JPH04246742A - 異なるファイル・システムにまたがる記憶管理システム - Google Patents
異なるファイル・システムにまたがる記憶管理システムInfo
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- JPH04246742A JPH04246742A JP3196770A JP19677091A JPH04246742A JP H04246742 A JPH04246742 A JP H04246742A JP 3196770 A JP3196770 A JP 3196770A JP 19677091 A JP19677091 A JP 19677091A JP H04246742 A JPH04246742 A JP H04246742A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
テムに亙る記憶管理に関するものである。また、より詳
しくは、本発明は、単一の仮想機械オペレーティング・
システム環境の中に存在するミニディスク方式のファイ
ル・システムと共用式のファイル・システムの、双方の
ファイル・システムに対する記憶管理であって、ミニデ
ィスク方式のファイル・システムの複数のファイルに割
当てた夫々の管理クラスのうちの少なくとも幾分かを、
共用式のファイル・システムの中のカタログに記憶させ
るようにした、記憶管理に関するものである。 【0002】 【従来の技術】現在のデータ処理システムには、1個以
上の中央処理装置(CPU)を備えたホスト・プロセッ
サと、記憶機構と、入出力(I/O)システムと、相互
接続システム(即ちバス)とを含んだ構成としたものが
多い。そして、記憶装置に記憶させてあるデータに対し
て、ホスト・プロセッサが、与えられた命令に従って操
作を加えるようにしている。従って記憶装置は、ホスト
・プロセッサが必要とするだけの量のデータを記憶して
おく能力と共に、そのデータをホスト・プロセッサへ転
送する際に、コンピュータ全体としての動作が適当なも
のとなり得る速度でその転送を行なえる能力を備えてい
なければならない。このような理由から、るコンピュー
タ・システムに関して商業的な成功を納めようとするな
らば、そのコンピュータ・システムの記憶装置のコスト
・パフォーマンスが重要な要因となるのである。 【0003】コンピュータによって操作されるデータの
量は増加の一途をたどっており、そのため、コンピュー
タに必要とされる記憶容量も増大している。広く利用さ
れているコンピュータ用の記憶装置の中にも、幾種類も
の形態のものがある。一般的に、ある形態の記憶装置の
読み書き速度が他のものより高速であれば、その記憶装
置は他のものより高価である。例えば、マイクロチップ
は高速であるけれども高価であり、そのため典型的な用
途としては、ホスト・プロセッサに組み込むなり接続す
るなりして、1次記憶装置、即ち主記憶装置として使用
している。広く利用されているその他の記憶装置の形態
としては、補助記憶装置、即ち周辺記憶装置に用いられ
るものがあり、極めて多くの種類の周辺記憶デバイスが
、その種の記憶装置に含まれる。例えば、磁気直接アク
セス記憶装置(DASD)、磁気テープ記憶デバイス、
それに光記録デバイス等は、いずれも周辺記憶デバイス
である。この種の記憶デバイスは、主記憶装置と比較し
て記憶容量が大きく、価格も低廉であるが、しかしなが
ら主記憶装置と同等の性能を提供することはできない。 例えば、テープないしディスクを、それらを駆動するド
ライブ装置の読み書き機構の真下に、適切に位置させる
ために必要な時間は、主記憶装置の純粋に電子的な高速
のデータ転送速度とは比較にならない。ただし、1つの
システムの中の全てのデータを、ただ1種類の記憶デバ
イスに記憶させるようにするのは、非効率的である。即
ち、全てのデータをそのまま主記憶装置に記憶させるよ
うにしたのでは、余りにもコストが高くなってしまうし
、一方、全てのデータを単純に周辺記憶デバイスに記憶
させるようにしたのでは、性能が著しく低下してしまう
ことになる。なお、1台以上の周辺記憶デバイスの全て
の記憶領域のうちの、物理的な一部分を、「記憶空間」
と呼んでいる。 【0004】典型的なデータ処理システムは、主記憶装
置と共に1種類または2種類以上の周辺記憶装置を備え
ている。また、階層構造を成すように配列した複数の周
辺記憶デバイスを備えたデータ処理システムを「データ
記憶階層」と呼んでいる。あるデータ記憶階層の中で、
1次レベルの、ないしはレベル0のデータ記憶機構と呼
ばれるのは、通常、そのデータ記憶階層の中で、最も性
能が高く、最も記憶容量が小さいレベルである。また、
2次レベルの、ないしはレベル1の(或いは、より低レ
ベルの)記憶機構と呼ばれるものは、1次レベルのデー
タ記憶機構と比較して、記憶容量が(等しいか或いは)
より大きく、ただし性能は(等しいか或いは)より低く
、従ってよりコストがより低廉な記憶機構である。デー
タを記憶する際の記憶単位としては、データ・セットを
その単位とすることもあれば、ファイルや、オブジェク
トをその単位とすることもある。データ・セットという
用語とファイルという用語とは、種々のオペレーティン
グ・システム環境において殆ど相互に交換可能な使い方
をされており、即ち、所定の配列を持ち、制御情報によ
って記述されたデータの集合体であって、システムがア
クセス可能なものを意味するものとして使用されている
。また、オブジェクトとは、様々な大きさを持ったバイ
トのストリームであって、レコード等をはじめとする内
部的な境界が設定されていないものをいう。ただしここ
では、説明の都合上、「ファイル」という用語をもって
、データ・セット、ファイル、オブジェクト、ないしは
その類のあらゆる種類のデータ・エンティティを包括的
に指し示すことにする。記憶階層内の異なったレベルの
間でデータを移動ないし複写する際には、データ記憶機
構の性能と記憶容量と価格との釣り合いを得るために必
要な、所要の大きさのファイルを単位として(ないしは
それより大きなデータ単位で)、その移動ないし複写を
行なうようにしている。そして、その種のデータの転送
や、それに関連した、データ記憶階層に対して操作を加
える諸動作(例えば使用しなくなったデータを、データ
記憶階層から削除する等の動作)のことを、「記憶管理
」と呼んでいる。 【0005】記憶管理の範疇に含まれる、個々の構成要
素としては、例えば性能管理、信頼性管理、容量管理、
空間管理、それにアベイラビリティ管理等がある。これ
ら構成要素はいずれも、記憶階層の異なったレベルの間
のデータ転送を伴う可能性を持っている。特に空間管理
は、周辺記憶デバイスの記憶階層のレベルのうちの最適
のレベルにのみデータを記憶させるために行なう、記憶
階層の異なったレベルの間のデータの移動である。例え
ば、比較的高い活動性を持ったデータは、記憶階層のレ
ベルのうちでも、比較的性能が高いレベルに記憶させる
べきであり、一方、比較的活動性が低いデータは、記憶
階層のレベルのうちの、比較的性能が低いレベルに記憶
させるべきである。一般的にデータは、時間を経るに従
って参照される回数が減少して行く(即ち活動性が低下
して行く)ものであるため、時間と共に、データ記憶階
層のレベルのうちの、より低いレベルへ移動させて行く
のが良い。この、データ記憶階層の1つのレベルから他
のレベルへのデータの移動は、「移送(migrati
on )」と呼ばれており、この移送の際には、記憶空
間の無駄をなくすための、データの詰め直しが併せて行
なわれることもある。 【0006】また、アベイラビリティ管理とは、データ
記憶階層の内部で行なうデータのバックアップのことで
あり、ホスト・プロセッサがそのデータを必要としたと
きにそれが得られる可能性を高水準に維持するためのも
のである。このアベイラビリティ管理では、データのオ
リジナル・コピー、即ち1次コピーを削除することなく
、そのデータの更にもう1つのコピー、即ち2次コピー
を生成し、そしてその生成した2次コピーを、データ記
憶階層の別の部分へ転送するようにしている。通常、こ
の2次コピーを記憶させておく周辺記憶デバイスは、1
次コピーを記憶させておく周辺記憶デバイスとは別のも
のとしており、それによって、そのデータのアベイラビ
リティを確保するようにしている。即ち、そうしておく
ことによって、あるデータの1次コピーが、例えばその
記憶デバイスの故障等によってアベイラビリティを失っ
た場合にも、そのデータの2次コピーが参照可能な状態
にあるようにしておくことができる。データの2次コピ
ーを記憶させるデータ記憶階層のレベルは、必ずしも1
次コピーのレベルと異なったものにしておく必要はない
が、しかしながら、通常、2次コピーの活動性は、1次
コピーの活動性ほどには高くないため、異なったレベル
に記憶させておく方が好ましいことが多い。データのバ
ックアップを行なう方法としては、無条件的に行なう方
法と、増加分に対して行なう方法とがある。無条件的バ
ックアップは、指定されたファイルは全てそのコピーを
生成するというものであり、一方、増加分バックアップ
は、以前に、2次コピーの生成を行なったときからその
ときまでの間に、更新されたファイルだけをコピーする
ようにしたものである。また特に、移送を行なう際のフ
ァイル転送処理には、ファイルの1次コピーをレベル0
の記憶機構の中に維持する処理が含まれることがある。 ただし、その場合の1次コピーは空ファイルである。即
ち、そのファイル内のデータは、レベル1の記憶機構の
中の、そのファイルの2次コピーへと転送されてしまっ
ているのである。 【0007】記憶管理の伝統的な方式は、手操作で行な
うというものである。即ち、データの移送処理ないしは
バックアップを取る処理をいつ行なうかということや、
ファイルの移送先ないしバックアップ・ファイルを記憶
させる場所をどこにするかについては、そのデータの所
有者がみずから決定していた。この決定には時間がかか
り、それは、多くの場合、記憶させてある各ファイルの
見直しを行なわねばならないからである。これを行なう
ための操作は、しばしば時間集約的な操作となるため、
手操作によるファイルの見直しとそれによる処理の決定
とは、そうする以外に手がないという状況になってから
、ようやく行なわれるのが普通である。例えば、レベル
0の記憶機構の記憶空間の全てが使用されて一杯になっ
てしまうまでは、ユーザが、レベル1の記憶機構へのフ
ァイルの移送を一切行なわないということもあり得る。 更に、大型のシステムでは、また、大型小型を問わず、
ともかく記憶しているデータの量が比較的多量のシステ
ムでは、記憶管理を手操作で実行するというのは、全く
実際的なことではない。 【0008】最近では、手操作の必要を低減したコンピ
ュータ用ソフトウェアが一般に入手可能となっている。 「IBMデータ機構階層記憶マネジャ(IBM Dat
a Facility Hierarchical S
torage Manager: DFHSM)」とい
うアプリケーション・プログラムは、その種のソフトウ
ェアの一例である。このDFHSMは、IBM社の「多
重仮想記憶(Multiple Virtual St
orage: MVS)」シリーズのオペレーティング
・システムのためのユーティリティである。DFHSM
は、指定された管理基準を用いてファイルの管理を行な
うものであり、この管理基準には、転送したファイルを
