JPH04253678A

JPH04253678A - フロッピーディスクのホルダーなどの収納箱

Info

Publication number: JPH04253678A
Application number: JP9990291A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Kaneda; 金田　信一; Atsushi Wakatsuki; 淳若月
Original assignee: Kokuyo Co Ltd
Current assignee: Kokuyo Co Ltd
Priority date: 1991-02-04
Filing date: 1991-02-04
Publication date: 1992-09-09
Anticipated expiration: 2012-08-20
Also published as: JP2643640B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本願は、フロッピーディスクのホ
ルダー或いはアルバム用台紙のファイル等を複数収納し
て携帯できると共に、書棚などに整然と保管することが
できる収納箱に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、フロッピーディスクを収納したホ
ルダー或いはアルバム用台紙のファイル等は、単独で取
扱われ、かつ、書棚などに収納保管する場合、背見出し
を棚などの前面側に露出するように起立して縦置き状態
で収納していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したホ
ルダー或いはファイル等は背幅が狭いので書棚などに起
立した縦置き状態で収納保管した場合、特にこれらを書
棚に密集状態に収納保管しないときに横倒れが生じて安
定性が悪く、かつ、その出し入れも不便であると共に、
フロッピーデイスク等に損傷を与える惧れがあり、また
、例えば複数のホルダーに跨がって関連事項を記録した
フロッピーディスクが収納されていて、その複数のホル
ダーを一括して所要の場所に持ち運びする場合における
その取扱にも不便であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】そこで本願は上記したも
のの不便を解消するために、底板の四周縁に沿って、前
，後壁片と一方の側壁板と前，後壁片間の他方の側面下
部を閉じる他方の側壁板とを夫々起立して、上面と他方
の側面上部とを開口した箱状の収納部と、前記他方の側
壁板の上縁に起伏自在に連設して前記前，後壁片間の他
方の側面上部を閉じる蓋板の内面に、前記連設部を除く
他の三周縁に沿って蓋壁片と前，後壁片とを夫々立設し
た蓋部とから成り、前記一方の側壁板の上縁に、長手方
向に延びる窓孔を開設した起伏自在の蓋片を取付け、ま
た、前記蓋壁片の外面に前記窓孔に挿通可能な手提片を
設け、さらに、前記蓋壁片と蓋片と間にこれらを剥着可
能に重合する係止手段を設けたことを特徴とするフロッ
ピーディスクのホルダーなどの収納箱を提供するもので
あり、

【０００５】上記において、フロッピーディスクの収納
に適するように、少なくとも両側壁板、底板乃び蓋板が
、磁気遮蔽板の表裏両面を樹脂シートを被覆して成り、
また、書棚などに載置した保管状態での収納箱の検索乃
び収納箱の引き出しに便利なように、収納部の外面一部
に前壁片方向に突出可能な引出片を設け、かつ、前壁片
の外面に見出し部を設けるものである。

【０００６】

【作用】しかして、例えば収納部内にフロッピーディス
クのホルダーを収納保管する場合には、底板を下面に、
かつ、蓋片を上面にして収納箱を机の天板等に縦置きし
、または一方の側壁板を下面とした平置きの状態で蓋片
を蓋壁片から離反すると共に、蓋板を伏倒して蓋部を開
披した状態で、ホルダーの出し入れ及びホルダーの索引
を行うものである。収納部内にホルダーを収納した後、
蓋板を起立して、前，後壁片を夫々前，後壁片の外面に
重合し、かつ、蓋壁片の内面を前，後壁片の端縁に夫々
接合し、蓋部により収納部の開口部を閉じ、この状態で
蓋片を伏倒して蓋壁片の外面に重合し、係止手段により
係止する。この状態で収納箱を持ち運びするときには、
窓孔より手提片を引き出しこれを手持ちする。

【０００７】また、例えば書棚に保管する場合には、蓋
片を上向きにし、かつ、前壁面に設けた見出し部を棚の
前面側に向くように棚板に載置する。また、棚板上に複
数の収納箱を縦置きに載置した状態で、引出片を摘持し
て、所要の収納箱を前方に引き出すものである。

