JPH04248217A - 高電圧回路遮断器のばねエネルギー蓄積作動装置 - Google Patents

高電圧回路遮断器のばねエネルギー蓄積作動装置

Info

Publication number
JPH04248217A
JPH04248217A JP16379091A JP16379091A JPH04248217A JP H04248217 A JPH04248217 A JP H04248217A JP 16379091 A JP16379091 A JP 16379091A JP 16379091 A JP16379091 A JP 16379091A JP H04248217 A JPH04248217 A JP H04248217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
energy storage
spring energy
gear
voltage circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16379091A
Other languages
English (en)
Inventor
Max Kuhn
マックス クーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Switzerland GmbH
Original Assignee
Sprecher Energie AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sprecher Energie AG filed Critical Sprecher Energie AG
Publication of JPH04248217A publication Critical patent/JPH04248217A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/22Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
    • H01H3/30Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using spring motor
    • H01H3/3005Charging means
    • H01H3/301Charging means using a fluid actuator

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体駆動要素を有する
負荷装置(212) により力を蓄えるばねエネルギー
蓄積手段と流体圧力アキュムレータを連結する弁制御手
段を含み、高電圧回路遮断器のオンオフを直ちに切換え
るばねエネルギー蓄積作動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述のようなばねエネルギー蓄積作動装
置は、例えば「SPRECHER ENERGIE  
REVUE」No.1/86 の4頁及び5頁に記載さ
れているように、電動モータ又は手動の手段により荷重
可能なばねエネルギー蓄積手段を有する。上記ばねエネ
ルギー蓄積手段内には高電圧回路遮断器のスイッチをオ
ンするエネルギーと同時にスイッチをオフするためのば
ね力を負荷するエネルギーとが蓄積され得る。
【0003】上記高電圧スイッチがオン状態で、ばねエ
ネルギー蓄積手段及びスイッチオフ用のばねアキュムレ
ータに負荷がかかるとスイッチオフされ、高電圧回路遮
断器のスイッチはばねエネルギー蓄積手段に再度エネル
ギーを補充することなく開閉する。供給を確実にするた
め高電圧回路遮断器は駆動用フィードネットワークが故
障の際もしばしば上記のようなスイッチ作動を回数多く
行う必要がある。
【0004】この問題を解決するため、ヨーロッパ特許
第0,320,614号又は対応米国特許第4,968
,861号では制御弁を介して局部流体圧力アキュムレ
ータに連結される回転流体モータでばねエネルギー蓄積
手段を荷重する負荷装置が提案されており、このアキュ
ムレータは少なくとももう一度ばねエネルギー蓄積手段
を荷重するに十分なエネルギーを蓄積する。
