JPH0425036Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0425036Y2
JPH0425036Y2 JP1987012239U JP1223987U JPH0425036Y2 JP H0425036 Y2 JPH0425036 Y2 JP H0425036Y2 JP 1987012239 U JP1987012239 U JP 1987012239U JP 1223987 U JP1223987 U JP 1223987U JP H0425036 Y2 JPH0425036 Y2 JP H0425036Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cotton
storage chamber
filter
hot air
drive pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987012239U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63120992U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987012239U priority Critical patent/JPH0425036Y2/ja
Publication of JPS63120992U publication Critical patent/JPS63120992U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0425036Y2 publication Critical patent/JPH0425036Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ふとん中綿用の羽毛に殺菌、乾燥
などの熱処理を施し、羽毛綿を再生する羽毛綿の
再生装置に関するものである。
[従来の技術及びその問題点] 近年、寝具の高級化が進み、ふとん中綿として
羽毛を使用した羽毛ふとんが普及してきた。
ところで、高価な羽毛ふとんも長年使用され、
中綿の羽毛が汗などの水分で湿つたり、汚れたり
すると、雑菌や虫等が発生して不衛生になるとと
もに、羽毛の特徴である保温性、吸湿性、発散
性、ふとんのかさ高性等が失われ、せつかくの高
価な羽毛ふとんも、その価値を失つてしまう。
しかし、通常の木綿綿のように手軽に羽毛綿を
再生する装置や、また再生してくれる所もなく、
また、再生しても、単に水洗いし、乾燥するだけ
の簡単な方法を採用していた。
従つて、やむを得ず高価な新しい羽毛ふとんを
買わざるを得ず、極めて不経済であり、また再生
しても、雑菌等が残存し極めて不十分であるとい
う問題があつた。
そのため、以前から寝具店の店頭などにおい
て、簡単に羽毛綿を再生でき、またふとん側生地
に充填でき、しかも雑菌等も残存せず衛生的な再
生ができる装置が望まれていた。
この考案は、上記事情に鑑みてなされたもので
ある。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る羽毛綿の再生装置は、羽毛を収
容して殺菌、熱処理する収容室内に、殺菌処理を
施す殺菌灯を設けるとともに、前記収容室内へ熱
風を送り込む熱風機を備え、更に前記収容室内の
底壁に、羽毛綿内のゴミ等をふるい分ける第一の
フイルタを設け、前記収容室に接続可能な連通管
を介して前記収容室内に羽毛綿を吸引、収容し、
あるいは前記収容室内の再生された羽毛綿を吸
引、回収するための駆動ポンプと、前記収容室内
に設けられて、前記収容室内に前記羽毛綿を吸
引、収容する際における前記駆動ポンプへの前記
羽毛綿の侵入を防止する第二のフイルタとを備え
てなる構成としたものである。
[実施例] 以下、この考案に係る羽毛綿の再生装置の実施
例を図面を参照しながら説明する。第1図は前記
再生装置の一部破断斜視図、第2図は前記再生装
置の正面図である。
図中符号1は機枠である。この機枠1は箱形を
なし、両面化粧合板で形成されている。
前記機枠1の内部上半には、収容室2が設けら
れている。この収容室2は、羽毛綿を収容して殺
菌、乾燥などの処理を施すところである。
前記収容室2の底壁3は正面視して、下方に膨
出した断面円弧状をなしており、この円弧状をし
た底壁3の頂上部には、所定幅のメツシユ状のフ
イルタ(第一のフイルタ)4が設けられている。
また前記底壁3の下面であつて、前記フイルタ
4の下方には、フイルタを通して落ちてきたゴミ
等を受け入れる引出し6付きのゴミ受け7が取り
付けられている。
また前記収容室2の上方全面には、メツシユ状
のフイルタ(第二のフイルタ)5が設けられてい
る。
更に、前記収容室2の側壁上方であつて、前記
フイルタ5のやや上方には、挿通孔8が設けられ
ている。
また、この挿通孔8には、開閉自在の手動シヤ
ツタ8aが設けられている。
また、前記収容室2の前記挿通孔8が設けられ
た側壁に対向する他方の側壁上方には、殺菌灯9
が設けられている。なお、殺菌灯9は両側壁に設
けるようにしてもよい。
また、前記機枠1の底部には、前記収容室2内
へ熱風を送る熱風機10が設けられており、この
熱風機10はダクト10aにより収容室2内に連
通されている。
更に、前記収容室2の側壁(図面で手前側の側
壁)には、ガラスを張つた窓11が設けられてい
る。
また、前記収容室2の側壁には、前記窓11の
やや下方及びフイルタ5との接触部やや上方に、
それぞれ挿通孔12,13が設けられており、こ
