JPH04248905A - 栽培用シート片蒔付機 - Google Patents

栽培用シート片蒔付機

Info

Publication number
JPH04248905A
JPH04248905A JP3375191A JP3375191A JPH04248905A JP H04248905 A JPH04248905 A JP H04248905A JP 3375191 A JP3375191 A JP 3375191A JP 3375191 A JP3375191 A JP 3375191A JP H04248905 A JPH04248905 A JP H04248905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cultivation
soil
sowing machine
chloropicrin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3375191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotoshi Haruyama
清利 春山
Koki Tsukada
塚田 弘毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UEDA NOKI KK
Original Assignee
UEDA NOKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UEDA NOKI KK filed Critical UEDA NOKI KK
Priority to JP3375191A priority Critical patent/JPH04248905A/ja
Publication of JPH04248905A publication Critical patent/JPH04248905A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Sowing (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農薬、肥料、種子等の栽
培用物品を保持させた溶解性シートを切断して土中に蒔
き付ける栽培用シート片蒔付機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農作物の連作障害を防止する強力
な殺虫、殺菌剤としてクロルピクリンを使用している。 このクロルピクリンは土壌燻蒸剤であり、通常注入器を
用いて液状のクロルピクリンを直接土中に注入する。従
って、畑の全域に施す場合には当然注入作業を繰り返し
て、多数箇所に注入しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クロル
ピクリンには強い催涙、窒息作用がある。このため、作
業者は作業中に蒸発してくるクロルピクリンの催涙性、
窒息性のガスを吸入し易く、吸入すると注入作業を円滑
に進められなくなる。当然、健康上にも害がある。しか
も、手作業による注入では畑に均等にクロルピクリンを
施し難い。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、種々の栽培用物品を保持させた
溶解性の帯状シートを用いることにより、作業者に危険
を与えることなく、蒔き付け作業の能率を大幅に上げ、
しかも必要な箇所に正確に蒔き付けが行えて、栽培用物
品の無駄な消費のない栽培用シート片蒔付機を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この栽培用シート片蒔付機には栽培用シート44を
切断する機構と共に、さく切り用培土器22と覆土器2
4を備え付ける。そして、栽培用シート44として、栽
培用物品50を長手方向に沿って順次並べて保持させた
溶解性の帯状シート48を用い、その栽培用シート44
の切断機構を栽培用シートロール46を支持するドラム
26と、そのロールドラム26から栽培用シート44を
送り出すローラ28と、その送出ローラ28に栽培用シ
ート44を保持させる送出ガード30と、その栽培用シ
ート44を所定の長さに切断するカッター32とから構
成する。
【0006】
【作用】上記のように構成し、ロールドラム26から栽
培用シート44の一端部を送出ローラ28と送出ガード
30の共同作用により順次送り出す。その際、送出ロー
ラ28の一部に栽培用シート44を巻き付け、そのシー
ト上を送出ガード30で押え付ける。そして、送り出さ
れる栽培用シート44をカッター32で所定の長さに順
次切断する。すると、送出ローラ28の回転と共に、栽
培用物品50を保持したシート片が順次落下する。そこ
で、蒔付機の移動と共に、培土器22で掘り起こしたさ
く中に栽培用シート片を落し、その上に覆土器で土を被
せる。このようにして、土中に所定の間隔を保って栽培
用物品50を埋め込む。なお、時間が経過すると、徐々
