JPH04252005A - Mr磁石の放射状支持システム - Google Patents

Mr磁石の放射状支持システム

Info

Publication number
JPH04252005A
JPH04252005A JP3098005A JP9800591A JPH04252005A JP H04252005 A JPH04252005 A JP H04252005A JP 3098005 A JP3098005 A JP 3098005A JP 9800591 A JP9800591 A JP 9800591A JP H04252005 A JPH04252005 A JP H04252005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
cartridge
magnet cartridge
vacuum vessel
struts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3098005A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0559567B2 (ja
Inventor
Kenneth G Herd
ケネス・ゴードン・ハード
Evangelos T Laskaris
エバンゲロス・トゥリフォン・ラスカリス
Mark E Vermilyea
マーク・アーネスト・バーミリヤ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH04252005A publication Critical patent/JPH04252005A/ja
Publication of JPH0559567B2 publication Critical patent/JPH0559567B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/381Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets
    • G01R33/3815Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets with superconducting coils, e.g. power supply therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷却式磁気共鳴(MR)
磁石用の放射状支持システムに関する。
【0002】
【従来の技術】冷却式超伝導磁石を経済的に動作させる
には、熱負荷、従って磁石巻線に対する冷却負荷を最小
にすることが必要である。クライオク―ラ(cryoc
ooler)によって冷却される軽量薄壁熱遮蔽部を有
する低温保持システムにおいては、熱遮蔽部を磁石カ―
トリッジから支持することが有益である。これは真空容
器に挿入する前に磁石カ―トリッジおよび熱遮蔽部を互
いに組み立てることを可能にする。磁石カ―トリッジは
、エンクロ―ジャ内の主要部であるが、真空容器によっ
て独立に支持されている。
【0003】真空容器および熱遮蔽部から磁石カ―トリ
ッジへの伝導熱の漏洩を最小にするために、低い熱伝導
率の材料で形成され、断面積が最小で、長さが最大の支
持体を使用することが必要である。この支持体は該支持
体の取り付け点における反作用力による磁石カ―トリッ
ジおよび熱遮蔽部の変形を最小にするように設計されな
ければならない。支持体は真空容器内の磁石カ―トリッ
ジおよび熱遮蔽部の軸方向および半径方向の位置調整が
できなければならない。調整機構は全体の低温保持装置
組立手順と両立できるものでなければならない。
【0004】室温から動作温度に磁石を冷却する間には