【0005】この公知のばねエネルギー蓄積作動装置が
−40℃又は−50℃の低温下においてさえも作動する
ことを確保するために、非常に濃度の薄い油圧用オイル
が流体モータ操作用に使用されねばならない。この薄い
油圧用オイルは、約40℃というあり得る大気温度下で
は目立った効率の低下という結果をもたらす。つまり、
ばねエネルギー蓄積作動装置の確実な機能が危険にさら
されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に鑑み
て、本発明の目的は上記先行技術に由来し、前段に記述
された如く、約−40℃から+40℃までの広い範囲の
温度下でも確実に機能するエネルギー蓄積作動装置を得
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は流体駆動要素を有する負荷装置(212) 
により力を蓄えるとともにその力で高電圧回路遮断器の
オンオフを直ちに切換えるばねエネルギー蓄積手段と、
前記流体駆動要素を前記ばねエネルギー蓄積手段の蓄え
られた力に少なくとも相当する蓄積力を満たす流体圧力
アキュムレータ(258) を連結する弁制御手段を含
み、前記流体駆動要素がばねエネルギー蓄積手段に力を
蓄えるために単一の作動ストロークを行うシリンダピス
トン装置(214) を有することを特徴とする。
【0008】本発明によるばねエネルギー蓄積作動装置
の好ましい実施例は他の請求項に明記されている。
【0009】
【作用】本発明の構成によれば、負荷装置212 によ
って負荷をかけられたラセン状ばね216 に蓄積され
たエネルギにより、一度にスイッチを入れることができ
、かつ一度にスイッチを切ることができる。圧力アキュ
ムレータ258 に蓄積されたエネルギは十分大きく少
なくとも一度でラセン状ばねにエネルギを満たすことが
できる。ピストンロッド242 の矢印A方向の作動ス
トロークの動きは、ギヤセグメント236 を介して、
このギヤセグメント236 に噛み合わされたギヤ23
2 の360 度の回転に変換される。それによって、
ラセン状ばね216 は負荷レバー230を介して負荷
をかけられる。三方弁256 が切り換えられると、シ
リンダピストン装置214 は低圧貯留室266 に油
圧連結され、その結果、ギヤセグメント236 は復帰
ばね250 の力によって逆に旋回される。そして、シ
リンダピストン装置214 は非作動位置に復帰する。 旋回ばね216 の負荷の解放はバックストップ232
 により防止される。負荷レバー230 とギヤ232
 との連結はフリーホイールによって無効化される。シ
リンダピストン装置214 は、低粘性の油液によって
作動することができ、これによって、広範囲の温度内に
おいて信頼性のある作動を行うことができる。
【0010】
【実施例】本発明及びその特殊な作動形態を図1に示し
た好適な実施例により詳細に説明する。図1は、1動作
でばねエネルギー蓄積手段を負荷するシリンダピストン
装置を備える本発明に係るばねエネルギー蓄積作動装置
を正しく模式的に示している。
【0011】ばねエネルギー蓄積作動装置210 は、
矢印方向Aに向う行程中にばねエネルギー蓄積手段を負
荷するためのシリンダピストン装置214を備えた負荷
装置212 を有しており、このばねエネルギー蓄積手
段はラセン状ばね216 によって形成されている。負
荷動作中に上記ラセン状ばね216 に供給されたエネ
ルギーは、高電圧回路遮断器218 (図式的にのみ呈
示)のスイッチをオンし、可動スイッチ接点に連結され
たスイッチオフ用ばね222 を荷重するに十分なエネ
ルギーである。
【0012】上記ラセン状ばね216 の内端はその回
転軸線 224′が破線によって示される。また、その
外端はばね枠228 の突出部226 に連結されてい
るばね軸224 に取り付けられている。上記ばね枠2
28 は図示されてはいないが公知の自由に回転し得る
状態でばね軸224 上に位置し、同様に図示されては
いないがばねエネルギー蓄積作動装置210 のフレー
ムに回転し得る状態で取り付けられている。
【0013】さらに、上記ラセン状ばね216 に対し
てばね枠228 の反対側に駆動ギア234 の負荷レ
バー230 及び駆動ギア234 の歯車232 がば
ね軸224 上に自由に回転できる状態で位置している