の挿通孔12,13には、それぞれ手動シヤツタ
12a,13aが設けられている。
更に、前記各挿通孔8,12,13は、機枠1
外に設けられた駆動ポンプ15であるバキユーム
ポンプに、それぞれ連通管である吸引フレキシブ
ルパイプ16及び送風フレキシブルパイプ17に
より連通されるようになつている。
そして、前記吸引フレキシブルパイプ16は、
その先端部16aを前記機枠1の挿通孔8又は挿
通孔13に着脱自在に取り付けられるようになつ
ており、その後端部16bを前記駆動ポンプ15
の吸い込み口15aに取り付けられている。
また、前記送風フレキシブルパイプ17は、そ
の先端部17aを前記機枠1の挿通孔12に着脱
自在に取り付けられており、その後端部17bを
前記駆動ポンプ15の吹き出し口15bに着脱自
在に取り付けられている。
なお、前記殺菌灯9、熱風機10及び駆動ポン
プ15の操作スイツチ(図示せず)は機枠1の外
周壁に設けてある。
また、前記機枠1の底面四隅には、4個の自在
キヤスタ14が取り付けられている。
次に、上記実施例の羽毛綿の再生装置の使用方
法について説明する。
先ず、送風フレキシブルパイプ17の先端部1
7aを挿通孔12に取り付けるとともに、後端部
17bを、ふとん側地内の羽毛綿の中、あるいは
羽毛綿を入れた容器内Aに挿入し、更に吸引フレ
キシブルパイプ16の先端部16aを挿通孔8に
取り付け、かつその後端部16bを駆動ポンプ1
5の吸い込み口15aに取り付けて、駆動ポンプ
15を駆動する。この場合、手動シヤツタ8a,
12aは開状態にし、手動シヤツタ13aは閉状
態にしておく。
この駆動ポンプ15の駆動により、吸引フレキ
シブルパイプ16を介して収容室2内の空気が外
部へ吸引される。その結果、送風フレキシブルパ
イプ17を介して、羽毛綿が挿通孔12から収容
室2内に吸引され、収容される。
この場合、収容室2内に吸引された羽毛綿は、
収容室2内のフイルタ5に捕集され、落下するの
で、挿通孔8を通じて収容室2外へ出ることはな
く、収容室2内に堆積する。
次いで、手動シヤツタ8a,12a及び13a
を閉状態にし、殺菌灯9を点灯するとともに、熱
風機10により熱風を収容室2内に送風する。そ
の結果、殺菌灯9により羽毛綿が殺菌されるとと
もに、熱風により乾燥と殺菌などの熱処理が行な
われ、羽毛綿の再生がなされる。この場合、熱風
の送風を強くして羽毛綿を撹拌することにより、
更に殺菌と乾燥を効率よく行うこともできる。
次いで、送風フレキシブルパイプ17の後端部
17bを、駆動ポンプ15の吹き出し口15bに
取り付けるとともに、先端部17aを羽毛綿回収
容器、あるいはふとん側地内に挿入する。更に、
吸引フレキシブルパイプ16の先端部16aを挿
入孔13に取り付ける。この場合、挿通孔12の
手動シヤツタ12aは、閉状態にし、挿通孔13
の手動シヤツタ13aは開状態にする。
この状態で駆動ポンプ15を駆動することによ
り、収容室2内の再生された羽毛綿は収容室2か
ら挿通孔13を経て、吸引フレキシブルパイプ1
6に吸引され、駆動ポンプ15、送風フレキシブ
ルパイプ17を経て、羽毛綿回収容器等に回収さ
れる。
また羽毛綿等に混入していたゴミ、砂、羽毛の
骨などは、上記の工程中に、フイルタ4で振り落
とされ、ゴミ受け7の引出し6内に溜まり、外部
へ捨てられる。
上記再生装置によると、羽毛綿を簡単に収容室
2内に吸引できるとともに、簡単に回収ができ、
しかも殺菌灯9や熱風機10により再生するた
め、効率的な殺菌、乾燥ができ、雑菌等の残存し
ない十分な再生がでる。
また、再生された羽毛綿を送風フレキシブルパ
イプ17により、ふとん側地などに、その場で容
易に充填することもできる。従つて寝具店の店頭
で、好みのふとん側地を選んで羽毛ふとんにする
こともできるなど、簡単な装置で、しかも手軽
に、高価な羽毛綿の再生有効利用が図られる。
また機枠1の底面に自在キヤスタ14が取り付
けられているので、店頭などでも簡単に移動する
ことができる。
また、窓11が設けられているので、外部から
羽毛綿の再生状態を観察することができる。
なお、上記実施例の再生装置においては、駆動
ポンプ15を機枠1の外部に設けたが、機枠1内
に設けるようにしてもよい。このようにすると、
装置自体の移動、運搬が更に容易となる。
また、収容室2内に撹拌装置を設け、再生効率
を高めることもできる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係る羽毛綿の
再生装置は、収容室内に殺菌灯を設けるととも
に、収容室内に熱風機により熱風を送り込むよう
にしたので、羽毛綿の殺菌、乾燥等の再生が効率
的に、かつ十分になされるため、極めて衛生的で
ある。
また、駆動ポンプにより連通管を介して羽毛綿
を収容室内に吸引し、また回収するようにしたの
で、作業が極めて簡単である。
また、構造が簡単であるため、店頭などにも設
置することができ、手軽に羽毛綿の再生ができる
ため、古い羽毛綿の有効利用が図られるなどの効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この考案に係る羽毛綿の
再生装置の実施例を示すもので、第1図はこの再
生装置の一部破断斜視図、第2図はこの再生装置
の正面図である。 2……収容室、3……底壁、4……フイルタ
(第一のフイルタ)、5……フイルタ(第二のフイ
ルタ)、9……殺菌灯、10……熱風機、15…
…駆動ポンプ、16,17……連通管(フレキシ
ブルパイプ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ふとん中綿用の羽毛綿を収容して殺菌、熱処理
