JPH04253228A - 対称型マルチプロセッサのタスクスケジューリング方式 - Google Patents
対称型マルチプロセッサのタスクスケジューリング方式Info
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- JPH04253228A JPH04253228A JP935791A JP935791A JPH04253228A JP H04253228 A JPH04253228 A JP H04253228A JP 935791 A JP935791 A JP 935791A JP 935791 A JP935791 A JP 935791A JP H04253228 A JPH04253228 A JP H04253228A
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- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 12
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- Multi Processors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプロセッサによ
り並列処理が実行される対称型マルチプロセッサのタス
クスケジューリング方式のうち、特に、タスクスケジュ
ーリング処理を迅速にして、システムのスループットを
向上する対称型マルチプロセッサのタスクスケジューリ
ング方式に関する。
り並列処理が実行される対称型マルチプロセッサのタス
クスケジューリング方式のうち、特に、タスクスケジュ
ーリング処理を迅速にして、システムのスループットを
向上する対称型マルチプロセッサのタスクスケジューリ
ング方式に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、二以上の演算制御装置(以下、
ACPという。)を実装した電子計算機をマルチプロセ
ッサ電子計算機と呼び、当該マルチプロセッサは当該A
CPの使用態様により直列型と対称型とがある。上記直
列型は、処理の中枢であるメインプロセッサおよび従プ
ロセッサにより構成されて、当該メインプロセッサの制
御により従プロセッサによる演算を実行する。上記対称
型は、同一程度の機能を備えた複数のACPにより構成
され、複数のACPによる演算を並列に実行する。
ACPという。)を実装した電子計算機をマルチプロセ
ッサ電子計算機と呼び、当該マルチプロセッサは当該A
CPの使用態様により直列型と対称型とがある。上記直
列型は、処理の中枢であるメインプロセッサおよび従プ
ロセッサにより構成されて、当該メインプロセッサの制
御により従プロセッサによる演算を実行する。上記対称
型は、同一程度の機能を備えた複数のACPにより構成
され、複数のACPによる演算を並列に実行する。
【0004】上記ACPにより実行されるプログラムの
単位であるタスクは、オペレーティングシステム(OS
)の中枢であるタスク実行制御プログラムによりスケジ
ューリングされる。
単位であるタスクは、オペレーティングシステム(OS
)の中枢であるタスク実行制御プログラムによりスケジ
ューリングされる。
【0005】上記対称型マルチプロセッサにおけるタス
クスケジューリングは、実行可能状態であるタスクを記
憶する主記憶上の実行要求列(以下、CPU待ち行列と
いう。)を各ACPのタスク実行制御プログラムがチェ
ックして走行タスクを決定し起動する。
クスケジューリングは、実行可能状態であるタスクを記
憶する主記憶上の実行要求列(以下、CPU待ち行列と
いう。)を各ACPのタスク実行制御プログラムがチェ
ックして走行タスクを決定し起動する。
【0006】上記タスクスケジューリングにより、各タ
スクは実行されるACPを選択できずに、その時の状況
により使用されていないACPに割り当てられる。上記
ACPに割り当てられて複数のタスクが並列に処理され
る。
スクは実行されるACPを選択できずに、その時の状況
により使用されていないACPに割り当てられる。上記
ACPに割り当てられて複数のタスクが並列に処理され
る。
【0007】一方、上述した対称型マルチプロセッサ電
子計算機の一般的な利用方法とは別に、タスクの実行す
るACPを指定する方法もある。例えば、一台の計算機
を運用およびテスト面で同時に使用する場合は、テスト
系のタスクの誤動作、例えば、無限ループによりシステ
ム全体に影響を及ぼさないようにする。上記テスト系の
タスクが実行可能なACPを指定することにより、タス
クが誤動作した場合でも他のACPの運用系は、継続し
て動作することが可能である。この場合、従来のタスク
スケジューリング方式は、CPU待ち行列により実行待
ち状態のタスクが管理され、当該CPU待ち行列に存在
するタスクが自ACPでスケジューリング可能か否か必
要であるため、対称型マルチプロセッサの利点が損われ
るおそれがあった。
子計算機の一般的な利用方法とは別に、タスクの実行す
るACPを指定する方法もある。例えば、一台の計算機