【0014】上記負荷レバー230 の自由端 230
′は45°に曲げられ、ばね枠228 の突出部226
 に連結される。すなわち上記ラセン状ばねの外端に、
例えばネジ接続の手段によって、連結される。上記歯車
232 は、ラセン状ばね216 に負荷するためのB
方向の回転と反対方向に歯車232 が回転中に機能す
るフリーホイール(図示してないが一般に公知の)経由
で負荷レバー230 に連結されている。上記歯車23
2 は回転方向Bに回転する際に、ばね枠228 が矢
印B’方向に回転するように同歯車沿いに負荷レバー2
30 及びばね枠228 を備えている。
【0015】回転軸線 224′に平行に走りかつフレ
ーム(図示しない)に回転自在に固定された取付軸23
8 上に配されているギアセグメント236 がギア2
32 と噛合している。ギアセグメント236 の側面
と一体に形成されたクランク240 が設けられ、その
自由端領域は二又形状になっているがそこでシリンダピ
ストン装置214 のピストン棒242 が係合し、そ
のピストン棒242 はピボットピン244 によって
クランク240 に軸承連結されている。
【0016】シリンダピストン装置214 のシリンダ
ー246 は同様に軸 224′と平行になっているが
支点ピン248 により、ばねエネルギー蓄積作動装置
210 のフレーム(図示しない)上に軸承支持されて
いるので、シリンダピストン装置214 は矢印A方向
に進退移動をするとき、結果的に回転するクランク24
0 によって支点ピン248 の回りに回るシリンダピ
ストン装置214 に追従することができる。
【0017】更に、復帰ばね250 が取付軸238 
の周りに巻き付いており、その一端がクランク240 
に、他端がフレーム(図示しない)の固定ピン252 
上に支持されている。シリンダピストン装置214 は
作動ストロークA方向にのみ働くように設計されている
ので、矢印方向Aへの作動ストロークが終了すると復帰
ばね250 がピストン棒242 、クランク240 
及びギアセグメント236 が図面上実線で示すように
不作動位置に戻ることを保証する。
【0018】シリンダピストン装置214 の作動スト
ロークが起ると、ギアセグメント236 とクランク2
40 が矢印C方向へ旋回して不作動位置を脱し実線で
示した作動位置へと入る。この工程において、取付軸2
38 の周りに回る回転角度は約120 度であり、こ
れは大きくも小さくも選択できる。駆動ギア234 の
伝達比はシリンダピストン装置214 の作動ストロー
クが行われているとき、ギア232 が 360度回転
される程度である。
【0019】単一作動シリンダピストン装置214 は
配管254 によって三方向弁256 に連結されてお
り、この三方向弁は作動ストロークを行うのにシリンダ
ピストン装置214 を圧力アキュムレータ258 に
連結させ、他方において前記シリンダピストン装置を作
動ストローク終了後に低圧部260 へ連結させる。こ
の目的のために、三方向弁256 は高圧側配管262
 を介して圧力アキュムレータ258 に連結され、低
圧側配管264 を介して低圧貯留室266 へと連結
される。
【0020】モータ268 で駆動される油圧ポンプ2
70 は低圧貯留室266 と圧力アキュムレータ25
8 の間に設けられる油液、例えば油圧用オイルを低圧
貯留室266 から揚げ一般的に知られている圧力アキ
ュムレータ258 へと流す。この装置において逆止弁
272 が高圧により油液が油圧ポンプ270 と低圧
貯留室266 へ逆流するのを防ぐ。圧力アキュムレー
タ258 内に余分の圧力が発生しないように圧力アキ
ュムレータ258 はリリーフ弁274 に連結され、
リリーフ弁274 は圧力が高くなりすぎたときに油液
を低圧力貯留室に戻し圧力アキュムレータ258 内の
圧力を好ましい値に降下させる。同様に、圧力アキュム
レータ258 に圧力リレー276 が油圧連結されて
おり、該リレーの接点278 は圧力アキュムレータ2
58 内圧力が下限値以下に下ったときに閉じ、上限値
に至ったときに開くようになっている。この圧力リレー
276 はスイッチ282 の励磁コイル280 を励
磁してそれによってモータ268 のスイッチの開閉を
行う。
【0021】スイッチを入れるラッチレバー284 は
