JPH0425345Y2 - - Google Patents

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JPH0425345Y2
JPH0425345Y2 JP1984137220U JP13722084U JPH0425345Y2 JP H0425345 Y2 JPH0425345 Y2 JP H0425345Y2 JP 1984137220 U JP1984137220 U JP 1984137220U JP 13722084 U JP13722084 U JP 13722084U JP H0425345 Y2 JPH0425345 Y2 JP H0425345Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は銀行窓口装置や自動取引装置などで使
用される通帳印字装置に関する。
(従来の技術) 通帳等の厚みのある印字媒体に印字を行なう印
字装置においては、この厚みが変わつても印字ヘ
ツド先端と印字媒体間の間隙を一定に保つて均一
な濃度で印字できるようにする機構を具備してい
る。
第4図はこの様な従来の通帳印字機構を示すも
ので、1はインパクト式のドツト印字ヘツド、2
はプラテン、3は印字ヘツド1の先端部に一体に
固着されたメデイアフオロー、4はインクリボ
ン、5は印字すべき通帳である。
上記構成において、メデイアフオロー3は印字
ヘツド1の先端と通帳5との間隙を一定に保つた
め印字中は常に通帳5の表面上に接触している。
印字ヘツド1自体は図示せぬキヤリツジに通帳5
の紙面と垂直な方向に移動自在に支持され、又ス
プリング等により通帳5側へ移動するように強制
されているとともにソレノイド等により非印字中
や通帳の綴目付近を通過する際は前記のスプリン
グ等の力に抗して通帳から離れる方向に移動され
る。
一方このような通帳印字装置においてもインク
リボン4として赤、黒2色を備え、選択的に赤と
黒とで印字を行なつている。印字を赤から黒へあ
るいはその反対に切替える場合、上記通帳印字装
置では、まず印字ヘツド1及びこれと一体のメデ
イアフオロー3を通帳5から離れる方向に移動さ
せ、印字ヘツド1の先端と通帳5との間隙をイン
クリボン4が自由に移動できるように広げ、その
上でインクリボン4の切替えを行なつている。
(考案が解決しようとする問題点) このような通帳印字装置においては、例えば第
4図に示すような横形の通帳の綴目付近に印字を
行なう場合、メデイアフオロー3と印字ヘツド1
の先端とが互いに異なるページにまたがることな
く同一のページに対向して印字ヘツドと印字ペー
ジ間の間隙を一定に保てるようにメデイアフオロ
ー3を印字ヘツド1の先端部にできるだけ近付け
て取付けている。このため上記の如く2色印字を
行なうのに用いるインクリボン4は、幅の狭いナ
ロウリボンを用いざるを得ず、これがために赤、
黒のインクリボンは各々分離独立したものを使用
し、印字色の切替えはこの2本のインクリボン4
がメデイアフオロー3を飛び越えて移動すること
により行なわなくてはならない。そして印字ヘツ
ド1及びメデイアフオロー3は、インクリボンの
移動を容易にするため通帳から離間する方向にし
かもかなり離れた位置に退避し、インクリボンの
移動後は印字を行なうために元の位置に復帰する
といつた動作を要する。
したがつて従来の通帳印字装置では、2色印字
を行なう場合特定のインクリボンに使用が限定さ
れ、しかも印字色切替えの場合印字ヘツド及びそ
のメデイアフオローの位置制御が要求されるなど
の問題があつた。そこで本考案の目的は、多色印
字を行う場合特定のインクリボンに使用が限定さ
れず、しかも印字色切替えの場合印字ヘツド及び
そのメデイアフオローの位置制御の入らない簡便
な通帳印字装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題を解決するため、通帳を上
下のガイドからなる通帳走行路に走行させ、印字
ヘツドにて該通帳の開かれたページに多色印字を
行う通帳印字装置において、印字ヘツドの印字ピ
ンが当たる面の両側に傾斜面を有するプラテン
と、前記プラテンの傾斜面と対向する端部が夫々
下方へ傾斜する通帳走行路の下部ガイドと、前記
プラテンの傾斜面と前記下部ガイドの傾斜とによ
つて形成され、通帳の綴目を逃がす2箇所の逃げ
部と、一端が前記逃げ部の一方に対向し、他端が
他方の逃げ部に対向する広さを有するとともに、
印字ヘツドの先端と対向する位置には前記印字ピ
ンが通過する開口部を有し、かつ印字ヘツドの前
面と平行に配置して通帳をプラテン側に押圧する
メデイアフオローと、前記メデイアフオローの範
囲内で回動してインクリボンの印字色を切替える
リボンシフトレバーとを備えたものである。
(作用) 本考案では、横通帳の綴目付近に印字を行なう
場合、上記逃げ部に通帳の綴目が入り込み、かつ
