JPH04245726A - 光再生中継器 - Google Patents

光再生中継器

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JPH04245726A
JPH04245726A JP3054148A JP5414891A JPH04245726A JP H04245726 A JPH04245726 A JP H04245726A JP 3054148 A JP3054148 A JP 3054148A JP 5414891 A JP5414891 A JP 5414891A JP H04245726 A JPH04245726 A JP H04245726A
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optical
amplifier
signal
circuit
output signal
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▲高▼野 勇
Isamu Takano
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバを用いた高速
光伝送系における、光再生中継器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光伝送技術の進歩にともない、大容量/
長距離伝送システムの可能性として長波長帯の光デバイ
ス/単一モードファイバを用いた超高速光伝送技術の検
討が進められ、特に画像,データ,音声の多種多様なサ
ービスを行う広帯域情報通信ネットワークの実現の為に
は光伝送装置の高速化,安定実用化が期待されつつある
。このような広帯域情報通信ネットワークにおける基幹
伝送系の伝送容量としては、分割多重伝送系においては
数ギガビット/秒にも達し、その光送受信装置にも広帯
域/高速化が要求される。
【0003】通常、光再生中継器のもつ基本的機能は、
(1)等化増幅による整形(reshaping),(
2)リタイミング(retiming),(3)識別再
生(rege−neration)の3つの“R”に大
別される。その一般的な構成は、図6に示すように3つ
の基本的機能を行う回路を持っているのが普通である(
参照:“光ファイバ通信”電気通信技術ニュース社)。
【0004】また通信網の一層の高機能化を図る手段と
して、光信号を光のまま処理する、即ち図6におけるア
ンプ61,タイミング回路62,識別回路63を光機能
素子化して全光化処理する研究も進められている(例え
ば、1989年電子情報通信学会秋季全国大会論文集;
神野等による“1.5μm帯多電極DFB−LDを用い
た光再生中継器”)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の光再生中継器の高速化,高機能化を目標とした全光
における光化再生中継器においては、光再生中継器の特
性および中継器の多段特性に大きく影響を与えるタイミ
ング抽出回路までも光化を行うため、光デバイスの実現
特性,安定性に起因するタイミング信号の不安定,タイ
ミングジッタの増加,タイミングジッタの累積等、電気
部品を用いて構成していた光再生中継器に比べて特性の
低下が生じるという欠点があった。
【0006】また、全光の光再生中継器における光半導
体アンプでは固定利得を確保する構成となっているため
、光再生中継器への光入力信号のレベル変動に応じた利
得の可変が行えないという欠点があった。
【0007】また、伝送路からの入力信号が無入力状態
となったとき、光半導体アンプ,光識別回路,光タイミ
ング回路から出力される光信号は、雑音が支配的となり
結果的には光再生中継器から不要雑音を発生することと
なり、光通信システムとして異常状態を招くという欠点
があった。
【0008】本発明の目的は、このような欠点を解消し
た光再生中継器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、光ファイ
バ伝送路の伝送信号の再生中継を行う光再生中継器にお
いて、前記光再生中継器に入力された光信号を入力し光
のまま増幅する光半導体アンプと、前記光半導体アンプ
に対して駆動電流を供給する注入電流供給回路と、前記
光半導体アンプの出力光を光アイソレータを介して二分
岐する光分岐器と、前記光分岐器において二分岐された
光信号の一方を受光し光信号のままデータラッチを行う
光ラッチと、前記光分岐器において分岐された他方の光
信号を電気信号に変換するフォトダイオードと、前記フ
ォトダイオードの出力信号を増幅する広帯域アンプと、
前記広帯域アンプの出力信号に対して変化点検出を行う
微分回路と、前記微分回路の出力信号を用いて輝線スペ
クトラム成分を生成する全波整流回路と、前記全波整流
回路の出力信号よりタイミング信号を抽出するタイミン
グタンクと、前記タイミングタンクの出力信号を増幅す
る狭帯域増幅器と、前記狭帯域増幅器の出力信号を用い
て前記光ラッチに駆動タイミング電流を出力する光ラッ
チ駆動電流回路と、前記全波整流回路の出力信号を分岐
して入力しその入力信号のピーク値を検出するピーク値
検出回路と、前記ピーク値検出回路の出力信号から前記
注入電流供給回路の制御電圧を発生する直流アンプとか
ら構成され、前記注入電流供給回路の出力電流により前
記光半導体アンプの利得を可変とすることを特徴とする
【0010】第2の発明は、光ファイバ伝送路の伝送信
号の再生中継を行う光再生中継器において、前記光再生
中継器に入力された光信号を入力し光のまま増幅する光
半導体アンプと、前記光半導体アンプに対して駆動電流
を供給する注入電流供給回路と、前記光半導体アンプの
出力光を光アイソレータを介して二分岐する光分岐器と
、前記光分岐器において二分岐された光信号の一方を受
光し光信号のままデータラッチを行う光ラッチと、前記
光分岐器において分岐された他方の光信号を電気信号に
変換するフォトダイオードと、前記フォトダイオードの
出力信号を増幅する広帯域アンプと、前記広帯域アンプ
の出力信号に対して変化点検出を行う微分回路と、前記
微分回路の出力信号を用いて輝線スペクトラム成分を生
成する全波整流回路と、前記全波整流回路の出力信号よ
りタイミング信号を抽出するタイミングタンクと、前記
タイミングタンクの出力信号を増幅する狭帯域増幅器と
、前記狭帯域増幅器の出力信号のピーク値を検出する第
1のピーク値検出回路と、前記第1のピーク値検出回路
の出力信号を適切なレベルまで増幅し設定基準電圧との
比較を行い、一致したならば異常状態表示信号を発生す
る第1の直流アンプと、前記狭帯域増幅器の出力信号と
前記第1の直流アンプの出力信号を入力し前記光ラッチ
に駆動タイミング電流を供給する光ラッチ駆動電流回路
と、前記全波整流回路の出力信号を分岐して入力しその
入力信号のピーク値を検出する第2のピーク値検出回路
と、前記第2のピーク値検出回路の出力信号から前記注
入電流供給回路の制御電圧を発生する第2の直流アンプ
とから構成され、前記注入電流供給回路の出力電流によ
り前記光半導体アンプの利得を可変としさらに前記第1
の直流アンプの出力信号により前記光ラッチ駆動電流回
路の出力電流を停止することを特徴とする。
