JPH0425389Y2 - - Google Patents

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JPH0425389Y2
JPH0425389Y2 JP1985158244U JP15824485U JPH0425389Y2 JP H0425389 Y2 JPH0425389 Y2 JP H0425389Y2 JP 1985158244 U JP1985158244 U JP 1985158244U JP 15824485 U JP15824485 U JP 15824485U JP H0425389 Y2 JPH0425389 Y2 JP H0425389Y2
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JP
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ignition
coil
panel
power
generating coil
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は二輪車に設けられたエレクトロルミネ
センス(以下ELという)パネルの駆動用電源に
関する。
(従来の技術) ELパネルはEL現象(蛍光体を含む半導体とし
ての性質を持つ物質に電圧を加えたときの発光現
象)を利用したもので蛍光体の微結晶を合成樹脂
やガラス系の誘電体中に埋め込んでパネル状に成
形したもので、このELパネルは、面光源を容易
に得ることができ、その発光色が美しいことから
二輪車の各計器板や文字板の照明などに使用され
ている。
このELパネルの駆動には略300VP-Pの交流電源
が必要であり、従来、第3図に示すようにELパ
ネル103を車両等に搭載する場合には、バツテ
リ電源100から発振回路101及び昇圧トラン
ス102等より構成されるEL用インバータ10
4を介してその電源を供給するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) このように従来のEL用電源にはバツテリ電源
を使用しているため、発振回路やトランス等から
なるインバータを設けなければならず、そのスペ
ースが必要となり、又コストが高くなる。
そこで本考案はかかる不具合を解消すべくなさ
れたもので、その目的とする処は、インバータを
必要とせず既存の装置にてELパネルを駆動させ
ることができ、もつて新たなスペースを必要とす
ることなく、コストにも優れたEL用電源を提供
するにある。
(問題点を解決するための手段及び作用) 上記問題点を解消するため本考案はELパネル
3の駆動用電源を交流発電機10における点火用
発電コイル1から供給するようにしてなる。この
点火用発電コイル1は交流発電機10内にバツテ
リ充電・電装品給電用発電コイル71と並設され
る。そして、この交流発電機10は、このコイル
1により発生した電荷をCDI装置(容量放電点火
装置)2における点火用コンデンサに充電した
後、イグニツシヨンコイル12を用いて点火プラ
グ13にて放電させるためのもので、その発生電
圧は十分高く(略300〜400VP-P)、しかも交流で
あるため、インバータ104が不要となる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案を示す構成図である。図中、符
号10は二輪車に搭載された交流発電機であり、
交流発電機10はバツテリ充電・電装品給電用発
電コイル71と点火用発電コイル1とを有する。
周知のように、バツテリ充電・電装品給電用コイ
ル71は図外のバツテリおよび電装品等に接続さ
れ、これらバツテリおよび電装品に給電する。ま
た、点火用発電コイル1はCDI装置2とELパネ
ル3とに並列的に接続され、点火用発電コイル1
に発生する電力は、従来と同様にCDI装置2に供
給される一方、ELパネル3に供給される。
第2図は本構成を更に具体的に示した図で第1
図と同一対象には同一符号を付している。ELパ
ネル3において4は表面電極であり、この電極の
上面には反射絶縁層5と蛍光体発光層6が順次設
けられ、更にその上面には透明電極7が設けられ
ている。前記反射絶縁層5は、発光層6の光を透
明電極層7側へ反射させるとともに、高い耐電圧
を得る働きをする。又、前記蛍光体発光層6は蛍
光体を主成分とした光を発散する層である。そし
て前記透明電極7が点火用発電コイル1の出力端
1aに接続される一方、表面電極4がアース側に
接続される。
CDI装置2は点火用発電コイル1により発生し
た電荷を整流ダイオードD1を介して点火用コン
デンサC1に充電させる一方、交流発電機10に
設けられたパルサコイル11からのパルサ信号に
よりサイリスタSCRのゲートをONさせて前記点
火用コンデンサC1に充電された電荷をイグニツ
シヨンコイル12及びサイリスタSCRを介して
放電させ、このときイグニツシヨンコイル12の
二次コイル12aに発生する高電圧によりプラグ
13にスパークを発生させて点火を行うものであ
る。
即ち、点火用発電コイル1は、従来の電圧が
300〜400VP-Pの交流電流を発生し、この電流が
点火用コンデンサC1に対して正方向の時はELパ
ネル3と整流ダイオードD1を経て点火用コンデ
ンサC1とに流れ、また、点火用コンデンサC1
対して逆方向の時はELパネル3からコイル1に
のみ流れる。そして、点火用発電コイル1から点
火用コンデンサC1に流れる電流は微小なのでEL
パネル3には所定の交流電圧が印加される。した
がつて、ELパネル3を点火用発電コイル1が発
生する交流電圧で直接駆動でき、従来例で示した
ような発振回路101やトランス102等からな
るインバータ104が不要となる。
(考案の効果) 以上の説明により明らかな如く本考案によれ
ば、ELパネルの駆動を交流発電機における点火
用発電コイルにて直接行なうようにしたので、バ
ツテリ電源により駆動する従来のものに比し、発
振回路やトランス等からなるインバータが不要と
なり、従つてそれらに要するスペースが不要とな
り、又、コストにも優れた二輪車のEL用電源を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を示す構成図、第2図は第1図
に示す構成を更に具体化して示した図、第3図は
従来例を示す図である。 そして図面中、1……点火用発電コイル、2
CDI装置、3……エレクトロルミネセンス(EL)
パネル、10……交流発電機、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流発電機に点火用発電コイルを有し、この点
    火用発電コイルの発電力をコンデンサに蓄電する
    とともに、該蓄電荷をイグニツシヨンコイルを介
    しエンジンの点火プラグに放電してエンジンを運
    転する容量放電点火装置を有する自動二輪車にお
    いて、 所定領域を照明するエレクトロルミネセンスパ
    ネルを車体外表面に設け、このエレクトロルミネ
    センスパネルに前記点火用発電コイルから給電す
    るようにしたことを特徴とする自動二輪車のエレ
    クトロルミネセンス用電源回路。
JP1985158244U 1985-10-16 1985-10-16 Expired JPH0425389Y2 (ja)

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JP1985158244U JPH0425389Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JPS6265328U JPS6265328U (ja) 1987-04-23
JPH0425389Y2 true JPH0425389Y2 (ja) 1992-06-17

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