JPH04252751A - 自動車用外装成形品 - Google Patents

自動車用外装成形品

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Publication number
JPH04252751A
JPH04252751A JP1019791A JP1019791A JPH04252751A JP H04252751 A JPH04252751 A JP H04252751A JP 1019791 A JP1019791 A JP 1019791A JP 1019791 A JP1019791 A JP 1019791A JP H04252751 A JPH04252751 A JP H04252751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side molding
vehicle body
hollow part
hollow portion
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1019791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Inada
稲田 佳宏
Hiroshi Mukai
浩 向井
Yasunobu Teramoto
泰庸 寺本
Tomoaki Komiyama
小宮山 知明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP1019791A priority Critical patent/JPH04252751A/ja
Publication of JPH04252751A publication Critical patent/JPH04252751A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用外装成形品、詳
しくはサイドモール等の自動車用外装成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中空部を有するサイドモールにつ
いて種々の提案がなされている。すなわち、中空部を形
成した際にできた開口部が粘着テープ等で封じられるこ
とにより、中空部が外部から完全に遮断された密封型の
サイドモール及び側端部に小さな開口部が形成されたサ
イドモールとがある。これらの中空部を有するサイドモ
ールは、原料である樹脂の使用量が少なくて済み、軽量
化及びコストダウンを図ることができるため、一般に広
く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記密
封型の中空部を有するサイドモールを使用に供した場合
、中空部内部の空気が外気に開放されていないため、気
温が上昇したときには中空部の内圧も上昇し、サイドモ
ールが膨張してしまう。一方、気温が下降したときには
中空部の内圧も下降し、サイドモールが収縮してしまう
。このようなサイドモールは前述のごとく温度変化に伴
って形状や大きさが変化するので、見栄えが悪く商品価
値が損なわれるという問題があった。
【0004】また、端部に小さな開口部が形成されたサ
イドモールでは中空部内部の空気が外気に開放されてい
るので、前述のように温度変化に伴って形状や大きさが
変化するという問題は発生しない。しかし、前記開口部
は車体の表面側に設けられているため、例えば雨が降っ
た時などは雨水が前記開口部から中空部内に浸入するお
それがあった。中空部内に水が入った場合、当初の目的
であった軽量性が損なわれる等の問題があった。
【0005】本発明の目的は、温度変化によって膨張、
収縮するおそれがなく、さらには、車体外部から水等の
異物が中空部内に浸入するおそれのない自動車用外装成
形品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、中空部を有する自動車用外装成形品において
、車体に設けられた透孔に嵌挿される突部と、前記突部
に設けられ、前記中空部に連通され、車体の内側に開口
した通気孔とを備える構成とした。
【0007】
【作用】突部が車体に設けられた透孔に嵌挿されると、
中空部は通気孔を介して車体の内側で開放される。また
、通気孔は外部から遮断されることから、通気孔からは
異物が浸入しない。
【0008】
【実施例】以下に、本発明を自動車の外装成形品である
サイドモールに具体化した一実施例を図1〜4に基づい
て説明する。図1は本実施例の外装成形品としてのサイ
ドモール1を示す斜視図である。同図に示すように、平
板状をなす軟質ポリ塩化ビニル製のサイドモール本体1
a内部には、断面横長孔状の中空部2が形成されている
。また、サイドモール本体1aの裏面(同図上面)には
、位置決めのために、左右両端部に各1個ずつ円筒状の
突部としての取付ボス3が一体形成されている。同取付
ボス3内には、通気孔4が穿設され前記中空部2に連通
されている。
【0009】次に、図2に基づいて上記のように構成さ
れたサイドモール1を自動車の車体5に取付ける場合に
ついて説明する。同図に示すように、車体5には、サイ
ドモール1を取着するための円形状の透孔としての取付
孔6が2箇所に透設されている。一方、サイドモール本
体1aの裏面の長さ方向の両側部には、両面粘着テープ
7が貼着されている。そして、サイドモール1に一体形
成された前記取付ボス3を前記取付孔6に嵌挿し、前記
両面粘着テープ7を前記車体5の表面に貼着することに
より、サイドモール1が車体5に取付けられる。
【0010】前記サイドモール1の中空部2は通気孔4
に連通されており、中空部2内部の空気が気温の変化に
対応してこの通気孔4を介し、自由に出入できる。従っ
て、気温の変化に伴うサイドモール1の膨張又は収縮と
いった形状変化は起こらない。また、前記通気孔4は取
付ボス3に形成されており、車体5内部に開口した状態
となっている。従って、通気孔4が外部にさらされるこ
とがないため、雨水等の異物が通気孔4から中空部2内
に浸入するおそれもない。