【0011】第3の発明は、光ファイバ伝送路の伝送信
号の再生中継を行う光再生中継器において、前記光再生
中継器に入力された光信号を二分岐する第1の光分岐器
と、前記第1の光分岐器において二分岐された光信号の
一方を入力し光のまま増幅する光半導体アンプと、前記
光半導体アンプに対して駆動電流を供給する注入電流供
給回路と、前記光半導体アンプの出力光を光アイソレー
タを介して二分岐する第2の光分岐器と、前記第2の光
分岐器において二分岐された光信号の一方を受光し光信
号のままデータラッチを行う光ラッチと、前記第2の光
分岐器において分岐された他方の光信号を電気信号に変
換する第1のフォトダイオードと、前記第1のフォトダ
イオードの出力信号を増幅する広帯域アンプと、前記広
帯域アンプの出力信号に対して変化点検出を行う微分回
路と、前記微分回路の出力信号を用いて輝線スペクトラ
ム成分を生成する全波整流回路と、前記全波整流回路の
出力信号よりタイミング信号を抽出するタイミングタン
クと、前記タイミングタンクの出力信号を増幅する狭帯
域増幅器と、前記狭帯域増幅器の出力信号のピーク値を
検出する第1のピーク値検出回路と、前記第1のピーク
値検出回路の出力信号を適切なレベルまで増幅し第1の
設定基準電圧との比較を行い、一致したならば異常状態
表示信号を発生する第1の直流アンプと、前記第1の直
流アンプの出力信号を一方の入力信号とする論理積回路
と、前記狭帯域増幅器の出力信号と前記論理積回路の出
力信号を入力し前記光ラッチに駆動タイミング電流を供
給する光ラッチ駆動電流回路と、前記全波整流回路の出
力信号を分岐して入力しその入力信号のピーク値を検出
する第2のピーク値検出回路と、前記第2のピーク値検
出回路の出力信号から前記注入電流供給回路の制御電圧
を発生する第2の直流アンプと、前記第1の光分岐器の
他方の出力光を受光する第2のフォトダイオードと、前
記第2のフォトダイオードが受光した平均光電流に相当
する電圧信号を入力し第2の設定基準電圧との比較を行
い一致したならば異常状態表示信号を前記論理積回路に
出力する第3の直流アンプとから構成され、前記注入電
流供給回路の出力電流により前記光半導体アンプの利得
を可変としさらに前記第1の直流アンプの出力信号と前
記第3の直流アンプの出力信号との論理積処理により前
記光ラッチ駆動電流回路の出力電流を停止することを特
徴とする。
【0012】第4の発明は、光ファイバ伝送路の伝送信
号の再生中継を行う光再生中継器において、前記光再生
中継器に入力された光信号を二分岐する第1の光分岐器
と、前記第1の光分岐器において二分岐された光信号の
一方を入力し光のまま増幅する光半導体アンプと、前記
光半導体アンプに対して駆動電流を供給する注入電流供
給回路と、前記光半導体アンプの出力光を光アイソレー
タを介して二分岐する第2の光分岐器と、前記第2の光
分岐器において二分岐された光信号の一方を受光し光信
号のままデータラッチを行う光ラッチと、前記第2の光
分岐器において分岐された他方の光信号を電気信号に変
換する第1のフォトダイオードと、前記第1のフォトダ
イオードの出力信号を増幅する広帯域アンプと、前記広
帯域アンプの出力信号に対して変化点検出を行う微分回
路と、前記微分回路の出力信号を用いて輝線スペクトラ
ム成分を生成する全波整流回路と、前記全波整流回路の
出力信号よりタイミング信号を抽出するタイミングタン
クと、前記タイミングタンクの出力信号を増幅する狭帯
域増幅器と、前記狭帯域増幅器の出力信号のピーク値を
検出する第1のピーク値検出回路と、前記第1のピーク
値検出回路の出力信号を適切なレベルまで増幅し第1の
設定基準電圧との比較を行い、一致したならば異常状態
表示信号を発生する第1の直流アンプと、前記第1の直
流アンプの出力信号を一方の入力信号とする論理積回路
と、前記狭帯域増幅器の出力信号と前記論理積回路の出
力信号を入力し前記光ラッチに駆動タイミング電流を供
給する光ラッチ駆動電流回路と、前記全波整流回路の出
力信号を分岐して入力しその入力信号のピーク値を検出
する第2のピーク値検出回路と、前記第2のピーク値検
出回路の出力信号から前記注入電流供給回路の制御電圧
を発生する第2の直流アンプと、前記第1の光分岐器の
他方の出力光を受光する第2のフォトダイオードと、前
記第2のフォトダイオードが受光した平均光電流に相当
する電圧信号を入力し第2の設定基準電圧との比較を行
い、一致したならば異常状態表示信号を前記論理積回路
と前記注入電流供給回路に出力する第3の直流アンプと
から構成され、前記注入電流供給回路の出力電流により
前記光半導体アンプの利得を可変とし、さらに前記第3
の直流アンプの出力信号により前記注入電流供給回路の
出力電流をまた前記第1の直流アンプの出力信号と前記
第3の直流アンプの出力信号との論理積処理により前記
光ラッチ駆動電流回路の出力電流を停止することを特徴
とする。
【0013】第5の発明は、光ファイバ伝送路の伝送信
号の再生中継を行う光再生中継器において、前記光再生
中継器に入力された光信号を二分岐する第1の光分岐器
と、前記第1の光分岐器において二分岐された光信号の
一方を入力し光のまま増幅する光半導体アンプと、前記
光半導体アンプに対して駆動電流を供給する注入電流供
給回路と、前記光半導体アンプの出力光を光アイソレー
タを介して二分岐する第2の光分岐器と、前記第2の光
分岐器において二分岐された光信号の一方を受光し光信
号のままデータラッチを行う光ラッチと、前記第2の光
分岐器において分岐された他方の光信号を電気信号に変
換する第1のフォトダイオードと、前記第1のフォトダ
イオードの出力信号を増幅する広帯域アンプと、前記広
帯域アンプの出力信号に対して変化点検出を行う微分回
路と、前記微分回路の出力信号を用いて輝線スペクトラ
ム成分を生成する全波整流回路と、前記全波整流回路の
出力信号よりタイミング信号を抽出するタイミングタン
クと、前記タイミングタンクの出力信号を増幅する狭帯
域増幅器と、前記狭帯域増幅器の出力信号のピーク値を
検出する第1のピーク値検出回路と、前記第1のピーク
値検出回路の出力信号を適切なレベルまで増幅し第1の
設定基準電圧との比較を行い、一致したならば異常状態
表示信号を発生する第1の直流アンプと、前記第1の直
流アンプの出力信号を一方の入力信号とする論理積回路
と、前記狭帯域増幅器の出力信号と前記論理積回路の出
力信号を入力し前記光ラッチに駆動タイミング電流を供
給する光ラッチ駆動電流回路と、前記全波整流回路の出
力信号を分岐して入力しその入力信号のピーク値を検出
する第2のピーク値検出回路と、前記第2のピーク値検
出回路の出力信号から前記注入電流供給回路の制御電圧
を発生する第2の直流アンプと、前記第1の光分岐器の
他方の出力光を受光する第2のフォトダイオードと、前
記第2のフォトダイオードが受光した平均光電流に相当
する電圧信号を入力し第2の設定基準電圧との比較を行
い、一致したならば異常状態表示信号を前記論理積回路
と、前記注入電流供給回路に出力する第3の直流アンプ
と、前記第2のピーク値検出回路の出力信号を入力信号
とし第3の設定基準電圧との比較を行い、一致したなら
ば異常状態表示信号を発生する第4の直流アンプと、前