を運用およびテスト面で同時に使用する場合は、テスト
系のタスクの誤動作、例えば、無限ループによりシステ
ム全体に影響を及ぼさないようにする。上記テスト系の
タスクが実行可能なACPを指定することにより、タス
クが誤動作した場合でも他のACPの運用系は、継続し
て動作することが可能である。この場合、従来のタスク
スケジューリング方式は、CPU待ち行列により実行待
ち状態のタスクが管理され、当該CPU待ち行列に存在
するタスクが自ACPでスケジューリング可能か否か必
要であるため、対称型マルチプロセッサの利点が損われ
るおそれがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、対称型
マルチプロセッサ電子計算機における複数のプロセッサ
を効率的に使用することを目的としたタスクスケジュー
リング方式は、タスク単位に処理される一又は二以上の
ACPを指定する機能を追加した場合にはCPU待ち行
列にある対象タスクが自ACPで実行できるか否かを待
ち行列によりチェックする必要が生じる。従って、タス
クスケジューリング処理時間が増加するためにシステム
全体の負荷を増加して、システムのスループットの効率
の向上を妨げる問題があった。
マルチプロセッサ電子計算機における複数のプロセッサ
を効率的に使用することを目的としたタスクスケジュー
リング方式は、タスク単位に処理される一又は二以上の
ACPを指定する機能を追加した場合にはCPU待ち行
列にある対象タスクが自ACPで実行できるか否かを待
ち行列によりチェックする必要が生じる。従って、タス
クスケジューリング処理時間が増加するためにシステム
全体の負荷を増加して、システムのスループットの効率
の向上を妨げる問題があった。
【0009】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたもので、その目的は、タスク単位に
処理されるプロセッサを指定する機能を有する場合でも
、タスクスケジューリング処理を迅速に実行して、シス
テムのスループットを向上することにより、高性能の対
称型マルチプロセッサのタスクスケジューリング方式を
提供することにある。
するためになされたもので、その目的は、タスク単位に
処理されるプロセッサを指定する機能を有する場合でも
、タスクスケジューリング処理を迅速に実行して、シス
テムのスループットを向上することにより、高性能の対
称型マルチプロセッサのタスクスケジューリング方式を
提供することにある。
【0010】[発明の構成]
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、複数のプロセッサのうち任意のプロセッサ
により指定されたタスクを登録するプロセッサ指定待ち
行列と、前記タスクのうち実行可能状態のタスクを登録
する待ち行列と、前記タスクのうち実行可能状態になっ
たタスクの前記複数のプロセッサのうち任意のプロセッ
サによる指定の有無を調べて当該指定が有の場合に当該
実行可能状態になったタスクを前記プロセッサ指定待ち
行列に登録し、当該任意のプロセッサによる指定が無の
場合に当該実行可能状態になったタスクを前記待ち行列
に登録するタスク登録手段と、前記プロセッサ指定待ち
行列に登録されているタスクの有無を調べてタスクが有
のとき当該登録されているタスクのうち最も優先度の高
いタスクを選択し、当該プロセッサ指定待ち行列にタス
クが無のとき前記待ち行列に登録されているタスクのう
ち最も優先度の高いタスクを選択するタスク選択手段と
、を備えたことを要旨とする。
、本発明は、複数のプロセッサのうち任意のプロセッサ
により指定されたタスクを登録するプロセッサ指定待ち
行列と、前記タスクのうち実行可能状態のタスクを登録
する待ち行列と、前記タスクのうち実行可能状態になっ
たタスクの前記複数のプロセッサのうち任意のプロセッ
サによる指定の有無を調べて当該指定が有の場合に当該
実行可能状態になったタスクを前記プロセッサ指定待ち
行列に登録し、当該任意のプロセッサによる指定が無の
場合に当該実行可能状態になったタスクを前記待ち行列
に登録するタスク登録手段と、前記プロセッサ指定待ち
行列に登録されているタスクの有無を調べてタスクが有
のとき当該登録されているタスクのうち最も優先度の高
いタスクを選択し、当該プロセッサ指定待ち行列にタス
クが無のとき前記待ち行列に登録されているタスクのう
ち最も優先度の高いタスクを選択するタスク選択手段と
、を備えたことを要旨とする。
【0012】
【作用】上述の如く構成すれば、複数のプロセッサによ
り処理されるタスクのうち実行可能状態になったタスク
の複数のプロセッサのうち任意のプロセッサによる指定
の有無を調べて当該指定が有の場合に当該実行可能状態
になったタスクをプロセッサ指定待ち行列に登録する。
り処理されるタスクのうち実行可能状態になったタスク
の複数のプロセッサのうち任意のプロセッサによる指定
の有無を調べて当該指定が有の場合に当該実行可能状態
になったタスクをプロセッサ指定待ち行列に登録する。
【0013】一方、当該任意のプロセッサによる指定が
無の場合に当該実行可能状態になったタスクを前記待ち
行列に登録する。
