JPH04245808A - 弾性表面波コンボルバおよびコンボルバ・バイアス装置 - Google Patents

弾性表面波コンボルバおよびコンボルバ・バイアス装置

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JPH04245808A
JPH04245808A JP3031633A JP3163391A JPH04245808A JP H04245808 A JPH04245808 A JP H04245808A JP 3031633 A JP3031633 A JP 3031633A JP 3163391 A JP3163391 A JP 3163391A JP H04245808 A JPH04245808 A JP H04245808A
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JP
Japan
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convolver
semiconductor
resistance
gate electrode
acoustic wave
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JP3031633A
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English (en)
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Shuichi Mitsuzuka
三塚 秀一
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Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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    • G06G7/00Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
    • G06G7/12Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers
    • G06G7/19Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for forming integrals of products, e.g. Fourier integrals, Laplace integrals, correlation integrals; for analysis or synthesis of functions using orthogonal functions
    • G06G7/195Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for forming integrals of products, e.g. Fourier integrals, Laplace integrals, correlation integrals; for analysis or synthesis of functions using orthogonal functions using electro- acoustic elements

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電膜/絶縁体/半導
体構造を有する弾性表面波コンボルバ(以上SAWコン
ボルバと略記する)およびコンボルバ・バイアス装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来方式の最適バイアス回路の例を図1
6と図17に示し、そのような従来方式が適用されるS
AWコンボルバの構造を図18、図19、図20に示す
。図16の最適バイアス回路に関する詳細は、特開昭6
3−52509号公報および特開昭63−77177号
公報に開示されている。また、図17の最適バイアス回
路に関する詳細は、特開平2−69013号公報に開示
されている。なお、図17は特開平2−69013号公