ユーザが参照したいと考えたときに、そのファイルを自
動的に呼び出すための自動リコール等が含まれている。 また、この管理基準には、ファイルがデータ記憶階層の
中に、或いはそのデータ記憶階層の特定のレベルの中に
、少なくともこの時間が経過するまでは、そのファイル
が移送ないし削除の対象となることなく存在し続けられ
るという、存在可能時間の最短限度や、ファイルが更新
された後に、少なくともこの時間が経過するまでは、そ
のファイルがバックアップを取られることなく存続する
ことが許されるという、許容時間の最長限度が含まれて
いる。更に、多くの管理基準がシステムに対して定義さ
れており、それら管理基準は、1つの構成ファイル(c
onfiguration file)の中に記憶させ
るようにしている。DFHSMのそれら管理基準の選択
は、DFHSMに対して個々のファイルを識別する処理
の際に、手操作によってその選択を行なうようにしてあ
る。このように、DFHSMは、記憶管理の性能を強化
するものではあるが、管理基準の選択が手操作であるこ
とが、煩わしい点になっている。 【0009】最近では、記憶管理に必要とされる手操作
の量は更に低減されている。システム管理記憶(sys
tem−managed storage)という用語
があり、これは、システムそれ自体が、データに適用す
る管理基準を選択した上で、記憶管理を実行するように
したことをいい表したものである。この場合、記憶管理
者は、構成ファイルの中に複数の管理基準を定義してお
くだけで良く、そうしておけば、システムが、個々のフ
ァイルを生成したときにそのファイルに適した管理基準
を選択し、そしてその選択した管理基準に従って、その
ファイルを管理する。ソフトウェアによって提供される
システム管理記憶の一例としては、「IBMデータ機構
記憶管理サブシステム(IBM Data Facil
ity Storage Management Su
bsystem)」という名のソフトウェアがあり、こ
れを以下の説明では、短縮してDFSMSと呼ぶことに
する(この「DFSMS」はIBM社の商標である)。 DFSMSは、IBM社の多重仮想記憶(MVS)シリ
ーズのオペレーティング・システムのサブシステムであ
る。DFSMSに包含されている、その構成要素には、
例えばDFHSMや、「IBM多重仮想記憶/データ機
構プロダクト(IMB Multiple Virtu
al Storage / Data Facilit
y Product)」という名のソフトウェアがあり
、特に後者を以下の説明では、短縮してMVS/DFP
と呼ぶことにする(「MVS/DFP」はIBM社の商
標である)。 【0010】DFSMSは、以上に説明した機能を達成
するために、MVS/DFPに加えて更に、自動クラス
選択(automatic class select
ion:ACS)ルーチンを使用している。管理基準を
定義する際には、複数の管理基準をまとめてセットにし
、そのようにした管理基準セットを複数組、構成ファイ
ルの中に定義するようにしており(それらの管理基準セ
ットは一般に「記憶及び管理クラス」等の名で呼ばれて
いるが、以下の説明では簡単に「管理クラス」と呼ぶこ
とにする)、またACSルーチンそれ自体も、システム
の記憶管理者が、最初に一度定義しておくようにしてい
る。そして、DFSMSに対する個々のファイルの識別
が行なわれるときに、MVS/DFPが、ACSルーチ
ンに、各々のファイルの管理クラスを自動的に選択させ
る。ACSルーチンは、当該ファイルの何らかの特性に
基づいてその管理クラスを選択し、この場合に基準とさ
れるファイル特性は、例えば、そのファイルのファイル
ネーム、そのファイルの所有者、そのファイルへ至るた
めのディレクトリ・パス、それにそのファイルのサイズ
等である。ACSルーチンが、あるファイルの管理クラ
スを選択したならば、選択されたその管理クラスは、ホ
スト・プロセッサの中に設けられているカタログの中の
、1つないし複数のフィールドに記憶される。 【0011】DFSMSは更に、各々のファイルが持っ
ている、現在データ管理属性を記憶しておくことのでき
る機能を備えている必要がある。この管理属性は、カタ
ログの中の1つないし複数のフィールド、及び/または
、データの各ボリュームに対応した内容のボリューム・
テーブルの中に記憶させるようにしている。管理属性に
含まれるのは、各々のファイルのステータス並びに使用
状況に関係したデータであり、その種のデータがその使
用中に変化するのに伴って、管理属性も更新される。 例を挙げるならば、管理属性に含まれるのは、例えば、
そのファイルがデータ記憶階層の中に、或いはそのデー
タ記憶階層の特定のレベルの中に存在し始めた日時、そ
のファイルが最新にアクセスされた(そのファイルが更
新されたか否かは問わない)日時、それに、そのファイ
ルの最新にバックアップを取った日時や、そのファイル
が最新に更新された日時等である。 【0012】記憶管理のためには、更に制御情報も必要
であり、この制御情報は、1台ないし複数台の共通DA
SDの中に設けた、1つないし複数の制御ファイルの中
に記憶するようにしている。制御ファイルは、それ自身
がDFSMSによって管理されるものではないが、共通
DASD上に、管理されるデータ・ファイルと共存させ
ることができる。また、記憶管理のため処理動作には幾
種類もの処理動作があるが、その各々ごとに個別の制御
ファイルを設けるようにしている(即ち、移送処理のた
めに1つの制御ファイルを設け、バックアップ処理のた
めにも1つの制御ファイルを設け、以下同様としている
)。例えばある制御ファイルには、移送した、複数のフ
ァイルの夫々の2次コピーを、それらファイルのカタロ
グ並びに内容エントリのテーブルと、及び/または、そ
れらファイルの1次コピー(即ちレベル0にある、それ
らファイルのソース・ファイル)と、関連付けておくた
めに必要な情報を、記憶させるようにしている。この関
連付け(マッピング)をしておくことによって、ユーザ
があるファイルを指定した際に、そのファイルの、移送
した正しいコピー、ないしは正しい2次コピーを呼び出
すことができる。即ち、あるファイルの1次コピーが移
送されたと判断された後には、或いは、2次コピーが必
要であると判断されたときには、このマッピング・デー
タを用いて、その移送されたファイル、ないしはその2
次コピーの位置の同定とアクセスとを行なうようにして
いる。 【0013】DFSMSが実際に記憶管理を実行する期
間は、システムの活動性が比較的低下している期間であ
るようにしてあり、それによって、他の処理との間の干
渉を最小限に抑えるようにしている。この所定の期間中
に、DFHSMをコールし、夫々のファイルの管理属性
と、それらファイルに割当てられている管理クラスが規
定しているそれらファイルの管理基準との比較を行なわ
せる。続いてDFHSMは、その比較の結果に応じてフ
ァイルの管理を実行し、即ち、必要に応じて、ファイル
の転送や、管理属性ないし制御情報の更新を行なう。更
に加えて、「ファイル」よりも大きなデータ単位に対す
る記憶管理も、行なうことができる。例えば、何らかの
共通の管理処理を必要としている複数のファイルを1つ
のグループに編成し、そのグループ全体を、1つのもの
として管理することもできる。この種のグループに対し
ては、そのグループ自身の管理クラスとして1つの管理
クラスを割当てておき、その管理クラスに従って管理を
行なうようにする。ここで特に注記しておくと、本明細
書においてこれ以後、記憶管理の実行中にファイルを管
理するというときには、特に別の意味であると明示しな
い限り、それは、グループやその他のデータ単位の全体
を、ファイルと同様に管理することも含めて意味してい
るのである。 【0014】システム管理記憶の機能を提供するコンピ
ュータ・ソフトウェアの、更に別の例としては、「IB
Mデータ機構記憶管理サブシステム/仮想機械用(IB
M DataFacility Storage Ma
nagement Subsystem for Vi
rtual Machines)」という名のソフトウ
ェア(以下、短縮してDFSMS/VMという)があり
、このソフトウェアは、IBM社の仮想機械(VM)シ
リーズのオペレーティング・システムに、その構成要素
として組み込まれている。現在入手可能なDFSMS/
VMのリリース1では、空間管理並びにアベイラビリテ
ィ管理の機能こそ備えていないが、VMオペレーティン
グ・システムに対する、幾つかの改良機能を提供してい
る。これまでVMオペレーティング・システムは、ユー
ザのデータを周辺記憶デバイス上に編成するためのシス
テムとしては、伝統的に、ミニディスク方式のファイル
・システム(minidisk file syste
m: MFS)を採用してきている。MFSは、データ
記憶階層の中の、連続した記憶空間(物理記憶空間の連
続してアドレスされる論理部分)を、個々のユーザへ予
め割当てるようにしたものである。こうして予め割当て
られた連続記憶空間の各々を、「ミニディスク」と名付
けてあり、そのように呼んでいるのは、割当てたその空
間が、そのユーザには、1台の完全な周辺記憶デバイス
(例えばDASD等)のように見えるからである。また
、1つのミニディスクは、連続したアドレスを付した複
数のDASDシリンダの集合としてある。 ミニディスクの1つ1つは、夫々が特定のユーザに所有
され(即ち割当てられ)るようにしてあり、ミニディス
クを所有しているユーザの許可なしには、他のユーザは
、そのミニディスク上にファイルを記憶させたり、その
ミニディスク上のファイルにアクセスすることはできな
いようになっている。ミニディスクが(即ちMFSが)
「予め」割当てられるものであるという言い方をしてい
るのは、通常、ユーザが現在必要としている記憶空間よ
りも大きな記憶空間が、そのユーザのために予約される
ことを言い表すためである。ユーザは、ミニディスクに
ファイルを詰め込んで行くにつれて、少なくともそのミ
ニディスクの一部分を、新たなファイルを入れられるよ
うに空けておきたいと考える傾向があり、そのためには
、手操作によって、現在入っている使用されていないフ
ァイルを削除しようとする。「低利用率」状態というも
のがあり、これは、使用されない記憶空間が、データ記
憶階層のいたるところに分散して、増加し続けることを
意味したものであり、これによって結果的に、相当な量
の記憶空間が浪費されることになる。更には「断片化」
も発生し、この断片化は、あるミニディスクが、あるユ
ーザから割当て解除されたのであるが、そのミニディス
クの領域が小さ過ぎてその他のユーザの必要を満たすこ
とができないために、他のユーザに再割振りできないと
いう場合に生じるものである。 【0015】一方、比較的新しいファイル・システムで
ある、「共用式」ファイル・システム(shared
file system: SFS)という名のファイ
ル・システムが、幾つかのVMオペレーティング・シス
テムの現在リリース分(例えば、仮想機械/システム・
プロダクト(Virtual Machine/Sys
tem Product: VM/SP)のリリース6
等)に組み込まれている。共用式ファイル・システムで
は、MFSと比較して、低利用率並びに断片化の問題が
大幅に改善されている。しかしながら、これまで既にV
Mオペレーティング・システムのユーザが多数存在して