スイッチオン用ラッチ286 に取外しできるように支
持されている。電気作動するスイッチオン磁石装置28
8 の手段によってスイッチオン用ラッチ286 は図
示するように支持位置から開離位置に右回りするように
軸承されている。 更に、カム板290 がばね軸224 上に設けられて
軸回転中固定されるようになっている。カム板290 
の半径方向接触面292 がローラレバー軸296 に
固定連結されたローラレバー298 上に自由回転する
ように取付けられているローラ294 と接する。ロー
ラレバー軸296 は同様にばねエネルギー蓄積作動装
置210 のフレーム(図示しない)上に回転するよう
に設けられ、その軸線 296′はばね軸224 の回
転軸線 224′と平行になっている。カム板290 
は、矢印D方向に 360度回転したときにローラレバ
ー298 が図中実線で示すスイッチオン位置から点線
で示すスイッチオフ位置へ左回りに回転するように旋回
する。接触面292 は 360度を少し欠ける程度に
設けられており、ローラレバー軸296 と298 及
びローラ294 がカム板290 の端部300 を過
ぎてローラ294 がカム板290 に接触することな
くスイッチオン位置へと回転できるようになっている。
【0022】回転中ローラレバー軸296 上のローラ
レバー298 からの一方側に固定されたスイッチオン
用ラッチレバー302 及び他方側に固定されたトラン
スミッションレバー304 が設けられている。ラッチ
レバー302 はスイッチオン位置に実線及び符号0で
示されている。ローラレバー298 はスイッチオフ位
置 298′に移動されるし、ラッチレバー302 も
同じように点線、符号Iで示すスイッチオフ位置へと旋
回される。スイッチオフ位置Iにおいて、ラッチレバー
302 はスイッチオン磁石装置308 が電気的に作
動されて図示した位置から開離位置へ回転できるスイッ
チオン用ラッチレバー306 上に離れ得るように支持
されている。トランスミッションレバー304 は高電
圧回路遮断器218 の可動接点220 とトランスミ
ッション装置310 (模式的に示す)を介してスイッ
チオン用ばね222 へと連結されている。
【0023】ラセン状ばね216 の負荷時の機能とし
て三方向弁256を制御する制御部材は制御軸314 
を有し、この制御軸 314は3つの単一アームレバー
316,318,320 が配置されている軸 224
に平行に設けられている。レバー 316は破線で示す
連結部 322を介して三方向弁 256に作用する。 制御部材 312の位置は実線で示され、三方向弁 2
56はシリンダピストン装置 214に連結するように
切換えられる。破線で示されかつ45°反時計方向に旋
回した制御部材 312の位置では、三方向弁 256
は圧力アキュムレータ258 がシリンダピストン装置
 214に油圧連結するように切換えられる。
【0024】図 1で示す位置ではレバー 318の自
由端が半径方向におけるばね軸224 から外方に突出
する舌部 324を押え付ける。ばね軸224 が矢印
D方向に示す位置に回転するとレバー 318は破線で
示す位置に旋回する。これは三方向弁 256の切換え
による。レバー 320は、破線で示す位置ではばね枠
228 に配置したピン326の通路内を旋回する。こ
のピン 326が矢印B’方向にばね枠228の回転中
レバー 320上を走るならば、このレバー 320は
実線に示す位置へと反対方向に旋回する。これは三方向
弁 256が図1に示す位置に切換えることによる。
【0025】さらに連結部 322を介して制御部材 
312は概略的に示した補助スイッチ328 を作動さ
せ、制御部材 312の位置およびラセン状ばね216
 荷重状態を例えば中央スイッチステーションに合図し
、ばねエネルギー蓄積作動装置210 を監視する。補
助スイッチは、機械的に作動する三方向弁256の代わ
りにまた電気的に作動する三方向弁で作動させても良い
【0026】歯付きリム228’はばね枠 228の外
周上に一体に形成されており、ギア330 を介してば
ね枠228 をフレーム上に支えられた公知のバックス
トップ332 (概略図示されている)に連結する。こ
のバックストップ332 はばね枠 228が矢印B’
方向対して回転するのを禁止する。手動クランク334
