JPH0424640Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0424640Y2 JPH0424640Y2 JP14967886U JP14967886U JPH0424640Y2 JP H0424640 Y2 JPH0424640 Y2 JP H0424640Y2 JP 14967886 U JP14967886 U JP 14967886U JP 14967886 U JP14967886 U JP 14967886U JP H0424640 Y2 JPH0424640 Y2 JP H0424640Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- tube container
- mounting device
- groove
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- X-Ray Techniques (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、X線管の分野で利用される。
本考案は、X線管装置の関し、詳しくはX線管
容器とその取付装置との固定に関する。
容器とその取付装置との固定に関する。
(ロ) 従来技術
X線管容器とその取付装置との組合わせ例は、
第3図により図示されており、第4図は第3図に
おける線A−A′に沿つた略示的断面図である。
第3図により図示されており、第4図は第3図に
おける線A−A′に沿つた略示的断面図である。
これらの図面において、1はX線管容器、2は
取付装置、2aは支持軸、2bは内孔保持枠、3
は固定ねじ、4はX線管容器1の周縁レールであ
る。なお、第3図では、固定ねじ3の表示が省略
されている。
取付装置、2aは支持軸、2bは内孔保持枠、3
は固定ねじ、4はX線管容器1の周縁レールであ
る。なお、第3図では、固定ねじ3の表示が省略
されている。
X線管容器1は、取付装置2の支持軸2aを介
して、図示しない透視台等のX線装置に取り付け
られ、その際X線管容器1は取付装置2に付けた
まま回転移動可能で任意の位置に固定可能となつ
ている。
して、図示しない透視台等のX線装置に取り付け
られ、その際X線管容器1は取付装置2に付けた
まま回転移動可能で任意の位置に固定可能となつ
ている。
この固定方法は、第5図に示すように、従来よ
りねじによつて行なわれているが、通常のねじで
はX線管容器1のレール面4の傷が付き、スムー
ズな回転移動ができなくなるため、ねじの先端に
プラスチツク等5の柔かい材料をつけている。
りねじによつて行なわれているが、通常のねじで
はX線管容器1のレール面4の傷が付き、スムー
ズな回転移動ができなくなるため、ねじの先端に
プラスチツク等5の柔かい材料をつけている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかし、こうした場合、締めつけ圧力が弱いと
ねじの先端ですべりやすくX線管容器1が動いて
しまい、また締めつけ圧力が強すぎるとX線管容
器1がアルミニウム鋳物でできているため変形し
てしまい、その調節が非常にむつかしいという問
題が指摘されている。
ねじの先端ですべりやすくX線管容器1が動いて
しまい、また締めつけ圧力が強すぎるとX線管容
器1がアルミニウム鋳物でできているため変形し
てしまい、その調節が非常にむつかしいという問
題が指摘されている。
本考案の目的は、このような問題点にかんがみ
て、X線管容器が取付装置を介して使用されるね
じの締めつけ圧力の強弱にかかわらず、スムーズ
に回転し、かつ簡単に任意の位置で固定できるよ
うにした、X線管装置を提供することである。
て、X線管容器が取付装置を介して使用されるね
じの締めつけ圧力の強弱にかかわらず、スムーズ
に回転し、かつ簡単に任意の位置で固定できるよ
うにした、X線管装置を提供することである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
前記した目的は、取付装置の両側に存在する内
孔保持枠内にX線管容器の周縁レールが装着され
たX線管装置において、そのレール面に沿つて溝
を形成し、取付装置を介して使用される固定ねじ
が尖端部を有することにより、達成できる。
孔保持枠内にX線管容器の周縁レールが装着され
たX線管装置において、そのレール面に沿つて溝
を形成し、取付装置を介して使用される固定ねじ
が尖端部を有することにより、達成できる。
(ホ) 作用
X線管容器において、取付装置と接するレール
周縁面に沿つて溝を形成し、その溝の底部に取付
装置を介して使用される固定ねじ、それもその尖
端部が押され、すべり移動する。
周縁面に沿つて溝を形成し、その溝の底部に取付
装置を介して使用される固定ねじ、それもその尖
端部が押され、すべり移動する。
(ヘ) 実施例
本考案の好適な実施例は、第1図と第2図とに
