JPH04254674A - 高層住宅用専用駐車装置 - Google Patents

高層住宅用専用駐車装置

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Publication number
JPH04254674A
JPH04254674A JP3675491A JP3675491A JPH04254674A JP H04254674 A JPH04254674 A JP H04254674A JP 3675491 A JP3675491 A JP 3675491A JP 3675491 A JP3675491 A JP 3675491A JP H04254674 A JPH04254674 A JP H04254674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
parking
parking lot
rise residential
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP3675491A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hagiwara
萩原 旭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSHIMA KENSETSU KK
Original Assignee
OSHIMA KENSETSU KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高層住宅の各住宅に
付設された高層住宅用駐車装置に関する。更に詳しくは
、高層住宅において、各戸別に駐車場を設置した高層住
宅用駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年問題になっている駐車施設の不足は
、大都市では深刻なものがある。また、違法駐車による
交通渋滞、事故の招来は、深刻さを増し、法改正も進め
られている。このため、可能な限り車の所有者の敷地内
での専用駐車場の確保が求められている。しかし、土地
が狭い都市にあっては、一住戸に対して一か所の駐車場
を確保することは至難のことである。
【0003】一方、市街地内の土地スペースを有効に利
用して建物の地階に、または地上に2段または3段の多
数列式立体駐車装置が使用されている。しかし、1世帯
に1台以上車が所有される今日にあっては、絶対数が足
りない。とりわけ、高層住宅地域での駐車場の確保は困
難である。少なくとも1世帯に1台の駐車スペースを確
保することは、社会的要請でもある。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】この発明は、前記のよ
うな背景で発明されたものであり、以下の目的を達成す
る。
【0005】この発明の目的は、高層住宅において、各
住宅に専用の駐車装置を提供することにある。
【0006】この発明の更に他の目的は、地上で運転者
が降車した後、自動車を指定階の駐車場まで自動的に運
んでくれる高層住宅用立体駐車装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に次のような手段を採る。
【0008】この発明は、複数個の住宅を有する高層住
宅に付属された駐車装置であって、前記各住宅の外部に
面してそれぞれ付設された複数の駐車場と、この駐車場
の床面に設けられ自動車を水平方向に移送させるための
第1水平移送手段と、前記駐車場に面しかつ前記高層住
宅の高さ方向に沿って設けられた移送空間と、この移送
空間内で自動車を昇降させるための車用パレットと、こ
の車用パレットの上面に設けられ該パレットと前記駐車
場との間で自動車を移送させるための第2水平移送手段
と、前記パレットを昇降させるための昇降手段とからな
る高層住宅用専用駐車装置である。
【0009】前記移送空間が前記各住宅と前記駐車場と
の間に設けられている。
【0010】前記駐車場が前記各住宅に接して設けられ
ている。
【0011】前記移送空間の底部に前記車用パレットを
水平方向に移送させるための第3水平移送手段が設けら
れている。
【0012】
【作  用】車用パレット9上には無人の状態で自動車
Aを搭載する。このパレット9を垂直移送手段11によ
って高層住宅1に沿って設けられた移送空間5内を上昇
させる。指定された階数にパレット9が移動すると、第
1,第2水平移送手段8,10によって自動車Aをパレ
ット9から各住宅の隣に設けた駐車場4に移動させて駐
車させる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に従って説明
する。図1はこの発明の高層住宅用専用駐車装置の全体
を概略的に示す正面図、図2はその平面図,図3は車用
パレットおよび駐車場の詳細を示す正面図である。高層
住宅1は、通常の知られている鉄筋コンクリート住宅、
鉄骨プレハブ住宅などで作られている住宅である。この
実施例では2つの高層住宅1,1の間に開放廊下3を介
して専用駐車装置2が隣接して設置されている。専用駐
車装置2は駐車場4を有し、この駐車場4は各高層住宅
1に対応してその開放廊下3の前面に設置されている。 駐車場4は各住宅別に、開放廊下3と同一レベルの床面
7を有する複数の車庫6を備えている。駐車場4,4間
にはそれらに共用される移送空間5が設けられている。
【0014】各車庫6の床面7は、自動車Aが格納され
ても機械的に変形しない強度で作られている。この床面
7には自動車Aを水平方向に移送させるための第1水平
方向移送手段であるローラコンベア8が設置されている
(図4参照)。移送空間5は、地表面から最上階まで貫
通した空間である。移送空間5内には、パレット9が昇