、通常、磁石カ―トリッジ、熱遮蔽部および外側真空容
器の間に有限の熱収縮の差がある。支持体はこの熱収縮
の差を吸収し、動作温度において適切な支持を維持しな
ければならない。
【0005】支持体は積み出しおよび運搬中のシステム
のダイナミックな衝撃荷重による力に耐え得ることがで
きなければならない。積み出しの間の衝撃荷重の測定結
果は垂直方向が約2gであり、水平方向が約1gである
【0006】巻線の電流がその動作レベルまで増大する
磁石の立ち上がりの間、磁石カ―トリッジは一般に磁力
によって半径方向に膨張する。この立ち上がり動作の間
、磁石カ―トリッジと支持体との間に摩擦加熱があって
はならない。これは磁石に局部的な温度上昇を誘導し、
磁石のクエンチ(quench)を招くことになる(超
伝導巻線の超伝導状態から通常の抵抗状態に変化する)
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、適切な機械的強度およ
び調整機能を維持しながら、磁石カ―トリッジに対する
熱入力を最小にする放射状支持システムを提供すること
にある。
【0008】
【発明の概要】本発明の一面においては、冷却式超伝導
MR磁石が提供されている。この磁石は軸方向に延在す
る中孔を画定するほぼ円筒形の真空容器を有する。該真
空容器は、真空容器の水平中央平面に沿った真空容器の
中心から半径方向に延在する仮想線上に設けられて、真
空容器の一方の側を貫通するクライオク―ラ貫通部を画
定している。円筒形を有する磁石カ―トリッジは真空容
器の中孔と同心に該中孔から隔たって真空容器内に設け
られている。クライオク―ラはクライオク―ラ貫通部に
設置され、磁石カ―トリッジの水平中央平面に沿った中
央位置において磁石カ―トリッジの一方の側に力を加え
ている。クライオク―ラは磁石カ―トリッジを冷却する
ことができる。第1および第2の垂直支柱が設けられ、
各支柱は両端に多軸ジョイントを有している。第1の支
柱の一端の多軸ジョイントは、クライオク―ラが磁石カ
―トリッジに力を加えている側とは反対の磁石カ―トリ
ッジの側の磁石カ―トリッジの水平中央平面に固定され
ている。第1の支柱の他端の多軸ジョイントは第1の端
部上で真空容器に固定されている。第2の垂直支柱は磁
石カ―トリッジの軸方向中央平面に対して対称に設けら
れ、磁石カ―トリッジと真空容器の間に固定されている
。第1および第2の垂直支柱は磁石カ―トリッジの重量
の半分を支持している。第1および第2の対の横方向支
柱が設けられ、この横方向支柱の各々は両端に多軸ジョ
イントを有している。第1の対の第1の横方向支柱の第
1の端部の多軸ジョイントは、クライオク―ラが磁石カ
―トリッジに力を加える磁石カ―トリッジの側の水平中
央平面上で磁石カ―トリッジに固定されている。第1の
対の第1の横方向支柱は磁石カ―トリッジの水平中央面
と鋭角を形成して、真空容器に向かって上方へ延在して
いる。第1の対の第1の横方向支柱の他端の多軸ジョイ
ントは真空容器に固定されている。第1の対の第2の横
方向支柱の端部の多軸ジョイントはクライオク―ラが磁
石カ―トリッジに力を加える磁石カ―トリッジの側の水
平中央面の下で磁石カ―トリッジに固定されている。 第1の対の第2の横方向支柱は磁石カ―トリッジの水平
中央平面と鋭角を形成して、真空容器に向かって下方へ
延在している。第2の対の横方向支柱は磁石カ―トリッ
ジの軸方向中央面に対して対称に設けられている。第2
対の第1および第2の支柱の端部の多軸ジョイントは両
方とも磁石カ―トリッジおよび真空容器に固定されてい
る。第1および第2の横方向支柱は磁石カ―トリッジ上
のクライオク―ラの力および磁石カ―トリッジの重量の
半分に反作用する。
【0009】発明と見なされる内容は本明細書の特許請