に栽培用シート片のシート部分は土中の水分や微生物に
よって溶分解される。
【0007】
【実施例】図1は本発明を適用した牽引式のクロルピク
リン錠剤用シート片蒔付機を示す斜視図である。図中、
10は蒔付機の骨組を形成するフレーム本体、12はそ
の正面に設置した動力牽引車との連結棒、14はその後
半部分に設置した補助フレームである。このフレーム本
体10は前後に伸びた細長い箱状体であり、16(16
a,16b)はその細長い左右側面板である。そして、
フレーム本体10の中央には左右に接地輪18(18a
,18b)を設置する(図9参照)。又、補助フレーム
14は上下に伸びたカバー状の枠体であり、20(20
a,20b)はその五角形状の左右側面板である。
【0008】このように接地輪18を設置したフレーム
10、14に対し、クロルピクリン錠剤用シート片を2
条蒔きする機構を備え付けると、蒔付機をほぼ左右対称
構造にできる。そこで、フレーム本体10の後寄りに、
左右に並べてクロルピクリン用錠剤用シートの切断機構
を備え付け、それ等の下方にさく切り用の培土器22(
22a,22b)をそれぞれ設置する。しかし、掘り起
こした土を戻す覆土器24は補助フレーム14の後面に
1個だけ設置して兼用する。
【0009】これ等のシート切断機構は主にクロルピク
リン錠剤用シートを巻き付けたロールを支持するドラム
26と、そのロールドラム26からシートを送り出すロ
ーラ28(28a,28b)と、その送出ローラ28に
シートを保持させる送出ガード30(30a,30b)
と、そのシートを所定の長さに切断するカッター32(
32a,32b)とからなる(図9参照)。但し、送出
ガード30aに相当するものは図示なし。なお、ロール
ドラム26は軸34を有する左右の支持円板36(36
a,36b)からなり、その軸は補助フレーム14の上
部で支えられている。
【0010】ロールドラム26の各支持円板36には、
図2に示すようなクロルピクリン錠剤用シートリール3
8をそれぞれ取り付ける。このシートリール38は巻芯
40と挟持円板42(42a,42b)とを組み合せ、
その巻芯40にクロルピクリン錠剤用シート44を多数
回巻き付けてロール46を形成したものである。なお、
クロルピクリン錠剤用シート44として、図3に示すよ
うな接着した2枚の溶解性の帯状シート48(48a,
48b)の間に、それらの長手方向に沿ってクロルピク
リン錠剤50(50a,50b,50c…)を等間隔に
順次並べて収納したものを用いる。
【0011】このため、図4、5に示すように送出ロー
ラ28の外周面52には、シート44に配置した錠剤5
0の間隔とその突出した外形に合わせた円形の錠剤受け
凹所54(54a……54f)をそれぞれ形成する。な
お、56は回転軸である。そして、カッター32にも図
6、7、8に示すような錠剤50の突出した外形に一部
だけ合わせた半円を有する錠剤掛け凹所58(58a,
58b)を前、後部の対称位置にそれぞれ設ける。なお
、60は回転軸、62はカッター32の本体を回転軸6
0に固着するねじである。
【0012】図9はクロルピクリン錠剤用シートリール
を装着した蒔付機の動力伝達機構を主に示す背面図、図
10はその右側面図である。畑にクロルピクリン錠剤を
蒔き付ける場合、動力牽引車のヒッチに連結棒12を取
り付けて蒔付機を連結する。そして、先ず、ロールドラ
ム26の左右の支持円板36にシートリール38(38
a,38b)をそれぞれ取り付ける。その際、各シート
リール38の巻芯穴64にロールドラム軸34の一端部
をそれぞれ嵌めて、抜け止め66(66a,66b)を
施す。次に、ロールドラム26のシートリール38毎に
、シート44の一端部をガイド板68に沿って引き出し
、送出ローラ28の外周面の一部に巻き付け、突出した
錠剤50の片側部分を送出ローラ28の対応する凹所5
4にそれぞれ嵌める。次に、送出ローラ28からシート
44が外れないようにするため、そのシート上を送出ガ
ード30で押え付ける。なお、送出ガード30に備え付
けた2本の棒70(70a,70b)の内、上の棒70
aは位置決め用で抜き差し自在にし、下の棒70bは回
転の軸にする。
【0013】そこで、動力牽引車を動かすと、蒔付機が
牽引される。すると、接地輪18はその外周面に植設し
てある多数の羽根72が順次地面に食い込むので、回転
を始める。これ等の回転力は軸74に設けたスプロケッ
ト76からチェーン78を経て、カッター32の軸60
に設けたスプロケット80へと伝わり、カッター32を
回転させる。更に、カッター32の軸60に設けたギヤ
82からギヤ結合によって、送出ローラ28の軸56に
設けたギヤ84へと伝わり、送出ローラ28を回転させ
る。
【0014】送出ローラ28の回転に伴って、送り出さ
れてくる錠剤用シート44をカッター32で所定の長さ
に順次切断して行く。なお、シート44には所定の間隔
でミシン目を施してあるため、カッター32の凹所58
に突出した錠剤50の他の片側部分を入れて回転させ、