メデイアフオローによりこの綴目付近のふくらみ
が、印字すべきページの表面と同一面下に押え込
まれる。このためメデイアフオローを印字ヘツド
先端にできるだけ近付けて設ける必要がなく、印
字ヘツド先端周辺にインクリボンの移動が自由に
行なえる空間を確保できる。これにより2色印字
の場合単一のリボンに赤黒が幅方向に色分けされ
たワイドリボンを使用することが可能となり、又
印字色の切替えのとき印字ヘツド及びメデイアフ
オローの退避動作をいちいち必要としなくなる。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示すもので、6
a,6bは通帳5の走行路の上部ガイド、7a,
7bは同じく通帳走行路の下部ガイド、8a,8
bは通帳5を走行させるためのフイードローラ、
9a,9bは前記フイードローラ8a,8bに通
帳5を押圧するプレツシヤローラ、10は横形通
帳用プラテン部11と縦形通帳用プラテン部12
とを一体的に構成したプラテンアツセンブリ、1
3は印字ヘツド1に一体的に取り付けられ、印字
ヘツド先端の前面に所定の間隙をもつて位置する
メデイアフオロー、14は幅方向に赤、黒2色に
色分けされたインクリボン、15は前記インクリ
ボン14を案内するリボンガイド、16は前記イ
ンクリボン13の位置を切替えるため軸17に支
持されているリボンシフトレバーである。
上記構成において、プラテンアツセンブリ10
の横形通帳用プラテン部11と縦形通帳用プラテ
ン部12とは、印字すべき通帳が横形か縦形か応
じ、プラテンアツセンブリ10が回転することに
よつていずれか一方が印字ヘツド1の前面に位置
付けられる。前記横形通帳用プラテン部11は、
印字ヘツド1の印字ピンが当たる面の両側が共に
傾斜面となつており、又前、後の下部ガイド7
a,7bのプラテン側端部は夫々下方へ傾斜して
いる。このため横形通帳用プラテン部11とその
前後に置かれる下部ガイド7a,7bとの間に
は、楔状の空間から成る逃げ部18が形成されて
いる。
一方メデイアフオロー13は、印字ヘツド先端
下部にその基部が固着され、途中屈曲して印字ヘ
ツド前面に平行に延びている。印字ヘツド前面に
おけるメデイアフオロー13はその一端が上記逃
げ部18の一方に対向し、他端が他方の逃げ部1
8に対向する広さを有しており、印字ヘツド先端
と対向する位置には印字ピンが通過するための開
口13aが設けられている。
さて通帳5に印字を行なう場合、この通帳5が
印字位置へ送り込まれるとき印字ヘツド1は図示
せぬ印字ヘツド退避機構により上方へ退避し、メ
デイアフオロー13と横形通帳用プラテン部11
との間に通帳5が自由に通過できる空間を作る。
通帳5が印字ヘツド1に印字位置が対向するまで
送り込まれると、印字ヘツド1が退避位置より通
帳5側へ下降し、メデイアフオロー13で通帳5
を押圧するようにする。
いま印字位置が通帳の綴目5aの近傍であると
すると、この綴目5aは第1図に示すように逃げ
部18に位置し、しかもメデイアフオロー13の
押圧により前記逃げ部18の奥方へ逃げる。した
がつてメデイアフオロー13が上記の如くかなり
広い領域にまたがつていても、この場合通帳5の
厚い方のページに部分的にのり上げ、印字ヘツド
1の先端と通帳5の印字すべきページとの間の間
隙を設定距離以上に広げることはない。
第2図はこのような状態において、印字色を切
替える動作態様を示している。
図示の如く印字色切替えのためインクリボン1
4がシフトする方向の空間は広くとられている。
印字色を切替える場合は、リボンシフトレバー1
6が軸17を中心として回動し、印字ピンの前に
インクリボン14の一方の色から他方の色へ切替
えて対向させる。印字色を反対に切替える場合に
は、リボンシフトレバー16が反対方向へ回動す
る。
第3図は、厚い方のページが第1図と反対の場
合を示している。この場合は後側の下部ガイド7
bと横形通帳プラテン部11との間の逃げ部18
に通帳5の綴目5aが逃げ込む。
以上の様に上記構成では、印字位置が横形通帳
の綴目近傍であつても、メデイアフオローがこの
綴目近傍の厚み部分を押えるのに十分な広さを有
し、かつ印字ヘツド先端面と相対する平行な位置
に設けられているため、幅の広いインクリボンで
もその幅方向にシフトするのに十分な空間を確保
でき、しかもインクリボンのシフトを行なう場合
綴目近傍の厚み部分にインクリボンが接触するこ
とがない。またプラテンと通帳走行案内用下部ガ
イドの間に隙間が設けられ、通帳の綴目近傍に印
字を行なう場合この隙間に通帳の綴目部分が逃げ
るようになつているため、メデイアフオローの一
部が通帳の綴目付近の厚み部分にのり上げても印
字ヘツドと通帳間の間隙が変わることはない。
なお上記実施例では、インクリボンのシフト時
印字ヘツドは特に退避する必要はないが、シフト
動作をより円滑に行なうためメデイアフオロー1