求の範囲に特に記載されている。しかしながら、本発明
は構成および実施の方法についてその他の目的および利
点とともに添付図面を参照した以下の説明からよく理解
されるであろう。
【0010】
【発明の詳しい説明】次に、同じ符号は全体を通して同
じ構成要素を示している図面、特に図1、図2および図
3を参照すると、冷却される超伝導磁気共鳴(MR)磁
石11が示されている。この磁石は軸方向に延在した中
孔15を有する円筒形の真空容器13を含んでいる。真
空容器の内側には熱放射遮蔽部21によって取り囲まれ
た円筒形の磁石カ―トリッジ17が設けられている。磁
石カ―トリッジはカ―トリッジの軸中心線の周りに対称
に配設された複数の巻線を有している。好適実施例にお
いては、3対の超伝導Nb3 Sn巻線がガラスファイ
バ強化巻枠上に巻かれている。この巻枠は超伝導コイル
を巻くための周辺スロットおよびコイルを互いに接続す
る電気母線用の軸方向のスロットを備えるように加工さ
れている。この種の巻線は特開平第2−72605号に
示されている。ステンレス鋼のエンドリング23がねじ
付きボルトおよびエポキシ樹脂接合によってカ―トリッ
ジの両端部に取り付けられている。
【0011】真空容器は、この真空容器から半径方向外
側に水平方向に突出している円筒形延長部25を有して
いる。この延長部の中心軸は真空容器の軸方向の中央面
を通って延在している半径方向の線上に設けられている
。円筒形延長部は環状カバ―27を有している。2段式
クライオク―ラ31がカバ―に取り付けられ、このクラ
イオク―ラの冷却端部は真空容器の内側に延在している
。クライオク―ラ31は、米国特許第4,930,31
8号に示されている形式のインタフェ―スを使用して取
り付けられる。図2に示されているクライオク―ラの冷
却端部32は、真空容器が真空になったとき、磁石カ―
トリッジの中心部分上に約1000ポンドの力を伝達す
る。真空容器および円筒形延長部は炭素鋼で形成され、
中孔スリ―ブは例えばステンレス鋼で形成される。
【0012】磁石カ―トリッジを真空容器から支持して
いる6個の磁石カ―トリッジ用放射状支柱がある。これ
らの支柱の内の2本は垂直方向に向けられ、クライオク
―ラに対向するカ―トリッジの側部の水平面において磁
石カ―トリッジの軸方向の両端に取り付けられている。 垂直支柱33が図3に示されている。磁石カ―トリッジ
用支柱のうちの4本は横方向に延在している。2つの横
方向の支柱35および37が図2に示され、水平面の上
下において磁石カ―トリッジの一端に取り付けられ、水
平面から測定した場合、鋭角を形成している。両支柱3
5および37の他端は真空容器に取り付けられ、支柱3
5は真空容器に対してある角度で上方へ延在し、支柱3
7は真空容器に対してある角度で下方へ延在している。 他の2つの横方向の支柱は磁石のクライオク―ラ側の真
空容器の水平中央面の周りに対称に設けられた水平面の
上下の磁石カ―トリッジの軸方向の他端に取り付けられ
ている。
【0013】磁石カ―トリッジ用放射状支柱の各々は両
端に加工された内側ねじを有する薄い壁からなるG−1
0ガラスファイバ−エポキシ円筒体39を有している。 このガラスファイバの円筒体の中央部分はその外径すな
わち壁の厚さを小さくし、従ってその熱伝導を低減する
ように加工されている。細い中央部と両端との間の変移
部は3/8インチの半径の応力立ち上がり部を有してい
る。両端のねじ部は円筒体の直径の小さな部分が開始す
る4分の1インチ前で停止している。ガラスファイバ−
エポキシ円筒体の両端にはイリノイ州のオ―ロラベアリ
ング社(AuroraBearing Corp.)か
ら入手し得る形式のボ―ルジョイントのような多軸ジョ
イント41がねじ込まれている。支柱は多軸ジョイント
ねじ係合リング23を通過する軸方向に延在した段付ボ