記第3の直流アンプの出力信号を入力とする第1のアラ
ーム表示回路と、前記第1の表示回路の出力信号と前記
第4の直流アンプの出力信号を入力とする第2のアラー
ム表示回路と、前記第2のアラーム表示回路の出力信号
と前記第1の直流アンプの出力信号を入力とする第3の
アラーム表示回路とから構成され、前記注入電流供給回
路の出力電流により前記光半導体アンプの利得を可変と
し、さらに前記第3の直流アンプの出力信号により前記
注入電流供給回路の出力電流をまた前記第2の直流アン
プの出力信号と前記第3の直流アンプの出力信号との論
理積処理により前記光ラッチ駆動電流回路の出力電流を
停止し前記アラーム表示回路により障害表示を行うこと
を特徴とする。
【0014】
【作用】第1の発明によれば、光ファイバを伝送されて
きた光信号を、光半導体アンプで増幅した後二分岐し、
一方を光ラッチに入力し、二分岐された他方の光信号は
、光/電気変換を行った後電気回路においてタイミング
信号を抽出し、光ラッチ処理のタイミング情報として光
ラッチに入力する構成をとることにより、タイミング信
号としてタイミングジッタの極めて少なく高安定なタイ
ミング信号を確保し、そのタイミング信号を用いて光ラ
ッチ処理を行うためジッタの累積等はほぼなく光再生中
継器としての特性を向上させることができる。また、電
気タイミング抽出回路の全波整流回路の出力信号を用い
てピーク値検出を行い、光半導体アンプの注入電流供給
回路に入力することにより、AGCアンプを構成するこ
とができ、光再生中継器への入力光信号レベルの変動に
充分対応することができる。
【0015】さらに、第2の発明によれば、タイミング
タンクにおいて抽出されたタイミング信号を狭帯域増幅
器において充分な振幅値まで増幅し、狭帯域増幅器の出
力信号を二分岐して一方のタイミング信号のピーク値検
出を行い予め設定してある光信号の無入力状態に相当す
る基準電圧値との比較を行い、一致した場合に異常発生
表示信号を光ラッチを駆動する駆動タイミング電流供給
回路に出力し光ラッチへの駆動電流を停止することによ
り、光信号の無入力時に発生する不要雑音を光再生中継
器から出力するのを防止することができる。
【0016】さらに第3の発明によれば、光半導体アン
プへの光入力信号を二分岐して光/電気変換し、光再生
中継器への入力光信号の状態を監視し、予め設定してあ
る光信号の無入力状態に相当する基準電圧値との比較を
行い、一致した場合に異常状態発生表示信号を生成し、
この信号とタイミング系からの異常状態発生表示信号と
の論理積処理を行い、その結果である信号を用いて光ラ
ッチを駆動する駆動タイミング電流供給回路を制御する
ことにより、光信号の無入力状態をタイミング信号と光
データ信号から検出し、信号の無入力時に発生する不要
雑音を光再生中継器から出力されるのを防止することが
できる。
【0017】さらに第4の発明によれば、光半導体アン
プへの光入力信号を二分岐して光/電気変換し、光再生
中継器への入力光信号の状態を監視し、予め設定してあ
る光信号の無入力状態に相当する基準電圧値との比較を
行い、一致した場合に異常状態発生表示信号を生成し、
この信号により光半導体アンプの注入電流を停止すると
ともに、タイミング系からの異常状態発生表示信号との
論理積処理を行い、その結果である信号を用いて光ラッ
チを駆動する駆動タイミング電流供給回路を制御するこ
とにより、光信号の無入力状態をタイミング信号と光デ
ータ信号から検出し、信号の無入力時に発生する不要雑
音を光再生中継器から出力されるのを防止することがで
きるとともに光半導体アンプへの過大注入電流の供給を
防止することができ、光半導体アンプの寿命低下を回避
することができる。
【0018】さらに第5の本発明によれば、光信号が無
入力状態の時のタイミング系、入力監視系の異常状態表
示信号、およびAGC制御系のピーク値レベル監視信号
を用いることにより、光再生中継器の障害監視を行うこ
とができ、ひいては光通信システム全体の信頼性の向上
が可能となる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0020】図1は第1の発明の実施例の光再生中継器
のブロック図である。この光再生中継器は、入力された
光信号を入力し光のまま増幅する光半導体アンプ12と
、この光半導体アンプに対して駆動電流を供給する注入
電流供給回路13と、光半導体アンプ12の出力光を光
アイソレータ14を介して二分岐する光分岐器15と、
この光分岐器において二分岐された光信号の一方を受光
し光信号のままデータラッチを行う光ラッチ17と、光
分岐器15において分岐された他方の光信号を電気信号
に変換するフォトダイオード(フォトデテクタ)16と
、このフォトダイオードの出力信号を増幅する広帯域ア
ンプ18と、この広帯域アンプの出力信号に対して変化
点検出を行う微分回路19と、この微分回路の出力信号
を用いて輝線スペクトラム成分を生成する全波整流回路
20と、この全波整流回路の出力信号よりタイミング信
号を抽出するタイミングタンク21と、このタイミング
タンクの出力信号を増幅する狭帯域増幅器22と、この
狭帯域増幅器の出力信号を用いて光ラッチ17に駆動タ
イミング電流を出力する光ラッチ駆動電流回路23と、
全波整流回路20の出力信号を分岐して入力しその入力
信号のピーク値を検出するピーク値検出回路24と、こ
のピーク値検出回路の出力信号から注入電流供給回路1
3の制御電圧を発生する直流アンプ25とから構成され
ている。
【0021】光ファイバ11を伝送されてきた光信号は
光半導体アンプ12に入力される。光半導体アンプ12
に入力された光信号は、注入電流供給回路15から供給
されている注入電流の量によって設定された利得量によ
って光信号のまま増幅され光半導体アンプ12より光信
号として出力される。光半導体アンプ12における光信
号に対する帯域幅は、〜9テラHz以上でありAPDを
用いた光受信回路では実現できない帯域となっており、
従ってこの光半導体アンプ12における帯域制限は実質
上ほぼ無いと言うことができる。この光半導体アンプの
原理については、“半導体レーザ光増幅器”電子情報・
通信学会技術研究報告,CS82−24を参照されたい
【0022】光半導体アンプ12から出力された光信号
は、反射の影響を除去するアイソレータ14を介して光
分岐器15に入力され二分岐される。二分岐された光信
号はフォトデテクタ16と光ラッチ17に入力される。 ここで、図中への記入は省略したが、光半導体アンプ1
2からの自然放出光雑音等の影響によるS/N劣化を回
避する光学狭帯域フィルタを光半導体アンプ12とアイ
ソレータ14の間に設けることは、有効な手段である。 このフィルタの帯域幅としては、およそ1nm程度のも
のを用いる。フォトデテクタ16に入力された光信号は
光/電気変換が行われ、広帯域アンプ18に入力され、
適切な信号レベルまで増幅される。ここで、伝送路符号
が例えばNRZ(ノン・リターン・トゥ・ゼロ)符号の
場合には、広帯域アンプ18の出力信号にはタイミング
輝線スペクトルは有していない。そこで、微分回路19
,全波整流回路20においてタイミング輝線スペクトル
成分が生成され、タイミングタンク21に入力される。 このタイミングタンク21としては、例えば弾性表面波
