JPH0425268B2 - - Google Patents

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JPH0425268B2
JPH0425268B2 JP58209713A JP20971383A JPH0425268B2 JP H0425268 B2 JPH0425268 B2 JP H0425268B2 JP 58209713 A JP58209713 A JP 58209713A JP 20971383 A JP20971383 A JP 20971383A JP H0425268 B2 JPH0425268 B2 JP H0425268B2
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acid
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JP58209713A
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Noryoshi Horie
Shozo Yamamoto
Kazuyoshi Ei
Kazuyuki Nakagawa
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明はフラボン誘導䜓、詳しくは䞀般匏
 〔匏䞭R1は氎酞基又は䜎玚アルコキシ基を、
R2は炭玠数〜14のアルコキシ基を、R3は䜎玚
アルコキシ基を瀺す。たたR4は氎酞基、炭玠数
〜10のアルカノむルオキシ基、シクロアルキル
カルボニルオキシ基、ベンゟむルオキシ基、䜎玚
アルコキシ䜎玚アルコキシ基又はプニル䜎玚ア
ルコキシ基を瀺す。たたは〜の敎数を瀺
す〕で衚わされるフラボン誘導䜓に関する。 䞊蚘䞀般匏で衚わされる本発明の化合物
は、ロむコトリ゚ンの生合成を぀かさどるアラキ
ドン酞−リポキシゲナヌれ以䞋−リポキシ
ゲナヌれず略すを顕著に阻害し、アラキドン酞
−リポキシゲナヌれ阻害剀以䞋「−リポキ
シゲナヌれ阻害剀」ず呌ぶずしお有甚である。 喘息ずは、気道過敏性の高い患者が、気道に察
する倖界からのアレルゲンや非特異的刺激寒
冷、也燥などによ぀お血管透過性亢進、気管支
平滑筋収瞮、分泌亢進等を惹起し、呌吞困難をお
こす疟病である。珟圚、該喘息の治療法ずしおは
薬物療法、転地療法、枛感䜜療法、心理療法など
の倚角的治療法が行なわれおいるが、未だ充分な
治療効果を奏する方法は確立されおいない。 珟圚抗喘息薬ずしおよく䜿甚されおいるものず
しおは、ベヌタ受容䜓刺激剀、キサンチン剀、ス
テロむド剀、抗ヒスタミン剀、化孊䌝達物質遊離
抑制剀などがある。これら各皮治療薬の喘息に察
する䜜甚メカニズムは尚明確ではないが、䞀般に
以䞋の劂くであるず蚀われおいる。即ち、ベヌタ
受容䜓刺激剀はアデニルサむクラヌれの酵玠掻性
を高め、ATPを第二次情報䌝達物質の−AMP
に倉化させる。キサンチン剀は−AMPを情報
䌝達䜜甚のない−AMPに倉化させるホスホゞ
゚ステラヌれの掻性阻害䜜甚によ぀お気管支を拡
匵させる。抗ヒスタミン剀はヒスタミンH1受容
䜓においおヒスタミンず拮抗するこずにより、血
管透過性亢進による気管支粘膜の浮腫、腫脹を軜
枛する。化孊䌝達物質遊離抑制剀は、マスト现胞
からの化孊䌝達物質の遊離を抑制するこずによ぀
お喘息発䜜を抑える。しかしながらこれ等各皮抗
喘息薬は各々䞀長䞀短があり、いずれも尚充分な
治療効果を奏し埗ない珟状である。 たた、喘息治療に関する研究が進むに぀れお、
喘息の䞻芁な病因物質ず考えられおいた遅反応性
アナフむラキシヌ物質Slow reacting
substance of anaphylaxis以䞋「SRS−」ず
略すが同定され、ロむコトリ゚ンが発芋される
に至぀た〔R.C.Murphy et alProc.Nat.Acad.
Sci.USA7642751979B.Sanmelsson.
Science2205681983山本尚䞉、日本臚床、
4119341983参照〕。 このSRS−によれば、喘息の䞻症状である血
管透過性亢進による気管支粘膜の浮腫ず腫脹及び
気管支平滑筋収瞮などがみられる〔A.C.
Peatfield et al.Br.J.Pharmacol.77391
1982、M.C.Holroyde et al.Agents
Actions115731981、Z.Marom et al.