ルト43によって磁石カ―トリッジに固定されている。 放射状支柱の各々の他端はU字形かぎ45に取り付けら
れている。垂直支柱の各々は熱遮蔽部および真空容器の
開口部を通過し、垂直円筒形延長部47および49およ
び真空容器によって取り囲まれている。横方向支柱の各
々は熱遮蔽部および真空容器の開口部を通過し、円筒形
延長部51,52,53および54によって取り囲まれ
ている。U字形かぎ45の一部は円筒形延長部の端部を
閉じるために使用されている。横方向に延在する放射状
支柱は真空容器の開口部を通過するとともに、支柱の端
部に取り付けられているU字形かぎの一部によって閉じ
られている円筒形延長部を通過している。
【0014】垂直および横方向の支柱は、クライオク―
ラ31によって約40°Kに冷却される遮蔽部に伝導熱
を伝える周囲温度になっている真空容器からの伝導熱の
いくらかを遮断するために熱遮蔽部21に中間位置にお
いて熱配備されている。熱遮蔽部はアルミニウムのよう
な熱伝導材料から構成される。銅ブレ―ド55が支柱に
エポキシ接合され、熱を支柱から遮蔽部に伝導するよう
に遮蔽部に(適当なインタフェ―ス材料によって)半田
付けまたはボルト締めされている。
【0015】動作においては、2つの垂直支持用支柱3
3が磁石カ―トリッジ17の重量の半分を支持している
。0.5T(テスラ)の磁石の磁石カ―トリッジは一般
には約1000ポンドの重量がある。2対の横方向支柱
35および37はクライオク―ラの冷却ヘッドの接触力
に対して反作用し、カ―トリッジの重量の半分を支持す
る。垂直支持体の多軸ジョイント41は磁石カ―トリッ
ジの軸方向の中心線が冷却中に熱による縮みによってク
ライオク―ラ31の方に移動することができるように旋
回する。横方向の支柱は水平面における半径方向の規制
されない動作を許容しない。磁石カ―トリッジの伸縮が
発生したとき、垂直支柱が垂直位置にあるように磁石カ
―トリッジの初期位置はずれる。磁石カ―トリッジは冷
却されると半径方向内側に収縮する。横方向の支柱は磁
石カ―トリッジの一方の側の動きを防止するので、磁石
カ―トリッジの中心および反対側はクライオク―ラに向
かって動く。全ての放射状支柱はカ―トリッジ自身の重
量によるカ―トリッジのたるみを最小にするために水平
中心平面近くの磁石カ―トリッジに取り付けられている
。組立の間、真空容器の端部はまだ所定位置にない。 磁石カ―トリッジ17および熱遮蔽部21は真空容器1
3内に設けられている。U字形かぎ45は支柱の暖かい
端部に取り付けられ、円筒形延長部を通って真空容器内
に位置決めされている。熱ブレ―ド(braid )の
ヒ―トステ―ション55は熱遮蔽部に取り付けられ、支
柱は段付ボルト43を使用して磁石カ―トリッジに固定
されている。クライオク―ラ31が設置されたり、また
は放射状支柱が調整されるとき、クライオク―ラに等し
い半径方向内側に向く力が磁石カ―トリッジにかかる。 あるいは、クライオク―ラは設置されていないが、半径
方向支柱の調整中に磁石カ―トリッジの変形が予想され
る。一度調整されると、半径方向支柱は調整されている
間半径方向の負荷を保持する。U字形かぎは磁石カ―ト
リッジの位置の半径方向の調整を達成するように回転す
る。U字形かぎを回転することによって、各支柱のねじ
部のある多軸支持体間の全体の長さが調整される。半径
方向の調整が達成されると、各U字形かぎの取り付け部
は真空密封を形成するように円筒形延長部の各端部に溶
接される。
【0016】横方向支柱に対して選択される角度は、磁
石カ―トリッジに対する伝導熱負荷を最小にするように
課せられる負荷のみならず支柱の長さに依存している。 長い支柱は熱伝導が少ない。角度の選択における柔軟性
は、水平面に対して測定される角度を増大することによ
って支柱の長さ、支柱にかかる負荷および熱遮蔽部の開