報記載の回路を単純化したブロック図で示したものであ
る。また、図18,19,20のSAWコンボルバに関
する詳細は、例えば、特開昭63−62281号公報に
開示されている。
【0003】図18はSAWコンボルバの斜視図、図1
9はその断面図、図20は他の構造によるSAWコンボ
ルバの断面図であって、図面中、1はSAWコンボルバ
、2はゲート電極、3は入力端子、4は出力端子、16
はくし形電極、17は圧電膜、18は絶縁体、19は半
導体、20は裏面電極、21は低濃度半導体エピタキシ
ャル層、22は高濃度半導体基板である。
【0004】図19と図20の違いは、図19において
は半導体19が低濃度半導体エピタキシャル層21と高
濃度半導体基板22の積層構造であるのに対し、図20
においては、半導体19としてバルクの基板をそのまま
用いていることである。実際の応用においては、図19
の構造の方がコンボリューション効率が高いので、図1
9の構造が実用化されているのが実状である。この点に
関する詳細は前述した特開昭63−62281号公報に
表示されている。
【0005】次に、図16と図17の従来の最適バイア
ス回路の動作について簡単に説明する。同図中、A,B
は最適バイアス回路を示し、5は出力マッチング回路、
6は発振器、7は増幅器、8は差動増幅器、9は位相検
波器、10は直流増幅器、11は積分器、12は波形整
形回路、13は位相比較器、14はチャージポンプ回路
、15はローパスフィルター、Za,Zb,Zl,Zc
,Zdは固定インピーダンス、Zrは基準インピーダン
ス、Ccは直流カットコンデンサ、Lはコイルである。
【0006】図16と図17の回路は、どちらもコンボ
ルバのゲート容量C(ゲート電極と接地間の容量)を、
ある一定の容量Copに固定するように動作する。図1
6,17の基準インピーダンスZrは固定すべき目標の
Copの値を調整するための基準となるインピーダンス
であり、Zrの値は微調できるようになっている。図1
7の回路では、Zrを固定し、発振器6の周波数fを微
調することによってCopの値を調整できる。このよう
にゲート容量Cの値を、ある容量Copに固定するのは
、ゲート容量Cと、コンボルバのコンボリューション効
率FTの間の関係が1対1の関係になっており、そのた
めにCの値の調整を通して、間接的に効率FTの調整が
できるからである。
【0007】ZnO/SiO2/n−Si構造のコンボ
ルバにおけるCとFTの関係の一例を図21のグラフに
示す。図21のグラフで、横軸はゲート電極2に印加さ
れたバイアス電圧である。図21は、いわゆるC−V特
性(バイアス電圧と、ゲート電極と裏面電極(接地)の
間の容量Cの関係)と、FT−V特性(バイアス電圧と
、コンボリューション効率FTとの関係)を比較したも
のである。
【0008】図21のグラフをみると、コンボリューシ
ョン効率FTの最大値に対応するゲート容量Copに、
ゲート容量Cを固定すればよいことがわかる。図16、
図17の回路が、CをCopに固定するように動作する
のは、以上のように、Cの値の制御を通して、間接的に
コンボリューション効率FTの値を常に最大値FTma
xに保つためである。なお、圧電膜/絶縁体/半導体構
造のSAWコンボルバでは、圧電膜中に電荷の注入や放
出が生じやすく、そのために前記のC−V特性は電圧軸
に沿ってシフトすることが多い。しかし、そのような場
合でも、C−V特性とFT−V特性は同様にシフトし、
したがってFTmaxに対応する容量Copの値は、常
に同じ値となる。したがって図16,図17の回路では
、圧電膜中の電荷量の変化や履歴に依存せずに、常に最
大のFTの値を保つことができる。以上が従来の最適バ
イアス回路として示した図16,図17の動作原理であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、図16
、図17に示した従来の最適バイアス回路においては、
次のような欠点がある。その第1の欠点は、図16、図
17とも、回路規模が大きく、消費電力も大きいという
点である。それは従来方式の図16、図17とも、その
基本動作原理として、前述したように、ゲート容量Cを
検出する必要がある点に起因している。すなわち、ゲー
ト容量Cを検出するためには、ゲート電極2にAC電圧
を印加して、そのインピーダンスを測定する必要があり
、そのためには、図16、図17の発振器6を設ける必
