JPH04254056A - 自動変速機のマニアル弁操作装置 - Google Patents

自動変速機のマニアル弁操作装置

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JPH04254056A
JPH04254056A JP3213391A JP3213391A JPH04254056A JP H04254056 A JPH04254056 A JP H04254056A JP 3213391 A JP3213391 A JP 3213391A JP 3213391 A JP3213391 A JP 3213391A JP H04254056 A JPH04254056 A JP H04254056A
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JP
Japan
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manual
valve
automatic transmission
shaft
manual valve
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Tatsuo Wakahara
龍雄 若原
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のマニアル
弁操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機のマニアル弁操作装置
として、図4に示すようなものがある(日産自動車発行
、オートマチックトランスミッションRL4F03A型
サービスマニアル第B−23及びB−61ページ参照)
。コントロールバルブ50は、上側バルブボディ52、
中間バルブボディ54及び下側バルブボディ56から構
成されている。マニアルバルブ58は下側バルブボディ
56内に変速機構の回転軸心と平行方向に配置されてい
る。マニアルバルブ58のスプールは、これの上方に直
交する方向に配置されたマニアルシャフト61によって
駆動される。すなわち、マニアルシャフト61は図示し
てない運転席のセレクトレバーとリンクによって連結さ
れており、マニアルシャフト61はこれの軸心回りに回
転可能である。マニアルシャフト61と一体に設けられ
たレバー63がマニアル弁58のスプールと連結されて
おり、これによってマニアル弁58のスプールを軸方向
に駆動可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の自動変速機のマニアル弁操作装置には、マニアル
シャフト61を配置するために、上側バルブボディ52
及び中間バルブボディ54を配置するためのスペースが
制限されるという問題点がある。すなわち、マニアルシ
ャフト61の回転角に対してマニアル弁58のスプール
のストロークを確保するためには、レバー63を所定の
長さとする必要がある。このため、マニアル弁58を下
側バルブボディ56に配置し、上側バルブボディ52及
び中間バルブボディ54を切欠いた部分にマニアルシャ
フト61を配置していた。したがって、上側バルブボデ
イ52及び中間バルブボティ54は切欠かれた分だけ小
さくなり、油路やバルブの配置が制限されることになる
。本発明はこのような課題を解決することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、変速機構の回
転部材の外周にみぞを設けてここにマニアルシャフトを
配置することによってマニアルシャフトをできるだけ上
方に配置して、上記課題を解決する。すなわち、本発明
による自動変速機のマニアル弁操作装置は、自動変速機
の変速機構の下方にコントロールバルブが配置され、コ
ントロールバルブのマニアル弁のスプールは変速機構の
回転軸心と平行に配置されており、マニアル弁のスプー
ルはこれの上方に直交する向きに配置された回転可能な
マニアルシャフトとレバーによって連結されており、マ
ニアルシャフトの回転によってマニアル弁のスプールが
軸方向に移動可能に構成されており、マニアルシャフト
は、変速機構の回転軸心にできるだけ近接して配置され
るように、変速機構の所定回転部材の外周部に設けた凹
状のみぞ内に配置されている。マニアルシャフトは変速
機構の回転部材の外周に設けられた凹状のみぞ内に位置
している。したがって、変速機構の回転軸心により近い
位置、すなわちコントロールバルブからより上方に離れ
た位置に配置されている。このため、マニアル弁を上側
バルブボディに配置してもレバーの必要な長さを確保す
ることができる。こうすることによって、マニアルシャ
フト配置のために上側バルブボディなどに切欠き部を設
ける必要がなく、バルブボディ配置スペースが増大する
【0005】
【実施例】図2に自動変速機を後方から見て一部を断面
図としたものを示す。自動変速機のケーシング下側空間
部内にコントロールバルブ60が配置されている。コン
トロールバルブ60は、上側バルブボディ62、中間バ
ルブボディ64及び下側バルブボディ66を重ね合わせ
ることにより構成されている。上側バルブボディ62に
マニアル弁68が自動変速機の変速機構の回転軸心18
(図1参照)と平行に配置されている。上側バルブボデ
ィ62の上方に、マニアル弁68と直交するようにマニ
アルシャフト72が回動可能に設けられている。マニア
ルシャフト72にはこれと一体に回転するレバー74が
取り付けられており、このレバー74によってマニアル
弁68のスプールが駆動されるように連結されている。 マニアルシャフト72は、図1に示すように、回転ドラ
ム76に設けた凹状のみぞ部78内に位置している。回
転ドラム76は、遊星歯車組G1のピニオンキャリア8
0とクラッチドラム82とを連結するとともにワンウェ
イクラッチOWC1のインナーレースが一体に設けられ
た部材である。なお、ここで自動変速機全体の構成につ
いて説明しておく。この自動変速機は、流体伝動機構1
0、主変速機構12、副変速機構14及び差動機構16
を有している。流体伝動機構10はロックアップ機構付
きのトルクコンバータによって構成されており、図示し
てないエンジンのクランク軸と同軸の回転軸心18を中
心として配置されている。流体伝動機構10にはエンジ
ンからの回転力が入力され、また流体伝動機構10から
の出力は軸20によって主変速機構12に入力される。 流体伝動機構10と同様に回転軸心18を中心として配
置された主変速機構12は、第1遊星歯車組G1、第2
遊星歯車組G2、第1クラッチC1、第2クラッチC2
、第3クラッチC3、第1ブレーキB1、第2ブレーキ
B2及び第1ワンウェイクラッチOWC1を有しており
、後述のように軸20から入力される回転力をオーバド
