JPH042459A - ガラス研磨装置 - Google Patents

ガラス研磨装置

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JPH042459A
JPH042459A JP10091690A JP10091690A JPH042459A JP H042459 A JPH042459 A JP H042459A JP 10091690 A JP10091690 A JP 10091690A JP 10091690 A JP10091690 A JP 10091690A JP H042459 A JPH042459 A JP H042459A
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JP
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polishing
glass plate
glass
edge
polished
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JP10091690A
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Inventor
Yasuaki Miyake
泰明 三宅
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MITSUBOSHI DAIYAMONDO KOGYO KK
Original Assignee
MITSUBOSHI DAIYAMONDO KOGYO KK
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、液晶表示器に用いるガラス板を研磨する装置
に関する。
【従来の技術】
一般にカラー液晶表示器は、第3図及び第4図に示すよ
うに、所定のギャップ(セルギヤ、プ)Gを隔ててマト
リクス基板51とカラーフィルタ基板52とを対向させ
、そのセルギャップGに液晶を封入しものであり、通常
、両基板はガラス板で形成される。その際、例えば3端
子タイプのものであれば、マトリクス基板51の3つの
辺縁を残すようにしてマトリクス基板51及びカラーフ
ィルタ基板52が所定の寸法に切断され、そのマトリク
ス基板51の辺縁に両基板よりの複数個の電極53が形
成される。これらの電極53に対する接続配線としてフ
ィルム状の電極が接合されるが、これらのフィルム電極
は極めて細くかつ薄いために、マトリクス基板51の尖
ったエツジ部で断線しやすく、そのためにマトリクス基
板51等における辺縁の面取(Rで示す)のための研磨
が行われる。 ガラス板の一般的な研磨法としては、研磨するガラス板
を所定位置にセットした後、その位置関係を保ったまま
で上下の対向する二つのコンベアで挟持搬送させ、その
間にコンベアの側方に設けられた研磨器にてガラス板の
一つの辺縁を研磨するものが知られている。しかしなが
ら、このような方法では、 (1)コンベアによる挟持前に予め正確な位置決めを行
っても電子部品に要求される精度を保ったままでコンベ
ア搬送させるのは困難であり、片面しか接触が許されな
いものに対しては適用不能である、 (2)コンベアの押圧による挟持のため、ガラス表面に
傷がついたり、セルギャップの不良発生の恐れがある、 (3)例えば3端子タイプのガラス板の研磨であれば、
3回にわたる研磨が必要であり、そのためには、3基の
研磨ラインを従属的に配列し、かつ、各研磨ライン間に
はガラスを90’づつ向きを変える機構が必要となり、
研磨のために大きな所要スペースを必要とする、等の欠
点がある。 かかるコンベア搬送に伴う不具合を解消するものとして
は、例えば特開昭62−246463号及び同63−1
6960号公報に開示された研磨装置がある。 前者の研磨装置は、被研磨物をX軸方向に移動するテー
ブルに固定し、研磨ヘッドを、Y軸方向に移動可能にか