要があるという点と、CをCopに固定するためには、
図16の位相検波器9や、図17の位相比較器13を設
ける必要があり、それらのために、全体として回路規模
が大きくなり、消費電力も大きくならざるを得ない。
【0010】また、第2の点としては、上述したように
、従来方式ではゲート電極にAC電圧を印加することか
ら、コンボリューション出力が、そのAC電圧で変調さ
れるという点があげられる。AC電圧を小さなレベルに
すれば、変調度は小さくなるが、その場合は、回路全体
のフィードバック利得を大きくせざるを得ず、回路全体
が発振し易くなるという危険がある。さらに回路全体と
して、IC化に適さない部品(例えば、図17のコイル
L)を含んでいたり、前述したように回路規模が大きい
ということから、従来の最適バイアス回路全体をIC化
して小型化することが困難であるという点も欠点として
あげられる。
【0011】
【発明の目的】本発明の目的は、回路規模も消費電力も
小さく、IC化に適しており、しかもコンボリューショ
ン出力を変調することもないような最適バイアス回路と
、その回路を応用するのに適したSAWコンボルバの新
しい構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、圧
電膜/絶縁体/半導体構造を有するSAWコンボルバに
おいて、前記コンボルバのゲート電極下方あるいはゲー
ト電極と同一電位を有する電極下方に半導体表面抵抗を
測定しうる表面抵抗測定部を備えていることを要旨とし
ている。本願の第2の発明は、圧電膜/絶縁体/半導体
構造を有するSAWコンボルバと、前記コンボルバのゲ
ート電極下方あるいはゲート電極と同一電位を有する電
極下方に半導体表面抵抗を測定しうるように設けた表面
抵抗測定部と、前記表面抵抗測定部から得られる。表面
抵抗を監視し、その抵抗が所定値となるように前記ゲー
ト電極にバイアスを印加するバイアス制御回路とから成
ることを要旨としている。
【0013】
【作用】上記コンボルバ・バイアス装置の基本的な作動
原理は、表面抵抗測定部の抵抗を、ある値になるように
コンボルバのゲート電圧を制御することにより、間接的
にコンボリューション効率FTの値の最大値FTmax
を得ようとするものである。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すもので、前
述した従来例の図と同一または類似する部材には同じ符
号が付されている。すなわち、1はSAWコンボルバ、
2はゲート電極、3は入力端子、4は出力端子、16は
くし形電極、17は圧電膜、18は絶縁体、19は半導
体、20は裏面電極であって、半導体の表面抵抗(絶縁
体/半導体界面の横方向界面抵抗のことを示す。以後、
表面抵抗という表現はすべてその意味とする)を測定で
きるような表面抵抗測定部23が、コンボルバのゲート
電極2の一部あるいはコンボルバのゲート電極と同一の
電位を有する電極の下で、かつ半導体の部分に、少なく
とも1個所配設され、その表面抵抗をRsとするとき、
Rsと基準抵抗器24の抵抗Rrを抵抗比較部25で比
較し、Rsの値が所望の値となるように、コンボルバの
ゲート電極2の電圧が、バイアス電圧制御部26で制御
されるようになっている。
【0015】表面抵抗測定部23の設置位置は、上述し
たように、必ずしもゲート電極2の一部の下である必要
はなく、図2のように、ゲート電極と同一の電位を有す
る電極27を別に設け、その下に設置してもよく、また
図3のように、1個所だけでなく、コンボルバ上の異な
る位置に複数設置してもよい。図3のように、表面抵抗
測定部23を複数個設置する構成は、コンボルバのゲー
ト電極下の半導体の表面状態に場所的な不均一があると
きに、表面状態を平均化して検出することができるとい
う意味で有利である。なお、ゲート電極の一部の下に表
面抵抗測定部23を設置するときは、表面波の伝播に影
響を与えないように、表面波の伝播路と異なる位置に表
面抵抗測定部23を設置する方がよく、そのために図1
と図3に示したように、ゲート電極の一部を伝播路の横
方向に張り出させ、その下方部分に表面抵抗測定部23
を設置することが望ましい。
【0016】以上のような本発明の基本構造(図1)に
よって最適バイアス回路としての動作が可能であること
の理由については、後述することにし、最初に前記表面