口部の大きさを増大するという点において有効である。
【0017】次に、図4および図5を参照すると、4つ
の磁石カ―トリッジ軸方向支持体61および63のうち
の2つが示されている。各支持体は平行な2つの高強度
鋼ロッド65を有している。両ロッドは図2および図3
に示されている。充分な強度を有する単一のワイヤが入
手できる場合には、代わりに使用することができる。ロ
ッドは一端がバ―67内にろう付けされている。バ―6
7は段部を有するねじ付スタッド71によって磁石カ―
トリッジの端リング23に取り付けられている。スタッ
ドはロ―ルピン73によって所定位置に保持されている
。カ―トリッジへのバ―およびスタッドの取り付け部は
カ―トリッジおよび熱遮蔽部の間の環状ギャップ内には
め込むために半径方向の厚さが最小になるように設計さ
れる。
【0018】鋼ロッドの他端はねじ付きスタッド75内
にろう付けされている。このスタッドは真空容器に取り
付けられているブラケット81にナット77によって締
め付けられている。ブラケットが必要に応じてスタッド
の半径方向の位置を調整可能にしている。ねじ付きスタ
ッドは真空容器内のカ―トリッジの軸方向の位置決めを
可能にするように充分長い。ロッドは0.01インチの
G/10からなる5つの等しい間隔をあけて設けられた
熱離隔部83によって中央長手部に沿ってカ―トリッジ
または遮蔽部に熱的に短絡されることを防止している。 離隔部はロッドが各面に直接接触しないことを保証し、
遮蔽部からまたはカ―トリッジへほんのわずかしか熱を
伝導しない。ワイヤは経済的な軸方向の支持体を構成す
る。別々の半径方向および軸方向の磁石カ―トリッジ支
持体を有することによって組立および調整を簡単にする
。長く細いワイヤは熱負荷を最小にし、熱遮蔽部に対す
る熱配備を必要としない。
【0019】磁石カ―トリッジの軸方向支持体は直径方
向に対向する対で設けられ、図5および図6に第1の対
が示されている。各軸方向支持体は一方の軸方向への運
動を防止している。対の構成が両方向への軸方向の運動
を防止している。
【0020】磁石カ―トリッジの垂直軸の周りの回転は
放射状支柱および軸方向のケ―ブルによって防止されて
いる。磁石カ―トリッジの水平面に存在する半径方向の
回転は横方向の支柱によって防止されている。軸方向に
延在する軸の周りの回転は垂直および横方向の放射状支
柱によって防止されている。
【0021】図2に示す熱遮蔽部の半径方向緩衝部85
は特開平第2−84396号に記載されているもので、
磁石カ―トリッジから熱遮蔽部を支持するのに使用され
ている。
【0022】4つの熱遮蔽部軸方向支持体87の2つが
図6に示されている。1本のワイヤ91が両端において
ねじ付スタッド93および95内にろう付けされている
。スタッド95は磁石カ―トリッジの端部のリング23
内の雌ねじを形成された孔内にねじ込まれている。フラ
ット部97がスタッドの挿入及び除去を容易にするため
にろう付け前にスタッド上に加工されている。スタッド
93が熱遮蔽部21の端フランジ部のクリアランス孔を
通って延在している。さらばねワッシャ101はナット
103によって遮蔽部に対して圧縮されている。スタッ
ド93は加工されたフラット部104を有し、ワイヤを
ひねることなくナットの締め付けを容易にしている。 スタッド93と重ねられたばねワッシャ101との間の
カラ―105はワッシャと一列になり、スタッドのねじ
部と接触することを防止している。スタッド93は遮蔽
部の軸方向の位置を調整可能とし、寸法上の許容差の積
み重ねを吸収するのに充分な長さである。2つの別の軸
方向支持体(図示せず)が磁石カ―トリッジの両端に使
用され、端フリンジ部上で180°離れて取り付けられ
ている。
【0023】磁石カ―トリッジ17の冷却前に、さらワ
ッシャ101が圧縮される。遮蔽部21および磁石カ―