錠剤部分を強く引くと、ミシン目の位置で容易に切断で
きる。
【0015】このようにして、蒔付機の移動と共に、培
土器22で掘り起こしたさく中に、クロルピクリン錠剤
50を1個保持したシート片を順次落し、その上に覆土
器24で土を被せて行く。すると、所定の間隔を保って
土中にクロルピクリン錠剤を埋め込むことができる。そ
の際、左右のカッター32で切断時期を異ならせると、
2条の千鳥蒔きが行える。畑の端に達するなどしてシー
ト44の送り出しを一時停止する場合には、送出ローラ
28のギヤ84をカッター32のギヤ82から外し、接
地輪18の回転力が送出ローラ28に伝動しないように
する。蒔き付けたクロルピクリン錠剤用シート片は時間
が経過すると、そのシート部分は徐々に土中の水分や微
生物によって溶分解される。従って、作業中にクロルピ
クリン錠剤が蒸発することがない。
【0016】なお、上記実施例では栽培用シートとして
、クロルピクリン錠剤を収納した溶解性の帯状シートを
用いたが、肥料や種子をシートの表面に付着し、或いは
内部に収納して保持させた溶解性の帯状シートを用いる
こともできる。
【0017】又、上記実施例では送出ローラに凹所を設
け、そこに錠剤を嵌めることによってシートの送り出し
を行ったが、シートの両縁に沿ってそれぞれ多数の穴を
等間隔に配設し、送出ロール側の両縁にも円周に沿って
それぞれ対応する嵌合突起を等間隔に配設してシートの
送り出しを行ってもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、栽培用シ
ートとして、栽培用物品を長手方向に沿って順次並べて
保持させた溶解性の帯状シートを用いるため、栽培用物
品の種類に応じてシートの表面に付着させ、或いは内部
に収納して使用できる。従って、農薬等を蒔き付ける場
合もシート内に収納して用いると、作業者に危険がない
。そして、その栽培用シートの切断機構と共に、うね切
り用の培土器と覆土器を備えることにより、蒔付機の移
動と共に、そのシートを栽培用物品を保持したシート片
に切断して、土中に等間隔に巻き付けることができる。 従って、蒔き付け作業の能率を大幅に上げ、しかも必要
な箇所に正確に蒔き付けが行えて、栽培用物品を有効利
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した牽引式クロルピクリン錠剤用
シート片蒔付機を示す斜視図である。
【図2】同蒔付機に用いるクロルピクリン錠剤用シート
リールの正面図である。
【図3】同錠剤用シートの縦断面図である。
【図4】同蒔付機に備える送出ロールの正面図である。
【図5】図4のX−X断面図である。
【図6】同蒔付機に備えるカッターの正面図である。
【図7】同カッターの右側面図である。
【図8】同カッターの平面図である。
【図9】同錠剤用シートリールを装着した蒔付機の動力
伝達機構を主に示す背面図である。
【図10】同蒔付機の動力伝達機構を主に示す右側面図
である。
【符号の説明】
10…フレーム本体  12…連結棒  14…補助フ
レーム  18…接地輪  22…培土器  24覆土
器  26…ロールドラム  28…送出ローラ  3
0…送出ガード  32…カッター  34、56、6
0、74…軸  38…錠剤用シートリール  46…
ロール  48…帯状シート  50…錠剤  54…
錠剤受け凹所  58…錠剤掛け凹所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  栽培用シートを切断する機構と共に、
    さく切り用培土器と覆土器を備えた栽培用シート片蒔付
    機において、上記栽培用シートとして、栽培用物品を長
    手方向に沿って順次並べて保持させた溶解性の帯状シー
    トを用い、その栽培用シートの切断機構を栽培用シート
    ロールを支持するドラムと、そのロールドラムから栽培
    用シートを送り出すローラと、その送出ローラに栽培用
    シートを保持させる送出ガードと、その栽培用シートを
    所定の長さに切断するカッターとから構成することを特
    徴とする栽培用シート片蒔付機。
JP3375191A 1991-02-01 1991-02-01 栽培用シート片蒔付機 Pending JPH04248905A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3375191A JPH04248905A (ja) 1991-02-01 1991-02-01 栽培用シート片蒔付機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3375191A JPH04248905A (ja) 1991-02-01 1991-02-01 栽培用シート片蒔付機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04248905A true JPH04248905A (ja) 1992-09-04

