JPH04252619A - Fm受信機 - Google Patents
Fm受信機Info
- Publication number
- JPH04252619A JPH04252619A JP938691A JP938691A JPH04252619A JP H04252619 A JPH04252619 A JP H04252619A JP 938691 A JP938691 A JP 938691A JP 938691 A JP938691 A JP 938691A JP H04252619 A JPH04252619 A JP H04252619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiver
- limiter
- demodulator
- limiter amplifier
- performance
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract description 5
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 108010062804 fibroblast migration inhibitory factor Proteins 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はFM受信機の高精度FM
復調技術に関し、特にリミッタ性能不足によるAM除去
比等の性能低下のない高品位なFM受信機に関する。
復調技術に関し、特にリミッタ性能不足によるAM除去
比等の性能低下のない高品位なFM受信機に関する。
【0003】
【従来の技術】従来のFM受信機では、図4に示すよう
に、FM入力信号を入力するとFMリミッタ増幅器1は
振幅制限されたFM信号を直接FM復調器5へ入力され
る構成となっている。このため、FM復調器5自身の入
力端復調帯域が極端に狭くない限り、以下の問題を生じ
る。
に、FM入力信号を入力するとFMリミッタ増幅器1は
振幅制限されたFM信号を直接FM復調器5へ入力され
る構成となっている。このため、FM復調器5自身の入
力端復調帯域が極端に狭くない限り、以下の問題を生じ
る。
【0004】先ず第1に、FMリミッタ増幅器1のリミ
ッタ性能(波形整形能力)に若干でも不足があると、そ
の出力信号成分に偶数次高調波が現われる。
ッタ性能(波形整形能力)に若干でも不足があると、そ
の出力信号成分に偶数次高調波が現われる。
【0005】第2に、通常のFM復調器の入力端復調帯
域はFM信号帯域よりも充分に広帯域で、帯域外に急峻
な減衰特性を有していないので上記高調波の内特に影響
の大きい2次高調波(例えば10.7MHz ×2=2
1.4MHz )を若干でも復調してしまい、特にAM
除去比が悪化してしまう。具体例を代表的形式のクォド
ラチャ型FM復調器と差動ピーク型FM復調器につき考
察してみると、クォドラチャ型では、図5に示すように
掛算器の2入力端のうち1端が特に広帯域な入力端であ
り、移相器出力もQダンプされている若干広帯域な信号
であるため復調特性を有す。また、差動ピーク型では、
図6に示すように入力端の共振回路網にてFM−AM変
換を行なっているが、やはりその共振回路網の周波数特
性により2入力端の周波数特性が高域にて若干違うため
に、高域にて復調特性を示してしまう。
域はFM信号帯域よりも充分に広帯域で、帯域外に急峻
な減衰特性を有していないので上記高調波の内特に影響
の大きい2次高調波(例えば10.7MHz ×2=2
1.4MHz )を若干でも復調してしまい、特にAM
除去比が悪化してしまう。具体例を代表的形式のクォド
ラチャ型FM復調器と差動ピーク型FM復調器につき考
察してみると、クォドラチャ型では、図5に示すように
掛算器の2入力端のうち1端が特に広帯域な入力端であ
り、移相器出力もQダンプされている若干広帯域な信号
であるため復調特性を有す。また、差動ピーク型では、
図6に示すように入力端の共振回路網にてFM−AM変
換を行なっているが、やはりその共振回路網の周波数特
性により2入力端の周波数特性が高域にて若干違うため
に、高域にて復調特性を示してしまう。
【0006】第3に、特に現在ではAM除去比はTHD
以上に重要視され、無変調時のノイズ値に近づけたいと
いう需要(−60〜−70dB)が高い。
以上に重要視され、無変調時のノイズ値に近づけたいと
いう需要(−60〜−70dB)が高い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に、従来のF
M受信機では、リミッタ性能不足による偶数次高調波が
出現し、特に影響の大きい2次高調波を若干でも復調し
てしまうため復調精度が悪くなり、特にAM除去比やT
HDが悪化してしまうという欠点があった。
M受信機では、リミッタ性能不足による偶数次高調波が
出現し、特に影響の大きい2次高調波を若干でも復調し
てしまうため復調精度が悪くなり、特にAM除去比やT
HDが悪化してしまうという欠点があった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するもので、
その目的は、FMリミッタ増幅器のリミッタ性能不足に
よるAM除去比等の性能低下を阻止し、且つ絶対値を向
上させ高品位なFM受信機を提供することである。
その目的は、FMリミッタ増幅器のリミッタ性能不足に
よるAM除去比等の性能低下を阻止し、且つ絶対値を向
上させ高品位なFM受信機を提供することである。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の特徴は、FM信号をリミッタ増幅するFM
リミッタ増幅器1と、復調するFM復調器5とを備える
FM受信機において、図1に示す如く、前記FMリミッ
タ増幅器1の出力から前記FM復調器5が必要とする基
本波以外の高調波を除去するフィルタ3を具備すること
である。
に、本発明の特徴は、FM信号をリミッタ増幅するFM
リミッタ増幅器1と、復調するFM復調器5とを備える
FM受信機において、図1に示す如く、前記FMリミッ
タ増幅器1の出力から前記FM復調器5が必要とする基
本波以外の高調波を除去するフィルタ3を具備すること
である。
【0011】
【作用】本発明のFM受信機では、フィルタ3によりF
Mリミッタ増幅器1の出力からFM復調器5が必要とす
る基本波以外の高調波を除去するので、FMリミッタ増
