JPH04254612A - 鉄筋篭の継手の固定方法およびその装置 - Google Patents

鉄筋篭の継手の固定方法およびその装置

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JPH04254612A
JPH04254612A JP10061491A JP10061491A JPH04254612A JP H04254612 A JPH04254612 A JP H04254612A JP 10061491 A JP10061491 A JP 10061491A JP 10061491 A JP10061491 A JP 10061491A JP H04254612 A JPH04254612 A JP H04254612A
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joint
joints
reinforcing bar
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male
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Koichi Shimada
浩一 嶋田
Hideo Toyoizumi
豊泉 秀雄
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Kumagai Gumi Co Ltd
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Kumagai Gumi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中連続壁を構築する
ための溝孔内に配置される一対の鉄筋篭の接続、より詳
細には、両鉄筋篭に設けられた雌形継手および該雌形継
手に嵌合した雄形継手を相互に固定するための方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、雌形継手および雄形継手を介して
互いに連結された溝孔内の一対の鉄筋篭における前記雌
形継手および前記雄形継手相互の遊びまたはがたつきを
なくし、これにより良好な力の伝達経路を形成すべく、
両継手相互間の空隙をグラウトで満たし、これにより両
継手を固定していた。前記両継手相互間の空隙をグラウ
トで満たすため、両継手の下端面部にグラウト注入口を
設け、前記グラウト注入口に接続されたグラウト注入管
を介して、前記空隙にグラウトを注入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記グラウト注入口か
ら注入されたグラウトは前記空隙内を上昇するが、前記
空隙の上下方向長さ、前記空隙の横断面形状、前記空隙
の大きさ等によってはグラウトの注入に時間を要し、こ
の間にグラウトの粘性およびその流動抵抗が増大し、前
記空隙内へのグラウトの注入が不能となることがある。 本発明は、雌形継手および該雌形継手に嵌合する雄形継
手が互いに規定する空隙にモルタルを確実に充填するこ
とができる、両継手の固定方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段、発明の作用および効果】
本発明は、地中連続壁の構築のために形成された溝孔内
に配置され、雌形継手および該雌形継手に嵌合された雄
形継手を有する一対の鉄筋篭の前記雌形継手および前記
雄形継手の固定方法であって、両鉄筋篭の前記溝孔内へ
の配置の間に、両継手の側部と該両継手の下端面とを該
下端面に接しないように取り囲む仕切り手段を配置する
こと、前記仕切り手段が規定する空間をグラウトで満た
すことを含む。本発明によれば、前記仕切り手段が取り
囲む空間にグラウトを供給するとき、前記両継手の下端
面と前記仕切り手段との間の空間と、前記両継手の側方
とから前記両継手が規定する空隙に向けてグラウトが侵
入し、これにより、前記空隙が比較的短時間のうちに前
記グラウトで満たされ、前記両継手が相互に固定される
【0005】前記仕切り手段は、前記両継手の側部と該
側部の下方とを取り囲みかつ前記溝孔の底部に達するも
のを配置してもよい。これによれば、前記グラウトの供
給空間は前記仕切り手段と前記溝孔の底部地盤とで規定
される。
【0006】前記鉄筋篭の前記溝孔内への配置に先立ち
、前記両継手の少なくとも一方に上下方向に間隔をおい
て複数の切欠きを設けておくことができる。これによれ
ば、さらに、前記切欠きを介して、前記グラウトを容易