【０００８】

【実施例】以下、図面に基づいて本願実施例を詳述する
と、図１は、蓋部を閉じた状態を、また、図２は蓋部を
開披した状態の斜視図を夫々示しており、１は、幅狭方
形状の底板２の内面前後位置に、前，後壁片４と５とを
底板２の前後縁より少許内方寄りに立設すると共に、底
板２の一側縁に連設した方形状の一方の側壁板３を起立
し、その内面前後位置に前，後壁片４，５の一方の側縁
を固着して前，後壁片４，５間の一方の側面を閉じ、さ
らに、底板２の他側縁に連設した前記側壁板３の高さの
ほゞ半分程度の高さ持つ方形状の他方の側壁板６を起立
して、その内面前後位置を前，後壁片４，５の他方の側
縁に固着して前，後壁片４，５間の他方の側面の下半部
を閉じることにより、上面と他方側面の上半部とが開放
した箱状の収納部で、前記前壁片４の底板２寄りには、
屈曲自在の引出片７の後端部が固着してあり、この引出
片７は不使用状態においてその遊端部が前壁片４の外面
にベルクロファスナーなどの止着手段８を介して止着さ
れている。前記側壁板３の上縁には、前，後壁片４，５
間の長さにほゞ等しい長さをもち、かつ、前記底板２と
ほゞ等しい幅の方形状の蓋片９が起伏自在に固着してあ
り、この蓋片９の中央部に長手方向に延びる窓孔１０が
開設してあり、さらに蓋片９の内面外縁部の前後隅とそ
の中間位置とにベルクロファスナーなどの係止手段１１
の一方の片が固設してある。

【０００９】前記側壁板６の上縁には前記側壁板３の長
さのほゞ半分程度の縦幅の方形状の蓋板１３から成る蓋
部１２が折線１４を介して屈曲自在に連設してある。こ
の蓋部１２は蓋板１３の内面に、その折線１４位置を除
く他の三周縁に沿って前，後壁片４，５と等しい幅の蓋
壁片１５と、前，後壁片１６，１７とを、蓋板１３の周
縁より少許内方寄り位置に夫々立設することにより構成
され、この蓋部１２は不使用状態で、開口している収納
部１の他方側面の上半部及び上面を閉じる。前記蓋壁片
１５の外面には、その中央位置に、前記蓋片９の窓孔１
０に挿通可能な手提片１８が、また、前記係止手段１１
の他方の片が夫々設けてあり、さらに、前壁片１６の外
面に、上縁を残して三周縁が閉じた透明樹脂板から成る
見出し部１９が設けてある。

【００１０】そして本願が、フロッピーディスクのホル
ダーの収納を対象とするときは、前記した底板２，側壁
板３，前，後壁片４，５，側壁板６，蓋板１３，蓋壁片
１５，前壁片１６及び後壁片１７を薄鋼板から成る磁気
遮蔽板２０を合成樹脂シートにより被覆した板体から構
成され、本願がアルバム用台紙のファイルの収納を対象
とするときは、磁気遮蔽板２０に代えて厚紙などの芯板
が用いられ、それらの構成部片は相互に溶着により固着
される。なお、図中２１は２枚の扉板２２，２３を開閉
自在に連続し、かつ、一方の扉板２２の外縁に見出部２
４を突出すると共に、内部にフロッピーディスクを収納
して成るホルダーを示している。

【００１１】しかして、例えば収納部１内にフロッピー
ディスクのホルダー２１を収納保管する場合には、図１
で示すように、底板２を下面に、かつ、蓋片９を上面に
して収納箱を机の天板等に縦置きした状態で蓋片９を蓋
壁片１５から離反すると共に、折線１４を介して蓋板１
３を伏倒し、収納部１を開口した状態で、見出部２４を
揃えて積層した複数のホルダー２１を収納部１内に収納
する。この状態で、図３で示すように、ホルダー２１の
索引及びその出し入れが行われる。また、ホルダー２１
の索引及び出入れは、図４で示すように、側壁板３を下
面にして机の天板等に平置きした状態でも行うこともで
きる。

【００１２】上記したように、収納部１内に複数のホル
ダー２１を収納した後、蓋板１３を折線１４を介して起
立して、前，後壁片１６，１７を夫々前，後壁片４，５
の外面に重合し、かつ、蓋壁片１５の内面を前，後壁片
４，５の端縁に夫々接合して蓋部１２により収納部１を
閉じ、次いで蓋片９を伏倒して蓋壁片１５の外面に重合
し、係止手段１１により係止して図１で示すように構成
し、この状態において手提片１８が窓孔１０の位置に、
また、引出片７が見出し部１９の下方位置に夫々臨む。そして図１で示す蓋部１２により収納部１を閉じた状態
で収納箱を持ち運びする場合には、窓孔１０より手提片
１８を引き出し、これを手持ちする。また、書棚に保管
する場合には、図５で示すように蓋片９を上向きにし、
かつ、見出し部１９を棚の前方に向くように棚板Ａに載
置する。そして、棚板Ａ上に複数の収納箱を縦置きに載
置した状態で、所要の収納箱を引き出す場合には、引出
片７の止着手段８を解除し、この引出片７を摘持して、
収納箱を前方に引き出すものである。