幅器1のリミッタ性能不足によるAM除去比等の性能低
下を阻止することができる。
Mリミッタ増幅器1の出力からFM復調器5が必要とす
る基本波以外の高調波を除去するので、FMリミッタ増
幅器1のリミッタ性能不足によるAM除去比等の性能低
下を阻止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0013】図1に本発明の第1の実施例に係るFM受
信機の構成図を示す。同図において、FMリミッタ増幅
器1のリミッタ性能不足による2次高調波FM信号を除
去する2次高調波除去フィルタ3をFM復調器5の前段
に備える構成となっている。
信機の構成図を示す。同図において、FMリミッタ増幅
器1のリミッタ性能不足による2次高調波FM信号を除
去する2次高調波除去フィルタ3をFM復調器5の前段
に備える構成となっている。
【0014】また、図2に本実施例の具体的な回路図を
示す。10は本発明を搭載したTA8172AF(Ca
r Tuner用LSI)等のLSIである。LSI
10内部にてFMリミッタ増幅されたFM IF(F
requency Modulation Int
ermediate Frequency)信号は信
号は ピンより出力され、外部コイルにて構成された
フィルタにより、2次高調波21.4MHzを除去し、
後段の差動ピーク型FM復調器へFM IF信号を伝
達している。
示す。10は本発明を搭載したTA8172AF(Ca
r Tuner用LSI)等のLSIである。LSI
10内部にてFMリミッタ増幅されたFM IF(F
requency Modulation Int
ermediate Frequency)信号は信
号は ピンより出力され、外部コイルにて構成された
フィルタにより、2次高調波21.4MHzを除去し、
後段の差動ピーク型FM復調器へFM IF信号を伝
達している。
【0015】本実施例によるAM除去比の特性を図3に
示す。本実施例によれば、特にAM除去比の改善効果が
20dB程度と非常に高く、FM入力振幅の変化に殆ど
左右もされず、約−70dBと一定している。
示す。本実施例によれば、特にAM除去比の改善効果が
20dB程度と非常に高く、FM入力振幅の変化に殆ど
左右もされず、約−70dBと一定している。
【0016】また、本実施例のように、FMIFリミッ
タ増幅器及びFM復調器は既にシステムオンチップ化さ
れているが、特にリミッタ増幅部のオンチップ化に適し
た回路制約上、リミッタ性能が不足ぎみでもあるため、
本発明はIC/LSIになくてはならない重要な技術で
ある。
タ増幅器及びFM復調器は既にシステムオンチップ化さ
れているが、特にリミッタ増幅部のオンチップ化に適し
た回路制約上、リミッタ性能が不足ぎみでもあるため、
本発明はIC/LSIになくてはならない重要な技術で
ある。
【0017】更に、本実施例では、外付けコイルによる
フィルタにて構成しているが、将来IC/LSI内部に
オンチップ化することもできる。
フィルタにて構成しているが、将来IC/LSI内部に
オンチップ化することもできる。
【0018】
【発明の効果】以上の様な本発明によれば、フィルタに
よりFMリミッタ増幅器の出力からFM復調器が必要と
する基本波以外の高調波を除去できるので、FMリミッ
タ増幅器のリミッタ性能不足によるAM除去比等の性能
低下を阻止し、且つ絶対値を向上させた高品位なFM受
信機を提供することができる。
よりFMリミッタ増幅器の出力からFM復調器が必要と
する基本波以外の高調波を除去できるので、FMリミッ
タ増幅器のリミッタ性能不足によるAM除去比等の性能
低下を阻止し、且つ絶対値を向上させた高品位なFM受
信機を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係るFM受信機の構成
図である。
図である。
【図2】第1の実施例に係るFM受信機の具体的な回路
図である。
図である。
【図3】第1の実施例に係るFM受信機のAM除去比の
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図4】従来のFM受信機の構成図である。
【図5】従来のクォドラチャ型FM復調器によるFM受
信機の構成図である。
信機の構成図である。
【図6】従来の差動ピーク型FM復調器によるFM受信
機の構成図である。
機の構成図である。
1 FMリミッタ増幅器
3 フィルタ(2次高調波除去フィルタ)5 FM
復調器
復調器
Claims (1)
- 【請求項1】 FM信号をリミッタ増幅するFMリミ
ッタ増幅器と、復調するFM復調器とを備えるFM受信
機において、前記FMリミッタ増幅器の出力から前記F
M復調器が必要とする基本波以外の高調波を除去するフ
ィルタを有することを特徴とするFM受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP938691A JPH04252619A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | Fm受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP938691A JPH04252619A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | Fm受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04252619A true JPH04252619A (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=11719008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP938691A Pending JPH04252619A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | Fm受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04252619A (ja) |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP938691A patent/JPH04252619A/ja active Pending
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