    する収容室と、前記収容室内に設けられた殺菌灯
    と、前記収容室内に熱風を送り込む熱風機と、前
    記収容室の底壁に設けられて、前記羽毛綿内のゴ
    ミ等をふるい分ける第一のフイルタと、前記収容
    室に接続可能な連通管と、この連通管を介して前
    記収容室内に羽毛綿を吸引、収容し、あるいは前
    記収容室内の再生された羽毛綿を吸引、回収する
    駆動ポンプと、前記収容室内に設けられて、前記
    収容室内に前記羽毛綿を吸引、収容する際におけ
    る前記駆動ポンプへの前記羽毛綿の侵入を防止す
    る第二のフイルタとを備えてなることを特徴とす
    る羽毛綿の再生装置。
JP1987012239U 1987-01-30 1987-01-30 Expired JPH0425036Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987012239U JPH0425036Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987012239U JPH0425036Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63120992U JPS63120992U (ja) 1988-08-05
JPH0425036Y2 true JPH0425036Y2 (ja) 1992-06-15

Family

ID=30800183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987012239U Expired JPH0425036Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0425036Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120016037A (ko) * 2008-06-19 2012-02-22 지아이엠에이 에스.피.에이. 끽연 물품용 담뱃갑 및 이에 사용되는 용지

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014235627A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 河田フェザー株式会社 中古羽毛活用システム並びに再生羽毛及び羽毛製品
JP7097131B1 (ja) * 2022-01-26 2022-07-07 株式会社エイティー今藤 羽毛の再生及び充填を連続して行う再生充填システム、及び羽毛の再生充填方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61137586A (ja) * 1984-12-08 1986-06-25 株式会社 ジエフバ−プロダクツ 羽毛再生方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61137586A (ja) * 1984-12-08 1986-06-25 株式会社 ジエフバ−プロダクツ 羽毛再生方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120016037A (ko) * 2008-06-19 2012-02-22 지아이엠에이 에스.피.에이. 끽연 물품용 담뱃갑 및 이에 사용되는 용지

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63120992U (ja) 1988-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101710184B1 (ko) 먼지털이 기능을 포함하는 기능성 옷장
KR100630408B1 (ko) 먼지제거 및 살균기능을 가지는 옷장
JP2000070055A (ja) 衣服収納ロッカー
JPH0425036Y2 (ja)
KR20150012960A (ko) 대형 침구와 의류용 살균 및 건조장치
KR20130119097A (ko) 이불 세정기
JPS647774B2 (ja)
KR100929715B1 (ko) 먼지 털이 기능을 구비한 수납장치
KR20140107876A (ko) 신발 살균 및 건조기
CN113303623A (zh) 一种具有自动除螨虫的床垫
CN214048046U (zh) 一种具有透气通风功能的鞋箱
CN1091388C (zh) 氯化钙介质式离子除潮除尘空气净化器
CN218791199U (zh) 一种具有除味功能的鞋柜
CN206792329U (zh) 一种多功能卫浴柜
CN109619850A (zh) 一种新型家用防臭鞋柜
CN218302775U (zh) 一种方便清理宠物毛发的智能宠物屋
JP3584711B2 (ja) 押し入れの集塵構造
CN211833446U (zh) 一种家用防虫除湿型鞋柜
JP2002159431A (ja) スリッパの消毒装置
CN213850580U (zh) 一种用于智能家居的带有除臭及烘干功能的鞋篮
CN217851888U (zh) 一种智能鞋柜
CN218356164U (zh) 一种进门鞋柜用的智能鞋体清洁机构
KR200277708Y1 (ko) 먼지털이 위생기
JP2002204824A (ja) 消臭装置及び消臭装置付き下駄箱
CN217743613U (zh) 储物柜