JPH04253080A - 画像形成装置における転写材担持体の除電装置 - Google Patents

画像形成装置における転写材担持体の除電装置

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JPH04253080A
JPH04253080A JP3009765A JP976591A JPH04253080A JP H04253080 A JPH04253080 A JP H04253080A JP 3009765 A JP3009765 A JP 3009765A JP 976591 A JP976591 A JP 976591A JP H04253080 A JPH04253080 A JP H04253080A
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JP
Japan
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transfer material
transfer
material carrier
image forming
corotron
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JP3009765A
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English (en)
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Nobuo Momotake
百武信男
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー電子写真装置の
複写用紙を吸着して搬送する転写ドラム、転写ベルト等
に関し、特に、それら転写材担持体の除電装置に関する
【0002】
【従来の技術】カラー電子写真装置の従来の転写ドラム
の作用を、図6を参照にして簡単に説明する。感光ドラ
ム1の周囲には、図示していない主帯電器、露光装置、
ブラク、マゼンタ、シアン、イエローの4色のトナー現
像装置、クリーニング装置等が配置され、色分解された
像の静電潜像が順次形成され、対応する色のトナーで現
像されたトナー像は、転写ドラム2の周面に吸着された
複写用紙P上に順に転写される。転写ドラム2はアクリ
ル樹脂等の絶縁フィルムからなるドラム形状のもので、
その周り及び内側に、図示のように、デフレクターロー
ル3、吸着コロトロン4、転写コロトロン5、除電コロ
トロン6、剥離コロトロン7、クリーニング装置8、転
写ドラム除電用コロトロン9等が配置されている。デフ
レクターロール3は、導電材料からなっていてアースさ
れており、転写ドラム2に離接するように構成されてい
る。また、クリーニング装置8はファーブラシ等からな
り、転写ドラム2に離接するように構成されている。吸
着コロトロン4は転写ドラム2の内面に転写さるトナー
の極性とは逆極性の電荷を帯電して、送られてくる転写
用紙Pを転写ドラム2に吸着させるもので、その際、デ
フレクターロール3は転写ドラム2に接触させられ、用
紙Pを押さえると共に、吸着コロトロン4による帯電電
荷とは逆極性の電荷を用紙P表面に注入する。用紙Pを
吸着した転写ドラム2は、感光ドラム1からの転写位置
で転写コロトロン5によりその内面がさらにトナーの極
性とは逆極性の電荷で帯電され、感光ドラム1表面のト
ナー像が転写ドラム2に吸着されている用紙P上に転写
される。そして、転写ドラム2の内面、転写トナー像が
除電コロトロン6により除電され、次の色のトナー像が
同様に転写される。ただし、この間、デフレクターロー
ル3、クリーニング装置8は転写ドラム2から離れてい
る。最後の色のトナー像が転写されると、剥離コロトロ
ン7が動作して、転写ドラム2に吸着されている用紙P
を剥離し、図示していない定着器に送る。
【0003】ところで、以上のように、転写ドラム2の
内外の面は吸着コロトロン4等によって帯電が繰り返し
行われるので、電荷が蓄積してくる。したがって、その
有効な除電手段が必要である。従来は、図6に示すよう
に、転写ドラム2の内面と外面に取り付けられた交流コ
ロトロンからなる転写ドラム除電用コロトロン9によっ
てこの除電を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな転写ドラム除電用コロトロン9は、除電効率がよく
ないため、単色モード、4色カラーモード、OHPモー
ド等の選択により除電前の電位が変わった時には、印加
電圧を変化させる等の工夫を必要としていた。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、転写ドラム、転写ベルトの絶
縁体からなる転写材担持体を効率的に除電する手段であ
って、除電前の電位に係わりなく効率よく除電できる手
段を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成装置における転写材担持体の除電装置は、
静電潜像を顕像化したトナー像を転写する転写材を吸着
して転写位置へ搬送するシート状の誘電体からなる転写
材担持体の除電装置において、シート状転写材担持体を