フィルタ(SAW)のような安定なものを使用すること
が望ましい。また、フィルタの比帯域:Qは可能な限り
大きいことがタイミング特性の点から望ましいが、実現
性,温度変動の影響等を考慮すると、例えば1000程
度有していれば充分と考えられる。タイミングタンク2
1において抽出されたタイミング信号は、伝送路のデー
タ伝送速度に同期した周波数である。狭帯域増幅器22
では、この周波数成分だけが同調増幅され充分な信号レ
ベルのタイミング信号を、光ラッチ17を駆動するため
の駆動電流回路23に出力する。光ラッチ17では、光
ラッチ駆動電流回路23より供給された、タイミング電
流により光分岐器15より入力された光データ信号の識
別処理を光のまま行い、伝送路へ出力する。この光ラッ
チ17としては、例えば双安定LD等について研究が行
われており、詳細の原理については、例えば鈴木等によ
る電子通信・情報学会:技術研究報告書SE84−62
,“双安定LDを用いた時分割光交換機の検討”198
7年10月を参照されたい。全波整流回路20の出力信
号は、分岐されてピーク値検出回路24に入力される。 ピーク値検出回路24での検出結果は直流アンプ25に
入力される。ここで、直流アンプ25では光ラッチ17
への入力光信号レベルが常に一定になるように、その信
号レベルに相当する基準電圧を有しており、フォトデテ
クタ16からの入力信号との比較を行い、増幅利得を変
えている。したがって、光半導体アンプ12への注入電
流を供給する注入電流供給回路135からの電流値は、
直流アンプ25の出力電圧に応じて変化する。即ち、光
半導体アンプ12の利得が変化することになる。 従って光AGCアンプを構成したことになる。
【0023】以上述べたように光ラッチに供給するタイ
ミング信号を、電気系のタイミング抽出回路において抽
出し、そのタイミング信号を用いて光ラッチ処理を行う
ことにより、光再生中継器から出力される光信号として
、ジッタの少ない良好な特性を有するものを出力するこ
とができる。また、光半導体アンプ12では、光再生中
継器への光入力レベルの変動に追随して、利得可変の増
幅を行う。
【0024】図2は第2の発明の実施例の光再生中継器
のブロック図である。この光再生中継器は、入力された
光信号を入力し光のまま増幅する光半導体アンプ12と
、この光半導体アンプに対して駆動電流を供給する注入
電流供給回路13と、光半導体アンプ12の出力光を光
アイソレータ14を介して二分岐する光分岐器15と、
この光分岐器において二分岐された光信号の一方を受光
し光信号のままデータラッチを行う光ラッチ17と、光
分岐器15において分岐された他方の光信号を電気信号
に変換するフォトダイオード(フォトデテクタ)16と
、このフォトダイオードの出力信号を増幅する広帯域ア
ンプ18と、この広帯域アンプの出力信号に対して変化
点検出を行う微分回路19と、この微分回路の出力信号
を用いて輝線スペクトラム成分を生成する全波整流回路
20と、この全波整流回路の出力信号よりタイミング信
号を抽出するタイミングタンク21と、このタイミング
タンクの出力信号を増幅する狭帯域増幅器22と、この
狭帯域増幅器の出力信号のピーク値を検出する第1のピ
ーク値検出回路232と、この第1のピーク値検出回路
の出力信号を適切なレベルまで増幅し設定基準電圧との
比較を行い、一致したならば異常状態表示信号を発生す
る第1の直流アンプ233と、狭帯域増幅器22の出力
信号と第1の直流アンプ233の出力信号を入力し光ラ
ッチ17に駆動タイミング電流を供給する光ラッチ駆動
電流回路231と、全波整流回路20の出力信号を分岐
して入力しその入力信号のピーク値を検出する第2のピ
ーク値検出回路24と、この第2のピーク値検出回路の
出力信号から注入電流供給回路13の制御電圧を発生す
る第2の直流アンプ13とから構成されている。
【0025】この光再生中継器は、基本的には図1の光
再生中継器と同様の動作を行うが、本実施例においては
、光信号の無入力に対する対応を行っている。
【0026】すなわち、狭帯域増幅器22で増幅された
抽出タイミング信号は、二分岐され一方は光ラッチ駆動
電流回路231に入力され、他方はピーク値検出回路2
32に入力されてピーク値検出が行われる。狭帯域増幅
器22の出力であるタイミング信号は、タイミング周波
数成分だけが選択増幅されている。したがって、信号伝
送時と信号断時の信号レベル差は充分大きい。ピーク値
検出回路232の出力信号は、第1の直流増幅器233
において、比較基準電圧として光再生中継器への光信号
が無入力状態の時のピーク値検出回路232の出力電圧
に相当する設定電圧との比較を行い、異常状態発生表示
信号として、例えばTTLレベルの“H”信号を光ラッ
チ駆動電流回路231に入力し、結果として光無入力状
態を検出したときに光ラッチ17へのタイミング駆動電
流を完全に停止させる。
【0027】したがって、光信号入力が無入力となり、
光半導体アンプ12の利得が最大になるようにAGC制
御が働き、光ラッチ17への光信号入力が雑音が主体的
となったものであっても、結果的には光ラッチ17の動
作が停止しているため、光再生中継器から不要雑音を発
生することはなく、光通信システムとしての信頼性が向
上する。また、電気系タイミング抽出回路においても、
無信号入力状態になると、増幅器の利得が大きいために
不要雑音を発生することがある。しかし、第2の本発明
によれば、光ラッチ17へタイミング抽出回路からの雑
音が入力されても光ラッチ17を作動させる電流自体を
遮断するため、伝送路に雑音が出力されることはない。
【0028】図3は、第3の発明の実施例である。この
光再生中継器は、入力された光信号を二分岐する第1の
光分岐器31と、この第1の光分岐器において二分岐さ
れた光信号の一方を入力し光のまま増幅する光半導体ア
ンプ12と、この光半導体アンプに対して駆動電流を供
給する注入電流供給回路13と、光半導体アンプ12の
出力光を光アイソレータ14を介して二分岐する第2の
光分岐器15と、この第2の光分岐器において二分岐さ
れた光信号の一方を受光し光信号のままデータラッチを
行う光ラッチ17と、前記第2の光分岐器15において
分岐された他方の光信号を電気信号に変換する第1のフ
ォトダイオード(フォトデテクタ)16と、この第1の
フォトダイオードの出力信号を増幅する広帯域アンプ1
8と、この広帯域アンプの出力信号に対して変化点検出
を行う微分回路19と、この微分回路の出力信号を用い
て輝線スペクトラム成分を生成する全波整流回路20と
、この全波整流回路の出力信号よりタイミング信号を抽
出するタイミングタンク21と、このタイミングタンク
の出力信号を増幅する狭帯域増幅器22と、この狭帯域
増幅器の出力信号のピーク値を検出する第1のピーク値
検出回路232と、この第1のピーク値検出回路の出力
信号を適切なレベルまで増幅し第1の設定基準電圧との
比較を行い、一致したならば異常状態表示信号を発生す
る第1の直流アンプ233と、この第1の直流アンプの
出力信号を一方の入力信号とする論理積回路34と、狭
帯域増幅器22の出力信号と論理積回路34の出力信号
を入力し前記光ラッチに駆動タイミング電流を供給する
光ラッチ駆動電流回路35と、全波整流回路20の出力