に前記空隙に導くことができる。前記両継手の下端面の
取り囲みは、前記下端面から間隔をおいた下方位置、お
よび、間隔をおかない下方位置のいずれの位置において
も行なうことができる。
【0007】前記仕切り手段は、前記両継手の側部と該
側部の下方とを取り囲みかつ前記溝孔の底部に達するも
のを配置することができる。
【0008】本発明に係る両継手の固定装置は、各鉄筋
篭に取り付けられ各継手に沿って上下方向に伸びる側部
を有する半筒体であって両半筒体が共同して両継手の側
方、または、前記両継手の側方および該両継手の下方に
空間を規定する半筒体を含む。本発明によれば、一対の
半筒体で、両継手の側方およびその下方に、グラウトを
充填することができる空間を形成することができる。
【0009】前記半筒体は側部と該側部に連なる底部と
を有し、両半筒体が共同して両継手の側方、または、前
記両継手の側方および該両継手の下端面の下方に空間を
規定するものを用いることができる。
【0010】本発明に係る他の固定方法は、地中連続壁
の構築のために形成された溝孔内に、雌形継手および該
雌形継手に嵌台可能の雄形継手を有する一対の鉄筋篭を
両継手間に間隔をおいて配置すること、両鉄筋篭の前記
溝孔内への配置の間に、前記両継手の側部と該両継手の
下端面とを該下端面に接しないように取り囲む仕切り手
段を配置すること、前記仕切り手段が規定する空間をグ
ラウトで満たすこと、次いで、前記雌形継手に嵌合可能
の雄形および前記雄形継手が嵌合可能の雌形を有する継
手部を備える連結部材を前記グラウトで満たされた空間
に挿入しかつ前記連結部材で前記両継手を連結すること
を含む。本発明によれば、両継手はその相互連結の前に
前記仕切り手段による規定空間内のグラウト中に埋没す
ることから、雌形継手が規定する空間は前記グラウトで
満たされかつ両継手の表面はこれに付着した前記グラウ
トで覆われる。したがって、その後に両継手と連結部材
とを結合させるとき、両継手と前記連結部材とが規定す
る各空間に前記グラウトを残した状態で両継手を相互に
連結し、固定することができる。
【0011】前記仕切り手段は、前記両継手の側部と該
側部の下方とを取り囲みかつ前記溝孔の底部に達するも
のとすることができる。これによれば、グラウトが満た
される空間は、前記仕切り手段と前記溝孔の底部地盤と
により規定される。
【0012】本発明に係るさらに他の固定装置は、地中
連続壁の構築のために形成された溝孔内に配置される一
対の鉄筋篭に設けられた雌形継手および該雌形継手に嵌
合可能の雄形継手を相互に連結しかつ固定するためのも
のであって、各鉄筋篭に取り付けられ各継手に沿って上
下方向に伸びる側部を有する半筒体であって両半筒体が
共同して両継手の側方、または、前記両継手の側方およ
び該両継手の下方に空間を規定する半筒体と、前記雌形
継手に嵌合可能の雄形および前記雄形継手が嵌合可能の
雌形を有する継手部を備える連結部材とを含む。本発明
によれば、一対の半筒体で、両継手の側方およびその下
方に、グラウトを充填することができる空間を形成する
ことができる。
【0013】前記半筒体は、側部のほかに該側部に連な
る底部を有し、両半筒体が共同して両継手の側方、また
は、前記両継手の側方および該両継手の下端面の下方に
空間を規定するもの用いることができる。
【0014】本発明に係るさらに他の固定方法は、地中
連続壁の構築のために形成された溝孔内に、雌形継手お
よび該雌形継手に嵌合可能の雄形継手を有する一対の鉄
筋篭を両継手間に間隔をおいて配置すること、両鉄筋篭
の前記溝孔内への配置の間に、両継手の側部または該側
部と該側部の下方とを取り囲みかつ前記溝孔の底部に達
する仕切り手段を配置すること、前記仕切り手段の周囲
の空間をコンクリートで満たすこと、前記コンクリート
の固化後、前記仕切り手段を撒去すること、前記仕切り
手段の撒去後に残る空間をグラウトで満たすこと、次い
で、前記雌形継手に嵌合可能の雄形継手部および前記雄
形継手が嵌合可能の雌形継手部を有する連結部材を前記
グラウトで満たされた空間に挿入しかつ前記連結部材で
前記両継手を連結することを含む。本発明によれば、仕
切り手段の撒去後に残る空間をグラウトで満たすことに
より、前記両継手を前記グラウトで取り巻き、その後の
前記両継手の連結部材による結合により、前記両継手と
前記連結部材とが規定する空隙をグラウトで完全に満た
し、前記両継手を相互に固定することができる。
【0015】
【実施例】第1図を参照すると、地中連続壁を形成する
ため、例えば泥水のような安定液を満たしながら掘削さ