つ、研磨ヘッドの支持点を軸として首振り可能に設けて
いる。X軸に平行な辺縁を研磨するときは、研磨ヘッド
をY軸上の所定位置に固定した上でテーブルをX軸方向
に移動させ、又、Y軸方向に平行な辺縁を研磨するとき
は、テーブルをX軸上の所定位置に固定した上で研磨ヘ
ッドをY軸芳向に移動させるようになっており、そのと
き、研磨ヘッドの研磨部1位が研磨する辺縁に対向する
よう研磨ヘッドを所定の向きに首を振らせる。 又、後者の研磨装置は、テーブルを固定とし、研磨へノ
ドをX軸及びY軸方向に移動可能としたものであり、被
研磨物の周縁を追随するようにして研磨ヘッドを移動さ
せ辺縁の研磨を行う。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記二つの研磨装置においては、被研磨
物の大きさに応じてテーブルあるいは研磨ヘッドを正確
に移動させる制御が必要であり、その上、研磨機の交換
や摩耗等により研磨ヘッドの位置を逐一調整しなくては
ならないが、そもそも2次元的に移動する研磨ヘッドに
このような位置調整を行うのことは極めて困難なことで
あった。 本発明は、上述した課題を解決するためになされたもの
であり、比較的簡単な機構で精度よくガラス研磨を行え
るガラス研磨装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、ガラス板の辺縁を研磨するガラス研磨装置で
あって、 研磨するガラス板が載置される研磨台と、研磨台上の載
置されたガラス板を所定の基準位置に合わせる位置決め
手段と、 位置決めされた前記ガラス板を研磨台に固定する固定手
段と、 研磨台上のガラス板の一つの辺縁を研磨する研磨手段と
を備え、 前記研磨台に、X軸及びY軸方向の移動要素の内、少な
くともX軸方向の移動要素を持たせ、残りの移動要素を
前記研磨手段に持たせたことを特徴とする。
【作用】
上記構成によれば、研磨台に載置されたガラス板は、位
置決め手段により、所定の基準位置にセットされ、その
状態で固定手段により固定される。 研磨台にX軸方向の移動要素を有し、研磨手段にY軸方
向の移動要素を有する場合には、ガラス板の研磨する辺
縁に対応して研磨手段をY軸方向に調整した後、研磨台
をX軸方向に移動させて該辺縁の研磨を行う。 一方、研磨台にX軸及びY軸の移動要素を持たせたとき
は、研磨手段は固定式となり、研磨台を、研磨手段の研
磨位置に呼応してY軸方向に調整した上でX軸方向に移
動させて前記辺縁を研磨する。 ガラス板を基準位置に合わせる位置決め手段としては、
(3)項記載のような、研磨する辺縁を基準ラインに係
止する係止手段を用いることができる。 (2)項記載のごと(、研磨台に更にθ軸の回動要素を
持たせたときは、(1)項記載の装置で第1の辺縁を研
磨した後、研磨台を例えば90°回動さることにより、
他の辺縁に対しても研磨でき、この場合は、(3)項記
載のような位置決め手段により、その都度ガラス板の位
置合わせを行う必要があるが、研磨手段あるいは研磨台
のY軸方向の再調節は不要である。 又、(2)項記載の装置に(4)項記載の位置決め手段
を備えたときは、第1及び第2の辺縁がそれぞれ第1及
び第2の基準ラインに同時に位置決めできるので、研磨
する辺縁の基準ラインに対応して、研磨手段もしくは研
磨台をY軸方向に調節すればよく、この場合は、研磨台
を例えば90°回動させても、位置決め手段によるガラ
ス板の再位置合わせは不要である。続けて第3及び第4
の辺縁を研磨する場合は、研磨台を更に900回動させ
た後、第1及び第2の辺縁研磨と同じ操作を行えばよい
。 更に、(4)項記載の位置決め手段で第1及び第2の辺
縁の位置合わせを行うときに、(5)項記載のごとく、
第3の辺縁の位置情報をも同時に検出し、この位置情報
に基づき、第2の研磨手段を所定の研磨位置に設ければ
、第1の辺縁の研磨時に、第2の研磨手段により第3の
辺縁の研磨が同時に行える。 上記位置決め手段とは別に、(6)項記載のように、研