トリッジ17が冷却されるに従って、遮蔽部は磁石カ―
トリッジに対して軸方向に収縮し、ワッシャの積み重ね
られた圧縮を緩める。ワイヤの張力は最大のプリテンシ
ョンから動作温度におけるわずかな張力に緩む。ワイヤ
は経済的な軸方向支持体を構成している。別々の半径方
向および軸方向の遮蔽支持体を持つことによって初期の
調整が簡単化される。
【0024】上述した説明は適当な機械的強度および調
整機能を維持しながら磁石カ―トリッジに対する熱入力
を最小にする放射状支持システムについて記述している
【0025】本発明は特にその実施例を参照して示し説
明したが、本技術分野に専門知識を有する者にとっては
本発明の精神および範囲から逸脱することなく多くの変
更を行うことができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁石カ―トリッジの放射状支柱お
よび遮蔽部の軸方向支持体の位置を示す真空容器の部分
破断斜視図である。
【図2】真空容器のクライオク―ラ側の横方向磁石カ―
トリッジ放射状支持体および磁石カ―トリッジ軸方向支
持体を示す図1の線2−2に沿ってとった部分断面端面
図である。
【図3】磁石カ―トリッジの垂直方向の放射状支柱およ
び磁石カ―トリッジの軸方向の支柱を示す図1の線3−
3に沿った部分断面端面図である。
【図4】放射状支柱対の磁石カ―トリッジの放射状支柱
の1つを示す図1の線4−4に沿った部分側面図である
【図5】放射状支柱対の磁石カ―トリッジの他の放射状
支柱を示す図1の線5−5に沿ってとった部分側面図で
ある。
【図6】軸方向熱遮蔽部支持体の線6−6に沿った部分
側面図である。
【符号の説明】
11  超伝導磁気共鳴(MR)磁石 13  真空容器 15  中孔 17  磁石カ―トリッジ 21  熱放射遮蔽部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  軸方向に延在する中孔を画定するほぼ
    円筒形の真空容器であって、該真空容器の一方の側を貫
    通する真空容器の水平方向中央平面に沿って真空容器の
    中心から半径方向に延在している仮想線上に設けられる
    クライオク―ラ貫通部を画定する真空容器と、円筒形を
    有し、磁石の前記中孔と同心に該中孔から隔たって前記
    真空容器内に設けられている磁石カ―トリッジと、前記
    クライオク―ラ貫通部に設けられ、前記磁石カ―トリッ
    ジの水平中央平面に沿った中心位置において前記磁石カ
    ―トリッジの一方の側に力を加え、前記磁石カ―トリッ
    ジの冷却を行うことができるクライオク―ラと、各々が
    両端に多軸ジョイントを有する第1および第2の垂直支
    柱であって、第1の支柱の一端の多軸ジョイントは前記
    クライオク―ラが前記磁石カ―トリッジに力を加える側
    とは反対側の磁石カ―トリッジの側で磁石カ―トリッジ
    の水平中央平面に固定され、第1の支柱の他端の多軸ジ
    ョイントは第1の端部の上の真空容器に固定され、前記
    第2の垂直支柱は前記磁石カ―トリッジの軸方向中央平
    面に対して対称に設けられるとともに、前記磁石カ―ト
    リッジと真空容器との間に固定され、前記第1および第
    2の垂直支柱は磁石カ―トリッジの重量の半分を支持し
    ている第1および第2の垂直支柱と、各々が両端に多軸
    ジョイントを有する第1および第2の対の横方向支柱で
    あって、前記第1の対の前記第1の横方向支柱の第1の
    端部上の多軸ジョイントは前記クライオク―ラが前記磁
    石カ―トリッジ上に力を加える磁石カ―トリッジの側の
    水平中央平面の上で前記磁石カ―トリッジに固定され、
    前記第1の対の前記第1の横方向支柱は前記磁石カ―ト