れ、形成された溝孔10の内部にその伸長方向に互いに
間隔をおいて、前記地中連続壁の一部を構成する一対の
コンクリート構造物12が形成されている。両コンクリ
ート構造物12は、後にこれらの間に形成されるコンク
リート構造物14(図3)を介して互いに接続される。
【0016】各コンクリート構造物12はこれに埋設さ
れた鉄筋篭16を含む。各鉄筋篭16は、前記地中連続
壁の伸長方向における一側部に設けられ上下方向へ伸び
る仕切り板18と、仕切り板18に固定され上下方向に
伸びる一対の継手20とを有する。仕切り板18は、溝
孔10内に、コンクリート構造物14のための形成区域
を規定する。各仕切り板18の前記溝孔の横断方向にお
ける両側部に、コンクリート構造物12の形成のために
打設されるコンクリート21の流出を防止するための板
22が仕切り板18と直角に配置されかつ固定されてい
る。
【0017】両鉄筋篭16から互いに他の一方に向けて
伸びる二対の継手20は、後に形成されるコンクート構
造物14内に埋設される鉄筋篭24(図2および図3)
に設けられ上下方向に伸びる二対の継手26に連結され
る。
【0018】互いに連結される継手20,26は、それ
ぞれ、雌形20aおよび雄形20bの双方を有する継手
、および、雌形20aに嵌合可能の雄形26bおよび雄
形20bが嵌合可能の雌形26aの双方を有する継手か
ら成る(図4参照)。図示の例に代えて、前記雌形およ
び雄形の一方のみを有する継手と、前記雌形および雄形
の他方のみを有する継手とすることができる。前記雌形
継手および雄形継手の他の例として、チャンネル形の横
断面形状を有するものおよび棒状体または管状体から成
るものがある。
【0019】コンクリート構造物14は、両コンクリー
ト構造物12間に鉄筋篭24を吊り降ろしかつ両継手2
0,26を相互に連結させた後、両仕切り板18間にコ
ンクリート21を打設することにより形成される。鉄筋
篭24は、これを下降させるとき、鉄筋篭24の継手2
6の雌形および雄形が、それぞれ、鉄筋篭16の継手2
0の雄形および雌形に上方から嵌合されかつ嵌合するよ
うに位置決められる。
【0020】図示の例では、鉄筋篭16の設置誤差、各
鉄筋篭16,24の製造誤差等によって生じることがあ
る両鉄筋篭16間の間隔、より詳細には二対の継手20
間の間隔の不適正に伴なう両継手20,26相互の連結
不能を回避するため、間隔調整手段28が設けられてい
る。間隔調整手段28は、鉄筋篭24の両側部の少なく
とも一方(図示の例では両側部)に設けられる。各間隔
調整手段28は、鉄筋篭24の各側部、より詳細には、
溝孔10の伸長方向に伸びる鉄筋篭24の複数の横主筋
24a(図4および図5)に固定された有底の筒形部材
30を含む。
【0021】図4および図5に示すように、筒形部材3
0は矩形の横断面形状を有し、前記地中連続壁または溝
孔10の伸長方向における一方の側に、横主筋24aを
受け入れる凹所32が設けられた板状の接続部30aを
備え、接続部30aにおいて各横主筋24aに固定され
ている。筒形部材30には、また、接続部30aに相対
する反対の側で開口する、上下方向に互いに間隔おかれ
た複数の開口34が形成されている。筒形部材30は、
前記矩形以外の他の多角形、円形等の横断面形状を有す
るものを用いることができる。
【0022】他方、継手26は、各開口34を経て筒形
部材30の内部に伸びる鋸歯状の伸長部36と、伸長部
36に連なりかつ筒形部材30に係止可能の係止部38
とを有する。図示の係止部38は伸長部36に直交して
上下方向に伸びる板状体から成る。係止部38は、開口
34から抜け出ることができないものであれば、他の任
意の形状のものを適用することができる。
【0023】間隔調整手段28によれば、継手26の伸
長部36の筒形部材30に対する出入量を調節すること
により、鉄筋篭24の前記地中連続壁の伸長方向におけ
る全長(横方向長さ)を変更することができ、これによ
り、両鉄筋篭16間の長さ寸法が設計値と異なっていて
も、これらの間に鉄筋篭24を設置することができる。
【0024】また、図5に示すように、継手26は上下
方向に配列された複数の分割片40で構成することが望
ましい。これによれば、両鉄筋篭16間の前記長さ寸法
が上下方向における各深さ位置において異なっている場
合における、各深さ位置近傍での鉄筋篭24の前記横方
向長さの調整を行なうことができる。もちろん、継手2
6は、不分割の一の部材で構成することができる。
【0025】互いに連結された両継手20,26は、本
発明に係る固定方法に従って固定される。本発明の固定