抵抗測定部23の具体的な構造例について述べる。
【0017】図4−図5−図6、図7−図8、図9に、
本発明において用いることができる前記表面抵抗測定部
23の具体的構造例を示す。同図の各構造例とも、コン
ボルバのゲート電極2の一部をMISFET(Meta
l−Insulator Semiconductor
 FET)のゲート電極とするようなFET(電界効果
トランジスタ)の構造をしており、ソース28とドレイ
ン29は、絶縁体18と半導体19の界面に設けられて
いる。この場合、MISFETの絶縁部は、圧電膜/絶
縁体積層構造となっている。また、目的の表面抵抗Rs
の検出は、FETのソース28とドレイン29間の抵抗
の検出によって行なえるようになっている。なお、前記
各構造例では、MISFETのゲート電極として、コン
ボルバのゲート電極2の一部が使われているが、MIS
FETのゲート電極としては、前述した図2のように、
コンボルバのゲート電極と同電位の電極27が使われる
構造でもよい。
【0018】図4〜図6は、最も単純なMISFETの
構造を示している。ソース28とドレイン29は、半導
体19の導電形と逆の導電形の高濃度半導体とする。例
えば、半導体19がn形の場合は、ソース28とドレイ
ン29はp形高濃度半導体で半導体19がp形である場
合は、ソース28とドレイン29はn形高濃度半導体で
ある。なお、図4〜図6では半導体19として、低濃度
半導体エピタキシャル層/高濃度半導体基板積層構造の
場合を示しているが、図20のように、半導体19とし
て、バルクの半導体を用いる場合であってもよい。図4
の取り出し電極30はソース28またはドレイン29を
形成している半導体とオーミック接合を形成する金属ま
たは高濃度半導体(例えばポリシリコン)であり、その
電極30からソース端子やドレイン端子を引き出すよう
になっている。図4の表面抵抗測定部の大きな特徴は、
MISFETのゲート電極(またはゲート電極と同電位
の電極)の下の半導体の表面状態が、表面波の伝播路で
あるコンボルバのゲート電極2の下の半導体の表面状態
と等しいことである。したがって、MISFET部の表
面抵抗Rsはコンボルバのゲート電極の下の半導体の表
面状態に応じて、図10のグラフに示すように変化する
。同グラフは、ソース28を接地し、ドレイン29に一
定の電圧あるいはMISFETの飽和領域における任意
のドレイン電圧印加(半導体19がn形の時は負電圧で
、逆にp形の時は正電圧)しておき、コンボルバのゲー
ト電圧VGを変えた時のMISFETのドレイン電流I
Dの大きさ(の対数値)の変化を定性的に示したもので
ある。図10のグラフは、半導体19がn形の場合につ
いての例であるが、半導体19がp形の場合は、電圧V
Gの符号を逆転した形の特性となる。
【0019】図10のグラフをみると、表面抵抗Rsは
、蓄積領域→空乏領域→反転領域になるにしたがって単
調に小さくなることがわかる。よってMISFETのR
sを検出することによって、コンボルバのゲート電極2
の下の半導体の表面状態を測定することができる。一方
、図21のC−V特性とFT−V特性をみると、コンボ
リューション効率FTは、半導体表面が、空乏〜弱反転
領域になる時に最大値FTmaxとなることがわかる。 したがって図10のグラフにおいて、FTが最大となる
状態に対応するのは、弱反転領域へ空乏領域の部分であ
り、MISFETにおいては、いわゆるサブスレッショ
ールド領域に対応する。MISFETの特性については
、例えば、昭和62年、産業図書株式会社発行「半導体
デバイス」(S・M・SZE著、南日、他訳)の文献に
記載されている。
【0020】上記文献に示されているように、サブスレ
ッショールド領域においては、ゲート電圧に対するドレ
イン電流の変化は指数関数的であり、しかもドレイン電
流そのものの大きさも小さい。したがって、図4の構造
のMISFETを用いる場合は、FTが最大となる状態
で検出される表面抵抗Rsの値は、大きな値となり、し
かもRsはゲート電圧に対して極めて敏感に変化するこ
とになる。Rsが大きすぎる場合は、ドレイン29と半
導体の裏面電極20の間にリーク電流がある場合は、そ
のリーク電流によって見掛け上の表面抵抗が実際のRs
の値よりも小さく見えるようになり、正確なRsを検出
できないおそれがある。また、Rsがゲート電圧に対し