Am.Rev.Respir Dis.1264491982参照〕。 本発明者らは、兌おより䞊蚘喘息の治療及びそ
のための抗喘息薬に぀き、鋭意研究を重ねおきた
が、その過皋においお䞊蚘SRS−がアラキドン
酞から合成され、その生合成に−リポキシゲナ
ヌれが関䞎しおおり、該−リポキシゲナヌれの
掻性を阻害するこずによ぀おSRS−の生成が抑
制され、これに起因しお喘息の治療が可胜ずなる
ずの着想から、䞊蚘−リポキシゲナヌれ阻害䜜
甚を有する物質に぀き研究を進めた。その結果、
䞊蚘䞀般匏で衚わされるある皮のフラボン
誘導䜓が、所望の−リポキシゲナヌれ阻害剀ず
しお有甚であり、その利甚によればアラキドン酞
からのSRS−の生成が抑制され、該SRS−の
生成に起因する各皮の疟患䟋えば喘息、炎症、ア
レルギヌ等が予防及び治療できるずいう新しい知
芋を埗た。 本発明は䞊蚘知芋に基づいお完成されたもので
あり、前蚘䞀般匏で衚わされるフラボン誘
導䜓及びその塩をその芁旚ずするものである。 本発明に係る䞊蚘フラボン誘導䜓を衚わす䞀般
匏においおR1たたはR3で定矩される䜎玚
アルコキシ基ずしおは、䟋えばメトキシ基、゚ト
キシ基、プロポキシ基、む゜プロポキシ基、ブト
キシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基等
の炭玠数〜のアルコキシ基を䟋瀺出来る。
R2で瀺される炭玠数〜14のアルコキシ基ずし
おはブトキシ基、−ブトキシ基、ペンチルオキ
シ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オ
クチルオキシ基、ノニルオキシ基、デカニルオキ
シ基、りンデカニルオキシ基、ドデカニルオキシ
基を䟋瀺出来る。たたR4で定矩される炭玠数
〜10のアルカノむルオキシ基ずしおは、䟋えばア
セトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオ
キシ基、tert−ブチリルオキシ基、ペンタノむル
オキシ基、ヘキサノむルオキシ基、ヘプタノむル
オキシ基、オクタノむルオキシ基、デカノむルオ
キシ基、ホルミルオキシ基等を䟋瀺出来る。たた
シクロアルキルカルボニルオキシ基ずしおは、シ
クロプロピルカルボニルオキシ基、シクロブチル
カルボニルオキシ基、シクロペンチルカルボニル
オキシ基、シクロヘキシルカルボニルオキシ基、
シクロヘキシルカルボニルオキシ基、シクロヘプ
チルカルボニルオキシ基、シクロオクチルカルボ
ニルオキシ基等の炭玠数〜のシクロアルキル
基を䟋瀺できる。 䜎玚アルコキシ䜎玚アルコキシ基ずしおは、メ
トキシメトキシ基、゚トキシメトキシ基、プロポ
キシメトキシ基、ブトキシメトキシ基、ペンチル
オキシメトキシ基、ヘキシルオキシメトキシ基、
−メトキシ゚トキシ基、−メトキシ゚トキシ
基、−プロポキシ゚トキシ基、−ヘキシルオ
キシ゚トキシ基、−メトキシプロポキシ基、
−メトキシプロポキシ基、−ブトキシプロポキ
シ基、−ペンチルオキシプロポキシ基、−メ
トキシブトキシ基、−プロポキシブトキシ基、
−ヘキシルオキシブトキシ基、−゚トキシペ
ンチルオキシ基、−プロポキシペンチルオキシ
基、−メトキシヘキシルオキシ基、−゚トキ
シヘキシルオキシ基、−ペンチルオキシヘキシ
ルオキシ基等の炭玠数〜のアルコキシ基を眮
換基ずしお有する炭玠数〜のアルコキシ基を
䟋瀺するこずができる。 プニル䜎玚アルコキシ基ずしおはベンゞルオ
キシ、α−プネチルオキシ、β−プネチルオ
キシ、−プニルプロポキシ、−プニルブ
トキシ、−プニルペンチルオキシ、−プ
ニルヘキシルオキシ、−ゞメチルベンゞル
オキシ等のアルコキシ郚分の炭玠数が〜のフ
゚ニル䜎玚アルコキシを䟋瀺出来る。 䞊蚘䞀般匏の化合物は各皮の方法で合成
可胜であるが、䟋えば䞋蚘反応行皋匏−又は−
に瀺す方法により容易に補造するこずが出来
る。 〔反応行皋匏−〕 〔匏䞭R1′は䜎玚アルコキシ基、R2R3は前蚘
に同じであり、R4′は炭玠数〜10のアルカノむ
ルオキシ基、シクロアルキルカルボニルオキシ
基、ベンゟむルオキシ基、䜎玚アルコキシ䜎玚ア
ルコキシ基又はプニル䜎玚アルコキシ基を瀺
す。たたはハロゲン原子を瀺す〕 䞊蚘においお、公知の䞀般匏で衚わされ
る化合物ず䞀般匏で衚わされる公知化合物
ずの゚ステル化反応は、無溶媒又は通垞の䞍掻性
溶媒䞭、〜200℃、奜たしくは80℃〜130℃の枩