磨台に載置したガラス板の位置を光学的に読み取り、そ
の情報に基づき、最初に研磨するガラス板の第1の辺縁
が研磨方向と合致するように研磨台を回動させ、更に、
この状態で第1〜第3、あるいは第1〜第4の辺縁の位
置情報を求め、この状態で例えば研磨台を90’づつ回
動させ、そのときの研磨する辺縁の位置情報に基づき、
研磨手段もしくは研磨台をY軸方向に調節することで、
各辺縁を順に研磨できる。 本発明の実施例としては、研磨台にX軸方向の移動要素
とθ軸の回転要素とを持たせ、Y軸方向の移動要素を研
磨手段に持たせた装置の構成を述べ、併せて該装置によ
り3端子のガラス板を研磨するときの動作を述べる。
【実施例】
第1図は、本発明の装置の一実施例を示す正面図であり
、第2図にその平面図を示している。 これらの図において、1は給材ロボットを示していおり
、支持軸2を回動軸としてガイド部材3が水平面内で回
動可能に設けられており、そしてこのガイド部材3に沿
って移動目在に移動部材4が設けられ、更にこの移動部
材4から図中右方向にへら状のアーム5が延在し、その
アーム5の先端部には研磨するガラス板6を吸引固定で
きるように複数個の吸引孔5aが形成されている。7は
、研磨するガラス板6を積層状態にして格納しておくた
めのカセットである。 11は、給材ロホノト1により供給されるガラス6を固
定して研磨に供する研磨台であり、この研磨台11は側
方から見たとき、凹状の断面形状をなしており、その凹
部Qに対して側方から移動してきたアーム5か入り込む
ようになっており、そのとき、研磨台11とアーム5と
は同じ面上に並ぶようになっている。又、この研磨台1
1には、前記凹部Qの両側に複数個の吸引孔11aが形
成される。そしてこの研磨台11自体も回動軸12をθ
軸として回動可能であり、かつ、ガイド部材13に設け
られた移動部材工4を介してX軸(図中布)方向に移動
可能となっている。15(15a15b、15c)は、
研磨台ll上に載置したガラス7の二つの辺縁を基準位
置にセットするときに用いる位置合わせ用の係止ピンて
あり、ガラス7の研磨する辺縁を係止するのが二つの係
止ピン15a、 15b(第1の係止手段に相当)であ
り、次に研磨する辺縁を係止するのが一つの係止ピン1
5c(第2の係止手段に相当)である。これらの各係止
ピン15は、研磨台11の回転中心0に対して一定の離
隔距離に保持されており、ガラス板6の位置合わせ以外
のときは邪魔にならないように斜め上方に逃げるように
なっている。尚、切断されたガラス板6は一般に四隅で
出っ張りが生じ易く、それ故、これらの出っ張り部分を
除く部位にてガラス板6を係止するようになっている。 16(第2図図示)は、研磨台11に載置されたガラス
板6を係止ピン15a、15b側へ押圧するシリンダで
あり、17(第2図図示)は、ガラス板6を係止ピン1
5c側へ押圧するシリンダであり、シリンダ16により
押し付けた後わずかな時間差後に押し付ける。18は、
研磨台ll上に固定されたガラス板6の一つの辺縁(第
2図では係止ピン15a。 15bに当接する辺縁)を研磨するための研磨機であり
、この研磨機18は、各辺縁に対して研磨できるように
Y軸方向に移動可能である。 研磨台11のX軸移動及び研磨機18のY軸移動のため
の駆動モータは、耐水及び長期精度の確保のために、水
のかからない研磨スペース外に位置し、ボールスクリュ
ー等により駆動伝達を行つている。 21は研磨台11上の研磨されたガラス板6を取り除く
ための除材ロホットである。この除材ロボット21は、
給材ロボット1と同様に、支持軸22、支持軸22を回
動軸とするガイド部材23、ガイド部材23に沿って移
動する移動部材24、移動部材24より図中左方向に延
在するアーム25、アーム25の先端部に設けられた吸
引孔25aを備えるが、更にアーム25の途中にアーム
先端部を旋回させる旋回装置26が設けられる。30は
、除材ロボット21にて保持した研磨済みのガラス板6