て大きく変化しすぎる(敏感である)場合は、図1の抵
抗比較部25としては、大きなダイナミックレンジが必
要であることを意味する。そのような点からみると、図
4の構造は、最適バイアス回路で用いる表面抵抗測定部
23として有効ではあるものの、必ずしも最適の構造と
は言えない。
【0021】一方、図7の構造は、上述した図4の構造
の欠点を改良しようとしたものである。図4と図7の違
いは、図7では、図4のMISFETのゲート電極の下
の半導体の部分に、半導体19の逆の導電形の低濃度半
導体層31を薄く設けたことである。半導体19がn形
である場合は、半導体層31はp形低濃度半導体であり
、半導体19がp形である場合は、半導体層31はn形
低濃度半導体である。その他の構造は、図4と全く同じ
であるので、ここでは特に説明しない。
【0022】上述した半導体層31は、半導体19と逆
の導電形の不純物を薄くドープすることによって形成で
きるが、そのためのプロセス技術としては、拡散技術を
用いてもよく、イオン注入法を用いてもよい。図7の構
造は、いわゆるMOSFETにおいて、エンハンスメン
ト形のFETをディスプレション形に変えたような構造
である。図7の構造の場合のゲート電圧VGとドレイン
電圧IDの関係を図11のグラフに示す。同グラフは、
やはり半導体19がn形の場合の例である。ただし、図
10のグラフと違って、縦軸はリニアスケールである。 ソースやドレインの電圧の設定は、図10のグラフの場
合と同様である。図11のグラフをみると、図7の構造
の場合は、コンボルバのゲート電極2の下の半導体の表
面状態が弱反転〜空乏領域の状態でも十分に大きなドレ
イン電流IDが流れ、しかもIDのVGに対する変化は
、図4の構造の場合ほど急激ではないことがわかる。こ
れは、図7の場合は、半導体層31の設置により、表面
電流のチャンネルが形成されており、したがって、コン
ボルバのゲート電極2の下の半導体の表面状態が弱反転
へ空乏状態の場合でも、図7のMISFETはサブスレ
ッショールド領域でなく、反転領域に入っているからで
ある。したがって、図7の表面抵抗Rsは、図4の場合
よりかなり小さいので、図7の構造を用いると、ドレイ
ン29と裏面電極20の間にリーク電流がある場合も、
その影響を受けにくく、さらにRsのゲート電圧依存性
が図4の場合ほど極端に大きくないので、図1の抵抗比
較部25としては、それほど大きなダイナミックレンジ
が要求されたこともないという利点もある。
【0023】次に、図9の構造は、図4と図7の構造の
変形例を示したものである。図9は、MISFETを並
列に複数個並べた構造例を示したものであり、図の例で
は、3個のFETを並列に接続した構造に相当する。も
ちろん、図9は一例にすぎず、並列のFETの個数は、
図9に限定されるものではない。図9は、平面図のみを
示してあるが、その断面図は図4や図7のどちらの場合
であってもよい。図9は、MISFETを複数個設ける
ことによって、ドレイン電流を増加させ、それによって
表面抵抗Rsの検出の感度やS/N比(信号/雑音比)
を増加させようとしたものである。なお、図4、図7、
図9のソース28とドレイン29は、拡散技術やイオン
注入法のプロセス技術によって容易に形成することがで
きる。
【0024】次に、本発明の基本構造を示す図1の動作
原理を説明する。基本的な動作原理は、表面抵抗測定部
23の抵抗Rsを、ある値Rsopになるようにコンボ
ルバのゲート電極2の電圧を制御することにより、間接
的にコンボリューション効率FTの値の最大値FTma
xを得ようとするものである。これには、表面抵抗Rs
と、コンボルバのゲート電極2の下の半導体の表面状態
が、1対1の関係になっている必要がある。しかし、一
例として、前述した図4、図7、図9の構造を表面抵抗
測定部23として用いた場合は、前述した図10、図1
1のグラフから明らかなように、コンボルバのゲート電
極の下の半導体表面が、蓄積→空乏→弱反転→反転とい
う状態になるのに対して、表面抵抗測定部23の抵抗R
sは、単調に減少する。これは、Rsと半導体の表面状
態が1対1の関係になっていること、すなわちRsをあ
る値に固定すれば、半導体の表面状態が一意に決まるこ
とを示す。一方、図21のグラフのC−V特性とFT−
V特性を比較してわかるように、コンボリューション効
率FTは、半導体表面が反転〜弱反転の状態の時に最大