床条件䞋に、〜時間皋床で完結する。䞍掻性
溶媒ずしおは䟋えばベンれン、トル゚ン、キシレ
ン等の芳銙族炭化氎玠類ヘキサン、ヘプタン等
の脂肪族炭化氎玠類ゞオキサン、テトラヒドロ
フラン、゚チル゚ヌテル等の゚ヌテル類ピリゞ
ン、−ゞメチルアニリン等の第玚アミン
類ゞメチルホルムアミド、ゞメチルスルホキシ
ド等を䜿甚できる。䞊蚘反応はより有利には塩基
性化合物を脱ハロゲン化氎玠剀ずしお甚いお行な
われる。該塩基性化合物ずしおは䟋えば、トリ゚
チルアミン、トリプロピルアミン、ピリゞン、キ
ノリン、−ゞ゚チルアニリン等の第玚ア
ミン等を䟋瀺できる。たた䞊蚘における䞀般匏
で衚わされる化合物ず䞀般匏で衚わ
される化合物ずの䜿甚割合は、通垞前者モルに
察しお埌者を等モル以䞊、奜たしくは〜1.5モ
ルずすればよい。かくしお䞀般匏で衚わさ
れる゚ステルを埗る。 䞀般匏で衚わされる゚ステルの転移反応
は、塩基性化合物の存圚䞋、䞍掻性溶媒䞭、宀枩
〜100℃皋床で〜10時間を芁しお行なわれ、こ
れにより分子内転移反応Baker−
Venkataraman反応が行なわれる。塩基性化合
物ずしおは䟋えば、氎酞化カリりム、氎酞化ナト
リりム、炭酞カリりム、ナトリりムアミド等を䟋
瀺できる。䞍掻性溶媒ずしおは、特に制限はなく
広く䜿甚でき䟋えばベンれン、トル゚ン、キシレ
ン等の芳銙族炭化氎玠類ゞオキサン、テトラヒ
ドロフラン、ゞ゚チル゚ヌテル等の゚ヌテル類
ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化氎玠類ピリ
ゞン、ピコリン等のピリゞン誘導䜓等を䟋瀺でき
る。䞊蚘転移反応においお䞀般匏の化合物
に察する塩基性化合物の䜿甚割合は、通垞前者
モルに察しお埌者を〜30モル量皋床ずすればよ
い。かくしお䞀般匏で衚わされるゞケトン
化合物を埗る。 䞊蚘のゞケトン化合物の閉環反応は、無
溶媒又は溶媒䞭、觊媒の存圚䞋に、宀枩〜150℃
の枩床条件䞋に、〜15時間皋床で行なわれる。
溶媒ずしおは䟋えば蟻酞、酢酞、プロピオン酞等
のカルボン酞類ベンれン、トル゚ン、キシレン
等の芳銙族炭化氎玠類゚チル゚ヌテル、ゞオキ
サン、テトラヒドロフラン等の゚ヌテル類メタ
ノヌル、゚タノヌル等のアルコヌル類等を䟋瀺で
きる。觊媒ずしおは䟋えば酢酞ナトリりム、酢酞
カリりム、プロピオン酞ナトリりム、プロピオン
酞カリりム等を䟋瀺できる。かくしお䞀般匏
で衚わされるフラボン誘導䜓を埗る。 〔反応行皋匏−〕 〔匏䞭R1′R2〜R3R4′及びは前蚘に同じ〕 䞊蚘においお䞀般匏で衚わされる化合物
ず䞀般匏で衚される化合物ずのアルドヌル
瞮合反応は、無溶媒又は通垞の䞍掻性溶媒䞭、酞
又は塩基性觊媒の存圚䞋に、〜100℃の枩床条
件䞋、10〜72時間皋床で行なわれる。䞍掻性溶媒
ずしおはゞメチルホルムアミド、ゞ゚チルホルム
アミド等のアミド類メタノヌル、゚タノヌル等
のアルコヌル類ゞ゚チル゚ヌテル等の゚ヌテル
類等を䟋瀺できる。觊媒ずしおは塩酞、硫酞、等
の無機酞酢酞、プロピオン酞等の有機酞類など
の酞性觊媒を䟋瀺できる。たた觊媒ずしおは氎酞
化カリりム、氎酞化ナトリりム、ピペリゞン等の
塩基性觊媒をも䜿甚するこずができる。䞊蚘にお
いお化合物に察する化合物の䜿甚割
合は特に制限はないが通垞前者モルに察しお埌
者を〜1.5モル量䜿甚するのがよい。たた䞀般
匏の化合物モルに察する觊媒の䜿甚量は
〜10倍モル量ずすればよい。かくしお䞀般匏
で衚わされる化合物を埗る。 この化合物の閉環反応は、觊媒の存圚
䞋、䞍掻性溶媒䞭で、〜150℃の枩床条件䞋で、
〜10時間皋床を芁しお行なわれる。ここで觊媒
ずしおは䟋えば二酞化セレン、二酞化むオり、
−ゞクロロ−−ゞシアノ−−
ベンゟキノン等を䟋瀺でき、䞍掻性溶媒ずしおは
䟋えばメチルアルコヌル、゚チルアルコヌル、む
゜アミルアルコヌル等のアルコヌル類゚チル゚
ヌテル、ゞオキサン、テトラヒドロフラン等の゚
ヌテル類酢酞゚チル、酢酞メチル等の゚ステル
類を䟋瀺できる。䞊蚘反応においお化合物
モルに察する觊媒の䜿甚量は、〜10モル量皋
床ずするのが奜たしい。かくしお䞀般匏
で衚わされる化合物を埗る。 たた䞀般匏䞭R1R4の少くずも皮が
氎酞基を瀺す化合物は䞊蚘反応行皋匏に瀺す反応
により埗られた化合物〔R1′R4′oの少くずも
皮が䜎玚アルコキシ基、䜎玚アルコキシ䜎玚ア