を洗浄するだの洗浄装置であり、31は、洗浄済みのガ
ラス板6を収納するカセットである。 次に上記構成になるガラス研磨装置の研磨動作を述べる
。 最初、ガイド部材3をカセ、、ドアの方向に回動させ、
次に移動部材4を前進させて、アーム5をカセット7内
のガラス板6の下面に挿入させる。 その後、アーム5の吸引孔5aによる吸引により1枚の
ガラス板6を保持し、その状態でアーム5を少し後退さ
せると同時にガイド部材3を元の向きに戻し、そしてア
ーム5を再び前進(図中右方向)させることにより、ア
ーム5の先端部が研磨台11の凹部材Qに入り込む。こ
の後、アーム5の吸引孔5aの吸引を解いてアーム5を
後退させると、ガラス板6は研磨台11上に残る。給材
ロボット1は、次め給材に備えるべく上記の動作を行い
所定の位置で待機する。 研磨台11上には、ガラス板6を第3図に示した向きに
、つまり、辺縁X(第1の辺縁に相当)が係止ピン15
a、15b側に当接し、辺縁Y(第2の辺縁に相当)が
係止ピン15cに当接するようにして3端子のガラス板
6が載置されるものとする。 次にシリンダ16の押動により、ガラス板6の辺縁Xを
係止ピン15a、15b側に押圧した後、シリンダ17
の押動により、ガラス板6を係止ビン15c側に押動す
る。その際、ガラス板6が係止ピン15a、15bに当
接した状態で係止ピン15C側に移動できるよう、係止
ピン15a、15bは回転体で構成される。その後に研
磨台11の吸引孔11aの吸引によりガラス板6を研磨
台11に固定し、これにてガラス板6の辺縁Xと辺縁Y
の位置決めが終わり、各係止ピン15は斜め上方に逃げ
る。 研磨台11の回転中心Oよりの、係止ピン15a。 15bまでの距離(L、とする)と、係止ピン15cま
での距離(Llとする)とは予め本装置の制御装置(不
図示)内の記憶メモリに記憶してあり、辺縁Xを研磨す
るときは、前記の距離り、を読み出して、この値に対応
して研磨機18をY軸方向に移動調整する。この後に移
動部材14をガイド部材13に沿ってX軸方向に移動さ
せることにより、研磨台14上のガラス板6の辺縁Xを
研磨機18により研磨する。 次に辺縁Yの研磨のために、図中右方向にシフトした研
磨台11において、ガラス板6を吸引固定したままで矢
印(第2図では時計回りの向きに)90°回動させると
ともに、前記距離り、を読み出し、この値に対応して研
磨機18をY軸方向に移動調整し、この後、研磨台11
を−X(図中左)方向に移動させて前記辺縁Yを研磨す
る。 2辺縁のみ研磨すればよい2端子のガラス板であれば、
その後、除材ロボット21により研磨台11上のガラス
板が取り除かれるが、3端子の場合には残りの辺縁Z(
第3の辺縁に相当)を研磨する必要がある。 そのため、2辺縁の研磨終了後、再び元の位置に戻った
研磨台11において、更にガラス板6を90’回動させ
た後にガラス板6の吸引固定を解いて、逃げていた各係
止ピン15をガラス板6の位置合わせのために所定の位
置に戻す。このとき、係止ピン15a、15bが辺縁Z
に相対するようになる。この後、最初に行ったようにシ
リンダ16および17を用いて位置合わせを行い、次に
このガラス板6を研磨台11に吸引固定させる。そして
、前記距離り、の値に基づき研磨機18をY軸方向に移
動調節した上で研磨台11をX軸方向に移動させること
により、辺縁Zを研磨する。尚、4端子研磨の場合は、
更に研磨台11を90’回動させて距離L2に基づき研
磨機18の位置を調整して残りの辺縁を研磨すればよい
。 さて、このようにして3辺縁の研磨が終了すれば、シフ
ト位置にある研磨台11に対して、除材ロボット21の
移動部材24が前進(図中左方向)することにより、同
除材ロボット21のアーム25の先端部が、研磨台11
の凹部Qを右側から入り込むようになる。この後、研磨
台11の吸引孔11aによる吸引を解くと同時にアーム
25の吸引孔25aによる吸引によりガラス板6をアー
ム25に保持させる。この状態でアーム25を後退させ