いるため、MFSが使用されなくなったわけではない。 それゆえ、1つのデータ記憶階層の中に、SFSとMF
Sとの両方が同時に存在していることもある。SFSを
使用すれば周辺記憶デバイスの記憶空間を複数のユーザ
の間で、動的に分配して共用させることができる。即ち
、ユーザの「口座」に物理記憶空間を割当てるのではな
く、各々のユーザが、実際にあるファイルを記憶させよ
うとする際に、そのファイルのためだけに、動的に記憶
空間を割当てるようにしている。ユーザは、ファイル・
プールに対する口座を割当てられており、このファイル
・プールとは、1組のユーザに関するファイルの単純な
集合体である。VMオペレーティング・システムの中で
は、1つのファイル・プールは、単一の仮想機械が所有
している複数のミニディスクであって、しかも複数のユ
ーザの複数のファイルを包含している複数のミニディス
クの、集合体である。それら複数のユーザの各々がファ
イルを記憶させるのは、SFS記憶グループの中の論理
ファイル空間の中であり、このSFS記憶グループとは
、1つのファイル・プールの中に含まれる複数のミニデ
ィスクの集合体である。ある1つのファイル空間として
割当てられる記憶空間は、そのファイル空間へファイル
が追加されたり、そのファイル空間からファイルが削除
されたり、或いは、そのファイル空間の中のファイルが
更新されるときに、動的に変更される。1つのファイル
空間の中の複数のファイルは、1つまたは複数のディレ
クトリの中へ分けて入れることによって(また更に、各
ディレクトリの中の複数のサブディレクトリの中へ分け
て入れることによって)編成することができ、従って「
ファイル空間」それ自体は、このディレクトリ階層の最
上位のレベルを成すものである。 【0016】SFSは、個々のファイル・プールの一部
として、レベル0の記憶機構に制御情報を包含させるよ
うにしている。この制御情報は、複数のファイルの形を
した情報を含んでおり、それら複数ファイルの情報を用
いて、夫々のファイル・プール内におけるミニディスク
の位置の同定と、前述の記憶空間のブロックのうちのい
ずれが使用中であるかの追跡を行なうようにしている。 この制御情報は更に、1つのカタログの形をした情報を
含んでおり、このカタログの情報は、ファイル・プール
の中の、ディレクトリ並びにファイルに関する情報(例
えば各ファイルの所有者等の情報)である。DFSMS
/VMの1つのインスタンス毎に、複数のファイル・プ
ールが存在するようにすることができ、その1つ1つの
ファイル・プールが、SFSのインスタンスであるよう
にすることができる。 【0017】 DFSMS/VMによって、MFSの
ミニディスクと、SFSのファイル・プールとの両方を
(並びにそれらミニディスク及びファイル・プールの夫
々の複数のファイルを)管理することのできる、記憶管
理機能を提供するためには、1つ1つのファイルに対し
て、ないしは、システム内の共通して管理する複数のフ
ァイルから成る1つ1つのファイル・グループに対して
割当ててある、管理クラスとその管理属性との両方を記
憶しておける能力が必要とされる。このようすることは
、SFSのファイルに関しては比較的容易である。なぜ
ならば、SFSのカタログは、その設計の時点で既に、
1つ1つのファイルについての、ないしは、共通して管
理する複数のファイルから成る1つ1つのファイル・グ
ループについての、管理クラスと管理属性とを記憶させ
ることのできる充分な記憶空間が残されているようにし
てあるからである。しかしながら、MFSのファイルに
関しては、思わぬ問題が発生することになる。その問題
とは、どのようにすればMFSのファイルの管理クラス
と管理属性との双方を、記憶しておけるようにすること
ができるかということである。MFSの各々のミニディ
スクの第1シリンダは、そのミニディスク内のその他の
シリンダの中に記憶させてあるユーザ・ファイルについ
ての情報のカタログを記憶させるために使用している。 しかしながら、MFSの、このカタログ用に割当てたシ
リンダには、管理クラスと管理属性との両方を記憶させ
ることのできる空間は残っていない。この問題の1つの
解決法は、カタログ用に割当てるシリンダの数を増やす
ことである。しかしながら、そのようにしてカタログ領
域を増大させるならば、そのために、VMオペレーティ
ング・システムを再構成し、また、プログラミング変更
することが余儀なくされることになり、これは、現在既
に使用されているアプリケーションであって、カタログ
の現在記憶位置が正確に定められていることを必要とし
ているアプリケーションにとっては、非常な打撃となる
。従ってこの問題に対しては、これとは異なった解決法
が必要である。 【0018】 【発明が解決しようとする課題】以上から、本発明の主
たる目的は、ファイル・システムの記憶管理機能の向上
にある。本発明の更なる目的は、ファイル・システムの
カタログには記憶管理に必要な管理クラスと管理属性と
の双方を記憶するための余裕がないようなファイル・シ
ステムの、記憶管理を行なうことにある。本発明の更な
る目的は、単一の仮想機械オペレーティング・システム
環境の中にある、MFSのファイルとSFSのファイル
との両方に対する記憶管理を行なうことにある。 【0019】 【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的、
並びに更なる目的を達成するために、集積用SFSファ
イル空間を利用するようにしたものである。この集積用
SFSファイル空間の中に、MFSの各ファイルに対応
した空ファイルを生成する。また、この集積用SFSフ
ァイル空間の中に、MFSの各ミニディスクに対応した
ディレクトリを生成する。このように、集積用SFSフ
ァイル空間の中に、空ファイル及び/またはディレクト
リを生成することによって、ACSルーチンが、SFS
のファイルないしディレクトリに対して行なうのと同様
に、その生成したファイル及び/またはディレクトリの
管理クラスを選択し、且つ、その選択した管理クラスの
表示をSFSカタログの中に記憶させるという動作を、
自動的に行なえるようになる。更に、ネーム付与規則を
利用して、集積用SFSファイル空間の中のそれらファ
イル及び/またはディレクトリの各々を、それに関連し
たMFSのファイル及び/またはミニディスクとリンク
させる。こうしてSFSに追加したファイルは、空ファ
イルのままにしておくが、それは、記憶管理を行なうと
いう目的のためには、更に他の情報を記憶させる必要は
ないからである。以上のようにした上で、DFSMS/
VMが、夫々のファイルの管理属性をSFSカタログの
中に記憶させてある管理クラスによって示されている管
理基準と比較対照し、その比較の結果に従ってそのMF
Sファイルの管理を行なうようにしている。 【0020】本発明の、以上の目的と特徴と利点、並び
にその他の目的と特徴と利点は、添付図面に図示した本
発明の好適実施例についての、以下の、より詳細な説明
によって明らかとなる。 【0021】 【実施例】以下に図面を参照しつつ、更に詳細に説明を
する。尚、異なった図面中の同一ないし対応する特徴な
いし構成要素には、同一ないし対応する引用符号を付し
てある。また、以下の本発明の説明においては、複数の
ホスト・プロセッサの各々が複数台の周辺データ記憶デ
バイスを備えているようにした、複数ホスト・プロセッ
サ式データ処理環境のネットワークの中において実施し
た場合について説明することにする。ただし、容易に理
解されるように、本発明は様々なデータ処理システム構
造の中において実施し得るものであり、例えば、それら
データ処理システム構造には、接続されている周辺デー
タ記憶デバイスの台数がより少ないものや、異なった種
類の周辺データ記憶デバイスを備えたもの、或いは、ホ
スト・プロセッサを1つしか備えていない単一ホスト・
プロセッサ環境にあるもの等も含まれる。 【0022】これより図1を参照して、複数ホスト・プ
ロセッサ環境にあるデータ記憶階層12について説明す
る。このシステムは、ホスト・プロセッサ10a及びホ
スト・プロセッサ10b等のように、2つ以上のホスト
・プロセッサを含んでおり、それらホスト・プロセッサ
の各々は、通常のホスト・プロセッサ構成要素(例えば
、演算論理機構、制御機構、等々)を含んだものである
。また、各ホスト・プロセッサは、ユニプロセッサ式の
ものであっても、マルチプロセッサ式のものであっても
良い。図示のデータ処理システムに使用可能なホスト・
プロセッサの具体例としては、IBM3090メインフ
レーム・コンピュータ等を挙げることができる。各ホス
ト・プロセッサは、それらの動作をスーパーバイズする
ことができる1つ以上のオペレーティング・システムを
使用することができる。本好適実施例においては、ホス
ト・プロセッサは、IBM VMオペレーティング・
システムを使用したユニプロセッサとしてある。 【0023】ホスト・プロセッサ10a及び10bは、
比較的活動性の高いデータを記憶させるための比較的高
性能なDASDと、比較的活動性の低いデータを記憶さ
せるための比較的低性能なDASDとに、結合してある
。高性能DASD14は、データ記憶階層12の、レベ
ル0(「L0」)の構成要素である。レベル0はこのデ
ータ記憶階層12の最高位のレベルである。一方、低性
能DASD15は、このデータ記憶階層12の、レベル
1(「L1」)の構成要素である。レベル1はこのデー
タ記憶階層12の最高位から2番目のレベル(または、
少なくとも比較的低位のレベル)である。このデータ記
憶階層12に使用可能なDASDの具体例としては、I
BM3380DASDや、IBM3390DASDを挙
げることができる。高性能DASD14をIBM339
0DASDとし、低性能DASD15をIBM3380
DASDとしても良く、或いは、高性能DASD14を
キャッシュ付きのDASDとし、低性能DASD15を
キャッシュ無しのDASDとするようにしても良い。各
々のDASDに、データの1つのボリュームを記憶させ
るようにする。データ記憶階層12は、更にその他の記
憶レベルを含むものとしても良く、また、例えばテープ
・ドライブ等の異なった種類の周辺記憶デバイスを含ん
でいるものとしても良い。また、レベル0の記憶機構と
レベル1の記憶機構とが、単に、同一の性能の周辺記憶
デバイスの、夫々の論理区画であるようにしても良い。 従って、単一の周辺記憶デバイスを、レベル0の記憶機
構とレベル1の記憶機構との間で共用するような実施例
とすることも可能である。 【0024】このデータ処理システムの、その他の構成
要素、例えばシステム・コンソール等は、図には示して
いない。また、図中の点線並びに破線は、更に追加して
備えることのできる、システム構成要素を表わしたもの
である。即ち、必要に応じてホスト・プロセッサや、周
辺記憶デバイスを追加することができ、特に周辺記憶デ
バイスについては、異なった種類の周辺記憶デバイスを
追加することも可能である。システムの構成要素を追加
する能力に対する制約となるのは、構成要素の接続適性
だけである。このデータ処理システムの、その他の構成
要素ないし追加の構成要素と、それら構成要素の間の接
続の詳細とは、周知のものであり、図中には示していな
い。 【0025】次に図2について説明すると、一連の複数
のVMオペレーティングシステムが図示の如くネットワ
ーク30を構成しており、各オペレーティングシステム
は、DFSMS/VMを走らせている。ネットワークと