挟んでこれに両面から接触する1対の導電性部材により
構成されていることを特徴とするものである。
【0007】この場合、前記導電性部材は109 Ωc
m以下の抵抗を有する導電性ブラシによって構成されて
いるのが望ましい。
【0008】また、前記導電性部材各々には交番電圧を
印加するように構成するのが望ましく、その交番電圧は
相互に逆位相になっているか、周波数が相互に異なるこ
とがより望ましい。
【0009】なお、前記導電性部材各々に印加する交番
電圧に直流電圧を重畳するのが望ましい場合もある。
【0010】
【作用】本発明の除電装置においては、シート状転写材
担持体を挟んでこれに両面から接触する1対の導電性部
材により構成されているので、転写材担持体に累積する
電荷を除電前の電位に係わりなく効率よく除電すること
ができる。特に、導電性部材各々に逆位相又は周波数の
異なる交番電圧を印加するように構成すると、この効果
は著しい。
【0011】
【実施例】本発明のカラー電子写真装置における転写ド
ラム、転写ベルト等の転写材担持体の除電装置について
説明する前に、対向する交流コロトロンからなる除電装
置の除電能力について説明する。図7に示すように、転
写ドラムを構成する絶縁体の転写材担持体10の厚さを
d、対向するコロトロン11、12間の距離をL、除電
前の電荷密度をQ1 、除電後の電荷密度をQ2 、Q
1 −Q2 =ΔQ、コロトロン11、12に印加する
交流電圧をVAC(RMS)とするとき、対向する交流
コロトロンからなる除電装置の特性は、図8から図11
のように表される。図8は転写材担持体フィルムの厚さ
dと除電能力ΔQの関係を表すもので、転写材担持体フ
ィルム10の厚さdが厚くなればなる程、除電能力は高
まる。しかし、転写材担持体フィルム10の厚さdを大
きくすると、転写コロトロンの能力を上げなければなら
ない問題点がある。図9はコロトロンに印加する交流電
圧VACと除電能力ΔQの関係を表すものであり、印加
電圧VACを高くすればする程、除電能力は高まること
になるが、これは除電効率を上げる有効な解決策とは言
えない。また、図10はコロトロン間の距離Lと除電能
力ΔQの関係を表すもので、この距離Lが小さくなれば
なる程、除電能力は高まる。図11はコロトロン11と
コロトロン12にかける交流の位相を同位相にした場合
と、逆位相にした場合、さらには、両者にかける交流の
周波数を500Hzと600Hzに異ならせた場合のそ
れぞれの除電能力ΔQを比較したものを表す。この関係
から、表と裏にかける電圧は逆位相か異なる周波数であ
ることが望ましいことになる。
【0012】そこで、図10の関係から、コロトロン1
1とコロトロン12を究極まで転写材担持体10に近づ
けて、図2に示したような接触型に構成することを考え
る。すなわち、転写材担持体10の表裏に接触するブラ
シ等の接触部材13、14に交流を印加して除電するこ
とを考える。このように除電装置を構成した場合の除電
能力ΔQは、例えば図3に示すようになった。ここで、
転写材担持体10として、150μmの厚さのポリフッ
化ビニリデンを用い、ブラシ13、14として幅が5m
m、ブラシ抵抗105 Ωcmのものを用い、プロセス
速度150mmである。図2から明らかなように、表裏
に接触するブラシ13、14間にかける交流を逆位相に
する方が略2倍の除電能力がある。そこで、次に、図2
のようなブラシを用いるものと図7に示すコロトロンを
用いるものの除電能力を比較してみると、図4の結果が
得られた。ただし、Vinは除電前の転写材担持体10
表面の電位、Vout は除電後の電位を表し、コロト
ロンの場合、コロトロン間距離10mm、印加交流電圧
VAC(RMS)4.0kV、直流バイアス電圧が一方
のコロトロンには−3kV、他方のコロトロンには+2
kVで、ブラシの場合、ブラシ幅が5mm、ブラシ抵抗
105 Ωcmのものを用い、両者共、相互に逆位相の
500Hzの交流を用いた。転写材担持体10としては
、150μmの厚さのポリフッ化ビニリデンを用い、プ
ロセス速度は150mm/secであった。図4から、
交流印加の接触部材13、14を転写材担持体10の表
裏に接触させて除電するものの方が、従来の対向する交
流コロトロンからなる除電装置より、除電能力がより優
れていることが分る。
【0013】そこで、本発明においては、転写ドラムの
場合、図1に示すように、従来のコロトロンを用いた転
写ドラム除電装置の代わりに、転写ドラム2の内面に離
接する例えば導電ブラシ15と、転写ドラム2の用紙吸
着面に離接する導電ブラシ16と、各ブラシに逆位相で
電圧を印加する交流電源17からなる接触除電装置18
を用いる。そして、転写ドラム2からトナー像が転写さ
れた用紙Pが剥離された後、導電ブラシ15と16をそ
れぞれ転写ドラム2の内外面に接触させ、同時に電源1
7から各ブラシに逆位相の交流電圧を印加して、転写ド
ラム2を構成する誘電体フィルムの両面を確実に除電し
、次回の用紙吸着、転写を確実なものにする。なお、以
上の説明より明らかなように、導電ブラシ15と16に
印加する電圧としては、周波数が同じで相互に逆位相の
交流電圧を印加する代わりに、異なる周波数の交流電圧
を印加するようにしても効果は同様である。さらに、転
