JPH0424648Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0424648Y2 JPH0424648Y2 JP1984034851U JP3485184U JPH0424648Y2 JP H0424648 Y2 JPH0424648 Y2 JP H0424648Y2 JP 1984034851 U JP1984034851 U JP 1984034851U JP 3485184 U JP3485184 U JP 3485184U JP H0424648 Y2 JPH0424648 Y2 JP H0424648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- level
- signal
- multiplier
- phase shifter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案はFM復調回路に関し、さらに詳言すれ
ば移相器と乗算器とを備えたFM復調回路の改良
に関する。
ば移相器と乗算器とを備えたFM復調回路の改良
に関する。
従来のFM復調回路は、たとえば第１図に示す
如く、バンドパスフイルタ１を介して抽出した
FM信号（FM被変調波）をリミツタ２に供給し
て波形整形する。リミツタ２の出力は移相器３に
供給されて移相され、移相された移相器３の出力
とリミツタ２の出力は乗算器４で乗算される。乗
算出力はレベル可変装置５でそのレベルを適当な
レベルに設定され、レベル可変装置５の出力はロ
ーパスフイルタ６に供給されてキヤリア成分が除
去され、復調出力となつている。
如く、バンドパスフイルタ１を介して抽出した
FM信号（FM被変調波）をリミツタ２に供給し
て波形整形する。リミツタ２の出力は移相器３に
供給されて移相され、移相された移相器３の出力
とリミツタ２の出力は乗算器４で乗算される。乗
算出力はレベル可変装置５でそのレベルを適当な
レベルに設定され、レベル可変装置５の出力はロ
ーパスフイルタ６に供給されてキヤリア成分が除
去され、復調出力となつている。
しかるに、上記の如き従来のFM復調回路にお
いて、リミツタ２と乗算器４は一般に１チツプに
集積化されていて、多くの場合直流結合されてい
る。この結果、乗算器４にリミツタ２から供給さ
れる信号のバイアスレベルと、乗算器４に移相器
３から供給される信号のバイアスレベルとに差が
あることがあり、さらに乗算器４自体のバイアス
電圧や流れる電流の不平衡から、出力の直流レベ
ルにばらつきが発生する。このばらつきは乗算量
のばらつきであるため、復調出力のばらつきとな
つて現われる。
いて、リミツタ２と乗算器４は一般に１チツプに
集積化されていて、多くの場合直流結合されてい
る。この結果、乗算器４にリミツタ２から供給さ
れる信号のバイアスレベルと、乗算器４に移相器
３から供給される信号のバイアスレベルとに差が
あることがあり、さらに乗算器４自体のバイアス
電圧や流れる電流の不平衡から、出力の直流レベ
ルにばらつきが発生する。このばらつきは乗算量
のばらつきであるため、復調出力のばらつきとな
つて現われる。
このため、従来のFM復調回路ではレベル可変
装置５を設ける必要があるほか、このレベル可変
装置５を調整せねばならない欠点があつた。
装置５を設ける必要があるほか、このレベル可変
装置５を調整せねばならない欠点があつた。
本考案は上記にかんがみなされたもので、上記
の欠点を解消して直流レベルのばらつきを少なく
し、かつ直流レベルの調整を不要にすることので
きるFM復調回路を提供することを目的とする。
の欠点を解消して直流レベルのばらつきを少なく
し、かつ直流レベルの調整を不要にすることので
きるFM復調回路を提供することを目的とする。
第２図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。
ある。
本考案の一実施例において、第１図に示した従
来例と同一構成要素には同一の符号を付して示し
てある。
来例と同一構成要素には同一の符号を付して示し
てある。
本考案の一実施例においては、乗算器４の出力
は直流レベル検出回路８に供給されて、乗算器４
の出力の直流レベルが検出される。一方、移相器
３の出力は電圧制御増幅器７を介して乗算器４に
供給される。電圧制御増幅器７には直流レベル検
出回路８の検出出力が制御信号として供給されて
いる。
は直流レベル検出回路８に供給されて、乗算器４
の出力の直流レベルが検出される。一方、移相器
３の出力は電圧制御増幅器７を介して乗算器４に
供給される。電圧制御増幅器７には直流レベル検
出回路８の検出出力が制御信号として供給されて
いる。
以上の如く構成した本考案の一実施例における
作用について説明する。
作用について説明する。
復調信号レベルのばらつきは、前記した如く乗
算器４の出力の直流レベルの変化に伴つて発生す
る。
算器４の出力の直流レベルの変化に伴つて発生す
る。
しかるに本考案の一実施例においては、乗算器
４の出力の直流レベルの変化は、直流レベル検出
回路８によつて検出される。本実施例では直流レ
ベル検出回路８は１Hz程度の遮断周波数を有する
ローパスフイルタと反転増幅器とで構成してあ
る。
４の出力の直流レベルの変化は、直流レベル検出
回路８によつて検出される。本実施例では直流レ
ベル検出回路８は１Hz程度の遮断周波数を有する
ローパスフイルタと反転増幅器とで構成してあ
る。
直流レベル検出回路８の出力は電圧制御増幅器
７に制御電圧として供給される。したがつて移相
器３の出力は電圧制御増幅器７の利得で増幅され
て乗算器４に供給されることになる。すなわち、
入力FM信号をV1、移相器３の出力FM信号を
V2、電圧制御増幅器７の利得をｋとすると、乗
算器の出力V0は、 V0＝V1×（V2＋ｋ） となる。
７に制御電圧として供給される。したがつて移相
器３の出力は電圧制御増幅器７の利得で増幅され
て乗算器４に供給されることになる。すなわち、