は、2組以上のコンピュータ・システムを、それらの間
でのデータ転送が可能なように相互連結した、コンピュ
ータ・システムの集合のことをいう。本実施例では、ネ
ットワーク30は、IBMシステム・ネットワーク・ア
ーキテクチャ(SNA)に従って設計されている。ネッ
トワーク30は、一連の複数のサブネットワーク31に
分けられており(図にはそれら複数のサブネットワーク
のうち2つだけを示した)、それらサブネットワーク3
1は、ゲートウェイ32を介して相互に結合してある。 各サブネットワーク31は、1つ以上の透明サービス・
アクセス機構(transparent servic
es access facility: TSAF)
の集合体33を含んでおり、(図にはそれらTSAFの
うちの4つだけを示した)、各TSAFは、1つ以上の
ゲートウェイ34で結合してある。TSAFとは、VM
オペレーティング・システムの構成要素であって、通信
経路を適切に設定することを通して、他のオペレーティ
ング・システムとの間の通信に携わるものである。TS
AF集合体は、相互連結した最大8つまでのVMオペレ
ーティング・システムから成るグループである。また、
ゲートウェイというのは、サブネットワーク31、ない
しはTSAF集合体33に備えられ、それらの間の通信
のために使用される、固有のネームを付与された論理機
構のことである。特に、ゲートウェイ32と34とは、
論理プロセッサを含んだ通信サーバであり、その論理プ
ロセッサは、複数のサブネットワーク31ないしTSA
F集合体33の間の通信のためのプロトコルを提供する
ものである。本実施例では、「IBM最先端プログラム
間通信/VM用(IBM Advanced Prog
ram−to−Program Communicat
ions for VM:APPC/VM)」というプ
ロトコルを使用している。このネットワークの構造につ
いての更に詳しい説明は、IBMマュアル、SC24−
5378−00、「仮想機械/システム・プロダクトの
接続の計画、管理、及び操作:リリース6(VIRTU
AL MACHINE/SYSTEM PRODUCT
CONNECTIVITY PLANNING, A
DMINISTRATION AND OPERATI
ON RELEASE 6)」、並びに、IBMマニュ
アル、SC24−5377−00、「仮想機械/システ
ム・プロダクトの接続プログラミングのためのガイド及
びレファレンス:リリース6(VIRTUAL MAC
HINE/SYSTEM PRODUCT CONNE
CTIVITY PROGRAMMING GUIDE
AND REFERENCE RELEASE 6
)」に記載されている。これらのマニュアルはIBM社
から入手することができ、また、これらのマニュアルは
この言及をもって本開示に包含するものとする。 【0026】TSAF集合体33の中の、複数のVMオ
ペレーティング・システム35(図には、1つのTSA
F集合体33につき、2つずつのVMオペレーティング
・システムを示した)は、その各々がDFSMS/VM
を含んでいる。この、DFSMS/VMアプリケーショ
ンを含んだVMオペレーティング・システムは、ホスト
・プロセッサのデータ記憶媒体上に置いてあり、必要に
応じて主記憶装置にアップロードするようにしている。 各VMオペレーティング・システム35の中には、1つ
以上のSFSファイル・プール36(並びにそのファイ
ル・プール36の中の複数のSFS記憶グループ)及び
/または1つ以上のMFSミニディスク(不図示)を設
けてある。一方、図中に引用符号37で示した方のファ
イル・プール(ないしは記憶グループ)は、複数のVM
オペレーティング・システムのうちの、1つのオペレー
ティング・システムの構成要素であって、DFSMS/
VMが所有しているファイル空間(即ち、DFSMS/
VMであるユーザIDに対して割当てられているファイ
ル空間)を含んでいる。このネットワーク30の複数の
ユーザに対しては、このファイル・プール37の中のフ
ァイル空間も、割当てることができる。DFSMS/V
Mが所有しているファイル空間の使用権は、ネットワー
ク30の中の全てのVMオペレーティング・システム3
5の間での共用としている。DFSMS/VMが所有す
るファイル空間として更に追加のファイル空間を生成し
、例えば、記憶管理のための複数種類の管理処理の各々
に1つずつのファイル空間を使用するようにしても良く
、或いは、単一の統合したファイル空間を使用するよう
にしても良い。更には、DFSMS/VMが所有するフ
ァイル空間を単一のファイル空間とした場合には、記憶
管理のための1種類の管理処理ごとに、そのファイル空
間の中に1つずつのディレクトリを生成して使用するよ
うにしても良く、或いは、単一の統合したディレクトリ
を使用するようにしても良い。 【0027】次に図3を参照して、本発明に係る、DF
SMS/VMを使用するようにしたIBM VMオペ
レーティング・システム環境の1つについて説明する。 1台以上のユーザ端末20が、このオペレーティング・
システムを走らせているホスト・プロセッサとの間で、
入出力端子を介して対話するようにしてある。即ち、そ
れら端末20は、IBM VMオペレーティング・シ
ステムを走らせている1台ないし複数台のホスト・プロ
セッサ10に結合してあり、更にそのホスト・プロセッ
サ10を、複数台の周辺記憶デバイスに結合してあり、
それらによってデータ記憶階層12を形成している。V
Mオペレーティング・システムは、図中に示した2つの
基本的な構成要素を含んでおり、それらは制御プログラ
ム(control program:CP)21と、
会話型モニタ・システム(conversationa
l monitor system:CMS)22との
2つである。 【0028】CP21は、プロセッサ環境を管理する際
に、ユーザが、あたかも、1つの独立した、完全な機能
を備えたプロセッサ環境にあるかのように感じるように
、その管理を行なう。複数の仮想機械をこのように管理
すると、それら仮想機械が、互いに独立して、且つ互い
に同時に動作しているように見えるようになる。CP2
1は更に、システムの資源のモニタ並びに管理を行ない
、ハードウェアのトラブルからの回復を制御し、そして
、システムの使用状態の管理にあたる。通常、ユーザが
実際に必要な仕事をさせるためには、例えばCMS22
等のように、このCP21とは別の何らかのオペレーテ
ィング・システムが必要である。 【0029】VMオペレーティング・システムは、それ
自身の中に備えられている対話のための構成要素である
CMS22をサポートするものであり、このCMS22
が、実際には、仮想機械上を走る唯一のオペレーティン
グ・システムである。CMS22は、ユーザとシステム
との間の双方向会話機能を提供する。そしてこの機能に
よって、ユーザは、アプリケーション・プログラムの開
発及び実行、他のユーザとの間での通信、並びにファイ
ルの生成及び編集を行なうことができるようになる。C
MS22は、ファイルの生成並びに編集をするためのフ
ァイル・システムとして、公知の2種類のファイル・シ
ステムを含んでおり、それらは、既に説明した、MFS
と、SFS23との2つである(夫々にそれらのための
ファイル・サーバを含んでいる)。MFSは、図中には
、ユーザ端末20と、レベル0のDASD14a及び1
4bとの間の接続線で、模式的に表わしてある。DAS
D14aはCMS用のミニディスク、また、DASD1
4bは非CMS用のミニディスクであり、これらはレベ
ル0の記憶機構として使用するものである。SFS23
は、レベル0のDASD14cと、レベル1のDASD
15とに接続してあり、また、SFSカタログ29を含
んでいる。図中には、このSFSのインスタンスが1つ
だけのもの(即ちファイル・プールが1つだけのもの)
を示したが、しかしながら、このSFSのインスタンス
を複数含んだものとすることも可能である。CMS22
は更に、様々なアプリケーションのために、その他のプ
ログラムもサポートしている。VMオペレーティング・
システムのそれら構成要素についての更に詳しい説明は
、IBMマニュアル、SC24−5284−01、「仮
想機械/システム・プロダクトのアプリケーション開発
レファレンス/CMS用:リリース6(VIRTUAL
MACHINE/SYSTEM PRODUCT A
PPLICATION DEVELOPMENT RE
FERENCE FOR CMS RELEASE 6
)」、ないしは、IBMマニュアル、SC24−536
7−00、「仮想機械/システム・プロダクトのCMS
共用ファイル・システム管理:リリース6(VIRTU
AL MACHINE/SYSTEM PRODUCT
CMS SHARED FILE SYSTEM A
DMINISTRATION RELEASE 6)」
、並びに、IBMマニュアル、SC24−5369−0
0、「リリース6の強化機能を使用した仮想機械/シス
テム・プロダクト:リリース6(VIRTUAL MA
CHINE/SYSTEM PRODUCT USIN
G RELEASE 6 ENHANCEMENTS
RELEASE 6 )」に記載されている。これら全
てのマニュアルはIBM社から入手することができ、ま
た、これらはこの言及を持って本開示に包含するものと
する。 【0030】VM/SPオペレーティング・システムの
、更に別の構成要素を、図中にDFSMS/VM24と
して示してある。このDFSMS/VMは公知のもので
あるが、ただし、その公知のものに、集中形(cent
ralized )の、そしてシステム管理式(sys
tem−managed)の、記憶管理機構とするため
の変更を加えてある。本発明によれば、DFSMS/V
Mには、空間管理とアベイラビリティ管理との両方の機
能を備えるさせることができる。従って、実施例によっ
ては、アベイラビリティ管理と空間管理との両方が、M
FSのファイルとSFSのファイルとの両方に対して行
なわれるようにすることもでき、また、別の実施例とし
て、アベイラビリティ管理はMFSのファイルとSFS
のファイルとの両方に対して行なわれるが、空間管理は
SFSのファイルに対してのみ行なわれるようにするこ
とも、或いはその逆とすることもでき、更には、アベイ
ラビリティ管理と空間管理とのいずれか一方のみが、M
FSのファイルとSFSのファイルとの両方に対して行
なわれるような実施例とすることも可能である。ただし
、ここで説明する実施例は、アベイラビリティ管理はM
FSのファイルとSFSのファイルとの両方に対して行
なわれ、一方、空間管理はSFSのファイルに対しての
み行なわれるようにしたものである。 【0031】このDFSMS/VM24は、その中でA
CSルーチン(自動クラス選択ルーチン)25を使用す
るようにしてあり、その使用の仕方は、このACSルー
チンをDFSMSの中で使用するときと同じである。ま
た、APPC/VMプロトコルを用いて、SFS23と
DFSMS/VM24との間の通信を行なうと共に、ユ
ーザ端末20と、SFS23ないしDFSMS/VM2
4との間の通信を行なうようにしている。このDFSM
S/VMの、更にその他のインターフェース、基本的操
作原則、それにディレクトリ及びカタログは、本明細書
において特に説明するもの以外については、DFSMS
ないしDFSMS/VMの現在リリースにおけるものと
同様である。なお、DFSMS/VMをどのようにイン
