JPH04244946A - 原子吸光分光光度計 - Google Patents

原子吸光分光光度計

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Publication number
JPH04244946A
JPH04244946A JP3250691A JP3250691A JPH04244946A JP H04244946 A JPH04244946 A JP H04244946A JP 3250691 A JP3250691 A JP 3250691A JP 3250691 A JP3250691 A JP 3250691A JP H04244946 A JPH04244946 A JP H04244946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photodetector
light source
sample
timing
atomization chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP3250691A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Honda
晃 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は様々な物質中に含まれる
金属元素の定量分析を行なう原子吸光分光光度計に関し
、特にフレーム方式の原子吸光分光光度計に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5に示されるフレーム方式の原子吸光
分光光度計の霧化装置では、試料吸上げ用テフロンチュ
ーブ(テフロンはポリ四フッ化エチレンの商標)10を
通って吸い上げられた液体試料12が霧吹き機構のネブ
ライザで噴霧される。噴霧された試料は霧化チェンバ1
4内に設けられたインパクトビードに衝突して粉砕され
、さらに微粒化が進められる。霧化チェンバ14で霧化
した試料はバーナーヘッド16からのフレーム中で原子
化される。そのフレーム中を光源からの光が透過し、原
子吸光が測定される。
【0003】測定光のデータサンプリングを開始するタ
イミングは、測定者が測定開始のスイッチを押すか、図
6に示されるように試料を吸引するテフロンチューブ1
0内に電極18,20を設け、試料が吸引されてその電
極18,20間が導通したときにサンプリング開始を行
なわせるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】測定者が手動でデータ
サンプリング開始のスイッチを押す場合には、自ずと誤
差を生じる。試料吸引チューブに電極を設けて試料の吸
引を測定する方法は水溶液試料には適用することができ
るが、有機溶剤の場合は導通しないものがほとんどであ
り、そのような導通しない試料ではサンプリング開始の
タイミングを知ることはできない。本発明は霧化チェン
バ内で試料が霧化したタイミングを自動的に検出し、そ
のタイミングを基にしてデータサンプリングを行なわせ
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、原子化部の
霧化チェンバ内に設けられたインパクトビードを透明ガ
ラス製としてそのインパクトビード内に光源を設け、霧
化チェンバ内には前記光源から発せられる光を受光する
位置に光検出器を設け、この光検出器の検出信号をデー
タ処理部に入力し、データ処理部ではその検出信号の変
化のタイミングを基にしてデータのサンプリングを開始
する。データサンプリング開始時点は検出信号の変化と
同時、又は検出信号の変化から一定時間後に設定する。
【0006】
【作用】試料が霧化していない状態では、インパクトビ
ード内の光源からの光が光検出器に入力しているが、試
料がネブライザから霧化されて霧化チェンバ内に出てく
ると、光源から光検出器に届く光量が霧により散乱され
て減少する。これにより、光検出器の検出信号は試料の
霧化の前後で変化するので、その変化のタイミングを基
にしてデータサンプリングを開始する。
【0007】
【実施例】図1は一実施例の概略構成図である。22は
原子化部であり、後で図2を参照して詳しく説明される
が、霧化チェンバ24で霧化された試料がバーナーヘッ
ド26からのフレーム28中で原子化される。霧化チェ
ンバ24内にはそのインパクトビード内に光源30が設
けられ、その光源30からの光を検出するために霧化チ
ェンバ内にフォトダイオードなどの光検出器32が設け
られている。
【0008】34は原子化部のフレームに測定光を照射
する光源であり、例えば中空陰極ランプ(ホロカソード
ランプ)が用いられる。36は原子化部を透過してきた
測定光を分光する分光器、38は分光された光を検出す
る光電子増倍管などの光検出器、40は光検出器38の
検出信号を増幅する増幅装置である。42は制御装置で
あり、CPUとインターフェース(I/O)を含んでお
り、光源34の点灯を制御し、分光器36の分光動作を
制御し、増幅装置40から測定データを入力するほか、
霧化チェンバ24内の光検出器32からの検出出力を取
り込み、その検出信号を基にしたタイミングで増幅装置
40からの測定データのサンプリングを開始する。デー
タ処理部は制御装置42に含まれている。制御装置42
には表示部44、操作部46も接続されている。
【0009】図2は原子化部22を詳細に示したもので
ある。霧化チェンバ24の出口側にはバーナーヘッド2
6が設けられ、霧化チェンバ24の基端部にはネブライ
ザ50が設けられている。ネブライザ50には液体試料
を噴霧するキャピラリー52の先端が位置決めされてお
り、キャピラリー52の基端部は試料吸上げ用チューブ
を経て試料瓶に導かれて液体試料を吸引する。キャピラ