方法は、鉄筋篭16,24の設置の間に、より詳細には
、鉄筋篭16を配置した後、鉄筋篭24の配置を終了す
るまでの間に、両継手20,26の側部と該両継手の下
端面とを該下端面に接しないように取り囲む仕切り手段
42を配置し、その後、仕切り手段42が両継手20,
26の側方と該両継手の下端面の下方とに規定する空間
56(図2)をグラウトで満たす。
【0026】仕切り手段42は、各鉄筋篭16に取り付
けられた半筒体44と、鉄筋篭24に取り付けられた半
筒体46とを含む。
【0027】一方の半筒体44は、仕切り板18の一部
と、仕切り板18から各継手20の前記横断方向におけ
る両側方を該継手に沿って伸び、さらに前記継手の下方
に伸びる一対の板部材48と、仕切り板18から伸びか
つ両板部材48の下端面に接する底板50(図5)とか
ら成り、底板50は継手20の下端面からその下方に間
隔をおかれている。仕切り板18の一部および両板部材
48は半筒体44の側部を規定し、また、底板50は半
筒体44の底部を規定する。半筒体44の側部は継手2
0に接しないでこれから離れていることが望ましい。
【0028】他方の半筒体46は、鉄筋篭24に固定さ
れた筒形部材30の一部と、筒形部材30から各継手2
6の前記横断方向における両側方を該継手に沿って伸び
、さらに前記継手の下方に伸びる一対の板部材52と、
筒形部材30の下端面および両板部材52の下端面に接
する底板54(図5)とから成り、底板54は継手26
の下端面からその下方に間隔をおかれている。一方の半
筒体44におけると同様、筒形部材30の一部および両
板部材52は半筒体46の側部を規定し、また、底板5
4は底部を規定する。半筒体46の側部もまた継手26
に接しないでこれから離れていることが望ましい。
【0029】両半筒体44,46は、鉄筋篭24を両コ
ンクリート構造物12間に配置するとき、互いに共同し
てすなわちこれらの前記側部および底部が互いに部分的
に重なり合って、両継手20,26の側方および両継手
20,26の下端面の下方に空間56を規定する。図示
の例では、前記側部は互いに密接し、前記底部はシール
材58を介して互いに接している。この例に代えて、前
記底部が前記シール材を介することなく直接に接するよ
うにすることができる。また、両半筒体をこれらの側部
および底部が互いに突き合うものとすることができる。 各半筒体44,46の前記底部は、これを板材で構成す
ることに代えて、例えばコンクリートを通さない網目を
有する金網(図示せず)で構成することができる。
【0030】各半筒体44,46は、前記底部を有しな
い、前記側部のみを有するものすなわち両継手20,2
6の側部と該側部の下方(図示せず)を取り囲むものを
用いることができる。これらの半筒体は溝孔10の底部
に到達可能の長さ寸法を有し、また、両継手20,26
より長い長さ寸法を有する。鉄筋篭24を両コンクリー
ト構造物12間に配置するとき、前記半筒体の側部が溝
孔10の底部に到達しかつ部分的に重なり合って、両継
手20,26の側方と該両継手の下方とに空間を規定す
る。
【0031】安定液で満たされた空間56をグラウト6
0(図3)で置換すなわち満たすべく、グラウト供給管
(図示せず)を空間56に挿入し、空間56の底部近傍
において、前記グラウト供給管からグラウトを吐出する
と、前記グラウトはその一部が半筒体44,46の底部
と両継手20,26との間から、両継手が連結されるこ
とによって形成された空隙62に侵入し、また、他の一
部が両継手20,26の周囲を覆う。前記底部を有しな
い半筒体を用いるときは、前記グラウトの一部が溝孔1
0の底部と両継手20,26との間から空隙62に流入
する。グラウト60の固結によって両継手20,26が
相互に固定され、これにより、両継手相互のがたつきが
防止される。グラウト60の供給は、好ましくは、空間
56を除いた溝孔10内へのコンクリート21の打設後
、より好ましくは、コンクリート21の固化後に行なう
。固化したコンクリート21は、両半筒体44,46を
不動に保持する。
【0032】図4および図5に示すように、両継手20
,26の少なくとも一方に上下方向に間隔をおいて複数
の切欠き64,66,68,70または孔(図示せず)
を設けることができる。前記切欠きは、鉄筋篭16,2
4を溝孔10に設置する前に地上で形成する。切欠き6
4,66,68,70は、空間56に充填される前記グ
ラウトに対して両継手間の空隙62内へのさらに他の侵
入路を規定する。したがって、切欠き64,66,68
,70を設けることによって、空隙62の前記グラウト