プリメントするかについての更に詳細な情報は、例えば
、IBMマニュアル、GC26−4604−01、「D
FSMS/VM総合情報:リリース1(DFSMS/V
M GENERALINFORMATION RELE
ASE 1)」、ないしは、IBMマニュアル、SC2
6−4605−00、「DFSMS/VMユーザーズ・
ガイド(DFSMS/VM USER’S GUIDE
)」、ないしは、IBMマニュアル、LY27−95
83−00、「DFSMS/VM診断法:リリース1(
DFSMS/VM DIAGNOSIS RELEAS
E 1)」、等々のサポート用の書籍や、或いは、記憶
管理機能に関してDFSMS/VMに先行して出された
製品のサポート用の書籍である、例えば、IBM書籍G
321−5349−00、「システム管理記憶(SYS
TEM−MANAGED STORAGE)」(198
9年刊、IBMシステム・ジャーナル、第28巻、第1
号、第77〜第103頁からのリプリント)や、IBM
マニュアル、GG24−3403−00、「DFSMS
インプリメンテーション・プライマ・シリーズ:ACS
ルーチンの作成法(DFSMS IMPLEMENTA
TION PRIMER SERIES: WRITI
NG ACS ROUTINES)」や、IBMマニュ
アル、SC26−4514−01、「MVS/ESA記
憶管理レファレンス:バージョン3:リリース1(MV
S/ESA STORAGE ADMINISTRAT
ION REFERENCE VERSION 3 R
ELEASE 1)」や、IBMマニュアル、GC26
−4507−01、「MVS/ESAデータ機構プロダ
クト総合情報:バージョン3(MVS/ESA DAT
A FACILITY PRODUCT GENERA
L INFORMATION VERSION 3 )
」や、IBMマニュアル、SH35−0083−04、
「データ機構階層化記憶管理システム・プログラマ・コ
マンド・レファレンス:バージョン2:リリース5(D
ATA FACILITY HIERARCHICAL
STORAGEMANAGER SYSTEM PR
OGRAMMER COMMANDS REFEREN
CE VERSION 2 RELEASE 5 )」
に記載されている。以上の全ての書籍は、IBM社から
入手することができるものであり、また、それら書籍は
この言及をもって本開示に包含するものとする。更なる
情報としては、米国特許第4638424号、同第47
71375号、及び、同第4876662号に記載され
ているものがあり、これら米国特許も、この言及を持っ
て本開示に包含するものとする。なお、ユーザ端末20
、SFS23、及びDFSMS/VM24は、CP21
の制御下にある複数の仮想機械としてインプリメントさ
れている。CMS22は、実際にはそれら複数の仮想機
械に組み込まれているのであるが、図には、その機能を
明示するために、独立した領域として示してある。 【0032】データ記憶階層12の中においてファイル
の記憶管理を行なうためには、管理基準と管理属性とを
記憶しておく必要がある。管理基準は、複数の管理クラ
スの形で定義して、構成ファイルの中に、制御情報の一
部として入れておく。更に、それら管理クラスのうちか
ら、ACSルーチン25が、SFSの各々のファイルに
対して選択した管理クラスを、SFSのカタログ29の
中に記憶させておく。このSFSのカタログ29には更
に、SFSの各々のファイルの管理属性も、併せて記憶
させておく。SFSのファイルの記憶管理のための処理
動作には、管理クラスによって指定されている管理基準
と、管理属性とを比較対照するための通常の比較処理と
、それに伴って必要となるその他の動作とが含まれる。 SFSファイル空間のうちの、レベル0の記憶空間26
の各々には、1つないし複数のディレクトリ並びにサブ
ディレクトリを包含させることができる。そのようにし
て形成したファイルの論理グループに対しても、1つの
ファイルに対すると同様に、管理クラスを付与すること
ができ、そして、DFSMS/VM24で管理をするこ
とができる。そうした場合の種々のデータ構造の更なる
説明は、引用文献として本明細書に包含した上記文献に
記載されている。 【0033】次に、MFSに関しては、MFSのファイ
ル及びミニディスクの管理クラスと管理属性との両方を
記憶しておけるようにするために、DASD14c上に
、レベル0の記憶空間27を有する集積用SFSファイ
ル空間を1つ生成しておく。この集積用ファイル空間は
、ファイル・プール37の中に置くようにすることがで
き、またこの集積用ファイル空間は、DFSMS/VM
24に所有させるようにする。更に、DFSMS/VM
24に対して識別を施したMFSの各々のファイルに対
応させて、この集積用ファイル空間内に空ファイルを生
成するようにする。このMFSのミニディスクに関して
は、この集積用ファイル空間のレベル0の部分27に、
ディレクトリを生成するようにする。このように、集積
用ファイル空間のレベル0の部分27に、空ファイルな
いしディレクトリを生成するたびに、ACSルーチン2
5が自動的に動作して、その生成したファイルないしデ
ィレクトリに対応した管理クラスを選択し、そしてその
選択した管理クラスの表示をSFSのカタログ29の中
に記憶させる。この管理クラスの選択とその表示の記憶
とは、SFSのファイルないしディレクトリを対象とし
てそれらを行なう場合と同様にして行なわれる。こうし
てMFSのファイルに対応させて生成したSFSのファ
イルは、空ファイルのままにしておくのであるが、それ
は、記憶管理に関しては、その他の情報を記憶させる必
要がないからである。以上のようにした上で、DFSM
S/VM24が、MFSのカタログ(図を見易くするた
めに不図示としてある)の中に記憶させてある管理属性
と、SFSのカタログ29の中の管理クラスによって指
定されている管理基準とを比較し、その比較結果に基づ
いて、MFSのファイル並びにミニディスクを管理する
ようにしている。これは即ち、SFSとMFSの両方の
ファイル・システムを対象とした記憶管理を行なうため
に、SFSファイル・システムに、MFSファイル・シ
ステムの記憶管理を「補助」させているということであ
る。 【0034】MFSのファイルないしミニディスクを、
集積用ファイル空間のレベル0の部分27の中に生成し
た、それらに対応したSFSのファイルないしディレク
トリと関連付ける(マッピングする)には、ネーム付与
規則を利用するようにしている。即ち、先ず、ディレク
トリに対しては、以下のようにネームを付与するように
している。 filepoolid:DFSMSxxx.MINID
ISKMAP.fqluname.smsglobre
sid.mdowner.vaddr このネームの各
部分については、以下のとおりである。 ”filepoolid” は、ファイル・プールの
ネームである。 ”DFSMSxxx” は、ファイル空間のネームで
ある。このネーム形態は、DFSMS/VM24へ、集
積用ファイル空間をそのDFSMS/VMが管理すべき
であるが、ただし、集積用ファイル空間内の複数のファ
イル自体は移送すべきではないことを知らせるものであ
る。 ”MINIDISKMAP” は、アベイラビリティ管
理のための集積用ファイル空間を、その他の記憶管理の
機能(例えば空間管理の機能等)のための集積用ファイ
ル空間から明確に区別するための、固定したネームであ
る。ただし、ただ1つの集積用ファイル空間を、全ての
記憶レベルのために使用することも可能であることに注
意されたい。 ”fqluname” は、サブネットワーク31と
ゲートウェイ34との組合せネーム(連結ネーム)であ
る。このネームは、管理が現在行なわれているミニディ
スクがその中に存在しているTSAF集合体33を、一
義的に特定するものであり、また、DFSMS/VM2
4の記憶アドミニストレータが指定しているパラメータ
から得られるものである。 ”smsglobresid”は、当該ミニディスクの
管理を実行しているVMオペレーティング・システム3
5ないしDFSMS/VM24に対応した、TSAF集
合体の全域の中でのAPPC/VM資源のネームであり
、そのTSAF集合体の内部において当該APPC/V
M資源を一義的に特定するものである。このネームもま
た、DFSMS/VM24の制御ファイルから得られる
。 ”mdowner” は、管理が現在行なわれているミ
ニディスクの所有者のユーザ・ネームである。”vad
dr” は、管理が現在行なわれているミニディスクの
仮想アドレスである。 【0035】 ファイルにアクセスするためには、更
に、ファイルネームとファイルタイプとが必要である。 集積用ファイル空間のディレクトリの中の複数のファイ
ルには、それらファイルが各々代表している元のMFS
ファイルのものと、同一のファイルネームとファイルタ
イプとを持たせるようにしている。また、集積用ファイ
ル空間は、それをそれ自身のSFS記憶グループの中に
置くようにすることも可能であり、そうすれば、その他
のSFSユーザの性能に対して及ぼす影響を最小限にと
どめることができる。 【0036】更に、上記のものと同様のネーム付与規則
を、SFSの内部識別子に対しても適用するようにして
おり、それによって、レベル1の記憶機構を、ネットワ
ーク30の全域に亙って記憶管理のために共用すること
ができるようにしている。即ち、ファイル・プール37
に含まれているファイル空間は、集積用ファイル空間と
することのできるものであり、そのファイル空間に、幾
らかの、レベル1の共通の記憶空間28を持たせてある
。そして、ネットワーク30において移送が行なわれた
SFSファイルについては、そのSFSファイルの所有
者並びにそのSFSファイルのソース・ファイルの位置
の如何にかかわらず、その移送の行なわれたSFSファ
イルの全てを、この記憶空間28に記憶させるようにし
ている。更に、上述のネーム付与規則を使用しているた
め、移送が行なわれたSFSファイルないしディレクト
リについては、そのファイル・プール36、オペレーテ
ィング・システム35、TSAF集合体33、並びにそ
のSFSファイルの移送元のサブネットワーク31の如
何にかかわらず、そのSFSファイルないしディレクト
リに対して、固有の、一義的な識別が施される。即ち、
ディレクトリには、以下のようにネームを付与するよう
にしている。 filepoolid:DFSMSxxx.MIGRA
TIONLEVEL1.fqluname.smsgl
obresid.file− pool.storag
egroup このネームの各部分については、以下の
とおりである。 ”filepoolid”、”DFSMSxxx”、”
fqluname”、及び ”smsglobresi
d” については、既に説明したとおりである。 ”filepool” は、SFSファイルの移送元
のファイル・プールである。 ”storagegroup”は、SFSファイルの移
送元の記憶グループである。 【0037】移送後のSFSファイルの記憶位置を特定
するためには、更に、ファイルネーム並びにファイルタ
イプが必要である。記憶空間28内のファイルは、ファ
イルネームとファイルタイプとを備えており、それらフ
ァイルネームとファイルタイプとは、当該ファイルに対
応した、レベル0にあるソース・ファイルに備えられて
いる、SFS内部識別子に基づいて生成されるようにし