2に対し印字ヘツドを移動可能とし、インクリボ
ンのシフト時印字ヘツド1のみをわずかにメデイ
アフオロー12から離間させるようにしてもよ
い。
またプラテンは縦形、横形各々の通帳用プラテ
ンを具備しているが、横形通帳用プラテンのみを
備え、横形通帳専用の印字装置としてもよい。
(考案の効果) 以上実施例により説明したように、本考案では
通帳を押圧するメデイアフオローが通帳の綴目付
近に印字する場合においてこの綴目付近を押え込
めるように広範囲な押圧面を有し、しかもプラテ
ンと通帳走行用下部ガイドの端部との間に通帳の
綴目部が入り込める隙間から成る逃げ部を設けた
ため、前記の印字の場合において通帳の綴目部の
ふくらみをメデイアフオローにて前記逃げ部に押
込むことにより、印字色切替えのためインクリボ
ンを移動させても通帳に接触しない程度の広い空
間を印字ヘツド前面部に確保できる。
したがつて幅方向に2色に色分けされたワイド
インクリボンを使用してもインクリボンの位置を
シフトして印字色の選択を行なうことが可能とな
り、又あえて印字ヘツドを通帳から離隔させるこ
となくインクリボンの色切替えができるため印字
ヘツドの位置制御が容易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す側面
図、第2図、第3図は第1図の実施例の動作態様
説明図、第4図は従来例を示す側面図である。 1……印字ヘツド、2……プラテン、3,13
……メデイアフオロー、4,14……インクリボ
ン、5……通帳、6a,6b……上部ガイド、7
a,7b……下部ガイド、11……横形通帳用プ
ラテン、18……逃げ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 通帳を上下のガイドからなる通帳走行路に走行
    させ、印字ヘツドにて該通帳の開かれたページに
    多色印字を行う通帳印字装置において、 印字ヘツドの印字ピンが当たる面の両側に傾斜
    面を有するプラテンと、 前記プラテンの傾斜面と対向する端部が夫々下
    方へ傾斜する通帳走行路の下部ガイドと、 前記プラテンの傾斜面と前記下部ガイドの傾斜
    とによつて形成され、通帳の綴目を逃がす2箇所
    の逃げ部と、 一端が前記逃げ部の一方に対向し、他端が他方
    の逃げ部に対向する広さを有するとともに、印字
    ヘツドの先端と対向する位置には前記印字ピンが
    通過する開口部を有し、かつ印字ヘツドの前面と
    平行に配置して通帳をプラテン側に押圧するメデ
    イアフオローと、 前記メデイアフオローの範囲内で回動してイン
    クリボンの印字色を切替えるリボンシフトレバー
    とを備えたことを特徴とする通帳印字装置。
JP1984137220U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPH0425345Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984137220U JPH0425345Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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JP1984137220U JPH0425345Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS6153154U JPS6153154U (ja) 1986-04-10
JPH0425345Y2 true JPH0425345Y2 (ja) 1992-06-17

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JP1984137220U Expired JPH0425345Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243509A (en) * 1975-09-30 1977-04-05 Fujitsu Ltd Printing control system

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5725311Y2 (ja) * 1975-12-19 1982-06-01
JPS5933093Y2 (ja) * 1978-01-13 1984-09-14 オムロン株式会社 通帳処理装置における通帳押え機構

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JPS6153154U (ja) 1986-04-10

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