値FTmaxとなり、他の状態では、FTは低下する。 したがって、Rsと半導体表面状態が1対1となってい
る場合、Rsとコンボリューション効率FTの間の関係
は、定性的に図12のグラフのようになる。図12のグ
ラフに示す関係が成立する場合、コンボリューション効
率FTを、その最大値FTmaxになるようにするには
、表面抵抗RsがFTmaxに対応する抵抗Rsopに
等しくなるように、コンボルバのゲート電極2の電圧を
制御すればよい。
【0025】本発明の基本構造を示す図1において、抵
抗比較部25は、Rsを基準抵抗値Rrと比較して、R
sと目的の抵抗値との違いを検出する部分であり、バイ
アス電圧制御部26は、その違いに応じた電圧を発生し
てコンボルバのゲート電極2に電圧を与え、Rsを目的
の抵抗値に等しくなるようにする部分である。上記の目
的の抵抗値をRsopとすれば、最大のコンボリューシ
ョン効率FTmaxを得ることができる。基準抵抗器2
4は上記の目的の抵抗値を設定する部分であり、抵抗R
rの調整によって、間接的にコンボリューション効率F
Tの値も調整することができる。
【0026】以上が本発明の基本構造を示す図1の動作
原理である。なお、本発明で用いる表面抵抗測定部23
は、前述した図4、図7、図9以外にも、表面抵抗Rs
とコンボルバのゲート電極2の下の半導体の表面状態が
1対1に対応するような構造であれば、それを表面抵抗
測定部23として用いることができる。その理由は、前
述した図1の動作原理の説明によって明らかであろう。
【0027】次に、図1で示した本発明の基本構造にお
いて、表面抵抗23以外の部分について、具体的な回路
の実施例を図13に示す。図13の回路は、次のような
構成要素からなっている。(a)表面抵抗Rsと直列に
つながる抵抗Ro、(b)基準抵抗Rrおよびそれと直
列につながる抵抗Rb、(c)RsとRrの片側は接地
しており、RoとRbの片側(RsとRrとの結合点の
他の側)には、それぞれ直流電圧Vd,Vrが印加され
ている。VdとVrは共通の電圧(Vd=Vr≡Vo)
でもよい。(d)直流差動増幅器32(以下、Amp.
と称す)(e)Amp.の2つの入力端子の一方にはR
sとRoの結合点からの出力電圧が入力し、他の一方に
はRrとRbの結合点からの出力電圧が入力している。 (f)Amp.の出力は抵抗Rmまたはコイル(インダ
クタンイ)Lmを介してコンボルバのゲート電極2と接
続されている。ここで、Rm、Lmはコンボルバの出力
マッチング回路のマッチングに影響を与えないような値
とする。
【0028】以上の構成要素の接続によって、図13の
回路が最適バイアス回路として動作する理由を以下に説
明する。図1の基本構造との対応では、Ro、Vd、R
b、VrはRsとRrを比較するための抵抗比較部25
の一部となっている。また、Amp.32は、抵抗を比
較してその違いに応じた出力を出すので、RmまたはL
mを含めて、バイアス電圧制御部26に対応している。 図13は極めて簡単な回路であり、Amp.32の利得
が十分に大きいときは、表面抵抗Rsの値は、次式で表
わされる値に収束する。
【0029】よって、Rrを調整することにより、表面
抵抗Rsの値を調整することができ、それによって間接
的にコンボリューション効率FTの値を調整することが
できる。前述したように、もし、Rs=Rsopとなる
ように、Rrを調整すれば、最大のコンボリューション
効率FTmaxが得られる。
【0030】なお、(1)において、Vd=Vr≡Vo
の場合は、 となり、RsはRrに比例し、またバイアスVoにも依
存しない。その意味では、図13において、Vd=Vr
とする方が望ましい。
【0031】以上の図13の回路おいて、表面抵抗測定
部23として、前述した図4、図7、図9のようなFE
Tを用いる場合は、FETが表面抵抗の検出用として使
用でき、かつ回路が収束するためには、以下の条件(g
)が必要である。以下の条件(g)は図4、図7、図9
に関する前述した説明と、図10、図11のグラフにつ
いての説明を参照すれば、特に説明を要しないであろう
。(g)FETのソースは接地しており、ドレインはR
oと結合している。また、SAWコンボルバの半導体基
板19がn形であるときは、Vd、Vrの値は負電圧で
あり、半導体基板19がp形であるときは、逆にVd、
Vrは正電圧である。さらにAmp.の(+)側入力端