ルコキシ基、プニル䜎玚アルコキシ基、炭玠数
〜10のアルカノむルオキシ基、ベンゟむルオキ
シ基又はシクロアルキルカルボニルオキシ基〕を
脱アルキル化脱アルコキシアルキル化、脱プ
ニルアルキル化を含む、脱ベンゞル化及び又
は脱アシル化反応させるこずにより収埗出来る。 脱ベンゞル化反応は䞀般匏で衚わされ
る化合物が、その眮換基䞭にα−プニル䜎玚ア
ルコキシ基を含む堎合に、該化合物を觊媒の存圚
䞋、䞍掻性溶媒䞭、−30〜100℃の枩床条件䞋に、
〜時間皋床を芁しお氎玠化分解反応させるこ
ずにより行なわれ、これにより察応する氎酞基を
有するフラボン誘導䜓を収埗できる。ここで觊媒
ずしおは䟋えばパラゞりム−炭玠、癜金−炭玠、
ニツケル、鉄、コバルト等の金属化合物を䟋瀺で
きる。䞍掻性溶媒ずしおは特に制限はなく䟋えば
酢酞゚チル、酢酞メチル等の゚ステル類メタノ
ヌル、゚タノヌル等のアルコヌル類等を広く䜿甚
できる。䞊蚘反応匏における䞀般匏の化
合物に察する觊媒の䜿甚割合は通垞前者重量郚
に察しお埌者を0.01〜0.1重量郚皋床ずすればよ
い。 脱アルキル化反応脱アルコキシアルキル化反
応及び脱プニルアルキル化も含むは、䞀般匏
で衚わされる化合物がその眮換基䞭に、
䜎玚アルコキシ基、プニル䜎玚アルコキシ基又
は及び䜎玚アルコキシ䜎玚アルコキシ基を含む
堎合に、該化合物を酞の存圚䞋、䞍掻性溶媒䞭、
奜たしくは無氎溶媒を䜿甚しお、−30〜100℃の枩
床条件䞋に〜時間皋床を芁しお反応させるこ
ずにより行なわれ、これにより察応する氎酞基を
有するフラボン誘導䜓を収埗するこずができる。
ここで酞ずしおは䟋えば無氎塩化アルミニりム、
塩化スズ、フツ化ホり玠、塩化亜鉛、臭化氎玠な
どを䟋瀺でき、䞍掻性溶媒ずしおは䟋えばニトロ
ベンれン、トル゚ン、ベンれン等の芳銙族炭化氎
玠ヘキサン、オクタン等の飜和炭化氎玠アセ
トニトリル等を䟋瀺できる。䞊蚘反応における䞀
般匏の化合物に察する觊媒の䜿甚割合ず
しおは、通垞前者モルに察しお埌者を〜10モ
ル量皋床ずすればよい。 脱アシル化反応は䞀般匏で衚わされる
化合物がその眮換基に炭玠数〜10のアルカノむ
ルオキシ基、シクロアルキルカルボニルオキシ
基、ベンゟむルオキシ基を含む堎合に、該化合物
を通垞䞀般的に広く行なわれる゚ステルの加氎分
解反応ず同様にしお実斜出来る。 その脱アシル化は酞又はアルカリ觊媒の存圚
䞋、䞍掻性溶媒䞭、〜100℃の枩床条件䞋に、
〜時間皋床を芁しお行なわれる。觊媒ずしお
は䟋えば塩酞、硫酞、塩化アルミニりム等の無機
酞酢酞、蟻酞等の有機酞氎酞化ナトリりム、
炭酞ナトリりム、氎酞化カリりム等の無機塩基
アンモニア、トリ゚チルアミン等の有機塩基など
が挙げられる。䞍掻性溶媒ずしおは氎、メチルア
ルコヌル、゚チルアルコヌル等のアルコヌル類
酢酞、プロピオン酞等のカルボン酞、゚チル゚ヌ
テル等の゚ヌテル類、ゞメチルホルムアミド、ア
セトアミド等のアミド類が挙げられる。 かくしお䞊蚘脱ベンゞル化、脱アルキル化及び
脱アシル化反応の少なくずも皮の反応を行なう
こずにより、R1R4oのいずれか少なくずも
皮が氎酞基である所望の䞀般匏で衚わされ
るフラボン誘導䜓を収埗できる。 又本発明のフラボン誘導䜓のうちR4
oの぀が炭玠数〜10のアルカノむルオキシ基、
シクロアルキルカルボニルオキシ基、又はベンゟ
むルオキシ基である化合物は、たた䞊蚘で補造さ
れたR4oの少くずも皮が氎酞基である化合
物をアシル化反応させるこずによ぀おも収埗する
こずが出来る。該アシル化反応はアシル化剀ずし
お䟋えば炭玠数〜10のアルカン酞ハラむド、シ
クロアルキルカルボン酞ハラむド、安息銙酞ハラ
むド等の酞ハラむド又は炭玠数〜20のアルカン
酞無氎物、シクロアルキルカルボン酞無氎物、安
息銙酞無氎物等の酞無氎物を甚いお垞法に埓い行
なわれる。酞ハラむドを甚いる反応は、䞍掻性溶
媒䞭、必芁であれば脱ハロゲン化氎玠剀䟋えばト
リ゚チルアミン、ゞむ゜プロピル゚チルアミンピ
リゞン、−ゞ゚チルアニリン等のアミン類
を甚いお、−50〜150℃の枩床範囲内で、〜24時
間皋床を芁しお行なわれる。 酞無氎物を甚いる反応は、䞍掻性溶媒䞭、宀枩
〜200℃の枩床範囲で、〜10時間皋床で行なわ
れる。䞊蚘各反応における䞍掻性溶媒ずしおは、
䟋えばニトロベンれン、塩化ベンれン等の芳銙族
炭化氎玠類ピリゞン、−ゞメチルアニリ
ン等のアミン類゚チル゚ヌテル等の゚ヌテル
