JPH04254326A - シリサイド膜のドライエッチング方法 - Google Patents
シリサイド膜のドライエッチング方法Info
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- JPH04254326A JPH04254326A JP1463591A JP1463591A JPH04254326A JP H04254326 A JPH04254326 A JP H04254326A JP 1463591 A JP1463591 A JP 1463591A JP 1463591 A JP1463591 A JP 1463591A JP H04254326 A JPH04254326 A JP H04254326A
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Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリサイド膜のドライエ
ッチング方法に関する。
ッチング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にシリサイド膜は半導体集積回路の
ゲート電極や配線に用いられている。半導体集積回路の
高密度化が進むにつれて、ゲート電極や配線に対して優
れた寸法精度が要求され、サイドエッングの生じるウェ
ットエッチング法では精密な加工が不可能となった。こ
のため寸法精度の優れたドライエッチング法が、ゲート
電極や配線の形成工程で用いられるようになってきてい
る。
ゲート電極や配線に用いられている。半導体集積回路の
高密度化が進むにつれて、ゲート電極や配線に対して優
れた寸法精度が要求され、サイドエッングの生じるウェ
ットエッチング法では精密な加工が不可能となった。こ
のため寸法精度の優れたドライエッチング法が、ゲート
電極や配線の形成工程で用いられるようになってきてい
る。
【0003】従来、反応性プラズマエッチング法による
タングステンシリサイド膜のエッチングには、反応ガス
として塩素(Cl2 )、三塩化ホウ素(BCl3 )
等の塩素系ガスが用いられていた。しかしこれらの反応
ガスによるエッチングでは、六塩化タングステ(WCl
6 )等の化合物がエッチングチャンバー内に堆積し易
く、エッチングの再現性が不安定になるという問題があ
った。
タングステンシリサイド膜のエッチングには、反応ガス
として塩素(Cl2 )、三塩化ホウ素(BCl3 )
等の塩素系ガスが用いられていた。しかしこれらの反応
ガスによるエッチングでは、六塩化タングステ(WCl
6 )等の化合物がエッチングチャンバー内に堆積し易
く、エッチングの再現性が不安定になるという問題があ
った。
【0004】また反応ガスとして六フィ化硫黄(SF6
)が単独で用いられる場合もあるが、エッチングが等
方性となるため、優れた寸法精度を要求されるゲート電
極や配線の形成工程に用いることは適当ではなかった。 そこで、六フッ化硫黄に、側壁保護のガスとして塩素を
含むフロンガス、例えばフロン12(CCl2 F2
)を混合させたガスによるエッチング方法が提案され実
施されてきた。
)が単独で用いられる場合もあるが、エッチングが等
方性となるため、優れた寸法精度を要求されるゲート電
極や配線の形成工程に用いることは適当ではなかった。 そこで、六フッ化硫黄に、側壁保護のガスとして塩素を
含むフロンガス、例えばフロン12(CCl2 F2
)を混合させたガスによるエッチング方法が提案され実
施されてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のタングステ
ンシリサイド膜のドライエッチング方法のうち、反応ガ
スとして塩素系ガスを用いる場合、例えば沸点温度が3
46.7℃である六塩化タングステン(WCl6 )の
反応生成物が生じ、エッチングチャンバー内に堆積する
ため、エッチングレートや均一性等が不安定となり、半
導体集積回路の信頼性や歩留りを低下させるという問題
があった。
ンシリサイド膜のドライエッチング方法のうち、反応ガ
スとして塩素系ガスを用いる場合、例えば沸点温度が3
46.7℃である六塩化タングステン(WCl6 )の
反応生成物が生じ、エッチングチャンバー内に堆積する
ため、エッチングレートや均一性等が不安定となり、半
導体集積回路の信頼性や歩留りを低下させるという問題
があった。
【0006】これに対し六フッ化硫黄とフロン12等の
炭素,塩素,フッ素がら成る反応ガスによるエッチング
方法が有効であるが、フロン12等のガスはオゾン層を
破壊する性質を持っているため、今後使用が不可能にな
るという問題がある。
炭素,塩素,フッ素がら成る反応ガスによるエッチング
方法が有効であるが、フロン12等のガスはオゾン層を
破壊する性質を持っているため、今後使用が不可能にな
るという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシリサイド膜の
ドライエッチング方法は、反応ガスとして少くとも六フ
ッ化硫黄と塩素を含む混合ガスを用いるものである。
ドライエッチング方法は、反応ガスとして少くとも六フ
ッ化硫黄と塩素を含む混合ガスを用いるものである。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図1(a),(b)は本発明の第1の実施例を説明す