ライブ変速段を含む前進4速後進1速に変速して軸22
に出力することができる。すなわち、クラッチC1、C
2及びC3、ブレーキB1(第1ワンウェイクラッチO
WC1)及びB2を種々の組合せで作動させることによ
って、遊星歯車組G1及びG2の各要素の回転状態を変
えることができ、これによって軸20の回転速度に対す
る軸22の回転速度を種々変えることができる。クラッ
チC1、C2及びC3、及びブレーキB1及びB2を図
3のような組合せで作動させることにより、前進4速段
及び後進1速段を得ることができる(第3速と第4速と
は主変速機構12については同一変速段)。なお、図3
中〇印は作動しているクラッチ及びブレーキを示し、α
1及びα2はそれぞれ第1遊星歯車組G1及び第2遊星
歯車組G2のインターナルギアの歯数に対するサンギア
の歯数の比であり、α3は後述の第3遊星歯車組G3の
インターナルギアの歯数に対するサンギアの歯数の比で
あり、またギア比は軸22の回転数に対する後述の軸3
2の回転数の比である。なお、クラッチC1、C2及び
C3は湿式多板式のものであり、ブレーキB1及びB2
はバンドブレーキである。軸22には、これと一体に回
転するように主変速機構出力歯車24が設けられており
、この主変速機構出力歯車24は回転軸心18と平行な
回転軸心26を中心として配置された副変速機構入力歯
車28とかみ合っている。主変速機構出力歯車24と副
変速機構入力歯車28とは同じ歯数の歯車としてある(
なお、この歯数比を所望に応じて変えることができるこ
とはもちろん可能である)。副変速機構入力歯車28は
副変速機構14と連結されている。副変速機構14は、
第3遊星歯車組G3、第4クラッチC4、第3ブレーキ
B3及び第2ワンウェイクラッチOWC2を有している
。第3遊星歯車組G3は、サンギアS3と、インターナ
ルギアR3と、両ギアS3及びR3と同時にかみ合うピ
ニオンギアP3を支持するキャリアPC3とから構成さ
れている。インターナルギアR3は副変速機入力歯車2
8と一体に回転するように連結されており、またキャリ
アPC3は回転軸心26を中心として配置された軸32
と一体に回転するように連結されている。また、第4ク
ラッチC4はキャリアPC3とサンギアS3との連結・
切離しを制御可能であり、また第3ブレーキB3はサン
ギアS3を必要に応じて静止部に対して固定可能である
。第2ワンウェイクラッチOWC2は第3ブレーキB3
と並列に配置されている。軸32にはこれと一体に回転
するようにファイナルピニオンギア34が設けられてお
り、このファイナルピニオンギア34はファイナルギア
36とかみ合っている。このファイナルギア36に差動
機構16が一体に設けられている。上述のように、マニ
アルシャフト72を回転ドラム76の凹状のみぞ部78
内に配置することによってマニアルシャフト72は回転
軸心18により近い位置に配置されていることになる。 すなわち、コントロールバルブ60から見るとより上方
に配置されることになる。したがって、マニアル弁68
を上側バルブボディ62に配置してもレバー74の必要
な長さを確保することができる。これにより、マニアル
シャフト72の所定回転角度に対してマニアル弁68の
スプールの所定の移動量を得ることができる。したがっ
て、マニアルシャフト72を配置するために上側バルブ
ボディ62及び中間バルブボディ64の一部を切欠く必
要がなく、上側バルブボディ62及び中間バルブボディ
64の体積を増大させることができ、これによってより
多くのバルブ、油路などの配置を行うことができる。
【0006】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、マニアルシャフトを変速機構の所定回転部材の外周
のみぞ内に配置するようにしたので、マニアルシャフト
の配置のためにコントロールバルブに切欠き部を設ける
必要がなくなり、コントロールバルブの配置スペースが
増大し、より多くのバルブ、油路などを配置することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機の断面図である。
【図2】一部断面で示す自動変速機を後方から見た図で
ある。
【図3】各変速段で作用する要素の組み合わせを示す図
である。
【図4】従来の自動変速機のマニアル弁操作装置を示す
図である。
【符号の説明】
18  回転軸心 60  コントロールバルブ 62  上側バルブボディ 64  中間バルブボディ 66  下側バルブボディ 68  マニアル弁 72  マニアルシャフト 74  レバー 76  回転ドラム(所定回転部材) 78  みぞ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  自動変速機の変速機構の下方にコント
    ロールバルブが配置され、コントロールバルブのマニア
    ル弁のスプールは変速機構の回転軸心と平行に配置され
    ており、マニアル弁のスプールはこれの上方に直交する
    向きに配置された回転可能なマニアルシャフトとレバー
    によって連結されており、マニアルシャフトの回転によ
    ってマニアル弁のスプールが軸方向に移動可能に構成さ
    れる自動変速機において、マニアルシャフトは、変速機
    構の回転軸心にできるだけ近接して配置されるように、
    変速機構の所定回転部材の外周部に設けた凹状のみぞ内
    に配置されていることを特徴とする自動変速機のマニア
    ル弁操作装置。
  2. 【請求項2】  上記所定回転部材は、これ以外の2つ
    の回転部材を一体に回転するように連結するとともにワ
    ンウェイクラッチのインナーレースが一体に設けられた
    回転ドラムである請求項1記載の自動変速機のマニアル
    弁操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002323132A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Aisin Aw Co Ltd 自動変速機のブレーキ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002323132A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Aisin Aw Co Ltd 自動変速機のブレーキ装置
JP4524533B2 (ja) * 2001-04-26 2010-08-18 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機のブレーキ装置

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