入力FM信号をV1、移相器３の出力FM信号を
V2、電圧制御増幅器７の利得をｋとすると、乗
算器の出力V0は、 V0＝V1×（V2＋ｋ） となる。
そこで、この乗算器の出力の直流レベルを検出
して、この直流レベルが一定になるように上記電
圧制御増幅器７の利得を制御すれば、乗算器から
の復調出力信号の出力レベルも一定に保たれるよ
うになる。
して、この直流レベルが一定になるように上記電
圧制御増幅器７の利得を制御すれば、乗算器から
の復調出力信号の出力レベルも一定に保たれるよ
うになる。
以上説明した如く本考案によれば、乗算器の出
力の直流レベルを検出し、乗算器の入力レベルを
制御するようにしたため、FM復調出力レベルの
ばらつきを抑えることができて、FM復調回路を
無調整とすることができる。
力の直流レベルを検出し、乗算器の入力レベルを
制御するようにしたため、FM復調出力レベルの
ばらつきを抑えることができて、FM復調回路を
無調整とすることができる。
第１図は従来のFM復調回路のブロツク図、第
２図は本考案の一実施例の構成を示すブロツク図
である。 １……バンドパスフイルタ、２……リミツタ、
３……移相器、４……乗算器、６……ローパスフ
イルタ、７……電圧制御増幅器、８……直流レベ
ル検出回路。
２図は本考案の一実施例の構成を示すブロツク図
である。 １……バンドパスフイルタ、２……リミツタ、
３……移相器、４……乗算器、６……ローパスフ
イルタ、７……電圧制御増幅器、８……直流レベ
ル検出回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 FM信号を入力とする移相器と、この移相器か
ら出力される移相されたFM信号と上記入力FM
信号とを乗算して復調する乗算器とを備えるFM
復調回路において、 前記乗算器の出力の直流レベルを検出する直流
レベル検出回路と、 前記移相器から出力された移相されたFM信号
が入力されるとともに、上記レベル検出回路の出
力によつて前記移相されたFM信号の振幅を制御
する電圧制御増幅回路とを設け、 前記入力FM信号と前記電圧制御増幅器から出
力されたFM信号とを前記乗算器に供給して乗算
を行わせるようにしたことを特徴とするFM復調
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3485184U JPS60149229U (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | Ｆｍ復調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3485184U JPS60149229U (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | Ｆｍ復調回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60149229U JPS60149229U (ja) | 1985-10-03 |
| JPH0424648Y2 true JPH0424648Y2 (ja) | 1992-06-11 |
Family
ID=30538605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3485184U Granted JPS60149229U (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | Ｆｍ復調回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60149229U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2626102B2 (ja) * | 1989-12-18 | 1997-07-02 | 松下電器産業株式会社 | Ｆｍ復調器 |
| JP2626193B2 (ja) * | 1990-07-09 | 1997-07-02 | 松下電器産業株式会社 | Ｆｍ復調器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5423459A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Delay detector |
| JPS57201308A (en) * | 1981-06-03 | 1982-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | Frequency demodulating circuit |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5486935U (ja) * | 1977-11-28 | 1979-06-20 |
-
1984
- 1984-03-13 JP JP3485184U patent/JPS60149229U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5423459A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Delay detector |
| JPS57201308A (en) * | 1981-06-03 | 1982-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | Frequency demodulating circuit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60149229U (ja) | 1985-10-03 |
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