による充填をより迅速にまたより容易に行なうことがで
きる。
【0033】前記したように、切欠き64,66,68
,70は前記空隙へのグラウト侵入経路を規定すること
から、前記切欠きを設ける場合には、両半筒体44,4
6の底部(底板50,54)が両継手20,26の下端
面に接するように構成された仕切り手段(図示せず)を
用いることができる。このときには、いうまでもなく、
前記空間は両継手の側方にのみ生じる。また、前記底部
を有しない両半筒体を用いる場合、両半筒体の下端面と
両継手20,26の下端面とが共に溝孔10の底部に到
達するように設定することができる。この場合にも、両
継手20,26の側方にのみ空間が生じる。
【0034】前記グラウトは、また、筒形部材30の開
口34を経て筒形部材30内に侵入し、これを満たす。 これにより、継手26の伸長部36および係止部38が
筒形部材30に固定される。さらに、前記グラウトは、
筒形部材30にその上方から挿入した注入パイプ(図示
せず)を通して充填することができる。
【0035】図6に示すように、前記筒形部材の配置を
省略して、継手26を横主筋24aに直接に固定するこ
とができる。継手26には、その板状の伸長部36に横
主筋24aを受け入れる、切欠き32(図5)と同様の
複数の切欠き(図示せず)が設けられている。この例で
は、半筒体46の側部が、L字形の横断面形状を有する
L形部材72から成り、両L形部材72は共同してコ字
形の横断面を有するように配置されかつ伸長部36に固
定されている。また、継手26にも、その伸長部74に
、横主筋16aを受け入れる、前記切欠きと同様の複数
の切欠き(図示せず)が設けられ、継手26が横主筋1
6aに直接に固定されている。L形部材72の下端面に
は、継手26の下端面からその下方に間隔をおいて底板
(図示せず)が固定されている。両継手20,26の一
方に前記切欠き64〜70と同様の切欠きを設けるとき
は、前記したと同様の理由から、前記底板は継手26の
下端面に当接した状態であってもよい。さらに、この例
では、仕切り板18は継手の伸長部74に固定された一
対の板部材75から成る。さらに、この例においても、
前記したと同様の方法で、前記底板を有しない両半筒体
を用いることができる。
【0036】次に、図7〜図10を参照して、本発明の
他の固定方法を説明する。この例では、鉄筋篭24が前
記溝孔の伸長方向における全長を両コンクリート構造物
12間の間隔より短く形成されている。また、鉄筋篭2
4は、図1〜図5に示された筒形部材30を有しておら
ず、図6に示すと同様、継手26が横主筋24aに直接
固定され、図6に示すと同様の半筒体46を有する。
【0037】鉄筋篭24は、その継手26と、各コンク
リ−ト構造物12の鉄筋篭16の継手20との間に間隔
をおいて配置する。鉄筋篭24の溝孔10内への配置と
ともに、両半筒体44,46が部分的に重なり、その結
果、両継手20,26をこれらの側方およびその下方に
おいて取り巻き、空間56を規定する(図8)。両半筒
体44,46はこれらの底部(図示せず)が両継手20
,26の下端面に接するものおよび接しないもののいず
れであってもよい。さらに、前記底部を有しない、側部
のみを有する前記したと同様の半筒体を前記したと同様
の方法で用いることができる。
【0038】次に、前記したと同様にして、空間56を
グラウト60で満たす(図9)。その結果、両継手20
,26の雌形の内部にグラウト60が充填され、また、
雄形をグラウト60が取り巻く。空間56へのグラウト
60の供給は、前記した例におけると同様、空間56を
除いて溝孔10に打設されたコンクリート21の固化後
に行なうことが望ましい。
【0039】その後、グラウト60で満たされた空間5
6に連結部材76を挿入し、連結部材76で両継手20
,26を連結する(図10)。
【0040】連結部材76は、継手20の雌形20aに
嵌合可能の雄形78bおよび継手20の雄形20bが嵌
合可能の雌形78aを有する継手部78と、継手26の
雌形26aに嵌合可能の雄形80bおよび継手26の雄
形26bが嵌合可能の雌形80aを有する継手部80と
を備える(図8および図11参照)。両継手20,26
は、両継手部78,80との係合により連結される。両
継手20,26の周囲は既にモルタル60で満たされて
いることから、両継手と両継手部との係合によって生じ
る空隙もまた前記モルタルで完全に満たされる。
【0041】連結部材76は、例えば、継手部78,8
0とこれらに連なる棒状部(図示せず)とから成る部材