 はラセン状ばね216 が手動による負荷を受けた場
合にギア330 の軸330’に連結されるようになっ
ている。
【0027】ばねエネルギー蓄積作動装置210 の機
能は以下に示すとおりである。
【0028】図1に示す状態では高電圧回路遮断器はス
イッチオフされており、スイッチオフ用ばね222 は
負荷されず、またラセン状ばね 216は負荷を受けて
いる。ラセン状ばね 216の非荷重は、ギア 330
を介してバックストップ 332上のばね枠228 の
支持によりまたスイッチオン用ラッチレバー 284に
よってスイッチオン用ラッチ286 上のばね軸 22
4の支持により禁止されている。
【0029】高電圧回路遮断器218 が今スイッチオ
ンされると、磁石装置288 が励磁され、その結果ス
イッチオン用ラッチ286 はレバー 284を解放す
る。ばね軸 224が矢印D方向に負荷されたラセン状
ばね216 の作用下で回転し始めると、その結果ロー
ラ294 はカム板290 の接触面292 に重みが
加わり、カム板の回転中にローラレバー298 とロー
ラレバー軸 296はスイッチオン位置Iに約60°旋
回する。
【0030】高電圧回路遮断器218 はスイッチオン
し、同時にスイッチオフばね222 がローラレバー軸
 296の旋回により負荷を受ける。スイッチオン位置
Iに到達するとスイッチオフ用ラッチレバー 302は
ラッチ 306にラッチされ、高電圧回路遮断器218
 は、カム板290 の接触面292 がローラ294
 から外れるときでさえもスイッチオンを維持する。 
360°の回転の後、ラッチレバー 284は再びラッ
チ286 に重みを加え、その結果カム板 290は慣
性またはラセンばね216 の残留する前負荷の何れか
があったとしてもさらに回転することができない。
【0031】上述したように高電圧回路遮断器218 
をスイッチオンするためのラッチレバー284の解放後
、レバー 318は、舌部 324によって破線で示さ
れた位置に枢着されており、そのため結果三方向弁25
6 が切換えられるようになっている。
【0032】シリンダピストン装置 214はそれゆえ
圧力アキュムレータ258 に油圧連結されている。油
液の圧力下ではピストン棒242 は矢印A方向に作動
ストロークを実行し、その結果ギアセグメント236 
の旋回は破線に示す位置となる。この旋回動作中にギア
 232は矢印方向に 360°回転する。矢印B方向
に動かないフリーホイールを介してこの回転運動は負荷
レバー 230に伝達され、ばね枠 228が矢印B’
方向に回転する間にラセン状ばね216 は1回転する
負荷を受ける。この回転の終わりの方では、ばね枠 2
28に固定されたピン 326はレバー 320上を走
り、その結果レバー 320は破線に示す位置から実線
に示す位置に旋回する。さらに三方向弁 256は図1
に示す位置に変わる。
【0033】シリンダピストン装置 214は配管 2
54と低圧力側配管264 を介して低圧力貯留室26
6 に連結される。復帰ばね250 のばね力の作用で
ギアセグメント 236とともにクランク 240は破
線で示す位置から実線で示す不作動位置に戻るように旋
回する。そしてピストン棒 242は矢印A方向に対し
て下方に移動する。今作動中のバックストップ332 
はばね枠 228が矢印B’方向に移動するのを妨げる
。また、ギア232 は矢印B方向に作動するフリーホ
イールによって負荷レバー 230から外れる。
【0034】高電圧回路遮断器218 を切るには、ス
イッチオフ磁石装置308 が励磁され、それにより、
スイッチオフ用ラッチ306 がラッチレバー302 
を解放することによりなされる。スイッチオフ用ばね2
22 の力によって、高電圧回路遮断器218 が開放
され、ローラレバー軸296 はローラレバー298 
及びラッチレバー302 と共に、図面において、Oで
示され、かつ実線で表された位置に逆に旋回される。ば
ねエネルギー蓄積作動装置210 と高電圧回路遮断器
218 は図に示された最初の位置に再度戻る。 ラセン状ばね216 に負荷をかけるのに要する時間は
通常数秒であるのに対し、高電圧回路遮断器218 は
1秒の何分の一以内でスイッチが入れられ、そして、高
電圧回路遮断器218 を切るのに要する時間は約0.