ることにより、研磨台11上のガラス板6を取り出し、
次にガイド部材23を支持台22を支点として図中の矢
印の水平方向に回動させてカセット31の向きに方向転
換させると同時にアーム25に設けた旋回装置26を駆
動させて保持していたガラス板6を90°旋回させる。 かかるシフト位置よりの除材過程において洗浄装置30
より噴射した洗浄液により、研磨後のガラス板6を第1
洗浄する。このように研磨後、速やかに第1洗浄を行う
ことにより、ガラス板の面に浮遊しているガラス粉等を
ほぼ完全に洗浄除去できる。洗浄したガラス板6は最後
にカセット31内に収納するが、その際、対角でフイン
チのガラス板6に対しては縦方向に、それ以上の大きさ
のガラス板6では水平方向に収納し、その後は次に研磨
済のガラス板6を受は取るために所定の位置で待機する
。 一方、カセット31に収納したガラス板6はその後も不
図示の洗浄装置により純粋等によるシャワー(第2洗浄
)を行い、ミクロンオーダーの研磨粉を除去する。 さて、シフト位置にて研磨済みのガラス板6を除材ロボ
ット21に渡した研磨台11は、元の位置に戻り、給材
ロボット1より次に供給されるガラス板6を直ちに受は
取り、以後、上述の研磨動作を繰り返すことにより、迅
速かつ精度のよい研磨を行える。 次に上記実施例に対する変形例を述べる。 辺縁Xを研磨するために辺縁Xを基準位置にセットした
後、この辺縁Xと対向する辺縁Zの位置情報を光学セン
サあるいは接触によるセンサにより検出し、前記辺縁X
を研磨機18にて研磨する際、同時に辺縁Zをも研磨で
きるように、別の研磨機(第2図に18゛にて示す)を
、前記検出した位置情報に基づき所定の研磨位置に設け
るようにすれば、1回の研磨台11のX軸方向の移動で
相対向する二つの辺縁XおよびZを同時に研磨でき、研
磨の高速化を図れる。 又、研磨台11上のガラス板6の位置決めとして、係止
ピン15を用いる方法ではなく、予め第3図の辺縁X及
びZに示したような位置合わせ用の“十字”のマークM
を記しておき、研磨台11に載置したガラス板のマーク
Mを適当な光学系付カメラと画像処理装置にてその位置
を検出し、検出したその位置情報からガラス板の研磨す
べき辺縁が、研磨機18の研磨方向と合致するように研
磨台11をパルスモータ等にて微調整するとともに、し
、各辺縁の位置情報を求め、これらの位置情報に基づき
研磨機18をY軸方向に移動調節し、各辺縁を研磨する
こともでき、この場合は、前記マークがカメラの視野に
入るように、ガラス板6の縦方向に対しては給材ロボッ
ト上のプッシャーにより、又、横方向に対してはカセ、
ドアの側面よりのブツシャ−にて予備位置決めを行うと
よい。 尚、この場合はシリンダ16.17は不要である。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、研磨台上に位置決めし
たガラス板を固定し、研磨手段もしくは研磨台をY軸方
向に調整した上で、この研磨台をX軸方向に移動させる
ことにより、研磨台上のガラス板の1辺縁を研磨するも
のであり、研磨手段の摩耗等で必要となる位置調整は一
軸方同の調整であるため容易であり、又、常に基準ライ
ンに設定したガラス板の辺縁に対して研磨するので、ガ
ラス板の大きさや形状が変わってもそれに対する調整作
業は不要であるため、ガラス板を精度よくかつ容易に研
磨できる。 又、本装置にθ軸の回動要素を付加し、更に、他の辺縁
に対しても位置決めを行える手段を設けることにより、
複数端子のガラス板に対しても同様に精度よく研磨が行
える。更には本装置には、複雑な制御や機構が不要であ
ることと、ガラス給材手段や除材手段としては汎用のロ
ポノ)を使用できることから、比較的安価にシステムを
提供できるばかりでな(、従来装置のように研磨ヘッド
を広い範囲で移動させるものではないので、装置を小型
にでき、既存のラインへの組み込みも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すガラス研磨装置の正