てある。また、VMオペレーティング・システムの現在
リリースにおいては、SFS23が、その内部識別子を
利用して、ファイル・プール36の中の1つ1つのファ
イルを一義的に識別するようにしている。これが必要で
あるのは、同一のファイル・プールへ複数のユーザがア
クセスするため、個々のユーザがそのファイル・プール
の中に、ファイルネームもファイルタイプも同一のファ
イルを入れてしまうおそれがあるからである。SFS2
3は、それらの、同一のネームとなりかねないファイル
どうしを、SFS内部識別子によって区別することがで
きるのである。好適実施例においては、このネーム付与
規則は、8個の拡張2進化10進数変換(EBCDIC
)キャラクタから成るファイルネームと、同じく8個の
EBCDICキャラクタから成るファイルタイプとを使
用するようにした規則としている。SFS内部識別子は
、8個のキャラクタから成る2進数データの形(SFS
23の内部ではこれが使用されている)から、16進コ
ードを表わす16個のEBCDICキャラクタの形へと
変換した上で(この場合、2進値データの半バイト分が
16進コードのキャラクタの1個分に相当する)、それ
を記憶空間28のディレクトリの中で使用するようにし
ている。 【0038】以上に説明した方式で、ネットワーク30
の中の各SFSソース・ファイルないしディレクトリを
、記憶空間28ないしそのディレクトリの中で、一義的
に識別できるようにしている。このため、この記憶空間
28に、ネットワーク30の全域におけるレベル1のS
FS移送ファイルの全てを記憶させることが可能となっ
ており、従って、各ファイル・プール36のレベル1の
記憶機構、VMオペレーティング・システム環境35、
TSAF集合体33等々に関する、ファイル空間、及び
/または記憶デバイスの維持に付随するオーバーヘッド
が低減されている。また、MFSファイルに対しても同
様に他の空間管理を行なうようにした実施例の場合には
、このネーム付与規則において、”filepool”
や ”storagegroup” の替わりに、”m
downer” や ”vaddr”を使用すれば、レ
ベル1のMFSファイルを一義的に識別することができ
る。 【0039】このネーム付与規則は、それ自体の本来の
性質によって、ネットワーク30の全域におけるSFS
ファイルのファイルネームの一義性を保証するものであ
るため、DFSMSでは必要とされている、移送したフ
ァイルをそのファイルの一次コピーに関連付ける(マッ
ピングする)ために用いられる制御ファイルが、ここで
は不要となっている。また、このネーム付与規則を、レ
ベル1の共通記憶機構に関して、その空間管理以外のそ
の他の種類の記憶管理にも、同様に使用するようにすれ
ば、レベル1の記憶機構に関する全ての種類の記憶管理
を、1つだけのファイル空間を用いて行なうことも可能
になり、或いは、レベル1の記憶装置に関する空間管理
機能の各々ごとに、1つずつのファイル空間を使用する
ようにすることも可能になる。なお、このネーム付与規
則を、レベル1の共通記憶機構に関して、そのアベイラ
ビリティ管理にも同様に使用するようにした場合には、
マッピングのための制御ファイルを完全に不要化するこ
とはできず、なぜならば、そうした場合には、ファイル
の一次コピーをそのファイルの二次コピーに関連付ける
ために、何らかのマッピングがなお必要とされるからで
ある。 【0040】動作方式 次に図4を参照しつつ、本発明に係る、DFSMS/V
Mに対してデータ・エンティティを定義する方法につい
て説明する。この動作は、ホスト・プロセッサがコール
を発すると、ステップ100またはステップ105から
開始し、実際にどちらのステップから開始するかは、そ
のデータ・エンティティがSFSのファイルないしディ
レクトリであるのか、それともMFSのファイルないし
ミニディスクであるのかに応じて決まる。DFSMS/
VMが管理するものが、SFSのファイルないしディレ
クトリである場合には、ステップ115において、その
ファイルないしディレクトリを生成する。続いてステッ
プ120において、ACSルーチンが、そのファイルな
いしディレクトリに管理クラスを割当て、その割当てら
れた管理クラスは、SFSのカタログの中に記憶される
。続いて制御の流れは、ステップ125においてリター
ンする。一方、管理するものが、MFSのファイルない
しミニディスクである場合には、ステップ110におい
て、そのファイルないしミニディスクを生成する。次に
、ステップ115において、生成したそのMFSのファ
イルに対応したSFSの空ファイルを(及び/または、
生成したそのMFSのミニディスクに対応したSFSの
ディレクトリを)集積用ファイル空間の中に生成する。 この場合も同様に、ステップ120において、ACSル
ーチンが管理クラスの割当てを行ない、更に、この場合
も制御の流れはステップ125においてリターンする。 【0041】次に図5を参照しつつ、本発明に係る、D
FSMS/VMの種々の記憶管理動作について説明する
。先ずステップ130において、ホスト・プロセッサが
、記憶機構の管理を行なわせるためにDFSMS/VM
をコールする。次にステップ135において、DFSM
S/VMが、SFSのカタログ及び/またはMFSのカ
タログの中のリストとして入れられている、管理すべき
データ・エンティティのうちの最初のものを調べる。 ステップ140では、そのリストの中のその先頭のアイ
テム(即ちデータ・エンティティ)が、SFSのファイ
ル(ないしはディレクトリ)であるのか、それともMF
Sのファイル(ないしはミニディスク)であるのかに応
じて、流れが分岐する。その先頭のデータ・エンティテ
ィがMFSのファイルないしミニディスクであったなら
ば、DFSMS/VMは、ステップ145において、S
FSのカタログの中に記憶させてある管理クラスが指定
している管理基準を、MFSのカタログの中にある、そ
のデータの管理属性と比較対照する。一方、その先頭の
データ・エンティティがSFSのファイルないしディレ
クトリであったならば、DFSMS/VMは、ステップ
150において、SFSのカタログの中に記憶させてあ
る管理クラスが指定している管理基準を、同じこのSF
Sのカタログの中にあるそのデータの管理属性と比較対
照する。これらいずれかの比較対照の結果、いかなる管
理動作も必要でないことが判明した場合には、制御の流
れはステップ155から分岐して直接ステップ175へ
進む。一方、何らかの管理動作、例えばデータの移送、
バックアップ、ないしは削除等の動作が必要とされてい
ることが判明した場合には、ステップ160において、
その必要な動作を実行する。ここで実行する動作には、
前述のネーム付与規則を用いて、レベル1のあるファイ
ルに対して、ネットワーク内における固有の一義的な識
別を施すという動作も含まれることになる。そこで、前
述のネーム付与規則におけるネームの構成要素のうちの
必要なものを適宜取り出してきて連結し、使用するよう
にする。また、データ転送を行なう場合には、それに伴
って、データの詰め直しを行なうこともある。このステ
ップ160での動作には、更に、例えば、あるファイル
が移送されたことや、そのファイルの二次コピーが存在
していることの表示等の、データのステータスの変化を
反映するための、関連したディレクトリのエントリを更
新するという動作も含まれる。ステップ170において
は、それらの動作の実行の結果を反映させるために、S
FSのカタログの中の管理属性の更新を行なう(場合に
よっては、MFSのカタログの中の管理属性の更新も併
せて行なう)。次に、ステップ175では、記憶管理の
ための以上の調べが済んでいないデータ・エンティティ
が、まだその外に存在しているか否かに応じて、流れが
分岐する。調べの済んでないデータ・エンティティが存
在していた場合には、流れはステップ180へ進み、そ
こで、次のデータ・エンティティの調べを行ない、そし
てステップ140へ戻る。一方、調べを行なうべきファ
イルが最早存在していなかったならば、DFSMS/V
Mは、ステップ185において、ホスト・プロセッサへ
制御を返す。 【0042】擬似コードで書いた、本発明に関する幾つ
かのリストを以下に示す。最初のリストは、MFSのフ
ァイル並びにミニディスクを、DFSMS/VMに対し
て定義し、且つ、定義したそのファイル並びにミニディ
スクに対し、それに対応した管理クラスを選択するため
のリストである。
/* 管
理クラスを記憶させるための集積手段として、SFSを
利用するよ */ /* うにした、システム管理式
のミニディスクの記憶管理。
*/ /* このルーチンは、MFSファイルの機
能のアベイラビリティ管理のみ */ /* を取り
扱うものである。
*
/ input: minidisk backup reposi
tory filepoolid char(8),
minidisk backup reposi
tory filespace char(8),
fully qualified luname
char(16),
DFSMS global resource
id char(8),
# of minidisks
fixed(31)
, minidisk list
array(#
of minidisks) owne
r
char(8), virt
ual address
char(4); declare: minidisk backup reposi
tory name constant(
’MINIDISKMAP’); do i = 1
to # of minidisks; /* 入力
された各ミニディスクに対して */ /* 入力
値を連結することにより、ミニディスクのバックアップ
の集積用 */ /* ディレクトリのネームを生成する
*/ mbr dirname=mini
disk backup repository fi
lepoolid ||’:’||
minidisk backup
repository filespace
||’.’|| m
inidisk backup repository
name ||’.’||
fully qualif
ied luname
||’.’||
DFSMS global resource i
d ||’.’||
minidisk
list(i).owner
||’.’||
minidisk list(i).vir
tual address; if (ディレ
クトリ mbr dirname が存在しない )
then SFS DMSCRDIR
CSL のコールを用いてディレクトリ mbr d
irname を create; CMS ミニディスク・ディレクトリから l
ist of files to be manage
dを create; SFS DMSOPDIR のコールと、
DMSGETDI CSL のコールとを用いて、
mbr dirname の中に、ファイルのリス
トを creat; do j = 1 to
# of files on minidisk;
/* ミニディスクの各ファイ */
/* ルに対して
*/ if (list of
files to be managed(j)に対応
した、ファイルネームとファ イルタイ
プとが同一のファイルが、 mbr dirname
の中に存在してい ない) then SFS DMSOPEN CSL のコー
ルを用いて、mbr dirname の中にそのファ