    リッジの水平中央平面と鋭角を形成して、前記真空容器
    に向かって上方へ延在し、前記第1の対の前記第1の横
    方向支柱の他端の多軸ジョイントは真空容器に固定され
    、第1の対の第2の横方向支柱の端部の多軸ジョイント
    はクライオク―ラが前記磁石カ―トリッジに力を加える
    磁石カ―トリッジの側の水平中央平面の下で前記磁石カ
    ―トリッジに固定され、前記第1の対の前記第2の横方
    向支柱は磁石カ―トリッジの水平中央平面と鋭角を形成
    して、真空容器に向かって下方へ延在し、前記第2の対
    の横方向支柱は磁石カ―トリッジの軸方向中央平面に対
    して対称に設けられ、前記第2の対の第1および第2の
    支柱の端部の多軸ジョイントは前記磁石カ―トリッジと
    真空容器との間に固定され、前記第1および第2の横方
    向支柱は前記磁石カ―トリッジに対するクライオク―ラ
    の力および前記磁石カ―トリッジの重量の半分に反作用
    するようになっている第1および第2の対の横方向支柱
    と、を有する冷却式超伝導MR磁石。
  2. 【請求項2】  前記磁石カ―トリッジを取り囲み、か
    つ該磁石カ―トリッジおよび前記真空容器から隔たって
    設けられている熱遮蔽部、ならびに該熱遮蔽部に前記支
    柱の各々を熱配備する手段を更に有する請求項1記載の
    冷却式超伝導MR磁石。
  3. 【請求項3】  前記支柱の各々の第1の端部の多軸ジ
    ョイントの各々は前記磁石カ―トリッジの端部において
    該磁石カ―トリッジに固定されている請求項1記載の冷
    却式超伝導MR磁石。
  4. 【請求項4】  前記の各多軸ジョイントはボ―ルジョ
    イントを有している請求項1記載の冷却式超伝導MR磁
    石。
  5. 【請求項5】  前記クライオク―ラは2段式クライオ
    ク―ラであって、一方の段は前記熱遮蔽部を冷却し、他
    方の段は前記磁石カ―トリッジを冷却する請求項2記載
    の冷却式超伝導MR磁石。
  6. 【請求項6】  前記熱遮蔽部は前記磁石カ―トリッジ
    から支持されている請求項5記載の冷却式超伝導MR磁
    石。
  7. 【請求項7】  前記支柱の各々は両端に内側ねじを有
    する低い熱伝導率の薄い壁の円筒体を有し、前記多軸ジ
    ョイントは前記薄い壁の円筒体の両端にねじ込まれてい
    る請求項1記載の冷却式超伝導MR磁石。
  8. 【請求項8】  前記支柱の各々の第2の端部の多軸ジ
    ョイントは、前記真空容器に固定されていて該真空容器
    の外側からアクセス可能なU字形かぎに固定されている
    請求項7記載の冷却式超伝導MR磁石。
  9. 【請求項9】  前記薄い壁の円筒体はガラスファイバ
    ―エポキシ複合材料から形成されている請求項7記載の
    冷却式超伝導MR磁石。
JP3098005A 1990-04-06 1991-04-04 Mr磁石の放射状支持システム Granted JPH04252005A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/505,629 US5034713A (en) 1990-04-06 1990-04-06 Radial support system for a MR magnet
US505,629 1990-04-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04252005A true JPH04252005A (ja) 1992-09-08
JPH0559567B2 JPH0559567B2 (ja) 1993-08-31

