JPH0424800Y2 - - Google Patents

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JPH0424800Y2
JPH0424800Y2 JP3098282U JP3098282U JPH0424800Y2 JP H0424800 Y2 JPH0424800 Y2 JP H0424800Y2 JP 3098282 U JP3098282 U JP 3098282U JP 3098282 U JP3098282 U JP 3098282U JP H0424800 Y2 JPH0424800 Y2 JP H0424800Y2
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JP
Japan
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voltage
winding
stage transistor
output
circuit
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JP3098282U
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JPS58134077U (ja
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電圧設定回路部をそなえた発電機、
特に電圧設定回路部を構成する可変抵抗に断線な
どが生じた場合に界磁電流を遮断して負荷機器へ
の障害の発生を防止するようにした電圧設定回路
部をそなえた発電機に関するものである。
一般に電圧調整装置を有する発電機は第1図に
示す回路構成となつており、その動作原理は下記
のようになつている。すなわち、発電機の出力電
圧を検出して基準値と比較し、前記基準値よりも
出力電圧が大きい場合には、界磁電流制御用トラ
ンジスタがオン・オフするオフ期間を増大させて
界磁電流を減少し、反対に基準値よりも出力電圧
が小さい場合には前記トランジスタのオン期間を
増加させることにより界磁電流を増大させて出力
電圧の上昇を計るような制御動作を行ない、発電
機の出力電圧が所定の設定範囲内に保たれるよう
にしている。
これらの動作を第1図に示す従来例の回路で説
明する。同図で1は主発電巻線、2は補助巻線、
3は界磁巻線、4,5は全波整流器、6は界磁電
流制御用トランジスタ、7は制御用トランジスタ
であつて両者がダーリントン接続となつている。
8は電圧検出用トランジスタ、9はダイオード、
10はツエナダイオード、11〜14はコンデン
サ、15〜20は抵抗、21は負荷、22は電圧
設定回路部を示す。主発電巻線1と補助巻線2と
は90°の位相差となるように構成され、界磁巻線
3はエンジン等に結合される回転子に巻かれてい
る。
このような構成で、図示しないエンジンによつ
て界磁巻線3を回転させると、補助巻線2に電圧
が誘起され、この電圧は整流器4によつて整流さ
れ抵抗15を介してトランジスタ6,7をオンさ
せて界磁巻線3を励磁するので、出力電圧がます
ます上昇する。ダイオード9の目的は界磁巻線3
の電圧がオフされた際の非所望な高電圧の発生を
抑止するためのものである。その回転磁界により
巻線1に出力電圧が発生され負荷21へ与えられ
ると共にタツプPから出力電圧に応じた検出電圧
が電圧設定回路部22を介して整流器5へ印加さ
れ、整流された出力電圧が分圧抵抗18,19,
20へ与えられ、それによつて分圧された電圧が
J点に現われる。なお全波整流器5、抵抗18,
19,20などは電圧調整回路の電圧検出部を構
成している。しかし発電機の回転初期では巻線1
に誘起される出力電圧が小さいので、J点の電圧
は小さく基準電圧を定めているツエナダイオード
10はオフ状態になつている。したがつて電圧検
出用トランジスタ8はオフ状態を保ち、制御用ト
ランジスタ7がオン状態のままとなり、界磁電流
制御用トランジスタ6がオン状態を保つので界磁
巻線に電流が流れ続けるため、出力電圧が上昇す
る。時間の経過につれて該出力電圧が上昇して所
定の設定値を超える状態に達するとタツプPから
の検出電圧は電圧設定回路部22を介して整流器
5へ与えられ、そこで整流され分圧された電圧が
J点に接続されたツエナダイオード10のブレー
クポイントを超えるようになり、ツエナダイオー
ド10は導通し、トランジスタ8がオフ状態から
オン状態になる。これによつてトランジスタ7と
6は共にオフ状態となるので界磁巻線3への電流
が遮断され出力電圧は低下する。
このような現象が繰返されて出力電圧は所定値
に保たれるが、出力電圧が所定値を保つている間
においては、J点に生じるリツプル分のために、
トランジスタ8はオン・オフ動作を繰返してお
り、オン期間が増加すると界磁電流が増加し、オ
フ期間が増加すると界磁電流が減少する形とな
り、出力電圧を所定値に制御するようにされる。
一方、電圧設定回路部22は可変抵抗Rによつ
て構成されており、当該可変抵抗Rを調節するこ
とによつて、図示J点の電圧値を変化させるよう
にする。即ち、可変抵抗Rを増加させた値に選ぶ
ことによつて、J点の平均的な電圧値は減少し、
トランジスタ8におけるオフ期間が増大しようと
し、結果的に出力電圧はより高い電圧にて一定に
なるよう制御されることとなる。また可変抵抗R
を減少させた値に選ぶことによつて、結果的に出
力電圧はより低い電圧にて一定になるよう制御さ
れることとなる。
第2図は出力電流(負荷電流)に対する出力電
圧の特性を示し、同図において定格電圧として電
圧設定回路部22の可変抵抗Rを最小値から最大
値まで変化させた場合の、出力電圧の許容範囲を