無の場合に当該実行可能状態になったタスクを前記待ち
行列に登録する。
【0014】前記プロセッサ指定待ち行列に登録されて
いるタスクの有無を調べてタスクが有のとき当該登録さ
れているタスクのうち最も優先度の高いタスクを選択し
、当該プロセッサ指定待ち行列にタスクが無のとき前記
待ち行列に登録されているタスクのうち最も優先度の高
いタスクを選択して、当該選択したタスクを起動させる
ので、タスクスケジューリング処理を迅速に実行できる
。
いるタスクの有無を調べてタスクが有のとき当該登録さ
れているタスクのうち最も優先度の高いタスクを選択し
、当該プロセッサ指定待ち行列にタスクが無のとき前記
待ち行列に登録されているタスクのうち最も優先度の高
いタスクを選択して、当該選択したタスクを起動させる
ので、タスクスケジューリング処理を迅速に実行できる
。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のマルチプロセッサにおけるタス
クスケジューリング方式を適用した対称型マルチプロセ
ッサ電子計算機の概略構成図である。
明する。図1は本発明のマルチプロセッサにおけるタス
クスケジューリング方式を適用した対称型マルチプロセ
ッサ電子計算機の概略構成図である。
【0016】同図に示すように、本実施例では、高速バ
ス1にシステム制御部11が接続され、当該システム制
御部11には主記憶部13a〜13nが接続されている
。上記高速バス1には演算制御装置(以下、ACPとい
う。)3からACP9までの4台のACPが並列に接続
されて処理を実行している。
ス1にシステム制御部11が接続され、当該システム制
御部11には主記憶部13a〜13nが接続されている
。上記高速バス1には演算制御装置(以下、ACPとい
う。)3からACP9までの4台のACPが並列に接続
されて処理を実行している。
【0017】図2は主記憶部13aから主記憶部13n
に記憶されているタスク制御ブロックテーブル(以下、
TCBという。)15を示す図である。
に記憶されているタスク制御ブロックテーブル(以下、
TCBという。)15を示す図である。
【0018】上記TCB15にはタスク毎にプログラム
の補助記憶装置上の格納場所であるプログラム情報、タ
スク名、優先度、実行ACP番号情報17、レジスタ保
存領域、CPU待行列用領域21および実行ACP指定
CPU待行列用領域23を備えた構成である。
の補助記憶装置上の格納場所であるプログラム情報、タ
スク名、優先度、実行ACP番号情報17、レジスタ保
存領域、CPU待行列用領域21および実行ACP指定
CPU待行列用領域23を備えた構成である。
【0019】上記実行ACP番号情報17は、ビット情
報の情報列19により構成され、0ビット目には1番目
のACP、1ビット目には2番目のACP、2ビット目
には3番目のACP、3ビット目には4番目のACPを
示す。図中、実行ACP番号情報17の情報例19は1
ビット目が「1」のため、2番目の図1に示したACP
5および3ビット目が「1」のため、4番目の図1に示
したACP9により本タスクが実行される。上記実行A
CP番号情報17はタスク登録時に指定される実行AC
P番号が設定される。
報の情報列19により構成され、0ビット目には1番目
のACP、1ビット目には2番目のACP、2ビット目
には3番目のACP、3ビット目には4番目のACPを
示す。図中、実行ACP番号情報17の情報例19は1
ビット目が「1」のため、2番目の図1に示したACP
5および3ビット目が「1」のため、4番目の図1に示
したACP9により本タスクが実行される。上記実行A
CP番号情報17はタスク登録時に指定される実行AC
P番号が設定される。
【0020】上記CPU待行列用領域21は後述するC
PU待ち行列25を記憶し、実行ACP指定CPU待行
列用領域23は後述する実行ACP指定CPU待ち行列
27を記憶している。
PU待ち行列25を記憶し、実行ACP指定CPU待行
列用領域23は後述する実行ACP指定CPU待ち行列
27を記憶している。
【0021】図3はタスクの実行順位を示す状態図であ
り、CPU待ち行列25および実行ACP指定CPU待
ち行列27を有する。上記CPU待ち行列25および実
行ACP指定CPU待ち行列27は主記憶部13a〜1
3nに記憶され、実行可能状態のタスクのTCBを実行
ACP指定の有無および実行優先度順に登録するために
用いられる。
り、CPU待ち行列25および実行ACP指定CPU待
ち行列27を有する。上記CPU待ち行列25および実
行ACP指定CPU待ち行列27は主記憶部13a〜1
3nに記憶され、実行可能状態のタスクのTCBを実行
ACP指定の有無および実行優先度順に登録するために
用いられる。
【0022】上記CPU待ち行列25のエントリはタス
ク29のTCB15のX1 を登録して、当該タスク2
9のTCB15のX1 は、タスク名がタスクA、優先
度が8、ACP指定が無である。
ク29のTCB15のX1 を登録して、当該タスク2
9のTCB15のX1 は、タスク名がタスクA、優先
度が8、ACP指定が無である。
【0023】また、上記実行ACP指定CPU待ち行列