【0011】次に、前記サイドモール1の射出成形法に
よる製造方法について説明する。まず、図3に示すよう
に上型8a、下型8bとで目的とするサイドモール本体
1aの形状に合わせたキャビティ9が形成されている。 この上型8aの一端部(同図左側)には樹脂を注入する
ための注入溝10が形成されているとともに、下型8b
には、左右2箇所に取付ボス3を形成するための円柱形
状の凹部11が設けられている。一方の凹部11(同図
左側)には、取付ボス3に対し一体形成される通気孔4
とほぼ同形状のガス注入口12が形成されているととも
に、他方の凹部11(同図右側)には、前記通気孔4と
ほぼ同形状のガス排出口13が形成されている。
【0012】そして、原材料である溶融状態の軟質ポリ
塩化ビニル樹脂を前記上型8aに形成された注入溝10
を介してキャビティ9内に注入する。すると、前記キャ
ビティ9内に注入された樹脂は、同図右方に向かって流
れ出す。そして、この樹脂がキャビティ9内の前記ガス
注入口12付近を右方に向かって通過した頃を見計らっ
て同ガス注入口12より、空気を注入する。樹脂が同図
右端部に到達する頃、前記空気がガス排出口13から排
出され、図4に示すように、通気孔4及び同通気孔4に
連通された中空部2が形成される。そして、前記樹脂を
冷却固化させた後、空気の注入を停止させ、下型8bを
上型8aから離間させることによって目的とするサイド
モール1が得られる。
【0013】このように、本実施例のサイドモール1の
製造方法によれば、溶融状態でキャビティ9内を流れる
樹脂にガス注入口12より空気を注入するだけで、前述
の効果を奏するサイドモール1を容易に、かつ、低コス
トで製造することができる。なお、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範
囲で例えば以下のように構成することもできる。 (1)前記実施例においては突部を取付ボス3としたが
、前記突部は取付用でなくともよい。また、その位置は
、サイドモール1の車体5側であればいずれの位置でも
よい。 (2)前記実施例において、サイドモール1の材質は軟
質ポリ塩化ビニル樹脂であったが、例えばPP、PE、
SEBS等の樹脂であってもよい。 (3)前記実施例においては、サイドモール1について
説明したが、スポイラー、オーナメント等その他の自動
車外装用成形品にも適用しうる。 (4)前記実施例において、樹脂を注入する際には端部
より注入したが、中央部から注入してもよい。この場合
には、取付ボス3の数や位置を適宜調整してできるだけ
溶融状態の樹脂に対して空気を注入するのが好ましい。 (5)前記実施例において中空部2を形成する際に、ガ
ス注入口12から空気を注入したが、注入されるガスは
、空気に限定されず、例えば窒素、アルゴン等その他不
活性ガスを用いてもよい。この場合、樹脂が酸化しにく
く、優れた製品を得ることができるという効果を奏する
【0014】
【発明の効果】本発明の自動車用外装成形品は、温度変
化によって膨張、収縮するおそれがなく、しかも、車体
外部から水等の異物が中空部内に浸入するのを回避でき
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のサイドモールを示す斜視図である。
【図2】サイドモールを自動車の車体に取付けた状態を
示す断面図である。
【図3】サイドモールを製造する際に使用する型を示す
断面図である。
【図4】図3の型内に形成されたサイドモールを示す断
面図である。
【符号の説明】
1…自動車用外装成形品としてのサイドモール、2…中
空部、3…突部としての取付ボス、4…通気孔、5…車
体、6…透孔としての取付孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中空部(2)を有する自動車用外装成
    形品(1)において、車体(5)に設けられた透孔(6
    )に嵌挿される突部(3)と、前記突部(3)に設けら
    れ、前記中空部(2)に連通され、車体(5)の内側に
    開口した通気孔(4)とを備えたことを特徴とする自動
    車用外装成形品。
JP1019791A 1991-01-30 1991-01-30 自動車用外装成形品 Pending JPH04252751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1019791A JPH04252751A (ja) 1991-01-30 1991-01-30 自動車用外装成形品

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JP1019791A JPH04252751A (ja) 1991-01-30 1991-01-30 自動車用外装成形品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04252751A true JPH04252751A (ja) 1992-09-08

Family

ID=11743564

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1019791A Pending JPH04252751A (ja) 1991-01-30 1991-01-30 自動車用外装成形品

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JP (1) JPH04252751A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0639618U (ja) * 1992-10-30 1994-05-27 東海興業株式会社 ブロー成形によるサイドモール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0639618U (ja) * 1992-10-30 1994-05-27 東海興業株式会社 ブロー成形によるサイドモール

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