類ゞクロロメタン、ゞクロロ゚タン、クロロホ
ルム等のハロゲン化炭化氎玠類を䜿甚するこずが
できる。たた䞊蚘における䞀般匏の化合物
に察するアシル化剀の䜿甚割合は、前者モルに
察しお埌者をモル以䞊、奜たしくは〜モル
量ずするのが良い。かくしお䞀般匏で衚わ
される化合物䞭R4oの少なくずも぀が炭玠
数〜10のアルカノむルオキシ基、シクロアルキ
ルカルボニルオキシ基又はベンゟむルオキシ基で
ある化合物を埗る。 本発明のフラボン誘導䜓のうちR1が䜎
玚アルコキシ基である化合物、又はR4oの少
くずも䞀぀が䜎玚アルコキシ䜎玚アルコキシ基で
ある化合物は、たた前蚘で補造されたR1R4o
の少くずも぀が氎酞基である化合物をアルキル
化又はアルコキシアルキル化するこずによ぀おも
補造するこずが出来る。 該アルキル化及びアルコキシアルキル化反応は
該アルキル化反応はアルキル化剀ずしお䟋えば䜎
玚アルキルハラむド、䜎玚アルコキシ䜎玚アルキ
ルハラむド、ゞアルキル硫酞、ゞアゟアルカン等
を甚いお行なうこずができる。䜎玚アルキルハラ
むド及び䜎玚アルコキシ䜎玚アルキルハラむドを
甚いる反応は、前蚘アシル化反応ず同様の方法に
よ぀お行なわれる。ゞアルキル硫酞を甚いる反応
は、䞍掻性溶媒䞭にお宀枩〜150℃にお行なわれ
る。ここでゞアルキル硫酞ずしおは䟋えばゞメチ
ル硫酞、ゞ゚チル硫酞等を䟋瀺できる。䞍掻性溶
媒ずしおはベンれン、トル゚ン等の芳銙族炭化氎
玠類゚チル゚ヌテル等の゚ヌテル類を䟋瀺でき
る。斯くしお䞀般匏䞭R1が䜎玚アルコキ
シ基又はR4oの少くずも぀が䜎玚アルコキ
シ䜎玚アルコキシ基である所望のフラボン誘導䜓
を収埗出来る。 䞊蚘した各皮方法に埓い埗られるフラボン誘導
䜓䞭、R1R4oの少なくずも皮が氎酞基であ
る化合物は、これを䟋えば氎酞化ナトリりム等の
アルカリにより凊理するこずにより薬理的に蚱容
されるアルカリ塩ずするこずができる。かかる塩
も亊本発明の有効成分ずしお利甚できる。 䞊蚘倫々の工皋での目的化合物は、通垞の分離
手段により容易に単離粟補するこずができ、かか
る分離手段ずしおは䟋えば溶媒抜出法、垌釈法、
再結晶法、吞着クロマトグラフむヌ、むオン亀換
クロマトグラフむヌ、分子ふるいクロマトグラフ
むヌ等を䟋瀺できる。 かくしお埗られる䞀般匏で衚わされるフ
ラボン誘導䜓及びその塩は、いずれも−リポキ
シゲナヌれを阻害する䜜甚を有しおおり、たた毒
性が䜎く、副䜜甚も少なく、−リポキシゲナヌ
れ阻害剀ずしお極めお有甚である。たたこれらは
その有する顕著な−リポキシゲナヌれ阻害䜜甚
を利甚しお、喘息、炎症、アレルギヌ等の症状に
察する予防薬乃至治療薬ずしお有甚である。又本
発明化合物のうちR4が氎酞基以倖のものは前蚘
薬理䜜甚の持続時間が長いずいう特城を有しおい
る。たた本発明化合物のR4の眮換䜍眮は特に限
定されず広い範囲から適宜遞択されるが第
䜍が特に奜たしい。 䞀般匏の化合物及びその塩は、通垞䞀般
的な医薬補剀の圢態で甚いられる。補剀は通垞䜿
甚される充填剀、増量剀、結合剀、付湿剀、厩壊
剀、衚面掻性剀、滑沢剀等の垌釈剀あるいは賊圢
剀を甚いお調補される。この医薬補剀ずしおは各
皮の圢態が治療目的に応じお遞択でき、その代衚
的なものずしお錠剀、噎霧剀、䞞剀、散剀、液
剀、懞濁剀、乳剀、顆粒剀、カプセル剀、坐剀、
泚射剀液剀、懞濁剀等等が挙げられる。錠剀
の圢態に成圢するに際しおは、担䜓ずしおこの分
野で公知のものを広く䜿甚でき、䟋えば乳糖、癜
糖、塩化ナトリりム、ブドり糖、尿玠、デンプ
ン、炭酞カルシりム、カオリン、結晶セルロヌ
ス、ケむ酞等の賊圢剀、氎、゚タノヌル、プロパ
ノヌル、単シロツプ、ブドり糖液、デンプン液、
れラチン溶液、カルボキシメチルセルロヌス、セ
ラツク、メチルセルロヌス、リン酞カリりム、ポ
リビニルピロリドン等の結合剀、也燥デンプン、
アルギン酞ナトリりム、カンテン未、ラミナラン
未、炭酞氎玠ナトリりム、炭酞カルシりム、ポリ
オキシ゚チレン゜ルビタン脂肪酞゚ステル類、ラ
りリル硫酞ナトリりム、ステアリン酞モノグリセ
リド、デンプン、乳糖等の厩壊剀、癜糖、ステア
リン、カカオバタヌ、氎玠添加油等の厩壊抑制
剀、第玚アンモニりム塩基、ラりリル硫酞ナト
リりム等の吞収促進剀、グリセリン、デンプン等
の保湿剀、デンプン、乳糖、カオリン、ベントナ
むト、コロむド状ケむ酞等の吞着剀、粟補タル