写ドラム2の内側の面を完全に除電するのではなく、予
め吸着コロトロン4及び転写コロトロン5による帯電極
性とは反対の極性に幾分帯電させておいた方が、吸着コ
ロトロン4の帯電の立ち上がり特性を良くする、転写コ
ロトロン5の転写効率を良くする、累積電荷を少なくす
る等のために望ましい場合がある。このような場合には
、何れか一方の導電ブラシ15又は16、ないし両方の
ブラシ15、16に交流に加えて所定電圧の直流バイア
スを重畳した電圧を印加するようにすることが望ましい
。なお、導電性の接触部材としては、109Ωcm程度
以下の抵抗を有するものを用いるのが望ましい。
【0014】ところで、本発明の除電装置は、図1に示
したような転写形式をとるカラー電子写真装置に限らず
、図5に示したように、複数の感光ドラム11 〜14
 をタンデムに配置して、転写ベルト2′に吸着された
複写用紙Pに順にカラートナー像を転写して行くタイプ
のカラー電子写真装置の転写ベルト2′の除電にも適用
できる。
【0015】以上、本発明の除電装置を実施例に基づい
て説明してきたが、本発明は、上記実施例に限定されず
、種々の変形が可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明した本発明の画像形成装置にお
ける転写材担持体の除電装置によると、シート状転写材
担持体を挟んでこれに両面から接触する1対の導電性部
材により構成されているので、転写材担持体に累積する
電荷を除電前の電位に係わりなく効率よく除電すること
ができる。特に、導電性部材各々に逆位相又は周波数の
異なる交番電圧を印加するように構成すると、この効果
は著しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写材担持体の除電装置の1実施例を
適用したカラー電子写真装置の転写ドラム周囲の主な要
素の配置を説明するための図である。
【図2】転写材担持体除電手段を接触型にした場合の構
成を示す図である。
【図3】図2の装置の除電能力を示す図である。
【図4】図2の装置と図7の装置の除電能力を比較した
結果を示す図である。
【図5】本発明の除電装置をタンデム配置のカラー電子
写真装置に適用した場合の転写ベルト周囲の主な要素の
配置を説明するための図である。
【図6】カラー電子写真装置の従来の転写ドラムの作用
を説明するための図1と同様な図である。
【図7】従来のコロトロンを用いる転写材担持体除電手
段の構成を示す図である。
【図8】従来のコロトロンを用いる転写材担持体除電手
段の転写材担持体フィルムの厚さと除電能力の関係を示
す図である。
【図9】コロトロンに印加する交流電圧と除電能力の関
係を示す図である。
【図10】コロトロン間の距離と除電能力の関係を示す
図である。
【図11】両コロトロンにかける交流の位相を同位相に
した場合と、逆位相にした場合、両者にかける交流の周
波数を異ならせた場合の除電能力を比較した図である。
【符号の説明】
1…感光ドラム 2…転写ドラム 3…デフレクターロール 4…吸着コロトロン 5…転写コロトロン 6…除電コロトロン 7…剥離コロトロン 8…クリーニング装置 15、16…導電ブラシ 17…交流電源 18…接触除電装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  静電潜像を顕像化したトナー像を転写
    する転写材を吸着して転写位置へ搬送するシート状の誘
    電体からなる転写材担持体の除電装置において、シート
    状転写材担持体を挟んでこれに両面から接触する1対の
    導電性部材により構成されていることを特徴とする画像
    形成装置における転写材担持体の除電装置。
  2. 【請求項2】  前記導電性部材が109 Ωcm以下
    の抵抗を有する導電性ブラシによって構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置における転
    写材担持体の除電装置。
  3. 【請求項3】  前記導電性部材各々に交番電圧を印加
    するように構成したことを特徴とする請求項1又は2記
    載の画像形成装置における転写材担持体の除電装置。
  4. 【請求項4】  前記導電性部材各々に印加する交番電
    圧が相互に逆位相になっていることを特徴とする請求項
    1から3の何れか1項記載の画像形成装置における転写
    材担持体の除電装置。
  5. 【請求項5】  前記導電性部材各々に印加する交番電
    圧の周波数が相互に異なることを特徴とする請求項1か
    ら3の何れか1項記載の画像形成装置における転写材担
    持体の除電装置。
  6. 【請求項6】  前記導電性部材各々に印加する交番電
    圧に直流電圧が重畳されていることを特徴とする請求項
    1から5の何れか1項記載の画像形成装置における転写
    材担持体の除電装置。
JP3009765A 1991-01-30 1991-01-30 画像形成装置における転写材担持体の除電装置 Pending JPH04253080A (ja)

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