JPH04254083A - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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Publication number
JPH04254083A
JPH04254083A JP3011356A JP1135691A JPH04254083A JP H04254083 A JPH04254083 A JP H04254083A JP 3011356 A JP3011356 A JP 3011356A JP 1135691 A JP1135691 A JP 1135691A JP H04254083 A JPH04254083 A JP H04254083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
housing
section
actuator
valve seat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3011356A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nagai
隆 長井
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Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP3011356A priority Critical patent/JPH04254083A/ja
Publication of JPH04254083A publication Critical patent/JPH04254083A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車用エンジンの排
気ガス再循環装置等に使用される流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排気ガス再循環装置において、排
気ガス再循環量を正確に制御する流量制御弁として、排
気ガス還流路に接続されたバルブ部をアクチュエータに
より駆動する流量制御弁がある。
【0003】このような流量制御弁は、一般には、アク
チュエータとしてステップモータが用いられており、そ
のロータが正逆回転することにより、出力軸が軸線方向
に往復直線運動するように形成されている。また、バル
ブ部はベース部を介してアクチュエータと一体的に結合
され、弁軸に案内されて軸線方向へ移動する弁体が、ア
クチュエータの出力軸に駆動されて弁座に当接または離
隔動作を行うように構成されていた。
【0004】そして流量制御弁のアクチュエータは、エ
ンジンの運転状態に対応した駆動信号を出力する制御装
置に接続され、バルブ部を開閉して、排気ガス再循環量
の制御が行われていた。なお、このような流量制御弁に
関する公知技術としては、例えば、特開昭61−767
48号,特開平2−33460号公報等に記載されたも
のがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の流量制御弁にあっては、バルブ部の弁軸の長さや、
アクチュエータの出力軸の長さ等の仕上がり寸法のばら
つきは、アクチュエータの全閉作動位置と弁体の作動開
始点との相違となって現われ、流量制御弁ごとの制御流
量にばらつきが発生することになる。
【0006】一般に、流量制御弁はバルブ部の全閉状態
とアクチュエータの全閉作動位置とを一致させて流量精
度調整が行われている。従って、上述の寸法のばらつき
をなくすため、アクチュエータの出力軸の突出長とバル
ブ部の弁軸の突出長とを計測して、アクチュエータとベ
ース部との間にシムを入れたり、ベース部の厚さを削っ
たりして組付けるか、または、流量制御弁にバルブ位置
調整機構を内蔵して、アクチュエータとバルブ部の相対
位置を調整することが行われていた。
【0007】このようなシム挿入等による流量精度調整
は、熟練を要するとともに、極めて煩雑で作業能率が低
く、また、バルブ位置調整機構を内蔵した場合は、流量
制御弁が複雑化するという問題があった。
【0008】この発明は上記問題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、簡潔な構成
により流量精度調整を正確かつ容易に行うことのできる
流量制御弁を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたものであり、直線運動する出力軸
を有するアクチュエータと、貫通する流路を有するハウ
ジングと、上記アクチュエータとハウジングとの間に設
けられて両者を一体的に結合するベース部と、上記アク
チュエータに駆動されて軸線方向へ移動する弁体により
開閉される弁座を有するバルブ部と、を具備した流量制
御弁であって、上記バルブ部は、上記ベース部と一体的
に形成されて上記ハウジングの流路に嵌装されるととも
に、上記弁座がバルブ部に溶着されてなる流量制御弁で
ある。
【0010】
【作用】この発明は上記のように構成されたものであり
、アクチュエータの全閉作動位置において、バルブ部の
弁体に弁座を当接させ、その弁座をバルブ部に溶着して
、バルブ部とアクチュエータとの全閉位置規定が行われ
る。このバルブ部にハウジングを外嵌することにより、
ハウジングの流路にバルブ部の弁座が位置し、アクチュ
エータにより弁座が開閉制御される。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1,2に基づ
いて説明する。
【0012】図において1は、流量制御弁であり、流量
制御弁1は、出力軸15を有するアクチュエータとして
のステップモータ10と、流路21を有するハウジング
20と、ステップモータ10とハウジング20とを結合
するベース部30と、弁座48を有するバルブ部40と
から構成されている。
【0013】ステップモータ10は、円周方向に磁化さ
れた永久磁石を備えたロータ14と、ロータ14の内周
側に設けられためねじとねじ対偶した出力軸15と、ロ
ータ14を磁気的に駆動するステータ17とを備えて構
成されている。
【0014】この出力軸15はブッシュ16により回転
を阻止されており、ロータ14の正,逆回転により、出
力軸15が上,下方向へ直進するように構成されている
。ステップモータ10の外郭は、下端部に側方へ突出し
た取付部12を有するモータ本体11、およびモータ本
体11の下端部を覆うマウント部13により形成されて
おり、出力軸15はマウント部13を貫通して下方へ突
出している。
【0015】ハウジング20は、実施例ではL字状に形
成された流路21を有し、一側の開口端に入口22が形
成され、他側の開口端に出口23が形成されている。ま
た入口22の真上には、入口22と軸線を共有して上方
に開口した収容孔24、および嵌合凹部25が穿設され
ている。なお、符号26はステップモータ10との結合