降自在に設けられている。パレット9の上面には、自動
車Aをこのパレット9と車庫6との間で自動車Aを移送
させるための第2移送手段であるローラコンベア10が
設置されている。
【0015】パレット9の下方にはパレット昇降装置1
1が設けられている。パレット昇降装置11はこの実施
例ではパンタグラフ機構からなり、基台12,中間台1
3を有している。そして基台12と中間台13との間、
中間台13とパレット9との間には、互いに中間部が枢
支された一対のリンクを有するリンク装置14,15が
配置されている。このリンク装置14,15の各リンク
は、その一端が基台12,中間台13,パレット9にそ
れぞれ固定され、その他端はそれらの部材14,15,
9に水平方向に移動可能に支持されている。すなわち図
7に中間台13との関係を例示するように、各リンク1
6の他端にローラ17が設けられ、このローラ17がガ
イド19に走行可能に受け入れられている。リンク装置
14,15において、基台12および中間台13と一方
のリンクとの間に駆動シリンダ20,21が配置されて
る。駆動シリンダ20の作動によりリンク装置14を介
して中間台13およびパレット9が昇降し、駆動シリン
ダ21の作動によりリンク装置15を介してパレット9
が昇降する。
【0016】図1,2に示されるように、移送空間5の
底部5aには車庫6の水平方向の配列方向に沿って一対
のレール22が設置され、基台12はこのレール22上
に走行可能に設置されている。基台12は図示しない駆
動装置の作動によりレール22上を走行する。また高層
住宅1に隣接した路面に自動車を移送するためのローラ
コンベア23が設置されている。このコンベア23によ
る移送経路は基台12の水平方向移送経路に接続され、
コンベア23によって移送された自動車は最下降位置に
あるパレット9上に移載される。すなわち移送空間5の
底部5aは路面よりも低くなっていて、パレット9が最
下降位置にあるときパレットの上面と路面とがほぼ一致
するようになっている。
【0017】図5,6は上記ローラコンベア8,10,
23の詳細をパレット9に設けられたローラコンベア1
0を例にとって示したものである。図5は図4の線V−
Vに沿って得られる部分的な断面図、図6は図4の線V
I−VIに沿って得られる部分的な断面図である。
【0018】パレット9の下部に駆動モータ24が設け
られている。この駆動モータ24の軸に設けたスプロケ
ット26と、1つのローラ25の軸27に設けたスプロ
ケット28との間にチェーン29が配置され、駆動モー
タ24の動力が1つのローラ25に伝達される。また各
ローラ25の軸に設けたスプロケット30間にチエーン
31が巻きかけられ、1つのローラ25の回転が他のロ
ーラ25に伝達される。
【0019】使用法   自動車Aの運転者は、この自動車Aを路面に設けた
ローラコンベア23上にに積載させるべく矢印B方向か
ら近づく。自動車Aがローラコンベア23上に積載され
ると、運転者は下車して昇降装置の操作盤(図示せず)
に真正な使用者を証明するカードを入れる。このカード
には、自己の家の階数、場所が磁気またはICメモリに
入力されている。このカードの挿入によりパレット9が
上部にあれば下降し、次いで、ローラコンベア23から
移載可能な路面側の位置に水平方向に移動してくる。パ
レット9が最下段の路面側に位置しておれば、ローラコ
ンベア23およびパレット9のローラコンベア10が作
動して、自動車Aを移動させてパレット9上に自動車を
搭載する。パレット9への自動車の搭載が終了すると、
センサ(図示せず)が検知し、ローラコンベア23,1
0の作動が停止する。同時に基台12が指定階数の車庫
に対応した水平位置に移動する。
【0020】次に駆動シリンダ20が作動し、リンク装
置14を介して中間台13およびパレット9が上昇させ
られる。駆動シリンダ20の全ストロークによってもパ
レット9が指定階数に達しないと場合、駆動シリンダ2
1が作動し、リンク装置15を介してパレット9のみが
上昇させられる。パレット9が指定階数にくると、セン
サ(図示せず)が検知し、駆動シリンダ21の作動が停
止し、パレット9の上昇が停止させられる。
【0021】パレット9が停止すると、ローラコンベア
10が再び作動し、同時に車庫6のローラコンベア8が
作動する。それにより、自動車Aがパレット9から車庫
6の床面7上に移載される。自動車の移載が終了すると
、センサ(図示せず)がこれを検知し、ローラコンベア
10,8の作動が停止する。このようにして、自動車が
車庫6に格納される。自動車Aを車庫6から路上に移送
させる場合には、ほぼ前記と逆の動作が行われる。
【0022】なお、上述の動作説明では、自動車を無人
の状態で移送する場合について説明したが、自動車に運
転手が乗車した状態で移送してもよい。この場合、運転
手は開放廊下3を経て、直接帰宅することができる。
【0023】
【第2実施例】図8は、第2実施例を概略的に示す平面
図、図9はその平面図、図10は専用パレットおよび駐
車場の詳細を示す正面図、図11はその平面図である。
【0024】上記第1実施例では、2つの高層住宅1,
1の各々に隣接して駐車場4を設け、各駐車場間に移送
空間2を設けた。これに対し、この第2実施例は2つの
高層住宅1の各々に隣接して移送空間50を設け、各移
送空間50の間に駐車場40,40を設けたものである
。駐車場40,40は各高層住宅1に対応するものであ
り、同一の建屋を仕切って設けられている。その他、パ
レット9、車庫7、昇降装置11等の構成は第1実施例
と同様である。
【0025】
【その他の実施例】第1、第2実施例とも2つの高層住
宅に関連して駐車装置を設置している。これに限らず、
1つの高層住宅にのみ関連して駐車装置を設けてよい。 この場合、第1実施例と同様に高層住宅1に隣接して駐
車場4および移送空間5を順次設置する方式、また第2