とすることができる。しかし、鉄筋篭16の設置誤差、
鉄筋篭16,24の製造誤差に伴なう両継手20,26
間の間隔のばらつきに対応できるように、継手部材76
は、図2〜図5に示す間隔調整手段28と類似の間隔調
整機構82を備えることが望ましい。
【0042】間隔調整機構82は、矩形の横断面形状を
有する筒形部84を含み、筒形部84の一側部には複数
の開口86が形成されている。一方の継手部78は、雌
形78aおよび雄形78bから伸びる鋸歯状の伸長部8
8を有し、伸長部88は筒形部の開口86を経て筒形部
84の内部に伸長している。継手部78はさらに伸長部
88に連なりかつ筒形84の内壁に係止可能である板状
の係止部90を有し、係止部90は、継手の伸長部88
の筒形部84からの抜け出しを阻止する。筒形部84の
相対する他側部からは他方の継手80部が伸びている。 継手部78の筒形部84に対する出入量の変更によって
、継手部材76の長さ寸法を変えることができる。
【0043】鉄筋篭16,24の両継手20,26間の
間隔について、種々の深さ位置にで調整することができ
るように、両継手部78,80および筒形部84が、そ
れぞれ、上下方向に配列された複数の分割片92,94
,96で構成することが望ましい。但し、継手部の分割
片92における係止部は、筒形部の上下一対の分割片9
6に係止可能に配置することが望ましい。
【0044】また、両半筒体44,46相互間からのモ
ルタル60の漏出防止または前記コンクリートの流入防
止をより完全にするために、部分的に重なり合う板部材
48,72の継目をゴム板のようなシール材98(図8
)で覆うことができる。
【0045】前記した例では、各半筒体44,46が各
鉄筋篭16,24の各継手の周囲を取り囲むものから成
るが、図13に示すように、各鉄筋篭16,24の一対
の継手の双方を取り囲むように構成することもできる。
【0046】図13に示す半筒体44は、仕切り板18
と、一対のコンクリー卜流出防止板22と、これらの板
に固定された底板(図示せず)とから成り、また、半筒
体46は、仕切り板18と同様の鉄筋篭24の側部に設
けられた仕切り板100と、仕切り板100に固定され
た、一対の板22と同様の一対のコンクリート流出防止
板102と、両板に固定された底板(図示せず)とから
成る。これらの半筒体44,46の板22,102およ
び前記底板がそれぞれ部分的に重なり合って空間104
を規定しており、空間104にはモルタル60が充填さ
れている。
【0047】図13に示す例では、また、一対の連結部
材76がこれらの一部、より詳細には筒形部84の一部
を構成するH形の横断面を有する連結板106で互いに
一体に連結されている。もちろん、互いに分離した一対
の連結部材を配置することもできる。
【0048】図14を参照すると、先に形成されたコン
クリート構造物12中の鉄筋篭16に対して、両継手2
0,26間に間隔がおかれるように、鉄筋篭24を配置
した後、仕切り手段106で両継手20,26の側方を
取り囲む。仕切り手段106は、筒形部材から成り、各
継手20,26の伸長部が挿通可能の上下方向に伸びる
スリット108を有する。
【0049】筒形部材106は各継手20,26の雌雄
形が筒形部材10内にありかつその伸長部が各スリット
108を経て伸びるように、前記溝孔の上方から吊り降
ろし、前記溝孔内に着底させる。
【0050】その後、筒形部材106の周囲の空間をコ
ンクリート61で満たし、前記コンクリートの固化後、
筒形部材106を引き上げてこれを撤去する。撒去後に
残る空間110にモルタルを供給してこれを満たす。そ
の後は、図9および図10に示したと同様に、前記連結
部材を前記モルタル中に埋め込み、両継手20,26を
連結する。
【0051】なお、前記した例では、安定液が満たされ
た溝孔中での両継手の固定について説明したが、いうま
でもなく、本発明は、前記安定液が存在しない溝孔中で
の両継手の固定に適用可能である。また、前記グラウト
は、前記仕切り手段が規定する空間にその内部から前記
安定液を排除した後に供給することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る継手の固定方法の第1工程時にお
ける地中連続壁の部分平面図である。
【図2】本発明の方法の第2工程時における地中連続壁
の部分平面図である。
【図3】本発明の方法の最終工程時における地中連続壁
の部分平面図である。
【図4】一対の継手の部分拡大平面図である。
【図5】図4の線5−5に沿って得た縦断面図である。
【図6】他の例の半筒体の横断面図である。