ク、ステアリン酞塩、ホり酞未、ポリ゚チレング
リコヌル等の滑沢剀等が䟋瀺できる。さらに錠剀
は必芁に応じ通垞の剀皮を斜した錠剀、䟋えば糖
衣錠、れラチン被包錠、腞溶被錠、フむルムコヌ
テむング錠あるいは二重錠、倚局錠ずするこずが
できる。䞞剀の圢態に成圢するに際しおは、担䜓
ずしお埓来公知のものを広く䜿甚でき、䟋えばブ
ドり糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化怍物
油、カオリン、タルク等の賊圢剀、アラビアゎム
未、トラガント未、れラチン、゚タノヌル等の結
合剀、ラミナランカンテン等の厩壊剀等が䟋瀺で
きる。坐剀の圢態に成圢するに際しおは、担䜓ず
しお埓来公知のものを広く䜿甚でき、䟋えばポリ
゚チレングリコヌル、カカオ脂、高玚アルコヌ
ル、高玚アルコヌルの゚ステル類、れラチン、半
合成グリセラむド等を挙げるこずができる。泚射
剀ずしお調補される堎合には、液剀及び懞濁剀は
殺菌され、か぀血液ず等匵であるのが奜たしく、
これら液剀、乳剀及び懞濁剀の圢態に成圢するに
際しおは、垌釈剀ずしおこの分野においお慣甚さ
れおいるものをすべお䜿甚でき、䟋えば氎、゚チ
ルアルコヌル、プロピレングリコヌル、゚トキシ
化む゜ステアリルアルコヌル、ポリオキシ化む゜
ステアリルアルコヌル、ポリオキシ゚チレン゜ル
ビタン脂肪酞゚ステル類等を挙げるこずができ
る。なお、この堎合等匵性の溶液を調補するに充
分な量の食塩、ブドり糖あるいはグリセリンを医
薬補剀䞭に含有せしめおもよく、たた通垞の溶解
補助剀、緩衝剀、無痛化剀等を添加しおもよい。
曎に必芁に応じお着色剀、保存剀、銙料、颚味
剀、甘味剀等や他の医薬品を医薬補剀䞭に含有せ
しめおもよい。 たた䞊蚘フラボン誘導䜓及びその塩を噎霧剀の
圢態にする際には、分散剀及び噎射剀ずしおこの
分野で公知のものを広く䜿甚でき、分散剀ずしお
は䟋えば倧豆レシチン、卵黄レシチン等のレシチ
ン類、オレむン酞、リノヌル酞、リノレン酞等の
脂肪酞、゜ルビタントリオレヌト、゜ルビタンモ
ノオレヌト等の゜ルビタン類等が䟋瀺できる。た
た噎射剀ずしお䟋えばフレオン11、フレオン12、
フレオン114等の通垞䞍燃性液化ガスを䟋瀺でき
る。 䞀般匏の化合物又はその塩の医薬補剀䞭
に含有されるべき量ずしおは、特に限定されず広
範囲に適宜遞択されるが、通垞医薬補剀䞭〜70
重量、奜たしくは〜30重量である。 䞊蚘医薬補剀の投䞎方法は特に制限はなく、各
皮補剀圢態、患者の幎霢、性別その他の条件、患
者の皋床等に応じた方法で投䞎される。䟋えば錠
剀、䞞剀、液剀、懞濁剀、乳剀、顆粒剀及びカプ
セル剀の堎合には経口投䞎される。たた泚射剀の
堎合には単独であるいはブドり糖、アミノ酞等の
通垞の補液ず混合しお静脈内投䞎され、曎には必
芁に応じお単独で筋肉内、皮内、皮䞋もしくは腹
腔内投䞎される。坐剀の堎合には盎腞内投䞎され
る。又噎霧剀は口又は錻より噎霧しお気管支ぞ投
䞎される。 本発明の−リポキシゲナヌれ阻害剀の投䞎量
は甚法、患者の幎霢、性別その他の条件、疟患の
皋床等により適宜遞択されるが、通垞有効成分で
ある䞀般匏の化合物の量は日圓り䜓重
Kg圓り玄0.005〜10mg、奜たしくは0.1〜mgずす
るのがよい。 以䞋に参考䟋、薬理詊隓結果及び補剀䟋を挙げ
る。 参考䟋  −ヒドロキシ−−−ヘキシルオキシ−
−ゞメトキシアセトプノン7.2ず
−ゞベンゞルオキシベンゟむルクロラむド11
ずを、也燥ピリゞン15mlに溶解し、120℃で時
間反応させる。この反応溶液を宀枩たで冷华し、
氷−垌塩酞䞭に加え、゚ヌテル抜出する。゚ヌテ
ル局を氎、炭酞カリりム氎溶液、氎で順次掗浄し
也燥する。゚ヌテルを枛圧留去しお油状の−
3′4′−ゞベンゞルオキシベンゟむルオキシ
−−−ヘキシルオキシ−−ゞメトキシ
アセトプノン16を埗る。 参考䟋  前蚘参考䟋で埗た−3′4′−ゞベンゞル
オキシベンゟむルオキシ−−−ヘキシルオ
キシ−−ゞメトキシアセトプノン16を
也燥ピリゞン30mlに溶解し、次に粉未氎酞化カリ
りム15を加え60℃に加熱し、撹拌し、時間反
応させるず、反応溶液は粘脹になる。この反応溶
液を前蚘参考䟋ず同様に氷−塩酞䞭に加え酢酞
゚チルで抜出する。酢酞゚チル局を氎、炭酞カリ
りム氎溶液、氎の順に掗浄埌、也燥する。酢酞゚
ステルを留去し、埗られた黄色沈殿を、酢酞゚チ
ル−メタノヌルの混合溶媒にお再結晶するこずに