Vmin,Vmaxで示してある。
以上が電圧設定回路部を有する発電機の動作の
概要であるが、上記従来装置では下記の問題が生
ずる。すなわち、電圧設定回路部22の可変抵抗
Rにおいて断線が生じると電圧調整回路AVCへ
の制御入力が断たれるので、ツエナダイオード1
0は全期間オフ状態になつてしまい、したがつて
トランジスタ8はオフ状態になり、トランジスタ
7,6はオン状態となるので界磁巻線3に電流が
流れ出力電圧は非所望に上昇する。したがつて、
発電機は無負荷または軽負荷21の場合に第2図
のV3で示すような許容範囲を超える高い電圧が
発生されてしまう。
本考案は上記の欠点を解決するためになされた
もので、電圧設定回路部22が何らかの原因によ
り断線、その他の故障があつた場合には危険防止
用の安全回路が自動的に作動して負荷を異常電圧
から保護するようにした発電機を提供することを
目的としている。以下、本考案の実施例を図面を
参照して説明する。
第3図は本考案による電圧調整回路に完全回路
を設けた発電機の一実施例を示す。すなわち上記
安全回路は電圧調整回路に設けられたトランジス
タ23、ダイオード24、抵抗25から構成され
ており、電圧設定回路部22に断線その他の故障
が発生して、電圧調整回路AVCへの制御入力が
断たれると、安全用トランジスタ23がオフし
て、トランジスタ7、トランジスタ6に対するコ
レクタ電流回路を開放状態にし、界磁巻線3に対
する電流を遮断することによつて、出力電圧を停
止せしめるようにしている。なお、第3図におい
て主発電巻線1、補助巻線2、界磁巻線3をはじ
めとして電圧調整回路AVCを構成する各構成要
素は第1図と全く同じであり、同じ参照番号が付
され、動作においても同様なので説明を省略す
る。
本考案においては電圧設定回路部における断線
その他の故障で界磁巻線電流が制御不可能になつ
てしまつて負荷に悪い影響を与えるのを防止する
ために、前記電圧調整回路AVCに設けられてい
る安全回路が自動的に作動して界磁電流を遮断し
発電機の出力を停止するようにしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術による電圧設定回路部をそな
えた発電機の回路構成、第2図は負荷電流(出力
電流)対出力電圧の特性図、第3図は本考案によ
る発電機の回路構成の一実施例をそれぞれ示す。 図中、1は主発電巻線、2は補助巻線、3は界
磁巻線、6は界磁電流制御用トランジスタ、7は
制御用トランジスタ、8は電圧検出用トランジス
タ、22は電圧設定回路部、23は安全回路用ト
ランジスタ、24は安全回路用ダイオード、25
は安全回路用抵抗、AVCは電圧調整回路をそれ
ぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主発電巻線1と補助巻線2とが巻かれた固定子
    と界磁巻線3が巻かれた回転子とをそなえると共
    に、 主発電巻線1によつて発生される出力電圧の大
    きさを検出して上記補助巻線2から上記界磁巻線
    3へ供給される電流をスイツチング制御すべく、
    入力段トランジスタ8と当該入力段トランジスタ
    8によつて制御される出力段トランジスタ6を有
    する電圧調整回路AVCをそなえ、 上記出力電圧が制御される発電機において、 上記出力電圧を整流された電圧が分圧されて上
    記入力段トランジスタ8に対する制御入力を与え
    る電圧検出部と、 該電圧検出部に直列に接続される電圧設定回路
    22と、 該電圧検出部における検出電圧の存在によつて
    オン状態を保持される安全用スイツチング素子2
    3を有しており、当該安全用スイツチング素子2
    3がオンされている状態で当該安全用スイツチン
    グ素子23を介して上記出力段トランジスタ6に
    対する制御電圧を供給する安全回路とをそなえ、 上記電圧検出部における検出電圧の非存在時に
    上記出力段トランジスタ6に対する制御電圧の供
    給を停止することによつて、上記電圧調整回路
    AVCを介して制御されて上記界磁巻線3に供給
    される電力を遮断するよう構成した ことを特徴とする電圧設定回路部をそなえた発電
    機。
JP3098282U 1982-03-05 1982-03-05 電圧設定回路部をそなえた発電機 Granted JPS58134077U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS58134077U JPS58134077U (ja) 1983-09-09
JPH0424800Y2 true JPH0424800Y2 (ja) 1992-06-11

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ID=30042674

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JP3098282U Granted JPS58134077U (ja) 1982-03-05 1982-03-05 電圧設定回路部をそなえた発電機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717263Y2 (ja) * 1986-10-31 1995-04-19 澤藤電機株式会社 車両用交流発電機の電圧調整器

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JPS58134077U (ja) 1983-09-09

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