【図7】本発明の他の固定方法の第1工程時における地
中連続壁の部分平面図である。
【図8】本発明の他の方法の第2工程時における地中連
続壁の部分平面図である。
【図9】本発明の他の方法の第3工程時における地中連
続壁の部分平面図である。
【図10】本発明の他の方法の最終工程時における地中
連続壁の部分平面図である。
【図11】連結部材の拡大平面図でる。
【図12】図11の線12−12に沿って得た縦断面図
である。
【図13】他の例の半筒体の平面図である。
【図14】撤去可能の仕切り手段の平面図である。
【図15】仕切り手段の撒去後の空間の平面図である。
【符号の説明】
10  溝孔 16,24  鉄筋篭 20,26  継手 30  筒形部材 34  開口 36  継手の伸長部 38  継手の係止部 42  仕切り手段 44,46  半筒体 56  空間 64,66,68,70  切欠き 76  連結部材 84  筒形部 88  継手部の伸長部 90  継手部の係止部 106  仕切り手段 110  空間

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  地中連続壁の構築のために形成された
    溝孔内に配置され、雌形継手および該雌形継手に嵌合さ
    れた雄形継手を有する一対の鉄筋篭の前記雌形継手およ
    び前記雄形継手の固定方法であって、両鉄筋篭の前記溝
    孔内への配置の間に、両継手の側部と該両継手の下端面
    とを該下端面に接しないように取り囲む仕切り手段を配
    置すること、前記仕切り手段が規定する空間をグラウト
    で満たすことを含む、鉄筋篭の継手の固定方法。
  2. 【請求項2】  地中連続壁の構築のために形成された
    溝孔内に配置され、雌形継手および該雌形継手に嵌合さ
    れた雄形継手を有する一対の鉄筋篭の前記雌形継手およ
    び前記雄形継手の固定方法であって、両鉄筋篭の前記溝
    孔内への配置の間に、両継手の側部と該側部の下方とを
    取り囲みかつ前記溝孔の底部に達する仕切り手段を配置
    すること、前記仕切り手段および前記溝孔の底部が規定
    する空間をグラウトで満たすことを含む、鉄筋篭の継手
    の固定方法。
  3. 【請求項3】  地中連続壁の構築のために形成された
    溝孔内に配置され、雌形継手および該雌形継手に嵌合さ
    れた雄形継手を有する一対の鉄筋篭の前記雌形継手およ
    び前記雄形継手の固定方法であって、両鉄筋篭の前記溝
    孔内への配置に先立ち、両継手の少なくとも一方に上下
    方向に間隔をおいて複数の切欠きを設けること、両鉄筋
    篭の前記溝孔内への配置の間に、両継手の側部と該両継
    手の下端面とを取り囲む仕切り手段を配置すること、前
    記仕切り手段が規定する空間をグラウトで満たすことを
    含む、鉄筋篭の継手の固定方法。
  4. 【請求項4】    地中連続壁の構築のために形成さ
    れた溝孔内に配置され、雌形継手および該雌形継手に嵌
    合された雄形継手を有する一対の鉄筋篭の前記雌形継手
    および前記雄形継手の固定方法であって、両鉄筋篭の前
    記溝孔内への配置に先立ち、両継手の少なくとも一方に
    上下方向に間隔をおいて複数の切欠きを設けること、両
    鉄筋篭の前記溝孔内への配置の間に、両継手の側部と該
    側部の下方とを取り囲みかつ前記溝孔の底部に達する仕
    切り手段を配置すること、前記仕切り手段および前記溝
    孔の底部が規定する空間をグラウトで満たすことを含む
    、鉄筋篭の継手の固定方法。
  5. 【請求項5】  地中連続壁の構築のための溝孔内に配
    置された一対の鉄筋篭に設けられた雌形継手および該雌
    形継手に嵌合された雄形継手を相互に固定するための装
    置であって、各鉄筋篭に取り付けられ各継手に沿って上
    下方向に伸びる側部を有する半筒体であって両半筒体が
    共同して両継手の側方、または、前記両継手の側方およ
    び該両継手の下方に空間を規定する半筒体を含む、鉄筋
    篭の継手の固定装置。
  6. 【請求項6】  地中連続壁の構築のための溝孔内に配
    置された一対の鉄筋篭に設けられた雌形継手および該雌
    形継手に嵌合された雄形継手を相互に固定するための装
    置であって、各鉄筋篭に取り付けられ各継手に沿って上
    下方向に伸びる側部と該側部に連なる底部とを有する半
    筒体であって両半筒体が共同して両継手の側方、または