ついて説明される。
ついて説明される。
第1図はその1実施例を示している要部断面図
である。
である。
この図示例のように、X線管容器1の周縁レー
ル面4に沿つて、溝、好ましくはV状溝4aが形
設されている。他方、取付装置2を介して使用さ
れる固定ねじ3は尖端部3aを有している。
ル面4に沿つて、溝、好ましくはV状溝4aが形
設されている。他方、取付装置2を介して使用さ
れる固定ねじ3は尖端部3aを有している。
このような構成により、溝4aの底部を先端の
尖がつたねじ3で押すことにより、ねじ3がくい
込み小さな力で確実に固定される。
尖がつたねじ3で押すことにより、ねじ3がくい
込み小さな力で確実に固定される。
このとき、溝4aの底部にはねじ3による押し
傷がつくが、そこは取付装置2とは接しない部分
であるので、回転移動のスムーズさは常に確保さ
れる。
傷がつくが、そこは取付装置2とは接しない部分
であるので、回転移動のスムーズさは常に確保さ
れる。
また、この溝4aの部分は取付装置2の内側で
あるので、傷が多少ついても美観上問題ない。
あるので、傷が多少ついても美観上問題ない。
第2図は他の実施例を示している要部断面図で
あり、溝4bは平底を有し、そこにゴム材6が貼
られている。この実施例では、傷もつかず、固定
もさらに確実になる。
あり、溝4bは平底を有し、そこにゴム材6が貼
られている。この実施例では、傷もつかず、固定
もさらに確実になる。
(ト) 効果
本考案によれば、取付装置を介して使用される
固定ねじがX線管容器側のレール面に対して強弱
いずれの締つけ力を行使しても、X線管容器はス
ムーズに回転し、また任意の位置で簡単に固定で
きるという効果が奏される。
固定ねじがX線管容器側のレール面に対して強弱
いずれの締つけ力を行使しても、X線管容器はス
ムーズに回転し、また任意の位置で簡単に固定で
きるという効果が奏される。
第1図は本考案の1実施例を示した要部断面
図、第2図は他の実施例を示した同様図、第3図
はX線管容器と取付装置との組み合わせ断面図、
第4図は第3図における線A−A′に沿つた矢示
方向の略示的断面図、第5図は従来例の要部断面
図である。 1はX線管容器、2は取付装置、2bは内孔保
持枠、3は固定ねじ、4はX線管容器の周縁レー
ル、4aと4bは溝である。
図、第2図は他の実施例を示した同様図、第3図
はX線管容器と取付装置との組み合わせ断面図、
第4図は第3図における線A−A′に沿つた矢示
方向の略示的断面図、第5図は従来例の要部断面
図である。 1はX線管容器、2は取付装置、2bは内孔保
持枠、3は固定ねじ、4はX線管容器の周縁レー
ル、4aと4bは溝である。
Claims (1)
- 取付装置の両側に存在する内孔保持枠内にX線
管容器の周縁レールが装着されたX線管装置にお
いて、そのレール面に沿つて溝が形成され、取付
装置を介して使用される固定ねじが尖端部を有し
ていることを特徴とする、X線管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14967886U JPH0424640Y2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14967886U JPH0424640Y2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6355398U JPS6355398U (ja) | 1988-04-13 |
JPH0424640Y2 true JPH0424640Y2 (ja) | 1992-06-10 |
Family
ID=31065114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14967886U Expired JPH0424640Y2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0424640Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2546106B2 (ja) * | 1992-08-27 | 1996-10-23 | 株式会社島津製作所 | X線装置 |
JP2012095865A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Fujifilm Corp | 放射線撮影装置、放射線撮影システム |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP14967886U patent/JPH0424640Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6355398U (ja) | 1988-04-13 |
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