Family

ID=12395131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3375191A Pending JPH04248905A (ja) 1991-02-01 1991-02-01 栽培用シート片蒔付機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04248905A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002238313A (ja) * 2001-02-19 2002-08-27 Nippon Plant Shiidaa Kk 水稲用シードテープ敷設装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138063A (ja) * 1983-01-26 1984-08-08 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 鉛蓄電池

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138063A (ja) * 1983-01-26 1984-08-08 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 鉛蓄電池

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002238313A (ja) * 2001-02-19 2002-08-27 Nippon Plant Shiidaa Kk 水稲用シードテープ敷設装置
JP4632556B2 (ja) * 2001-02-19 2011-02-16 日本プラントシーダー株式会社 水稲用シードテープ敷設装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3742877A (en) Planter apparatus
US4092936A (en) Method and apparatus for seed tape planting
KR101875618B1 (ko) 볏짚분말 살포, 액비 분사 및 멀칭필름 피복 다기능 직파장치
KR101963194B1 (ko) 조파식 마늘 파종기
US5165351A (en) Apparatus and method for planting seeds, fertilizing and applying chemicals using biodegradable applicator tape
KR100913067B1 (ko) 최소경운 직파기
US3468267A (en) Mulching and seeding apparatus
KR102002856B1 (ko) 필름원료 공급롤과 와인딩롤 사이에 절단장치가 부착된 컷팅롤을 갖는 합성수지 필름 가공장치
US3408823A (en) Seed tape planting machine
US3204589A (en) Mulching and seeding apparatus
US3817042A (en) Seed planting implement
JPH04248905A (ja) 栽培用シート片蒔付機
JP2002272208A (ja) 播種機
JP2018027055A (ja) 播種方法及び播種装置
RU2379872C1 (ru) Лента для посева семян и комбинированный агрегат для высева посадочного материала в ленте
JP2009291125A (ja) マルチシートの敷設作業機
US4436039A (en) Rolling drum tree planter
KR20190134889A (ko) 물사용과 온실가스 배출을 억제하는 작물재배가 가능한 씨앗필름 제조장치 및 제조방법
JP2652529B2 (ja) 根茎条植方法とその装置
KR102092808B1 (ko) 직파기
JPH05276804A (ja) 同時に施肥を行う種紐播種方法およびその装置
FR2318567A1 (fr) Machine automatique a repiquer ou a planter des vegetaux
JP5349845B2 (ja) マルチシートの敷設方法
KR101424785B1 (ko) 씨앗을 매입한 직파용 멀칭지 제조장치
JP3704753B2 (ja) マルチフィルム敷設機