    、前記両継手の側方および該両継手の下端面の下方に空
    間を規定する半筒体を含む、鉄筋篭の継手の固定装置。
  7. 【請求項7】  地中連続壁の構築のために形成された
    溝孔内に、雌形継手および該雌形継手に嵌合可能の雄形
    継手を有する一対の鉄筋篭を両継手間に間隔をおいて配
    置すること、両鉄筋篭の前記溝孔内への配置の間に、前
    記両継手の側部と該両継手の下端面とを該下端面に接し
    ないように取り囲む仕切り手段を配置すること、前記仕
    切り手段が規定する空間をグラウトで満たすこと、次い
    で、前記雌形継手に嵌合可能の雄形および前記雄形継手
    が嵌合可能の雌形を有する継手部を備える連結部材を前
    記グラウトで満たされた空間に挿入しかつ前記連結部材
    で前記両継手を連結することを含む、鉄筋篭の継手の固
    定方法。
  8. 【請求項8】  地中連続壁の構築のために形成された
    溝孔内に、雌形継手および該雌形継手に嵌合可能の雄形
    継手を有する一対の鉄筋篭を両継手間に間隔をおいて配
    置すること、両鉄筋篭の前記溝孔内への配置の間に、前
    記両継手の側部と該側部の下方とを取り囲みかつ前記溝
    孔の底部に達する仕切り手段を配置すること、前記仕切
    り手段が規定する空間をグラウトで満たすこと、次いで
    、前記雌形継手に嵌合可能の雄形および前記雄形継手が
    嵌合可能の雌形を有する継手部を備える連結部材を前記
    グラウトで満たされた空間に挿入しかつ前記連結部材で
    前記両継手を連結することを含む、鉄筋篭の継手の固定
    方法。
  9. 【請求項9】  地中連続壁の構築のために形成された
    溝孔内に配置される一対の鉄筋篭に設けられた雌形継手
    および該雌形継手に嵌合可能の雄形継手を相互に連結し
    かつ固定するための装置であって、各鉄筋篭に取り付け
    られ各継手に沿って上下方向に伸びる側部を有する半筒
    体であって両半筒体が共同して両継手の側方、または、
    前記両継手の側方および該両継手の下方に空間を規定す
    る半筒体と、前記雌形継手に嵌合可能の雄形および前記
    雄形継手が嵌合可能の雌形を有する継手部を備える連結
    部材とを含む、鉄筋篭の継手の固定装置。
  10. 【請求項10】  地中連続壁の構築のために形成され
    た溝孔内に配置される一対の鉄筋篭に設けられた雌形継
    手および該雌形継手に嵌合可能の雄形継手を相互に連結
    しかつ固定するための装置であって、各鉄筋篭に取り付
    けられ各継手に沿って上下方向に伸びる側部と該側部に
    連なる底部とを有する半筒体であって両半筒体が共同し
    て両継手の側方、または、前記両継手の側方および該両
    継手の下端面の下方に空間を規定する半筒体と、前記雌
    形継手に嵌合可能の雄形および前記雄形継手が嵌台可能
    の雌形を有する継手部を備える連結部材とを含む、鉄筋
    篭の継手の固定装置。
  11. 【請求項11】  地中連続壁の構築のために形成され
    た溝孔内に、雌形継手および該雌形継手に嵌合可能の雄
    形継手を有する一対の鉄筋篭を両継手間に間隔をおいて
    配置すること、両鉄筋篭の前記溝孔内への配置の間に、
    両継手の側部または該側部と該側部の下方とを取り囲み
    かつ前記溝孔の底部に達する仕切り手段を配置すること
    、前記仕切り手段の周囲の空間をコンクリートで満たす
    こと、前記コンクリートの固化後、前記仕切り手段を撒
    去すること、前記仕切り手段の撒去後に残る空間をグラ
    ウトで満たすこと、次いで、前記雌形継手に嵌合可能の
    雄形継手部および前記雄形継手が嵌合可能の雌形継手部
    を有する連結部材を前記グラウトで満たされた空間に挿
    入しかつ前記連結部材で前記両継手を連結することを含
    む、鉄筋篭の継手の固定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07216872A (ja) * 1994-02-09 1995-08-15 Kajima Corp 地中連続壁の水平筋接合構造
KR102508060B1 (ko) * 2022-01-25 2023-03-14 주식회사 호반건설 슬러리월의 조인트 엔드 시공 구조 및 방법

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