27のエントリはタスク31、タスク33、タスク35
のTCBを示すX2 ,X3 ,X4 を登録している
。
27のエントリはタスク31、タスク33、タスク35
のTCBを示すX2 ,X3 ,X4 を登録している
。
【0024】上記、タスク31のTCBのX2 は、タ
スク名がタスクB、優先度が10、ACP指定がACP
0を登録している。タスク33のTCBのX3 は、タ
スク名がタスクC、優先度が15、ACP指定がACP
0およびACP1を登録している。タスク35のTCB
のX4 はタスク名がタスクD、優先度が20、ACP
指定がACP3を登録している。タスク37のTCBの
X5 はタスク名がタスクE、優先度が30、ACP指
定がACP1およびACP2を登録している。
スク名がタスクB、優先度が10、ACP指定がACP
0を登録している。タスク33のTCBのX3 は、タ
スク名がタスクC、優先度が15、ACP指定がACP
0およびACP1を登録している。タスク35のTCB
のX4 はタスク名がタスクD、優先度が20、ACP
指定がACP3を登録している。タスク37のTCBの
X5 はタスク名がタスクE、優先度が30、ACP指
定がACP1およびACP2を登録している。
【0025】上記CPU待ち行列25および実行ACP
指定CPU待ち行列27のエントリをオペレーションシ
ステム(以下、OSという。)のタスク実行制御プログ
ラムは、参照して実行タスクを決定し、当該タスクに制
御を移行する。
指定CPU待ち行列27のエントリをオペレーションシ
ステム(以下、OSという。)のタスク実行制御プログ
ラムは、参照して実行タスクを決定し、当該タスクに制
御を移行する。
【0026】次に本実施例の作用を図4および図5のフ
ローチャートを用いて説明する。
ローチャートを用いて説明する。
【0027】まず、CPU待ち行列25および実行AC
P指定CPU待ち行列27への登録を図4を用いて説明
する。
P指定CPU待ち行列27への登録を図4を用いて説明
する。
【0028】タスクの待ち状態が解けて実行可能状態に
なるとタスク実行制御プログラムは、当該タスクの実行
ACP指定の有無を調べて当該実行ACP指定の無のと
きCPU待ち行列25に登録する。一方、上記実行AC
P指定の有のときステップ120に進む(ステップ10
0〜110)。
なるとタスク実行制御プログラムは、当該タスクの実行
ACP指定の有無を調べて当該実行ACP指定の無のと
きCPU待ち行列25に登録する。一方、上記実行AC
P指定の有のときステップ120に進む(ステップ10
0〜110)。
【0029】ステップ120に進むとタスク実行制御ブ
ログラムは、実行可能状態のタスクの指定されたACP
に対する実行ACP指定CPU待ち行列27に登録する
処理を繰り返して、実行ACP指定CPU待ち行列27
への登録が終了すると処理が終了する(ステップ120
〜130)。
ログラムは、実行可能状態のタスクの指定されたACP
に対する実行ACP指定CPU待ち行列27に登録する
処理を繰り返して、実行ACP指定CPU待ち行列27
への登録が終了すると処理が終了する(ステップ120
〜130)。
【0030】上記CPU待ち行列25には、TCB中の
タスクの優先度により行なわれるため、TCB15中の
タスクが優先度順に登録されることになる。
タスクの優先度により行なわれるため、TCB15中の
タスクが優先度順に登録されることになる。
【0031】次に、タスク起動処理を図5を用いて説明
する。
する。
【0032】タスク起動処理を実行するタスク実行制御
プログラムは、自ACP指定に対応するタスクが実行A
CP指定CPU待ち行列27への登録の有無を調べて当
該実行ACP指定CPU待ち行列27への登録が無のと
きステップ210に進み、一方、当該実行ACP指定C
PU待ち行列27への登録が有のときステップ230に
進む(ステップ200)。
プログラムは、自ACP指定に対応するタスクが実行A
CP指定CPU待ち行列27への登録の有無を調べて当
該実行ACP指定CPU待ち行列27への登録が無のと
きステップ210に進み、一方、当該実行ACP指定C
PU待ち行列27への登録が有のときステップ230に
進む(ステップ200)。
【0033】ステップ210に進むとタスク実行制御プ
ログラムは、CPU待ち行列25にタスク、例えば、図
3に示したタスクAが登録されていると当該タスクAし
か登録されていないのでタスクAを起動タスクとして選
択してステップ260に進む。一方、上記CPU待ち行
列25にタスクが登録されていなければ処理を終了する
(ステップ210〜220)。
ログラムは、CPU待ち行列25にタスク、例えば、図
3に示したタスクAが登録されていると当該タスクAし
か登録されていないのでタスクAを起動タスクとして選
択してステップ260に進む。一方、上記CPU待ち行
列25にタスクが登録されていなければ処理を終了する
(ステップ210〜220)。
【0034】ステップ230に進むとタスク実行制御プ
ログラムは、CPU待ち行列25にタスク、例えば図3
に示したタスクAが登録されているとき当該CPU待ち
行列25と実行ACP指定CPU待ち行列27とに登録