子には、RsとRoの結合点からの出力電圧を入力させ
るようにし、(−)側入力端子には、RrとRbの結合
点からの出力電圧を入力させるようにする。
【0032】なお、図13の回路において、Rsの収束
値が(1)式または(2)式で表わされるためには、A
mp.32の利得を十分に大きくする必要がある。した
がって、図13のフィードバック系では、図14のよう
に、Amp.の後段にRi、Ciからなる積分回路を設
置すると、系の不要な発振を防ぐ意味からは、より有効
であると言える。
【0033】以上のように、本発明による最適バイアス
回路の具体例(図13、図14)は、極めて簡単な構成
から成っており、しかも動作はすべて直流動作をし、従
来方式である図16、図17のような発振器6や位相検
波器9あるいは位相比較器13等も不要である。したが
って、本発明は、従来方式と比較して回路規模も小さく
、消費電力も小さくすることができる。さらに、上述し
たように、本発明は、本質的に直流動作をするので、従
来方式の欠点であるコンボリューション出力の変調とい
う問題もないという長所を有している。
【0034】さらに言えば、本発明は、図13、図14
のように、極めて簡単な回路要素から成っているので、
本質的にIC化し易いという長所を有している。しかも
、そのIC化は、圧電膜/絶縁体/半導体構造のSAW
コンボルバを用いていることから、SAWコンボルバの
半導体基板内で行なうことも可能である。特に図13、
図14において、コイルLmを用いない場合は、すべて
の構成要素をコンボルバの半導体基板内にIC化するこ
とが可能となる。ただ、コンボリューション効率FTを
調整したい場合は、基準抵抗器24は外部に設置する必
要がある。
【0035】図15に、基準抵抗器24のみを外部に設
置し、他の最適バイアス回路の構成要素をすべてSAW
コンボルバの半導体基板内にIC化した例を示す。もし
、FTを調整する必要がない場合は、前述したように、
基準抵抗器24を含めて、本発明による最適バイアス回
路のすべての構成要素をコンボルバの半導体基板内にI
C化することが可能であ。
【0036】なお、本発明で用いる圧電膜/絶縁体/半
導体構造のモノリシックSAWコンボルバの材質は、特
に限定しない。圧電膜としては、ZnOやAlN等、絶
縁体としては、SiO2、SiNx等、半導体としては
、SiやGaAs等を用いることができる。特にコンボ
リューション効率FTが高い構造としては、ZnO/S
iO2/Si構造で、Si基板として低濃度半導体エピ
タキシャル層/高濃度半導体、積層構造を有するものが
知られており、本発明を実施する場合は、そのような材
質と構造を有するSAWコンボルバを用いるのが特に有
利である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、従来のSAWコンボル
バ最適バイアス回路と比較して、回転規模も消費電力も
小さく、しかもコンボリューション出力を変調すること
もないような最適バイアス回路が実現できる。さらに、
本発明による最適バイアス回路はIC化に適しており、
しかもSAWコンボルバの半導体基板内にIC化するこ
とも可能であることから、SAWコンボルバを応用する
際の、周辺回路の小型化に大いに有用である。加えて、
本発明を適用しSAWコンボルバは、SAWコンボルバ
を用いる装置全般に応用できる。具体的にはスペクトル
拡散通信機、相関器、レーダー、画像処理、フーリエ変
換器などに応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に示す最適バイアス回路の基
本構成ブロック図である。
【図2】表面抵抗測定部の配置例を示すSAWコンボル
バの斜視図である。
【図3】他の配置例を示すSAWコンボルバの斜視図で
ある。
【図4】表面抵抗測定部の実施例を示す平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】表面抵抗測定部の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】表面抵抗測定部の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図10】図4の表面抵抗測定部のゲート電圧−ドレイ
ン電流の関係を示すグラフである。