【００１３】なお、上記において、止着手段８及び係止
手段１１をベルクロファスナーに代えてスナップ止具等
を使用してもよいことは勿論である。

【００１４】

【発明の効果】以上のように本願によれば、狭幅のホル
ダー或いはファイル等を複数まとめて書棚等に縦置き状
態で分類保管することができると共に、所要の収納箱を
引き出して携帯する場合にも便利であり、また、机の天
板などに縦置き載置した状態で蓋部を開披し、かつ、ホ
ルダー或いはファイルなどの索引及びその出入れ操作を
行うことができるので狭い場所での使用が可能であり、
さらに、収納部は上面と他方側面上半部とが開口状態に
あるので、ホルダー或いはファイルなどの索引及びその
出入れ操作にも便利であると共に、不使用状態において
は密閉されて塵埃などの侵入が防止でき、また、請求項
２記載の構成によれば、フロッピーディスクの収納に有
効であり、さらにまた請求項４，５記載の構成によれば
、書棚などに載置した保管状態での収納箱の検索及び収
納箱の引き出しに便利である等の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】蓋部を閉じた状態の斜視図

【図２】蓋部を開披した状態の斜視図

【図３】使用状態を示す斜視図

【図４】他の使用状態を示す斜視図

【図５】収納箱を書棚に縦置きした状態の斜視図

【符号の説明】

１　　収納部２　　底板３　　側壁板４，１６　　前壁片５，１７　　後壁片６　　側壁板７　　引出片９　　蓋片１０　　窓孔１１　　係止手段１３　　蓋板１５　　蓋壁片１８　　手提片１９　　見出し部２０　　磁気遮蔽板

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　底辺の四周縁に沿って、前，後壁片と
一方の側壁板と前，後壁片間の他方の側面下部を閉じる
他方の側壁板とを夫々起立して、上面と他方の側面上部
とを開口した箱状の収納部と、前記他方の側壁板の上縁
に屈曲自在に連設して前記前，後壁片間の他方の側面上
部を閉じる蓋板の内面に、前記連設部を除く他の三周縁
に沿って蓋壁片と前，後壁片とを夫々立設した蓋部とか
ら成り、前記一方の側壁板の上縁に、長手方向に延びる
窓孔を開設した起伏自在の蓋片を取付け、また、前記蓋
壁片の外面に前記窓孔に挿通可能な手提片を設け、さら
に、前記蓋壁片と蓋片と間にこれらを剥着可能に重合す
る係止手段を設けたことを特徴とするフロッピーディス
クのホルダーなどの収納箱。
【請求項２】　　少なくとも両側壁板、底板及び蓋板が
、磁気遮蔽板の表裏両者を樹脂シートにより被覆した板
体から成る請求項１記載のフロッピーディスクのホルダ
ーなどの収納箱。
【請求項３】　　両側壁板、底板、前，後壁片、蓋板、
蓋片、蓋壁片、前壁片及び後壁片が合成樹脂性の板体か
ら成る請求項１記載のフロッピーディスクのホルダーな
どの収納箱。
【請求項４】　　収納部の外面一部に前壁片方向に突出
可能な引出片を設けて成る請求項１，２または３記載の
フロッピーディスクのホルダーなどの収納箱。
【請求項５】　　前壁片の外面に見出し部を設けて成る
請求項１，２，３または４記載のフロッピーディスクの
ホルダーなどの収納箱。
【請求項６】　　係止手段をベルクロファスナーにより
構成して成る請求項１２，３，４または５記載のフロッ
ピーディスクのホルダーなどの収納箱。
【請求項７】　　蓋板を閉じたとき、その前，後壁片が
収納部の前，後壁片の外面に夫々重合するように構成し
て成る請求項１，２，３，４，５または６記載のフロッ
ピーディスクのホルダーなどの収納箱。