用のねじ孔である。
【0016】ベース部30は、ステップモータ10の出
力軸15と軸線を共有して、上下方向に貫通した孔状の
空間部31を有しており、所定位置にステップモータ1
0とハウジング20との結合用の孔32が穿設されてい
る。
【0017】バルブ部40は、中央に上方へ延びる弁軸
45を有する弁体44と、弁体44に開閉される弁座4
8とを備え、それらは、空間部31と軸線を共有すると
ともに、ベース部30より下方へ突設された筒状部41
内に構成されている。
【0018】弁座48は、筒状部41下端部の所定位置
に圧入されて、外周が筒状部41に溶着されている。こ
の弁座48の溶着位置は、ステップモータ10の出力軸
15が全閉作動位置において、後述するカップリング5
5,ばね56,カップリング57を介してばね56のば
ね力により弁体44と弁座48とが弾接状態となる位置
に設定されている。
【0019】筒状部41の下端部外周は、ハウジング2
0の嵌合凹部25に嵌合する段落し状の下端部42が形
成されており、筒状部41周壁の所定位置には、出口2
3と連通可能な流通孔43が穿設されている。また、筒
状部41の上端部内側にはブッシュ46が配設されてお
り、弁軸45はブッシュ46により軸線方向に移動可能
に案内されるとともに、その上端部は空間部31内に突
出している。
【0020】この弁軸45の上端部と出力軸15の下端
部とは、両軸線を一致してベース部30の空間部31内
で対向しており、弁軸45の上端部にはカップリング5
5が固定され、出力軸15の下端部にはカップリング5
7が固定されている。カップリング55とカップリング
57とは軸線方向に僅かの遊びをもたせて係合されてお
り、両者の間には圧縮コイル状のばね56が介装されて
いる。また、カップリング57と、マウント部13との
間には圧縮コイル状のばね58が介装されている。なお
、ばね58は出力軸15の作動力よりも小さいばね力を
有し、ばね56はばね58より小さいばね力が付与され
ている。
【0021】このステップモータ10とハウジング20
とベース部30およびバルブ部40とは、バルブ部40
の筒状部41が、ハウジング20の収容孔24に挿入さ
れるとともに下端部42が嵌合凹部25に嵌入されて流
路21内に弁座48が配設される。そして結合ボルト5
1が取付部12,マウント部13およびベース部30の
孔32を貫通して、ハウジング20のねじ孔36に緊締
され、ステップモータ10,ハウジング20,ベース部
30およびバルブ部40が一体的に結合される。なお、
52はハウジング20とベース部30との間に介装され
たガスケットである。
【0022】次にこの流量制御弁の流量精度調整につい
て説明する。この流量制御弁1は、ステップモータ10
とベース部30とをボルトとナットによる仮どめ状態、
または両者を挟持する治具等を用いた仮どめ状態で、バ
ルブ部40の弁座48の溶着作業が行われる。このとき
ステップモータ10は、図示しない制御装置により出力
軸15が全閉作動位置に駆動されており、それに伴って
、弁体44はカップリング55,57、ばね56および
弁軸45を介して筒状部41内の所定位置にある。
【0023】そして、弁座48を筒状部41の下端開口
内へ圧入する。この圧入進度の誤差は、カップリング5
5とカップリング58との係合の遊びの範囲内に保たれ
、弁座48と弁体44との相対位置を極めて正確に規定
することが可能である。この弁座48の外周を筒状部4
1に溶着することにより弁座48の位置が固定され、こ
れにより、バルブ部40とステップモータ10との全閉
位置が規定され流量精度調整が終了する。
【0024】このように仮どめ状態の全閉位置において
、弁座48を溶着したバルブ部40にハウジング20を
外装し、結合ボルト51によりベース部30を介してス
テップモータ10とハウジング20とを一体的に結合す
る。このとき、バルブ部40の筒状部41はハウジング
20の収容孔24内に収容され、下端部42は嵌合凹部
25に嵌合し、流通孔43は出口23と連通している。 従って、ハウジング20の流路21には、入口22と出
口23との間に弁座48,筒状部41内,流通孔43が
介装され、流路21の流量は弁体44の上下による弁座
48の開閉により制御を行うことができる。
【0025】また、ガスケット52は、ハウジング20
とベース部30との間にあって、収容孔24と筒状部4
1との嵌合隙間の上端部を塞いで、排気ガスの洩れを防
止している。
【0026】なお、この発明は上述の説明および図例に
限定されることなく、この考案の技術的思想から逸脱し
ない範囲において、その実施態様を変更することができ
る。例えば、アクチュエータは電磁ソノレイド等であっ
てもよい。また、バルブ部はベース部とは別体の筒状部
材により形成し、その筒状部材とベース部とを溶着等に
より一体化したものであってもよい。更にアクチュエー
タとベース部との2者を、予じめ取付ボルトにより固定
するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の流量制
御弁は、直線運動する出力軸を有するアクチュエータと
、貫通する流路を有するハウジングと、アクチュエータ
とハウジングとの間に設けられて両者を一体的に結合す
るベース部と、アクチュエータに駆動されて軸線方向へ
移動する弁体により開閉される弁座を有するバルブ部と
、を具備した流量制御弁であって、バルブ部は、ベース
部と一体的に形成されてハウジングの流路に嵌装される
とともに、弁座がバルブ部に溶着されてなる構成なので
、バルブ部とアクチュエータとの全閉状態における相対
位置規定を正確に行って、流量制御弁の流量精度調整を
正確かつ容易に行うことができる。そのため、簡潔な構
成により精密な流量制御可能な流量制御弁が得られると
ともに、流量制御弁の均質化を図って流量制御のばらつ
きを抑制することができる。
【0028】また、バルブ部がベース部を介してアクチ
ュエータと一体的に形成されているため、ガスケット収
縮等の経年変化の影響を受けることがなく、調整時の流
量精度を長期間に互って保持することができる。
【0029】更に、流量精度調整がハウジングの影響を
受けないので、ハウジングの収容孔,嵌合孔等を同一に
すれば、異なった形状のハウジング、例えばハウジング
外形、流路の長さ、入口,出口の形状等が異なるハウジ
ングであっても、上記アクチュエータ,ベース部,バル
ブ部と自由に組合せることが可能である。従って、ハウ
ジングの変更によって多様な流量制御弁を形成すること
ができるとともに、生産工程における組付け性を向上さ
せ、かつ多品種生産を容易にすることができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の流量制御弁の縦断面図。
【図2】同じく流量精度調整時の中間組付け品の縦断面
図。
【符号の説明】
1  流量制御弁 10  ステップモータ(アクチュエータ)15  出
力軸 20  ハウジング 21  流路 30  ベース部 40  バルブ部 44  弁体 48  弁座