【図11】図4および図7の表面抵抗測定部のゲート電
圧−ドレイン電流の関係を示すグラフである。
【図12】表面抵抗とコンボリューション効率の間の定
性的な関係を示すグラフである。
【図13】本発明の他の実施例を示す最適バイアス回路
の具体的回路図である。
【図14】図13の一部を変更した具体的回路図である
【図15】本発明の一実施例を示すSAWコンボルバの
斜視図である。
【図16】従来の最適バイアス回路の一例を示す回路図
である。
【図17】従来の最適バイアス回路の他の例を示す回路
図である。
【図18】従来のSAWコンボルバの斜視図である。
【図19】図18の断面図である。
【図20】従来の他のSAWコンボルバの断面図である
【図21】バイアス電圧コンボリューションの関係およ
びバイアス電圧と、ゲート電極−裏面電極間の容量との
関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1  SAWコンボルバ 2  ゲート電極 3  入力端子 4  出力端子 16  くし形電極 17  圧電膜 18  絶縁体 19  半導体 20  裏面電極 23  表面抵抗測定部 24  基準抵抗器 25  抵抗比較部 26  バイアス電圧制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧電膜/絶縁体/半導体構造を有する
    弾性表面波コンボルバにおいて、前記コンボルバのゲー
    ト電極下方あるいはゲート電極と同一電位を有する電極
    下方に半導体表面抵抗を測定しうる表面抵抗測定部を備
    えていることを特徴とする弾性表面波コンボルバ。
  2. 【請求項2】  前記表面抵抗測定部は、コンボルバの
    ゲート電極の一部あるいはゲート電極と同一電位を有す
    る電極をMISFETのゲート電極とするようなFET
    であり、FETのソースとドレイン間の抵抗を表面抵抗
    測定手段とする請求項1に記載の弾性表面波コンボルバ
  3. 【請求項3】  前記FETのソースとドレインは、コ
    ンボルバの絶縁体直下で半導体表面(絶縁体/半導体界
    面)に形成され、コンボルバの半導体の導電形と逆の導
    電形高濃度半導体とする請求項2に記載の弾性表面波コ
    ンボルバ。
  4. 【請求項4】  前記半導体表面(絶縁体/半導体界面
    )に、半導体の逆の低濃度半導体層が薄く形成されてい
    る請求項3に記載の弾性表面波コンボルバ。
  5. 【請求項5】  圧電膜/絶縁体/半導体構造を有する
    弾性表面波コンボルバと、前記コンボルバのゲート電極
    下方あるいはゲート電極と同一電位を有する電極下方に
    半導体表面抵抗を測定しうるように設けた表面抵抗測定
    部と、前記表面抵抗測定部から得られる表面抵抗を監視
    し、その抵抗が所定値となるように前記ゲート電極にバ
    イアスを印加するバイアス制御回路とから成ることを特
    徴とするコンボルバ・バイアス装置。
  6. 【請求項6】  前記バイアス制御回路は、下記構成要
    素から成る請求項5に記載のコンボルバ・バイアス装置
    。 (a)前記表面抵抗測定部の表面抵抗(Rs)と直列に
    つながる抵抗(Ro)、(b)基準抵抗(Rr)および
    それと直列につながる抵抗(Rb)、(c)抵抗(Rs
    )と(Rr)の片側は接地され、抵抗(Ro)と(Rb
    )の片側に電圧Vd,Vrが印加されている。(d)直
    流差動増幅器、(e)前記直流差動増幅器の2つの入力
    端子の一方には、前記抵抗(Rs)と(Ro)の結合点
    からの出力電圧が入力され、他の一方には、抵抗(Rr
    )と(Rb)の結合点からの出力電圧が入力される。 (f)前記直流差動増幅器の出力は、抵抗(Rm)また
    はインダクタンス(Lm)を介してコンボルバのゲート
    電極に接続される。
  7. 【請求項7】  前記直流差動増幅器の出力を抵抗(R
    i)と容量(Ci)とからなる積分回路を介して前記抵
    抗(Rm)またはインダクタンス(Lm)に供給される
    ように構成した請求項5に記載のコンボルバ・バイアス
    装置。
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