信号を分岐して入力しその入力信号のピーク値を検出す
る第2のピーク値検出回路24と、この第2のピーク値
検出回路の出力信号から注入電流供給回路13の制御電
圧を発生する第2の直流アンプ25と、第1の光分岐器
31の他方の出力光を受光する第2のフォトダイオード
(フォトデテクタ)32と、この第2のフォトダイオー
ドが受光した平均光電流に相当する電圧信号を入力し第
2の設定基準電圧との比較を行い、一致したならば異常
状態表示信号を論理積回路34に出力する第3の直流ア
ンプとから構成されている。
【0029】この光再生中継器の基本動作は図2の光再
生中継器とほぼ同じであるが、光ラッチ17の停止制御
を、タイミング系からの検出結果だけではなく、光半導
体アンプへの光入力信号すなわち、光再生中継器への入
力光信号の監視結果をも用いて行っている。
【0030】すなわち、光再生中継器への光入力信号は
第1の光分岐器31において二分岐され一方が第2のフ
ォトデテクタ32に入力される。フォトデテクタ32の
出力としては光信号電流の平均値に相当した電圧が第3
の直流アンプ33に出力される。第3の直流アンプ33
では入力された電圧値と無入力状態に相当し、予め設定
されている第2の設定基準電圧(Vref2)との比較
を行い、一致したならば論理積回路34に対して、例え
ばTTLレベルの“H”信号を異常状態発生表示信号と
して出力する。このとき、設定基準電圧としては、光デ
ータ信号のマーク率を考慮し、マーク率が最小の時と誤
りを行わないようにその値よりも小さい電圧値を設定す
る必要がある。論理積回路34ではタイミング回路系か
らの異常状態発生表示信号と、第3の直流アンプ33の
検出結果との論理積処理を行い、両方が例えば“H”レ
ベルの時に、光ラッチ17へのタイミング駆動電流を完
全に停止するための信号を光ラッチ駆動電流回路35に
出力し制御を行う。
【0031】従って、かりに光再生中継器への光入力信
号が無入力となった時でも不要雑音が中継器から発生す
ることを防止することができる。さらには、光半導体ア
ンプ12のトラブルにより、第1のフォトデテクタ16
への入力が無入力状態となっても伝送路26に対して影
響を及ぼすことはない。また制御系としては光半導体ア
ンプの入力信号とタイミング信号のピーク値を検出して
いるため、誤動作によりデータ光信号を欠損することは
ない。
【0032】図4は、第4の発明の実施例である。この
光再生中継器は、入力された光信号を二分岐する第1の
光分岐器31と、この第1の光分岐器において二分岐さ
れた光信号の一方を入力し光のまま増幅する光半導体ア
ンプ12と、この光半導体アンプに対して駆動電流を供
給する注入電流供給回路43と、光半導体アンプ12の
出力光を光アイソレータ14を介して二分岐する第2の
光分岐器15と、この第2の光分岐器において二分岐さ
れた光信号の一方を受光し光信号のままデータラッチを
行う光ラッチ17と、前記第2の光分岐器15において
分岐された他方の光信号を電気信号に変換する第1のフ
ォトダイオード(フォトデテクタ)16と、この第1の
フォトダイオードの出力信号を増幅する広帯域アンプ1
8と、この広帯域アンプの出力信号に対して変化点検出
を行う微分回路19と、この微分回路の出力信号を用い
て輝線スペクトラム成分を生成する全波整流回路20と
、この全波整流回路の出力信号よりタイミング信号を抽
出するタイミングタンク21と、このタイミングタンク
の出力信号を増幅する狭帯域増幅器22と、この狭帯域
増幅回路の出力信号のピーク値を検出する第1のピーク
値検出回路232と、この第1のピーク値検出回路の出
力信号を適切なレベルまで増幅し第1の設定基準電圧と
の比較を行い一致したならば異常状態表示信号を発生す
る第1の直流アンプ233と、この第1の直流アンプの
出力信号を一方の入力信号とする論理積回路34と、狭
帯域増幅器22の出力信号と論理積回路34の出力信号
を入力し前記光ラッチに駆動タイミング電流を供給する
光ラッチ駆動電流回路35と、全波整流回路20の出力
信号を分岐して入力しその入力信号のピーク値を検出す
る第2のピーク値検出回路24と、この第2のピーク値
検出回路の出力信号から注入電流供給回路43の制御電
圧を発生する第2の直流アンプ25と、第1の光分岐器
31の他方の出力光を受光する第2のフォトダイオード
(フォトデテクタ)32と、この第2のフォトダイオー
ドが受光した平均光電流に相当する電圧信号を入力し第
2の設定基準電圧との比較を行い、一致したならば異常
状態表示信号を論理積回路34と注入電流供給回路43
に出力する第3の直流アンプとから構成されている。
【0033】この光再生中継器の基本動作は図3の光再
生中継器とほぼ同じであるが、光ラッチの停止制御を、
タイミング系からの検出結果だけではなく、光半導体ア
ンプへの光入力信号すなわち、光再生中継器への入力光
信号の監視結果をも用いて行い、異常時には光半導体ア
ンプの注入電流の遮断を行っている。
【0034】すなわち、光再生中継器への光入力信号は
第1の光分岐器31において二分岐され一方が第2のフ
ォトデテクタ32に入力される。フォトデテクタ32の
出力としては光信号電流の平均値に相当した電圧が第3
の直流アンプ33に出力される。第3の直流アンプ33
では入力された電圧値と無入力状態に相当し、予め設定
されている第2の設定基準電圧(Vref2)との比較
を行い、一致したならば注入電流供給回路43と論理積
回路34に対して、例えばTTLレベルの“H”信号を
異常状態発生表示信号として出力する。このとき、設定
基準電圧としては、光データ信号のマーク率を考慮し、
マーク率が最小の時と誤りを行わないようにその値より
も小さい電圧値を設定する必要がある。論理積回路34
ではタイミング回路系からの異常状態発生表示信号と、
第3の直流アンプ33の検出結果との論理積処理を行い
、両方が例えば“H”レベルの時に、光ラッチ17への
タイミング駆動電流を完全に停止するための信号を光ラ
ッチ駆動電流回路35に出力し制御を行う。また、注入
電流供給回路43においても第3の直流アンプ33から
入力された異常状態発生表示信号により、光アンプ12
への注入電流の供給を停止する。
【0035】従って、かりに光再生中継器への光入力信
号が無入力となった時でも不要雑音が中継器から発生す
ることを防止することができる。さらには、光半導体ア
ンプ12のトラブルにより、第1のフォトデテクタ16
への入力が無入力状態となっても伝送路26に対して影
響を及ぼすことはない。また制御系としては光半導体ア
ンプの入力信号とタイミング信号のピーク値を検出して
いるため、誤動作によりデータ光信号を欠損することは
ない。一方、光再生中継器への光入力が無入力状態にな
ると、AGC制御系すなわち第2の直流アンプ25は光
アンプ12の利得を増大させる方向で注入電流供給回路
43に対して制御電圧を出力する。この状態の時の動作
は、光アンプ12に対して過大注入電流が供給される恐
れがあり、結果としては光アンプ12の破損を招くこと
が考えられる。しかし、図4では第3の直流アンプ33
からの制御信号により、光再生中継器への光信号が無入
力となったときには光アンプ12への注入電流が遮断さ
れるため、過大電流を供給することはなく、光アンプ1