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  直線運動する出力軸を有するアクチュ
    エータと、貫通する流路を有するハウジングと、前記ア
    クチュエータとハウジングとの間に設けられて両者を一
    体的に結合するベース部と、前記アクチュエータに駆動
    されて軸線方向へ移動する弁体により開閉される弁座を
    有するバルブ部と、を具備した流量制御弁であって、前
    記バルブ部は、前記ベース部と一体的に形成されて前記
    ハウジングの流路に嵌装されるとともに、前記弁座がバ
    ルブ部に溶着されてなることを特徴とする流量制御弁。
JP3011356A 1991-02-01 1991-02-01 流量制御弁 Withdrawn JPH04254083A (ja)

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JP3011356A JPH04254083A (ja) 1991-02-01 1991-02-01 流量制御弁

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JP3011356A JPH04254083A (ja) 1991-02-01 1991-02-01 流量制御弁

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JPH04254083A true JPH04254083A (ja) 1992-09-09

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ID=11775753

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JP3011356A Withdrawn JPH04254083A (ja) 1991-02-01 1991-02-01 流量制御弁

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JP (1) JPH04254083A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07310844A (ja) * 1994-05-18 1995-11-28 Pacific Ind Co Ltd 電動弁
US5511531A (en) * 1994-05-19 1996-04-30 Siemens Electric Ltd. EGR valve with force balanced pintle
JP2016200198A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 株式会社不二工機 電動弁及びそれを用いた熱交換器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07310844A (ja) * 1994-05-18 1995-11-28 Pacific Ind Co Ltd 電動弁
US5511531A (en) * 1994-05-19 1996-04-30 Siemens Electric Ltd. EGR valve with force balanced pintle
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Effective date: 19980514