イル ネームとファイルタイプとを有する空
ファイルを create;if (このバックアップ
は無条件バックアップである) then backup file(list of
files to be managed(j))
を call; else do;
/* 増加分バックアップである
*/ SMS
processing decision をコールし
て、mbr dirname の中のそのファ
イルの管理クラスと、更にそのファイルの管理属性
とを転送; if (判定は BAC
KUP FILE DECISION である) th
en backup file(l
ist of files to be manage
d(j)) を call; end;
/* 増加分バックアップの do
*/
end; /* # o
f files on minidisk に対する
do */ end;
/* # of minidis
ks に対する do
*/
【0043】以下の第2のリストは、SFSのファ
イル及びディレクトリを対象とした空間管理のためのリ
ストである。このリストの中において、 ”MC” は
管理クラスを表わし、”ML1” は、移送が行なわれ
たデータが記憶されているレベル1の記憶機構を表わし
ている。また、”Null(ヌル)”は、あるファイル
ないしディレクトリに対して、その管理クラスとして、
意図的に空白の集合を割当ててあることを表わしている
。このリストは、先ず最初に、ファイルに割当てられて
いる管理クラスを取り出したときに、そのファイルに管
理クラスとして「ヌル」が割当てられている場合、その
ファイルに何の管理クラスも割当てられていない場合、
そしてそのどちらでもなく、そのファイルに(普通に)
管理クラスが割当てられている場合について示す。これ
らのうち、ファイルに管理クラスとして「ヌル」が割当
てられている状態がデフォールトであり、その場合、デ
ィレクトリに割当てられている管理クラスを取り出しに
かかるが、ディレクトリに関しても、そのディレクトリ
に「ヌル」が割当てられている場合、そのディレクトリ
に何の管理クラスも割当てられていない場合、そしてそ
のどちらでもなく、そのディレクトリに(普通に)管理
クラスが割当てられている場合がある。このリストは続
いて、管理クラスと管理属性とに基づいた、データの期
限切れ及び移送についての判定/動作を示す。
/*
MC の定義を取り出し、 MC のネームに基づいて
初期判定を行なう。 */ File Man
agement Class に関して、入力パラメー
タを select: when (null)
then Directory Ma
nagement Class に関して、入力パラ
メータを select: when
(null) then シス
テムのデフォールトである管理クラス/管理基準を g
et if (その管理クラス
が現在構成の中に存在していない) then
管理クラス不在エラー・メッ
セージを output
goto EXIT POINT
else if ( その他のエラーが発
生している) 内部エ
ラー・メッセージを output
goto EXIT POINT
when (管理クラス識別子が存在し
ていない) then if
(入力パラメータ Commad−Issued が
MIGRATE である) then
if (入力パラメータ Fil
e Record Size > 0 である) th
en Dec
ision = MIGRATE
Migrate Age = 0
endif
else (コマンドが MAN
AGE である)
Decision = NO ACTION
endif othe
rwise そのディレクト
リの管理クラス/管理基準を get
if (その管理クラスが現在構成の中に存在
していない) then
管理クラス不在エラー・メッセージを outpu
t goto EX
IT POINT else
if ( その他のエラーが発生している)
内部エラー・メッセージを
output go
to EXIT POINT end
select when (管理クラス識別子
が存在していない) then if
(入力パラメータ Commad−Issued が
MIGRATE である) then
if (入力パラメータ File Re
cord Size > 0 である) then
Decision =
MIGRATE Mi
grate Age = 0
endif else (コマンド
が MANAGE である)
Decision = NO ACTION
endif otherwise そのファイルの管理基準を get
if (その管理クラスが現在構成の中
に存在していない) then
管理クラス不在エラー・メッセージを output
goto EXIT PO
INT else if ( その他
のエラーが発生している) 内
部エラー・メッセージを output
goto EXIT POINT
endselect if
(Decision = MIGRATE または
NO ACTION である) then
goto EXIT POINT
/* MC の定義に基づいて MC の期限切れの
有無の判定を行なう。 */
if (入力パラメータ Commad−Iss
ued が MIGRATE であり、且つ、
入力パラメータ Date of
Creation > 0 であり、 且
つ、 入力パラメータ Dat
e of Last Reference > 0 で
ある) then do if ( MC 基
準 expire−after−days−nonus
age と、
MC パラメータ expire−after−d
ate/days との、
双方が共に、NOLIMIT である)
then
do
ファイルを期限切れであるとする
end
else if (expire−aft
er−days−nonusage = NOLIMI
T または
expire−after−days−no
nusage <= (current−date
−入力
パラメータ Date of Last Refere
nce)であ
る)
then /* 最初の2つの条件は、 exp
ire−after−days−nonusage を
適用しないこ */ /* とにしている(NOLI
MIT) か、或いは expire−after−d
ays−nonusage が */ /* 満足さ
れているかの、いずれかであることを表わしている。い
ずれに */ /* せよファイルを期限切れである
とするためには、expire−after−days
*/ /* という属性がこの時点で満足されて
いる必要がある。 */
do
if
( expire−after−date/days
が指定している絶対
日付 <= current
−date、
または、 expire−after−da
te/days が指定している
数 <= (
current−date − 入力パラメータ
Date of Creation ) 、
または
、 expire−after−date/days
= NOLIMIT )
then
ファイルを期限
切れであるとする
else
ファイルを期限切れでな
いとする
endif
end e
lse do
ファイルを
期限切れでないとする
end endif
if (ファイルを期限切れであ
るとする) then
if (期限切れ設定 MC 基準は ENTIRE
である) then
Decision = EXPIRE FI
LE ENTIRE
else
Decision = EXPIRE FILE DA
TA ONLY en
dif endif
end endif if (Decision = EXPIRE
FILE ENTIRE または EXPIRE F
ILE DATA ONLY ) th
en goto EXIT POINT
/* MC の定義に基づいて、期限切れに該当しな
かったファイルについて */ /* 移送の適否を
判断する。
*/
Command−or−Auto−Migrat
e に関して、 MC 基準を select
when (NONE) do Decision = NO
ACTION end when (BOTH) do if (入力パラメータ C
ommand Issued が MIGRATE
である) then
do if
( File Record Length > 0
である) then
Decision = MIGRAT
E
Migrate Age = 0
endif
end e
lse (コマンドが MANAGE である)
do
if (入力パラメータ Dat
e of Last Reference > 0 、
且つ、Pr
imary−Days−Non−Usage の M
C 基準 <= 入力
パラメータ Date of
Last Reference からの日
数、
且つ、入力パラメ
ータ Storage Level = PRIMAR
Y、で ある
) the
n
do
if ( File Record Len
gth > 0 である) then
D
ecision = MIGRATE
M
igrate Age = Current−Date
− Date
of Last Reference
endif
end
else
do
Decision =
NO ACTION
end
end end when (COMMAND)
do if (入力パラメータ C
ommand Issued が MIGRATE
である) then
do if
( File Record Length > 0
である) then
Decision = MIGRAT
E
Migrate Age = 0
endif
end e
lse Decision
= NO ACTION end otherwise do MC パラメータ無効エラ
ー・メッセージを output e
nd
【00
44】以下の第3のリストは、レベル1の記憶装置へ移
送されるデータの生成及びアクセスの際に、ファイル及
びディレクトリのネームを発生させるためのリストであ
る。
8バイトの16進表示(hex)の内部識別
子(ID)を、16バイトのEBCDICキャラクタで
表わされる、ファイルネーム及びファイルタイプへ変換
する。ID(hex)の各々の半バイトは、’0’xか
ら’F’xまでの間の16進数値を表わしている。それ
らの数値を、それらの数値の全バイトのEBCDICキ
ャラクタである、’0’から’F’までのキャラクタへ
変換する。 こうして得られた16個のEBCDICキャラクタは、
所有している記憶ファイルのファイルネーム及びファイ
ルタイプとなる。 DFSMS/VMの制御ファイル
から、ファイル・プールID(filepoolid)
と、所有しているレベル1の記憶機構のネーム(DFS
MSxxx)とを取り出す。 DFSMS/VMの制御ファイル
から、完全に修飾した lu−name(fqluna
me)を取り出す。 DFSMS/VMの制御ファイル
から、資源のID(SMSglobresid)を取り
出す。 IDの先頭の2バイトから、記憶グループ(stora
gegroup)を取り出す。 入力パラメータから、ファイル・
プール(filepool)を取り出す。 以上の情報を使用して、所有して
いる記憶機構の中のファイルのディレクトリを、次のフ
ォーマットで構成する。 Filepoolid:DF
SMSxxx.MIGRATIONLEVEL1.fq
luname.