2の破損を回避することができる。
【0036】図5は、第5の本発明の実施例であり、こ
の光再生中継器は、入力された光信号を二分岐する第1
の光分岐器31と、この第1の光分岐器において二分岐
された光信号の一方を入力し光のまま増幅する光半導体
アンプ12と、この光半導体アンプに対して駆動電流を
供給する注入電流供給回路43と、光半導体アンプ12
の出力光を光アイソレータ14を介して二分岐する第2
の光分岐器15と、この第2の光分岐器において二分岐
された光信号の一方を受光し光信号のままデータラッチ
を行う光ラッチ17と、第2の光分岐器15において分
岐された他方の光信号を電気信号に変換する第1のフォ
トダイオード(フォトデテクタ)16と、この第1のフ
ォトダイオードの出力信号を増幅する広帯域アンプ18
と、この広帯域アンプの出力信号に対して変化点検出を
行う微分回路19と、この微分回路の出力信号を用いて
輝線スペクトラム成分を生成する全波整流回路20と、
この全波整流回路の出力信号よりタイミング信号を抽出
するタイミングタンク21と、このタイミングタンクの
出力信号を増幅する狭帯域増幅器22と、この狭帯域増
幅器の出力信号のピーク値を検出する第1のピーク値検
出回路232と、この第1のピーク値検出回路の出力信
号を適切なレベルまで増幅し第1の設定基準電圧との比
較を行い、一致したならば異常状態表示信号を発生する
第1の直流アンプ233と、この第1の直流アンプの出
力信号を一方の入力信号とする論理積回路34と、狭帯
域増幅器22の出力信号と論理積回路34の出力信号を
入力し光ラッチ17に駆動タイミング電流を供給する光
ラッチ駆動電流回路35と、全波整流回路20の出力信
号を分岐して入力しその入力信号のピーク値を検出する
第2のピーク値検出回路24と、この第2のピーク値検
出回路の出力信号から注入電流供給回路43の制御電圧
を発生する第2の直流アンプ25と、第1の光分岐器3
1の他方の出力光を受光する第2のフォトダイオード(
フォトデテクタ)32と、この第2のフォトダイオード
が受光した平均光電流に相当する電圧信号を入力し第2
の設定基準電圧との比較を行い、一致したならば異常状
態表示信号を論理積回路34と注入電流供給回路43に
出力する第3の直流アンプ33と、第2のピーク値検出
回路24の出力信号を入力信号とし第3の設定基準電圧
との比較を行い、一致したならば異常状態表示信号を発
生する第4の直流アンプ54と、第3の直流アンプ33
の出力信号を入力とする第1のアラーム表示回路55と
、この第1のアラーム表示回路の出力信号と第4の直流
アンプ54の出力信号を入力とする第2のアラーム表示
回路56と、この第2のアラーム表示回路の出力信号と
第1の直流アンプ233の出力信号を入力とする第3の
アラーム表示回路57とから構成されている。
【0037】この光再生中継器は、基本的には図4の光
再生中継器と同様の動作,機能を行うが、光半導体アン
プ12の光入力信号より検出した、異常状態発生表示信
号51と、抽出タイミング信号より検出した異常状態発
生表示信号52、さらには第2のピーク値検出回路24
の出力信号と、予め設定された第3の基準電圧(Vre
f3)とを比較した結果である第4の直流アンプ54の
出力信号53を用いて光再生中継器の障害発生表示(障
害管理)を行うものである。すなわち第1のアラーム表
示回路55は第3の直流アンプ33の出力信号が例えば
“H”レベルの時に外部監視系にアラーム信号を出力す
る。第2,第3のアラーム表示回路56,57もそれぞ
れ入力状態により同様の動作を行う。これらの表示回路
により例えば全ての表示回路の出力に異常表示が有った
時は、光再生中継器の入力が無入力状態であることを意
味する。第2,第3の表示回路56,57が異常表示の
ときは、中継器への光信号は到来しているが、光アンプ
12以後の系において異常が生じていることを示してい
る。第3の表示回路57だけが異常を示しているときは
、タイミング抽出回路の異常によるタイミング信号断の
状態を示すことができる。以上のごとく第5の発明によ
れば、光再生中継器の障害管理を行うことができ、ひい
ては光通信システム全体の信頼性の向上が可能となる。
【0038】
【発明の効果】第1の発明によれば、光ファイバを伝送
されてきた光信号を、光半導体アンプで増幅した後二分
岐し、一方を光ラッチに入力し、二分岐された他方の光
信号は、光/電気変換を行った後電気回路においてタイ
ミング信号を抽出し、光ラッチ処理のタイミング情報と
して光ラッチに入力する構成をとることにより、タイミ
ング信号としてタイミングジッタの極めて少なく高安定
なタイミング信号を確保し、そのタイミング信号を用い
て光ラッチ処理を行うためジッタの累積等はほぼなく光
再生中継器としての特性を向上させることができる。ま
た、電気タイミング抽出回路の全波整流回路の出力信号
を用いてピーク値検出を行い、光半導体アンプの注入電
流供給回路に入力することにより、AGCアンプを構成
することができ、光再生中継器への入力光信号レベルの
変動に充分対応することができる。
【0039】さらに、第2の発明によれば、タイミング
タンクにおいて抽出されたタイミング信号を狭帯域増幅
器において充分な振幅値まで増幅し、狭帯域増幅器の出
力信号を二分岐して一方のタイミング信号のピーク値検
出を行い予め設定してある光信号の無入力状態に相当す
る基準電圧値との比較を行い、一致した場合に異常発生
表示信号を光ラッチを駆動する駆動タイミング電流供給
回路に出力し光ラッチへの駆動電流を停止することによ
り、光信号の無入力時に発生する不要雑音を光再生中継
器から出力するのを防止することができる。
【0040】さらに第3の発明によれば、光半導体アン
プへの光入力信号を二分岐して光/電気変換し、光再生
中継器への入力光信号の状態を監視し、予め設定してあ
る光信号の無入力状態に相当する基準電圧値との比較を
行い、一致した場合に異常状態発生表示信号を生成し、
この信号とタイミング系からの異常状態発生表示信号と
の論理積処理を行い、その結果である信号を用いて光ラ
ッチを駆動する駆動タイミング電流供給回路を制御する
ことにより、光信号の無入力状態をタイミング信号と光
データ信号から検出し、信号の無入力時に発生する不要
雑音を光再生中継器から出力されるのを防止することが
できる。
【0041】さらに第4の発明によれば、光半導体アン
プへの光入力信号を二分岐して光/電気変換し、光再生
中継器への入力光信号の状態を監視し、予め設定してあ
る光信号の無入力状態に相当する基準電圧値との比較を
行い、一致した場合に異常状態発生表示信号を生成し、
この信号により光半導体アンプの注入電流を停止すると
ともに、タイミング系からの異常状態発生表示信号との
論理積処理を行い、その結果である信号を用いて光ラッ
チを駆動する駆動タイミング電流供給回路を制御するこ
とにより、光信号の無入力状態をタイミング信号と光デ
ータ信号から検出し、信号の無入力時に発生する不要雑
音を光再生中継器から出力されるのを防止することがで
きるとともに光半導体アンプへの過大注入電流の供給を
防止することができ、光半導体アンプの寿命低下を回避
することができる。
【0042】さらに第5の発明によれば、光信号が無入