Family

ID=24011148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3098005A Granted JPH04252005A (ja) 1990-04-06 1991-04-04 Mr磁石の放射状支持システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5034713A (ja)
EP (1) EP0450972B1 (ja)
JP (1) JPH04252005A (ja)
CA (1) CA2034327A1 (ja)
DE (1) DE69126813T2 (ja)
IL (1) IL97665A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053241A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Kobe Steel Ltd 超電導マグネット装置
JP2016086055A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 住友電気工業株式会社 超電導機器

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2758786B2 (ja) * 1992-07-30 1998-05-28 三菱電機株式会社 超電導マグネット
US5301507A (en) * 1992-08-03 1994-04-12 General Electric Company Superconducting magnetic energy storage device
US5394129A (en) * 1992-09-03 1995-02-28 General Electric Company Superconducting switch thermal interface for a cryogenless superconducting magnet
US5333464A (en) * 1993-01-04 1994-08-02 General Electric Company Cold head sleeve and high-TC superconducting lead assemblies for a superconducting magnet which images human limbs
US5554902A (en) * 1993-10-15 1996-09-10 Libby Corporation Lightweight high power electromotive device and method for making same
US5381122A (en) * 1994-01-14 1995-01-10 General Electric Company Open MRI magnet having a support structure
US5410287A (en) * 1994-04-05 1995-04-25 General Electric Company Open MRI magnet with uniform magnetic field
US5548168A (en) * 1994-06-29 1996-08-20 General Electric Company Superconducting rotor for an electrical machine
US5446433A (en) * 1994-09-21 1995-08-29 General Electric Company Superconducting magnet having a shock-resistant support structure
US5732004A (en) * 1995-11-14 1998-03-24 Advanced Micro Devices, Inc. DSP architecture for a FIR-type filter and method
JP3857348B2 (ja) * 1996-02-20 2006-12-13 ソニー株式会社 テープカートリッジ
US6157276A (en) * 1998-08-14 2000-12-05 General Electric Company MRI magnet assembly with non-conductive inner wall
GB2345745B (en) * 1999-01-16 2003-03-05 Oxford Magnet Tech Improvements in or relating to suspension systems
US6376944B1 (en) 2000-07-11 2002-04-23 Eagle-Picher Industries, Inc. Electrical power generator
CN108037473B (zh) * 2017-12-08 2021-03-16 上海联影医疗科技股份有限公司 磁共振成像系统及其低温保持器结构

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8512804D0 (en) * 1985-05-21 1985-06-26 Oxford Instr Ltd Cyclotrons
JPS6336503A (ja) * 1986-07-30 1988-02-17 Toshiba Corp 極低温装置
JPH0629635Y2 (ja) * 1986-09-09 1994-08-10 古河電気工業株式会社 低温保持装置
US4721934A (en) * 1987-04-02 1988-01-26 General Electric Company Axial strap suspension system for a magnetic resonance magnet
JPS63261706A (ja) * 1987-04-20 1988-10-28 Toshiba Corp 極低温装置
US4783628A (en) * 1987-08-14 1988-11-08 Houston Area Research Center Unitary superconducting electromagnet

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053241A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Kobe Steel Ltd 超電導マグネット装置
JP4574492B2 (ja) * 2005-08-18 2010-11-04 株式会社神戸製鋼所 超電導マグネット装置
JP2016086055A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 住友電気工業株式会社 超電導機器

Also Published As

Publication number Publication date
CA2034327A1 (en) 1991-10-07
EP0450972A3 (en) 1992-03-11
DE69126813D1 (de) 1997-08-21
US5034713A (en) 1991-07-23
JPH0559567B2 (ja) 1993-08-31
IL97665A0 (en) 1992-06-21
DE69126813T2 (de) 1998-02-12
IL97665A (en) 1994-04-12
EP0450972B1 (en) 1997-07-16
EP0450972A2 (en) 1991-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04226005A (ja) Mr磁石の軸方向支持システム
JPH04252005A (ja) Mr磁石の放射状支持システム
US4986078A (en) Refrigerated MR magnet support system
US6011454A (en) Superconducting magnet suspension assembly
US5446433A (en) Superconducting magnet having a shock-resistant support structure
US4848103A (en) Radial cryostat suspension system
US4721934A (en) Axial strap suspension system for a magnetic resonance magnet
JPH0418189B2 (ja)
US4516405A (en) Supporting tie configuration for cryostat for cold shipment of NMR magnet
JPH04252004A (ja) Mr磁石の軸方向熱遮蔽部支持体
GB2441795A (en) Tubular support system for a superconducting magnet
US5381122A (en) Open MRI magnet having a support structure
US5045826A (en) Actively shielded magnetic resonance magnet without cryogens
US4492090A (en) Cryostat for NMR magnet
JPH0198202A (ja) 極低温槽
WO2021058162A1 (en) Coil support
JPH11182959A (ja) クライオスタット・システムの耐力手段
JP3647266B2 (ja) 超電導マグネット装置
JP2511976Y2 (ja) 低温保持装置
JPS59132690A (ja) 極低温支持構造
JPH012635A (ja) 磁気共鳴用極低温槽
JPH06333735A (ja) 超電導磁石
JPH04137708A (ja) 極低温容器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19940208

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831

Year of fee payment: 17

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831

Year of fee payment: 18

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831

Year of fee payment: 18