より、黄色針状晶の−ヒドロキシ−3′4′−ゞ
ベンゞルオキシ−−−ヘキシルオキシ−
−ゞメトキシゞベンゟむルメタン10を埗る。 m.p.96〜97℃ 実斜䟋  −ヒドロキシ−3′4′−ゞベンゞルオキシ−
−−ヘキシルオキシ−−ゞメトキシゞ
ベンゟむルメタン10ず酢酞ナトリりムず
を、氷酢酞30mlに溶解し、加熱還流を時間行な
う。反応溶液を゚ヌテル含有氷氎に加え振ずうす
る。沈殿物を取する。この沈殿物を、酢酞゚チ
ルにお再結晶しお3′4′−ゞベンゞルオキシ−
−−ヘキシルオキシ−−ゞメトキシフラ
ボン7.5m.p132〜134℃を埗る。 実斜䟋  䞊蚘実斜䟋で埗た化合物のをメタノヌル
−酢酞゚チル500ml溶液ず、10pd−
C300mgを觊媒ずしお脱ベンゞル化し゚タノヌル
より再結晶しお、無色プリズム状晶である3′
4′−ゞヒドロキシ−−−ヘキシルオキシ−
−ゞメトキシフラボン2.6を埗る。 m.p.178〜180℃ 実斜䟋  䞊蚘実斜䟋及び実斜䟋ず同様にしお適圓な
出発原料を甚いお以䞋の化合物を埗る。 3′4′−ゞヒドロキシ−−−ドデカニルオ
キシ−−ゞメトキシフラボン m.p.176〜178℃ 淡黄色プリズム状晶 実斜䟋  無氎塩化アルミニりム0.690.002モルを
也燥ニトロベンれン70mlに溶かし、この溶液を冷
华したものに3′4′−ゞヒドロキシ−−−ド
デカニルオキシ−−ゞメトキシフラボン
1.00.002モルを也燥ニトロベンれン10mlに
溶かしたものを滎䞋し、滎䞋埌時間60〜70℃に
お撹拌反応させる。この溶液を氷100ず塩酞10
ずの混合液䞭に加えた埌、分液ロヌトにおニト
ロベンれンを分離し、氎蒞気蒞留におニトロベン
れンを留去する。残留沈殿物を氎で掗浄し、これ
を酢酞゚チル−メタノヌルで再結晶しお、淡黄色
針状晶の3′4′−トリヒドロキシ−−−
ドデカニルオキシ−−メトキシフラボン0.89
を埗る。 m.p.248〜249℃ 実斜䟋  −ゞベンゞルオキシ−−ハむドロキシ
−5′−−ヘキシルオキシ−4′6′−ゞメトキシ
カルコン2.980.005モルず二酞化れレン3.33
0.03モルずを粟補したむ゜アミルアルコヌ
ル50mlに溶解し、時間加熱還流し反応させる。
この反応溶液から金属れレンを別し、゚バポレ
ヌタヌにおほずんどの溶媒を取り陀き、沈殿物を
䞀倜攟眮した埌、この沈殿を酢酞゚チルにお再結
晶しお、3′4′−ゞベンゞルオキシ−−−ヘ
キシルオキシ−−ゞメトキシフラボン2.52
を埗る。 m.p.132〜134℃ 実斜䟋  3′4′−ゞベンゞルオキシ−−−ヘキシル
オキシ−−ゞメトキシフラボン1.36
0.002モルを10濃塩酞含有酢酞20mlに溶解
し、50〜60℃で時間加熱する。反応溶液を氎に
加え沈殿物を埗る。この沈殿物を、゚タノヌルよ
り再結晶しお、3′4′−ゞヒドロキシ−−−
ヘキシルオキシ−−ゞメトキシフラボン
0.75を埗る。 m.p.178〜180℃ 無色プリズム状晶 実斜䟋  3′4′−ゞヒドロキシ−−−ヘキシルオキ
シ−−ゞメトキシフラボン2.0及び無氎
酢酞をピリゞンmlに溶解し、100〜120℃で
時間加熱する。冷埌反応混合物に氎を加え析出
晶を取する。゚タノヌルより再結晶しお無色プ
リズム晶の3′4′−ゞアセトキシ−−−ヘキ
シルオキシ−−ゞメトキシフラボン2.0
を埗る。法 m.p.125〜125.5℃ 実斜䟋  3′4′−ゞヒドロキシ−−−ヘキシルオキ
シ−−ゞメトキシフラボン1.4及びトリ
゚チルアミン1.2mlを無氎ゞクロロメタン20mlに
溶解し、氷冷、撹拌䞋、−ヘキサノむルクロラ
むド1.1のゞクロロメタン10ml溶液を滎䞋する。
滎䞋埌宀枩で䞀倜撹拌する。反応液を氎掗、也燥
埌、溶媒を留去する。残枣を゚タノヌル−氎より
再結晶しお、無色粉未状の3′4′−ゞ−−ヘキ
サノむルオキシ−−ゞメトキシフラボン
1.2を埗る。法 m.p.81〜81.5℃ 実斜䟋及びず同様にしお、以䞋衚の化合
物を埗る。
【衚】 実斜䟋 13 3′4′−ゞヒドロキシ−−−ヘキシルオキ
シ−−ゞメトキシフラボン及びゞむ゜
プロピル゚チルアミン2.1mlをゞクロロメタン20
mlに溶解し、氷冷撹拌䞋メトキシメチルクロラむ
ドのゞクロロメタン溶液mlを滎䞋する。宀
枩䞀倜撹拌埌、反応液を氎掗、也燥する。溶媒を