実施例と同様に高層住宅1に隣接して移送空間50およ
び駐車場40を順次設置する方式のいずれを採用するこ
ともできる。
【0026】また、各実施例において水平方向移送手段
として採用したローラコンベアは自動車の左右車輪に対
応して設けられているが、左右車輪に共通のものとして
もよい。ローラコンベアの場合、自動車のサイドブレー
キをかけ忘れると車輪が空転してしまうおそれがある。 このため、図6に鎖線で示すように、ローラ25の周囲
にベルト60を設けたベルトコンベアとしてもよい。
【0027】更に、各実施例において、パレットの昇降
手段として採用したパンタグラフ機構は、パレットと基
台との間に1つの中間台および2つのリンク装置を有し
ているが、高層住宅の高さに応じて中間台を不要とし、
あるいは2つ以上の中間台を設け、その数に応じたリン
ク装置を設けるようにしてもよい。この昇降手段は、他
の機構、例えば駆動シリンダのみによる機構としてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明によれば
、駐車装置が高層住宅に付属するので、スペース効率が
よい。また、自動車はパレットによって昇降されるのみ
ならず、第1、第2水平移送手段によって駐車場に移送
されるので、運転者は移送中自動車に必ずしも乗る必要
がなく、他の別の行動をとることができ、時間を有効に
使える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施例の全体を概略的に
示す正面図である。
【図2】図2は図1の平面図である。
【図3】図3は専用パレットおよび駐車場の詳細を示す
平面図である。
【図4】図4は図3の平面図である。
【図5】図5は図4の線V−V に沿って得られる一部
破断した図面である。
【図6】図6は図4の線VI−VIに沿って得られる一
部破断した図面である。
【図7】図7はリンク端部の移動機構を示す一部破断し
た正面図である。
【図8】図8は第2実施例を示す正面図である。
【図9】図9は図8の平面図である。
【図10】図10は、第2実施例における専用パレット
および駐車場の詳細を示す正面図である。
【図11】図11は図10の平面図である。
【符号の説明】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の住宅を有する高層住宅に付属され
    た駐車装置であって、前記各住宅の外部に面してそれぞ
    れ付設された複数の駐車場と、この駐車場の床面に設け
    られ自動車を水平方向に移送させるための第1水平移送
    手段と、前記駐車場に面しかつ前記高層住宅の高さ方向
    に沿って設けられた移送空間と、この移送空間内で自動
    車を昇降させるための車用パレットと、この車用パレッ
    トの上面に設けられ該パレットと前記駐車場との間で自
    動車を移送させるための第2水平移送手段と、前記パレ
    ットを昇降させるための昇降手段とからなる高層住宅用
    専用駐車装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記移送空間が前記各
    住宅と前記駐車場との間に設けられていることを特徴と
    する高層住宅用駐車装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記駐車場が前記各住
    宅に接して設けられていることを特徴とする高層住宅用
    専用駐車装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1において、
    前記移送空間の底部に前記車用パレットを水平方向に移
    送させるための第3水平移送手段が設けられていること
    を特徴とする高層住宅用専用駐車装置。
JP3675491A 1991-02-06 1991-02-06 高層住宅用専用駐車装置 Pending JPH04254674A (ja)

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JP3675491A JPH04254674A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 高層住宅用専用駐車装置

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JPH04254674A true JPH04254674A (ja) 1992-09-09

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JP3675491A Pending JPH04254674A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 高層住宅用専用駐車装置

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JP (1) JPH04254674A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010263628A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Lighting Device Technologies Corp 双方向定電流装置及びそれを使用したledランプ
JP2013014400A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Toshiba Corp 搬送装置、作業システム、および搬送方法

Cited By (2)

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