リー52の外側には燃焼ガスと助燃ガスが加圧されて供
給され、ネブライザ50から噴出されることにより、キ
ャピラリー52から試料を噴霧する。
【0010】霧化チェンバ24内にはネブライザ50に
対向して透明ガラス製のインパクトビード54が設けら
れており、インパクトビード54内には光源30として
タングステンランプが内蔵されている。56は光源30
を点灯させる電源、58はそのスイッチである。
【0011】霧化チェンバ24内には光源30からの光
を検出する位置に光検出器32が配置されている。光検
出器32の位置は霧化チェンバ24内で光源30からの
光を受光できる位置であればどこでもよいが、この例で
はネブライザ50の近くの壁面に穴が開けられ、その穴
に霧化チェンバ24の外側から光検出器32が挿入され
て固定されている。霧化チェンバ24の下部にはドレイ
ン60が設けられ、吸引されて霧化されなかった試料が
そのドレイン60から排出される。
【0012】光検出器32の検出信号は増幅されて制御
装置42に導かれる。図3に光検出器32の検出信号の
増幅回路の一例を示す。図3では例えば光検出器32の
フォトダイオードが演算増幅器62に接続されてその検
出信号が増幅され、さらに演算増幅器64で増幅された
後、コンパレータ66で基準電圧Vccと比較されて制
御装置42のI/Oボードへ導かれる。
【0013】次に、本実施例の動作について説明する。 測定時に試料はキャピラリー52を経てネブライザ50
から噴霧されて霧化され、霧化チェンバ24内に導入さ
れる。霧化した試料は霧化チェンバ24内で燃焼ガス及
び助燃ガスと混合してバーナーヘッド26へと流れ、フ
レーム28中で原子化され、原子吸収が観測される。
【0014】試料のない状態では光検出器32はインパ
クトビード54中の光源30から出る光を受けて図4に
示されるようにある一定の出力をもっており、制御装置
42にはハイレベルの信号として取り込まれる。霧化チ
ェンバ24に試料が導入されると、光源30からの光が
遮られて光検出器32の出力が低下し、制御装置42に
はローレベルの信号が取り込まれる。制御装置42では
、取り込まれた信号がハイレベルからローレベルとなっ
た瞬間又は、図4のように設定されたある一定時間T0
の後にデータサンプリングを開始する。データサンプリ
ングを続けている時間T1は制御装置42に予め設定し
ておく。
【0015】
【発明の効果】本発明では試料が霧化するタイミングを
霧化チェンバ内のインパクトビード内に設けられた光源
からの光を霧化チェンバ内の光検出器で検出することに
よりモニタし、そのタイミングを基にしてデータサンプ
リングの開始のタイミングを決めるようにしたので、毎
回の測定を同じデータサンプリングのタイミングで行な
うことができ、データの再現性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す構成図である。
【図2】一実施例における霧化チェンバを示す断面図で
ある。
【図3】一実施例における光検出器の増幅回路を示す回
路図である。
【図4】一実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図5】一般的なフレーム方式の原子化部を側面図であ
る。
【図6】試料吸入のタイミングを検出する従来の方法を
示す概略図である。
【符号の説明】
22      原子化部 24      霧化チェンバ 26      バーナーヘッド 30      光源 32      光検出器 50      ネブライザ 54      インパクトビード 42      制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フレーム方式の原子化部の霧化チェン
    バ内に設けられたインパクトビードを透明ガラス製とし
    てそのインパクトビード内に光源を設け、霧化チェンバ
    内には前記光源から発せられる光を受光する位置に光検
    出器を設け、この光検出器の検出信号をデータ処理部に
    入力し、データ処理部ではその検出信号の変化のタイミ
    ングを基にしてデータのサンプリングを開始する原子吸
    光分光光度計。
JP3250691A 1991-01-31 1991-01-31 原子吸光分光光度計 Pending JPH04244946A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3250691A JPH04244946A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 原子吸光分光光度計

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JP3250691A JPH04244946A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 原子吸光分光光度計

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JPH04244946A true JPH04244946A (ja) 1992-09-01

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ID=12360876

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JP3250691A Pending JPH04244946A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 原子吸光分光光度計

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