留去しお埗られた残枣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフむヌにお粟補する。溶出液クロロホ
ルム゚タノヌル−氎より再結晶しお無色粉未状
晶の3′4′−ゞメトキシメトキシ−−−ヘキ
シルオキシ−−ゞメトキシフラボン1.8
を埗る。 m.p.84℃ 以䞋本発明化合物を甚いた補剀䟋を挙げる。 補剀䟋  3′4′−ゞヒドロキシ−−−ヘキシルオキ
シ−−ゞメトキシフラボン 20mg デンプン 130mg マグネシりムステアレヌト 10mgä¹³ 糖 40mg 蚈 200mg 垞法により錠䞭、䞊蚘組成物の錠剀を補造し
た。 補剀䟋  3′4′−ゞアセトキシ−−−ヘキシルオキ
シ−−ゞメトキシフラボン 10mg デンプン 127mg マグネシりムステアレヌト 18mgä¹³ 糖 45mg 蚈 200mg 垞法により錠䞭、䞊蚘組成物の錠剀を補造し
た。 補剀䟋  3′4′−ベンゟむルオキシ−−−ヘキシル
オキシ−−ゞメトキシフラボン 10mg デンプン 127mg マグネシりムステアレヌト 18mgä¹³ 糖 45mg 蚈 200mg 垞法により錠䞭、䞊蚘組成物を補造した。 補造䟋  3′4′−ゞ−−ヘキサノむルオキシ−−
−ヘキシルオキシ−−ゞメトキシフラボ
ン 1.0 ゜ルビタンモノセスキレヌト 3.0 フレオン11 1.5フレオン12 3.5 蚈 9.0 垞法により、ボンベ䞭䞊蚘組成物の噎霧剀を
補造した。 補造䟋  3′4′−ゞアセトキシ−−−ヘキシルオキ
シ−−ゞメトキシフラボン 1.0 オレむン酞 3.0 フレオン11 1.25 フレオン12 2.5フレオン114 1.25 蚈 9.0 垞法により、ボンベ䞭䞊蚘組成物の噎霧剀を
補造した。 〔薬理詊隓〕 −リポキシゲナヌれ阻害䜜甚 酵玠の調補 ラツト奜塩基性癜血病现胞Rat basophilic
leukemia cellREL cellを酵玠源ずしお、
−リポキシゲナヌれを調補した。ダルベツコ
倉法むヌグル培地に10りシ胎児血枅を添加し
た培地で、CO2気流䞭で37℃で䞊蚘现胞の
培逊を行ない、遠心分離によ぀お现胞を集めお
现胞数×107個mlのRBL现胞浮遊液を調補
した。0.05M燐酞緩衝液PH7.4、10゚チレ
ングリコヌル、MEDTAを含む现胞浮遊
液を、20KHzの超音波に30秒間さらしお现胞を
砎砕し、105000×で60分間遠心分離を行な
い、その䞊枅を酵玠ずした。 酵玠掻性枬定 0.05M燐酞緩衝液PH7.4、 CaCl2及
び ATPを含む200Όに、前蚘で
埗た酵玠100Όず本発明に甚いる有効成分化
合物1ÎŒM、5ÎŒM又は10ÎŒMの倫々を加え、分
間30℃で接觊させた埌、14Cで暙識したアラキド
ン酞を終未濃床25ÎŒM30nCiに加えお、30℃
で分間振盪し぀぀反応させ、ク゚ン酞を加え
酞性にした反応液より゚チル゚ヌテルで抜出し
たものを、゚チル゚ヌテル石油゚ヌテル酢
酞85150.1を展開溶媒ずするシリカゲ
ル薄局クロマトグラフむヌにお分離し、−リ
ポキシゲナヌれの生成物に由来する−
HETE−ヒドロオキシ−1114−
゚むコサテトラ゚ン酞の攟射掻性を枬定し
た。本発明の詊隓化合物を加えない堎合の−
HETEの生成量を100ずしお、各䟛詊化合物
の酵玠掻性の阻害床を怜蚎した。䟛詊化
合物ず酵玠掻性の阻害床を倫々䞋蚘に衚瀺す
る。 䟛詊化合物  3′4′−ゞヒドロキシ−−−ヘキシルオ
キシ−−ゞメトキシフラボン  3′4′−ゞヒドロキシ−−−ドデカニル
オキシ−−ゞメトキシフラボン  3′4′−ゞアセトキシ−−−ヘキシルオ
キシ−−ゞメトキシフラボン  3′4′−ゞプロピオニルオキシ−−−ヘ
キシルオキシ−−ゞメトキシフラボン
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞀般匏 匏䞭R1は氎酞基又は䜎玚アルコキシ基を、
    R2は炭玠数〜14のアルコキシ基を、R3は䜎玚
    アルコキシ基を瀺す。たたR4は氎酞基、炭玠数
    〜10のアルカノむルオキシ基、シクロアルキル
    カルボニルオキシ基、ベンゟむルオキシ基、䜎玚
    アルコキシ䜎玚アルコキシ基又はプニル䜎玚ア
    ルコキシ基を瀺す。たたは〜の敎数を瀺
    す。 で衚わされる新芏フラボン誘導䜓及びその塩。
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