05秒である。
【0035】ラセン状ばね216 に負荷が与えられ、
高電圧回路遮断器218 がスイッチを入れられた時、
この回路遮断器がスイッチオフばね222 に蓄えられ
たエネルギによってスイッチを切ることが可能であるこ
と、ラセン状ばね216 によって再度スイッチを入れ
られ、更に又、スイッチを切ることは注目すべきことで
ある。中央から離れて圧力アキュムレータ258 が設
けられているので、ばねエネルギー蓄積作動装置に対す
る電気の供給が不足したとしても、ラセン状ばね216
 は再度直ちに負荷をかけられ、これにより、高電圧回
路遮断器218 は再度スイッチを入れられ、かつスイ
ッチを切られることができる。 圧力アキュムレータ258 に蓄えられるエネルギは大
きい方が望ましく、そのためラセン状ばね216 は繰
り返し負荷をかけられることが可能である。
【0036】圧力アキュムレータ258 の圧力が、圧
力リレーに設定された低圧力値以下に落ちると、スイッ
チ接点278 が閉じられる。このため励磁コイル28
0 が活動しスイッチ282 が閉じられる。その結果
、電動モータ268 が油圧ポンプ270 を、圧力ア
キュムレータ258 の圧力が、圧力リレー276 で
設定された高圧力値になるまで駆動する。この圧力に達
するとスイッチ接点はすぐに再び開放され、その結果、
スイッチ278 が開き、電動モータ268 が停止さ
れる。油圧ポンプ270 が停止された時、逆止弁27
2 が、圧力アキュムレータ258 の圧力が低圧貯留
室266 にながれるのを防止する。もし何らかの理由
によって、高圧配管262 の圧力が非常に高くなった
時、例えば圧力リレー276 の不具合の結果電動モー
タ268 が停止した場合、圧力リリーフ弁274 が
過圧力による損傷を避けるために反応する。油圧システ
ムは次のように設計されている。即ち、圧力アキュムレ
ータ258 の圧力が、圧力リレー276 が反応して
も電流供給ネットワークの故障によって、油圧ポンプの
低圧貯留室から圧力アキュムレータへのポンプ作用が阻
害されるような程度まで落ちた時、ラセン状ばね216
 自身が再度負荷を与えられる。
【0037】シリンダピストン装置214 の効率は事
実上油液の粘度とは無関係なので、負荷装置212 は
、非常に高いか又は非常に低いかの、両方の温度でもば
ねエネルギー蓄積作動装置210 の働きを信頼性のあ
るものとするため低粘度の流体で作動することができる
。ラセン状ばね216 はシリンダピストン装置214
 の1行程により負荷をかけられるので油圧回路の更な
る損失は避けることができる。
【0038】調整及び保守を目的とするか、又はもし、
何らかの理由により、油圧システムに不具合を生じた場
合、手動クランク334 を使用して手動によりラセン
状ばね216 に負荷をかけることができる。
【0039】高電圧回路遮断器は、ばねエネルギー蓄積
作動装置210 により単極又は多極で作動される。勿
論、1行程のシリンダピストン装置214によってラセ
ン状ばね216 に負荷を加える伝動装置を前記とは異
なるように設計することも可能である。又、本発明の負
荷装置による異なったばねエネルギー蓄積作動装置を備
えることも考えられる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、流体駆動要素による単一の作
動ストロークを行うシリンダピストン装置により負荷装
置にばねエネルギーを蓄積するとともに、このエネルギ
ーに相当する力を流体圧力アキュムレータに供給するの
で、再度エネルギーを補充することなく高電圧回路遮断
器のスイッチの開閉を行うことができ、しかもシリンダ
ピストン装置は低粘性の油液によって作動可能であるた
め、広い温度範囲で使用でき、装置の作動を信頼性のあ
るものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例を説明する構成模式図であ
る。
【符号の説明】
210     ばねエネルギー蓄積作動装置212 
    負荷装置 214     シリンダピストン装置216    
 ラセン状ばね 218     高電圧回路遮断器 222     スイッチオフばね 228     ばね枠 230     負荷レバー 236     ギアセグメント 256     三方向弁 258     圧力アキュムレータ 268     電動モータ 270     油圧ポンプ 284     ラッチレバー 312     制御部材 316,318,320   アームレバー334  
   クランク

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  流体駆動要素を有する負荷装置(21
    2) により力を蓄えるとともにその力で高電圧回路遮
    断器のオンオフを直ちに切換えるばねエネルギー蓄積手
    段と、前記流体駆動要素を前記ばねエネルギー蓄積手段
    の蓄えられた力に少なくとも相当する蓄積エネルギーを
    満たす流体圧力アキュムレータ(258) を連結する
    弁制御手段を含み、前記流体駆動要素がばねエネルギー
    蓄積手段に力を蓄えるために単一の作動ストロークを行