るための半導体チップの断面図である。
。図1(a),(b)は本発明の第1の実施例を説明す
るための半導体チップの断面図である。
【0009】まず図1(a)に示すように、シリコン等
の半導体基板10上にシリコン酸化膜11と、被エッチ
ング物であるタングステンシリサイド膜12を300n
mの厚さに形成したのち、その上にホトレジスト膜13
からなるパターンを形成する。この半導体基板10を、
一般的な平行平板型反応性イオンエッチング装置内にセ
ットし、六フッ化硫黄と塩素の混合ガスによりエッチン
グを行う。六フッ化硫黄はメインのエッチングガスとし
て、また塩素は、タングステンシリサイド膜12の側壁
保護を行うガスとして作用している。
の半導体基板10上にシリコン酸化膜11と、被エッチ
ング物であるタングステンシリサイド膜12を300n
mの厚さに形成したのち、その上にホトレジスト膜13
からなるパターンを形成する。この半導体基板10を、
一般的な平行平板型反応性イオンエッチング装置内にセ
ットし、六フッ化硫黄と塩素の混合ガスによりエッチン
グを行う。六フッ化硫黄はメインのエッチングガスとし
て、また塩素は、タングステンシリサイド膜12の側壁
保護を行うガスとして作用している。
【0010】エッチング条件としては、六フッ化硫黄と
塩素の流量を各々10sccm,RFパワー700W,
圧力15Paで6分43秒エッチングした。この時の半
導体チップの断面図を図1(b)に示す。図1(b)に
示したように、このエッチングによりタングステンシリ
サイド膜12は、異方性エッチングされ、エッチング面
は垂直な形状を示した。
塩素の流量を各々10sccm,RFパワー700W,
圧力15Paで6分43秒エッチングした。この時の半
導体チップの断面図を図1(b)に示す。図1(b)に
示したように、このエッチングによりタングステンシリ
サイド膜12は、異方性エッチングされ、エッチング面
は垂直な形状を示した。
【0011】シリサイド膜のエッチングを行う場合、電
力パワー密度、0.08〜0.26W/cm2 ,圧力
5〜20Pa,ガス流量として六フッ化硫黄と塩素各々
5〜30sccmの範囲での適当な条件の組み合わせで
、異方性のエッチングが可能であり、そのエッチング面
を垂直にすることができる。また上記条件でのエッチン
グ時には、従来のような化合物の堆積はほとんど認めら
れなかった。これは六フッ化タングステン(WF6 )
が揮発しやすいためと思われる。
力パワー密度、0.08〜0.26W/cm2 ,圧力
5〜20Pa,ガス流量として六フッ化硫黄と塩素各々
5〜30sccmの範囲での適当な条件の組み合わせで
、異方性のエッチングが可能であり、そのエッチング面
を垂直にすることができる。また上記条件でのエッチン
グ時には、従来のような化合物の堆積はほとんど認めら
れなかった。これは六フッ化タングステン(WF6 )
が揮発しやすいためと思われる。
【0012】図2は本発明の第2の実施例を説明するた
めの半導体チップの断面図である。図1(a)に示した
ように、半導体基板10上にシリコン酸化膜11と厚さ
300nmのタングステンシリサイド膜12を形成した
のち、その上にホトレジスト膜13のパターンを形成す
る。次でこの半導体基板10を一般的な平行平板型ドラ
イエッチング装置内にセットし、六フッ化硫黄と、塩素
と窒素(N2 )の混合ガスによりエッチングを行う。
めの半導体チップの断面図である。図1(a)に示した
ように、半導体基板10上にシリコン酸化膜11と厚さ
300nmのタングステンシリサイド膜12を形成した
のち、その上にホトレジスト膜13のパターンを形成す
る。次でこの半導体基板10を一般的な平行平板型ドラ
イエッチング装置内にセットし、六フッ化硫黄と、塩素
と窒素(N2 )の混合ガスによりエッチングを行う。
【0013】エッチング条件としては、六フッ化硫黄と
、塩素と、窒素の流量を各10sccm,RFパワー7
00W,圧力15Paで10分56秒エッチングした。 この時の半導体チップの断面図を図2に示した。図2に
示されるように、タングステンシリサイド膜12のエッ
チング面は正テーパーの形状となった。
、塩素と、窒素の流量を各10sccm,RFパワー7
00W,圧力15Paで10分56秒エッチングした。 この時の半導体チップの断面図を図2に示した。図2に
示されるように、タングステンシリサイド膜12のエッ
チング面は正テーパーの形状となった。
【0014】このエッチング面の形状の制御は、窒素ガ
スの流量を変化させることにより可能である。例えばシ
リサイド配線のエッチングを行う場合、電力パワー密度
0.08〜0.26W/cm2 ,圧力5〜20Pa,
ガス流量として六フッ化水素と塩素を各々5〜20sc
cmとし、窒素ガスを0〜40sccmに変化させるこ
とにより、テーパー角14を90°〜75°まで変化さ
せることが可能である。この第2の実施例の場合でも、
化合物の堆積は認められなかった。
スの流量を変化させることにより可能である。例えばシ
リサイド配線のエッチングを行う場合、電力パワー密度
0.08〜0.26W/cm2 ,圧力5〜20Pa,
ガス流量として六フッ化水素と塩素を各々5〜20sc
cmとし、窒素ガスを0〜40sccmに変化させるこ
とにより、テーパー角14を90°〜75°まで変化さ