力状態の時のタイミング系、入力監視系の異常状態表示
信号、およびAGC制御系のピーク値レベル監視信号を
用いることにより、光再生中継器の障害監視を行うこと
ができ、ひいては光通信システム全体の信頼性の向上が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例を示す図である。
【図2】第2の発明の実施例を示す図である。
【図3】第3の発明の実施例を示す図である。
【図4】第4の発明の実施例を示す図である。
【図5】第5の発明の実施例を示す図である。
【図6】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
11,26  光ファイバ 13,43  注入電流供給回路 14  光アイソレータ 15,31  光分岐器 16,32  フォトデテクタ 17  光ラッチ 18  広帯域アンプ 19  微分回路 20  全波整流回路 21  タイミングタンク 22  狭帯域増幅器 23,35,231  駆動電流回路 24,232  ピーク値検出回路 25,33,54,233  直流アンプ34  論理
積回路 51,52,53  信号線 55,56,57  アラーム表示回路58,59,6
0  端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ伝送路の伝送信号の再生中継を
    行う光再生中継器において、前記光再生中継器に入力さ
    れた光信号を入力し光のまま増幅する光半導体アンプと
    、前記光半導体アンプに対して駆動電流を供給する注入
    電流供給回路と、前記光半導体アンプの出力光を光アイ
    ソレータを介して二分岐する光分岐器と、前記光分岐器
    において二分岐された光信号の一方を受光し光信号のま
    まデータラッチを行う光ラッチと、前記光分岐器におい
    て分岐された他方の光信号を電気信号に変換するフォト
    ダイオードと、前記フォトダイオードの出力信号を増幅
    する広帯域アンプと、前記広帯域アンプの出力信号に対
    して変化点検出を行う微分回路と、前記微分回路の出力
    信号を用いて輝線スペクトラム成分を生成する全波整流
    回路と、前記全波整流回路の出力信号よりタイミング信
    号を抽出するタイミングタンクと、前記タイミングタン
    クの出力信号を増幅する狭帯域増幅器と、前記狭帯域増
    幅器の出力信号を用いて前記光ラッチに駆動タイミング
    電流を出力する光ラッチ駆動電流回路と、前記全波整流
    回路の出力信号を分岐して入力しその入力信号のピーク
    値を検出するピーク値検出回路と、前記ピーク値検出回
    路の出力信号から前記注入電流供給回路の制御電圧を発
    生する直流アンプとから構成され、前記注入電流供給回
    路の出力電流により前記光半導体アンプの利得を可変と
    することを特徴とする光再生中継器。
  2. 【請求項2】光ファイバ伝送路の伝送信号の再生中継を
    行う光再生中継器において、前記光再生中継器に入力さ
    れた光信号を入力し光のまま増幅する光半導体アンプと
    、前記光半導体アンプに対して駆動電流を供給する注入
    電流供給回路と、前記光半導体アンプの出力光を光アイ
    ソレータを介して二分岐する光分岐器と、前記光分岐器
    において二分岐された光信号の一方を受光し光信号のま
    まデータラッチを行う光ラッチと、前記光分岐器におい
    て分岐された他方の光信号を電気信号に変換するフォト
    ダイオードと、前記フォトダイオードの出力信号を増幅
    する広帯域アンプと、前記広帯域アンプの出力信号に対
    して変化点検出を行う微分回路と、前記微分回路の出力
    信号を用いて輝線スペクトラム成分を生成する全波整流
    回路と、前記全波整流回路の出力信号よりタイミング信
    号を抽出するタイミングタンクと、前記タイミングタン
    クの出力信号を増幅する狭帯域増幅器と、前記狭帯域増
    幅器の出力信号のピーク値を検出する第1のピーク値検
    出回路と、前記第1のピーク値検出回路の出力信号を適
    切なレベルまで増幅し設定基準電圧との比較を行い、一
    致したならば異常状態表示信号を発生する第1の直流ア
    ンプと、前記狭帯域増幅器の出力信号と前記第1の直流
    アンプの出力信号を入力し前記光ラッチに駆動タイミン
    グ電流を供給する光ラッチ駆動電流回路と、前記全波整
    流回路の出力信号を分岐して入力しその入力信号のピー
    ク値を検出する第2のピーク値検出回路と、前記第2の
    ピーク値検出回路の出力信号から前記注入電流供給回路
    の制御電圧を発生する第2の直流アンプとから構成され
    、前記注入電流供給回路の出力電流により前記光半導体
    アンプの利得を可変としさらに前記第1の直流アンプの
    出力信号により前記光ラッチ駆動電流回路の出力電流を
    停止することを特徴とする光再生中継器。
  3. 【請求項3】光ファイバ伝送路の伝送信号の再生中継を
    行う光再生中継器において、前記光再生中継器に入力さ
    れた光信号を二分岐する第1の光分岐器と、前記第1の
    光分岐器において二分岐された光信号の一方を入力し光
    のまま増幅する光半導体アンプと、前記光半導体アンプ
    に対して駆動電流を供給する注入電流供給回路と、前記
    光半導体アンプの出力光を光アイソレータを介して二分
    岐する第2の光分岐器と、前記第2の光分岐器において
    二分岐された光信号の一方を受光し光信号のままデータ
    ラッチを行う光ラッチと、前記第2の光分岐器において
    分岐された他方の光信号を電気信号に変換する第1のフ
    ォトダイオードと、前記第1のフォトダイオードの出力
    信号を増幅する広帯域アンプと、前記広帯域アンプの出
    力信号に対して変化点検出を行う微分回路と、前記微分
    回路の出力信号を用いて輝線スペクトラム成分を生成す
    る全波整流回路と、前記全波整流回路の出力信号よりタ
    イミング信号を抽出するタイミングタンクと、前記タイ
    ミングタンクの出力信号を増幅する狭帯域増幅器と、前
    記狭帯域増幅器の出力信号のピーク値を検出する第1の
    ピーク値検出回路と、前記第1のピーク値検出回路の出
    力信号を適切なレベルまで増幅し第1の設定基準電圧と
    の比較を行い、一致したならば異常状態表示信号を発生
    する第1の直流アンプと、前記第1の直流アンプの出力
    信号を一方の入力信号とする論理積回路と、前記狭帯域
    増幅器の出力信号と前記論理積回路の出力信号を入力し
    前記光ラッチに駆動タイミング電流を供給する光ラッチ
    駆動電流回路と、前記全波整流回路の出力信号を分岐し
    て入力しその入力信号のピーク値を検出する第2のピー
    ク値検出回路と、前記第2のピーク値検出回路の出力信
    号から前記注入電流供給回路の制御電圧を発生する第2
    の直流アンプと、前記第1の光分岐器の他方の出力光を
    受光する第2のフォトダイオードと、前記第2のフォト