面図、 第2図は、第1図のガラス研磨装置の平面図、第3図は
、3端子構造の液晶表示器を示す平面図、 第4図は、第3図の液晶表示器の側面図である。 1・°°給材ロボット、2・・・支持軸、3・・・ガイ
ド部材、4・・・移動部材、5・・・アーム、5a・・
・吸引孔、 6・・・ガラス板、7・・・カセット、11・・・研磨
台、Ila・・・吸引孔、12・・回動軸、13・ ガ
イド部材、14・・・移動部材、15・・・係止ビン、
18・・・研磨機、21・・除材ロホソト、22・・支
持軸、23・・・ガイド部材、24・・・移動部材、2
5・・・アーム、25a・・・吸引孔、26・・・旋回
装置、30・・・洗浄装置、31・・・カセット。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス板の辺縁を研磨するガラス研磨装置であっ
    て、 研磨するガラス板が載置される研磨台と、 研磨台上の載置されたガラス板を所定の基準位置に合わ
    せる位置決め手段と、 位置決めされた前記ガラス板を研磨台に固定する固定手
    段と、 研磨台上のガラス板の一つの辺縁を研磨する研磨手段と
    を備え、 前記研磨台に、X軸及びY軸方向の移動要素の内、少な
    くともX軸方向の移動要素を持たせ、残りの移動要素を
    前記研磨手段に持たせたことを特徴とするガラス研磨装
    置。
  2. (2)上記研磨台に、更にθ軸の回動要素を持たせた請
    求項(1)記載のガラス研磨装置。
  3. (3)上記位置決め手段は、ガラス板の研磨する辺縁を
    基準ラインにて係止する係止手段を備え、該基準ライン
    に対応して上記研磨手段もしくは研磨台をY軸方向に移
    動調節する請求項(1)もしくは(2)記載のガラス研
    磨装置。
  4. (4)上記位置決め手段は、ガラス板の研磨する第1の
    辺縁を第1の基準ラインにて係止する第1の係止手段と
    、研磨台のθ軸回動により次に研磨するガラス板の第2
    の辺縁を第2の基準ラインにて係止する第2の係止手段
    とを備え、研磨する辺縁の基準ラインに対応して上記研
    磨手段もしくは研磨台をY軸方向に移動調節する請求項
    (2)記載のガラス研磨装置。
  5. (5)上記第1の係止手段により係止する第1の辺縁と
    対向する第3の辺縁の位置情報を光学的もしくは接触的
    な検出手段により検出し、前記第1の辺縁の研磨時に第
    3の辺縁をも同時に研磨すべく、前記検出した位置情報
    に基づき、第2の研磨手段を所定の研磨位置に設けた請
    求項(4)記載のガラス研磨装置。
  6. (6)上記位置決め手段は、予め位置合わせ用としてガ
    ラス板の対向する周縁に記したマークの位置を光学的に
    読取り、この読取った位置情報に基づき、ガラス板の第
    1の辺縁が研磨方向と合致するよう、研磨台を平面上で
    回動させると共に、前記位置情報から研磨する辺縁の位
    置情報を求め、該位置情報に基づき上記研磨手段もしく
    は研磨台をY軸方向に移動調節する請求項(2)記載の
    ガラス研磨装置。
  7. (7)上記固定手段は、吸引力を用いてガラス板を固定
    する請求項(1)ないし(6)のいずれかに記載のガラ
    ス研磨装置。
  8. (8)上記研磨台に研磨するガラス板を供給するガラス
    板給材手段を備える請求項(1)ないし(7)のいずれ
    かに記載のガラス研磨装置。
  9. (9)上記研磨台にて研磨されたガラス板を取り除く除
    材手段を備えた請求項(1)ないし(8)のいずれかに
    記載のガラス研磨装置。
  10. (10)上記除材手段で取り除いたガラス板に対して洗
    浄を行う洗浄手段を備えた請求項(9)記載のガラス研
    磨装置。
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