されているタスク、例えば図3に示したタスクB〜タス
クEの優先度を比較して優先度の高いタスク、例えば優
先度30のタスクEを起動タスクとして選択する。一方
、上記CPU待ち行列25にタスクが登録されていない
ときタスク実行制御プログラムは、実行ACP指定CP
U待ち行列27に登録されているタスクのうち最も優先
度の高いタスクを起動タスクとして選択してステップ2
60に進む(ステップ230〜260)。
ログラムは、CPU待ち行列25にタスク、例えば図3
に示したタスクAが登録されているとき当該CPU待ち
行列25と実行ACP指定CPU待ち行列27とに登録
されているタスク、例えば図3に示したタスクB〜タス
クEの優先度を比較して優先度の高いタスク、例えば優
先度30のタスクEを起動タスクとして選択する。一方
、上記CPU待ち行列25にタスクが登録されていない
ときタスク実行制御プログラムは、実行ACP指定CP
U待ち行列27に登録されているタスクのうち最も優先
度の高いタスクを起動タスクとして選択してステップ2
60に進む(ステップ230〜260)。
【0035】ステップ260に進むとタスク実行制御プ
ログラムは、起動タスクとして選択されたタスク、例え
ばタスクEの優先度と以前、実行して現在、実行待ち状
態の中断タスクの優先度とを比較する。比較により上記
選択されたタスクの優先度が高いときタスク実行制御プ
ログラムは、選択したタスク、例えばタスクEを待ち行
列から取出してスケジューリングする、タスク切換え処
理を行なうとともに、中断タスクを待ち行列に登録する
。一方、中断タスクの優先度が高いときタスク実行制御
プログラムは、当該中断タスクをスケジューリングする
(ステップ260〜270)。
ログラムは、起動タスクとして選択されたタスク、例え
ばタスクEの優先度と以前、実行して現在、実行待ち状
態の中断タスクの優先度とを比較する。比較により上記
選択されたタスクの優先度が高いときタスク実行制御プ
ログラムは、選択したタスク、例えばタスクEを待ち行
列から取出してスケジューリングする、タスク切換え処
理を行なうとともに、中断タスクを待ち行列に登録する
。一方、中断タスクの優先度が高いときタスク実行制御
プログラムは、当該中断タスクをスケジューリングする
(ステップ260〜270)。
【0036】これにより、ACP指定のタスクが存在し
てもタスクのスケジューリングの処理を迅速に実行でき
る。
てもタスクのスケジューリングの処理を迅速に実行でき
る。
【0037】また、任意のACPに障害が発生した場合
でも障害が発生したACPで指定されたタスクの実行が
不可能になるだけで、システム全体の処理の遅延を防止
できる。
でも障害が発生したACPで指定されたタスクの実行が
不可能になるだけで、システム全体の処理の遅延を防止
できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、CP
U待ち行列の他にプロセッサ指定待ち行列を備えて、プ
ロセッサの指定の有無を検索するので、タスク単位に処
理されるプロセッサを指定する機能を有する場合でも、
タスクスケジューリング処理を迅速に実行して、システ
ムのスループットを向上することにより、システムの性
能の向上を実現できる。
U待ち行列の他にプロセッサ指定待ち行列を備えて、プ
ロセッサの指定の有無を検索するので、タスク単位に処
理されるプロセッサを指定する機能を有する場合でも、
タスクスケジューリング処理を迅速に実行して、システ
ムのスループットを向上することにより、システムの性
能の向上を実現できる。
【図1】本発明は対称型マルチプロセッサのタスクスケ
ジューリング方式を適用した対称型マルチプロセッサ電
子計算機の概略構成図である。
ジューリング方式を適用した対称型マルチプロセッサ電
子計算機の概略構成図である。
【図2】タスク制御ブロックを示す図である。
【図3】タスクの実行の制御を示す図である。
【図4】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の動作を示すフローチャートである。
3〜9 演算制御装置
11 システム制御部
13a〜13n 主記憶部
15 タスク制御ブロックテーブル
17 実行ACP番号情報
19 情報列
23 実行ACP指定CPU待ち行列用領域27
実行ACP指定CPU待ち行列29〜37 タスク
実行ACP指定CPU待ち行列29〜37 タスク
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のプロセッサによりタスクを並列
に処理する対称型マルチプロセッサのタスクスケジュー
リング方式において、前記複数のプロセッサのうち任意
のプロセッサにより指定されたタスクを登録するプロセ
ッサ指定待ち行列と、前記タスクのうち実行可能状態の
タスクを登録する待ち行列と、前記タスクのうち実行可
能状態になったタスクの前記複数のプロセッサのうち任
意のプロセッサによる指定の有無を調べて当該指定が有
の場合に当該実行可能状態になったタスクを前記プロセ
ッサ指定待ち行列に登録し、当該任意のプロセッサによ
る指定が無の場合に当該実行可能状態になったタスクを