    ダイオードが受光した平均光電流に相当する電圧信号を
    入力し第2の設定基準電圧との比較を行い、一致したな
    らば異常状態表示信号を前記論理積回路に出力する第3
    の直流アンプとから構成され、前記注入電流供給回路の
    出力電流により前記光半導体アンプの利得を可変としさ
    らに前記第1の直流アンプの出力信号と前記第3の直流
    アンプの出力信号との論理積処理により前記光ラッチ駆
    動電流回路の出力電流を停止することを特徴とする光再
    生中継器。
  4. 【請求項4】光ファイバ伝送路の伝送信号の再生中継を
    行う光再生中継器において、前記光再生中継器に入力さ
    れた光信号を二分岐する第1の光分岐器と、前記第1の
    光分岐器において二分岐された光信号の一方を入力し光
    のまま増幅する光半導体アンプと、前記光半導体アンプ
    に対して駆動電流を供給する注入電流供給回路と、前記
    光半導体アンプの出力光を光アイソレータを介して二分
    岐する第2の光分岐器と、前記第2の光分岐器において
    二分岐された光信号の一方を受光し光信号のままデータ
    ラッチを行う光ラッチと、前記第2の光分岐器において
    分岐された他方の光信号を電気信号に変換する第1のフ
    ォトダイオードと、前記第1のフォトダイオードの出力
    信号を増幅する広帯域アンプと、前記広帯域アンプの出
    力信号に対して変化点検出を行う微分回路と、前記微分
    回路の出力信号を用いて輝線スペクトラム成分を生成す
    る全波整流回路と、前記全波整流回路の出力信号よりタ
    イミング信号を抽出するタイミングタンクと、前記タイ
    ミングタンクの出力信号を増幅する狭帯域増幅器と、前
    記狭帯域増幅器の出力信号のピーク値を検出する第1の
    ピーク値検出回路と、前記第1のピーク値検出回路の出
    力信号を適切なレベルまで増幅し第1の設定基準電圧と
    の比較を行い、一致したならば異常状態表示信号を発生
    する第1の直流アンプと、前記第1の直流アンプの出力
    信号を一方の入力信号とする論理積回路と、前記狭帯域
    増幅器の出力信号と前記論理積回路の出力信号を入力し
    前記光ラッチに駆動タイミング電流を供給する光ラッチ
    駆動電流回路と、前記全波整流回路の出力信号を分岐し
    て入力しその入力信号のピーク値を検出する第2のピー
    ク値検出回路と、前記第2のピーク値検出回路の出力信
    号から前記注入電流供給回路の制御電圧を発生する第2
    の直流アンプと、前記第1の光分岐器の他方の出力光を
    受光する第2のフォトダイオードと、前記第2のフォト
    ダイオードが受光した平均光電流に相当する電圧信号を
    入力し第2の設定基準電圧との比較を行い、一致したな
    らば異常状態表示信号を前記論理積回路と前記注入電流
    供給回路に出力する第3の直流アンプとから構成され、
    前記注入電流供給回路の出力電流により前記光半導体ア
    ンプの利得を可変とし、さらに前記第3の直流アンプの
    出力信号により前記注入電流供給回路の出力電流をまた
    前記第1の直流アンプの出力信号と前記第3の直流アン
    プの出力信号との論理積処理により前記光ラッチ駆動電
    流回路の出力電流を停止することを特徴とする光再生中
    継器。
  5. 【請求項5】光ファイバ伝送路の伝送信号の再生中継を
    行う光再生中継器において、前記光再生中継器に入力さ
    れた光信号を二分岐する第1の光分岐器と、前記第1の
    光分岐器において二分岐された光信号の一方を入力し光
    のまま増幅する光半導体アンプと、前記光半導体アンプ
    に対して駆動電流を供給する注入電流供給回路と、前記
    光半導体アンプの出力光を光アイソレータを介して二分
    岐する第2の光分岐器と、前記第2の光分岐器において
    二分岐された光信号の一方を受光し光信号のままデータ
    ラッチを行う光ラッチと、前記第2の光分岐器において
    分岐された他方の光信号を電気信号に変換する第1のフ
    ォトダイオードと、前記第1のフォトダイオードの出力
    信号を増幅する広帯域アンプと、前記広帯域アンプの出
    力信号に対して変化点検出を行う微分回路と、前記微分
    回路の出力信号を用いて輝線スペクトラム成分を生成す
    る全波整流回路と、前記全波整流回路の出力信号よりタ
    イミング信号を抽出するタイミングタンクと、前記タイ
    ミングタンクの出力信号を増幅する狭帯域増幅器と、前
    記狭帯域増幅器の出力信号のピーク値を検出する第1の
    ピーク値検出回路と、前記第1のピーク値検出回路の出
    力信号を適切なレベルまで増幅し第1の設定基準電圧と
    の比較を行い、一致したならば異常状態表示信号を発生
    する第1の直流アンプと、前記第1の直流アンプの出力
    信号を一方の入力信号とする論理積回路と、前記狭帯域
    増幅器の出力信号と前記論理積回路の出力信号を入力し
    前記光ラッチに駆動タイミング電流を供給する光ラッチ
    駆動電流回路と、前記全波整流回路の出力信号を分岐し
    て入力しその入力信号のピーク値を検出する第2のピー
    ク値検出回路と、前記第2のピーク値検出回路の出力信
    号から前記注入電流供給回路の制御電圧を発生する第2
    の直流アンプと、前記第1の光分岐器の他方の出力光を
    受光する第2のフォトダイオードと、前記第2のフォト
    ダイオードが受光した平均光電流に相当する電圧信号を
    入力し第2の設定基準電圧との比較を行い、一致したな
    らば異常状態表示信号を前記論理積回路と、前記注入電
    流供給回路に出力する第3の直流アンプと、前記第2の
    ピーク値検出回路の出力信号を入力信号とし第3の設定
    基準電圧との比較を行い、一致したならば異常状態表示
    信号を発生する第4の直流アンプと、前記第3の直流ア
    ンプの出力信号を入力とする第1のアラーム表示回路と
    、前記第1の表示回路の出力信号と前記第4の直流アン
    プの出力信号を入力とする第2のアラーム表示回路と、
    前記第2のアラーム表示回路の出力信号と前記第1の直
    流アンプの出力信号を入力とする第3のアラーム表示回
    路とから構成され、前記注入電流供給回路の出力電流に
    より前記光半導体アンプの利得を可変とし、さらに前記
    第3の直流アンプの出力信号により前記注入電流供給回
    路の出力電流をまた前記第2の直流アンプの出力信号と
    前記第3の直流アンプの出力信号との論理積処理により
    前記光ラッチ駆動電流回路の出力電流を停止し前記アラ
    ーム表示回路により障害表示を行うことを特徴とする光
    再生中継器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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