    うシリンダピストン装置(214) を有することを特
    徴とする高電圧回路遮断器のばねエネルギー蓄積作動装
    置。
  2. 【請求項2】  単一作動のシリンダピストン装置(2
    14) は、復帰要素(250) によって作動ストロ
    ークの方向(A) に対して不作動位置に移動されるよ
    うに設けられている請求項1のばねエネルギー蓄積作動
    装置。
  3. 【請求項3】  弁制御手段は、ばねエネルギー蓄積手
    段に力を蓄えて流体圧力アキュムレータをシリンダピス
    トン装置(214) に連結し、さらにシリンダピスト
    ン装置(214) をリセットする低圧力部(260)
     に連結するため、三方向弁(256) を備えている
    請求項2のばねエネルギー蓄積作動装置。
  4. 【請求項4】  ばねエネルギー蓄積手段はラセン状ば
    ね(216) を有し、該ばねの一端が回転可能かつ固
    定可能な軸(224) に連結されるとともに高電圧回
    路遮断器(218) の可動スイッチ接点(220) 
    に作動を生じさせ、さらに前記ばねの他端が前記軸(2
    24) と同軸に取り付けられ、かつ前記ラセン状ばね
    (216) を押圧するためシリンダピストン装置(2
    14) によって旋回しうる作動レバー(230) に
    連結されている請求項1のばねエネルギー蓄積作動装置
  5. 【請求項5】  作動レバー(230) はギア駆動部
    (234) を介してシリンダピストン装置(214)
     に連結されている請求項4のばねエネルギー蓄積作動
    装置。
  6. 【請求項6】  ラセン状ばね(216) を押圧する
    ための回転方向(B) に対して有効なフリーホイール
    が作動レバー(230) とシリンダピストン装置(2
    14) との間に設けられている請求項5のばねエネル
    ギー蓄積作動装置。
  7. 【請求項7】  ギア駆動部(234) はフリーホイ
    ールを介して作動レバー(230) 連結されているギ
    ア(232) を備え、かつ前記軸(224) に平行
    な軸線上に取り付けられるとともにシリンダピストン装
    置(214) によって旋回可能となるギア要素(23
    6) に作動連結する請求項6のばねエネルギー蓄積作
    動装置。
  8. 【請求項8】  ギア要素(236) はギア(232
    ) と噛み合い、その変速ギア比はシリンダピストン装
    置(214) の作動ストローク中にギア(232) 
    を約 360°回転させるような比であることを特徴と
    する請求項7のばねエネルギー蓄積作動装置。
  9. 【請求項9】  シリンダピストン装置(214) は
    一端が固定位置に取り付けられ、他端がギア要素(23
    6) に連結されたクランク(240)に作用すること
    を特徴とする請求項7のばねエネルギー蓄積作動装置。
  10. 【請求項10】  復帰要素(250) がクランク(
    240) に作用する復帰ばね(250) を備えてい
    る請求項9のばねエネルギー蓄積作動装置。
  11. 【請求項11】  ラセン状ばね(216) の外方端
    が前記軸(224)上で自由回転可能に置かれるばね枠
    (228) に連結されバックストップによってラセン
    状ばね(216) を巻き上げる回転方向(B’)に回
    転するのを禁止していることを特徴とする請求項4のば
    ねエネルギー蓄積作動装置。
JP16379091A 1990-06-08 1991-06-07 高電圧回路遮断器のばねエネルギー蓄積作動装置 Pending JPH04248217A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH01929/90-6 1990-06-08
CH192990 1990-06-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04248217A true JPH04248217A (ja) 1992-09-03

Family

ID=4221891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16379091A Pending JPH04248217A (ja) 1990-06-08 1991-06-07 高電圧回路遮断器のばねエネルギー蓄積作動装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0460390A3 (ja)
JP (1) JPH04248217A (ja)
CA (1) CA2041338C (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101783253B (zh) * 2009-12-24 2012-07-11 黄勤飞 涡簧式操作装置
CN101777442B (zh) * 2009-12-24 2012-01-11 黄勤飞 用于涡簧式操作装置中的制动机构