前記待ち行列に登録するタスク登録手段と、前記プロセ
ッサ指定待ち行列に登録されているタスクの有無を調べ
てタスクが有のとき当該登録されているタスクのうち最
も優先度の高いタスクを選択し、当該プロセッサ指定待
ち行列にタスクが無のとき前記待ち行列に登録されてい
るタスクのうち最も優先度の高いタスクを選択するタス
ク選択手段と、を備えたことを特徴とする対称型マルチ
プロセッサのタスクスケジューリング方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3009357A JP2986930B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 対称型マルチプロセッサのタスクスケジューリング方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3009357A JP2986930B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 対称型マルチプロセッサのタスクスケジューリング方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04253228A true JPH04253228A (ja) | 1992-09-09 |
JP2986930B2 JP2986930B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=11718221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3009357A Expired - Fee Related JP2986930B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 対称型マルチプロセッサのタスクスケジューリング方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2986930B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07182185A (ja) * | 1993-11-04 | 1995-07-21 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | マルチプロセッサ・システムにおけるタスク・スケジューリング方法 |
JPH0830471A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-02-02 | Hitachi Ltd | ジョブの実行プロセサ変更方式 |
JPH11328080A (ja) * | 1998-03-20 | 1999-11-30 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ネットワ―クを介して、リモ―ト装置を操作するシステム及び方法 |
JP2002063148A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-02-28 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 多重プロセッサ・システム |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP3009357A patent/JP2986930B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07182185A (ja) * | 1993-11-04 | 1995-07-21 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | マルチプロセッサ・システムにおけるタスク・スケジューリング方法 |
JPH0830471A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-02-02 | Hitachi Ltd | ジョブの実行プロセサ変更方式 |
JPH11328080A (ja) * | 1998-03-20 | 1999-11-30 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ネットワ―クを介して、リモ―ト装置を操作するシステム及び方法 |
JP2002063148A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-02-28 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 多重プロセッサ・システム |
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---|---|
JP2986930B2 (ja) | 1999-12-06 |
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