SMSglobresid.filepool.
storagegroup
【0045】以上に本発明をその具
体的な実施例に即して説明してきたが、当業者には理解
されるように、本発明の概念、範囲、並びに教示から逸
脱することなく、種々の形態的な変更、並びに細部構造
の変更を加えることが可能である。例えば、図2におい
て、そのネットワーク、TSAF集合体、VMシステム
、ファイル・プール、等々の数を、異なったものとする
ことができる。従って、本明細書に開示した発明は、請
求項以外の何物によっても限定されるものではない。
ク図である。
連のオペレーティング・システム環境の模式的なブロッ
ク図である。
のネットワークの中の、オペレーティング・システム環
境の模式的なブロック図である。
ファイルを定義するための処理のフローチャートである
。
トである。
データ記憶階層 14、14a、14b、14c DASD15 D
ASD 20 ユーザ端末 21 制御プログラム(CP) 22 会話型モニタ・システム(CMS)23 共
用形ファイル・システム(SFS)24 DFSMS
/VM 25 自動クラス選択(ACS)ルーチン29 S
FSカタログ 30 ネットワーク 31 サブネットワーク 32 ゲートウェイ 33 透明サービス・アクセス機構(TSAF)集合
体34 ゲートウェイ 35 VMオペレーティング・システム36 SM
Sファイル・プール 37 ファイル・プール
Claims (16)
- 【請求項1】 第1ファイル・システム及び第2ファ
イル・システムの記憶管理を可能としたデータ記憶階層
において、レベル0の記憶機構であって、該レベル0の
記憶機構上には前記第1ファイル・システムに従って編
成した第1記憶空間と前記第2ファイル・システムに従
って編成した第2記憶空間とを設けてあり、前記第1記
憶空間が前記第2記憶空間上のファイルの記憶管理のた
めの第1管理情報のカタログを含んでいるようにした、
前記レベル0の記憶装置と、レベル1の記憶機構と、前
記レベル0の記憶機構と前記レベル1の記憶機構とに結
合したホスト・プロセッサと、前記ホスト・プロセッサ
に対し、前記第1管理情報を用いて前記第2記憶空間上
のファイルの管理を行なうよう命令する、前記ホスト・
プロセッサに結合した管理手段と、を備えたデータ記憶
階層。 - 【請求項2】 前記第2記憶空間が、前記第1管理情
報を記憶するために使用可能な記憶空間を持たないカタ
ログを備えていることを特徴とする請求項1のデータ記
憶階層。 - 【請求項3】 前記第1記憶空間が、前記第2記憶空
間上の各ファイルに対応した空ファイルをその中に有す
る集積用ファイル空間を含んでいるようにしたことを特
徴とする請求項1のデータ記憶階層。 - 【請求項4】 前記第1記憶空間が、前記第1記憶空
間上のファイルの記憶管理のための第2管理情報のカタ
ログと、前記ホスト・プロセッサに対し、前記第2管理
情報を用いて前記第1管理空間上のファイルの管理を行
なうよう命令する、前記ホスト・プロセッサに結合した
管理手段とを、含んでいるようにしたことを特徴とする
請求項1のデータ記憶階層。 - 【請求項5】 前記第1ファイル・システムが共用式
のファイル・システムであり、前記第2ファイル・シス
テムが予め割当てを行なう方式のファイル・システムで
あることを特徴とする請求項1のデータ記憶階層。 - 【請求項6】 前記第1ファイル・システムが共用式
のファイル・システムであり、前記第2ファイル・シス
テムが予め割当てを行なう方式のファイル・システムで
あることを特徴とする請求項2のデータ記憶階層。 - 【請求項7】 前記第1ファイル・システムが共用式
のファイル・システムであり、前記第2ファイル・シス
テムが予め割当てを行なう方式のファイル・システムで
あることを特徴とする請求項3のデータ記憶階層。 - 【請求項8】 前記第1ファイル・システムが共用式
のファイル・システムであり、前記第2ファイル・シス
テムが予め割当てを行なう方式のファイル・システムで
あることを特徴とする請求項4のデータ記憶階層。 - 【請求項9】 第1ファイル・システム及び第2ファ
イル・システムの記憶管理を可能としたデータ記憶階層
において、レベル0の記憶機構であって、該レベル0の
記憶機構上には前記第1ファイル・システムに従って編
成した第1記憶空間と前記第2ファイル・システムに従
って編成した第2記憶空間とを設けてあり、前記第1記
憶空間が、前記第2記憶空間上の各ファイルに対応した
空ファイルをその中に有する集積用ファイル空間を含み
、且つ、前記第2記憶空間上のファイルの記憶管理のた
めの第1管理情報並びに前記第1記憶空間上のファイル
の記憶管理のための第2管理情報のカタログを備えてお
り、更に、前記第2記憶空間が、前記第1管理情報を記
憶するために使用可能な記憶空間を持たないカタログを
備えている、前記レベル0の記憶装置と、レベル1の記
憶機構と、前記レベル0の記憶機構と前記レベル1の記
憶機構とに結合したホスト・プロセッサと、前記ホスト
・プロセッサに対し、前記第1管理情報を用いて前記第
2記憶空間上のファイルの管理を行なうよう命令する、
前記ホスト・プロセッサに結合した管理手段と、前記ホ
スト・プロセッサに対し、前記第2管理情報を用いて前
記第1管理空間上のファイルの管理を行なうよう命令す
る、前記ホスト・プロセッサに結合した管理手段と、を
備えたデータ記憶階層。 - 【請求項10】 前記第1ファイル・システムが共用
式のファイル・システムであり、前記第2ファイル・シ
ステムが予め割当てを行なう方式のファイル・システム
であることを特徴とする請求項9のデータ記憶階層。 - 【請求項11】 第1ファイル・システム及び第2フ
ァイル・システムをサポートするデータ記憶階層の中の
データ記憶管理機能を提供するプログラム製品であり、
前記データ記憶階層は、前記第1ファイル・システムに
従って編成した第1記憶空間と前記第2ファイル・シス
テムに従って編成した第2記憶空間とを設けたレベル0
の記憶機構、レベル1の記憶機構、及び、前記レベル0
の記憶機構と前記レベル1の記憶機構とに結合したホス
ト・プロセッサを備えているデータ記憶階層である、前
記プログラム製品において、データ記憶媒体と、前記ホ
スト・プロセッサに対し、前記第2記憶空間の記憶管理
のための第1管理情報を含んでいるカタログを前記第1
記憶空間上において維持することと、前記第1管理情報
を用いて前記第2記憶空間を管理することとを命令する
、前記データ記憶媒体上の管理手段と、を備えたプログ
ラム製品。 - 【請求項12】 前記管理手段が、前記ホスト・プロ
セッサに対し、前記第2記憶空間上の各ファイルに対応
した空ファイルを前記第1記憶空間上の集積用ファイル
空間内に生成するよう命令する、前記データ記憶媒体上
の命令手段を、更に備えているようにしたことを特徴と
する請求項11のプログラム製品。 - 【請求項13】 前記ホスト・プロセッサに対し、前
記第1ファイル空間の記憶管理のための第2管理情報の
カタログを前記第1記憶空間上において維持することと
、前記第2管理情報に従って前記第1記憶空間を管理す
ることとを命令する、前記データ記憶媒体上の管理手段
を、更に備えたことを特徴とする請求項11のプログラ
ム製品。 - 【請求項14】 前記ホスト・プロセッサに対し、前
記第1ファイル空間の記憶管理のための第2管理情報の
カタログを前記第1記憶空間上において維持することと
、前記第2管理情報に従って前記第1記憶空間を管理す
ることとを命令する、前記データ記憶媒体上の管理手段
を、更に備えたことを特徴とする請求項12のプログラ
ム製品。 - 【請求項15】 データ記憶階層の中のデータ記憶管
理の方法であり、前記データ記憶階層は、第1ファイル
・システムに従って編成した第1記憶空間と第2ファイ
ル・システムに従って編成した第2記憶空間とを設けた
レベル0の記憶機構、レベル1の記憶機構、及び、前記
レベル0の記憶機構と前記レベル1の記憶機構とに結合
したホスト・プロセッサを備えているデータ記憶階層で
ある、前記方法において、前記第2記憶空間上の各ファ
イルに対応した空ファイルを、前記第1記憶空間内に生
成する、機械実行ステップと、前記第2記憶空間上の前
記各ファイルに対して管理クラスを割当て、且つ、割当
てたその管理クラスを、前記第1記憶空間上のカタログ
の中に記憶させる、機械実行ステップと、前記第2記憶
空間上の前記各ファイルを、そのファイルの管理クラス
に応じて管理する、機械実行ステップと、を含んでいる
方法。 - 【請求項16】 前記第1記憶空間上の各ファイルに
対して管理クラスを割当て、且つ、割当てたその管理ク
ラスを、前記第1記憶空間上のカタログの中に記憶させ
る、機械実行ステップと、前記第1記憶空間上の前記各
ファイルを、そのファイルの管理クラスに応じて管理す
る、機械実行ステップと、を更に含んでいることを特徴
とする請求項15の方法。
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