CN101783255B (zh) * 2009-12-24 2012-07-11 黄勤飞 一种高压操作机构
CN105931864B (zh) * 2016-06-07 2017-11-14 大唐阳城发电有限责任公司 一种气动高压开关
CN106098469B (zh) * 2016-08-21 2018-04-24 冯碧英 一种高压真空断路器
DE102017216804B4 (de) 2017-09-22 2020-11-05 Siemens Aktiengesellschaft Spanngetriebe zum Spannen einer Speicherfeder eines Federspeicherantriebs
CN112727815B (zh) * 2021-01-04 2023-04-18 宁波市巴克蓄能器技术有限公司 一种蓄能器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1108630A (fr) * 1954-04-30 1956-01-16 Elettromeccaniche Galileo Di B Servo-commande hydroélectrique à accumulation d'énergie, convenant particulièrement à la fermeture des interrupteurs électriques
CH379865A (de) * 1958-11-22 1964-07-15 Asea Ab Hydraulische Spannvorrichtung an Federantrieb
EP0320614B1 (de) * 1987-12-14 1992-09-09 Sprecher Energie AG Federkraftspeicherantrieb für einen Hochspannungsschalter

Also Published As

Publication number Publication date
CA2041338C (en) 2001-07-10
CA2041338A1 (en) 1991-12-09
EP0460390A3 (en) 1992-07-22
EP0460390A2 (de) 1991-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5113056A (en) Stored-spring-energy actuator mechanism for a high-voltage circuit breaker
JP3861832B2 (ja) 開閉器
GB1592284A (en) Mechanical actuator
US3729065A (en) Means for charging a stored energy circuit breaker closing device
JPH04248217A (ja) 高電圧回路遮断器のばねエネルギー蓄積作動装置
US4289038A (en) Fail-safe attachment for an actuator
CA1283681C (en) Circuit recloser with actuator for trip, close and lockout operation
US7270135B2 (en) Dishwasher dispensing assembly actuator mechanism
US3915022A (en) Control arrangement
US3796451A (en) Door holder with electrical control
US3257866A (en) Actuating mechanisms, more particularly for valves
US2696536A (en) Control arrangement for circuit breakers
CA1261379A (en) Operator for interrupters and disconnect mechanisms
JPH08287791A (ja) 電力用負荷開閉器の操作装置
JP2020068143A (ja) ガス遮断器
EP0156692B1 (fr) Mécanisme de fermeture brusque d'un disjoncteur miniature
JP2813098B2 (ja) 開閉装置の操作機構
EP1535791B1 (en) Device for actuating on-load disconnectors for power lines, particularly for railroad power lines
US2876786A (en) Control apparatus
JPH04351305A (ja) 特装車の作動装置用駆動制御装置
JP3446336B2 (ja) 負荷時タップ切換え器用蓄勢早切り装置
AU729109B2 (en) Improved actuator mechanism
JPS6335048B2 (ja)
JPH0121351B2 (ja)
CN112349538A (zh) 真空断路器的操动机构