せることが可能である。この第2の実施例の場合でも、
化合物の堆積は認められなかった。
【0015】尚、上記実施例においてはシリサイド膜と
してタングステンシリサイド膜をエッチングした場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、モ
リブテンやチタン等のシリサイド膜のエッチングであっ
てもよい。
してタングステンシリサイド膜をエッチングした場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、モ
リブテンやチタン等のシリサイド膜のエッチングであっ
てもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シリサイ
ド膜のエチッングに、少くとも六フッ化硫黄と、塩素を
含む混合ガスを用いることにより、堆積物の発生がほと
んどなく、しかも寸法精度が優れ、安定したシリサイド
膜のエッチングが行なえるという効果がある。
ド膜のエチッングに、少くとも六フッ化硫黄と、塩素を
含む混合ガスを用いることにより、堆積物の発生がほと
んどなく、しかも寸法精度が優れ、安定したシリサイド
膜のエッチングが行なえるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための半導体
チップの断面図である。
チップの断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を説明するための半導体
チップの断面図である。
チップの断面図である。
10 半導体基板
11 シリコン酸化膜
12 タングステンシリサイド膜13 ホ
トレジスト膜 14 テーパー角
トレジスト膜 14 テーパー角
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁膜上に形成されたシリサイド膜を
反応ガスを用いてエッチングするシリサイド膜のドライ
エッチング方法において、前記反応ガスとして少くとも
六フッ化硫黄と塩素を含む混合ガスを用いることを特徴
とするシリサイド膜のドライエッチング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1463591A JPH04254326A (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | シリサイド膜のドライエッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1463591A JPH04254326A (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | シリサイド膜のドライエッチング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04254326A true JPH04254326A (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=11866658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1463591A Pending JPH04254326A (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | シリサイド膜のドライエッチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04254326A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01134928A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-26 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPH02203527A (ja) * | 1989-02-02 | 1990-08-13 | Sony Corp | エッチング方法 |
JPH0487332A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-19 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP1463591A patent/JPH04254326A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01134928A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-26 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPH02203527A (ja) * | 1989-02-02 | 1990-08-13 | Sony Corp | エッチング方法 |
JPH0487332A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-19 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980324 |