て連続的に自動探傷することが可能となる上、人
為的操作を殆んど要さないことからたとえ原子力
プラントの蒸気発生器等の探傷を行なう場合にお
いても危険が少ないものとなる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例の制御系の構成を概
略的に示したブロツク図である。第1図において
10は本制御系を統括制御するシステムコントロ
ーラである。11は前記プローブ4で取出された
探傷信号を検波・増幅する探傷器、12は前記プ
ツシヤ7を制御するプツシヤコントローラ、13
は前記ロボツト3を制御するロボツトコントロー
ラ、14は探傷信号を記録するデータレコーダ、
15はCRT表示器およびキーボード等を備えた
端末機、16は上記端末機に接続されたプリンタ
である。また17,18はそれぞれシステムコン
トローラ10、端末機15に付設されたフロツピ
ーデイスクである。
第2図は第1図に示す制御系のシステムコント
ローラ10および端末機15の機能をブロツク化
して示した詳細図である。
次に第2図を中心に本装置の動作を説明する。
端末機15のキーボード151を操作して細管全
数の位置に基いた探傷順序を予め設定した探傷パ
ターンデータを端末機15内のメモリ157に蓄
える。複数の探傷パターンが必要なときにはフロ
ツピーデイスク18にデータを入力し管理するよ
うにする。
そこで次に再びキーボード151を操作し、端
末機15のメモリ157に記憶されている探傷パ
ターンを端末機15のCPU153およびシステ
ムコントローラ10のCPU104を介してシス
テムコントローラ10のメモリ107にデータを
転送する。そしてシステムコントローラ10のス
イツチ108を操作して全自動ECTスタート指
令を出す。このスタート指令はI/F109を介
してCPU104に入力する。そうするとCPU1
04からI/F103を介してロボツトコントロ
ーラ13に前記プローブ4を所定の細管アドレス
まで案内するように指令が与えられる。ロボツト
3がプローブ4を所定の細管アドレスまで案内し
たのちの時点においてCPU104からレコーダ
スタート指令が送出され、これがI/F106を
介してデータレコーダ14に与えられると共に、
プローブ挿入指令が送出され、これがI/F10
2を介してプツシヤコントローラ12に与えられ
る。かくして所定の細管についての渦電流探傷が
実行される。このときの探傷結果は、探傷器11
を経由してデータレコーダ14に供給され、記録
される。同時にバランサ回路101,CPU10
4、さらに端末機15のCPU153、CRTコン
トローラ154を介してCRT表示器152に供
給されるので、CRT表示器152にて画面表示
される。
1本目の細管の探傷が完了すると、完了アドレ
スがCPU104からCPU153を経由してメモ
リ157に格納されると共に、CPU104から
次の細管アドレスにプローブ4を案内するよう指
令が出される。以下前記動作が細管全数の探傷が
完了するまで繰返される。
なお、CRT表示器152には、探傷細管アド
レスの探傷結果がS/G管板2の平面図として表
示されるものとなつている。またキーボード15
1の操作により、上記CRT表示器152の表示
内容は適時プリンタ16によりプリントアウトさ
れる。
なおまた、管板2の部分を歩行するように設け
られたロボツトにより、盲栓の多いS/Gを探傷
する場合には、ロボツトの足と管板2の部分の盲
栓の位置関係を表示するためのプログラムをフロ
ツピーデイスク18に記憶させておき、歩行経路
決定に利用すればよい。
上記した実施例によれば次のような作用効果を
奏する。
(1) 予め細管の探傷順序を探傷パターンデータと
して蓄えておき、このデータに基いてロボツト
3、プツシヤ7、探傷データ処理系を統括制御
するようにしたので、細管全数をもれなく連続
的に自動探傷することができ、能率のよい探傷
を行なえる上、安全性が高い。
(2) S/G管板歩行型ロボツトを使用する場合、
細管に多数の盲栓があれば施栓部を迂回する必
要があるが、この迂回経路を端末機15の操作
によつてシミユレートできるプログラムを内蔵
させておくことにより、経路の決定を迅速かつ
適確に行なえる。
(3) 探傷でデータをデータレコーダ14に自動記
録することができる上、探傷細管の探傷結果を
CRT表示器152にリアルタイで且つ管板2
の平面図として表示できるので、適確な監視を
行なえる利点がある。
なお、本考案は前記一実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施可能であるのは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ECT装置の全自動化がはか
られる結果、探傷所要時間を大幅に短縮でき能率
のよい細管探傷を行なうことができる。また人為
的操作を殆ど要さないことからたとえ原子力プラ
ントの蒸気発生器等の細管探傷を行なう場合にお
いても被爆量の低減をはかれ、安全管理上極めて
好ましい上、作業員の労力を軽減できる。なお、
自動化に伴い誤操作防止がはかられる上、操作習
得所要時間の短縮がはかられるので作業員のトレ
ーニング費用も節減できることになる。このよう
に本考案によれば従来にない格別の効果を奏する
渦電流探傷制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の制御系の構成を概
略的に示したブロツク図、第2図は第1図に示す
システムコントローラおよび端末機の機能をブロ
ツク化して示す詳細ブロツク図、第3図は従来の
ECT装置の構成を示す図である。 1……S/G(蒸気発生器)、2……管板、3…
…ロボツト、4……プローブ、5……プローブガ
イド、6……細管、7……プツシヤ、8……ケー
ブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 探傷すべき細管の位置に基いて探傷順序を予め
    設定された探傷パターンデータを記憶するメモリ
    と、このメモリに記憶されている探傷パターンデ
    ータを適時読出す手段と、この手段により読出さ
    れた探傷パターンデータに示された順序に従つて
    探傷プローブを所定アドレスの細管位置まで案内
    するロボツトと、このロボツトにより案内された
    プローブを上記アドレスにおいて自動操作し当該
    細管の渦電流探傷を行なう手段と、この手段によ
    り探傷された結果を報知する手段とを具備したこ
    とを特徴とする渦電流探傷制御装置。
JP1985025892U 1985-02-25 1985-02-25 Expired JPH0425652Y2 (ja)

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JP1985025892U JPH0425652Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

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JP1985025892U JPH0425652Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

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Publication Number Publication Date
JPS61143055U JPS61143055U (ja) 1986-09-04
JPH0425652Y2 true JPH0425652Y2 (ja) 1992-06-19

Family

ID=30521390

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10746697B2 (en) * 2017-03-29 2020-08-18 Westinghouse Electric Company Llc Position-based sampling for eddy current inspection of steam generator tubes

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5157489A (en) * 1974-11-15 1976-05-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Jidokensasochino kontorooruhoho
JPS5518903A (en) * 1978-07-26 1980-02-09 Hitachi Ltd Inspector for tubular body

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5518903A (en) * 1978-07-26 1980-02-09 Hitachi Ltd Inspector for tubular body

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JPS61143055U (ja) 1986-09-04

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